脳を変える4(総括2)
非日常的な日常
那智さんはわたしとのSM行為において『ゴールは決めていない』。
これは、ゴールを決めることで、わたしが意識してしまわないようにする意味もあるし、ゴールを決めるということはゴールできなかった場合が×になってしまうことを避けたいからという理由からだ。
だから『◯◯ができるように』とか『◯◯になるように』なんて言われたこと、ない。
わたしたちは『調教』をしているわけではないのでできてもできなくてもかまわないのだ。
ただお互いに欲する行為で愛情と快感を感じたいのだからね。
好きな人とキスしたいという気持ちにゴールなんてないものね。
結果的に快感が増すとかできるようになることはあったとしても、それは単なる副産物なのだ。
とはいえ、那智さんの中には『自分のやり方でりん子を幸福にしたい』という明確な欲求があるので、ゴールを示さずとも、漠然とした希望はあると思う。
はじめて会った日の『これがないと生きていかれないだろうの答えを「わかりません」と言ったために、いつか生きていかれないようにしてやろう』というようなものだね。
話しの端々にその希望をわずかに聞かせてもらうことはあっても、『今日のこの行為は、これを得るため』というようなハッキリしたものを示されることは皆無だった。
だからいわゆる『調教』じゃないのね^^
でも、12年かけて『これがないと生きていかれない』状態にしていったように、つねっただけで痴人状態というのも那智さんの中では漠然とした希望だったようだ。
もともと、SM行為はM側の快につなげないと成立しないと考えていた那智さんなので、苦痛=快感を作ることは至極当然のことだったと思うけど、より極端にしたいと思ったのかもしれない。
そこで、わたしの脳にひとつの回路を植え付けることをしてきた。
那智さんは、痛いことをするとき、必ず快感もセットになるようにしてきたそうだ。
痛いことと快感を同時に与えることもあるし、痛いことの後気持ちいいことを続けたり、その逆だったり、とにかく『痛い』だけはしないようにしたらしい。
まあ、日頃、痛いことがあってもいつも最終的には快感のセックスをしているので、同時進行でなくて一日の間に痛い&快感はセットになっているんだけど、おそらく、すこし意識して『痛いの後、気持ちいいこと』(または逆)をしてきたのだ。
それはね。
痛いことの後、必ず快感を得ていれば、脳に『痛いことをすると快感が来る』と植え付けることになる。
それがしっかり植え付けられたら、『痛いことは気持ちいいこと』のうい回路ができあがるだろうということだ。
パブロフの犬のよう。
この回路をつなげることに何年もかけたのだそうだ。
そして、この日、めずらしく、それを試してみようと思ったらしい。
ゴールを決めない『調教』じゃない那智さんのSM行為ではめずらしい意図的に試すことだった。
もちろん、そんなことわたしに話すはずもなく。
多少は精神的高揚もさせてあげようと浴衣緊縛をしたそうだ。
(わたしは浴衣再登場に那智さん自身の意図を計っていたのだけど、違っていたのよ!!)
そして、愛撫など他の刺激も一切加えず洗濯ばさみで挟み、反応を見たのだ。
余談だけど、おもしろいことに、洗濯ばさみを使おうと思ったときに『外した後潰すのはよそう』と決めていたらしい。
洗濯ばさみ=潰すと毎度同じことにしたくない那智さんらしい発想^^
そんなこととは知らず『潰すことを考えたらセーフワードを言いそう』とわたしから弱音が出たので、この偶然もおもしろい。
ただ、そこで『潰さないよ』と約束しないのは那智さんらしいけど、まあ、そこはハッキリさせないほうが自然な反応になると思ったのだろう。
とにかく、そんな脳の回路を通そうと行ってきたことを、めずらしく試す意識でやった洗濯ばさみだったのだけど、思った通りの反応だったから、那智さんとしては大満足だったのだそうだ。
脳でイクなんて言葉をときどき目にするけど、きっとこれとは違うのだろうな。
だってイッてないもん(笑)
脳に勘違いさせる、脳に新しい回路を作る、そんなことだろう。
医学的な脳科学みたいなことと関連つけるつもりはないけど、文学的にいわせていただければ那智さんはわたしの脳にいままでになかった回路を作った。
それが『痛いことは気持ちいい』と錯覚させ体の反応として表に出すことになった。
気分を高揚させてとか那智さんが与えてくれるからという精神に訴えかけるものではなく、体の反応にすることは、じつは揺らぐことのない事実になる。
体の反応にウソはないからね。
その確実性も、目指したところだったのかもしれないな。
ところで、このとき『体の反応』を裏付けるおもしろいことがあった。
洗濯ばさみが終わって電マに移るとき、肩の関節が痛くなってきたので後ろ手に縛った縄を解いてもらって前に縛り直したのだけど、一度縄を解いて解放された肩をほぐすようにゆっくり腕を自然な位置に移動させた。
そのとき凝り固まった関節がピキッと痛みを感じた瞬間に、体がビクンとなってさっきと同じ快感の反応をしてしまったのだ。
条件反射のような反応に我ながらおもしろかった。
鞭や洗濯バサミのSM的要素を含んでいない関節の痛みで快感の反応(笑)
ぜんぜん情緒ないね^^;
<関連エントリー>
ゴールを決めない
ゴールを決めない理由
これがないと生きて行かれない!?
リアル3
非様式美
「等式」感想です。感慨無量だな、私に対しての痛覚の性的快感評価表みたい。いつも思う。本当に正確に私の意志や気持ちを代弁してくれる。ありがとう!
