ピーマン
独り言
り:ピーマンを切っていて思い出したこと(笑)
那: ??
り: 高校を卒業して務めたとき
り: 同じ◯店の研修で一緒だったベスちゃん
り: ベスちゃんは早熟で、入社当時、10歳くらい年上の彼と付き合っていた
り: 10歳は違うかな、20代半ば、だったと思うから7.8歳年上
り: もちろん処女じゃなくて、よく彼氏の家から出勤していた
り: 畳の上で騎乗位でやりすぎたって足の甲が擦りむいているのをストッキング越しに見せられて
り: わたしのほうがドギマギしてしまっていた
り: 物事には正負両面があるもので
り: 彼氏と半同棲状態の早熟だったベスちゃんは料理なんか普通にできていて
り: 処女の遅熟のわたしは
り: 家事なんてぜんぜんできない過保護な、社会人になっても母にお弁当作ってもらっていた(笑)
那: なぜ、ピーマン?(笑)
り: ある日、ベスちゃんカップルと彼氏の友達とわたしたち同期が
り: 彼氏の部屋で焼肉大会をすることになった
り: 焼肉大会という合コン(笑)
り: 一人暮らしの年上の男の人の家に行くなんて、またドギマギ(笑)
り: 25.6歳の大人の男の人が数人
り: ベスちゃんやわたし、同期の子は台所で下ごしらえ
り: 家庭科以外ほとんど家事なんてしなかったわたしは何をしたらいいかわからず
り: 隣りで慣れた様子で支度をするベスちゃん
り: りん子、ピーマン切ってって渡されて
り: どうしたらいいかわからなくて、中の種、どうやって取ったらいいかわからなくて
り: ベスちゃん、どうやったらいいの?
り: と聞いたら
り: そんなのテキトーに水流しながら取ればいいんだよ
り: って、バリバリって種やヘタを剥がした
り: なんか、ベスちゃんは大人で、わたしは子どもだなって思ったの
り: あれから、わたしのピーマンの種とヘタの取り方はベスちゃん流なのです(笑)
那: なるほどね、これそのまま、エントリー?(笑)
り: ピーマンを処理すると思い出す
り: 後日、彼氏の友達のひとりがわたしを気に入り
り: ベスちゃんと彼氏と4人で会うことになった
り: とても遊び人だけど、優しくて大人だから、りん子付き合っちゃいなよって
り: ベスちゃんはわたしにその人をすすめてきた
り: たしかに、なかなかのハンサムな人だった
り: それまでほとんどまともに男の人と付き合ってこなかったから、とても気後れしたけど
り: すこし、わたしも大人になれるような気がして了解をした
り: じゃあ、今度ふたりで会いましょうということになった
り: けど
り: その日が近づくにつれて、なんだかとても怖くなってきてしまった
り: わたしには、ずっと大人の世界みたいで、怖くなってしまった
り: だから、一度は了解したのだけど、やっぱり会えませんと断ってしまった
り: そしたら、ベスちゃんから電話がかかってきて
り: ものすごい剣幕で怒鳴り散らされた
り: もちろん、わたしが悪いんだけど
り: とても悲しかったし、申し訳なかったし、
り: でも、どうして、そんなに怒られないといけないんだろうって、すこし悔しかった
り: 最後にベスちゃんが言ったセリフはいまでも覚えている
り: 「りん子は子どもなんだよ」
り: 電話を切ってから、なぜだかわからないけど、しゃくりあげるほど泣いてしまった
り: あ、そうだ、
り: 公衆電話だった
り: だから、わたしからベスちゃんにごめんねの電話を入れたんだ
り: 公衆電話のBOXの中で悔しくて悲しくて泣いた
り: 早熟と遅熟、どちらがいいかわからない、というお話でした(笑)
那: 青春だね~(笑)
り: ピーマンの思い出(笑)
エントリー?とお許しをいただいたのでそのまま転記の『ピーマンの思い出』^^
ときどき那智さんのパソコンにはわたしの独白が垂れ流される、那智さんの問いかけを無視して(笑)
他愛もないことをことさらドラマチックに放出するのはブログもチャットも同じよう。
はたして、エントリーになりそうなこんな文字の羅列を送りつけられる那智さんは被害者か、役得か。
雰囲気そのままお伝えするために文章に編集はいたしません(手抜きともいう)。
会話な感じを出すために赤い文字も読みにくいけど、よろしくです^^
<関連エントリー>
ベスちゃん
『連れションはキライ』
会話形式のあんまり見つけられなかった^^;これくらいかなぁ。
『MI5?』
『羞恥的文字』
『首輪はつけても』
『等式流コミュニケーション術』
『誤解しないでね』
り:ピーマンを切っていて思い出したこと(笑)
那: ??
り: 高校を卒業して務めたとき
り: 同じ◯店の研修で一緒だったベスちゃん
り: ベスちゃんは早熟で、入社当時、10歳くらい年上の彼と付き合っていた
り: 10歳は違うかな、20代半ば、だったと思うから7.8歳年上
り: もちろん処女じゃなくて、よく彼氏の家から出勤していた
り: 畳の上で騎乗位でやりすぎたって足の甲が擦りむいているのをストッキング越しに見せられて
り: わたしのほうがドギマギしてしまっていた
り: 物事には正負両面があるもので
り: 彼氏と半同棲状態の早熟だったベスちゃんは料理なんか普通にできていて
り: 処女の遅熟のわたしは
り: 家事なんてぜんぜんできない過保護な、社会人になっても母にお弁当作ってもらっていた(笑)
那: なぜ、ピーマン?(笑)
り: ある日、ベスちゃんカップルと彼氏の友達とわたしたち同期が
り: 彼氏の部屋で焼肉大会をすることになった
り: 焼肉大会という合コン(笑)
り: 一人暮らしの年上の男の人の家に行くなんて、またドギマギ(笑)
り: 25.6歳の大人の男の人が数人
り: ベスちゃんやわたし、同期の子は台所で下ごしらえ
り: 家庭科以外ほとんど家事なんてしなかったわたしは何をしたらいいかわからず
り: 隣りで慣れた様子で支度をするベスちゃん
り: りん子、ピーマン切ってって渡されて
り: どうしたらいいかわからなくて、中の種、どうやって取ったらいいかわからなくて
り: ベスちゃん、どうやったらいいの?
り: と聞いたら
り: そんなのテキトーに水流しながら取ればいいんだよ
り: って、バリバリって種やヘタを剥がした
り: なんか、ベスちゃんは大人で、わたしは子どもだなって思ったの
り: あれから、わたしのピーマンの種とヘタの取り方はベスちゃん流なのです(笑)
那: なるほどね、これそのまま、エントリー?(笑)
り: ピーマンを処理すると思い出す
り: 後日、彼氏の友達のひとりがわたしを気に入り
り: ベスちゃんと彼氏と4人で会うことになった
り: とても遊び人だけど、優しくて大人だから、りん子付き合っちゃいなよって
り: ベスちゃんはわたしにその人をすすめてきた
り: たしかに、なかなかのハンサムな人だった
り: それまでほとんどまともに男の人と付き合ってこなかったから、とても気後れしたけど
り: すこし、わたしも大人になれるような気がして了解をした
り: じゃあ、今度ふたりで会いましょうということになった
り: けど
り: その日が近づくにつれて、なんだかとても怖くなってきてしまった
り: わたしには、ずっと大人の世界みたいで、怖くなってしまった
り: だから、一度は了解したのだけど、やっぱり会えませんと断ってしまった
り: そしたら、ベスちゃんから電話がかかってきて
り: ものすごい剣幕で怒鳴り散らされた
り: もちろん、わたしが悪いんだけど
り: とても悲しかったし、申し訳なかったし、
り: でも、どうして、そんなに怒られないといけないんだろうって、すこし悔しかった
り: 最後にベスちゃんが言ったセリフはいまでも覚えている
り: 「りん子は子どもなんだよ」
り: 電話を切ってから、なぜだかわからないけど、しゃくりあげるほど泣いてしまった
り: あ、そうだ、
り: 公衆電話だった
り: だから、わたしからベスちゃんにごめんねの電話を入れたんだ
り: 公衆電話のBOXの中で悔しくて悲しくて泣いた
り: 早熟と遅熟、どちらがいいかわからない、というお話でした(笑)
那: 青春だね~(笑)
り: ピーマンの思い出(笑)
エントリー?とお許しをいただいたのでそのまま転記の『ピーマンの思い出』^^
ときどき那智さんのパソコンにはわたしの独白が垂れ流される、那智さんの問いかけを無視して(笑)
他愛もないことをことさらドラマチックに放出するのはブログもチャットも同じよう。
はたして、エントリーになりそうなこんな文字の羅列を送りつけられる那智さんは被害者か、役得か。
雰囲気そのままお伝えするために文章に編集はいたしません(手抜きともいう)。
会話な感じを出すために赤い文字も読みにくいけど、よろしくです^^
<関連エントリー>
ベスちゃん
『連れションはキライ』
会話形式のあんまり見つけられなかった^^;これくらいかなぁ。
『MI5?』
『羞恥的文字』
『首輪はつけても』
『等式流コミュニケーション術』
『誤解しないでね』
再現
独特な幸福感
那智さん海外に出張帰り、わたしの住む街まで遠回りしてくれた。
諸々の事情によりそのほうが効率よく一緒にいられるのだ。
乗り換えはそんなにないとはいえ、一週間の海外出張から帰ったその足で来てくれて、夜地元までまたそれなりの道のりを帰ってくれるのだ、ありがたいにも程がある(笑)
せっかく来てくれるのだからお気に入りのホテルが満室じゃ困るわけでサクッとひとりラブホ(那智さんがこちらまで来てくれるときの定番になりつつある…)
ドキドキは相変わらずだけど、夏の暑い中、冷房の効いたお部屋の広いお風呂と広いベッドで那智さんを待つのは、けっこう極楽だったりする。
ゆっくりお風呂に浸かったり髪を乾かしたりしているうちに那智さん到着。
大人もすっぽり入れてしまいそうな大きさのキャリーバッグを引いて。
会いたかった、会いたかったとまとわりつき。
お土産などなどひとしきり。
今日はマッサージとかお昼寝とかをして余力で可愛がってもらえるくらいかなと覚悟していたけど、お風呂から上がって耳掃除したら、すぐ可愛がってもらえる展開でうれしい驚きだったりして。
その後ゆっくりマッサージ。
出張のお疲れとここまで来てくれた分のお疲れもすこしでも癒していただこうと心と力を込める。
薄暗い部屋の中、スー、スー、と定期的な寝息が聞こえてきた頃マッサージも終了。
事前に聞いておいた時間にアラームをセットしてわたしもお隣へ。
浅くうとうとしているうちにアラーム。
起こすときはフェラチオの指示通りにしたか、忘れた^^;
さあ、この後はホテルでプチ宴会^^
用意の前にソファで一服の那智さんにくっついて「那智さん、抱いて、抱いて」と冗談でおねだりしてみる。
性的なことが足りないのではなくて、甘えたい気持ちをそんなふうに表現してみた。
わたしの肩に腕を回し、頭をぽんぽんと撫でながらちょっと遠くを見るような目で
じゃあ、靴べらだなぁ
若干よいしょという空気を醸し出しながら、淡々とちょっとたのしそうに。
もー、那智さんってば!!
