上の立場の視線
非日常的な日常
今日はわんこになっても大丈夫な服装で来るように言われていた。
いつも那智さんは自分の心の流れを楽しむから、そう言っていてもしないこともあるし、前振りなしでいきなりのこともあるから、その宣言が『決定事項』だとは限らない。
わんこ。
恥ずかしいという言葉がそぐわないほど、恐怖を伴うほどの緊張と羞恥。
目の前に提示されたら、できれば回避したいという思考が働く。
でも、渦中の。
人目が気になり過ぎて自分のことしか考えられなくなるような内と外の乖離状態の快感を。
那智さんに触れている部分だけが幸福との接点のような盲目的な快感を。
時折思い出しては、『してほしい』と競り上がってしまう。
だから服装のことを言われると、恐怖と観念する気持ちとわずかな喜びを感じる。
このときは、ちょっと計りかねている感じだった。
わんこはぜんぜんやっていなかった。
だから那智さんの言葉が、どうも真実味を持って受け取れない。
反面、ひさしぶりだから『必ずやる』ということも読み取れる。
自分のことなのに、なんだか他人事のように感じていたのだ。
待ち合わせて、遅い朝ご飯を取る。
セルフサービスの和食屋さん。
おしゃべりしながら和やかに。
先に食べ終わった那智さんが大きな鞄から尻尾を取り出していう。
「ここで付けるほうがいい?それともトイレで付ける?どっちでもいいよ」
ああ、尻尾。
瞬時に自分のスカートの丈を思う。
ひざ上の丈。
手のひらを広げて親指から小指まで…15�より少しくらいは尻尾が覗くだろう。
「わあ、付けるのですね…」
「うん、今日は、決定事項^^」
続いて、フロアの人の様子を思う。
わたしたちは4人掛けのテーブルにいる。
パーテーションを挟んで同じ4人掛けに男性4人。
そのパーテーションが、男性たちが後ろに椅子を引くか立ち上がるかすればこちらが見えるくらいの死角を作ってくれている。
わたしを背にして壁際のカウンター席に一人の男性、こちらはテーブルが壁についているから、こちらに背を向けている形になっている。
トイレまでは、4人の男性の前を歩いてセルフサービスのカウンターを通り過ぎないと行かれない、店員さんは3人はいたはず。
でも、でも、ここで椅子に腰掛けながら入れるのは気持ち的にも技術的にも難しい^^;
決定事項と言われているのだから抵抗のしようもない。
そして、すこし、尻尾がうれしい。
迷ってトイレを選んだ。
尻尾と首輪を渡され、それをバッグに詰め込んでトイレに行く。
女性客はいなかったはずだからたぶん女性用のトイレをノックされることはないはず、ちょっぴり安心。
トイレに入り、下着を取り。
ひさしぶりのアナルパールを見る。
とても人様にお見せできない状態で^^;それをひとつひとつ差し入れていく。
気持ちは焦る。
でも、ここは焦っちゃいけないの。
女性客はいなかったはずと自分を落ち着かせて、丁寧に入れる。
あと3つ。
ふたつ。
最後のひとつ。
落ちないようにグッと差し込む*^^*
完成。
姿勢を正してみる。
お尻から太ももひざの裏にかけて、ありえない違和感。
質量感のあるもふもふがスカートをふんわりさせているようだ。
首輪をつけて、外に出る。
慌てていたんだと思う。
席までの記憶が曖昧だ。
尻尾を踏まないように太ももの横に流して椅子に座る。
あああああ、ダメだ。
うれしい。
尻尾がうれしい。
尻尾の存在をイヤというほど感じさせてくれる、椅子に座るという行為。
尻尾が生えているわたしがうれしくて幸福で、大好きでたまらない。
ひさしぶりの尻尾、太ももに触れる大きな違和感が、恥ずかしいも怖いもごめんなさいも全部押さえ込むほどの幸福感だった。
もう、きっと濡れている。
ホクホクの幸福感と歪んだ自己愛は、わたしを濡らすのだ。
那智さんがリードを持った。
「こっちおいで」
うぎゃ、ここでリード!?
そのまま外?
一瞬ためらい、周囲を伺う。
相変わらずパーテーションの向こうに男性4人とわたしを背にして男性1人。
ためらう気持ちがあるはずなのに、体が動く。
それも、たぶん、嬉々として動いている。
静かに立ち上がり近づこうと一歩。
「見せてみ^^」
そのままチラッと後ろを見せる。
「ああ、見える、見える」
目立たないように那智さんの真横にすっと近づいてしゃがむ。
リードをつけてもらうために上を向いて首を差し出す。
カチャリ。
リードが繋がった。
「四つん這いになって」
ここで?
