那智回路4
独特な幸福感
那智さんらしい思考行動を4話連続でアップしています。
続き物ではありませんので、どこから読んでいただいてもかまいませんが、できれば1からにしていただけるとうれしいです^^
いつもの和食屋さんでうどんをいただくとき、セルフサービスの副食はいつも天ぷら。
こういうのも全部那智さんが選んだのをいただくのだけど、かき揚げと磯辺揚げかときどきイカなどもう1品の2品が基本。
わたしはかき揚げが大好きなのでかき揚げを半分こ、もうひとつはだいたい那智さんが召し上がる。(場合によってはもうひとつも半分こ)
この日は夜たくさん食べる予定があったので、最近ちょっぴり体重を気にしないといけない感じになってきたわたしはかき揚げ半分分のカロリーは抑えようと思い「今日はわたしは天ぷら食べません」と宣言していた。
ついでに那智さんも最近お太り気味なので、今日は一緒に控えましょう^^の気持ちも込めて。
素うどん×2だけをオーダーするのは忍びないと思ったのか、いつも通り天ぷらの棚に手を伸ばす。
この日取ったのは『かぼちゃ』だった。
いままでほとんど選んだことがないものだ。
那智さんも気を使って野菜でヘルシーにしたのかな?なんて思いながら、わたしは食べることないから、それ以上深く考えなかった。
(あ、でもカロリー的にはかぼちゃの天ぷら、それなりにあるよね。油を吸う素材がカロリー高くなるんだ。だから、しいたけとか高い、逆にイカとかは低いって何かで読んだことある)
席につき熱々のうどんをいただく、寒い日だったから、おいしい^^
なんでかぼちゃ選んだか
こういうときのこと話したことあったっけ?
う〜ん、聞いたことないような?
こういうときはキライなもの選ぶんだよ
一緒に食べる相手が食べないほうがいい場合、その人のキライなものを選ぶということだ。
たしかに、わたしはかぼちゃが苦手だ。
子どものころは食べられなかったもので、大人になってからはキライというほどではなくなったけど、相変わらず好んでは選ばない。
ああいう、甘くてホクホク系はイマイチ苦手なのだ、だから、栗もさつまいもも、そんな感じ。
それを知っていて、わざと選んだというのだ。
なるほど。
今日、わたしはカロリーを気にして控えた。
けして食べたくないわけではなく、いちおう那智さんの好みを維持したいという気持ちもあってのこと。
それが理解できるから、じゃあ、りん子が食べたくないものを選ぼうというわけだ。
わたしが好きなものだったら「いいな」って思うかもしれないけど、苦手なものだった欲しい気持ちは湧かないものね。
おそらく、那智さんは似たようなケースの場合、わたし相手じゃなくても、できる限りそういう選択をしようと意識しているのだろう。
優しさアピールというよりは、那智さんの思考回路を教えてくれた感じだった。
まあ、結局、ここでわたしが優しさアピールしてるんだけどね(笑)
好きな女に優しくしたことをわざわざ説明するなんて、恥ずかしいし野暮だと思う男性はきっと多いでしょう。
『男は黙って』とか『言わなくてもわかるだろ?』、そして、言わなくても気づくことに価値があるなんて思っているのかな。
でもね、女はエスパーではないのだ(笑)
甘い言葉は照れくさいとしても、どんな思考回路でこの行動をとったのかくらいはたまには説明していただけるとうれしいものですよ。
好きな男のことを知りたいと思うのは、しごく自然なことだものね。
以心伝心は美しいかもしれないけど、それは膨大な情報交換の上ではじめて成り立つものだと思う。
愛の言葉はもちろんだけど(笑)、あなたを知るために情報開示もケチらないでほしいと思うのです^^
<関連エントリー>
和食屋さんで
『上の立場の視線』
『マグマ1』
「等式」感想です。一緒にいる時、わざわざりん子が好きでないものを食べる必要もない。でも、そんな時は例外だなと思っての発言でした。きらいなものを克服しようプレイは別物です。(笑)
那智さんらしい思考行動を4話連続でアップしています。
続き物ではありませんので、どこから読んでいただいてもかまいませんが、できれば1からにしていただけるとうれしいです^^
いつもの和食屋さんでうどんをいただくとき、セルフサービスの副食はいつも天ぷら。
こういうのも全部那智さんが選んだのをいただくのだけど、かき揚げと磯辺揚げかときどきイカなどもう1品の2品が基本。
わたしはかき揚げが大好きなのでかき揚げを半分こ、もうひとつはだいたい那智さんが召し上がる。(場合によってはもうひとつも半分こ)
この日は夜たくさん食べる予定があったので、最近ちょっぴり体重を気にしないといけない感じになってきたわたしはかき揚げ半分分のカロリーは抑えようと思い「今日はわたしは天ぷら食べません」と宣言していた。
ついでに那智さんも最近お太り気味なので、今日は一緒に控えましょう^^の気持ちも込めて。
素うどん×2だけをオーダーするのは忍びないと思ったのか、いつも通り天ぷらの棚に手を伸ばす。
この日取ったのは『かぼちゃ』だった。
いままでほとんど選んだことがないものだ。
那智さんも気を使って野菜でヘルシーにしたのかな?なんて思いながら、わたしは食べることないから、それ以上深く考えなかった。
(あ、でもカロリー的にはかぼちゃの天ぷら、それなりにあるよね。油を吸う素材がカロリー高くなるんだ。だから、しいたけとか高い、逆にイカとかは低いって何かで読んだことある)
席につき熱々のうどんをいただく、寒い日だったから、おいしい^^
なんでかぼちゃ選んだか
こういうときのこと話したことあったっけ?
う〜ん、聞いたことないような?
こういうときはキライなもの選ぶんだよ
一緒に食べる相手が食べないほうがいい場合、その人のキライなものを選ぶということだ。
たしかに、わたしはかぼちゃが苦手だ。
子どものころは食べられなかったもので、大人になってからはキライというほどではなくなったけど、相変わらず好んでは選ばない。
ああいう、甘くてホクホク系はイマイチ苦手なのだ、だから、栗もさつまいもも、そんな感じ。
それを知っていて、わざと選んだというのだ。
なるほど。
今日、わたしはカロリーを気にして控えた。
けして食べたくないわけではなく、いちおう那智さんの好みを維持したいという気持ちもあってのこと。
それが理解できるから、じゃあ、りん子が食べたくないものを選ぼうというわけだ。
わたしが好きなものだったら「いいな」って思うかもしれないけど、苦手なものだった欲しい気持ちは湧かないものね。
おそらく、那智さんは似たようなケースの場合、わたし相手じゃなくても、できる限りそういう選択をしようと意識しているのだろう。
優しさアピールというよりは、那智さんの思考回路を教えてくれた感じだった。
まあ、結局、ここでわたしが優しさアピールしてるんだけどね(笑)
好きな女に優しくしたことをわざわざ説明するなんて、恥ずかしいし野暮だと思う男性はきっと多いでしょう。
『男は黙って』とか『言わなくてもわかるだろ?』、そして、言わなくても気づくことに価値があるなんて思っているのかな。
でもね、女はエスパーではないのだ(笑)
甘い言葉は照れくさいとしても、どんな思考回路でこの行動をとったのかくらいはたまには説明していただけるとうれしいものですよ。
好きな男のことを知りたいと思うのは、しごく自然なことだものね。
以心伝心は美しいかもしれないけど、それは膨大な情報交換の上ではじめて成り立つものだと思う。
愛の言葉はもちろんだけど(笑)、あなたを知るために情報開示もケチらないでほしいと思うのです^^
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和食屋さんで
『上の立場の視線』
『マグマ1』
「等式」感想です。一緒にいる時、わざわざりん子が好きでないものを食べる必要もない。でも、そんな時は例外だなと思っての発言でした。きらいなものを克服しようプレイは別物です。(笑)
海の底
りん子的独り言(エラそう)
深層の心を想像する、自分や那智さんや他人の。
それはかなり那智さんと共有できる。
でも、これって他の人が聞いたらわかるかな?