リクエストすると、まず応えるありきなお方!!
しかも抱くから靴べらにレベルアップするところが、まさに『フォアグラ生産者』!!
いいです、いいんです。
那智さん、出張帰りにそんなことは申しません。
一回抱いて、もう充分だろ!?って思うでしょ?マッサージしてお昼寝してもう勘弁してくれよって思うでしょ?普通は。
お願いされると叶えることが基本仕様な那智さんらしい1幕で、なんだか、うれしくなってしまった。
さて、そこからプチ宴会。
おつまみと那智さんはウイスキー、わたしはビールと白ワイン。
出張からの解放感も相まってか、飲むペースも早く、酔うペースも早いような感じがする。
用意した小瓶のウイスキーも終わり、そのうち、自分用のお土産で買ってきた現地の50度はあるアルコールの蓋を開けはじめた。
これをね、現地のお世話係の女の子に飲ませるんだよ〜
その子、お酒飲めなくてさ、いつもみんなに飲まされるんだって嫌がるからさ
最初一杯目だけ一緒に飲んで、2杯目からその子はジンジャエールにしてあげて俺だけこれでさ、何杯も「かんぱーい♪」して飲んだのよ
どう?
ぐっと来たかな〜(笑)
まあ、たしかに、おじさんたちに無理矢理飲まされてきた若い女性からしたら、最初だけ付き合わせて、それからは自分はジュースをくれて、何度も楽しそうに乾杯して、その人だけアルコールを飲むというかまい方は(わたしなら)、ちょっとはぐっと来るでしょうね。
その子が『ある種』の女性かどうかわからないけど自分を重ねて苦笑しながらもちょっと萌えだったりする。
そんな話しをした後、瓶の蓋にそれを注いでわたしにも飲ませようとする。
もう、那智さん、わたしだってビールと白ワイン飲んでるんですよ、そこに50度は困りますよ。
といいつつ、これは飲まないことにはどうにも収まらないのもわかっているので、『くい』と一気に飲み干す。
まあ、小さなキャップ一杯分なので大事には至らないけど、いや〜、さすが50度、途端にふわ〜〜っとしていい気分になってしまった。
こちらが一度お付き合いすれば、それ以上無理強いしないのが那智さん(その子にもそう)、これで満足して、だーーーっとベッドにダイブしてしまった。
そこからは、もうひたすら『酔っぱらい』。
りん子〜、マッサージ〜
さっきやったのにですか〜?
そうだよ、やれよ〜、足〜
はい〜
足の裏を揉んでいるうちにくーくーと寝息を立てはじめる。
時計を見て時間を逆算して、どれくらい寝かせて差し上げられるか計る。
それでも45分くらいかなぁ。
その間、那智さんの帰りの電車の時間を検索。
早め、真ん中、遅めの3パターン用意して、一度声をかける。
那智さん、◯◯駅到着、◯分と△分と×分のどれがいいですか?
ん〜〜、りん子〜、り〜ん〜子〜
はい、わかりましたから、時間、何分到着がいいですか?
ん〜?◯分じゃ早いだろ〜〜
はい、わかりました
りん子〜、おいで〜
そういって腕枕を作る。
はいはいとそこに滑り込み人間抱き枕になる。
しばらくじっとしていると、今度はぐーぐーと軽いいびき。
そーーっと抜け出し、灯りを落し、まずは自分だけさくっと着替える。
それから大きなキャリーバッグをそっと倒し口を開け、散乱しているお土産や着替えやらを適当に詰めて、よっこいしょと元に戻す。
こんなに重いバッグを持って空港から遠回りしてきてくれたんだと思うと、これくらいはお安い御用だ。
わたしと荷物の帰り支度を終え、薄暗い部屋で時間を待つ。
そろそろ起こさないといけない、灯りをつけ、起こすときはフェラチオという決まり事の通りお布団に潜り込みお口をする(あれ?なんで那智さん、このとき全裸だったんだろう?)
那智さ〜ん、そろそろですよ〜
ん〜?
や〜だ〜
ダメですよ、起きないと◯分に間に合わなくなっちゃいますよ〜
じゃあ、着〜せ〜ろ〜
パンツ〜
はいはい^^;
じゃあ、仰向けになってください(ヨイショ)
だーーー(足をでーん)
投げ出した片方ずつパンツを通して「はい、お尻上げてください」とひょいを履かせる。
靴下〜〜
足、デーーン。
はい〜
靴下も片方ずつ
はい、那智さん、ここまでしましたから、上は着てくださいね
い〜や〜だ〜
しょうがないですね^^;
Tシャツ、Yシャツ、はい、立ってスーツのズボン、ベルトして、はい、できました。
殿の着替えを手伝うお付きの者か、子どもを着替えさせるお母さんか(笑)
ちょっとトホホではあるけれど、それまでのことを考えるとけっこううれしかったりもする。
それは、いいとして。
ここまで来ても那智さんの意識はかなり朦朧としているようだ。
ああ、心配だなぁ、帰り。
「持てよ〜」と言われて大きなキャリーバッグをゴロゴロ押しながらホテルを後にする。
いや、ホント大きくて重い、やっぱりここまで会いに来てくれたことに感謝の気持ちのほうが大きいな。
お酒と一緒で「持てよ〜」という理不尽な要求に素直に従うと、那智さんは満足するのだ。
ホテルを出てほどなく自分で持ってくれた。
でも、若干の…ううん、かなりの千鳥足。
まあ、腕力のないわたしより男の子の根性に期待しましょう。
次の乗り換え駅で別れる。
この電車は乗り過ごすと、すごーーく遠くまで行ってしまうから、ちょっと心配だけど、なんとなく、那智さんならなんとかなるだろうと不思議と思って見送るのでした。
酔っぱらいさんのとき、わざと大げさにデレ〜ッとするときもある。
ときどき記憶が飛ぶこともあるみたいだけど、基本的にはいちおう記憶はあるし、なくても後から思い出せる範囲でとどまっている。
でも、このときはめずらしく完璧に記憶がないそうです。
ここまで『素』でデレ〜ッとした記憶がないことはかなり稀なのだ。
そんな那智さんに再現エントリーをお届けいたしました^^
そうそう、このときは乗り過ごすことなく無事に帰ることができたそうです。
もしかしたら、『過ぎる』と動物的帰巣本能が目覚めるのかもしれませんね^^
<関連エントリー>
先にチェックイン
『ひとりラブホ』
『フォアグラ生産者』
ある種の女性
『罪作りな人』
酔っぱらいさん特集^^
『小学3年生』
『朗読奴隷1 2』
『彼の名は『那智くん』』
『基本人格』
『那智さん大暴走1 2 3 4』
「等式」感想です。うーん、この時は色々な意味でレベルが高かった。疲労、酔い、解放感、安心感、そして帰宅する緊張感。(笑)この時が記憶を無くしている時間が一番長かったのではないかと思う。りん子へ 泥酔すると、お世話になり、ありがとうねー。
しかし、飲み屋でのむと大した迷惑を掛けずに済んでいると思う。
これは、ホテル飲みの弊害なのか利点なのか。周りの目がなく、リラックスしてお酒を飲むのはまるで自宅でのくつろぎのようにも思える、楽しいひとときです。
那智さん海外に出張帰り、わたしの住む街まで遠回りしてくれた。
諸々の事情によりそのほうが効率よく一緒にいられるのだ。
乗り換えはそんなにないとはいえ、一週間の海外出張から帰ったその足で来てくれて、夜地元までまたそれなりの道のりを帰ってくれるのだ、ありがたいにも程がある(笑)
せっかく来てくれるのだからお気に入りのホテルが満室じゃ困るわけでサクッとひとりラブホ(那智さんがこちらまで来てくれるときの定番になりつつある…)
ドキドキは相変わらずだけど、夏の暑い中、冷房の効いたお部屋の広いお風呂と広いベッドで那智さんを待つのは、けっこう極楽だったりする。
ゆっくりお風呂に浸かったり髪を乾かしたりしているうちに那智さん到着。
大人もすっぽり入れてしまいそうな大きさのキャリーバッグを引いて。
会いたかった、会いたかったとまとわりつき。
お土産などなどひとしきり。
今日はマッサージとかお昼寝とかをして余力で可愛がってもらえるくらいかなと覚悟していたけど、お風呂から上がって耳掃除したら、すぐ可愛がってもらえる展開でうれしい驚きだったりして。
その後ゆっくりマッサージ。
出張のお疲れとここまで来てくれた分のお疲れもすこしでも癒していただこうと心と力を込める。
薄暗い部屋の中、スー、スー、と定期的な寝息が聞こえてきた頃マッサージも終了。
事前に聞いておいた時間にアラームをセットしてわたしもお隣へ。
浅くうとうとしているうちにアラーム。
起こすときはフェラチオの指示通りにしたか、忘れた^^;
さあ、この後はホテルでプチ宴会^^
用意の前にソファで一服の那智さんにくっついて「那智さん、抱いて、抱いて」と冗談でおねだりしてみる。
性的なことが足りないのではなくて、甘えたい気持ちをそんなふうに表現してみた。
わたしの肩に腕を回し、頭をぽんぽんと撫でながらちょっと遠くを見るような目で
じゃあ、靴べらだなぁ
若干よいしょという空気を醸し出しながら、淡々とちょっとたのしそうに。
もー、那智さんってば!!
