徒然に「ドロップ」
非日常的な日常
『徒然に「泣き叫ぶ」』というエントリーにもしたけど『泣く』というものにはいろいろな要素が含まれている。
また、ひとくちに『泣く』といっても、泣き声だけのこともあるし、涙だけが流れることもあるし、種類もいろいろだ。
『ドロップ』から感じたことを徒然に。
しばらく前、わたしはもう痛いことでは涙を流さないのではないかと思っていた。
涙を流すことは、じつはカタルシス、とても心地よいものなのですこし残念ではあったけど。
那智さんが、可愛がる=精神的苦痛を与えず快感を与えるためにする『痛いこと』には、傷やケガなどを考慮したら限界があるはずなんだ。
いましている鞭は、その限界にかなり近づいていると思う。
わたしは、純粋に痛いことだけでは簡単に涙は出ないと思っているので、それで快感を得ている経験を積んでしまうと、痛いこと=いずれ快感ななるものでは涙に繋がりにくいのだ。
じゃあ、それ以外で涙を流すこと、これは精神が作用するのだけど。
たとえば、恐怖、これも恐いけど、いずれ快感と知っているから単純に泣くような恐怖にはなれない。
屈辱のような精神的苦痛でも涙は出ると思うんだけど、那智さんは可愛がって打っているのだから、これにもなれない。
そうなると、精神作用で涙するとしたら自己憐憫とうれし泣きが残るよね。
痛くされてかわいそうなわたし。
痛いことを望む不憫なわたし。
それが叶ってうれしい。
痛いことで『あの世界』に行かれるようになった頃からはこの涙が多かった。
やっと叶ったという安堵の気持ちが自己憐憫という陶酔を呼べたのだと思う。
しかし、これも、じつはちょっとシリアスな空気があるほうがいいのだけど、このところのわたしたちの痛いことは『可愛がってる、ふたりの良い時間』という認識になっていて微笑ましかったり、冗談まじりの空気だったりで、なかなかシリアスなものにはなりにくかった。
もちろん、痛いことを続ければ『あの世界』に行かれる可能性は多いので、楽しい雰囲気→痛がって快感→『あの世界』に行くにはなれるのだけど、涙を流す道は通ってくれないのだよね。
だから、那智さんが『可愛がる』気持ちでいてくれる限りもう痛いことで涙を流すことはないのかなと、すこし残念に思っていたんだ。
それが、今回はポロポロ涙が零れ落ちた。
相変わらず、恐怖や屈辱の精神的苦痛ででは涙していない。
だけど、とてもひさしぶりに、はっきりと涙を流した。
きっと部屋に入ってからの息つく間もない展開に、特に厳しい雰囲気なんてなかったのだけど、すこし追いつめられたのかもしれない。
それが陶酔しやすかったのかもしれない。
だから叶っている安堵や、『那智さんひどい!!』の自己憐憫の涙を流すことになったのだと思う。
痛いことだけではないけど人間同士が作る時間では、そこに生まれるものは本当にひとつとして同じものにはならない。
痛いことで快感を得るときも『あの世界』に行くときも、いろんな道筋を通って行く。
到達点だって寸分違わず一致していることなんて、きっとない。
もう涙を流すことはないかもしれないと思っていたけど、そんなこともなかったように、これからも那智さんとふたりで作る時間は、いろいろな形が出来上がるはずだ。
これは『ゴールを決めない』という那智さんのやり方が功を奏しているのだと思う。
それにしてもポロポロ涙を流すのは、気持ちよかった〜♪
あ、そうそう、ただ単純に、すごく痛かったというのも、今回はアリだった気がします^^
すごくすごく痛いはずなんだけど、でも、また甘いドロップみたいな涙、流したいな。
今日の「等式」感想です。
いつも気分でしたい事をしているので、たまには予定調和やロールプレイみたいなことを意図的にするのも面白いかもしれないと思いました。「型」が無い事が型になっているので、今、何かおもしろいロールプレイができないか思案中です。
