モカ1
モカ
新しいカテゴリ『モカ』を追加しました。
ある女性の名前です。
その女性とわたしたちのお話。
『3人』のお話。
わたしの『焦がれたい』という願望からはじまったこの関係を、できるだけ正直に書いていきたいと思います。
いままでずっと対等で上下という特殊な愛し合い方を通じて二人の絆を書いて、性的な場面では女は尊重されないといけない、ひとりでもその部分で消耗しませんようにとと訴え続けてきました。
ここにはそれに共感してくれた人が多くいてくださると思っています。
それなのにこの新しいカテゴリを加えることが、強い絆にもう1人女性を加えることへの違和感や『多頭』などから連想される『女性不幸になるかもしれない』という訴えとの矛盾を感じさせてしまうかもしれないと、とても心配しています。
でも、それは仕方がないこと覚悟して。
端から見ればただの3P?多頭?だけど、わたしは、それぞれの願望を叶えるために、話し合いときどきつまずいて理解し合い、ちょっと切なくはあるけれど誰も不幸にならない心の繋がった『3P』もあると信じて書いていきます。
どうか、その気持ちが伝わりますように。
一月の寒い午後、那智さんとわたしはひとりの女性に会う約束をしていた。
彼女の名前はモカ。
このときは、実はまだ『3人』なんて微塵も考えていなかった。
それが、どんなふうにしてはじまり育んでいったのか、そしてどうなっていくのかをこの『モカ』で書いていきます。
まずは、モカに出会うまでのわたしのことをお話します。
今日は前振りなので過去エントリーと併せてお楽しみください。
最後に。
いつか改めてエントリーしますが。
この関係を進めブログに公開することを決めていまでも、いいえ、いまだからこそ言いたい。
女性を加えることは、基本的にわたしの立場の女性が幸福になれない、と。
1人加えるということは、わたしの立場の女性に物凄い精神的負担がかかります。
関係を維持できないのではないかと思うほどのダメージと我慢と傷がのしかかります。
ということを、そのずっと手前で回避できていながらも感じます。
いまわたしは、そうならずにとても貴重な経験をしています。
でもこれを手に入れるには
那智さんとの強固な絆と多大なるフォロー、モカの人間性、またモカのわたしへの、そして『那智とりん子の関係』への好意が必須です。
そして一番大事なことは『わたしの立場の女性が望んでいる』ということ、わたしの立場が望んだことが発端であるということ。
そういう性癖だということ、です。
これらのことがすべて揃ってもなお立ち止まり何度も話し合って、それで成り立っています。
これからも、きっと同じように進めるでしょう。
それくらい手間のかかることです。
だからお相手の男性が望むからという理由では、断じて幸せになれないと言い切りたいです。
どうか女性のみなさん『自分が我慢すれば』なんてぜーーーーったい思わないでください。
女性から望んではじめて『可能かも?』といえるものだと思うからです。
だから、どうか、このカテゴリは『女性を加える』ことを推奨しているものではないとご理解ください。
関連エントリー
『すみれさん12345』
『変な願望かな』
『自慰』
『すみれさんに会う12345』
『テレクラの夜123』
『傷』
新しいカテゴリ『モカ』を追加しました。
ある女性の名前です。
その女性とわたしたちのお話。
『3人』のお話。
わたしの『焦がれたい』という願望からはじまったこの関係を、できるだけ正直に書いていきたいと思います。
いままでずっと対等で上下という特殊な愛し合い方を通じて二人の絆を書いて、性的な場面では女は尊重されないといけない、ひとりでもその部分で消耗しませんようにとと訴え続けてきました。
ここにはそれに共感してくれた人が多くいてくださると思っています。
それなのにこの新しいカテゴリを加えることが、強い絆にもう1人女性を加えることへの違和感や『多頭』などから連想される『女性不幸になるかもしれない』という訴えとの矛盾を感じさせてしまうかもしれないと、とても心配しています。
でも、それは仕方がないこと覚悟して。
端から見ればただの3P?多頭?だけど、わたしは、それぞれの願望を叶えるために、話し合いときどきつまずいて理解し合い、ちょっと切なくはあるけれど誰も不幸にならない心の繋がった『3P』もあると信じて書いていきます。
どうか、その気持ちが伝わりますように。
一月の寒い午後、那智さんとわたしはひとりの女性に会う約束をしていた。
彼女の名前はモカ。
このときは、実はまだ『3人』なんて微塵も考えていなかった。
それが、どんなふうにしてはじまり育んでいったのか、そしてどうなっていくのかをこの『モカ』で書いていきます。
まずは、モカに出会うまでのわたしのことをお話します。
今日は前振りなので過去エントリーと併せてお楽しみください。
最後に。
いつか改めてエントリーしますが。
この関係を進めブログに公開することを決めていまでも、いいえ、いまだからこそ言いたい。
女性を加えることは、基本的にわたしの立場の女性が幸福になれない、と。
1人加えるということは、わたしの立場の女性に物凄い精神的負担がかかります。
関係を維持できないのではないかと思うほどのダメージと我慢と傷がのしかかります。