那智さんはわたしとのSM行為において『ゴールは決めていない』。
これは、ゴールを決めることで、わたしが意識してしまわないようにする意味もあるし、ゴールを決めるということはゴールできなかった場合が×になってしまうことを避けたいからという理由からだ。
だから『◯◯ができるように』とか『◯◯になるように』なんて言われたこと、ない。
わたしたちは『調教』をしているわけではないのでできてもできなくてもかまわないのだ。
ただお互いに欲する行為で愛情と快感を感じたいのだからね。
好きな人とキスしたいという気持ちにゴールなんてないものね。
結果的に快感が増すとかできるようになることはあったとしても、それは単なる副産物なのだ。
とはいえ、那智さんの中には『自分のやり方でりん子を幸福にしたい』という明確な欲求があるので、ゴールを示さずとも、漠然とした希望はあると思う。
はじめて会った日の『これがないと生きていかれないだろうの答えを「わかりません」と言ったために、いつか生きていかれないようにしてやろう』というようなものだね。
話しの端々にその希望をわずかに聞かせてもらうことはあっても、『今日のこの行為は、これを得るため』というようなハッキリしたものを示されることは皆無だった。
だからいわゆる『調教』じゃないのね^^
でも、12年かけて『これがないと生きていかれない』状態にしていったように、つねっただけで痴人状態というのも那智さんの中では漠然とした希望だったようだ。
もともと、SM行為はM側の快につなげないと成立しないと考えていた那智さんなので、苦痛=快感を作ることは至極当然のことだったと思うけど、より極端にしたいと思ったのかもしれない。
そこで、わたしの脳にひとつの回路を植え付けることをしてきた。
那智さんは、痛いことをするとき、必ず快感もセットになるようにしてきたそうだ。
痛いことと快感を同時に与えることもあるし、痛いことの後気持ちいいことを続けたり、その逆だったり、とにかく『痛い』だけはしないようにしたらしい。
まあ、日頃、痛いことがあってもいつも最終的には快感のセックスをしているので、同時進行でなくて一日の間に痛い&快感はセットになっているんだけど、おそらく、すこし意識して『痛いの後、気持ちいいこと』(または逆)をしてきたのだ。
それはね。
痛いことの後、必ず快感を得ていれば、脳に『痛いことをすると快感が来る』と植え付けることになる。
それがしっかり植え付けられたら、『痛いことは気持ちいいこと』のうい回路ができあがるだろうということだ。
パブロフの犬のよう。
この回路をつなげることに何年もかけたのだそうだ。
そして、この日、めずらしく、それを試してみようと思ったらしい。
ゴールを決めない『調教』じゃない那智さんのSM行為ではめずらしい意図的に試すことだった。
もちろん、そんなことわたしに話すはずもなく。
多少は精神的高揚もさせてあげようと浴衣緊縛をしたそうだ。
(わたしは浴衣再登場に那智さん自身の意図を計っていたのだけど、違っていたのよ!!)
そして、愛撫など他の刺激も一切加えず洗濯ばさみで挟み、反応を見たのだ。
余談だけど、おもしろいことに、洗濯ばさみを使おうと思ったときに『外した後潰すのはよそう』と決めていたらしい。
洗濯ばさみ=潰すと毎度同じことにしたくない那智さんらしい発想^^
そんなこととは知らず『潰すことを考えたらセーフワードを言いそう』とわたしから弱音が出たので、この偶然もおもしろい。
ただ、そこで『潰さないよ』と約束しないのは那智さんらしいけど、まあ、そこはハッキリさせないほうが自然な反応になると思ったのだろう。
とにかく、そんな脳の回路を通そうと行ってきたことを、めずらしく試す意識でやった洗濯ばさみだったのだけど、思った通りの反応だったから、那智さんとしては大満足だったのだそうだ。
脳でイクなんて言葉をときどき目にするけど、きっとこれとは違うのだろうな。
だってイッてないもん(笑)
脳に勘違いさせる、脳に新しい回路を作る、そんなことだろう。
医学的な脳科学みたいなことと関連つけるつもりはないけど、文学的にいわせていただければ那智さんはわたしの脳にいままでになかった回路を作った。
それが『痛いことは気持ちいい』と錯覚させ体の反応として表に出すことになった。
気分を高揚させてとか那智さんが与えてくれるからという精神に訴えかけるものではなく、体の反応にすることは、じつは揺らぐことのない事実になる。
体の反応にウソはないからね。
その確実性も、目指したところだったのかもしれないな。
ところで、このとき『体の反応』を裏付けるおもしろいことがあった。
洗濯ばさみが終わって電マに移るとき、肩の関節が痛くなってきたので後ろ手に縛った縄を解いてもらって前に縛り直したのだけど、一度縄を解いて解放された肩をほぐすようにゆっくり腕を自然な位置に移動させた。
そのとき凝り固まった関節がピキッと痛みを感じた瞬間に、体がビクンとなってさっきと同じ快感の反応をしてしまったのだ。
条件反射のような反応に我ながらおもしろかった。
鞭や洗濯バサミのSM的要素を含んでいない関節の痛みで快感の反応(笑)
ぜんぜん情緒ないね^^;
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ゴールを決めない
ゴールを決めない理由
これがないと生きて行かれない!?
リアル3
非様式美
「等式」感想です。感慨無量だな、私に対しての痛覚の性的快感評価表みたい。いつも思う。本当に正確に私の意志や気持ちを代弁してくれる。ありがとう!
セーフワード1
独り言
SMや主従において用いられる『セーフワード』。
(ずっとセーフティワードって書いていたけど、こっちが正解?のようなので以後、セーフワードで^^)
痛いことや苦しいことのギリギリを突くSM行為や抵抗もひとつのプレイの空間において、本当の限界を伝えるために取り決めておく言葉。
もともとは加虐と被虐嗜好を安全に行うためのものだったと思うけど、時々目にする主従関係の方の中ではこちら側の快楽のためというより、好きに使っていただくためのこちら側のバロメーター的役割もあるみたいなので、当初の意味合いとはまた違った種類も増えているようにも思う。
とにかく、そのセーフワード。
那智さんのそれは『痛すぎます』だ。
この言葉が意味するところは後で書くとして。
その言葉が誕生した経緯を聞いたので、まずはご紹介^^
わたしが『セーフワード』の存在を知ったのは、まだSMに憧れていた頃。
自分の想像する世界やチラッと見聞きする『SM』は物語の中か男性のための風俗の話で、自分が経験できるとは思っていなかった20代前半の頃だったと思う。