『徒然に「泣き叫ぶ」』というエントリーにもしたけど『泣く』というものにはいろいろな要素が含まれている。
また、ひとくちに『泣く』といっても、泣き声だけのこともあるし、涙だけが流れることもあるし、種類もいろいろだ。
『ドロップ』から感じたことを徒然に。
しばらく前、わたしはもう痛いことでは涙を流さないのではないかと思っていた。
涙を流すことは、じつはカタルシス、とても心地よいものなのですこし残念ではあったけど。
那智さんが、可愛がる=精神的苦痛を与えず快感を与えるためにする『痛いこと』には、傷やケガなどを考慮したら限界があるはずなんだ。
いましている鞭は、その限界にかなり近づいていると思う。
わたしは、純粋に痛いことだけでは簡単に涙は出ないと思っているので、それで快感を得ている経験を積んでしまうと、痛いこと=いずれ快感ななるものでは涙に繋がりにくいのだ。
じゃあ、それ以外で涙を流すこと、これは精神が作用するのだけど。
たとえば、恐怖、これも恐いけど、いずれ快感と知っているから単純に泣くような恐怖にはなれない。
屈辱のような精神的苦痛でも涙は出ると思うんだけど、那智さんは可愛がって打っているのだから、これにもなれない。
そうなると、精神作用で涙するとしたら自己憐憫とうれし泣きが残るよね。
痛くされてかわいそうなわたし。
痛いことを望む不憫なわたし。
それが叶ってうれしい。
痛いことで『あの世界』に行かれるようになった頃からはこの涙が多かった。
やっと叶ったという安堵の気持ちが自己憐憫という陶酔を呼べたのだと思う。
しかし、これも、じつはちょっとシリアスな空気があるほうがいいのだけど、このところのわたしたちの痛いことは『可愛がってる、ふたりの良い時間』という認識になっていて微笑ましかったり、冗談まじりの空気だったりで、なかなかシリアスなものにはなりにくかった。
もちろん、痛いことを続ければ『あの世界』に行かれる可能性は多いので、楽しい雰囲気→痛がって快感→『あの世界』に行くにはなれるのだけど、涙を流す道は通ってくれないのだよね。
だから、那智さんが『可愛がる』気持ちでいてくれる限りもう痛いことで涙を流すことはないのかなと、すこし残念に思っていたんだ。
それが、今回はポロポロ涙が零れ落ちた。
相変わらず、恐怖や屈辱の精神的苦痛ででは涙していない。
だけど、とてもひさしぶりに、はっきりと涙を流した。
きっと部屋に入ってからの息つく間もない展開に、特に厳しい雰囲気なんてなかったのだけど、すこし追いつめられたのかもしれない。
それが陶酔しやすかったのかもしれない。
だから叶っている安堵や、『那智さんひどい!!』の自己憐憫の涙を流すことになったのだと思う。
痛いことだけではないけど人間同士が作る時間では、そこに生まれるものは本当にひとつとして同じものにはならない。
痛いことで快感を得るときも『あの世界』に行くときも、いろんな道筋を通って行く。
到達点だって寸分違わず一致していることなんて、きっとない。
もう涙を流すことはないかもしれないと思っていたけど、そんなこともなかったように、これからも那智さんとふたりで作る時間は、いろいろな形が出来上がるはずだ。
これは『ゴールを決めない』という那智さんのやり方が功を奏しているのだと思う。
それにしてもポロポロ涙を流すのは、気持ちよかった〜♪
あ、そうそう、ただ単純に、すごく痛かったというのも、今回はアリだった気がします^^
すごくすごく痛いはずなんだけど、でも、また甘いドロップみたいな涙、流したいな。
今日の「等式」感想です。
いつも気分でしたい事をしているので、たまには予定調和やロールプレイみたいなことを意図的にするのも面白いかもしれないと思いました。「型」が無い事が型になっているので、今、何かおもしろいロールプレイができないか思案中です。
何効果?