首を差し出した姿勢のまま見上げる。
どこでもわんこ、だ。
「うん」
4人の声が遠くに聞こえる。
後ろの男性は動く気配は感じられない。
見上げたまま、恐る恐る手を床に。
那智さんと目が合ったまま体だけ動かす。
ああ、見てしまった。
わたし、はじめてだ、お外でわんこになるときに那智さんの目を見るの。
いつもはいっぱいいっぱいでそんな余裕ないもの。
今日はたまたま視線があった状態だったからあの目を見ることができたのだ。
なんて慈愛に満ちた目。
やさしく、愛しいもの抱きかかえるような、そして那智さん自身も満たされている目だ。
SMに付きものの『蔑み』も『冷徹』もない。
ただただ優しい『上』の立場の視線だ。
ああああ、いま、わたし、わんこになる快感と幸福と同時に、那智さんの満足になっている喜びを全身で味わえている。
今日のわんこは、いままでの中では状況としては厳しいほうではなかっただろう。
(だってね、コンビニや百貨店の正面玄関に比べたらね^^;)
だから、那智さんも『可愛がる』気持ちをゆったり味わえたからこその目だったのだと思う。
それでもあんな視線に出会ってしまったら、もうわんこは幸せ以外の何者でもなくなってしまった。
首筋を撫でられる。
幸福にうっとりしそうになると。
「足が近すぎるね」
緊張して体を縮めているとダメなんだ。
手のひらとひざを離して、ちゃんと四つん這いにならないとダメなの。
うう、慈愛に見てても甘くない那智さん^^;
じりじりとひざを後ろに下げる。
必然的にお尻の位置も上がる。
怖い。
だけど太ももに当たる大きな違和感がわたしを撫でる。
幸せ。
ちゃんとしたわんこ。
「そう、でいきたね。うん、かわいい、かわいい^^」
那智さんの声はさっきの満足の目と同じ色を帯びた声だ。
その言葉を聞きながら足に頭を擦り付け首筋の愛撫と太ももにある大きな違和感の尻尾に身を任せて目を閉じる。
僅かに残る理性が後ろの男性が不審に思いませんようにと願うけれど、それもいつしか那智さんに預けてしまっていた。
うれしくて写真撮ってもらっちゃいました*^^*
この後、尻尾をつけてホテルまで。
気づく人は気づくでしょうし、だけど『?』だと思うくらいだろうけど。
でも、歩くたびにスカートから覗く尻尾がぴょんこぴょんこ跳ねるのだ。
もう恥ずかしくて恥ずかしくて、たまらない。
那智さんの腕にしがみついて、尻尾が跳ねるようにわたしの気持ちも跳ねる。
どう跳ねる?
うん、恥ずかしくてたまらないけど、うれしくてうれしくてたまらないのだ。
尻尾をつけている自分が好き。
きっと那智さんも喜んでくれているはず。
歪んだ自己愛と那智さんのものと感じられる従属感がうれしいし、感じる。
百貨店に入りフロアを横切る。
ブランドのショップのガラスに映るわたしのスカートからは尻尾。
恥ずかしくて一刻も早くホテルに入りたいのに、ずっと見ていたいという願う自分もいる。
正面玄関と反対側の出口。
ブランドのショップが途切れたところで、もう一度『じゃ、ここで、わんこ』。
向かい側にはまだショップがあるよぉ。
店員さんもいますよぉ。
拒否権なし。
ここでも那智さんの好みの四つん這い。
頭隠して尻隠さず、頭だけ那智さんにくっつけてお尻は店内に向けて。
強制的に盲目。
次は外に出て、ベンチ。
いつもここには誰かしら腰掛けているのだけど、このときはいなかった。
昼間の明るい時間、普通に通行人のいる歩道でベンチに腰掛ける那智さんの足の間に割居るように四つん這い。
立ち止まって携帯でおしゃべりしている女性の声のトーンが気になる。
どうか、気づきませんように。
「あのカップルが通り過ぎたらおしまいね」
カップルが歩いているのか。
ごめんなさいと思いながら、どんどん自分の羞恥や快楽だけの世界になる。
ずっと那智さんの足に顔を埋めていた。
さっきの和食屋さんのいとしいものを包むような視線よりも、人が多いぶん緊張しているだろうから厳しい表情になっているはずだ。
見ることはできないけど、想像はできる。
だけど、きっと、目の奥に,満足感をたたえてくれていると思う。
だって、わたしは那智さんの足元で。
周りが気になり過ぎて恥ずかし過ぎて、何も考えられなくなる、この内と外の乖離。
那智さんの手のひらだけがわたしの生を実感できるような快感。
こんなふうになっていたのだもの。
残暑の日差しは厳しくて焼けたアスファルトが手のひらを熱くしていたけど、それを実感するのは立ち上がった後だった。
<関連エントリー>
どこでもわんこ『飼い主の目、犬の目』
今日はわんこになっても大丈夫な服装で来るように言われていた。
いつも那智さんは自分の心の流れを楽しむから、そう言っていてもしないこともあるし、前振りなしでいきなりのこともあるから、その宣言が『決定事項』だとは限らない。
わんこ。
恥ずかしいという言葉がそぐわないほど、恐怖を伴うほどの緊張と羞恥。
目の前に提示されたら、できれば回避したいという思考が働く。
でも、渦中の。
人目が気になり過ぎて自分のことしか考えられなくなるような内と外の乖離状態の快感を。
那智さんに触れている部分だけが幸福との接点のような盲目的な快感を。
時折思い出しては、『してほしい』と競り上がってしまう。
だから服装のことを言われると、恐怖と観念する気持ちとわずかな喜びを感じる。
このときは、ちょっと計りかねている感じだった。
わんこはぜんぜんやっていなかった。
だから那智さんの言葉が、どうも真実味を持って受け取れない。
反面、ひさしぶりだから『必ずやる』ということも読み取れる。
自分のことなのに、なんだか他人事のように感じていたのだ。
待ち合わせて、遅い朝ご飯を取る。
セルフサービスの和食屋さん。