当時読んだ小説の中に『セーフワード』が登場していたのだ。
SM小説ではなくて普通のミステリーだったのだけど、その中の1場面でSMプレイを描写していたのだ。
ああ、そうか、たしかに本当に痛いことを望みつつも、骨折や切断なんてできないし、そういう合図が必要なんだなと知ったのだ。
(いま、思えば、その小説を読んでも自分が味わえるとは思わなかったなぁ、本訳本だったからかな^^;)
そんなふうにわたしは外部からの情報で、その存在を知ったので、那智さんはどうやって知って、どうやって作ったのか。
そしたらね。
ホントに!?と思うけど、那智さん外部からの情報じゃなかったのだそうだ。
何度も書いているから、ちょっとくり返ししなっちゃうけど^^;
那智さんが少年や思春期の頃はSMは一部の変質者がするものという存在だった。
わたしの10代〜20代にかけても、たぶん、その認識。
だからね、小さい頃から時代劇で拷問される女性にワクワクして、好きな女の子に自分のうんこを食べさせたいと思っていた那智さんは、性行為をリアルに想像する思春期の頃にとても悩んだのです。
悪代官と町娘、借金の肩に、弱味を握られて、そんなふうに男女に圧倒的な力の差がある関係の中、行われる性行為を現代社会で犯罪にならず行うにはどうしたらいいのかってね。
そんな中、その行為自体もいろいろ考えるわけです^^
本当に嫌がる女性に無理矢理したい。
でも、実際問題、本当に嫌がることをしたら犯罪になってしまうから、それはできない。
かといって、演技で嫌がられるのはうれしくない。
だとしたら、ギリギリ限界を知らせる合図を決めればいいんだ!!と中高生の頃の那智少年は想像していたそうなのです。
SMがポピュラーになるずっと前のしかも中高生の頃に外部からの情報なしでセーフワードを考えていたなんて、なんだかできすぎていませんか!?と思うけど、聞けば、想像していたのは言葉ではなくて『合図』だったそうで、その具体性が妙な納得をさせてくれる。
で、時を経て『痛すぎます』になったのだけど、なぜ『痛すぎます』なのか、は、わたしの想像を交えて次回お話いたします^^
こうやって那智さんのお話を聞いていると、セーフワードもそうだし『奴隷の起源』もそうだし、いまから30年40年前少年時代からSMが小説の中のお話でしかなかった頃の那智さんは、とにかくいろいろ想像していた。
どうやったら実現できるのか、とても考え、ときに諦めや苦悩も感じていたのではないかなと思う。
でも、その経緯があったから、M側が喜びに繋がらないと成立しないという考えに至ったわけだし、それがいまの『可愛がるSM』を作ったのだと思うと、苦悩も悪くないかな^^と思う。
わたしは那智さんの少年時代のSMに関するお話を聞くことが大好きだ。
苦悩を背負う那智さんに切なくなるし、自分を重ねてわたしだけじゃなかったんだと安堵の気持ちにもなる。
その苦悩した那智さんと、いま那智さんのしたい方法で心置きなくSMやセックスをしてくれることが本当にうれしいと思えるからだ。
セーフワードの経緯などもそんな気持ちにさせてもらってうれしかった^^
次回は『痛すぎます』について^^
「等式」感想です。おかずとしての小説や動画は無理矢理から少し良くなって行くのが王道で好きです。(笑)
SMや主従において用いられる『セーフワード』。
(ずっとセーフティワードって書いていたけど、こっちが正解?のようなので以後、セーフワードで^^)
痛いことや苦しいことのギリギリを突くSM行為や抵抗もひとつのプレイの空間において、本当の限界を伝えるために取り決めておく言葉。
もともとは加虐と被虐嗜好を安全に行うためのものだったと思うけど、時々目にする主従関係の方の中ではこちら側の快楽のためというより、好きに使っていただくためのこちら側のバロメーター的役割もあるみたいなので、当初の意味合いとはまた違った種類も増えているようにも思う。
とにかく、そのセーフワード。
那智さんのそれは『痛すぎます』だ。
この言葉が意味するところは後で書くとして。
その言葉が誕生した経緯を聞いたので、まずはご紹介^^
わたしが『セーフワード』の存在を知ったのは、まだSMに憧れていた頃。
自分の想像する世界やチラッと見聞きする『SM』は物語の中か男性のための風俗の話で、自分が経験できるとは思っていなかった20代前半の頃だったと思う。
当時読んだ小説の中に『セーフワード』が登場していたのだ。
SM小説ではなくて普通のミステリーだったのだけど、その中の1場面でSMプレイを描写していたのだ。
ああ、そうか、たしかに本当に痛いことを望みつつも、骨折や切断なんてできないし、そういう合図が必要なんだなと知ったのだ。
(いま、思えば、その小説を読んでも自分が味わえるとは思わなかったなぁ、本訳本だったからかな^^;)
そんなふうにわたしは外部からの情報で、その存在を知ったので、那智さんはどうやって知って、どうやって作ったのか。
そしたらね。
ホントに!?と思うけど、那智さん外部からの情報じゃなかったのだそうだ。
何度も書いているから、ちょっとくり返ししなっちゃうけど^^;
那智さんが少年や思春期の頃はSMは一部の変質者がするものという存在だった。
わたしの10代〜20代にかけても、たぶん、その認識。
だからね、小さい頃から時代劇で拷問される女性にワクワクして、好きな女の子に自分のうんこを食べさせたいと思っていた那智さんは、性行為をリアルに想像する思春期の頃にとても悩んだのです。
悪代官と町娘、借金の肩に、弱味を握られて、そんなふうに男女に圧倒的な力の差がある関係の中、行われる性行為を現代社会で犯罪にならず行うにはどうしたらいいのかってね。
そんな中、その行為自体もいろいろ考えるわけです^^
本当に嫌がる女性に無理矢理したい。
でも、実際問題、本当に嫌がることをしたら犯罪になってしまうから、それはできない。
かといって、演技で嫌がられるのはうれしくない。
だとしたら、ギリギリ限界を知らせる合図を決めればいいんだ!!と中高生の頃の那智少年は想像していたそうなのです。
SMがポピュラーになるずっと前のしかも中高生の頃に外部からの情報なしでセーフワードを考えていたなんて、なんだかできすぎていませんか!?と思うけど、聞けば、想像していたのは言葉ではなくて『合図』だったそうで、その具体性が妙な納得をさせてくれる。
で、時を経て『痛すぎます』になったのだけど、なぜ『痛すぎます』なのか、は、わたしの想像を交えて次回お話いたします^^
こうやって那智さんのお話を聞いていると、セーフワードもそうだし『奴隷の起源』もそうだし、いまから30年40年前少年時代からSMが小説の中のお話でしかなかった頃の那智さんは、とにかくいろいろ想像していた。