リクエストすると、まず応えるありきなお方!!
しかも抱くから靴べらにレベルアップするところが、まさに『フォアグラ生産者』!!
いいです、いいんです。
那智さん、出張帰りにそんなことは申しません。
一回抱いて、もう充分だろ!?って思うでしょ?マッサージしてお昼寝してもう勘弁してくれよって思うでしょ?普通は。
お願いされると叶えることが基本仕様な那智さんらしい1幕で、なんだか、うれしくなってしまった。
さて、そこからプチ宴会。
おつまみと那智さんはウイスキー、わたしはビールと白ワイン。
出張からの解放感も相まってか、飲むペースも早く、酔うペースも早いような感じがする。
用意した小瓶のウイスキーも終わり、そのうち、自分用のお土産で買ってきた現地の50度はあるアルコールの蓋を開けはじめた。
これをね、現地のお世話係の女の子に飲ませるんだよ〜
その子、お酒飲めなくてさ、いつもみんなに飲まされるんだって嫌がるからさ
最初一杯目だけ一緒に飲んで、2杯目からその子はジンジャエールにしてあげて俺だけこれでさ、何杯も「かんぱーい♪」して飲んだのよ
どう?
ぐっと来たかな〜(笑)
まあ、たしかに、おじさんたちに無理矢理飲まされてきた若い女性からしたら、最初だけ付き合わせて、それからは自分はジュースをくれて、何度も楽しそうに乾杯して、その人だけアルコールを飲むというかまい方は(わたしなら)、ちょっとはぐっと来るでしょうね。
その子が『ある種』の女性かどうかわからないけど自分を重ねて苦笑しながらもちょっと萌えだったりする。
そんな話しをした後、瓶の蓋にそれを注いでわたしにも飲ませようとする。
もう、那智さん、わたしだってビールと白ワイン飲んでるんですよ、そこに50度は困りますよ。
といいつつ、これは飲まないことにはどうにも収まらないのもわかっているので、『くい』と一気に飲み干す。
まあ、小さなキャップ一杯分なので大事には至らないけど、いや〜、さすが50度、途端にふわ〜〜っとしていい気分になってしまった。
こちらが一度お付き合いすれば、それ以上無理強いしないのが那智さん(その子にもそう)、これで満足して、だーーーっとベッドにダイブしてしまった。
そこからは、もうひたすら『酔っぱらい』。
りん子〜、マッサージ〜
さっきやったのにですか〜?
そうだよ、やれよ〜、足〜
はい〜
足の裏を揉んでいるうちにくーくーと寝息を立てはじめる。
時計を見て時間を逆算して、どれくらい寝かせて差し上げられるか計る。
それでも45分くらいかなぁ。
その間、那智さんの帰りの電車の時間を検索。
早め、真ん中、遅めの3パターン用意して、一度声をかける。
那智さん、◯◯駅到着、◯分と△分と×分のどれがいいですか?
ん〜〜、りん子〜、り〜ん〜子〜
はい、わかりましたから、時間、何分到着がいいですか?
ん〜?◯分じゃ早いだろ〜〜
はい、わかりました
りん子〜、おいで〜
そういって腕枕を作る。
はいはいとそこに滑り込み人間抱き枕になる。
しばらくじっとしていると、今度はぐーぐーと軽いいびき。
そーーっと抜け出し、灯りを落し、まずは自分だけさくっと着替える。
それから大きなキャリーバッグをそっと倒し口を開け、散乱しているお土産や着替えやらを適当に詰めて、よっこいしょと元に戻す。
こんなに重いバッグを持って空港から遠回りしてきてくれたんだと思うと、これくらいはお安い御用だ。
わたしと荷物の帰り支度を終え、薄暗い部屋で時間を待つ。
そろそろ起こさないといけない、灯りをつけ、起こすときはフェラチオという決まり事の通りお布団に潜り込みお口をする(あれ?なんで那智さん、このとき全裸だったんだろう?)
那智さ〜ん、そろそろですよ〜
ん〜?
や〜だ〜
ダメですよ、起きないと◯分に間に合わなくなっちゃいますよ〜
じゃあ、着〜せ〜ろ〜
パンツ〜
はいはい^^;
じゃあ、仰向けになってください(ヨイショ)
だーーー(足をでーん)
投げ出した片方ずつパンツを通して「はい、お尻上げてください」とひょいを履かせる。
靴下〜〜
足、デーーン。
はい〜
靴下も片方ずつ
はい、那智さん、ここまでしましたから、上は着てくださいね
い〜や〜だ〜
しょうがないですね^^;
Tシャツ、Yシャツ、はい、立ってスーツのズボン、ベルトして、はい、できました。
殿の着替えを手伝うお付きの者か、子どもを着替えさせるお母さんか(笑)
ちょっとトホホではあるけれど、それまでのことを考えるとけっこううれしかったりもする。
それは、いいとして。
ここまで来ても那智さんの意識はかなり朦朧としているようだ。
ああ、心配だなぁ、帰り。
「持てよ〜」と言われて大きなキャリーバッグをゴロゴロ押しながらホテルを後にする。
いや、ホント大きくて重い、やっぱりここまで会いに来てくれたことに感謝の気持ちのほうが大きいな。
お酒と一緒で「持てよ〜」という理不尽な要求に素直に従うと、那智さんは満足するのだ。
ホテルを出てほどなく自分で持ってくれた。
でも、若干の…ううん、かなりの千鳥足。
まあ、腕力のないわたしより男の子の根性に期待しましょう。
次の乗り換え駅で別れる。
この電車は乗り過ごすと、すごーーく遠くまで行ってしまうから、ちょっと心配だけど、なんとなく、那智さんならなんとかなるだろうと不思議と思って見送るのでした。
酔っぱらいさんのとき、わざと大げさにデレ〜ッとするときもある。
ときどき記憶が飛ぶこともあるみたいだけど、基本的にはいちおう記憶はあるし、なくても後から思い出せる範囲でとどまっている。
でも、このときはめずらしく完璧に記憶がないそうです。
ここまで『素』でデレ〜ッとした記憶がないことはかなり稀なのだ。
そんな那智さんに再現エントリーをお届けいたしました^^
そうそう、このときは乗り過ごすことなく無事に帰ることができたそうです。
もしかしたら、『過ぎる』と動物的帰巣本能が目覚めるのかもしれませんね^^
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先にチェックイン
『ひとりラブホ』
『フォアグラ生産者』
ある種の女性
『罪作りな人』
酔っぱらいさん特集^^
『小学3年生』
『朗読奴隷1 2』
『彼の名は『那智くん』』
『基本人格』
『那智さん大暴走1 2 3 4』
「等式」感想です。うーん、この時は色々な意味でレベルが高かった。疲労、酔い、解放感、安心感、そして帰宅する緊張感。(笑)この時が記憶を無くしている時間が一番長かったのではないかと思う。りん子へ 泥酔すると、お世話になり、ありがとうねー。
しかし、飲み屋でのむと大した迷惑を掛けずに済んでいると思う。
これは、ホテル飲みの弊害なのか利点なのか。周りの目がなく、リラックスしてお酒を飲むのはまるで自宅でのくつろぎのようにも思える、楽しいひとときです。
なんちゃって乗馬鞭
非日常的な日常
最近登場した新アイテム。
布団叩き!!