りんりん変態ご飯
ホテルのプチ宴会。
お酒の入った那智さんは、ちょっと横暴。
そろそろ片付けをしようと動いているとダダダーッとベッドに押し倒し、ひゃーひゃー抵抗するわたしの部屋着を乱暴にはだけさせる。
心は『殿、おやめください』な気分。
慌ただしく右乳首、左乳首とちゅちゅちゅっと吸い、なんていうか、チェックポイントクリアみたいなことをしたと思ったら、楽しそうな顔をして唇に指を持ってきて、ビンタ、ふうと思ったらおまんこに指を入れてかき回す。
もう、好き勝手。
こういうときわたしは感情のあるオモチャだな〜と、ひーひーしながらもちょっと楽しい。
そういうことをひと通り終えていじりどころが見当たらなくなったからだろうか、ベッドに乗っているわたしの下腹部を、ぷに。
そこから、ぷにぷに攻撃がはじまる。
那智さんは、もし本当に『もうちょっと痩せろ』と思ったら、そう感じる前の黄色信号の手前くらいで言ってくれると信じているので、このぷにぷには遊んでいるのだということはわかる。
だから、わたしも『この体勢だったらぷにぷにするのは仕方ないですよ〜』などと逃げ回って楽しめていた。
別れてから帰りの電車で、送られてきたメールに『カービィダンスのDVD購入希望〜(笑)』と書かれていて、そこから一気にぐるぐるモードに突入^^;
やっぱり、本当はぷにぷにダメなんだ。
黄色の手前で教えてくれるって信じていたのに。
これからもっと年を取って体系が崩れたら、もっと那智さんにダメって思われる。
結局、たまたま中吊り広告に『カービィダンス』のことが書かれていてぷにぷにで遊んだ流れで、そんなメールを送ったそうなんだけど(それも翌日は忘れてた)、それでも、潜在意識の中にはダメ出しの気持ちがあるんじゃないか!!と、ぐるぐるという名の『どんなりん子も好きだよ』という言葉の引き出し作戦で、朝の電話は那智さんにとって面倒なものになったのだ。
ったく、わかったよ、こうすりゃあ、いいんだろ(笑)
そういってふたり共通のノートを開きカチカチと何やら打ち出した。
那智 ○月○日 7:00 麦茶一杯
8:30 かき揚げうどん
ほら、りん子も追加しろよ
おお、レコーディングダイエットってヤツですね!!
ふたりでするのたのしそーー!!
ちょうど那智さんも痩せなきゃな〜と思っていたところだったようで、那智さんダイエット、わたしぐるぐる浮上の双方いいきっかけにしてくれたわけです。
那智さんのことはなんでも知っていたい、那智さんになんでも知っていてほしい、報告したいわたしは、なんだかわくわくしてしまっている。
共同作業が同化願望を満たしてくれるのだ。
なんて幸せな解決策。
この日から、互いの口にしたものを逐一記入する、またひとつ『記録』がスタートした。
たしかに、自分の食べた物をできるだけその場で記入していくと無駄や過剰摂取がざっくりわかる。
ランチにたっぷり食べたから夜まではお茶だけでそれ以外は口にするのやめようってなるし、ご飯3杯もおかわりしたら那智さんに笑われてしまうから、1杯半にしとくか!!ってなるので、食べ過ぎ防止には役立つ。(3杯がデフォルメかどうかは、ノーコメント^^)
那智さんも、さすがに恥ずかしくて『芋けんぴ一袋とは書けないよな〜』と、書けない=食べないの効果を実感している様子。(
というか、言うのはいいのですね?