どうやったら実現できるのか、とても考え、ときに諦めや苦悩も感じていたのではないかなと思う。
でも、その経緯があったから、M側が喜びに繋がらないと成立しないという考えに至ったわけだし、それがいまの『可愛がるSM』を作ったのだと思うと、苦悩も悪くないかな^^と思う。
わたしは那智さんの少年時代のSMに関するお話を聞くことが大好きだ。
苦悩を背負う那智さんに切なくなるし、自分を重ねてわたしだけじゃなかったんだと安堵の気持ちにもなる。
その苦悩した那智さんと、いま那智さんのしたい方法で心置きなくSMやセックスをしてくれることが本当にうれしいと思えるからだ。
セーフワードの経緯などもそんな気持ちにさせてもらってうれしかった^^
次回は『痛すぎます』について^^
「等式」感想です。おかずとしての小説や動画は無理矢理から少し良くなって行くのが王道で好きです。(笑)
セーフワード2
りん子的独り言(生意気)
わたしはそんなに知識があるわけではないので、世のセーフワードの意味合いなどを理解できているわけではありません。
また、『SM行為』で性的嗜好を満たすことや、わたしたち的な上下関係においてのものなので、たとえば、わたしたちのように『痛いこと』もけっこうする場合と、違うことに重点を置く付き合いだったり遠距離などで表情などを見ながら行うことが難しい人たちだとセーフワードの質が違うのかもしれないので、一概に語れないとは思うけど、わたしたちのセーフワードのお話を。
SM行為において、多少の拒否や抗いはオプションではあるし(笑)、少しの無理の先に甘美な世界が広がっていたりするので、ある程度我慢は必要だけれども、受け手の判断で限界!!になった場合に行為をストップしてもらう合図を事前に決める。
わたしたちのそれは『痛すぎます』。
これは付き合いはじめた初期の頃に、まず提示してくれた。
もう限界だと思ったら「痛すぎます」ということねって。
そのときは、憧れのセーフワードにドキドキわくわくして、あまり深く考えずに納得していたけれど、これにはちゃんと那智さんの意図が含まれていたのだ。
文字を見ればわかることだけど、わたしの限界を伝えていいのは『痛いこと』だけ。
どんなに恥ずかしくても、どんなに怖くても、限界を伝えることができない。
だって、恥ずかしくて死にはしないもんね(笑)
ということだ。
だから、百貨店で四つん這いになることも、下着でホテル街を歩くことも、乳首を針で貫通させることも、どんなに恥ずかしくても、どんなに怖くても、那智さんがやると決めたらやるのだ。
(針を貫通させた結果痛みで『痛すぎます』は有効 笑)
わたしには性的な場面での拒否権がないので、そもそも基本拒否はないのだけど、それにしても『痛いこと』以外の限界を認めないなんて、なんて理不尽なのだ!!(笑)
那智さんがそんな決まりを作るには、当然理由がある。
以下、推測です^^
セーフワードは安全にSM行為を行う重要なことではあるけれど、使いようによってはこちら側が主導権を握るためのカードになりかねないというのはご理解いただけるだろうか。
だって、限界なんて本人にしかわからないのだから、如何ようにもできるよね。
わたしだって、洗濯バサミを外した後に潰すことを想定して早めに『痛すぎます』を発動してしまったことがあるくらいだもの。
その他の場面で自由に使えるようになると、お外わんこも針も、もしかしたら『恥ずかしすぎます』『怖すぎます』を発動させて、うまい具合に回避してしまう可能性だってある。
忠実なM女さんたちにはそんな邪念はないのだろうけど、わたしのようなヘタレ女は、きっとコソッと回避しちゃうかもしれない。
これをくり返すと、いつの間にか主導権をこちらが握ることになってしまうわけ。
そして、どの行為においてもセーフワードが使えるということは、どの行為でもわたしの裁量に委ねることになり、その結果の責任の所在がわたしになることも想像できる。
何かしらの不具合(危険や精神的負担)が生じたとき、発動しなかったのはわたしなのだからその不具合も自分の責任になるわけだ。
とくに、かつてのわたしのような女は相手の顔色を伺うところがあって、ここで発動したらダメなんじゃないかと思って不具合が湧きそうなことも我慢してしまう傾向がある。
そうなると、事後の不具合も『発動しなかった』責任として、わたし自身の責任と感じてしまうのだ。
これでは思い切り那智さんに委ねることができなくなる。
SM行為で性的嗜好を満たすためには、こちらが限界と思うことのほんの少し上を行き、じわじわと否応なく限界を広げていく先に快感があるので、できるだけこちら側に限界の判断はさせてほしくないし。
那智さんに全面的に委ね、その結果も那智さんの責任であることが、わたしたちの上下なので、わたしの裁量で限界をコントロールしてしまえることも不適切。
上下の上の那智さんは『すべてはする側の責任である』という考えを持っているので、わたしに最終的な決定権を持たせるようなことはしないのだ。
ということで、一見、理不尽に見える『痛すぎます』にも、きっとそんな意図もあるのだろうなと想像する。
性的場面で、またわたしたちの場合は関係性においても、『那智さんに委ねる』なので、生命の危機に晒されない限りわたしに『わたしが判断する』限界はないというのは、正解なのだ。
(生命さえも委ねるとは、あえて言わない 笑)
痛いことは別として。
セーフワードは発動させちゃいけないんだ
と那智さんはいう。
絶対無理なことは当然しないし、逆にさほど無理なく遂行できてしまうこともさせない。
その絶妙なさじ加減。
『痛すぎます』以外は認められないわたしはただひたすら那智さんが繰り出す世界の中で翻弄され、気がつけば限界を広げられている。
これが那智さんの『痛すぎます』のセーフワード。
そうそう、もしかしたら『苦しすぎます』も加えたほうがいいかもしれませんね^^
くり返しますが、遠距離で会えないとか、こちらの状況をつぶさにお見せできないなど、たとえばパートナーがそばにいなくて危険から身を守ってもらえないような場合は、またセーフワードの意味合いは違ってくるはずです。
どうか、その場合は危険から身を守ることを優先して遠慮なくセーフワードを発動してほしいと願います。
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百貨店で四つん這い、いくつか
成功なの?失敗なの?
キーパーソンは清掃員12345
精神の露出2『シーン1』
精神の露出4『シーン2』
境い目なし
下着で歩く!!
コートの下1234567
針貫通!!!
恐怖体験
本当に怖いのは?