おしゃべりしながら和やかに。
先に食べ終わった那智さんが大きな鞄から尻尾を取り出していう。
「ここで付けるほうがいい?それともトイレで付ける?どっちでもいいよ」
ああ、尻尾。
瞬時に自分のスカートの丈を思う。
ひざ上の丈。
手のひらを広げて親指から小指まで…15�より少しくらいは尻尾が覗くだろう。
「わあ、付けるのですね…」
「うん、今日は、決定事項^^」
続いて、フロアの人の様子を思う。
わたしたちは4人掛けのテーブルにいる。
パーテーションを挟んで同じ4人掛けに男性4人。
そのパーテーションが、男性たちが後ろに椅子を引くか立ち上がるかすればこちらが見えるくらいの死角を作ってくれている。
わたしを背にして壁際のカウンター席に一人の男性、こちらはテーブルが壁についているから、こちらに背を向けている形になっている。
トイレまでは、4人の男性の前を歩いてセルフサービスのカウンターを通り過ぎないと行かれない、店員さんは3人はいたはず。
でも、でも、ここで椅子に腰掛けながら入れるのは気持ち的にも技術的にも難しい^^;
決定事項と言われているのだから抵抗のしようもない。
そして、すこし、尻尾がうれしい。
迷ってトイレを選んだ。
尻尾と首輪を渡され、それをバッグに詰め込んでトイレに行く。
女性客はいなかったはずだからたぶん女性用のトイレをノックされることはないはず、ちょっぴり安心。
トイレに入り、下着を取り。
ひさしぶりのアナルパールを見る。
とても人様にお見せできない状態で^^;それをひとつひとつ差し入れていく。
気持ちは焦る。
でも、ここは焦っちゃいけないの。
女性客はいなかったはずと自分を落ち着かせて、丁寧に入れる。
あと3つ。
ふたつ。
最後のひとつ。
落ちないようにグッと差し込む*^^*
完成。
姿勢を正してみる。
お尻から太ももひざの裏にかけて、ありえない違和感。
質量感のあるもふもふがスカートをふんわりさせているようだ。
首輪をつけて、外に出る。
慌てていたんだと思う。
席までの記憶が曖昧だ。
尻尾を踏まないように太ももの横に流して椅子に座る。
あああああ、ダメだ。
うれしい。
尻尾がうれしい。
尻尾の存在をイヤというほど感じさせてくれる、椅子に座るという行為。
尻尾が生えているわたしがうれしくて幸福で、大好きでたまらない。
ひさしぶりの尻尾、太ももに触れる大きな違和感が、恥ずかしいも怖いもごめんなさいも全部押さえ込むほどの幸福感だった。
もう、きっと濡れている。
ホクホクの幸福感と歪んだ自己愛は、わたしを濡らすのだ。
那智さんがリードを持った。
「こっちおいで」
うぎゃ、ここでリード!?
そのまま外?
一瞬ためらい、周囲を伺う。
相変わらずパーテーションの向こうに男性4人とわたしを背にして男性1人。
ためらう気持ちがあるはずなのに、体が動く。
それも、たぶん、嬉々として動いている。
静かに立ち上がり近づこうと一歩。
「見せてみ^^」
そのままチラッと後ろを見せる。
「ああ、見える、見える」
目立たないように那智さんの真横にすっと近づいてしゃがむ。
リードをつけてもらうために上を向いて首を差し出す。
カチャリ。
リードが繋がった。
「四つん這いになって」
ここで?
首を差し出した姿勢のまま見上げる。
どこでもわんこ、だ。
「うん」
4人の声が遠くに聞こえる。
後ろの男性は動く気配は感じられない。
見上げたまま、恐る恐る手を床に。
那智さんと目が合ったまま体だけ動かす。
ああ、見てしまった。
わたし、はじめてだ、お外でわんこになるときに那智さんの目を見るの。
いつもはいっぱいいっぱいでそんな余裕ないもの。
今日はたまたま視線があった状態だったからあの目を見ることができたのだ。
なんて慈愛に満ちた目。
やさしく、愛しいもの抱きかかえるような、そして那智さん自身も満たされている目だ。
SMに付きものの『蔑み』も『冷徹』もない。
ただただ優しい『上』の立場の視線だ。
ああああ、いま、わたし、わんこになる快感と幸福と同時に、那智さんの満足になっている喜びを全身で味わえている。
今日のわんこは、いままでの中では状況としては厳しいほうではなかっただろう。
(だってね、コンビニや百貨店の正面玄関に比べたらね^^;)
だから、那智さんも『可愛がる』気持ちをゆったり味わえたからこその目だったのだと思う。
それでもあんな視線に出会ってしまったら、もうわんこは幸せ以外の何者でもなくなってしまった。
首筋を撫でられる。
幸福にうっとりしそうになると。
「足が近すぎるね」
緊張して体を縮めているとダメなんだ。
手のひらとひざを離して、ちゃんと四つん這いにならないとダメなの。
うう、慈愛に見てても甘くない那智さん^^;
じりじりとひざを後ろに下げる。
必然的にお尻の位置も上がる。
怖い。
だけど太ももに当たる大きな違和感がわたしを撫でる。
幸せ。
ちゃんとしたわんこ。
「そう、でいきたね。うん、かわいい、かわいい^^」
那智さんの声はさっきの満足の目と同じ色を帯びた声だ。
その言葉を聞きながら足に頭を擦り付け首筋の愛撫と太ももにある大きな違和感の尻尾に身を任せて目を閉じる。
僅かに残る理性が後ろの男性が不審に思いませんようにと願うけれど、それもいつしか那智さんに預けてしまっていた。
うれしくて写真撮ってもらっちゃいました*^^*
この後、尻尾をつけてホテルまで。
気づく人は気づくでしょうし、だけど『?』だと思うくらいだろうけど。
でも、歩くたびにスカートから覗く尻尾がぴょんこぴょんこ跳ねるのだ。
もう恥ずかしくて恥ずかしくて、たまらない。
那智さんの腕にしがみついて、尻尾が跳ねるようにわたしの気持ちも跳ねる。
どう跳ねる?