でもって、芋けんぴ一袋って…
そして、何でも知っていたい知っていてほしい同化願望のわたしは『のど飴2ヶ』ににゃーんとなり、自分の『こぶ布茶』を知ってもらうことにはふはふしちゃう。
なかなか優れものだ。
さらにこの記録、ダイエット効果を期待するところや同化願望を満たすことだけじゃなく、意外な副産物というかなんだかトホホなおまけが付いてわたしたちを楽しませてくれている。
わたしたちは○ーサ・スチュワートでも栗原○るみでもないごく普通の一般人。
ごく普通の一般人の食生活なんて、あらためて見れば『トホホ』だらけ。
ご多分に漏れず那智さんとわたしのそれもツッコミどころ満載。
たとえば、主婦のお昼ご飯なんてたいがいやっつけ仕事。
自分ひとりのためにランチョンマット敷いてランチプレートを作る人なんて、そうそういない(よね?)
ある日のお昼。
りん子 サーモン4切れ ご飯 お湯
りん子4切れなんて、いかにも残り物だよな〜!!お湯ってのも笑えるよな〜(笑)
前夜の手巻き寿司で余ったサーモン、食材は使い切らないといけませんもの。
ええ、お茶入れるの面倒でしたので、お湯ですけど、なにか?
4切れというところが何かうら寂しい感を醸し出しているし、お湯の手抜き感はなかなか力強いものがないか!?(自慢するな!!笑)
主婦のひとりお昼の実情を白日のもとに晒すことに…。
わたしだけじゃありません。
那智 ○月13日 12:00 おにぎり 牛丼の具
那智 ○月14日 8:00 牛丼
19:00 かつ丼
那智 ○月16日 8:00 牛丼茶碗一杯分
那智さん、牛丼、牛丼の具、牛丼って、牛丼多過ぎです
え〜っと、でもって、那智さん、丼もの食べ過ぎです。
16日は言い訳のように『茶碗一杯分』と書かれてあるのも、微笑ましささえ感じてしまいます。
こんなふうによくよく見るとおかしなところがいろいろあるからふたりしてツッコミ入れて遊んでる。
さすがに、ちょっとはカッコつけたいのか、わたしもいまのところ『ドレッシングご飯』や『バターご飯岩のり入り』の変態ご飯を作らずに済んでいるけど、これはダイエット目的とは別な次元の結果のような気がする。
那智さんも『芋けんぴ一袋』には手を出さずにいるけれど、先日『ピーナッツ揚げ一袋』が記載されていたから、禁断の果実にはかなわないようで、やはり、ぜんぜんダイエットとは無縁の記録になりつつある。
最初はダイエットが目的だった記録のはずなんだけど、いつの間にかただの楽しい話題になってしまい、おまけというか、こちらがメインになりつつあるけど、まあ、いいか、楽しいから^^
でもね、那智さんが書いたのは最初の10日だけ(そろそろ一ヶ月が過ぎる^^)。
ダイエット効果も楽しい話題も続かなかったけど、わたしは変わらず『知ってもらいたい欲』を満たしているので、やっぱり、まあ、いいか〜^^
ちょっと出遅れたけど、次回から5月はいろんな意味で濃いエントリー月間です!!
書き溜めていたものの中から一気放出させたくなってしまったので。
ということは6月は腑抜けになります(笑)
まずは、誰も望んでいない?那智さんとのお出かけ連載から〜^^
<関連エントリー>
『変態ご飯』
はい、遅くなりました、今日の「等式」感想です。
ハイ、只今、ダイエット慣行中です、目標マイナス13K、現在ー5K達成。一昔前、ー17Kを40日達成し、2年間リバウンド無しを成し遂げましたが今回は加齢の為そんな無茶は出来ず、あと、2ヶ月でなんとかやろうと奮闘中です。
それでも十分無茶なのですが、これ以上の地道な努力は私には無理なので。それもこれも、りん子のリクエストなのです。疲れて早く終わってしまうとか、奥まで届かないとか、確かに太っていると体力が持たないのでその時間は短くなるし、下腹が邪魔して挿入の深度が浅くなるのは事実です。(笑)