その人に伝えたら理解してくれるかな?
そもそも他人の心なんてわかるわけないのだけど、わたし自身と那智さんとの互いのそれはずいぶん理解できてきていると思えるから、そんな疑問を持つ。
ブログを拝見したり、ブログを通じてなにか投げかけてきた人の深層を想像する、それはその人の本質に近いのだろうか、そして、わたしが想像するあなたの深層を理解していただけるのだろうか。
なぜ、そんなふうに思うかというと、おそらく、わたしの考えってけっこう偏っているから(笑)
正しいかどうかは不明だけど、かなり『感情のスタート』に近いところまで潜って想像するから「そんなふうに考える!?」というものになっているはずなんだ。
正しいかどうかは不明だけど(笑)
これって内省をくり返したクセというか習慣というかなんだと思うけど、那智さんとわたしはその深さが同じくらいなんだと思う。
だから、深層の心の想像を共有することができているんだ。
まあ、これも那智さんとわたしの幻想かもしれないけどね。
感じたこと、思ったこと、好きなことキライこと、気になること、求めるもの、自分の心を探る。
表層からひとつ、またひとつ、もうひとつ、一段一段深く潜り、深層の心に近づく。
内省をくり返す、訓練。
訓練ですこしずつ自分の深い心を知っていくことができる。
わたしが30半ばで那智さんと出会い、那智さんの言葉のひとつひとつに涙し見事にピースがはまり世界が音を立てて変わっていったのは当然那智さんの力だけど、それだけじゃない。
20半ばから約10年間、離婚や【旅】を経験し、それまでの人生わたしが幸せになりきれなかった原因や生きにくさをずっとずっと探っていたからだ。
本を読み信頼できる友人と語り、ひとり膝を抱え深く深く自分の心の奥底に潜る内省を繰り返したからだ。
見たくないもの、知りたくないもの、それから目を逸らさずにひとり潜っていったからだ。
だから、30半ばで聞いた那智さんの言葉がそこまで届き理解できたのだと思っている。
10代や20代で那智さんに出会って、あのときのようにグサグサ、ガラガラとわたしを変えようとしてくれても、理解できなくて「何言ってるんだろ?」って敬遠していたかもしれない。
自分の心に潜っていく内省作業をくり返すことは大事なこと。
わたしの憧れだった姉はわたしよりずっとこれができていた人だった(たぶん^^)。
迷走しているとき、あり得ない想像をしていた。
もし神様がいるとして姉とわたしが死ぬときに、どちらの人生がいい人生だったかジャッジを下すとしたら、神様は迷わず姉の手を上げるだろうっていう想像。
その当時、より豊かな人生って『より考えた』人生だろうなって思っていて、だから、たくさん考えている姉のほうがいい人生なんだ、わたしのほうが華やかな職業に就いて派手めな青春を送っているけど、そんなことよりずっと『考える』ことが人を豊かにするって思っていたんだ。
(まあ、神様なんて登場させるのはトホホだけど、そういう想像をするようになったのも一歩なのかもしれないね)
あれから、ずいぶん自分の心に潜っていった。
行き止まりだったり迷子になったりするかもしれないし、ハズレを引いてしまうこともあるかもしれないけど、深く潜った実績はわたしに那智さんの言葉を理解する力をくれた。
いまならね、神様、迷って迷ってドローくらいにしてくれるんじゃないかって思っている(笑)
自分を深く潜ること。
ひとつひとつおりていく。
これは訓練でできるようになる。
ちょっとしんどいけど、深いところの自分に会えるのおもしろいよ。
深いところに自分、けっこう目も当てられないヤツかもしれないけど(笑)
<関連エントリー>
旅は、やっぱり『惹かれ合う理由』カテゴリ全部^^
惹かれ合う理由
深層の心を想像する、自分や那智さんや他人の。
それはかなり那智さんと共有できる。
でも、これって他の人が聞いたらわかるかな?
その人に伝えたら理解してくれるかな?