うん、恥ずかしくてたまらないけど、うれしくてうれしくてたまらないのだ。
尻尾をつけている自分が好き。
きっと那智さんも喜んでくれているはず。
歪んだ自己愛と那智さんのものと感じられる従属感がうれしいし、感じる。
百貨店に入りフロアを横切る。
ブランドのショップのガラスに映るわたしのスカートからは尻尾。
恥ずかしくて一刻も早くホテルに入りたいのに、ずっと見ていたいという願う自分もいる。
正面玄関と反対側の出口。
ブランドのショップが途切れたところで、もう一度『じゃ、ここで、わんこ』。
向かい側にはまだショップがあるよぉ。
店員さんもいますよぉ。
拒否権なし。
ここでも那智さんの好みの四つん這い。
頭隠して尻隠さず、頭だけ那智さんにくっつけてお尻は店内に向けて。
強制的に盲目。
次は外に出て、ベンチ。
いつもここには誰かしら腰掛けているのだけど、このときはいなかった。
昼間の明るい時間、普通に通行人のいる歩道でベンチに腰掛ける那智さんの足の間に割居るように四つん這い。
立ち止まって携帯でおしゃべりしている女性の声のトーンが気になる。
どうか、気づきませんように。
「あのカップルが通り過ぎたらおしまいね」
カップルが歩いているのか。
ごめんなさいと思いながら、どんどん自分の羞恥や快楽だけの世界になる。
ずっと那智さんの足に顔を埋めていた。
さっきの和食屋さんのいとしいものを包むような視線よりも、人が多いぶん緊張しているだろうから厳しい表情になっているはずだ。
見ることはできないけど、想像はできる。
だけど、きっと、目の奥に,満足感をたたえてくれていると思う。
だって、わたしは那智さんの足元で。
周りが気になり過ぎて恥ずかし過ぎて、何も考えられなくなる、この内と外の乖離。
那智さんの手のひらだけがわたしの生を実感できるような快感。
こんなふうになっていたのだもの。
残暑の日差しは厳しくて焼けたアスファルトが手のひらを熱くしていたけど、それを実感するのは立ち上がった後だった。
<関連エントリー>
どこでもわんこ『飼い主の目、犬の目』
はいいろ
独り言
なぜ女はイッた振りをするのか。
相手に喜んでもらいたいから。
イカないと女として劣っているような気がするから。
男の自尊心を傷つけてしまいそうだから。
こんな感じ?
わたしもそうだった。
そしてもうひとつ理由があることも自覚していた。
イッた振りをすれば、その行為を終わりにしてくれるから。
これ、ある?
男性には申し訳ないと思いながら、でも、たいして気持ちよくないその行為を早く終わらせてほしくてイク振りをした。
こちらがイケば相手の自尊心は満たされてその行為を終わらせるほうに気持ちを向けてくれるから。
イケば何か別の新しい展開が待っているかもしれないと期待して。
終わればセックス以外の方法で愛を感じさせてもらえるかもしれないと期待して。
そういう気持ち。
ゼロではないと思うけど、どうだろう。
かつてのわたしはあった。
灰色の気持ち。
まるで風俗嬢のような思考だね。
わたしは金銭の代わりに『愛される価値』や『安心の依存先』をちょうだいと思っていたんだな。
今日は那智さんとデート。
うれしいな。
こんなエントリー読んだら、笑うかな?
それともやる気を出してくれるかな?^^;
かつてのわたしを少し思い出して。
支度しよ。
安心の依存先さんに会いに行こ^^
<関連エントリー>
『徒然に「イク」こと』
『徒然に「イク」こと2』
『徒然に「イク」こと3』
なぜ女はイッた振りをするのか。
相手に喜んでもらいたいから。
イカないと女として劣っているような気がするから。
男の自尊心を傷つけてしまいそうだから。
こんな感じ?
わたしもそうだった。
そしてもうひとつ理由があることも自覚していた。
イッた振りをすれば、その行為を終わりにしてくれるから。
これ、ある?
男性には申し訳ないと思いながら、でも、たいして気持ちよくないその行為を早く終わらせてほしくてイク振りをした。
こちらがイケば相手の自尊心は満たされてその行為を終わらせるほうに気持ちを向けてくれるから。
イケば何か別の新しい展開が待っているかもしれないと期待して。
終わればセックス以外の方法で愛を感じさせてもらえるかもしれないと期待して。
そういう気持ち。
ゼロではないと思うけど、どうだろう。
かつてのわたしはあった。
灰色の気持ち。
まるで風俗嬢のような思考だね。
わたしは金銭の代わりに『愛される価値』や『安心の依存先』をちょうだいと思っていたんだな。
今日は那智さんとデート。
うれしいな。
こんなエントリー読んだら、笑うかな?
それともやる気を出してくれるかな?^^;
かつてのわたしを少し思い出して。
支度しよ。
安心の依存先さんに会いに行こ^^
<関連エントリー>
『徒然に「イク」こと』
『徒然に「イク」こと2』
『徒然に「イク」こと3』
かつてのわたしに
りん子的独り言(生意気)
一度書いたけど、改めて書かせてね。
わたしが勝手に分けている『M女』の分類。
当然、はっきり区分けできるものじゃないので概ねの目安くらいに思ってください。
まずひとつめ。
マゾヒストさん。
本来、これしかMと呼ばないと思うのです。
被虐嗜好ね。
精神的、肉体的な被虐による性的興奮を覚える人。
電マでよがるなんていうのはこれとは違うし、まして『からかわれやすい』とか『NOと言えない性格』なんていうのもマゾとは言わないよね。
ふたつめ。
奴隷嗜好さん