ということを、そのずっと手前で回避できていながらも感じます。
いまわたしは、そうならずにとても貴重な経験をしています。
でもこれを手に入れるには
那智さんとの強固な絆と多大なるフォロー、モカの人間性、またモカのわたしへの、そして『那智とりん子の関係』への好意が必須です。
そして一番大事なことは『わたしの立場の女性が望んでいる』ということ、わたしの立場が望んだことが発端であるということ。
そういう性癖だということ、です。
これらのことがすべて揃ってもなお立ち止まり何度も話し合って、それで成り立っています。
これからも、きっと同じように進めるでしょう。
それくらい手間のかかることです。
だからお相手の男性が望むからという理由では、断じて幸せになれないと言い切りたいです。
どうか女性のみなさん『自分が我慢すれば』なんてぜーーーーったい思わないでください。
女性から望んではじめて『可能かも?』といえるものだと思うからです。
だから、どうか、このカテゴリは『女性を加える』ことを推奨しているものではないとご理解ください。
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『すみれさん12345』
『変な願望かな』
『自慰』
『すみれさんに会う12345』
『テレクラの夜123』
『傷』
モカ2
モカ
好きな人が自分じゃない誰かを抱く。
それを目の当たりにして、嫉妬に狂い泣き叫びたい。
こんな妄想をしたことがある人は少なくないと思う。
わたしもそんな1人だった。
漠然とした妄想が、那智さんと付き合うようになってもっと生々しい具体的な願望に膨らんでいく。
那智さんがいとしげに女性の髪を撫で、くちづけをし、鞭を打つ姿を動けないように拘束されて見せられたい。
『それはわたしのものだ!!』と泣き叫んでも猿ぐつわをされた口からはうめき声にしかならない。
最後まで一瞥もされないまま、泣きつかれて部屋の隅で小さくなって眠るわたし。
感情を爆発させるツールにしたいのか。
不幸を感じることで幸せの再確認をしたいのか。
それとも髪を撫でる女性に自分を投影して喜びたいのか。
そして、これは特殊な感覚なのかもしれないのだけど。
那智さんが女性を口説いたり父性を見せたりする様子に出会うと欲情するという、変なスイッチが自分にあることも知ってしまった。
わたしのこの願望はもう何年も前から那智さんに話していた。
那智さんの過去の女性の話を聞いては傷ついて喜んで感じて。
トゲトゲの蜂蜜をたっぷり塗ったバイブを差し込まれたような感覚になっていた。
テレクラに電話してもらって、それを聞かせてもらったり。
出張先で金銭を介して女性に相手してもらえないか、お願いしたり。
普通なら理解できないような願望を抱えて、自分でも困ってしまっていた。
そういう機会はゼロではなくて。
すみれさんは、その最大の出来事だった。
それぞれの思惑の中で『一度きり』のこと。
那智さんが1人の女性に向き合う姿を見て、わたしも心を砕き。
ハプバーで1人拘束されてスタッフの指をしゃぶることで欲情を吐き出し。
優しいキスに一瞬焦がれ。
女性が感じていく姿に、なんだか感動すら覚え。
いままで感じたことのない様々な感情を持つことができた。
とても貴重な体験だった。
すみれさんとはあれが最良の形だったのであれ以外考えられないのだけど、でももともとわたしが望んでいたものとは少し違うとも思っていた。
彼女はゲストだった。
ゲストはもてなしたい。
だから嫉妬や焦がれるという関係にはなれなかったのだ。
優しいキスで一瞬感じた『焦がれる』、これがわたしの望んだことで、一瞬味わえたからよりそう感じるようになった。
ゲストでは相手を気遣う気持ちが大きくなるから、ちゃんと焦がれられない。
じゃあ、焦がれるようになるにはと考えると。
相手の女性をないがしろにするようなことにならないか。
那智さんとわたしの関係は、言っちゃあなんだけど強固だ(^^;)、そこにそれがわかってて焦がれるための女性を用意するなんて、とてもイヤな人間になりそうで、その想像をするたび自分で自分をたしなめるような気持ちになっていた。
その役割に手をあげてくださった方もいましたが、結局、申し訳ない気持ちが先にたってしまってせっかくのご好意をお断りするようなこともあった。
ただ、これらの経験から、わたしはどうやら嫉妬で泣き狂いたいという気持ちよりも(それもあるけど)、那智さんが女性にしているところを見て女性の気持ちになり、女性を口説く様子を見て自分を当てはめて、その那智さんの声や指に欲情して、でも『それはわたしじゃない』ということで感じるらしいのだ。
その女性とも那智さんとも同化しているような、でも同化できないもどかしいような気持ちに欲情する。
不思議な同化の快感なのだ。
『焦がれる』と表現するとしっくりくるのだけど、とにかく、泣き狂うよりも『焦がれたい』が強いんだなって思うようになった。
那智さんが楽しみながら抱き、相手の女性も喜び、なおかつわたしはそのどちらにも同化できるような錯覚を覚える。
そんな関係、誰も傷つけることなく成立させることは不可能に近い。
那智さんにそれを期待するあまり叶えてくれないとつっかかる自分もいやで、いろいろ試行錯誤したものの、叶わないものなのかもしれないと。