そもそも他人の心なんてわかるわけないのだけど、わたし自身と那智さんとの互いのそれはずいぶん理解できてきていると思えるから、そんな疑問を持つ。
ブログを拝見したり、ブログを通じてなにか投げかけてきた人の深層を想像する、それはその人の本質に近いのだろうか、そして、わたしが想像するあなたの深層を理解していただけるのだろうか。
なぜ、そんなふうに思うかというと、おそらく、わたしの考えってけっこう偏っているから(笑)
正しいかどうかは不明だけど、かなり『感情のスタート』に近いところまで潜って想像するから「そんなふうに考える!?」というものになっているはずなんだ。
正しいかどうかは不明だけど(笑)
これって内省をくり返したクセというか習慣というかなんだと思うけど、那智さんとわたしはその深さが同じくらいなんだと思う。
だから、深層の心の想像を共有することができているんだ。
まあ、これも那智さんとわたしの幻想かもしれないけどね。
感じたこと、思ったこと、好きなことキライこと、気になること、求めるもの、自分の心を探る。
表層からひとつ、またひとつ、もうひとつ、一段一段深く潜り、深層の心に近づく。
内省をくり返す、訓練。
訓練ですこしずつ自分の深い心を知っていくことができる。
わたしが30半ばで那智さんと出会い、那智さんの言葉のひとつひとつに涙し見事にピースがはまり世界が音を立てて変わっていったのは当然那智さんの力だけど、それだけじゃない。
20半ばから約10年間、離婚や【旅】を経験し、それまでの人生わたしが幸せになりきれなかった原因や生きにくさをずっとずっと探っていたからだ。
本を読み信頼できる友人と語り、ひとり膝を抱え深く深く自分の心の奥底に潜る内省を繰り返したからだ。
見たくないもの、知りたくないもの、それから目を逸らさずにひとり潜っていったからだ。
だから、30半ばで聞いた那智さんの言葉がそこまで届き理解できたのだと思っている。
10代や20代で那智さんに出会って、あのときのようにグサグサ、ガラガラとわたしを変えようとしてくれても、理解できなくて「何言ってるんだろ?」って敬遠していたかもしれない。
自分の心に潜っていく内省作業をくり返すことは大事なこと。
わたしの憧れだった姉はわたしよりずっとこれができていた人だった(たぶん^^)。
迷走しているとき、あり得ない想像をしていた。
もし神様がいるとして姉とわたしが死ぬときに、どちらの人生がいい人生だったかジャッジを下すとしたら、神様は迷わず姉の手を上げるだろうっていう想像。
その当時、より豊かな人生って『より考えた』人生だろうなって思っていて、だから、たくさん考えている姉のほうがいい人生なんだ、わたしのほうが華やかな職業に就いて派手めな青春を送っているけど、そんなことよりずっと『考える』ことが人を豊かにするって思っていたんだ。
(まあ、神様なんて登場させるのはトホホだけど、そういう想像をするようになったのも一歩なのかもしれないね)
あれから、ずいぶん自分の心に潜っていった。
行き止まりだったり迷子になったりするかもしれないし、ハズレを引いてしまうこともあるかもしれないけど、深く潜った実績はわたしに那智さんの言葉を理解する力をくれた。
いまならね、神様、迷って迷ってドローくらいにしてくれるんじゃないかって思っている(笑)
自分を深く潜ること。
ひとつひとつおりていく。
これは訓練でできるようになる。
ちょっとしんどいけど、深いところの自分に会えるのおもしろいよ。
深いところに自分、けっこう目も当てられないヤツかもしれないけど(笑)
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旅は、やっぱり『惹かれ合う理由』カテゴリ全部^^
惹かれ合う理由
ピアス1
独特な幸福感
クリスマスもおしまい、これから一気に年の瀬、明日は那智さんと今年最後に会える日。
いつもなら夜お仕事帰りに待ち合わせをして恒例のディナーをするのだけど、今年はお休みを取ってくれてお昼からディナーまで一緒にいられるようにしてくれた。
前日の夕方。
那智さんからこんなメッセージが届く
何か確証になるものが欲しい
年末年始を迎えるこの時期、会えないさみしさは当然あるけれど、じつは、那智さんのほうが感傷的になることが多い。
もしかしたら、『節目』を大事にする普遍的な日本人感覚やお正月前後の日本的文化をわたしより大事にしているからかもしれない。
それにしても、こんなにハッキリとしたメッセージはとてもめずらしいことだった。
『キスマーク付け合います?』なんてお返事しながら、いやいや鞭の痣のほうがずっと『マーク』だよねとひとり心の中でツッコミいれたりしていたら
ピアス入れるか
と、いきなりの提案!!
『そうだ、京都に行こう』よりずっとずっと大したことない感。
たしかに、ずっと前からピアスの話は出ていた。
『薬指の刺青』はふたりして入れているし、それはそれで意味があるけれど、那智さんはわたしだけに何か印をしたいとずっと前から思っていた。
那智さんボディピアスには魅力を感じていなかったので入れるなら刺青を考えていたのだけど、以前お知り合いの方に見せていただたクリトリスフードに縦に入れているは可愛いと思ったそうで、入れるならピアス縦か、いいデザインが決まれば刺青のどちらかということで保留状態のまま。
そんな状態が何年も続いていて、何かあると時々「入れる?」という話にはなっていた。
まあ、那智さんのことなのでこういう話が時々出るということはそれなりに下調べをしている証拠で、おそらく何年もの間、ちょこちょこ温めていたのでしょう。
それが年末年始の感傷と、今年は年始にお休みで会えるのが例年より遅いことが決まっていて、それなら、その時期に空けてしまえばそこそこ安定した頃に会えるからいろいろ支障がないだろうと判断してのヒジョーにあっけない「ピアス入れるか」になったのだ。
いや、いつか刺青かピアスが来ることは理解していましたよ。
でも、本当はわたし刺青のほうがよかったんです。
なぜなら、刺青の痛さは知っているから、もちろん、あの痛さをいまのホクロより広範囲で味わうんだから、かなり恐ろしいことになるのはわかっていますけど、やっぱり人は未知のものは避けたいもの。
しかも、わたしはあの体に異物を貫通させている恐ろしさが、本当に苦手なの。
乳首に【針貫通】させたことがあるクセに何言ってるの!?と思われるだろう、でも、違うのよ、この怖さは終わった後のも延々と続く怖さなのだ。
だって、皮膚と肉に穴空けるんだよ!!
で、穴空けて、ずっとなんか通しているんだよ!!
安定するまでの間なんか、普通外気に晒しちゃいけないはずの肉部分を表に出しているってことなんだよね!!
そんな恐ろしい状態、恐ろしすぎる。
ピアスをしている友達がね、「ああ、なんか今日通りが悪いな〜」なんて耳のピアスを通しながら言ったりしているのを聞くと、もうダメ!!
通り悪いってことは、そこ存在しちゃいけない穴なんだよ〜;;
もう、それを想像するだけでぞわーーーーっとしてしまう。
外科手術でボルト入れたなんて話もダメだし、オナニーで中に指入れるのもできなかった。
なんかね、本来は体の内側な部分を目の当たりにするの苦手なんだよね。
とにかく、刺青はかさぶたできておしまいというのはわかっているけど、ピアスはその後のケアもふくめて、いろいろな意味で怖いのだ。
M女さんブログでピアスのトラブルなんか書かれていると、「だーーーーー、もう、ごめんなさい、とにかく、とにかくお大事に!!!」とひとり仰け反ってしまっている。
でも、その怖さ以外にはまったく異論はないことはたしか。
那智さんが計画していたことはわかっていたし、わたしも那智さんが入れたいと思うものを入れたい。
諸事情も問題なかった。
そして、長年培ってきた『那智さんは悪いようにはしない』と自然に思えていることはこの行為にも愛情以外の感情が微塵もないことも理解できる。
だから、ほとんど怖さ以外は抵抗なく受け入れられていた。
そして、わたしは密かにうれしかった。
刺青を入れたとき、どこに行き何をするか直前まで知らされず、教えてもらったときはすでに決定事項だったことは、わたしの幸せな記憶なのだ。
もちろん、大事なことだからわたしに拒否権はある、でも、わたしが幸福になれるように(ちょっとのハードルを越えてね^^)那智さんの責任において、那智さんに決定してもらい、それに従えることは上下の下としては、この上ない幸福なのだ。
だからね、那智さんが決めて、わたしはただ従うこの状態をすこし味わえたから。
でも、那智さんたら、提案のあとわたしに「あけていいか」を聞いてくれちゃうのだ(笑)
いいんですよ、「入れるよ」でいいんです。
もう、ずいぶん前から決めていたことでしょ?