拒否権なし
拒否権なし
意思表示可絶対服従
「等式」感想です。うーん、セーフワードで検索するとたくさん出てきます。SMの専門用語だそうです、(笑)わかるのですがこれ、定義したのも使われ始めたのもそんなに古いことではないと思うよ。それを普遍的なマニュアルみたいな言い方で決めつけられると気に入らないない。
自分の欲望に何らかの危険が伴い、「やめて」と言われて興醒めしたくないなら普通そのくらい考えると思うよ。独り言でした。(笑)
わたしはそんなに知識があるわけではないので、世のセーフワードの意味合いなどを理解できているわけではありません。
また、『SM行為』で性的嗜好を満たすことや、わたしたち的な上下関係においてのものなので、たとえば、わたしたちのように『痛いこと』もけっこうする場合と、違うことに重点を置く付き合いだったり遠距離などで表情などを見ながら行うことが難しい人たちだとセーフワードの質が違うのかもしれないので、一概に語れないとは思うけど、わたしたちのセーフワードのお話を。
SM行為において、多少の拒否や抗いはオプションではあるし(笑)、少しの無理の先に甘美な世界が広がっていたりするので、ある程度我慢は必要だけれども、受け手の判断で限界!!になった場合に行為をストップしてもらう合図を事前に決める。
わたしたちのそれは『痛すぎます』。
これは付き合いはじめた初期の頃に、まず提示してくれた。
もう限界だと思ったら「痛すぎます」ということねって。
そのときは、憧れのセーフワードにドキドキわくわくして、あまり深く考えずに納得していたけれど、これにはちゃんと那智さんの意図が含まれていたのだ。
文字を見ればわかることだけど、わたしの限界を伝えていいのは『痛いこと』だけ。
どんなに恥ずかしくても、どんなに怖くても、限界を伝えることができない。
だって、恥ずかしくて死にはしないもんね(笑)
ということだ。
だから、百貨店で四つん這いになることも、下着でホテル街を歩くことも、乳首を針で貫通させることも、どんなに恥ずかしくても、どんなに怖くても、那智さんがやると決めたらやるのだ。
(針を貫通させた結果痛みで『痛すぎます』は有効 笑)
わたしには性的な場面での拒否権がないので、そもそも基本拒否はないのだけど、それにしても『痛いこと』以外の限界を認めないなんて、なんて理不尽なのだ!!(笑)
那智さんがそんな決まりを作るには、当然理由がある。
以下、推測です^^
セーフワードは安全にSM行為を行う重要なことではあるけれど、使いようによってはこちら側が主導権を握るためのカードになりかねないというのはご理解いただけるだろうか。
だって、限界なんて本人にしかわからないのだから、如何ようにもできるよね。
わたしだって、洗濯バサミを外した後に潰すことを想定して早めに『痛すぎます』を発動してしまったことがあるくらいだもの。
その他の場面で自由に使えるようになると、お外わんこも針も、もしかしたら『恥ずかしすぎます』『怖すぎます』を発動させて、うまい具合に回避してしまう可能性だってある。
忠実なM女さんたちにはそんな邪念はないのだろうけど、わたしのようなヘタレ女は、きっとコソッと回避しちゃうかもしれない。
これをくり返すと、いつの間にか主導権をこちらが握ることになってしまうわけ。
そして、どの行為においてもセーフワードが使えるということは、どの行為でもわたしの裁量に委ねることになり、その結果の責任の所在がわたしになることも想像できる。
何かしらの不具合(危険や精神的負担)が生じたとき、発動しなかったのはわたしなのだからその不具合も自分の責任になるわけだ。
とくに、かつてのわたしのような女は相手の顔色を伺うところがあって、ここで発動したらダメなんじゃないかと思って不具合が湧きそうなことも我慢してしまう傾向がある。
そうなると、事後の不具合も『発動しなかった』責任として、わたし自身の責任と感じてしまうのだ。
これでは思い切り那智さんに委ねることができなくなる。
SM行為で性的嗜好を満たすためには、こちらが限界と思うことのほんの少し上を行き、じわじわと否応なく限界を広げていく先に快感があるので、できるだけこちら側に限界の判断はさせてほしくないし。
那智さんに全面的に委ね、その結果も那智さんの責任であることが、わたしたちの上下なので、わたしの裁量で限界をコントロールしてしまえることも不適切。
上下の上の那智さんは『すべてはする側の責任である』という考えを持っているので、わたしに最終的な決定権を持たせるようなことはしないのだ。
ということで、一見、理不尽に見える『痛すぎます』にも、きっとそんな意図もあるのだろうなと想像する。
性的場面で、またわたしたちの場合は関係性においても、『那智さんに委ねる』なので、生命の危機に晒されない限りわたしに『わたしが判断する』限界はないというのは、正解なのだ。
(生命さえも委ねるとは、あえて言わない 笑)
痛いことは別として。
セーフワードは発動させちゃいけないんだ
と那智さんはいう。
絶対無理なことは当然しないし、逆にさほど無理なく遂行できてしまうこともさせない。
その絶妙なさじ加減。
『痛すぎます』以外は認められないわたしはただひたすら那智さんが繰り出す世界の中で翻弄され、気がつけば限界を広げられている。
これが那智さんの『痛すぎます』のセーフワード。
そうそう、もしかしたら『苦しすぎます』も加えたほうがいいかもしれませんね^^
くり返しますが、遠距離で会えないとか、こちらの状況をつぶさにお見せできないなど、たとえばパートナーがそばにいなくて危険から身を守ってもらえないような場合は、またセーフワードの意味合いは違ってくるはずです。
どうか、その場合は危険から身を守ることを優先して遠慮なくセーフワードを発動してほしいと願います。
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百貨店で四つん這い、いくつか
成功なの?失敗なの?
キーパーソンは清掃員12345
精神の露出2『シーン1』
精神の露出4『シーン2』
境い目なし
下着で歩く!!
コートの下1234567
針貫通!!!
恐怖体験
本当に怖いのは?
拒否権なし
拒否権なし
意思表示可絶対服従
「等式」感想です。うーん、セーフワードで検索するとたくさん出てきます。SMの専門用語だそうです、(笑)わかるのですがこれ、定義したのも使われ始めたのもそんなに古いことではないと思うよ。それを普遍的なマニュアルみたいな言い方で決めつけられると気に入らないない。
自分の欲望に何らかの危険が伴い、「やめて」と言われて興醒めしたくないなら普通そのくらい考えると思うよ。独り言でした。(笑)
SMに音楽は必要か(決戦前)
独特な幸福感
秋のさわやかな風の中、朝イチからバーベキュー^^
お腹いっぱい、ほどほどに酔い、ホテルへ。
ほどほどでいい具合だったのに帰りの電車に乗る前に残った焼酎を一気にあおってしまった那智さんは結局ほどほど以上だったけど (笑)
わたしは父の影響もあって激しく酔っぱらう男性が苦手なのだ。
「まあまあ、酔っぱらっちゃって」と寛容な目で見ることができない。
那智さんは暴力や暴言はもちろん、よそ様に迷惑をかけるような酔っぱらいにはならないけど、暴走したりひたすら寝てしまったりするので、そうなると残念な気持ちになってしまう。
いや、それでよく那智さんと付き合えますね!?と総ツッコミされそうだけど、案外最後の一線はそこそこ守ってくれるし、日頃は駅までの道のりくらいだから、被害拡大するまで行かないので、セーフなのだ(笑)
バーベキューからホテルまではそれなりに移動するので、帰りの道のりよりは長い時間お外でご一緒するので、ちょっと被害拡大しやすい^^;
で、電車の中でジャンケンしっぺ(ジャンケンして負けたほうがしっぺされる)に付き合わさせれたりするのだ(笑)
この日は、そういう暴走はなかったけど、ひたすら『ぐわんぐわん』と揺れながら寝ちゃって、恥ずかしかった。
隣りが空席だったから迷惑かからなかったけど、万が一人が乗ってきたら申し訳ないので、一度起こして端に座っていたわたしとポジションチェンジしてもらったりして過ごした。
(といいつつ、最初にわたしを端に座らせてくれる気持ちは健在だったりする^^)
そんなくらいで残念な気持ちになるわたしもダメなのかなぁと思うけど、ホテルに入ってから、ちょっとだけよそよそしい感じになってしまった。
なんで、よそよそしいの?