ある時期から、このことを考えることも口にすることもしないようにしたのだ。
もかに出会う前の1年?2年?くらいはそんなふうにわたしの『焦がれる』に蓋をして、これはそういうものだと思っていた。
次は、那智さんのいままでの気持ちをお話しします。
好きな人が自分じゃない誰かを抱く。
それを目の当たりにして、嫉妬に狂い泣き叫びたい。
こんな妄想をしたことがある人は少なくないと思う。
わたしもそんな1人だった。
漠然とした妄想が、那智さんと付き合うようになってもっと生々しい具体的な願望に膨らんでいく。
那智さんがいとしげに女性の髪を撫で、くちづけをし、鞭を打つ姿を動けないように拘束されて見せられたい。
『それはわたしのものだ!!』と泣き叫んでも猿ぐつわをされた口からはうめき声にしかならない。
最後まで一瞥もされないまま、泣きつかれて部屋の隅で小さくなって眠るわたし。
感情を爆発させるツールにしたいのか。
不幸を感じることで幸せの再確認をしたいのか。
それとも髪を撫でる女性に自分を投影して喜びたいのか。
そして、これは特殊な感覚なのかもしれないのだけど。
那智さんが女性を口説いたり父性を見せたりする様子に出会うと欲情するという、変なスイッチが自分にあることも知ってしまった。
わたしのこの願望はもう何年も前から那智さんに話していた。
那智さんの過去の女性の話を聞いては傷ついて喜んで感じて。
トゲトゲの蜂蜜をたっぷり塗ったバイブを差し込まれたような感覚になっていた。
テレクラに電話してもらって、それを聞かせてもらったり。
出張先で金銭を介して女性に相手してもらえないか、お願いしたり。
普通なら理解できないような願望を抱えて、自分でも困ってしまっていた。
そういう機会はゼロではなくて。
すみれさんは、その最大の出来事だった。
それぞれの思惑の中で『一度きり』のこと。
那智さんが1人の女性に向き合う姿を見て、わたしも心を砕き。
ハプバーで1人拘束されてスタッフの指をしゃぶることで欲情を吐き出し。
優しいキスに一瞬焦がれ。
女性が感じていく姿に、なんだか感動すら覚え。
いままで感じたことのない様々な感情を持つことができた。
とても貴重な体験だった。
すみれさんとはあれが最良の形だったのであれ以外考えられないのだけど、でももともとわたしが望んでいたものとは少し違うとも思っていた。
彼女はゲストだった。
ゲストはもてなしたい。
だから嫉妬や焦がれるという関係にはなれなかったのだ。
優しいキスで一瞬感じた『焦がれる』、これがわたしの望んだことで、一瞬味わえたからよりそう感じるようになった。
ゲストでは相手を気遣う気持ちが大きくなるから、ちゃんと焦がれられない。
じゃあ、焦がれるようになるにはと考えると。
相手の女性をないがしろにするようなことにならないか。
那智さんとわたしの関係は、言っちゃあなんだけど強固だ(^^;)、そこにそれがわかってて焦がれるための女性を用意するなんて、とてもイヤな人間になりそうで、その想像をするたび自分で自分をたしなめるような気持ちになっていた。
その役割に手をあげてくださった方もいましたが、結局、申し訳ない気持ちが先にたってしまってせっかくのご好意をお断りするようなこともあった。
ただ、これらの経験から、わたしはどうやら嫉妬で泣き狂いたいという気持ちよりも(それもあるけど)、那智さんが女性にしているところを見て女性の気持ちになり、女性を口説く様子を見て自分を当てはめて、その那智さんの声や指に欲情して、でも『それはわたしじゃない』ということで感じるらしいのだ。
その女性とも那智さんとも同化しているような、でも同化できないもどかしいような気持ちに欲情する。
不思議な同化の快感なのだ。
『焦がれる』と表現するとしっくりくるのだけど、とにかく、泣き狂うよりも『焦がれたい』が強いんだなって思うようになった。
那智さんが楽しみながら抱き、相手の女性も喜び、なおかつわたしはそのどちらにも同化できるような錯覚を覚える。
そんな関係、誰も傷つけることなく成立させることは不可能に近い。
那智さんにそれを期待するあまり叶えてくれないとつっかかる自分もいやで、いろいろ試行錯誤したものの、叶わないものなのかもしれないと。
ある時期から、このことを考えることも口にすることもしないようにしたのだ。
もかに出会う前の1年?2年?くらいはそんなふうにわたしの『焦がれる』に蓋をして、これはそういうものだと思っていた。
次は、那智さんのいままでの気持ちをお話しします。
モカ3(追記あり10:10)
モカ
那智さんはどう思っていただろう。
ここから先は那智さんとのコミュニケーションをもとに私の推測も含めて書きます。
しかもかなり高飛車でいやな女になってます^^;(でも、これもホントのわたし)
7割コミュニケーション、3割推測で!!(笑)
前エントリーのわたしの気持ちとダブるところもありますし、もう人称めちゃくちゃはご了承ください^^;
りん子が嫉妬して焦がれたい、女性を口説いたり抱いたりすることで『那智さん』と同化している気持ちになりたいということは理解できていた。
(那智さんから見たこの同化とは『りん子が俺の背後にいて「那智さん頑張って!!」っていう気持ちになる』ことだと理解されていた)