好き勝手に振る舞われて人格無視のような扱いを望む人。
実は、本当にこの嗜好を持っている人ってとーっても少ないのではないかと思うのです。
普通は、やっぱりこちらのことも慮ってほしいと思ってしまうものね。
もちろん性的な場面だけ奴隷さんとか、いろいろな奴隷さんもいらっしゃると思うけど、基本的に『人格無視』で満たされる人。
(最近、これから派生して『君主と家来』的主従も増えそう^^)
で、みっつめ。
これがいつも『わたしのような』と書いている依存体質さん
誰かに支えていてほしい。
リードを握って先を歩いてもらって、それについていきたい。
こんなふうに依存していることを望む体質。
それと、同じ依存でも。
恋愛感情ゆえの依存。
『好きだから』『離れたくないから』という理由で奴隷になったり言いなりの関係を受け入れたりしている人。
このみっつ。
でね、実は世の中のM女さんって、わたしのような『依存体質』がかなりの割合を占めていると思うのです。
『依存体質』はマゾとも奴隷嗜好とも違うよ〜、これを混同しちゃうとしたくもない露出したり、喜べもしない複数を受け入れないといけなくて苦しいよ〜。
だから自分の嗜好に気がついてねとずっと書いています(誰に頼まれたわけでもないけど^^;)
わたしなんかは、マゾと依存体質が混ざっているなと最近理解できるようになっているけど、ずっと前は『奴隷』になれば満たされるかと彷徨っていてかなり消耗していたものね。
だから自分の求めているものが何かわかるといいなと思うのです。
奴隷になれと言われて奴隷になったけど苦しかったり喜びに繋がらないで自分を責めてしまっているような人に、本当はただ安心して委ね温かい愛情がほしいだけじゃない?と問いかけています。
『「絶対服従」のまやかしと「尊重」という逃げ』というエントリーを書きました。
実は、あれ、いつものりん子的独り言と少し違う書き方をしました。
えへへ、気づいた人いるかな、いないよね^^;
わたしの中でははっきり違ったの。
何が違ったかというとね。
『「絶対服従」のまやかしと「尊重」という逃げ』はね、ただのご主人様批判だったんだ。
最後にちょこっとM女さんに向けて書いたけど、基本的には『こんなご主人様ってどうよ』という批判。
これはね、すごーく書くのラクだったの^^
批判を書くのは痛快でラク。
あっという間に書けちゃったんだ。
なんでそういう書き方をしたかという理由は特にないんだけど、たぶん、ちょっとラクしたかったんだろうね^^;
でね、読んでいる人もこういう痛快な批判のほうが楽しいだろうし、そこからもしかしたらSM談義みたいなものに発展してまた楽しいかもしれない。
この書き方のほうが楽しいしラクだから、これからもそうしようかと思うけど、たぶん、しない。
またいままで通りの書き方にすると思う。(いや、読んでる方には差はないとしても^^;)
いままでのように『わたしのような女性』に向けて気づいてねと書くと思う。
批判は簡単だ。
同じような意見ももらえてうれしい。
だけどね、それを読んでくれた依存体質の人がいまのご主人様に欠けているものに気づいて、もし万が一その関係を絶つことができたとしてもね。
それはたまたま悪いご主人様に当たったということになってしまって根本的な問題解決にならないと思うの。
また違うご主人様を探して奴隷になってを繰り返すことになってしまうかもしれないよね。
だからできるだけご主人様批判ではなくて、あなたの本当に求めるものを知ってという書き方をしてしまうのです。
ホントにマゾ?
ホントに人格無視の奴隷嗜好?
もしかして、愛されたいだけじゃない?
って。
好きだから、捨てられたくないからという理由で行う、性的嗜好ではない不本意な性行為は、女性の心を深く傷つける。
傷ついていることに気がついてと思うのです。
かつてのわたしのように。
(それでもなお、その関係を選んでいる人には、もう応援するしかない^^)
ところで。
『「絶対服従」のまやかしと「尊重」という逃げ』で目にしたという奴隷さんのうちの一人。
ご主人様に「刺青でも入れるか」みたいに提案されていた奴隷さんだけど、たしか、その日記からそれほど経たないうちにご主人様とお別れしたと書かれていました。
しかも「ご主人様と主従関係を解消しました〜☆」みたいな感じだった。
いや、誰に頼まれたわけなじゃないけど^^;
刺青入れなくてよかったですねと思うものの、ひとりハラハラ憤っていたわたしはその軽いノリにちょっとガク〜ッとなってしまった。
M女さんの中には、もっとちゃんと自分のこと考えようね^^;と思ってしまうような人もいることはたしかだ。
それとか苦しい辛いとブログに書いているものの、ご主人様から離れられず、ちょっと優しい言葉をかけられたらすぐ元のサヤに納まるような、結局自分でそれを選んでるんじゃないかと思ってしまうような人もいる。
那智さんなんかはけっこうシビアな人だから、そんなバカは相手しないと一蹴してしまいそうだけど、わたしはできないんだ。
だって、自分の求めることがなんだかわからず足掻き消耗して、依存先を失う怖さからそこから逃げられない気持ちが、ちょっとわかるから。
かつてのわたしのように。
DVの被害に遭っている女性は、その日一日を無事に終えることだけで頭がいっぱいになってしまうそうだ。
『今日は殴られなかった』『今日は怒鳴られずにすんだ』って。
恐怖のあまり瞬間瞬間が精一杯でそこから逃げ出すという少し先のことが考えられなくなるんだって。