あとは那智さんのタイミングだけ、刺青も【わんこ】もどれも那智さんのタイミングで行う、わたしはそれに「はい」と従えることが幸せなのですから。
那智さんは聞かないほうがりん子は幸せだろうなと思いつつ、いちおう聞かないのはかわいそう?という気持ちをあったので、聞いたそうなのだけど、わたしは「それをわたしに聞きますか?」という返事に対してはとくに返事をしないという形で、この会話は『那智さんが決定した』ことになった。
一段落して、ちょっと残念な気持ちになる。
わたし自身、それなりに落ち着いてしまっているのだ。
那智さんは悪いようにしないという意識の定着が『那智さんの決定』と示してくれなくても、真意としては『那智さんの決定』だと理解できてしまったり、ピアス自体は怖いのだけど、あまりに長い期間、それを覚悟していたから怖さが増幅していかない。
本当なら「怖いですーー;;」と泣きついて、甘えさせてもらう醍醐味があるはずなんだけど、落ち着いちゃっているから、できない。
無理矢理怖がるのはウソになるし、そんなウソの誘導なんて忙しい時期の那智さんには軽くスルーされてしまうのもわかりきってる(笑)
だから、ことのほか落ち着いてしまえていることが残念だった。
そんな中、さっきの「わたしにそれを聞きますか?」からの流れのようなひと言がずいぶん時間を置いて文字の発言。
まあ、俺もりん子もやりたいのを我慢するのが嫌で、たまたま正月みたいな、短絡的な経過でした(笑)
ああ、もう、那智さんたら、なぜ、ここで照れ隠しします?(笑)
昔のわたしなら、あっという間にぐずりモード突入なワードが満載。
わたしは那智さんがしたいからするんです!!
短絡的って、そんなのイヤ!!
ってところだけど、きっとその前のメッセージから仕事が立て込んでしまって、やっと返事ができる状態になったとき、あらためて、自分の勢いに照れてしまったのでしょう^^
ホントに最近はそう言う回路がちゃんとわかるから、そんなことさえも『落ち着いて』いる。
落ち着く自分は穏やかだけど、ちょっと残念だな〜とも思う。
びえ〜〜んってなって那智さんにたくさんケアしてもらうことは、じつはとても幸せだからだ。
ちょっと残念だなと思うけど、明日、会ってから、このメッセージの真意を確認したり、あえて「怖いよう」と甘えて楽しませてもらおうと思う。
医療機関への予約終了のメッセージをいただいて、それでも、はじめてピアスを空けるとは思えないほど落ち着いた気持ちで夜を過ごした。
そんな余裕が24時間後にこっぱみじんに砕け散るとは思いもよらず…(笑)
ということで、耳のピアスもあけられないわたしの『ピアス』シリーズ、スタートしまーす^^
<関連エントリー>
消えない印
刺青
針貫通
恐怖体験
本当に怖いのは?
わんこ、ひさびさにまとめて
わんこ
「等式」感想です。りん子が私の心を読むのがこのエントリーでも完璧に表現出来ています。りん子がこの件をどんな調子で書いているのか楽しみです。非常に難しい穴あけなのです、指示する私も開ける人も。(笑)
クリスマスもおしまい、これから一気に年の瀬、明日は那智さんと今年最後に会える日。
いつもなら夜お仕事帰りに待ち合わせをして恒例のディナーをするのだけど、今年はお休みを取ってくれてお昼からディナーまで一緒にいられるようにしてくれた。
前日の夕方。
那智さんからこんなメッセージが届く
何か確証になるものが欲しい
年末年始を迎えるこの時期、会えないさみしさは当然あるけれど、じつは、那智さんのほうが感傷的になることが多い。
もしかしたら、『節目』を大事にする普遍的な日本人感覚やお正月前後の日本的文化をわたしより大事にしているからかもしれない。
それにしても、こんなにハッキリとしたメッセージはとてもめずらしいことだった。
『キスマーク付け合います?』なんてお返事しながら、いやいや鞭の痣のほうがずっと『マーク』だよねとひとり心の中でツッコミいれたりしていたら
ピアス入れるか
と、いきなりの提案!!
『そうだ、京都に行こう』よりずっとずっと大したことない感。
たしかに、ずっと前からピアスの話は出ていた。
『薬指の刺青』はふたりして入れているし、それはそれで意味があるけれど、那智さんはわたしだけに何か印をしたいとずっと前から思っていた。
那智さんボディピアスには魅力を感じていなかったので入れるなら刺青を考えていたのだけど、以前お知り合いの方に見せていただたクリトリスフードに縦に入れているは可愛いと思ったそうで、入れるならピアス縦か、いいデザインが決まれば刺青のどちらかということで保留状態のまま。
そんな状態が何年も続いていて、何かあると時々「入れる?」という話にはなっていた。
まあ、那智さんのことなのでこういう話が時々出るということはそれなりに下調べをしている証拠で、おそらく何年もの間、ちょこちょこ温めていたのでしょう。
それが年末年始の感傷と、今年は年始にお休みで会えるのが例年より遅いことが決まっていて、それなら、その時期に空けてしまえばそこそこ安定した頃に会えるからいろいろ支障がないだろうと判断してのヒジョーにあっけない「ピアス入れるか」になったのだ。
いや、いつか刺青かピアスが来ることは理解していましたよ。
でも、本当はわたし刺青のほうがよかったんです。
なぜなら、刺青の痛さは知っているから、もちろん、あの痛さをいまのホクロより広範囲で味わうんだから、かなり恐ろしいことになるのはわかっていますけど、やっぱり人は未知のものは避けたいもの。
しかも、わたしはあの体に異物を貫通させている恐ろしさが、本当に苦手なの。
乳首に【針貫通】させたことがあるクセに何言ってるの!?と思われるだろう、でも、違うのよ、この怖さは終わった後のも延々と続く怖さなのだ。
だって、皮膚と肉に穴空けるんだよ!!
で、穴空けて、ずっとなんか通しているんだよ!!
安定するまでの間なんか、普通外気に晒しちゃいけないはずの肉部分を表に出しているってことなんだよね!!
そんな恐ろしい状態、恐ろしすぎる。
ピアスをしている友達がね、「ああ、なんか今日通りが悪いな〜」なんて耳のピアスを通しながら言ったりしているのを聞くと、もうダメ!!