ただ那智さん自身、その気もないのにりん子を焦がれさせるためだけに誰かを抱くというのも本意じゃない。
それにそんな気持ちで抱いてもりん子は焦がれないこともわかっていた。
だから、出張先で誰か抱こうか〜なんて話題を出しても自分自身もりん子も、それでは叶わないだろうと何回かの話題提供と実行しないことを繰り返して、薄々気付いてきていた。
私が言ってしまうのも、とてもためらくけど。
那智さんは年齢を重ねて、私と肌を重ねるうちに射精するだけのセックスはいらないものになっていたのだ。
女として抱く相手として、たぶん今の那智さんには私がベストなのだ。
ベストを知ったいま、それ以外は基本的に『しなくていいもの』になってしまっている。
射精するだけのセックス以外の要素がないと、他の誰かを抱こうという気が起きなくなっていた。
それ以外の要素とは。
那智さんお得意の『父性』のようなものを発揮することだ。
那智さんの手によって育てられ、解放され、涙を流す。
手を差し伸べるような口説きとセックス。
たぶん、こういう要素がないと抱く気が起きないのだ。
これは、テレクラや金銭を介して出会う女性では無理。
すみれさんがうまくいったのは性的に未熟だった彼女を成長させる『先生と生徒』というような関係を作ることができたからだ。
同じようなシチュエーションを作ることも可能かもしれないが、やはり『ゲスト』ではすみれさんのとき以上にりん子が焦がれることはないだろう。
じゃあ、ゲストでもなく、那智さんが口説きたいと思い、那智さんの方法で口説く女性を見つけたとして。
それはかなり本気で取り組まないといけないことになり、果たしてりん子も女性も傷つけずにすることは難しいと思う。
りん子がベストだよというコンセンサスのもと本気で口説くなんて、その女性に失礼なことになるし、その女性を傷つけるようなことはりん子も傷つくとわかっていたからだ。
(私が割り切ってとことんイヤな女になれればいいのだけど)
そんなことを繰り返し、なかなか叶えずにいる那智さんにりん子がお門違いなクレームをつけてきた。
『叶わないなら、今後、この話題は口にしないでください。期待してダメを繰り返してもう疲れました。その度に那智さんにつっかかってしまうのもイヤです。』
何度目かの出張で、まあ抜くだけでもいいかなとホテルに女性を呼ぼうとして、でも全然その気にならずに結局なにもしないでいたら、そんなことを言い出したのだ。
『叶わないなら、期待するのいやだから。もう女性を呼ぶかもくらいのときには私に話さないで。いまから抱くよってときになったら教えてください』
とわけのわからない注文をつけてきたのだ。
射精だけのセックスはする気がしない。
それじゃあ、りん子は焦がれない。
那智さんに必要な『父性発揮』要素があれば本気で口説けるし楽しい、那智さんが楽しければりん子は焦がれる。
ただ、それをしようとすると本気で口説く相手に失礼なことになり、その女性もりん子も傷つく。
このわけのわからない注文をりん子がつけてきたとき。
どうしたもんかなぁと思いながら。
那智さんとしては私で充分満足しているのだから。
りん子の焦がれたいは、しばらくは我慢しててもうらうか。
このことはしばらく流れに任せることにしようと、そしてりん子のリクエストの通りその気になったときに『俺の裁量でスタートさせてあげよう』決めた。
(追記:『スタートさせるなら、俺の裁量でスタートするしかないな』くらいに思っていたそうです。『スタートさせてあげよう』よりももう少し消極的なニュアンス。要は、ほとんどその気はなかったという感じです^^)
そんなふうに、お互い話し合ったわけではないが恐らく同じように『叶てあげられないこと』『叶わないこと』として、それぞれの意識から遠くの場所に置いていた。
それでも充分満たされているのだから。
月日も過ぎ、わたしたちはモカに出会うのだ。
そして那智さんの『裁量でスタート』させることになったのだ。
那智さんはどう思っていただろう。
ここから先は那智さんとのコミュニケーションをもとに私の推測も含めて書きます。
しかもかなり高飛車でいやな女になってます^^;(でも、これもホントのわたし)
7割コミュニケーション、3割推測で!!(笑)
前エントリーのわたしの気持ちとダブるところもありますし、もう人称めちゃくちゃはご了承ください^^;
りん子が嫉妬して焦がれたい、女性を口説いたり抱いたりすることで『那智さん』と同化している気持ちになりたいということは理解できていた。
(那智さんから見たこの同化とは『りん子が俺の背後にいて「那智さん頑張って!!」っていう気持ちになる』ことだと理解されていた)
ただ那智さん自身、その気もないのにりん子を焦がれさせるためだけに誰かを抱くというのも本意じゃない。
それにそんな気持ちで抱いてもりん子は焦がれないこともわかっていた。
だから、出張先で誰か抱こうか〜なんて話題を出しても自分自身もりん子も、それでは叶わないだろうと何回かの話題提供と実行しないことを繰り返して、薄々気付いてきていた。
私が言ってしまうのも、とてもためらくけど。
那智さんは年齢を重ねて、私と肌を重ねるうちに射精するだけのセックスはいらないものになっていたのだ。
女として抱く相手として、たぶん今の那智さんには私がベストなのだ。