それとこれが同じだとはいえないけど。
一見不甲斐ないM女さんを見ると、この思考を思い出す。
コメントレスにも書いたけど,目隠ししているのだと思ってる。
目が見えない状態でたくさんあるトランプの中からハートのエースを選ばないといけないような状態。
それじゃあ、ハートのエースは見つけられないよね。
見えているのに違うのを選んだら、それは選んだほうのミスかもしれないけど。
自分の求めるものがわかっていなくて彷徨っている女性を見ると目隠ししていると感じてしまうのだ。
だから、まずそれを外したい。
あなたが苦しいのは間違ってない。
目隠しをしているから迷うんだ。
外してごらん。
ただ安心して依存したいだけなら、求める相手は『ご主人様』じゃないかもしれないよ。
って、思ってずっと書いているの。
SM談義も○○批判も楽しい^^
ときどきするね。
でも、誰に頼まれたわけじゃないけど、こんな気持ちでずっといる。
わたしは、かつてのわたしのような『依存体質』のぐるぐる女の子の味方なのだ^^
<関連エントリー>
いろいろあるけど、お馴染みのもの^^
『「絶対服従」のまやかしと「尊重」という逃げ』
『徒然に「M女の快感」』
『否応なくマゾ』
『はじめての旅12』
『2回目の旅12』
一度書いたけど、改めて書かせてね。
わたしが勝手に分けている『M女』の分類。
当然、はっきり区分けできるものじゃないので概ねの目安くらいに思ってください。
まずひとつめ。
マゾヒストさん。
本来、これしかMと呼ばないと思うのです。
被虐嗜好ね。
精神的、肉体的な被虐による性的興奮を覚える人。
電マでよがるなんていうのはこれとは違うし、まして『からかわれやすい』とか『NOと言えない性格』なんていうのもマゾとは言わないよね。
ふたつめ。
奴隷嗜好さん
好き勝手に振る舞われて人格無視のような扱いを望む人。
実は、本当にこの嗜好を持っている人ってとーっても少ないのではないかと思うのです。
普通は、やっぱりこちらのことも慮ってほしいと思ってしまうものね。
もちろん性的な場面だけ奴隷さんとか、いろいろな奴隷さんもいらっしゃると思うけど、基本的に『人格無視』で満たされる人。
(最近、これから派生して『君主と家来』的主従も増えそう^^)
で、みっつめ。
これがいつも『わたしのような』と書いている依存体質さん
誰かに支えていてほしい。
リードを握って先を歩いてもらって、それについていきたい。
こんなふうに依存していることを望む体質。
それと、同じ依存でも。
恋愛感情ゆえの依存。
『好きだから』『離れたくないから』という理由で奴隷になったり言いなりの関係を受け入れたりしている人。
このみっつ。
でね、実は世の中のM女さんって、わたしのような『依存体質』がかなりの割合を占めていると思うのです。
『依存体質』はマゾとも奴隷嗜好とも違うよ〜、これを混同しちゃうとしたくもない露出したり、喜べもしない複数を受け入れないといけなくて苦しいよ〜。
だから自分の嗜好に気がついてねとずっと書いています(誰に頼まれたわけでもないけど^^;)
わたしなんかは、マゾと依存体質が混ざっているなと最近理解できるようになっているけど、ずっと前は『奴隷』になれば満たされるかと彷徨っていてかなり消耗していたものね。
だから自分の求めているものが何かわかるといいなと思うのです。
奴隷になれと言われて奴隷になったけど苦しかったり喜びに繋がらないで自分を責めてしまっているような人に、本当はただ安心して委ね温かい愛情がほしいだけじゃない?と問いかけています。
『「絶対服従」のまやかしと「尊重」という逃げ』というエントリーを書きました。
実は、あれ、いつものりん子的独り言と少し違う書き方をしました。
えへへ、気づいた人いるかな、いないよね^^;
わたしの中でははっきり違ったの。
何が違ったかというとね。
『「絶対服従」のまやかしと「尊重」という逃げ』はね、ただのご主人様批判だったんだ。
最後にちょこっとM女さんに向けて書いたけど、基本的には『こんなご主人様ってどうよ』という批判。
これはね、すごーく書くのラクだったの^^
批判を書くのは痛快でラク。
あっという間に書けちゃったんだ。
なんでそういう書き方をしたかという理由は特にないんだけど、たぶん、ちょっとラクしたかったんだろうね^^;
でね、読んでいる人もこういう痛快な批判のほうが楽しいだろうし、そこからもしかしたらSM談義みたいなものに発展してまた楽しいかもしれない。
この書き方のほうが楽しいしラクだから、これからもそうしようかと思うけど、たぶん、しない。
またいままで通りの書き方にすると思う。(いや、読んでる方には差はないとしても^^;)
いままでのように『わたしのような女性』に向けて気づいてねと書くと思う。
批判は簡単だ。
同じような意見ももらえてうれしい。
だけどね、それを読んでくれた依存体質の人がいまのご主人様に欠けているものに気づいて、もし万が一その関係を絶つことができたとしてもね。
それはたまたま悪いご主人様に当たったということになってしまって根本的な問題解決にならないと思うの。
また違うご主人様を探して奴隷になってを繰り返すことになってしまうかもしれないよね。
だからできるだけご主人様批判ではなくて、あなたの本当に求めるものを知ってという書き方をしてしまうのです。
ホントにマゾ?
ホントに人格無視の奴隷嗜好?
もしかして、愛されたいだけじゃない?