プラスでスーツが着られないと言う切実な問題もあります。(笑)
そうなんですよね~。「等式」に私が求めたのは1つの部分は現実なのです、普通サーモン4切れとか4日間で牛丼3回とか普通ブログに書かないでしょ、良きも悪しきも現実で真実であると言うこと。だから、私のダメな所や格好悪い部分をりん子が書くのは大歓迎なのです。
お出かけの洋服でなく、パンツ1ちょで部屋をうろつく姿も書いて欲しいのです。格好悪い事を公言する気持ちよさと、それを格好良いと思っている私の価値観です。
ホテルのプチ宴会。
お酒の入った那智さんは、ちょっと横暴。
そろそろ片付けをしようと動いているとダダダーッとベッドに押し倒し、ひゃーひゃー抵抗するわたしの部屋着を乱暴にはだけさせる。
心は『殿、おやめください』な気分。
慌ただしく右乳首、左乳首とちゅちゅちゅっと吸い、なんていうか、チェックポイントクリアみたいなことをしたと思ったら、楽しそうな顔をして唇に指を持ってきて、ビンタ、ふうと思ったらおまんこに指を入れてかき回す。
もう、好き勝手。
こういうときわたしは感情のあるオモチャだな〜と、ひーひーしながらもちょっと楽しい。
そういうことをひと通り終えていじりどころが見当たらなくなったからだろうか、ベッドに乗っているわたしの下腹部を、ぷに。
そこから、ぷにぷに攻撃がはじまる。
那智さんは、もし本当に『もうちょっと痩せろ』と思ったら、そう感じる前の黄色信号の手前くらいで言ってくれると信じているので、このぷにぷには遊んでいるのだということはわかる。
だから、わたしも『この体勢だったらぷにぷにするのは仕方ないですよ〜』などと逃げ回って楽しめていた。
別れてから帰りの電車で、送られてきたメールに『カービィダンスのDVD購入希望〜(笑)』と書かれていて、そこから一気にぐるぐるモードに突入^^;
やっぱり、本当はぷにぷにダメなんだ。
黄色の手前で教えてくれるって信じていたのに。
これからもっと年を取って体系が崩れたら、もっと那智さんにダメって思われる。
結局、たまたま中吊り広告に『カービィダンス』のことが書かれていてぷにぷにで遊んだ流れで、そんなメールを送ったそうなんだけど(それも翌日は忘れてた)、それでも、潜在意識の中にはダメ出しの気持ちがあるんじゃないか!!と、ぐるぐるという名の『どんなりん子も好きだよ』という言葉の引き出し作戦で、朝の電話は那智さんにとって面倒なものになったのだ。
ったく、わかったよ、こうすりゃあ、いいんだろ(笑)
そういってふたり共通のノートを開きカチカチと何やら打ち出した。
那智 ○月○日 7:00 麦茶一杯
8:30 かき揚げうどん
ほら、りん子も追加しろよ
おお、レコーディングダイエットってヤツですね!!
ふたりでするのたのしそーー!!
ちょうど那智さんも痩せなきゃな〜と思っていたところだったようで、那智さんダイエット、わたしぐるぐる浮上の双方いいきっかけにしてくれたわけです。
那智さんのことはなんでも知っていたい、那智さんになんでも知っていてほしい、報告したいわたしは、なんだかわくわくしてしまっている。
共同作業が同化願望を満たしてくれるのだ。
なんて幸せな解決策。
この日から、互いの口にしたものを逐一記入する、またひとつ『記録』がスタートした。
たしかに、自分の食べた物をできるだけその場で記入していくと無駄や過剰摂取がざっくりわかる。
ランチにたっぷり食べたから夜まではお茶だけでそれ以外は口にするのやめようってなるし、ご飯3杯もおかわりしたら那智さんに笑われてしまうから、1杯半にしとくか!!ってなるので、食べ過ぎ防止には役立つ。(3杯がデフォルメかどうかは、ノーコメント^^)
那智さんも、さすがに恥ずかしくて『芋けんぴ一袋とは書けないよな〜』と、書けない=食べないの効果を実感している様子。(
というか、言うのはいいのですね?