ベストを知ったいま、それ以外は基本的に『しなくていいもの』になってしまっている。
射精するだけのセックス以外の要素がないと、他の誰かを抱こうという気が起きなくなっていた。
それ以外の要素とは。
那智さんお得意の『父性』のようなものを発揮することだ。
那智さんの手によって育てられ、解放され、涙を流す。
手を差し伸べるような口説きとセックス。
たぶん、こういう要素がないと抱く気が起きないのだ。
これは、テレクラや金銭を介して出会う女性では無理。
すみれさんがうまくいったのは性的に未熟だった彼女を成長させる『先生と生徒』というような関係を作ることができたからだ。
同じようなシチュエーションを作ることも可能かもしれないが、やはり『ゲスト』ではすみれさんのとき以上にりん子が焦がれることはないだろう。
じゃあ、ゲストでもなく、那智さんが口説きたいと思い、那智さんの方法で口説く女性を見つけたとして。
それはかなり本気で取り組まないといけないことになり、果たしてりん子も女性も傷つけずにすることは難しいと思う。
りん子がベストだよというコンセンサスのもと本気で口説くなんて、その女性に失礼なことになるし、その女性を傷つけるようなことはりん子も傷つくとわかっていたからだ。
(私が割り切ってとことんイヤな女になれればいいのだけど)
そんなことを繰り返し、なかなか叶えずにいる那智さんにりん子がお門違いなクレームをつけてきた。
『叶わないなら、今後、この話題は口にしないでください。期待してダメを繰り返してもう疲れました。その度に那智さんにつっかかってしまうのもイヤです。』
何度目かの出張で、まあ抜くだけでもいいかなとホテルに女性を呼ぼうとして、でも全然その気にならずに結局なにもしないでいたら、そんなことを言い出したのだ。
『叶わないなら、期待するのいやだから。もう女性を呼ぶかもくらいのときには私に話さないで。いまから抱くよってときになったら教えてください』
とわけのわからない注文をつけてきたのだ。
射精だけのセックスはする気がしない。
それじゃあ、りん子は焦がれない。
那智さんに必要な『父性発揮』要素があれば本気で口説けるし楽しい、那智さんが楽しければりん子は焦がれる。
ただ、それをしようとすると本気で口説く相手に失礼なことになり、その女性もりん子も傷つく。
このわけのわからない注文をりん子がつけてきたとき。
どうしたもんかなぁと思いながら。
那智さんとしては私で充分満足しているのだから。
りん子の焦がれたいは、しばらくは我慢しててもうらうか。
このことはしばらく流れに任せることにしようと、そしてりん子のリクエストの通りその気になったときに『俺の裁量でスタートさせてあげよう』決めた。
(追記:『スタートさせるなら、俺の裁量でスタートするしかないな』くらいに思っていたそうです。『スタートさせてあげよう』よりももう少し消極的なニュアンス。要は、ほとんどその気はなかったという感じです^^)
そんなふうに、お互い話し合ったわけではないが恐らく同じように『叶てあげられないこと』『叶わないこと』として、それぞれの意識から遠くの場所に置いていた。
それでも充分満たされているのだから。
月日も過ぎ、わたしたちはモカに出会うのだ。
そして那智さんの『裁量でスタート』させることになったのだ。
モカ4
モカ
一月の寒い午後。
抱き合ったホテルを後に百貨店の正面玄関に向かう。
かつてわたしが四つん這いになったところ^^
今日は以前からやり取りをしていたモカさんとはじめて会うのだ。
モカさんはわたしたちをとても好きでいてくれてよく拍手コメントをくれた。
特にわたしの『6歳児』に共感してくれているひとりだった。
あることがきっかけでメールのやり取りをはじめることになる。
彼女はSMに興味はあるけどほとんど未経験、現在もちろんパートナーもいない。
しばらくパートナー探しをしていたけれど、良い相手が見つからない。
Sやご主人様を名乗る男性をどうしても冷めた目で見てしまう。
冷めた目で見て、心の中で舌を出すような自分にも嫌気がさし、パートナー探しに疲れていた。
なんだか10年前の自分を見ているようで、お節介にもいろいろお話しさせていただいていた。
那智さんも最初は『おお、パートナーなし!?』なんて興味を示していたけれど、だからどうということもなく、ただ悩んでいるみたいだし一度会ってお話ししませんかということになった。
この時点でモカは悩んでいるというよりも、わたしたちに会うことのほうを楽しみにしてくれているようで、わたしたちも純粋に『薬指を好きな人に会える』わくわく感だけだった。
誰ひとり、この数十分後に『妹』が増えるなんて想像もしていなかった。
待ち合わせの正面玄関。
指定の服装を着た女性の後ろ姿が見える。
うう、なんか若くていい雰囲気だぞ^^;
あまりに『良い雰囲気』の後ろ姿に声をかけるのをためらってしまい、ずんずん進もうとする那智さんの腕を思わず引いた。
「ホントにあの人ですか?」
「だって○○色のコートとミニスカートだよ」
慌てるわたしに不思議がる那智さん。
ちょっとまごついていると。
「こんにちは^^」
彼女のほうから声をかけてきた。
大きな瞳と同じよなはっきりとした口調で。
うわ、可愛い人!!