って。
好きだから、捨てられたくないからという理由で行う、性的嗜好ではない不本意な性行為は、女性の心を深く傷つける。
傷ついていることに気がついてと思うのです。
かつてのわたしのように。
(それでもなお、その関係を選んでいる人には、もう応援するしかない^^)
ところで。
『「絶対服従」のまやかしと「尊重」という逃げ』で目にしたという奴隷さんのうちの一人。
ご主人様に「刺青でも入れるか」みたいに提案されていた奴隷さんだけど、たしか、その日記からそれほど経たないうちにご主人様とお別れしたと書かれていました。
しかも「ご主人様と主従関係を解消しました〜☆」みたいな感じだった。
いや、誰に頼まれたわけなじゃないけど^^;
刺青入れなくてよかったですねと思うものの、ひとりハラハラ憤っていたわたしはその軽いノリにちょっとガク〜ッとなってしまった。
M女さんの中には、もっとちゃんと自分のこと考えようね^^;と思ってしまうような人もいることはたしかだ。
それとか苦しい辛いとブログに書いているものの、ご主人様から離れられず、ちょっと優しい言葉をかけられたらすぐ元のサヤに納まるような、結局自分でそれを選んでるんじゃないかと思ってしまうような人もいる。
那智さんなんかはけっこうシビアな人だから、そんなバカは相手しないと一蹴してしまいそうだけど、わたしはできないんだ。
だって、自分の求めることがなんだかわからず足掻き消耗して、依存先を失う怖さからそこから逃げられない気持ちが、ちょっとわかるから。
かつてのわたしのように。
DVの被害に遭っている女性は、その日一日を無事に終えることだけで頭がいっぱいになってしまうそうだ。
『今日は殴られなかった』『今日は怒鳴られずにすんだ』って。
恐怖のあまり瞬間瞬間が精一杯でそこから逃げ出すという少し先のことが考えられなくなるんだって。
それとこれが同じだとはいえないけど。
一見不甲斐ないM女さんを見ると、この思考を思い出す。
コメントレスにも書いたけど,目隠ししているのだと思ってる。
目が見えない状態でたくさんあるトランプの中からハートのエースを選ばないといけないような状態。
それじゃあ、ハートのエースは見つけられないよね。
見えているのに違うのを選んだら、それは選んだほうのミスかもしれないけど。
自分の求めるものがわかっていなくて彷徨っている女性を見ると目隠ししていると感じてしまうのだ。
だから、まずそれを外したい。
あなたが苦しいのは間違ってない。
目隠しをしているから迷うんだ。
外してごらん。
ただ安心して依存したいだけなら、求める相手は『ご主人様』じゃないかもしれないよ。
って、思ってずっと書いているの。
SM談義も○○批判も楽しい^^
ときどきするね。
でも、誰に頼まれたわけじゃないけど、こんな気持ちでずっといる。
わたしは、かつてのわたしのような『依存体質』のぐるぐる女の子の味方なのだ^^
<関連エントリー>
いろいろあるけど、お馴染みのもの^^
『「絶対服従」のまやかしと「尊重」という逃げ』
『徒然に「M女の快感」』
『否応なくマゾ』
『はじめての旅12』
『2回目の旅12』
日々言葉『いってもいいですか』
独特な幸福感
はいいろの気持ちを書いた日のデート。
最近のわたしはセックスがとんでもなく気持ちがいい。
いや、その前からの欲情状態だけでも気持ちよくてしかたがない。
ベッドで那智さんに覆いかぶされるだけで欲情が溢れる。
この日は最初にちょっと大事な話し合いをした後だったから、余計だ。
どうやら、わたしは『安心すると欲情する』らしい。
欲情する自分に、さらに欲情する。
気持ちよくなっている理由のひとつが、そうなる自分を許せるようになっているからだと思う。
いやらしい自分に対する嫌悪感がいつも『りん子女史』となってブレーキをかけていたけど、どんどん『感じるわたし』と『それを見るわたし』とブレーキ役の『りん子女史』までもが『感じるわたしと見て感じるわたし』を見て感じるようになっているのだ。
そうなると快感が3倍なわけで、そりゃあ、もう気持ちいい。
我慢できずに『おちんぽさまをお口にください』なんていい。
好き勝手に感じるままにフェラチオして、もっと我慢できずに『おちんぽさま、入れてください』とお願いするようになっている。
どうしようと逡巡する間もないほど、切羽詰まるようになってしまっているのだ^^;
で、そうなる自分も気持ちいいの。
その興奮状態でセックスをしてもらうと、もうね、ちょっとここに書けないほどの騒ぎようだ^^;
喘ぎ声なんて色っぽいものじゃない。
雄叫び^^;
腰を振り。
おまんこを押しつけ。
髪を振り乱し。
しまいには後頭部の髪が絡まる(笑)
(うう、書いてる、いまが恥ずかしい;;)
『いってもいいですか』の連呼。
たぶん、いっているとか、いないとか、認識することを放棄した状態。
『いってもいいですか』が口癖になっているんだよね(笑)
うう、我ながら情けないほど狂ったように暴れている。
目の前にある那智さんの顔。
まるで度が合わないメガネをかけているようで、必死に焦点を合わせる。
ああ、那智さんの目、すき。
見えているようないないような焦点の中、那智さんも射精したみたい。
じわーっと焦点が合うと、いたずらっぽく右目細める。
ひと息ついて、タバコに火をつけながら。
「俺がさっき何考えてたか?当てたらすごい」
「さっきですか?」
「そう、いったとき」
「絶対あり得ないけど、今日、はじめて想像した」
「何をですか?」
「当ててみ^^」
「う〜ん、いままで話題に出たことは?」
「ない」
「…俺、りん子にいかされちゃったな〜?」
「違う」
「りん子にいかされちゃったって『薬指』に書かれる?」
「違う」
いくつか思いつくことを言ってみるけど、どれもハズレ。
「え〜、わからないです、教えてください」
「あり得ないことなんだけどさ、今日、俺が『いってもいいですか?』って聞くこと想像しちゃったよ(笑)」
「ええ?」
「あんまりにもりん子が気持ちよさそうにしてるもんだからさ、いっちゃ悪いように思っちゃってさ。俺がりん子に『いってもいいですか?』って聞くの、想像しちゃった。思わず聞きたくなったよ(笑)」
ひゃ〜。
ありえなーい。
あんまり気持ちよさそうだからおしまいにしちゃうの不憫に思う那智さん。
で『いってもいいですか?』と聞く。
ありえない、ありえない…。
いや、ありえなくないかも…那智さんのことだから面白がって言い出しかねないから…^^;