と聞いてくれる那智さんに酔っぱらってて残念だったことを伝える。
席を変わったことは憶えていなかったようで、すこしかわいそうだと思ってくれたのか、ぜんぜん関係なくただの気分だったのか、その後お風呂に入ったら髪を洗ってくれた。
バスタブから頭を出した状態のわたしの髪をゴシゴシ。
お返しに体を洗って差し上げて、おかげさまでご機嫌直す^^;
お風呂から上がってベッドに腰かける那智さんの足下に呼ばれて、バスタオルで髪を拭いてくれた。
ホクホク。
しあわせだなぁ。
こんなふうに大人の女を子どもみたいに扱うと思ったら、痣だらけになるほど痛いこともするわけで、なかなかこの両立は稀少だなとガシガシされながら思う。
でも、那智さんにとってはどれも『可愛がっている』ことなので、じつはとても単純な構図だったりするのだと、納得する。
すこし疲れていたので耳掃除だけ先にしてマッサージは後でにしてもらった。
わたしたちの間ではマッサージのクオリティを重視するので、疲れていたら回復するまで待ってもらえるのだ。
耳と手のひらを追加されたので、そうする。
有線をいつもの『フォーク』に合わせた。
わりと大きめの音量。
耳と手のひらを終えて、お昼寝体勢を整えようとしたら『音量を下げることと空調オフ』を指示された。
那智さんは音楽が流れる中、眠るの、好きみたいなんだ^^
那智さんのOKが出るまで音量をピピピと下げ、空調を消す。
灯りを落したら、それほど経たずに寝息が聞こえてきた。
アラームをセットして目を閉じるけど、空調を消した分、BGMが目立ってしまうような気がして気になってダメ^^;
こそっと起きて、さらにふたつほど下げて改めて眠る。
アラームで目覚める。
那智さん、まだスッキリしないみたい。
酔いが残っているのかな、それとも疲れかな、ぼーっとした感じから抜け出せずにいた。
マッサージの続きをする。
なんだか、この後、気力を振り絞りセックスを開始させることが忍びなくなる。
もみもみしながら
いいですよ
抱きしめてキスして、あとは手ですこししてくれたら(笑)
そういう日もあります
それでもバーベキューの楽しさを選んだんですもん
セックスにおいて主導し続ける那智さんも大変だな〜。
たまにはサボりたいこともありますよね。
そんなふうに思いながらモミモミしていたら、マッサージとわたしの『そういう気持ち』の効果で気力復活してきてくれた。
こういう流れ、昔のわたしだったらプライドが邪魔して拗ねてしまっていたけど、いまは素直に受け取れるし、素直に喜べる。
パンパンと手を叩いて、自ら気合いを入れる那智さん
土俵入りみたいだな(笑)
なんて笑い合えるのもうれしい。
そうそう。
那智さん、音楽消しませんか?
かなり絞った音量ではあるけれど、フォークソングは流れ続けている。
すでに二度敗北しているのだから、もういい加減諦めましょうよ。
今日は有線をかけたときから、セックスが始まるときに消すことを提案しようと思っていたから、そのように提案した。
SMのシーンで音楽は邪魔だ。
しかも、歌詞を追ってしまうようなフォークソングは鬼門。
散々苦い思いをしたのだから、今日は事前に対処しましょうよ。
そう思ってした提案のお返事は
いや、消さなくていいよ
だった。
そして、あらたな戦いの幕は切って落された。
あ〜、本題まで辿りつけず引っぱる!!
ごめんなさい!!
でも、これも『等式』お付き合いください(笑)
<関連エントリー>
SMに音楽は必要か
SMに音楽は必要か 二回戦
秋のさわやかな風の中、朝イチからバーベキュー^^
お腹いっぱい、ほどほどに酔い、ホテルへ。
ほどほどでいい具合だったのに帰りの電車に乗る前に残った焼酎を一気にあおってしまった那智さんは結局ほどほど以上だったけど (笑)
わたしは父の影響もあって激しく酔っぱらう男性が苦手なのだ。
「まあまあ、酔っぱらっちゃって」と寛容な目で見ることができない。
那智さんは暴力や暴言はもちろん、よそ様に迷惑をかけるような酔っぱらいにはならないけど、暴走したりひたすら寝てしまったりするので、そうなると残念な気持ちになってしまう。
いや、それでよく那智さんと付き合えますね!?と総ツッコミされそうだけど、案外最後の一線はそこそこ守ってくれるし、日頃は駅までの道のりくらいだから、被害拡大するまで行かないので、セーフなのだ(笑)
バーベキューからホテルまではそれなりに移動するので、帰りの道のりよりは長い時間お外でご一緒するので、ちょっと被害拡大しやすい^^;
で、電車の中でジャンケンしっぺ(ジャンケンして負けたほうがしっぺされる)に付き合わさせれたりするのだ(笑)
この日は、そういう暴走はなかったけど、ひたすら『ぐわんぐわん』と揺れながら寝ちゃって、恥ずかしかった。
隣りが空席だったから迷惑かからなかったけど、万が一人が乗ってきたら申し訳ないので、一度起こして端に座っていたわたしとポジションチェンジしてもらったりして過ごした。
(といいつつ、最初にわたしを端に座らせてくれる気持ちは健在だったりする^^)
そんなくらいで残念な気持ちになるわたしもダメなのかなぁと思うけど、ホテルに入ってから、ちょっとだけよそよそしい感じになってしまった。
なんで、よそよそしいの?