昔、藤でできた布団叩きを使ったことはあるけど、それは那智さんの第二のお仕事場にお邪魔したときの備品(簡易の仮眠室があるのだ)だった。
藤は硬く接地面が細いのでおそらくけっこう痛いと思うけど、ずいぶん前のまだ痛覚をいまほど楽しんでいない時期で那智さんの叩き方もいまほどではなかったはずだし、一度きりなので、あまり痛みの記憶は残っていないんだ。
だから、ひとまず、ほぼ初見。
これは那智さん御用達の◯イソー(笑)
プラスチック製で逆三角形に大きな穴が空いている。
これはね、ヒジョーにビンゴな痛さなのだ。
プラスチック製だから軽いし、面で打つから一点に痛みが集中せず、面で空気抵抗があるから勢いも適度、数発で「あ、心地いい」と感じられる。
『痛いけど気持ちいい』をそのまま形にしたような素晴らしいアイテム。
だが、しかし、『以上、終了!!』なのだ(笑)
痛いことは痛い、でも、心地よいと感じる程度の痛みは『心地よい』以上にはならない。
うふふふとじゃれ合うような痛がり方にしかならない。
ものすごく痛いことは恐いから、この心地よく痛いで着地してくれればいいのだけど、悲しいかな、それじゃあ、物足りないと思ってしまうわたし。
那智さんも反応イマイチだし、きっと軽くて面だから打つときの空気を裂く勢いのようなものもなかったんじゃないかな、面白くなかったようで、結局一度しか登場しなかった。
けっこう長いからカバンから飛び出るし^^;
あの布団叩きはお蔵入りかな〜と思っていたら、パワーアップして再登場したのだ!!
それがこれ!!
なんと、布団叩きの叩く部分を切り取っている。
といっても、柄の棒だけになっているんじゃなくて、叩く部分の逆三角形の角を数センチ分残して切り離したもの。
だから柄の先が小さな三角形というか変形Vの字というかになっている 。
柄と同じ太さの外枠のV字が3センチほどと穴の縁だった太い半円を残し、それよりすこし薄い面部分とで、ちょうどカエルの水かきのように小さな三角を作っている。
最初にナイフで切れ目を入れ、うりうりと折り曲げ、最終的にはバーナーで焼き切り角を整えて作ってくれたそうだ。
これがね、いままの『心地よい痛み』なんていうのがウソのように強烈な痛みを生みだすことになってしまった。
だってね、心地よいに留まっていた要因は面が広いことと勢いを殺せることだったけど、これは三角が小さい分、そこに力が集中するし、重量自体は軽くなったけど、空気抵抗がなくなった分那智さんの腕力がダイレクトに重みになるわけで、痛い。
しかも、フレームは柄の延長線にあるので柄と同じ硬さと太さのVだし、穴の縁も同じ太さ、硬くて細いものが皮膚を打つのだ、薄い素材の面よりダメージが大きい。
これが、想像以上に痛いのだ。
那智さん命名『なんちゃって乗馬鞭』!!
でもね、SM用乗馬鞭の先の部分って一枚の皮でできているでしょ?(馬に使うのは知らない)
この『なんちゃって』は柄の硬いものが、そのまま縁取りになっているから、V部分が硬い。
乗馬鞭を経験したことないから断言できないけど、たぶん、皮一枚より、こっちのほうが痛い。
だって、実際、とても痛い;;
今日は最新凶器のご紹介、使用感は次エントリーで^^
根性棒のときもそうだったけど、自分を痛めつけるアイテムを作ったりメンテナンスしたり、そういうことはなかなかうれしい。
<関連エントリー>
根性棒
『根性棒!!』
『徒然に『根性棒』』
『哀願』
『ドロップ』
『◯◯探しの旅』
ついでにその他の叩きもの^^
『ゴムのバラ鞭』
「等式」感想です。もとのふとんたたきの画像を撮っていたのが笑えます。本物の乗馬鞭は子供用でも長すぎる、sm用も長い。釣竿のように継いで完成する鞭を作れないか、空想してます、強度を上げるのは無理なのかな?良いものが出来ればヒット間違いなし、釣竿屋さん副業で製作して下さい(笑)
最近登場した新アイテム。
布団叩き!!
昔、藤でできた布団叩きを使ったことはあるけど、それは那智さんの第二のお仕事場にお邪魔したときの備品(簡易の仮眠室があるのだ)だった。
藤は硬く接地面が細いのでおそらくけっこう痛いと思うけど、ずいぶん前のまだ痛覚をいまほど楽しんでいない時期で那智さんの叩き方もいまほどではなかったはずだし、一度きりなので、あまり痛みの記憶は残っていないんだ。
だから、ひとまず、ほぼ初見。
これは那智さん御用達の◯イソー(笑)
プラスチック製で逆三角形に大きな穴が空いている。
これはね、ヒジョーにビンゴな痛さなのだ。
プラスチック製だから軽いし、面で打つから一点に痛みが集中せず、面で空気抵抗があるから勢いも適度、数発で「あ、心地いい」と感じられる。
『痛いけど気持ちいい』をそのまま形にしたような素晴らしいアイテム。
だが、しかし、『以上、終了!!』なのだ(笑)
痛いことは痛い、でも、心地よいと感じる程度の痛みは『心地よい』以上にはならない。
うふふふとじゃれ合うような痛がり方にしかならない。
ものすごく痛いことは恐いから、この心地よく痛いで着地してくれればいいのだけど、悲しいかな、それじゃあ、物足りないと思ってしまうわたし。
那智さんも反応イマイチだし、きっと軽くて面だから打つときの空気を裂く勢いのようなものもなかったんじゃないかな、面白くなかったようで、結局一度しか登場しなかった。
けっこう長いからカバンから飛び出るし^^;
あの布団叩きはお蔵入りかな〜と思っていたら、パワーアップして再登場したのだ!!
それがこれ!!
なんと、布団叩きの叩く部分を切り取っている。
といっても、柄の棒だけになっているんじゃなくて、叩く部分の逆三角形の角を数センチ分残して切り離したもの。
だから柄の先が小さな三角形というか変形Vの字というかになっている 。
柄と同じ太さの外枠のV字が3センチほどと穴の縁だった太い半円を残し、それよりすこし薄い面部分とで、ちょうどカエルの水かきのように小さな三角を作っている。
最初にナイフで切れ目を入れ、うりうりと折り曲げ、最終的にはバーナーで焼き切り角を整えて作ってくれたそうだ。
これがね、いままの『心地よい痛み』なんていうのがウソのように強烈な痛みを生みだすことになってしまった。
だってね、心地よいに留まっていた要因は面が広いことと勢いを殺せることだったけど、これは三角が小さい分、そこに力が集中するし、重量自体は軽くなったけど、空気抵抗がなくなった分那智さんの腕力がダイレクトに重みになるわけで、痛い。
しかも、フレームは柄の延長線にあるので柄と同じ硬さと太さのVだし、穴の縁も同じ太さ、硬くて細いものが皮膚を打つのだ、薄い素材の面よりダメージが大きい。
これが、想像以上に痛いのだ。
那智さん命名『なんちゃって乗馬鞭』!!
でもね、SM用乗馬鞭の先の部分って一枚の皮でできているでしょ?(馬に使うのは知らない)
この『なんちゃって』は柄の硬いものが、そのまま縁取りになっているから、V部分が硬い。
乗馬鞭を経験したことないから断言できないけど、たぶん、皮一枚より、こっちのほうが痛い。
だって、実際、とても痛い;;
今日は最新凶器のご紹介、使用感は次エントリーで^^
根性棒のときもそうだったけど、自分を痛めつけるアイテムを作ったりメンテナンスしたり、そういうことはなかなかうれしい。
<関連エントリー>
根性棒
『根性棒!!』
『徒然に『根性棒』』
『哀願』
『ドロップ』
『◯◯探しの旅』
ついでにその他の叩きもの^^
『ゴムのバラ鞭』
「等式」感想です。もとのふとんたたきの画像を撮っていたのが笑えます。本物の乗馬鞭は子供用でも長すぎる、sm用も長い。釣竿のように継いで完成する鞭を作れないか、空想してます、強度を上げるのは無理なのかな?良いものが出来ればヒット間違いなし、釣竿屋さん副業で製作して下さい(笑)
壊れる
非日常的な日常
めずらしく那智さんが先にチェックインしているホテルに1時間ほど遅れてチェックインする。
先でも後でもひとりでラブホに入るのはいつまでたっても勇気がいる。
前回、拘束してもらってものすごい幸福だったし那智さんも満足そうだったから、またするのかなと期待半分、恐いの半分。
きっと、ただ拘束するだけじゃなくて鞭などの痛いこともセットになっているのは想像できるから、まだ拘束+痛いことに慣れていないわたしにとっては恐さもある。
一度、ものすごい快感を味わえても、また次同じようになれるとは限らないからだ。
部屋に入るとTシャツとパンツでおくつろぎな那智さん。
ベッドサイドテーブルに縄や電マや鞭が置いてあって、やっぱり落ち着かない。
まず、いきなり手にしたのはサイドテーブルのそれらではなく那智さんお手製の最新凶器。
プラスチックの布団叩きの柄の部分。
那智さん曰く『なんちゃって乗馬鞭』。
その『なんちゃって乗馬鞭』で、スカートから伸びているふくらはぎに1発。
続けて、スカートをめくり、太ももに数発。
さらにめくって、お尻にも。
痛い、とっても、痛い。
細かく分析するものではないかもしれないけど、この痛さも、またいままでのものとは違う特徴があるんだ。
皮膚に当たった瞬間は、もちろんゴムのバラ鞭のほうが破壊力はあるけれど、これは、そこから痛みの増幅が激しい。
靴べらと同じような表面を弾くような最初の衝撃の後、まるで火傷をしたような重く深い痛みがぐわーんと押し寄せるのだ、しかも、右肩上がりで。
普通、痛みって最初が一番痛くて、徐々に引いていくものだと思うけど、これはなぜか痛みがみるみるうちに増していく。
そのストーリーにまだ気づいていない段階だったので、何?この痛さは!!と最初から逃げ腰。
痛い、痛いと大騒ぎする。
しばらく、それで遊んで、首輪とリードをつけてもらい、那智さん、ソファに移動。
四つん這いになってついていく。
ソファで一服している那智さんの足の間に顔をくっつけひと呼吸したのもつかの間、またスカートをめくり四つん這いのお尻に、また数発。
バチンという響きの後、増幅する痛みに混乱する。
耐え難い痛みに四つん這いのお尻が下がってしまうけどリードを引かれた体は不自由だ。
那智さんの太ももに顔を強く押当てて耐えるしかない。
立ち上がりリードを引き、またベッドに。
スカートもシャツもめくられ露わになった皮膚を打ち据える。
那智さん、これ、痛いです!!