一瞬目を逸らしてしまいそうなほどまっすぐな印象の人だった。
テーブルについても、その印象は変わらない。
大きな瞳でまっすぐに人を見る。
芯のようなものを感じる。
だけど、指先に力が入る様子で緊張していることも、とてもよくわかる。
そうだよね。
こちらはふたり、モカはひとり。
わたしたちは緊張を解そうと会話を進める。
彼女自身もブログを持っていた。
そこには彼女の人柄を表すようなまっすぐな文章、跳ねっ返りの自己主張、他者を思うゆえのちょっと尖った言葉が並んでいた。
それなのに、見た目の印象はそのまっすぐなままなのに、どうも会話が噛み合ない^^;
わたしの書くことに共感してくれているなら吐き出したいことが山ほどありそうだし、ブログのような言葉を待っていても出て来ないのだ。
モカについてもいくつか質問するけれど、口調ははっきりしていても、なんていうかな『答え』が返ってこない。
例えば『どの映画が観たい?』と質問しているのに『一番好きなのはスターウォーズシリーズです』と答えられたような肩すかし感^^;
緊張しているのかとこのときは思ったのだけど、これには後々那智さんもわたしも手こずることになるのだ(笑)
それはまたの機会に^^(モカちゃん、ごめん)
なんだか噛み合ないな〜と思いながらも。
だけど、モカの相手探しの旅の話になると大きな目を潤ませるのだ。
それは見つからない残念さやいやな思いをしたからではなく、相手に対して『見下す』ような感情を持ってしまうことに疲れた様子だった。
ああ、その感覚、わかるな〜。
なんだか自分の『優しい部分』が悲しくなるんだよね。
たぶん、優しい人なんだろう。
大きな瞳が潤むのを見ながら、きっとキレイな心を持った人なんだろうな〜と思っていた。
なんとなく噛み合ない会話、でも大まかに分けたら同じ人種(適切な言葉が見つからない。似たアンテナを持っているという感じかな)なのだろうと推測できたころ。
那智さんが突然言い出した。
「私たちの仲間に入らない?相手が見つかるまでの帰る場所にすればいい」
え?
何を言い出すの、那智さん!?
何の前触れもなく、那智さんが突然妙な切り口から口説き出した。
まだ席について30分も経っていない頃だった。
うう、まだまだ続きます〜^^
一月の寒い午後。
抱き合ったホテルを後に百貨店の正面玄関に向かう。
かつてわたしが四つん這いになったところ^^
今日は以前からやり取りをしていたモカさんとはじめて会うのだ。
モカさんはわたしたちをとても好きでいてくれてよく拍手コメントをくれた。
特にわたしの『6歳児』に共感してくれているひとりだった。
あることがきっかけでメールのやり取りをはじめることになる。
彼女はSMに興味はあるけどほとんど未経験、現在もちろんパートナーもいない。
しばらくパートナー探しをしていたけれど、良い相手が見つからない。
Sやご主人様を名乗る男性をどうしても冷めた目で見てしまう。
冷めた目で見て、心の中で舌を出すような自分にも嫌気がさし、パートナー探しに疲れていた。
なんだか10年前の自分を見ているようで、お節介にもいろいろお話しさせていただいていた。
那智さんも最初は『おお、パートナーなし!?』なんて興味を示していたけれど、だからどうということもなく、ただ悩んでいるみたいだし一度会ってお話ししませんかということになった。
この時点でモカは悩んでいるというよりも、わたしたちに会うことのほうを楽しみにしてくれているようで、わたしたちも純粋に『薬指を好きな人に会える』わくわく感だけだった。
誰ひとり、この数十分後に『妹』が増えるなんて想像もしていなかった。
待ち合わせの正面玄関。
指定の服装を着た女性の後ろ姿が見える。
うう、なんか若くていい雰囲気だぞ^^;
あまりに『良い雰囲気』の後ろ姿に声をかけるのをためらってしまい、ずんずん進もうとする那智さんの腕を思わず引いた。
「ホントにあの人ですか?」
「だって○○色のコートとミニスカートだよ」
慌てるわたしに不思議がる那智さん。
ちょっとまごついていると。
「こんにちは^^」
彼女のほうから声をかけてきた。
大きな瞳と同じよなはっきりとした口調で。
うわ、可愛い人!!