<関連エントリー>
りん子女史について『濃い3』
はいいろの気持ちを書いた日のデート。
最近のわたしはセックスがとんでもなく気持ちがいい。
いや、その前からの欲情状態だけでも気持ちよくてしかたがない。
ベッドで那智さんに覆いかぶされるだけで欲情が溢れる。
この日は最初にちょっと大事な話し合いをした後だったから、余計だ。
どうやら、わたしは『安心すると欲情する』らしい。
欲情する自分に、さらに欲情する。
気持ちよくなっている理由のひとつが、そうなる自分を許せるようになっているからだと思う。
いやらしい自分に対する嫌悪感がいつも『りん子女史』となってブレーキをかけていたけど、どんどん『感じるわたし』と『それを見るわたし』とブレーキ役の『りん子女史』までもが『感じるわたしと見て感じるわたし』を見て感じるようになっているのだ。
そうなると快感が3倍なわけで、そりゃあ、もう気持ちいい。
我慢できずに『おちんぽさまをお口にください』なんていい。
好き勝手に感じるままにフェラチオして、もっと我慢できずに『おちんぽさま、入れてください』とお願いするようになっている。
どうしようと逡巡する間もないほど、切羽詰まるようになってしまっているのだ^^;
で、そうなる自分も気持ちいいの。
その興奮状態でセックスをしてもらうと、もうね、ちょっとここに書けないほどの騒ぎようだ^^;
喘ぎ声なんて色っぽいものじゃない。
雄叫び^^;
腰を振り。
おまんこを押しつけ。
髪を振り乱し。
しまいには後頭部の髪が絡まる(笑)
(うう、書いてる、いまが恥ずかしい;;)
『いってもいいですか』の連呼。
たぶん、いっているとか、いないとか、認識することを放棄した状態。
『いってもいいですか』が口癖になっているんだよね(笑)
うう、我ながら情けないほど狂ったように暴れている。
目の前にある那智さんの顔。
まるで度が合わないメガネをかけているようで、必死に焦点を合わせる。
ああ、那智さんの目、すき。
見えているようないないような焦点の中、那智さんも射精したみたい。
じわーっと焦点が合うと、いたずらっぽく右目細める。
ひと息ついて、タバコに火をつけながら。
「俺がさっき何考えてたか?当てたらすごい」
「さっきですか?」
「そう、いったとき」
「絶対あり得ないけど、今日、はじめて想像した」
「何をですか?」
「当ててみ^^」
「う〜ん、いままで話題に出たことは?」
「ない」
「…俺、りん子にいかされちゃったな〜?」
「違う」
「りん子にいかされちゃったって『薬指』に書かれる?」
「違う」
いくつか思いつくことを言ってみるけど、どれもハズレ。
「え〜、わからないです、教えてください」
「あり得ないことなんだけどさ、今日、俺が『いってもいいですか?』って聞くこと想像しちゃったよ(笑)」
「ええ?」
「あんまりにもりん子が気持ちよさそうにしてるもんだからさ、いっちゃ悪いように思っちゃってさ。俺がりん子に『いってもいいですか?』って聞くの、想像しちゃった。思わず聞きたくなったよ(笑)」
ひゃ〜。
ありえなーい。
あんまり気持ちよさそうだからおしまいにしちゃうの不憫に思う那智さん。
で『いってもいいですか?』と聞く。
ありえない、ありえない…。
いや、ありえなくないかも…那智さんのことだから面白がって言い出しかねないから…^^;
<関連エントリー>
りん子女史について『濃い3』
急所
独り言
那智少年は消防士になりたかったとチラッと聞いたことがある。
『諸事情』(頭脳?身体?笑)で思いは叶わなかったようだけど、似合いの職業だなぁと思う。
那智さんの原動力のひとつは責任感だ。
これはほれぼれするほどのもの。
脅迫に近いような仕事の後押しをしてくれたり(笑)
父の葬儀に参列してくれたり。
わたしを育て、わたしの日常生活まで快適になるように関わる様子は愛情のひと言だけでは片付けられないものがある。
きっと、那智さんから感じる父性はこの責任感の強さも理由のひとつだろう。
だからね、那智さん、消防士さんにならなくてよかったの。
実際にお仕事をされている方々には無責任な戯れ言で申し訳ないけど。
でも消防士にならないでよかったの。
だって、ぜーったいその責任感が役立つもの。
役立てば、もしかしたらわたしが悲しい思いをするかもしれない。
彼の責任感は大きな魅力のひとつだけど。
物事は表裏一体。
その責任感は裏を返せば那智さんの弱点になりかねないのだ。
だから『諸事情』があってよかったの(笑)
と、テレビで『海猿』を観ながら思うのだった。
3連休はパソコン環境ではなくなります。
コメントレスやメールのお返事が遅れることもありますのでご了承くださいませ。
ということで(?)3連休用のエントリーには長い関連エントリーをくっつけておきます^^
皆様よい休日を〜♪
<関連エントリー>
脅迫に近い仕事の後押しと父の葬儀、どちらも重くて長いです^^
『職業選択123456』
『お父さん12345』
那智少年は消防士になりたかったとチラッと聞いたことがある。
『諸事情』(頭脳?身体?笑)で思いは叶わなかったようだけど、似合いの職業だなぁと思う。
那智さんの原動力のひとつは責任感だ。
これはほれぼれするほどのもの。
脅迫に近いような仕事の後押しをしてくれたり(笑)
父の葬儀に参列してくれたり。
わたしを育て、わたしの日常生活まで快適になるように関わる様子は愛情のひと言だけでは片付けられないものがある。
きっと、那智さんから感じる父性はこの責任感の強さも理由のひとつだろう。
だからね、那智さん、消防士さんにならなくてよかったの。
実際にお仕事をされている方々には無責任な戯れ言で申し訳ないけど。
でも消防士にならないでよかったの。
だって、ぜーったいその責任感が役立つもの。
役立てば、もしかしたらわたしが悲しい思いをするかもしれない。
彼の責任感は大きな魅力のひとつだけど。
物事は表裏一体。
その責任感は裏を返せば那智さんの弱点になりかねないのだ。
だから『諸事情』があってよかったの(笑)
と、テレビで『海猿』を観ながら思うのだった。
3連休はパソコン環境ではなくなります。
コメントレスやメールのお返事が遅れることもありますのでご了承くださいませ。
ということで(?)3連休用のエントリーには長い関連エントリーをくっつけておきます^^
皆様よい休日を〜♪
<関連エントリー>
脅迫に近い仕事の後押しと父の葬儀、どちらも重くて長いです^^
『職業選択123456』
『お父さん12345』