でもって、芋けんぴ一袋って…
そして、何でも知っていたい知っていてほしい同化願望のわたしは『のど飴2ヶ』ににゃーんとなり、自分の『こぶ布茶』を知ってもらうことにはふはふしちゃう。
なかなか優れものだ。
さらにこの記録、ダイエット効果を期待するところや同化願望を満たすことだけじゃなく、意外な副産物というかなんだかトホホなおまけが付いてわたしたちを楽しませてくれている。
わたしたちは○ーサ・スチュワートでも栗原○るみでもないごく普通の一般人。
ごく普通の一般人の食生活なんて、あらためて見れば『トホホ』だらけ。
ご多分に漏れず那智さんとわたしのそれもツッコミどころ満載。
たとえば、主婦のお昼ご飯なんてたいがいやっつけ仕事。
自分ひとりのためにランチョンマット敷いてランチプレートを作る人なんて、そうそういない(よね?)
ある日のお昼。
りん子 サーモン4切れ ご飯 お湯
りん子4切れなんて、いかにも残り物だよな〜!!お湯ってのも笑えるよな〜(笑)
前夜の手巻き寿司で余ったサーモン、食材は使い切らないといけませんもの。
ええ、お茶入れるの面倒でしたので、お湯ですけど、なにか?
4切れというところが何かうら寂しい感を醸し出しているし、お湯の手抜き感はなかなか力強いものがないか!?(自慢するな!!笑)
主婦のひとりお昼の実情を白日のもとに晒すことに…。
わたしだけじゃありません。
那智 ○月13日 12:00 おにぎり 牛丼の具
那智 ○月14日 8:00 牛丼
19:00 かつ丼
那智 ○月16日 8:00 牛丼茶碗一杯分
那智さん、牛丼、牛丼の具、牛丼って、牛丼多過ぎです
え〜っと、でもって、那智さん、丼もの食べ過ぎです。
16日は言い訳のように『茶碗一杯分』と書かれてあるのも、微笑ましささえ感じてしまいます。
こんなふうによくよく見るとおかしなところがいろいろあるからふたりしてツッコミ入れて遊んでる。
さすがに、ちょっとはカッコつけたいのか、わたしもいまのところ『ドレッシングご飯』や『バターご飯岩のり入り』の変態ご飯を作らずに済んでいるけど、これはダイエット目的とは別な次元の結果のような気がする。
那智さんも『芋けんぴ一袋』には手を出さずにいるけれど、先日『ピーナッツ揚げ一袋』が記載されていたから、禁断の果実にはかなわないようで、やはり、ぜんぜんダイエットとは無縁の記録になりつつある。
最初はダイエットが目的だった記録のはずなんだけど、いつの間にかただの楽しい話題になってしまい、おまけというか、こちらがメインになりつつあるけど、まあ、いいか、楽しいから^^
でもね、那智さんが書いたのは最初の10日だけ(そろそろ一ヶ月が過ぎる^^)。
ダイエット効果も楽しい話題も続かなかったけど、わたしは変わらず『知ってもらいたい欲』を満たしているので、やっぱり、まあ、いいか〜^^
ちょっと出遅れたけど、次回から5月はいろんな意味で濃いエントリー月間です!!
書き溜めていたものの中から一気放出させたくなってしまったので。
ということは6月は腑抜けになります(笑)
まずは、誰も望んでいない?那智さんとのお出かけ連載から〜^^
<関連エントリー>
『変態ご飯』
はい、遅くなりました、今日の「等式」感想です。
ハイ、只今、ダイエット慣行中です、目標マイナス13K、現在ー5K達成。一昔前、ー17Kを40日達成し、2年間リバウンド無しを成し遂げましたが今回は加齢の為そんな無茶は出来ず、あと、2ヶ月でなんとかやろうと奮闘中です。
それでも十分無茶なのですが、これ以上の地道な努力は私には無理なので。それもこれも、りん子のリクエストなのです。疲れて早く終わってしまうとか、奥まで届かないとか、確かに太っていると体力が持たないのでその時間は短くなるし、下腹が邪魔して挿入の深度が浅くなるのは事実です。(笑)
プラスでスーツが着られないと言う切実な問題もあります。(笑)
そうなんですよね~。「等式」に私が求めたのは1つの部分は現実なのです、普通サーモン4切れとか4日間で牛丼3回とか普通ブログに書かないでしょ、良きも悪しきも現実で真実であると言うこと。だから、私のダメな所や格好悪い部分をりん子が書くのは大歓迎なのです。
お出かけの洋服でなく、パンツ1ちょで部屋をうろつく姿も書いて欲しいのです。格好悪い事を公言する気持ちよさと、それを格好良いと思っている私の価値観です。
雪景色1
独特な幸福感
前日から天気予報は雪だった。
那智さんのお休みは決まっていたから、雪の予報はどんなふうに過ごそうか会える前の日のたのしい話題になる。
いつも通りの街でそのままホテル?