一瞬目を逸らしてしまいそうなほどまっすぐな印象の人だった。
テーブルについても、その印象は変わらない。
大きな瞳でまっすぐに人を見る。
芯のようなものを感じる。
だけど、指先に力が入る様子で緊張していることも、とてもよくわかる。
そうだよね。
こちらはふたり、モカはひとり。
わたしたちは緊張を解そうと会話を進める。
彼女自身もブログを持っていた。
そこには彼女の人柄を表すようなまっすぐな文章、跳ねっ返りの自己主張、他者を思うゆえのちょっと尖った言葉が並んでいた。
それなのに、見た目の印象はそのまっすぐなままなのに、どうも会話が噛み合ない^^;
わたしの書くことに共感してくれているなら吐き出したいことが山ほどありそうだし、ブログのような言葉を待っていても出て来ないのだ。
モカについてもいくつか質問するけれど、口調ははっきりしていても、なんていうかな『答え』が返ってこない。
例えば『どの映画が観たい?』と質問しているのに『一番好きなのはスターウォーズシリーズです』と答えられたような肩すかし感^^;
緊張しているのかとこのときは思ったのだけど、これには後々那智さんもわたしも手こずることになるのだ(笑)
それはまたの機会に^^(モカちゃん、ごめん)
なんだか噛み合ないな〜と思いながらも。
だけど、モカの相手探しの旅の話になると大きな目を潤ませるのだ。
それは見つからない残念さやいやな思いをしたからではなく、相手に対して『見下す』ような感情を持ってしまうことに疲れた様子だった。
ああ、その感覚、わかるな〜。
なんだか自分の『優しい部分』が悲しくなるんだよね。
たぶん、優しい人なんだろう。
大きな瞳が潤むのを見ながら、きっとキレイな心を持った人なんだろうな〜と思っていた。
なんとなく噛み合ない会話、でも大まかに分けたら同じ人種(適切な言葉が見つからない。似たアンテナを持っているという感じかな)なのだろうと推測できたころ。
那智さんが突然言い出した。
「私たちの仲間に入らない?相手が見つかるまでの帰る場所にすればいい」
え?
何を言い出すの、那智さん!?
何の前触れもなく、那智さんが突然妙な切り口から口説き出した。
まだ席について30分も経っていない頃だった。
うう、まだまだ続きます〜^^
モカ5
モカ
『仲間に入らない?帰る場所にする?』妙な切り口で口説きはじめた那智さん。
そのときの気持ちを那智さん自身に書いてもらいました。
以下(赤)はりん子の補足?ツッコミ?です。
挨拶を除くとエントリーは初めてです。
私がこれを記することになったのは、りん子一人の力ではどうしても表現しきれないと泣きが入った、これは少しオーバーですが私の文章があった方がより理解されると私自身も思ったからです。
イタリアンレストランの四角のテーブル私の左がりん子正面左がモカ。
少し緊張しながら会話が弾みません。
モカは「薬指」の読者でパートナーを捜していました。
探す過程でS男性の話を聞きたいとのことで私が参加する事になりました。
私がS男性であるかという大きな疑問はこの際おいといて。
何も考えていない私の目の前に「パートナーがいない女性がひとり」。
そして若くて、かわいい、さらに、好み、これなら私の狩猟本能が珍しく働いた。
1ミリの打ち合わせも、ミクロンのその気もなかったのに、突然口説く。
彼女ならりん子を焦がれさせることが出来る。
事前準備で彼女のブログを読んでいて、彼女の人柄はある程度想像できた、そして本人を目の前にして、その想像はそれほど外れていないと感じた、これなら私が本気で向き合える。
個性的で、少し跳ねっ返り、生意気そうでいて謙虚、かなりの年の差を考えて娘の方が近いのではと思ったぐらい。
彼女はSMに興味はあるが経験はない、そして後からわかることだかまったくと言って良いほど性的に成熟していない。
育て好きな私としてはこれ以上の素材はない。
そして何しろ気合いを入れて向き合える、気合いを入れて向き合わないと振り向かない頑固さも持っている相手。
親子に近いほどの年齢差を楽しみたいと言う期待感もあった。
(親子は言い過ぎです、那智さん^^;)
思った瞬間、妹にしよう、りん子の妹の位置、そして私は父親「お父さん」、私が楽しみりん子が焦がれるには「妹」がいいと直感した。
二人を同列にそして距たりなく接することが出来る。
直感した後、時間を空けず口説いた。
そして、3人にとって都合の良いこの関係を考えた瞬間、親子姉妹のアイデアを二人にぶつけた。
私の娘、りん子の妹にならない?
モカには妹がいる、りん子にはお姉さん、姉妹になることで逆の立場になる、それぞれ憧れていた立場だ。
モカが興味を示す。
もともと薬指のファンだったモカをクドクドと口説くのは避けたかった。
それは、彼女がファンであるという後ろめたさとりん子のプライドを考えての事。
(この辺の那智さんの感覚は理解されにくいと思います。わたしも上手に説明できない。とにかく策略ではない次元で口説きたかったのでしょう)
私は、彼女に即決を求めた。
口説き始めてモカの「うん」の言葉は10分もかからなかったと思う、
それからの状況説明やビジョンは30分ぐらい話しただろうか。
とにかく、3人でつき合うことがお互いの足りない所を埋めることができる、そして、精神的にも性的にもある程度完成したら最後はお嫁に出すとの話し合いがまとまり。
モカの「仲間に入れてください。」のきちんとしたお願いを「正直」に「素直」な気持ちで話が出来るまでにこの時はなった。
りん子のリクエストによりあの日の私の気持ちだけを披露しました。
これから先の事はまたりん子にバトンタッチします。