後からもずっと痛いの;;
慣れない痛みと混乱で涙が出る。
そうそう、これ、後から痛いよな(笑)
ベッドで身をよじるわたしに添い寝するように転がり微笑む。
そうなのだ、那智さん、試し打ちしているんだ、だから、わかる。
そうですよね!?
打った後のほうが痛いです;;
ぐわ〜〜んって痛くなるよな(笑)
と言いながら、『ぐわ〜〜ん』と体を反らして痛みを表現してくれる。
ああ、うれしいな。
この痛みを那智さんは知っていて、それを共有することでわたしの不安を払拭しようとしてくれる、笑いながら。
痛さはかわらないけど、この共有は、その痛さを受け入れる気持ちを作ってくれるのだ。
立たされ洋服を脱がしてもらう。
裸になり、今度は全身を打つ。
ああ、それでも、この痛みは慣れない。
そのうち、鞭も使いはじめた。
太ももやお尻や背中に数発の増幅する痛みの後、お尻や腰や太ももに強烈なバラ鞭。
ぜんぜん、無理!!
慣れない痛みのせいか、最近はわりと早く快感に転がるバラ鞭が思うように快感になってくれない。
痛い、痛いと地団駄を踏む。
また、立たされ、次は麻縄。
前回わたしを幸福に導いてくれた拘束。
痛みの混乱の中での、それに、今日は心が折れそうになる。
やっぱり、拘束と痛みのセットは恐怖だ。
露わになっている場所に麻縄が食い込むのは下着をつけていた前回では味わわなかった感覚だ。
縄が柔らかい皮膚を痛めないか、すこし心配する。
(みんな、よく股縄とか、大丈夫だなぁなんてぼんやり思ったり^^;)
手足も動けないように拘束され、すこし途方に暮れる。
前回の夢が叶ったような不自由に対する甘美なそれとはすこし違う。
いま、痛みに対して少し抵抗感を感じているこの段階での拘束に、この先あの痴人状態の快感が来るとは思えなくて、混乱した頭で途方に暮れているのだ。
それでも、やはり拘束されることはうれしい。
よっこいしょとベッドに寝転がるのを手伝ってもらう不完全な自分でいることは那智さんのものという思いを強くしてくれる。
なんちゃって乗馬鞭とバラ鞭で全身を打つ。
お尻、太もも、胸、お腹、背中、ふくらはぎ、腕。
どこもかしこも痛い。
バラ鞭でいつもの快感の糸口が見えそうになるとプラスチックの鋭い痛みにまた引き戻される。
胸を愛撫してもらって違う快感に落ちると、また慣れない痛みで戻される。
お願いです、那智さん、いつもの痛さにして、否応なくあの世界に連れて行って。
なんちゃって乗馬鞭の痛みは後から増幅するから、打った瞬間のリアクションはバラ鞭のようにすぐ七転八倒するようなものではなく、それほど大きくないのだ。
瞬間的なリアクションにならず地味に後からすごく痛い。
だから、那智さん、あまり痛いと思ってくれていないんじゃないか。
痛いと訴えてもおしまいにしてくれないことを、そんなふうに想像して、痛くて、混乱して、思ったように快感にならなくて、那智さんわかってくれなくて、痛みと恐さと悲しさでわんわん泣く。
股縄を引き上げられて、痛くて気持ちいいけど、それはそこ止まり。
心が折れ気味で洗濯バサミに『痛すぎます』のセーフティワードを発令。
もう、混乱して、ヘタレ状態。
快感と覚醒を行き来して混乱する。
ぷつん。
糸が切れた。
あるときを境に、手足を拘束されうつ伏せの状態から動けなくなってしまった。
お尻や太もも強烈に鞭を振り下ろされても、なんちゃって乗馬鞭の増幅する痛みを背中に感じても、その振動に揺れるだけで、自らの力ではピクリとも動けない。
那智さんも不思議に思ったのか、さらに、力を込めて打つ。
それでも、わたしは屍のように微動だにしない。
今日は痴人状態になるような快感にはなっていない。
だから、痛いのものは、痛い、それも強烈に痛い。
でも、痛さに体を動かし抵抗を示す気力が、尽きてしまったのだ。
身をよじり痛みをやり過ごしたいのに、声を上げて痛みに耐えたいのに、それすらできないほどの無気力状態になったしまったのだ。
拷問って、こういう感じになるのかな。
本当の拷問を、これで想像するのはお門違いだと思うけど、人から生きる力を奪うことが拷問の目的のひとつだとしたら、その気持ちが1ミリくらい想像できた気がする。
痛いんですけど、痛がる気力がなくなってしまいました…
ボソボソとつぶやくわたしを見て
りん子、壊れちゃった?(笑)
と、打つのをおしまいにして、縄を解きはじめてくれた。
いえ、人間、そんな簡単に壊れません
そう?でも、けっこう壊れているみたいだよ
腕と足の拘束を解き、体を起こさせ、上半身の縄も解く。
されるがままで、まったく力が入らない。
ゆらゆらとゆらめき、きっと虚ろな表情で呂律の回らないわたしを見て、那智さんはそんなことをいう。
あはは、たしかに、いえ、戻れる程度のことは壊れるとは言いませんけどね
でも、けっこう、それに近いかも
力の入らない夢心地な状態で屁理屈いう自分に、笑う。
面白いほど、ふわふわだ。
いつも痴人状態になるときもふわふわだけど、ぐったりすることはあったけど、『まったく体が動かせない』という状態のふらふらははじめてだった。
那智さんの縄を解いてもらいながら快感とは違う極限を垣間みたようで、不思議な安堵に包まれていた。
これがそのとき。
「等式」感想です。飽きさせない、飽きたくない故の人体実験かもしれません。楽しませたい、楽しみたいの気持ちも当然あります。最近の傾向でりん子には可哀想なのだが快感から引き戻したり、継続している快感の上昇ベクトルを変えたりしています。快感が途切れても直ぐ復活出来る心身にしたい。
めずらしく那智さんが先にチェックインしているホテルに1時間ほど遅れてチェックインする。
先でも後でもひとりでラブホに入るのはいつまでたっても勇気がいる。
前回、拘束してもらってものすごい幸福だったし那智さんも満足そうだったから、またするのかなと期待半分、恐いの半分。
きっと、ただ拘束するだけじゃなくて鞭などの痛いこともセットになっているのは想像できるから、まだ拘束+痛いことに慣れていないわたしにとっては恐さもある。
一度、ものすごい快感を味わえても、また次同じようになれるとは限らないからだ。
部屋に入るとTシャツとパンツでおくつろぎな那智さん。
ベッドサイドテーブルに縄や電マや鞭が置いてあって、やっぱり落ち着かない。
まず、いきなり手にしたのはサイドテーブルのそれらではなく那智さんお手製の最新凶器。
プラスチックの布団叩きの柄の部分。
那智さん曰く『なんちゃって乗馬鞭』。
その『なんちゃって乗馬鞭』で、スカートから伸びているふくらはぎに1発。
続けて、スカートをめくり、太ももに数発。
さらにめくって、お尻にも。
痛い、とっても、痛い。
細かく分析するものではないかもしれないけど、この痛さも、またいままでのものとは違う特徴があるんだ。
皮膚に当たった瞬間は、もちろんゴムのバラ鞭のほうが破壊力はあるけれど、これは、そこから痛みの増幅が激しい。
靴べらと同じような表面を弾くような最初の衝撃の後、まるで火傷をしたような重く深い痛みがぐわーんと押し寄せるのだ、しかも、右肩上がりで。
普通、痛みって最初が一番痛くて、徐々に引いていくものだと思うけど、これはなぜか痛みがみるみるうちに増していく。
そのストーリーにまだ気づいていない段階だったので、何?この痛さは!!と最初から逃げ腰。
痛い、痛いと大騒ぎする。
しばらく、それで遊んで、首輪とリードをつけてもらい、那智さん、ソファに移動。
四つん這いになってついていく。
ソファで一服している那智さんの足の間に顔をくっつけひと呼吸したのもつかの間、またスカートをめくり四つん這いのお尻に、また数発。
バチンという響きの後、増幅する痛みに混乱する。
耐え難い痛みに四つん這いのお尻が下がってしまうけどリードを引かれた体は不自由だ。
那智さんの太ももに顔を強く押当てて耐えるしかない。
立ち上がりリードを引き、またベッドに。
スカートもシャツもめくられ露わになった皮膚を打ち据える。
那智さん、これ、痛いです!!