通り悪いってことは、そこ存在しちゃいけない穴なんだよ〜;;
もう、それを想像するだけでぞわーーーーっとしてしまう。
外科手術でボルト入れたなんて話もダメだし、オナニーで中に指入れるのもできなかった。
なんかね、本来は体の内側な部分を目の当たりにするの苦手なんだよね。
とにかく、刺青はかさぶたできておしまいというのはわかっているけど、ピアスはその後のケアもふくめて、いろいろな意味で怖いのだ。
M女さんブログでピアスのトラブルなんか書かれていると、「だーーーーー、もう、ごめんなさい、とにかく、とにかくお大事に!!!」とひとり仰け反ってしまっている。
でも、その怖さ以外にはまったく異論はないことはたしか。
那智さんが計画していたことはわかっていたし、わたしも那智さんが入れたいと思うものを入れたい。
諸事情も問題なかった。
そして、長年培ってきた『那智さんは悪いようにはしない』と自然に思えていることはこの行為にも愛情以外の感情が微塵もないことも理解できる。
だから、ほとんど怖さ以外は抵抗なく受け入れられていた。
そして、わたしは密かにうれしかった。
刺青を入れたとき、どこに行き何をするか直前まで知らされず、教えてもらったときはすでに決定事項だったことは、わたしの幸せな記憶なのだ。
もちろん、大事なことだからわたしに拒否権はある、でも、わたしが幸福になれるように(ちょっとのハードルを越えてね^^)那智さんの責任において、那智さんに決定してもらい、それに従えることは上下の下としては、この上ない幸福なのだ。
だからね、那智さんが決めて、わたしはただ従うこの状態をすこし味わえたから。
でも、那智さんたら、提案のあとわたしに「あけていいか」を聞いてくれちゃうのだ(笑)
いいんですよ、「入れるよ」でいいんです。
もう、ずいぶん前から決めていたことでしょ?
あとは那智さんのタイミングだけ、刺青も【わんこ】もどれも那智さんのタイミングで行う、わたしはそれに「はい」と従えることが幸せなのですから。
那智さんは聞かないほうがりん子は幸せだろうなと思いつつ、いちおう聞かないのはかわいそう?という気持ちをあったので、聞いたそうなのだけど、わたしは「それをわたしに聞きますか?」という返事に対してはとくに返事をしないという形で、この会話は『那智さんが決定した』ことになった。
一段落して、ちょっと残念な気持ちになる。
わたし自身、それなりに落ち着いてしまっているのだ。
那智さんは悪いようにしないという意識の定着が『那智さんの決定』と示してくれなくても、真意としては『那智さんの決定』だと理解できてしまったり、ピアス自体は怖いのだけど、あまりに長い期間、それを覚悟していたから怖さが増幅していかない。
本当なら「怖いですーー;;」と泣きついて、甘えさせてもらう醍醐味があるはずなんだけど、落ち着いちゃっているから、できない。
無理矢理怖がるのはウソになるし、そんなウソの誘導なんて忙しい時期の那智さんには軽くスルーされてしまうのもわかりきってる(笑)
だから、ことのほか落ち着いてしまえていることが残念だった。
そんな中、さっきの「わたしにそれを聞きますか?」からの流れのようなひと言がずいぶん時間を置いて文字の発言。
まあ、俺もりん子もやりたいのを我慢するのが嫌で、たまたま正月みたいな、短絡的な経過でした(笑)
ああ、もう、那智さんたら、なぜ、ここで照れ隠しします?(笑)
昔のわたしなら、あっという間にぐずりモード突入なワードが満載。
わたしは那智さんがしたいからするんです!!
短絡的って、そんなのイヤ!!
ってところだけど、きっとその前のメッセージから仕事が立て込んでしまって、やっと返事ができる状態になったとき、あらためて、自分の勢いに照れてしまったのでしょう^^
ホントに最近はそう言う回路がちゃんとわかるから、そんなことさえも『落ち着いて』いる。
落ち着く自分は穏やかだけど、ちょっと残念だな〜とも思う。
びえ〜〜んってなって那智さんにたくさんケアしてもらうことは、じつはとても幸せだからだ。
ちょっと残念だなと思うけど、明日、会ってから、このメッセージの真意を確認したり、あえて「怖いよう」と甘えて楽しませてもらおうと思う。
医療機関への予約終了のメッセージをいただいて、それでも、はじめてピアスを空けるとは思えないほど落ち着いた気持ちで夜を過ごした。
そんな余裕が24時間後にこっぱみじんに砕け散るとは思いもよらず…(笑)
ということで、耳のピアスもあけられないわたしの『ピアス』シリーズ、スタートしまーす^^
<関連エントリー>
消えない印
刺青
針貫通
恐怖体験
本当に怖いのは?
わんこ、ひさびさにまとめて
わんこ
「等式」感想です。りん子が私の心を読むのがこのエントリーでも完璧に表現出来ています。りん子がこの件をどんな調子で書いているのか楽しみです。非常に難しい穴あけなのです、指示する私も開ける人も。(笑)
ピアス2
独特な幸福感
朝からお会いして、いつも通りに過ごす。
鞭、ダイエットの話、那智さんの仕事でちょっとトラブル、マッサージやお昼寝、なんだか、まったく落ち着いている^^;
ヘタしたら忘れている瞬間さえあるほどだ。
そろそろ着替えて支度する時間。
最後に一度洗ってきますね〜
ほら、歯医者さんに行く前に歯を磨くでしょ?
それと同じ思考回路の妙なマナー意識に、いやいや、いくら気取っても、そこにピアスだからね^^;と自らツッコミたくなりながら神妙な面持ちでキレイにして、いざ、クリニックへ!!
電車に乗って二駅。
なぜ、わたしがこんなに落ち着いているか、ひとつ大きな理由がある。
那智さんが予約してくれたクリニックは施術の際に麻酔をしてくれるのだ。
だから、穴を空けるとき痛くない!!
これはとんでもない安心感をくれた。
那智さん自らの手でとか痛みに耐えてこそ、なんて殊勝な気持ちはない(笑)
痛いのはイヤだもん!!
サクッと終わってくれたほうがどれだけいいか。
そんなこともあってなかなか落ち着いていたので、那智さんも余裕で楽しめると思ったのか、徐々に脅かしモードになっていく。
どーする〜?ピアスだよ〜
俺が一緒にいられたら、先生に「濡れてません?」って聞いてもいい?
と脅しと羞恥責めかと思えば、
『がしゃーん』
いやいや、針刺すだけだから、そんな重機音しませんって(笑)
『ドドドドドド』
だから、電動ドリル音もしませんって(笑)
『ぶす〜〜〜』
あはは、それは一番近いかも!?
なんか無理矢理脅しモードの那智さんもたのしい!!
そんなトホホの中
痛いよ〜
と脅す那智さんへ
だって、麻酔するんですよね?
だから、痛くないですよ^^
余裕のわたし
そこに
じゃあ、その麻酔が痛いよ〜〜
と追い打ち
はっ!!!!
あれ?なんでわたしそこ見えてなかったんだろう!?
麻酔って針刺すの?(刺すよね^^;)
いや、だとしても、施術を痛くさせないための麻酔が施術より痛いわけないですよね
だったら、麻酔する意味ないもん
だから、痛いっていったってせいぜい『ちく』くらいですよ!!
徐々にビビりはじめるわたしに、ここぞとばかり
だって、針刺すんだよな、あの辺に(笑)
ひーーー、ちょっと待って、頼みの綱だった麻酔さんにこの期に及んで裏切られるとは!!