と聞いてくれる那智さんに酔っぱらってて残念だったことを伝える。
席を変わったことは憶えていなかったようで、すこしかわいそうだと思ってくれたのか、ぜんぜん関係なくただの気分だったのか、その後お風呂に入ったら髪を洗ってくれた。
バスタブから頭を出した状態のわたしの髪をゴシゴシ。
お返しに体を洗って差し上げて、おかげさまでご機嫌直す^^;
お風呂から上がってベッドに腰かける那智さんの足下に呼ばれて、バスタオルで髪を拭いてくれた。
ホクホク。
しあわせだなぁ。
こんなふうに大人の女を子どもみたいに扱うと思ったら、痣だらけになるほど痛いこともするわけで、なかなかこの両立は稀少だなとガシガシされながら思う。
でも、那智さんにとってはどれも『可愛がっている』ことなので、じつはとても単純な構図だったりするのだと、納得する。
すこし疲れていたので耳掃除だけ先にしてマッサージは後でにしてもらった。
わたしたちの間ではマッサージのクオリティを重視するので、疲れていたら回復するまで待ってもらえるのだ。
耳と手のひらを追加されたので、そうする。
有線をいつもの『フォーク』に合わせた。
わりと大きめの音量。
耳と手のひらを終えて、お昼寝体勢を整えようとしたら『音量を下げることと空調オフ』を指示された。
那智さんは音楽が流れる中、眠るの、好きみたいなんだ^^
那智さんのOKが出るまで音量をピピピと下げ、空調を消す。
灯りを落したら、それほど経たずに寝息が聞こえてきた。
アラームをセットして目を閉じるけど、空調を消した分、BGMが目立ってしまうような気がして気になってダメ^^;
こそっと起きて、さらにふたつほど下げて改めて眠る。
アラームで目覚める。
那智さん、まだスッキリしないみたい。
酔いが残っているのかな、それとも疲れかな、ぼーっとした感じから抜け出せずにいた。
マッサージの続きをする。
なんだか、この後、気力を振り絞りセックスを開始させることが忍びなくなる。
もみもみしながら
いいですよ
抱きしめてキスして、あとは手ですこししてくれたら(笑)
そういう日もあります
それでもバーベキューの楽しさを選んだんですもん
セックスにおいて主導し続ける那智さんも大変だな〜。
たまにはサボりたいこともありますよね。
そんなふうに思いながらモミモミしていたら、マッサージとわたしの『そういう気持ち』の効果で気力復活してきてくれた。
こういう流れ、昔のわたしだったらプライドが邪魔して拗ねてしまっていたけど、いまは素直に受け取れるし、素直に喜べる。
パンパンと手を叩いて、自ら気合いを入れる那智さん
土俵入りみたいだな(笑)
なんて笑い合えるのもうれしい。
そうそう。
那智さん、音楽消しませんか?
かなり絞った音量ではあるけれど、フォークソングは流れ続けている。
すでに二度敗北しているのだから、もういい加減諦めましょうよ。
今日は有線をかけたときから、セックスが始まるときに消すことを提案しようと思っていたから、そのように提案した。
SMのシーンで音楽は邪魔だ。
しかも、歌詞を追ってしまうようなフォークソングは鬼門。
散々苦い思いをしたのだから、今日は事前に対処しましょうよ。
そう思ってした提案のお返事は
いや、消さなくていいよ
だった。
そして、あらたな戦いの幕は切って落された。
あ〜、本題まで辿りつけず引っぱる!!
ごめんなさい!!
でも、これも『等式』お付き合いください(笑)
<関連エントリー>
SMに音楽は必要か
SMに音楽は必要か 二回戦
SMに音楽は必要か 最終決戦?
独特な幸福感
セックスがはじまるというときに流れていたフォークソング。
消さなくていいということだ。
『あんたが大将』で笑ってしまい、『飛び出せ青春』で打ちのめされ、すでに2敗しているにもかかわらず。
まあ、かなり小さい音だから気にならないということなのか、もしかしたら、わざと遊んでいるのか?
なかなかチャレンジャーだと思いながらも、すぐ快感に飲まれてしまい、那智さんの思考を探ることもフォークソングも気にならなくなっていった。
小さい音量なので、ほとんどわたしの声にかき消されていて、時折わずかに聞こえてくる程度でまったく問題なし、三度目の正直で今回は初勝利か!?
さて、いろいろひと通り可愛がってもらってご奉仕タイム。
『お口と手』と呼んでいるのだけど、それらを使って那智さんを気持ちよくして最後射精するのだ(いや、あらためて説明すると気恥ずかしい^^;)。
お口と手。
わたしの喘ぎ声はない。
さっきまでの絶叫からいきなりの静寂。
鳴りを潜めていたヤツが存在感を表してきやがった。
聞いたことのあるイントロの後、聞いたことのある歌声。
愛することに 疲れた〜みたい〜
嫌いになった〜 わけじゃ〜なぁい
松山千春で『恋』!!!
そうきたか!!!
静寂に、静寂で対抗するようなイントロから曲のはじまり、『あんたが大将』や『飛び出せ青春』とは、また違った手を使ってきた。
ううう。
でも、でも、この静かな音量でバラードは大丈夫かもしれない。
『BGM』だと割り切れば。
すこし安堵して再び『お口と手』に集中。
那智さんの体を舐め手を動かす。
この歌はリアルタイムでは知らなくて、そこし遅れて20才過ぎてから知った。
どういう経緯だったかは憶えていないけど、20才そこそこの女仲間の中では泣ける失恋ソングだった。
(あとはね、森高千里の『雨』とかプリプリの『M』あたり 笑)
同僚が振られれば一緒に歌い、自分の恋と重ねながらひとりお風呂で熱唱する。
失恋ソングの定番が『恋』だった。
そんなことがじわじわと思考を浸食していく。
いや、ダメだ、考えちゃダメ!
『お口と手』に集中!!
黙々と手を動かす。
だけど 今度は〜本気みた〜い
そうそう、淡々とした歌声から、ここから盛り上がりに向けて助走がははじまるのだ!!
数多の失恋を乗り越え、なんであんな男にと泣いた数だけ強くなる。
今度は本気なんだ、絶対振り回されたりするもんか!!
そんな決意が声を張らせる。
あなたの顔もちらつかないわ〜〜〜
男は〜いつも〜〜〜
あああああ、歌いたい!!!!!
熱唱したい!!!
『おぉとこはぁぁぁ〜いぃつも〜〜 待たせ〜るだぁけぇで〜〜』って思い切り浸って歌い切りたい!!!