後からもずっと痛いの;;
慣れない痛みと混乱で涙が出る。
そうそう、これ、後から痛いよな(笑)
ベッドで身をよじるわたしに添い寝するように転がり微笑む。
そうなのだ、那智さん、試し打ちしているんだ、だから、わかる。
そうですよね!?
打った後のほうが痛いです;;
ぐわ〜〜んって痛くなるよな(笑)
と言いながら、『ぐわ〜〜ん』と体を反らして痛みを表現してくれる。
ああ、うれしいな。
この痛みを那智さんは知っていて、それを共有することでわたしの不安を払拭しようとしてくれる、笑いながら。
痛さはかわらないけど、この共有は、その痛さを受け入れる気持ちを作ってくれるのだ。
立たされ洋服を脱がしてもらう。
裸になり、今度は全身を打つ。
ああ、それでも、この痛みは慣れない。
そのうち、鞭も使いはじめた。
太ももやお尻や背中に数発の増幅する痛みの後、お尻や腰や太ももに強烈なバラ鞭。
ぜんぜん、無理!!
慣れない痛みのせいか、最近はわりと早く快感に転がるバラ鞭が思うように快感になってくれない。
痛い、痛いと地団駄を踏む。
また、立たされ、次は麻縄。
前回わたしを幸福に導いてくれた拘束。
痛みの混乱の中での、それに、今日は心が折れそうになる。
やっぱり、拘束と痛みのセットは恐怖だ。
露わになっている場所に麻縄が食い込むのは下着をつけていた前回では味わわなかった感覚だ。
縄が柔らかい皮膚を痛めないか、すこし心配する。
(みんな、よく股縄とか、大丈夫だなぁなんてぼんやり思ったり^^;)
手足も動けないように拘束され、すこし途方に暮れる。
前回の夢が叶ったような不自由に対する甘美なそれとはすこし違う。
いま、痛みに対して少し抵抗感を感じているこの段階での拘束に、この先あの痴人状態の快感が来るとは思えなくて、混乱した頭で途方に暮れているのだ。
それでも、やはり拘束されることはうれしい。
よっこいしょとベッドに寝転がるのを手伝ってもらう不完全な自分でいることは那智さんのものという思いを強くしてくれる。
なんちゃって乗馬鞭とバラ鞭で全身を打つ。
お尻、太もも、胸、お腹、背中、ふくらはぎ、腕。
どこもかしこも痛い。
バラ鞭でいつもの快感の糸口が見えそうになるとプラスチックの鋭い痛みにまた引き戻される。
胸を愛撫してもらって違う快感に落ちると、また慣れない痛みで戻される。
お願いです、那智さん、いつもの痛さにして、否応なくあの世界に連れて行って。
なんちゃって乗馬鞭の痛みは後から増幅するから、打った瞬間のリアクションはバラ鞭のようにすぐ七転八倒するようなものではなく、それほど大きくないのだ。
瞬間的なリアクションにならず地味に後からすごく痛い。
だから、那智さん、あまり痛いと思ってくれていないんじゃないか。
痛いと訴えてもおしまいにしてくれないことを、そんなふうに想像して、痛くて、混乱して、思ったように快感にならなくて、那智さんわかってくれなくて、痛みと恐さと悲しさでわんわん泣く。
股縄を引き上げられて、痛くて気持ちいいけど、それはそこ止まり。
心が折れ気味で洗濯バサミに『痛すぎます』のセーフティワードを発令。
もう、混乱して、ヘタレ状態。
快感と覚醒を行き来して混乱する。
ぷつん。
糸が切れた。
あるときを境に、手足を拘束されうつ伏せの状態から動けなくなってしまった。
お尻や太もも強烈に鞭を振り下ろされても、なんちゃって乗馬鞭の増幅する痛みを背中に感じても、その振動に揺れるだけで、自らの力ではピクリとも動けない。
那智さんも不思議に思ったのか、さらに、力を込めて打つ。
それでも、わたしは屍のように微動だにしない。
今日は痴人状態になるような快感にはなっていない。
だから、痛いのものは、痛い、それも強烈に痛い。
でも、痛さに体を動かし抵抗を示す気力が、尽きてしまったのだ。
身をよじり痛みをやり過ごしたいのに、声を上げて痛みに耐えたいのに、それすらできないほどの無気力状態になったしまったのだ。
拷問って、こういう感じになるのかな。
本当の拷問を、これで想像するのはお門違いだと思うけど、人から生きる力を奪うことが拷問の目的のひとつだとしたら、その気持ちが1ミリくらい想像できた気がする。
痛いんですけど、痛がる気力がなくなってしまいました…
ボソボソとつぶやくわたしを見て
りん子、壊れちゃった?(笑)
と、打つのをおしまいにして、縄を解きはじめてくれた。
いえ、人間、そんな簡単に壊れません
そう?でも、けっこう壊れているみたいだよ
腕と足の拘束を解き、体を起こさせ、上半身の縄も解く。
されるがままで、まったく力が入らない。
ゆらゆらとゆらめき、きっと虚ろな表情で呂律の回らないわたしを見て、那智さんはそんなことをいう。
あはは、たしかに、いえ、戻れる程度のことは壊れるとは言いませんけどね
でも、けっこう、それに近いかも
力の入らない夢心地な状態で屁理屈いう自分に、笑う。
面白いほど、ふわふわだ。
いつも痴人状態になるときもふわふわだけど、ぐったりすることはあったけど、『まったく体が動かせない』という状態のふらふらははじめてだった。
那智さんの縄を解いてもらいながら快感とは違う極限を垣間みたようで、不思議な安堵に包まれていた。
これがそのとき。
「等式」感想です。飽きさせない、飽きたくない故の人体実験かもしれません。楽しませたい、楽しみたいの気持ちも当然あります。最近の傾向でりん子には可哀想なのだが快感から引き戻したり、継続している快感の上昇ベクトルを変えたりしています。快感が途切れても直ぐ復活出来る心身にしたい。
クリック音
独特な幸福感
朝のお電話タイム。
だいたい45分間。
沈黙もあるし上の空な対応もあるし、ときには那智さんのお仕事の電話をひたすら聞いているだけのこともあったりするけど、よくまあ、こう毎日つながっているよなぁと那智さんとわたし、ふたりして感心する。
真剣な話からくだらない話、たくさん笑って、ちょっと泣いて、そこそこぐずって(笑)
大好きな人を知りたい、大好きな人に自分を知ってほしいという気持ちがあれば、それなりにテンションの上下はあれど、同化願望のあるわたしのような女はとくに話題提供に事欠かないようだ。
お仕事前の時間とはいえ、そこはお仕事場、目の前にはパソコンはあるし電話も鳴る、メールチェックや電話対応と始業前でもやろうと思えばやれることはたくさんある。
そこまで切羽詰まっていなくても、会話で使う耳と口以外は自由なわけだから漠然とパソコンいじったり『ながら会話』になることは当然ある。
おそらく、トイレとタバコの数分以外は、ほとんどそういう状況だろう。
話の内容によっては、集中して聞いてほしいこともあるしどうでもいいものもあるので「いま集中何%ですか?」と聞いてから話題提供をする。
だけど、最近はトイレとタバコ以外の時間でそれを聞かなくても、那智さんの様子でだいたいの集中度合いも計れるようになってきているので、様子を見ながら(正確には聞きながら)集中度合いに合わせて話題提供できる場面も増えてきている。
なかなかの以心伝心(笑)
そうはいっても聞いてほしいお話しや答えを出したい話題のときは、つい自分の伝えることに一生懸命になっていて、ふと気づくとほぼ空返事の独り言状態になっていることもあって、途中から「いまこの話題はダメだったな〜」と悔やむのだ。
そういうときの対処方法は様子を見て黙るか、「いまダメですね?」と集中度合いを確認して黙るか、それに合った話題に切り替える。
どうしてもいま話しておきたい場合のときは、そう伝えるし、逆に那智さんが大事だと判断したら「いまの話大事だから後でもう一回話そう」と区切ってくれてからお仕事に集中される。
とにかく、気づく時間はまちまちだけど、那智さんの集中度合いはだいたいわかるようになってきている。
なぜわかるか。
まず、相づちの声のトーンと相づちを打つタイミング、もちろん相づちなしの場合は一目瞭然だけど、それ以外の微妙な変化が一番わかりやすい。
それとね、それに合わせてキーボードを叩く音やマウスをクリックする音がしてくるのだ。
これは何かしている証拠。
でもって、キーボードの場合はメールを打ったりなどのお仕事で、クリックは暇つぶし程度の可能性が高い(笑)
その後、だんだん会話が噛み合なくなってくる。
那智さん、それでもかまってくれようとしているのか、「いまはダメ」と言っていない手前聞いている風を装っているのか、それとも、もしかしたら、大したことしていないけどパソコンで遊んでこちらに集中していないことを悟られないようにしているからか、わからないのだけど、わりと通常と同じトーンを保ったまま会話を続けてくれるらしいのだ。
でも、相手は客先メールか、ニュースチェックか、誰かのツイートか、とにかくわたし以外の『何か』に視線を向けているので、徐々に会話が成立しなくなってくる。
たとえば、明日会ったときの夕飯のお店をどうするかというテーマだったとする。
(噛み合なさをお伝えするためのフィクションです^^)
那智さん、明日、夜はどこに行きます?