あなたが痛いんだったら、意味ないじゃん!!
いや、待て、なんか塗るくらいかもしれないよね。
ほら、痺れ薬みたいなの、それで感覚鈍らせてっていうのを医療機関っぽく『麻酔』ってしているだけかもしれないし、塗るなら、ぜんぜん痛くないもんね!!
なんか塗るのかもしれませんよ
苦し紛れの言葉に「それはありかもな〜」と引き下がってくれた。
でも、これをきっかけにわたしの心はどんどん『怖い』ほうに傾いていく。
そうこうしているうちに下車駅に到着。
どうしよう、いきなり現実味…。
那智さんの脅しモードと『あとは徒歩』な状態に、昨日からの落ち着きはどこへやらな感じになってきた。
あれ?とふと我に返る。
今日はこのあとのディナーのためにおしゃれしていたのだけど、それが無駄に気合いなことに、いまさらながら気づく。
ああ、これ、あまりに場違い
那智さん、イヤリング、外します^^;
そういって耳からイヤリングを外した。
地下鉄から地上に上がり、地図を確認する那智さんについていく。
夕暮れ前の街。
じつは、ここは『NUDE』のスタジオがある街だ。
まさか、ここにピアスを空けにくるとは思ってもみなかった、昨日からのトントン拍子に不思議な気持ち。
この道まっすぐ。
すでにビビりモードになっているわたし、「怖い、怖い」をくり返していたところ
そろそろ脅かすのおしまいにしてあげるね
ちゃんと医療機関だし、大丈夫だから、安心してね
あ、あの上だね
と目的のビルを指す。
ああ、神様、仏様、万事休すな気持ちでビルを見上げる。
否応なく迫り来る緊張感。
徐々に楽しむ余裕はなくなってくる。
でも、こういうふうに明確に切り替えてくれるのは那智さんらしくてうれしい。
脅されたり、優しくされたり、すでに那智さんによってジェットコースターなわたし。
これから更なるジェットコースター状態が待ち受けていたのだった!!
こういう細々した会話やエピソードをいちいち書くから長くなっちゃうんですよね〜^^;
まだまだお付き合いくださいませ^^
<関連エントリー>
NUDE123456789
「等式」感想です。感性豊かなりん子が良いのだろうな。脅かしてもシラッとしていたらつまらないからな~。 でも、やり過ぎて怒られかかったエントリーもあったな~(笑)ケアーが必要なピアスだったので少し心配でした。
朝からお会いして、いつも通りに過ごす。
鞭、ダイエットの話、那智さんの仕事でちょっとトラブル、マッサージやお昼寝、なんだか、まったく落ち着いている^^;
ヘタしたら忘れている瞬間さえあるほどだ。
そろそろ着替えて支度する時間。
最後に一度洗ってきますね〜
ほら、歯医者さんに行く前に歯を磨くでしょ?
それと同じ思考回路の妙なマナー意識に、いやいや、いくら気取っても、そこにピアスだからね^^;と自らツッコミたくなりながら神妙な面持ちでキレイにして、いざ、クリニックへ!!
電車に乗って二駅。
なぜ、わたしがこんなに落ち着いているか、ひとつ大きな理由がある。
那智さんが予約してくれたクリニックは施術の際に麻酔をしてくれるのだ。
だから、穴を空けるとき痛くない!!
これはとんでもない安心感をくれた。
那智さん自らの手でとか痛みに耐えてこそ、なんて殊勝な気持ちはない(笑)
痛いのはイヤだもん!!
サクッと終わってくれたほうがどれだけいいか。
そんなこともあってなかなか落ち着いていたので、那智さんも余裕で楽しめると思ったのか、徐々に脅かしモードになっていく。
どーする〜?ピアスだよ〜
俺が一緒にいられたら、先生に「濡れてません?」って聞いてもいい?
と脅しと羞恥責めかと思えば、
『がしゃーん』
いやいや、針刺すだけだから、そんな重機音しませんって(笑)
『ドドドドドド』
だから、電動ドリル音もしませんって(笑)
『ぶす〜〜〜』
あはは、それは一番近いかも!?
なんか無理矢理脅しモードの那智さんもたのしい!!
そんなトホホの中
痛いよ〜
と脅す那智さんへ
だって、麻酔するんですよね?
だから、痛くないですよ^^
余裕のわたし
そこに
じゃあ、その麻酔が痛いよ〜〜
と追い打ち
はっ!!!!
あれ?なんでわたしそこ見えてなかったんだろう!?
麻酔って針刺すの?(刺すよね^^;)
いや、だとしても、施術を痛くさせないための麻酔が施術より痛いわけないですよね
だったら、麻酔する意味ないもん
だから、痛いっていったってせいぜい『ちく』くらいですよ!!
徐々にビビりはじめるわたしに、ここぞとばかり
だって、針刺すんだよな、あの辺に(笑)
ひーーー、ちょっと待って、頼みの綱だった麻酔さんにこの期に及んで裏切られるとは!!
あなたが痛いんだったら、意味ないじゃん!!
いや、待て、なんか塗るくらいかもしれないよね。
ほら、痺れ薬みたいなの、それで感覚鈍らせてっていうのを医療機関っぽく『麻酔』ってしているだけかもしれないし、塗るなら、ぜんぜん痛くないもんね!!
なんか塗るのかもしれませんよ
苦し紛れの言葉に「それはありかもな〜」と引き下がってくれた。
でも、これをきっかけにわたしの心はどんどん『怖い』ほうに傾いていく。
そうこうしているうちに下車駅に到着。
どうしよう、いきなり現実味…。
那智さんの脅しモードと『あとは徒歩』な状態に、昨日からの落ち着きはどこへやらな感じになってきた。
あれ?とふと我に返る。
今日はこのあとのディナーのためにおしゃれしていたのだけど、それが無駄に気合いなことに、いまさらながら気づく。
ああ、これ、あまりに場違い
那智さん、イヤリング、外します^^;
そういって耳からイヤリングを外した。
地下鉄から地上に上がり、地図を確認する那智さんについていく。
夕暮れ前の街。
じつは、ここは『NUDE』のスタジオがある街だ。
まさか、ここにピアスを空けにくるとは思ってもみなかった、昨日からのトントン拍子に不思議な気持ち。
この道まっすぐ。
すでにビビりモードになっているわたし、「怖い、怖い」をくり返していたところ
そろそろ脅かすのおしまいにしてあげるね
ちゃんと医療機関だし、大丈夫だから、安心してね
あ、あの上だね
と目的のビルを指す。
ああ、神様、仏様、万事休すな気持ちでビルを見上げる。
否応なく迫り来る緊張感。
徐々に楽しむ余裕はなくなってくる。
でも、こういうふうに明確に切り替えてくれるのは那智さんらしくてうれしい。
脅されたり、優しくされたり、すでに那智さんによってジェットコースターなわたし。
これから更なるジェットコースター状態が待ち受けていたのだった!!