盛り上げに盛り上げて。
そして『それでも〜恋はぁ こぉい〜〜〜』で諦めるように静かにマイクを置きたい。
マイク片手に友の肩を抱き、ひとり湯船に浸かりながら、熱唱したあのときを思い出して歌いたい〜〜。
あーーー、いかん、いかん、考えちゃいかん、もちろん、歌い出すなんてもってのほか。
だかしかし、青春の熱唱はわたしを追いつめる。
フォークとの3回戦目は笑いではなく熱唱欲とこ戦いになるとは思ってもみなかった。
がんばれりん子、歌い出すな。
必死に集中。
那智さんはどうしているのだろう。
この歌に気づいているだろうか。
それとも音量のおかげでやり過ごせているだろうか。
シコシコと静寂の中、静かなメロディが流れ、でも、内情はすったもんだ。
それでも恋は恋〜〜
二度目の『それでも恋は恋』とほぼ時を同じくして終了。
わたしも静かにマイクを置いた。
やばかったな〜(笑)
後処理をしていたら、那智さん声を上げた。
『あんたが大将』よりはましだったけど、いや、やっぱりがんばったよ(笑)
ああ、やっぱり戦っていらしたのですね。
そりゃあ、そうですよね^^;
それなのに、まったくなんで流したままにしてるんですかね、那智さん。
とはいえ、那智りん子ペアは初勝利。
なんだかんだ言っても、感慨深い。
それにしても、コミカル、青春、で、次は失恋、なかなか多彩な攻めを持ってる強敵なフォークソングカテゴリだ。
でも、今度こそ、消しましょうよ〜、ね、那智さん^^
「等式」感想です。「お口と手について」多い順より①酒を飲んだ等、体調不良により。②最初はりん子の中で、その後おかわりによるもの。③それが可能な場所で単に私が「抜きたい時」
セックスがはじまるというときに流れていたフォークソング。
消さなくていいということだ。
『あんたが大将』で笑ってしまい、『飛び出せ青春』で打ちのめされ、すでに2敗しているにもかかわらず。
まあ、かなり小さい音だから気にならないということなのか、もしかしたら、わざと遊んでいるのか?
なかなかチャレンジャーだと思いながらも、すぐ快感に飲まれてしまい、那智さんの思考を探ることもフォークソングも気にならなくなっていった。
小さい音量なので、ほとんどわたしの声にかき消されていて、時折わずかに聞こえてくる程度でまったく問題なし、三度目の正直で今回は初勝利か!?
さて、いろいろひと通り可愛がってもらってご奉仕タイム。
『お口と手』と呼んでいるのだけど、それらを使って那智さんを気持ちよくして最後射精するのだ(いや、あらためて説明すると気恥ずかしい^^;)。
お口と手。
わたしの喘ぎ声はない。
さっきまでの絶叫からいきなりの静寂。
鳴りを潜めていたヤツが存在感を表してきやがった。
聞いたことのあるイントロの後、聞いたことのある歌声。
愛することに 疲れた〜みたい〜
嫌いになった〜 わけじゃ〜なぁい
松山千春で『恋』!!!
そうきたか!!!
静寂に、静寂で対抗するようなイントロから曲のはじまり、『あんたが大将』や『飛び出せ青春』とは、また違った手を使ってきた。
ううう。
でも、でも、この静かな音量でバラードは大丈夫かもしれない。
『BGM』だと割り切れば。
すこし安堵して再び『お口と手』に集中。
那智さんの体を舐め手を動かす。
この歌はリアルタイムでは知らなくて、そこし遅れて20才過ぎてから知った。
どういう経緯だったかは憶えていないけど、20才そこそこの女仲間の中では泣ける失恋ソングだった。
(あとはね、森高千里の『雨』とかプリプリの『M』あたり 笑)
同僚が振られれば一緒に歌い、自分の恋と重ねながらひとりお風呂で熱唱する。
失恋ソングの定番が『恋』だった。
そんなことがじわじわと思考を浸食していく。
いや、ダメだ、考えちゃダメ!
『お口と手』に集中!!
黙々と手を動かす。
だけど 今度は〜本気みた〜い
そうそう、淡々とした歌声から、ここから盛り上がりに向けて助走がははじまるのだ!!
数多の失恋を乗り越え、なんであんな男にと泣いた数だけ強くなる。
今度は本気なんだ、絶対振り回されたりするもんか!!
そんな決意が声を張らせる。
あなたの顔もちらつかないわ〜〜〜
男は〜いつも〜〜〜
あああああ、歌いたい!!!!!
熱唱したい!!!
『おぉとこはぁぁぁ〜いぃつも〜〜 待たせ〜るだぁけぇで〜〜』って思い切り浸って歌い切りたい!!!
盛り上げに盛り上げて。
そして『それでも〜恋はぁ こぉい〜〜〜』で諦めるように静かにマイクを置きたい。
マイク片手に友の肩を抱き、ひとり湯船に浸かりながら、熱唱したあのときを思い出して歌いたい〜〜。
あーーー、いかん、いかん、考えちゃいかん、もちろん、歌い出すなんてもってのほか。
だかしかし、青春の熱唱はわたしを追いつめる。
フォークとの3回戦目は笑いではなく熱唱欲とこ戦いになるとは思ってもみなかった。
がんばれりん子、歌い出すな。
必死に集中。
那智さんはどうしているのだろう。
この歌に気づいているだろうか。
それとも音量のおかげでやり過ごせているだろうか。
シコシコと静寂の中、静かなメロディが流れ、でも、内情はすったもんだ。
それでも恋は恋〜〜
二度目の『それでも恋は恋』とほぼ時を同じくして終了。
わたしも静かにマイクを置いた。
やばかったな〜(笑)
後処理をしていたら、那智さん声を上げた。
『あんたが大将』よりはましだったけど、いや、やっぱりがんばったよ(笑)
ああ、やっぱり戦っていらしたのですね。
そりゃあ、そうですよね^^;
それなのに、まったくなんで流したままにしてるんですかね、那智さん。
とはいえ、那智りん子ペアは初勝利。
なんだかんだ言っても、感慨深い。
それにしても、コミカル、青春、で、次は失恋、なかなか多彩な攻めを持ってる強敵なフォークソングカテゴリだ。
でも、今度こそ、消しましょうよ〜、ね、那智さん^^
「等式」感想です。「お口と手について」多い順より①酒を飲んだ等、体調不良により。②最初はりん子の中で、その後おかわりによるもの。③それが可能な場所で単に私が「抜きたい時」