ああ、夕飯?
はい
どこがいいかねぇ
そうですね、この前は◯だったから、違うところにします?
え?どこ?
この前は◯だったでしょ?だから、違うところがいいかなって
ああ、うん…
ひさしぶりに×にします?
ん?何が?
…明日の夕飯のことです
ああ、で、りん子はどこに行きたいの?
だから、×はどうかと…
そうね、◯は…
先週行きました
そうそう、そうだったね
話がぜんっっぜんっ、進みません!!!!
さすがにこれくらいになればわかる。
こういう場合は重要な話の場合は、いま集中してくれるか、集中できるまで待つかを聞いてわりと簡単に解決するのだけど、これが、かえって他愛ない話の場合だとなかなかの徒労感なのだ。
どうでもいい話題提供程度のことを堂々巡りで繰り返し話す不毛な感じに、しまいには「この話はどうしても話したいお話じゃないのでやめます(笑)」なんてことになる。
こんな攻防(?)を繰り広げているある朝のこと。
毎朝、よく話題があるな〜と思うけど、この日は前の日にモカちゃんとランチをしたことや、今度会う人のことでけっこう話題に事欠かない状態だった。
ある程度、ちゃんとお話ししたいこともあるけど、まあ、そこまで真剣というほどではないなという中、声のトーン、相づちのタイミング、噛み合なさがだんだん集中の低さを醸し出してくる。
以下、先ほどの会話を流用、トーンやタイミングなども合わせてより臨場感を持ってお伝えできればと思います!!
那智さん、明日、夜はどこに行きます?
ああ、夕飯?
(カチカチ)
はい
…どこがいいかねぇ
(カチカチ、カチカチ)
そうですね、この前は◯だったから、違うところにします?
…え?どこ?
この前は◯だったでしょ?だから、違うところがいいかなって
(カチカチカチカチ、カチカチ)
…ああ、…う…ん…
(カチカチカチ)
ひさしぶりに×にします?
………ん?何が?
(カチカチカチカチカチ)
…明日の夕飯のことです
ああ、で、りん子はどこに行きたいの?
だから、×はどうかと…
そうね…
(カチカチ)
…◯は…
(カチカチ)
先週行きました(すでに棒読み〜)
そうそう、そうだったね
声ちっちゃい!!
ワンテンポ遅れる!!
そして、(カチカチ)!!
ぜんぜん集中してませんね〜〜〜。
(カチカチ)はキーボードの音。
キーボードを叩く音の場合はメールを打ったりしているはずから、どちらかというとお仕事の大事な場面で集中も低いのは、いちおう受け入れる(笑)
だから、こういうときは確認するのだ。
那智さん、いま、何かされていますよね?
後にします?
那智さんだってお仕事のメールを打っているんだ、不毛な会話がないほうがいいだろう。
いちおう気遣いと、心ここにあらず、わかってますよ〜という牽制(笑)
こういう場合、「後にして」という場合もあるけど、「いや、大丈夫だよ」といってくれるほうが多い、このときもそうだった。
ああ、もう大丈夫になったよ(笑)
やっぱりメールしていて終わったんだ。
それをきっかけに「じゃあ、別のお話を」と大丈夫な状態で話せる適度な話題提供をする。
再び流用、もちろん内容は違うよ。
那智さん、明日、夜はどこに行きます?
ああ、夕飯?
はい
どこがいいかねぇ
(ぽち)
そうですね、この前は◯だったから、違うところにします?
…え?どこ?
この前は◯だったでしょ?だから、違うところがいいかなって
(ぽち、ぽち)
…ああ、うん…
ひさしぶりに×にします?
ん?何が?!
…明日の夕飯のことです
(ぽち、ぽち)
…ああ、で、りん子はどこに行きたいの?
だから、×はどうかと…
そうね、(ぽち)
◯は…
先週行きました(再び、棒読み〜)
そうそう、そうだったね
また、ですね!!!
今度はトーンを変えないようにところどころ声を張り気味にしてらっしゃいますけど、タイミング遅いのは相変わらずだし、もちろん噛み合ない。
なにより(ぽち)なのだ!!
これはクリック音。
メールを打つようなお仕事のではなく、おそらくネットサーフィン的なお遊びの可能性大。
さすがにお仕事なら受け入れますけど、そうじゃないなら話は別です。
他愛ない話題なので黙っていてもいいんです。
わたしは基本的に『繋がっている』ことが大事なのですから。
だから、もし、何か他に集中したければしてくださいませ。
わたしも不毛な会話をする徒労感を味わわずにすみますから。
そう思って
那智さん、どうしても聞いてほしいお話じゃないから、いまは黙っときましょうか?(笑)
あ〜、バレたか(笑)
那智さん、さっき指摘されたのが悔しかったのか、今度はわたしに気づかれないようにしてみたのだ。
でも、あっさりバレてしまったから、悔しそうに笑う。
声小さくならないようにして、今度はバレないようにしようと思ったんだけどな〜
わかりますよ(笑)
次はバレないようにしよう
たぶん、次もわかりますよ
だって、相づちのタイミングワンテンポ遅れるわりには声のトーン変えまいとしすぎて不必要に声張り気味だし、当然、噛み合ないし。
キーボードやクリック音が判断材料になっているなんて思いもよならいでしょうけど。
わたしとしては、まったく以て、わかります。
でも、次に挑戦しようという那智さんのお気持ちを尊重して声の大きさ以外の変化は内緒にして差し上げました。
那智さん。
わたしはあなたに同化していたいんですよ。
いつもいつもあなたのポケットの中で、あなたの内側にいて、あたなだけに包まれていたい。
那智さんの声も吐息も逃さず耳で捉え気配を肌にしみ込ませ、那智さんの一部になってしまいたいくらいなんですよ。
そんなわたしがわからないわけないじゃないですか。
だから、たぶん、次回もわかります。
那智さんご自身も参戦したこの攻防は繰り広げられそうですが、ここでネタばれしてしまったので、その楽しみも2ヶ月でおしまいになってしまいますね、那智さん、ごめんなさい^^
でも、1エントリーのネタになったから、よしとしてくださいませ。
ネタばれになっちゃったけど、もし、次これを駆使して相づちのタイミングや気配を消すようにして会話が噛み合うようにカモフラージュして、見事わたしをだますことに成功したとしても、わたしはぜんぜんかまわない。
だって、そもそも那智さんと『張り合う』気持ちはまったくないからだ。
わたしがうれしいのは鼻を明かせたことではなくて、那智さんのことを把握できていたよろこびなのだから、那智さんが真剣にだまそうと思っているなら、よろこんでだまされる。
そして、ずっと那智さんが集中してお話ししてくれていると思えるから、むしろうれしいことなのだ^^
だから、よろこんでだまされる^^
だから、どうぞ、だましてくださいね。
那智さんの負けず嫌いもすごいけど、わたしの那智さんマニア度合いもかなりなものなので、わかっちゃう気がしないでもないですけど^^
「等式」感想です。いいの、いいの。もう、あきらめて、フフフと言いながらごまかすなど考えるから、りん子のピンチやマイナス感情をひろう感度は最低残しているけれど、それ以外は任意の集中力なので補償は出来かねます。(笑)それに、仕事しながらパソコンに向かう時は今のようなに集中してない。
だから、頭の一部で考えている、今考えたらバレるに決まっている。ほぼ、100%正直に楽に話しているのに、ほぼ毎日上の空度何パーセントかでパソコンしながら話ていたら誰でも解ります。(笑) りん子の前では意識していない自分がバカでもあり、可愛くもあり。
朝のお電話タイム。
だいたい45分間。
沈黙もあるし上の空な対応もあるし、ときには那智さんのお仕事の電話をひたすら聞いているだけのこともあったりするけど、よくまあ、こう毎日つながっているよなぁと那智さんとわたし、ふたりして感心する。
真剣な話からくだらない話、たくさん笑って、ちょっと泣いて、そこそこぐずって(笑)
大好きな人を知りたい、大好きな人に自分を知ってほしいという気持ちがあれば、それなりにテンションの上下はあれど、同化願望のあるわたしのような女はとくに話題提供に事欠かないようだ。
お仕事前の時間とはいえ、そこはお仕事場、目の前にはパソコンはあるし電話も鳴る、メールチェックや電話対応と始業前でもやろうと思えばやれることはたくさんある。
そこまで切羽詰まっていなくても、会話で使う耳と口以外は自由なわけだから漠然とパソコンいじったり『ながら会話』になることは当然ある。
おそらく、トイレとタバコの数分以外は、ほとんどそういう状況だろう。
話の内容によっては、集中して聞いてほしいこともあるしどうでもいいものもあるので「いま集中何%ですか?」と聞いてから話題提供をする。
だけど、最近はトイレとタバコ以外の時間でそれを聞かなくても、那智さんの様子でだいたいの集中度合いも計れるようになってきているので、様子を見ながら(正確には聞きながら)集中度合いに合わせて話題提供できる場面も増えてきている。
なかなかの以心伝心(笑)
そうはいっても聞いてほしいお話しや答えを出したい話題のときは、つい自分の伝えることに一生懸命になっていて、ふと気づくとほぼ空返事の独り言状態になっていることもあって、途中から「いまこの話題はダメだったな〜」と悔やむのだ。
そういうときの対処方法は様子を見て黙るか、「いまダメですね?」と集中度合いを確認して黙るか、それに合った話題に切り替える。
どうしてもいま話しておきたい場合のときは、そう伝えるし、逆に那智さんが大事だと判断したら「いまの話大事だから後でもう一回話そう」と区切ってくれてからお仕事に集中される。
とにかく、気づく時間はまちまちだけど、那智さんの集中度合いはだいたいわかるようになってきている。
なぜわかるか。
まず、相づちの声のトーンと相づちを打つタイミング、もちろん相づちなしの場合は一目瞭然だけど、それ以外の微妙な変化が一番わかりやすい。
それとね、それに合わせてキーボードを叩く音やマウスをクリックする音がしてくるのだ。
これは何かしている証拠。
でもって、キーボードの場合はメールを打ったりなどのお仕事で、クリックは暇つぶし程度の可能性が高い(笑)
その後、だんだん会話が噛み合なくなってくる。
那智さん、それでもかまってくれようとしているのか、「いまはダメ」と言っていない手前聞いている風を装っているのか、それとも、もしかしたら、大したことしていないけどパソコンで遊んでこちらに集中していないことを悟られないようにしているからか、わからないのだけど、わりと通常と同じトーンを保ったまま会話を続けてくれるらしいのだ。
でも、相手は客先メールか、ニュースチェックか、誰かのツイートか、とにかくわたし以外の『何か』に視線を向けているので、徐々に会話が成立しなくなってくる。
たとえば、明日会ったときの夕飯のお店をどうするかというテーマだったとする。
(噛み合なさをお伝えするためのフィクションです^^)
那智さん、明日、夜はどこに行きます?