こういう細々した会話やエピソードをいちいち書くから長くなっちゃうんですよね〜^^;
まだまだお付き合いくださいませ^^
<関連エントリー>
NUDE123456789
「等式」感想です。感性豊かなりん子が良いのだろうな。脅かしてもシラッとしていたらつまらないからな~。 でも、やり過ぎて怒られかかったエントリーもあったな~(笑)ケアーが必要なピアスだったので少し心配でした。
ピアス3
独特な幸福感
ビルの入口を入り、エレベーターホール。
内装工事をしているのかブルーシートが敷き詰められていて、作業服の男性がいる。
そのそばに大きなキャリーバックの女性、電話をかけている。
「オーディションに来た◯◯です」、このビル、きっと場所的にどこかの小さなプロダクションでも入っているのかな。
扉が開いたエレベーターからはいかにも芸能界な感じのキレイなおねえさんふたり。
なにか書類を持って颯爽と降りてきた。
やっぱりプロダクションが入っているんだね。
都会の一等地、そこの雑居ビルに流れる空気と、これから自分がすることのギャップになんとなく気後れしてしまって、首を飾っていたチョーカーも外した。
内装工事の人と一緒にエレベーターに乗った。
美容整形外科の階を那智さんが押してくれることさえ、なんだか、恥ずかしい。
内装工事の人を残してクリニックのある階に到着した。
エレベーターのドアが開いて目の前に広がる光景は『おまんこにピアス』とは程遠いものだった。
さすが一等地の美容整形外科。
白を基調とした清潔感と高級感が漂うエントランスを抜け、広いカウンターの受付には若いキレイなおねえさんが3人、「こんにちは〜」と華やかな雰囲気で出迎えてくれる。
はううう。
いや、もちろん不潔な感じも寂れた感じも不安だから困る。
でも、あまりのエレガントさは違う意味で、居心地悪い(笑)
予約していた◯◯ですが
那智さんが言葉を発してくれた。
ああ、このおねえさんたちにわたしがおまんこにピアスを入れること知られちゃったよ。
変態オヤジから欲情の目で見られるほうが、まだましかもしれない、この美しくエレガントな空間は居たたまれない羞恥。
こちらへどうぞ
よどみない仕草で受付のひとりが個室に案内してくれた。
通された個室は狭いながらも、やはり清潔感と高級感。
(あ、でもテーブルの色とか憶えていないな)
では、今日は『性器ピアス』をあけられるということで、こちらのカルテと同意書にご記入をお願いします
最後のサインは名字を書いてください
せ、せ、せ、せいきぴあす!!
はい、おっしゃるとおりです、せいきぴあすです!!
むしろ隠語とか使われるよりずっといいんですけど、どこまでもよどみない感じにどんどん居たたまれなさが増す。
ざっと説明をしてもらってからカルテを渡され、おねえさんは一度退室した。
カルテを記入する手がむるむるしている、うう、やっぱり緊張しているんだ。
あの人の接客はすばらしいね
緊張をほぐそうとしてくれているのか、さっきのおねえさんの印象を話しはじめる那智さん。
『性器ピアス』っていうのも他の言葉と変わらなく発してて、淡々とでも事務的になりすぎず、笑顔も適度、あれくらいがちょうどいいよね
慣れてるんだろうな
ああ、たしかに、こういう場面で感じる『過剰』さがない。
過剰に事務的でもないし、過剰に愛想でもない、ちょうどいい具合だった。
そう改めて感じると、もう一度彼女が入ってきてからの、わたしの過剰な意識もすこし緩和されたような気がした。
カルテを書き終えたころ、その他の説明にもう一度彼女が来る。
最初は何か聞かれるたびに那智さんのほうを見て、那智さんに答えてもらうようにして、ちょっと『あなたのもの』感を味わっていたのだけど、彼女の平易な様子に意識しているほうが恥ずかしいような気もしてきて、ちゃんと目を見て話を聞くことにした。
やましいことはないんだし、ケアの話などはわたしがちゃんと聞かないといけない、那智さんの女だという自負で姿勢を正そう。
そうはいっても『性器ピアス』が連呼されるたびに心の中ではひゃーひゃーの連続なんだけど。
順次、男性を使いますので、安心してください
よどみない説明。
??順次、男性って?
医師は男性なのは知ってるけど、なんでその他が男性アピール?
むしろ場所が場所だから女性のほうがいいんだけど、いや、もしかしたら、万が一のために腕力があるほうがいいのか?
となにやら恐ろしげな疑問は湧くけど、ひゃーひゃーの最中なのでひとまずうなずいておく。
「看護師が来ますので、それまでお待ちください」彼女は出て行き、とにかく手続きは終わった。
彼女が出ていってから、なんだか落ち着かない。
那智さんはわたしを安心させようとしてくれて、話を振ってくれる。
純チタン性を使うから、安心だって言ってたしね
と安心材料を話してくれて
…、純チタン性…
じゅんちたんせい
じゅんじだんせい
順次男性
…
あ〜、純チタン性っていってたんだ!!
わたしったら、バカ^^;聞き間違えてたんだ。
そうだよね、順次男性なんて、意味不明だよね^^;
ああ、やっぱり緊張してる…。
自分の聞き間違いがおかしくなってひとり笑っていると、那智さんもすこしリラックスしたのか
俺たち、なにに見えるかな(笑)
あー、わたし職業『サービス業』って書いちゃったから、ぜったいそういう関係って思われたですね!
べつに会社員でもよかったのに
キャバ嬢には思わないよな
年取ってるから、チーママ?
もしくは、愛人?
