コートの下1
非日常的な日常
「今日はコートの下は下着だけ。○○駅のトイレで用意してくるように。」
そう指示を出されて、着ていく服を変更する。
脱ぎ着の楽なニットのワンピ。
那智さんのお仕事場にコートに全裸で行ってから、それほど間の空いてないデートの日だった。
好きなことは確実にエスカレートしていく。
那智さんの好きなこと、そして、わたしの反応のよいもの。
「今日は、いつもの坂の下からコートを脱ごうね。」
どんどんエスカレートしていくのだ。
那智さん、どこまで本気なのだろう。
ううん、本気なんだ。
長い付き合いで那智さんのことはだいぶわかってるつもり。
那智さんはまず「すごいこと」を口にする。
「そんなの無理です!!」とか「○○はどうするんですか!?」とか、わたしの反応で拍車がかかると同時にわたしの頭の中でシミュレーションが膨らむ、そして、それで感じてしまう。
そして、ある日「それ」をすると予告されるのだ(もしくは、いきなり!!)。
当日。
いくらシミュレーションの段階で感じていたとしても、実際は怖いこと。
いつするの?どれくらいするの?と怖くてビクビクして待っていると、条件が合わずにその一歩手前までしかできなかったり、わざとしなかったりして、最初に口にした「すごいこと」より「すごくないこと」でおしまいにするの。
「次にとっておこうね。」そう言って手前で終わる。
ホッとする反面、一瞬の寂しさやがっかりした心が片隅にあるのに気付いて、自分自身驚きながらも、それを期待してしまっていたことを認めざるを得ないのだ。
気が付けば、怖い怖いと思いながら、それを待ってしまっている。
そして、次、その次、と確実にエスカレートして、いつの間にか最初に言った「すごいこと」をする。
だから、那智さんが口にしたことは、いつか必ずするということはわかってるの。
(そうそう、別のやり方で「いきなりすごいことして、しばらくしない」っていうのもあります。それはそれで、それを恋しく思ってしまう自分に驚き、結局欲してしまうという情けないやつです。)
特に計画を立てて積み上げているつもりはないのでしょうけど、思いつきで楽しむ那智さんの行動は立派にわたしを「変えている」のだ。
露出(お外)は、那智さんの好きなこと。
それも、わんこ(わんこいっぱいだからどれリンクしよう^^;)だったり市中引き回しだったり、ちょっと変わったことが好き。
それで、最近の流行が「コートの下は…」なのだ。(あ、コートの下は正統派な露出かな?これの実行はわたしのワードローブによるところが大きい)
ずーっと前から、「裸(下着)で○○」というのは言われていた。(交差点とかホテル街の坂とかコンビニとか)
その話が出るたびに、数ヶ月後か5年後か、いつかするのだろうと他人事のような感じで思ってた。
でも、いろんな露出をして、徐々に核心に近付いてると感じている。
そんな状況で前回の「コートで全裸でお仕事場訪問」になったので、また一歩進んだと恐怖とともに認めるしかない。
今度は、「何かしら」必ずする。
この日の指示を受けたとき、そう思って、覚悟なのか回避方法なのか喜びなのか、それぞれの思いが交錯して複雑な気持ちで支度をした。
「今日はコートの下は下着だけ。○○駅のトイレで用意してくるように。」
そう指示を出されて、着ていく服を変更する。
脱ぎ着の楽なニットのワンピ。
那智さんのお仕事場にコートに全裸で行ってから、それほど間の空いてないデートの日だった。
好きなことは確実にエスカレートしていく。
那智さんの好きなこと、そして、わたしの反応のよいもの。
「今日は、いつもの坂の下からコートを脱ごうね。」
どんどんエスカレートしていくのだ。
那智さん、どこまで本気なのだろう。
ううん、本気なんだ。
長い付き合いで那智さんのことはだいぶわかってるつもり。
那智さんはまず「すごいこと」を口にする。
「そんなの無理です!!」とか「○○はどうするんですか!?」とか、わたしの反応で拍車がかかると同時にわたしの頭の中でシミュレーションが膨らむ、そして、それで感じてしまう。
そして、ある日「それ」をすると予告されるのだ(もしくは、いきなり!!)。
当日。
いくらシミュレーションの段階で感じていたとしても、実際は怖いこと。
いつするの?どれくらいするの?と怖くてビクビクして待っていると、条件が合わずにその一歩手前までしかできなかったり、わざとしなかったりして、最初に口にした「すごいこと」より「すごくないこと」でおしまいにするの。
「次にとっておこうね。」そう言って手前で終わる。
ホッとする反面、一瞬の寂しさやがっかりした心が片隅にあるのに気付いて、自分自身驚きながらも、それを期待してしまっていたことを認めざるを得ないのだ。
気が付けば、怖い怖いと思いながら、それを待ってしまっている。
そして、次、その次、と確実にエスカレートして、いつの間にか最初に言った「すごいこと」をする。
だから、那智さんが口にしたことは、いつか必ずするということはわかってるの。
(そうそう、別のやり方で「いきなりすごいことして、しばらくしない」っていうのもあります。それはそれで、それを恋しく思ってしまう自分に驚き、結局欲してしまうという情けないやつです。)
特に計画を立てて積み上げているつもりはないのでしょうけど、思いつきで楽しむ那智さんの行動は立派にわたしを「変えている」のだ。
露出(お外)は、那智さんの好きなこと。
それも、わんこ(わんこいっぱいだからどれリンクしよう^^;)だったり市中引き回しだったり、ちょっと変わったことが好き。
それで、最近の流行が「コートの下は…」なのだ。(あ、コートの下は正統派な露出かな?これの実行はわたしのワードローブによるところが大きい)
ずーっと前から、「裸(下着)で○○」というのは言われていた。(交差点とかホテル街の坂とかコンビニとか)
その話が出るたびに、数ヶ月後か5年後か、いつかするのだろうと他人事のような感じで思ってた。
でも、いろんな露出をして、徐々に核心に近付いてると感じている。
そんな状況で前回の「コートで全裸でお仕事場訪問」になったので、また一歩進んだと恐怖とともに認めるしかない。
今度は、「何かしら」必ずする。
この日の指示を受けたとき、そう思って、覚悟なのか回避方法なのか喜びなのか、それぞれの思いが交錯して複雑な気持ちで支度をした。