ああ、夕飯?
はい
どこがいいかねぇ
そうですね、この前は◯だったから、違うところにします?
え?どこ?
この前は◯だったでしょ?だから、違うところがいいかなって
ああ、うん…
ひさしぶりに×にします?
ん?何が?
…明日の夕飯のことです
ああ、で、りん子はどこに行きたいの?
だから、×はどうかと…
そうね、◯は…
先週行きました
そうそう、そうだったね
話がぜんっっぜんっ、進みません!!!!
さすがにこれくらいになればわかる。
こういう場合は重要な話の場合は、いま集中してくれるか、集中できるまで待つかを聞いてわりと簡単に解決するのだけど、これが、かえって他愛ない話の場合だとなかなかの徒労感なのだ。
どうでもいい話題提供程度のことを堂々巡りで繰り返し話す不毛な感じに、しまいには「この話はどうしても話したいお話じゃないのでやめます(笑)」なんてことになる。
こんな攻防(?)を繰り広げているある朝のこと。
毎朝、よく話題があるな〜と思うけど、この日は前の日にモカちゃんとランチをしたことや、今度会う人のことでけっこう話題に事欠かない状態だった。
ある程度、ちゃんとお話ししたいこともあるけど、まあ、そこまで真剣というほどではないなという中、声のトーン、相づちのタイミング、噛み合なさがだんだん集中の低さを醸し出してくる。
以下、先ほどの会話を流用、トーンやタイミングなども合わせてより臨場感を持ってお伝えできればと思います!!
那智さん、明日、夜はどこに行きます?
ああ、夕飯?
(カチカチ)
はい
…どこがいいかねぇ
(カチカチ、カチカチ)
そうですね、この前は◯だったから、違うところにします?
…え?どこ?
この前は◯だったでしょ?だから、違うところがいいかなって
(カチカチカチカチ、カチカチ)
…ああ、…う…ん…
(カチカチカチ)
ひさしぶりに×にします?
………ん?何が?
(カチカチカチカチカチ)
…明日の夕飯のことです
ああ、で、りん子はどこに行きたいの?
だから、×はどうかと…
そうね…
(カチカチ)
…◯は…
(カチカチ)
先週行きました(すでに棒読み〜)
そうそう、そうだったね
声ちっちゃい!!
ワンテンポ遅れる!!
そして、(カチカチ)!!
ぜんぜん集中してませんね〜〜〜。
(カチカチ)はキーボードの音。
キーボードを叩く音の場合はメールを打ったりしているはずから、どちらかというとお仕事の大事な場面で集中も低いのは、いちおう受け入れる(笑)
だから、こういうときは確認するのだ。
那智さん、いま、何かされていますよね?
後にします?
那智さんだってお仕事のメールを打っているんだ、不毛な会話がないほうがいいだろう。
いちおう気遣いと、心ここにあらず、わかってますよ〜という牽制(笑)
こういう場合、「後にして」という場合もあるけど、「いや、大丈夫だよ」といってくれるほうが多い、このときもそうだった。
ああ、もう大丈夫になったよ(笑)
やっぱりメールしていて終わったんだ。
それをきっかけに「じゃあ、別のお話を」と大丈夫な状態で話せる適度な話題提供をする。
再び流用、もちろん内容は違うよ。
那智さん、明日、夜はどこに行きます?
ああ、夕飯?
はい
どこがいいかねぇ
(ぽち)
そうですね、この前は◯だったから、違うところにします?
…え?どこ?
この前は◯だったでしょ?だから、違うところがいいかなって
(ぽち、ぽち)
…ああ、うん…
ひさしぶりに×にします?
ん?何が?!
…明日の夕飯のことです
(ぽち、ぽち)
…ああ、で、りん子はどこに行きたいの?
だから、×はどうかと…
そうね、(ぽち)
◯は…
先週行きました(再び、棒読み〜)
そうそう、そうだったね
また、ですね!!!
今度はトーンを変えないようにところどころ声を張り気味にしてらっしゃいますけど、タイミング遅いのは相変わらずだし、もちろん噛み合ない。
なにより(ぽち)なのだ!!
これはクリック音。
メールを打つようなお仕事のではなく、おそらくネットサーフィン的なお遊びの可能性大。
さすがにお仕事なら受け入れますけど、そうじゃないなら話は別です。
他愛ない話題なので黙っていてもいいんです。
わたしは基本的に『繋がっている』ことが大事なのですから。
だから、もし、何か他に集中したければしてくださいませ。
わたしも不毛な会話をする徒労感を味わわずにすみますから。
そう思って
那智さん、どうしても聞いてほしいお話じゃないから、いまは黙っときましょうか?(笑)
あ〜、バレたか(笑)
那智さん、さっき指摘されたのが悔しかったのか、今度はわたしに気づかれないようにしてみたのだ。
でも、あっさりバレてしまったから、悔しそうに笑う。
声小さくならないようにして、今度はバレないようにしようと思ったんだけどな〜
わかりますよ(笑)
次はバレないようにしよう
たぶん、次もわかりますよ
だって、相づちのタイミングワンテンポ遅れるわりには声のトーン変えまいとしすぎて不必要に声張り気味だし、当然、噛み合ないし。
キーボードやクリック音が判断材料になっているなんて思いもよならいでしょうけど。
わたしとしては、まったく以て、わかります。
でも、次に挑戦しようという那智さんのお気持ちを尊重して声の大きさ以外の変化は内緒にして差し上げました。
那智さん。
わたしはあなたに同化していたいんですよ。
いつもいつもあなたのポケットの中で、あなたの内側にいて、あたなだけに包まれていたい。
那智さんの声も吐息も逃さず耳で捉え気配を肌にしみ込ませ、那智さんの一部になってしまいたいくらいなんですよ。
そんなわたしがわからないわけないじゃないですか。
だから、たぶん、次回もわかります。
那智さんご自身も参戦したこの攻防は繰り広げられそうですが、ここでネタばれしてしまったので、その楽しみも2ヶ月でおしまいになってしまいますね、那智さん、ごめんなさい^^
でも、1エントリーのネタになったから、よしとしてくださいませ。
ネタばれになっちゃったけど、もし、次これを駆使して相づちのタイミングや気配を消すようにして会話が噛み合うようにカモフラージュして、見事わたしをだますことに成功したとしても、わたしはぜんぜんかまわない。
だって、そもそも那智さんと『張り合う』気持ちはまったくないからだ。
わたしがうれしいのは鼻を明かせたことではなくて、那智さんのことを把握できていたよろこびなのだから、那智さんが真剣にだまそうと思っているなら、よろこんでだまされる。
そして、ずっと那智さんが集中してお話ししてくれていると思えるから、むしろうれしいことなのだ^^
だから、よろこんでだまされる^^
だから、どうぞ、だましてくださいね。
那智さんの負けず嫌いもすごいけど、わたしの那智さんマニア度合いもかなりなものなので、わかっちゃう気がしないでもないですけど^^
「等式」感想です。いいの、いいの。もう、あきらめて、フフフと言いながらごまかすなど考えるから、りん子のピンチやマイナス感情をひろう感度は最低残しているけれど、それ以外は任意の集中力なので補償は出来かねます。(笑)それに、仕事しながらパソコンに向かう時は今のようなに集中してない。
だから、頭の一部で考えている、今考えたらバレるに決まっている。ほぼ、100%正直に楽に話しているのに、ほぼ毎日上の空度何パーセントかでパソコンしながら話ていたら誰でも解ります。(笑) りん子の前では意識していない自分がバカでもあり、可愛くもあり。