とにかく今は、ぶっ飛んでいて、明るい、モカが入ることにより、薬指に変化が起こりました。
今に至るまでりん子が私に焦がれて何回泣いたでしょう。(喜びの涙も、結果的に喜びになる涙も^^)
怒らないりん子が怒るぐらい憧れた「焦がれ」それが誰も傷つかず、被害者がない、そして、笑顔でいられる関係を作ることが出来た事を大変嬉しく思います。
これからもりん子とモカが傷つかないように関係を維持できるようにしたいと思います。
(不倫をしている時点で誰も傷つかない関係と言えた義理ではないことは充分承知しております。ただここは他者じから見たら元々不倫SMブログなのですから、そのご指摘はご容赦ください)
これからの薬指は「りん子と那智」「りん子・モカ姉妹と那智お父さん」の2つの関係で話が進みますことをご承知下さい。
そして、大分倒錯の世界になっておりますことお知らせします。(笑)
以上が那智さんの気持ちでした。
那智さんはいま父性発揮で奮闘しています。
とても大変なことを引き受けてくれているなぁと思いながら、でも我慢しないし、諦めないぞ〜とわたしも奮闘しています^^
『モカ』もう少し続きます^^
『仲間に入らない?帰る場所にする?』妙な切り口で口説きはじめた那智さん。
そのときの気持ちを那智さん自身に書いてもらいました。
以下(赤)はりん子の補足?ツッコミ?です。
挨拶を除くとエントリーは初めてです。
私がこれを記することになったのは、りん子一人の力ではどうしても表現しきれないと泣きが入った、これは少しオーバーですが私の文章があった方がより理解されると私自身も思ったからです。
イタリアンレストランの四角のテーブル私の左がりん子正面左がモカ。
少し緊張しながら会話が弾みません。
モカは「薬指」の読者でパートナーを捜していました。
探す過程でS男性の話を聞きたいとのことで私が参加する事になりました。
私がS男性であるかという大きな疑問はこの際おいといて。
何も考えていない私の目の前に「パートナーがいない女性がひとり」。
そして若くて、かわいい、さらに、好み、これなら私の狩猟本能が珍しく働いた。
1ミリの打ち合わせも、ミクロンのその気もなかったのに、突然口説く。
彼女ならりん子を焦がれさせることが出来る。
事前準備で彼女のブログを読んでいて、彼女の人柄はある程度想像できた、そして本人を目の前にして、その想像はそれほど外れていないと感じた、これなら私が本気で向き合える。
個性的で、少し跳ねっ返り、生意気そうでいて謙虚、かなりの年の差を考えて娘の方が近いのではと思ったぐらい。
彼女はSMに興味はあるが経験はない、そして後からわかることだかまったくと言って良いほど性的に成熟していない。
育て好きな私としてはこれ以上の素材はない。
そして何しろ気合いを入れて向き合える、気合いを入れて向き合わないと振り向かない頑固さも持っている相手。
親子に近いほどの年齢差を楽しみたいと言う期待感もあった。
(親子は言い過ぎです、那智さん^^;)
思った瞬間、妹にしよう、りん子の妹の位置、そして私は父親「お父さん」、私が楽しみりん子が焦がれるには「妹」がいいと直感した。
二人を同列にそして距たりなく接することが出来る。
直感した後、時間を空けず口説いた。
そして、3人にとって都合の良いこの関係を考えた瞬間、親子姉妹のアイデアを二人にぶつけた。
私の娘、りん子の妹にならない?
モカには妹がいる、りん子にはお姉さん、姉妹になることで逆の立場になる、それぞれ憧れていた立場だ。
モカが興味を示す。
もともと薬指のファンだったモカをクドクドと口説くのは避けたかった。
それは、彼女がファンであるという後ろめたさとりん子のプライドを考えての事。
(この辺の那智さんの感覚は理解されにくいと思います。わたしも上手に説明できない。とにかく策略ではない次元で口説きたかったのでしょう)
私は、彼女に即決を求めた。
口説き始めてモカの「うん」の言葉は10分もかからなかったと思う、
それからの状況説明やビジョンは30分ぐらい話しただろうか。
とにかく、3人でつき合うことがお互いの足りない所を埋めることができる、そして、精神的にも性的にもある程度完成したら最後はお嫁に出すとの話し合いがまとまり。
モカの「仲間に入れてください。」のきちんとしたお願いを「正直」に「素直」な気持ちで話が出来るまでにこの時はなった。
りん子のリクエストによりあの日の私の気持ちだけを披露しました。
これから先の事はまたりん子にバトンタッチします。
とにかく今は、ぶっ飛んでいて、明るい、モカが入ることにより、薬指に変化が起こりました。
今に至るまでりん子が私に焦がれて何回泣いたでしょう。(喜びの涙も、結果的に喜びになる涙も^^)
怒らないりん子が怒るぐらい憧れた「焦がれ」それが誰も傷つかず、被害者がない、そして、笑顔でいられる関係を作ることが出来た事を大変嬉しく思います。
これからもりん子とモカが傷つかないように関係を維持できるようにしたいと思います。
(不倫をしている時点で誰も傷つかない関係と言えた義理ではないことは充分承知しております。ただここは他者じから見たら元々不倫SMブログなのですから、そのご指摘はご容赦ください)
これからの薬指は「りん子と那智」「りん子・モカ姉妹と那智お父さん」の2つの関係で話が進みますことをご承知下さい。
そして、大分倒錯の世界になっておりますことお知らせします。(笑)
以上が那智さんの気持ちでした。
那智さんはいま父性発揮で奮闘しています。
とても大変なことを引き受けてくれているなぁと思いながら、でも我慢しないし、諦めないぞ〜とわたしも奮闘しています^^
『モカ』もう少し続きます^^