那智さん三つ揃えのスーツを来ているから『パパ感』満載なのだ(笑)
そのうち、隣りの個室から声は聞こえてきた。
3日間はお化粧はしないでください
でも、◯◯(聞き取れない)だから、半分は大丈夫です
どうやら顔のどこかのプチ整形みたいな雰囲気。
いま、多いんだろうな
そうですね
目を二重にするのとおまんこにピアス入れるのだったら、どっちが抵抗あるかな
その人が前向きになれるなら整形もありだと思っている。
(ただ、整形依存みたいになってしまうのは危険だから、ちゃんと本質を見極める必要あるけどね)
でも、たしかに、自分の顔に手を加えることへの覚悟を考えたら性器ピアスがそんなに大それたことではないような感じさえする。
そうですね
ピアス入れさせるご主人様はいるけど、二重にさせるご主人様はいない
奴隷の証として二重にしろ!!なんて、あまり聞かないですもんね(笑)
もちろん、諸々覚悟やリスクが伴うことは重々承知の上だけど、なんとなく、自分が大げさな気がしてくる。
緊張しすぎて変なハイ状態、自分の感覚がおかしいような気もしてくる。
そんな変なハイ状態の中、わたしを恐怖の戦場にいざなう敵か味方か!?な『看護師』がヒタヒタとこちらへ近づいてくるのだった。
「等式」感想です。美容整形で働く人は、接客に対する相当な教育を受けるのだろうなと思いました。私わの接客者に向かう意識が過剰になっているので、完全に値踏みするような目で相手を見ている。その中で受ける好印象は訓練の賜物かその人の持っている資質か?!(笑)
ビルの入口を入り、エレベーターホール。
内装工事をしているのかブルーシートが敷き詰められていて、作業服の男性がいる。
そのそばに大きなキャリーバックの女性、電話をかけている。
「オーディションに来た◯◯です」、このビル、きっと場所的にどこかの小さなプロダクションでも入っているのかな。
扉が開いたエレベーターからはいかにも芸能界な感じのキレイなおねえさんふたり。
なにか書類を持って颯爽と降りてきた。
やっぱりプロダクションが入っているんだね。
都会の一等地、そこの雑居ビルに流れる空気と、これから自分がすることのギャップになんとなく気後れしてしまって、首を飾っていたチョーカーも外した。
内装工事の人と一緒にエレベーターに乗った。
美容整形外科の階を那智さんが押してくれることさえ、なんだか、恥ずかしい。
内装工事の人を残してクリニックのある階に到着した。
エレベーターのドアが開いて目の前に広がる光景は『おまんこにピアス』とは程遠いものだった。
さすが一等地の美容整形外科。
白を基調とした清潔感と高級感が漂うエントランスを抜け、広いカウンターの受付には若いキレイなおねえさんが3人、「こんにちは〜」と華やかな雰囲気で出迎えてくれる。
はううう。
いや、もちろん不潔な感じも寂れた感じも不安だから困る。
でも、あまりのエレガントさは違う意味で、居心地悪い(笑)
予約していた◯◯ですが
那智さんが言葉を発してくれた。
ああ、このおねえさんたちにわたしがおまんこにピアスを入れること知られちゃったよ。
変態オヤジから欲情の目で見られるほうが、まだましかもしれない、この美しくエレガントな空間は居たたまれない羞恥。
こちらへどうぞ
よどみない仕草で受付のひとりが個室に案内してくれた。
通された個室は狭いながらも、やはり清潔感と高級感。
(あ、でもテーブルの色とか憶えていないな)
では、今日は『性器ピアス』をあけられるということで、こちらのカルテと同意書にご記入をお願いします
最後のサインは名字を書いてください
せ、せ、せ、せいきぴあす!!
はい、おっしゃるとおりです、せいきぴあすです!!
むしろ隠語とか使われるよりずっといいんですけど、どこまでもよどみない感じにどんどん居たたまれなさが増す。
ざっと説明をしてもらってからカルテを渡され、おねえさんは一度退室した。
カルテを記入する手がむるむるしている、うう、やっぱり緊張しているんだ。
あの人の接客はすばらしいね
緊張をほぐそうとしてくれているのか、さっきのおねえさんの印象を話しはじめる那智さん。
『性器ピアス』っていうのも他の言葉と変わらなく発してて、淡々とでも事務的になりすぎず、笑顔も適度、あれくらいがちょうどいいよね
慣れてるんだろうな
ああ、たしかに、こういう場面で感じる『過剰』さがない。
過剰に事務的でもないし、過剰に愛想でもない、ちょうどいい具合だった。
そう改めて感じると、もう一度彼女が入ってきてからの、わたしの過剰な意識もすこし緩和されたような気がした。
カルテを書き終えたころ、その他の説明にもう一度彼女が来る。
最初は何か聞かれるたびに那智さんのほうを見て、那智さんに答えてもらうようにして、ちょっと『あなたのもの』感を味わっていたのだけど、彼女の平易な様子に意識しているほうが恥ずかしいような気もしてきて、ちゃんと目を見て話を聞くことにした。
やましいことはないんだし、ケアの話などはわたしがちゃんと聞かないといけない、那智さんの女だという自負で姿勢を正そう。
そうはいっても『性器ピアス』が連呼されるたびに心の中ではひゃーひゃーの連続なんだけど。
順次、男性を使いますので、安心してください
よどみない説明。
??順次、男性って?
医師は男性なのは知ってるけど、なんでその他が男性アピール?
むしろ場所が場所だから女性のほうがいいんだけど、いや、もしかしたら、万が一のために腕力があるほうがいいのか?
となにやら恐ろしげな疑問は湧くけど、ひゃーひゃーの最中なのでひとまずうなずいておく。
「看護師が来ますので、それまでお待ちください」彼女は出て行き、とにかく手続きは終わった。
彼女が出ていってから、なんだか落ち着かない。
那智さんはわたしを安心させようとしてくれて、話を振ってくれる。
純チタン性を使うから、安心だって言ってたしね
と安心材料を話してくれて
…、純チタン性…
じゅんちたんせい
じゅんじだんせい
順次男性
…
あ〜、純チタン性っていってたんだ!!
わたしったら、バカ^^;聞き間違えてたんだ。
そうだよね、順次男性なんて、意味不明だよね^^;
ああ、やっぱり緊張してる…。
自分の聞き間違いがおかしくなってひとり笑っていると、那智さんもすこしリラックスしたのか
俺たち、なにに見えるかな(笑)
あー、わたし職業『サービス業』って書いちゃったから、ぜったいそういう関係って思われたですね!
べつに会社員でもよかったのに
キャバ嬢には思わないよな
年取ってるから、チーママ?
もしくは、愛人?
那智さん三つ揃えのスーツを来ているから『パパ感』満載なのだ(笑)
そのうち、隣りの個室から声は聞こえてきた。
3日間はお化粧はしないでください
でも、◯◯(聞き取れない)だから、半分は大丈夫です
どうやら顔のどこかのプチ整形みたいな雰囲気。
いま、多いんだろうな
そうですね
目を二重にするのとおまんこにピアス入れるのだったら、どっちが抵抗あるかな
その人が前向きになれるなら整形もありだと思っている。
(ただ、整形依存みたいになってしまうのは危険だから、ちゃんと本質を見極める必要あるけどね)
でも、たしかに、自分の顔に手を加えることへの覚悟を考えたら性器ピアスがそんなに大それたことではないような感じさえする。
そうですね
ピアス入れさせるご主人様はいるけど、二重にさせるご主人様はいない
奴隷の証として二重にしろ!!なんて、あまり聞かないですもんね(笑)
もちろん、諸々覚悟やリスクが伴うことは重々承知の上だけど、なんとなく、自分が大げさな気がしてくる。
緊張しすぎて変なハイ状態、自分の感覚がおかしいような気もしてくる。
そんな変なハイ状態の中、わたしを恐怖の戦場にいざなう敵か味方か!?な『看護師』がヒタヒタとこちらへ近づいてくるのだった。
「等式」感想です。美容整形で働く人は、接客に対する相当な教育を受けるのだろうなと思いました。私わの接客者に向かう意識が過剰になっているので、完全に値踏みするような目で相手を見ている。その中で受ける好印象は訓練の賜物かその人の持っている資質か?!(笑)