その前に公園まで行こうか、そこで浣腸する?(ひえ〜!!)
思い切ってすこし遠出して古都に行く?
ああ、雪の古都の景色はきっとキレイだろうなぁ。
(以下、地名ぼやかしのため、この土地を『古都』とします)
もし行くとしても、雪だから○○だけかな、それで〇〇園で食事しようか。
雪なんだもん、ぜったい寒い、すぐホテルに入ってぬくぬくしたい誘惑にも駆られるけれど、でも、お休みの日に雪景色を一緒に見るなんてなかなかない機会、那智さんと雪景色を見るのは、わたしにとってちょっと特別な思いもあるから、寒いけど、ちょっと無理してでも古都に行きたい気持ちもあるなぁ。
最終的には那智さんに決めていただくのだけど、予定を話題にする楽しみも味わいながら、結局、明日の降り具合や積もり具合で決めるということになり、古都に近いわたしが朝積もり具合をお知らせするして那智さんに決めてもらうことで収まって、その日はおやすみになった。
翌朝、遠足の前の子供のように、いつもよりすこし気が急いて目が覚める。
窓の外を確認すると薄いベールを一枚かぶせたように積もりはじめていた。
那智さんの指示ではアスファルトではなくて我が家の小さな庭の積もり具合を知らせるだったので、その通りチャットにいれておく。
まだうっすらと積もりはじめたところだけど、灰色の空からは息つく暇なく雪が降り続けているので今日はきっとちゃんとした雪景色だ。
ホテルでぬくぬくの軟弱な心地よさがチラッと頭をかすめるけど、ううん、やっぱり古都に行きたいな。
それでも、こういうことの決定は基本的に那智さんに委ねている。
もちろん意見を求められたら希望は伝えるけど、那智さんが決めてくれたことに従うほうが幸せだからだ。
ホテルでもいいけど、ちょっと古都に行きたいな〜という気持ちを込めて、指示の通りこちらの積もり具合と降り具合をお伝えした。
朝の慌ただしい中を縫ってチャットを確認したら数十分前に『りん子はどうしたい?』『いま、その返事ができないようであればホテルね〜』と書いてあった。
ああ、この感覚、ご理解いただけるでしょうか。
わたしは、那智さんに決めてもらうことがうれしい。
だけど、それを、どうにもならないわたしの状況が決め手で判断してほしくない。
那智さんが、やっぱり寒いのがイヤでホテルにしようと決めても、それならいい、たとえ『軟弱』でも(笑)
そうじゃなくて『わたしが返事できるか、できないか』でサイを振ってもらうのがイヤなの、『わたしが行きたいか、行きたくないか』という気持ちの問題じゃなくて、わたしのどうにもならない状況を決定理由にしてほしくなかったんだよね。
というか…、単に、一緒に古都に行きたかっただけかもしれない(笑)
とにかく、まだ那智さんはパソコン前にいる時間のはず、急いで『古都がいいです!!』とめずらしく主張してしまった。
那智さんとしては、雪景色も見たいけど、まあ、寒いし、ねえ、ゆっくりホテルで…と、じゃっかん『軟弱』思考に傾いていたようなんだけど、滅多にないわたしの主張に『そう来たか〜』と背中を押されてくれたようで、そこは負けず嫌いさんの本領発揮で、一気にお出かけモードに変換したよう。
急いで、雪のお出かけ支度に切り替えて、急いで電車に乗ってくれた、きっとこういうときの那智さん生き生きしてそうです^^
ダウンに靴の中と腰にホカロンを入れて防寒フル装備。
でも、那智さんと一緒なのでいちおうタイツではなくて厚手のニーハイソックス(で、腰のホカロン^^;)
合流できる駅のホームで落ち合う。
いつもと違う景色や状況、どれだけ防寒して、それでも那智さんのお好みになるようにしているか、すこし浮き足立った気分で報告する。
雪の日の駅のホームって、なんだかいつもよりざわついているように感じるのは、雪がレフ板のように周囲を明るくしているからか、それともわたしがワクワクしているからかな。
那智さんと電車に乗るのは、いつもそれだけで楽しい。
流れる景色は真っ白。
那智さんは、昨日『昼まで雪が降る』という予報を念頭に置きながら今日のことを話題にしながら何か脳内変換していたようで、勝手に『積もっているけど雪は止んでいる』という景色を想像してしまっていたそうだ。
朝起きて、降りしきる雪の量に思わず心がくじけそうになっていたようで、それで『りん子が返事できるなら』という条件を提示したらしい。
自分がじゃっかん『軟弱』だったことと、めずらしくわたしのほうがやる気になっていたことがおもしろかったらしく今朝の心の移り変わりを話してくれた。
そんなお話だけでもいちいち楽しい^^
古都の駅には思いのほかたくさんの人が下車した。
みんな物好きだね〜。
雪は相変わらず大降り。
目抜き通りも時間が早いせいか、まだ閉まっているところがほとんどだ。
通りの先にある〇〇に向かう。
信号を渡り鳥居を抜けると目の前に〇〇。
もう何度も訪れたことがあるけれど、雪化粧にはじめての場所に来たような錯覚を覚える。
それだけじゃない、いつもは観光客でにぎわっている参道にほとんど人がいないということも、なんだか遠くまで旅行をしてきたようなうれしくも、ちょっと切ない気持ちにさせてくれたかもしれない。
ここの参道、こんなに広くてこんなに長かったんだ。
視界全部が白いフィルターをかけたような、美しい景色に、寒さもしばし忘れて見とれていた。
が!!
しかし、普通のブーツを履いてきたわたしのつま先が、徐々にやばいことになってきていた。
最初は冷えているだけだとごまかしていたけど、足用ホカロンも効かないほどにジンジンしびれてきている、これは、うう、きっと雪水がしみ込んできているんだ;;
うう、ちょっと憂鬱。
参拝を済ませ、のぼってきた石段とは違うルートで下に降り、お昼を予約したお店の開店時間までまだ時間があるから、敷地内にあるぼたん園まで遠回りしようということになった。
ぼたん園は有料で、まあ、そこまでして入ることもないか〜と外観だけ拝んで参道に戻ろうとした。
すみません
小さな声に振り返ると、いますれ違った年配の女性だった。
ぼたん園、開いていました?
わたしたちがぼたん園のほうから歩いてきたから、聞いているのだね。
はい、開いていましたよ
入りました?
いえ
有料だったからやめちゃいました^^;
ちょっと情けないけど、いちおう正直に答えた(もしかして、この人もお金がかかること知らないかもしれないし)
よかったら、券あるからいりません?
どうやら、サービスかなにかで無料券を何枚も持っていたようだ。
(有効期限ぎりぎりだったのかな)
天候も天候だから、きっと譲ってくれたのかもしれない。
ありがたくちょうだいする。
思わぬラッキーに、足のしびれも一瞬棚上げ(笑)
いま来た道を戻りながら、那智さんが『みんな俺たちに親切だろ〜』と聞いたことのあるセリフを笑いながら言い出した。
それは、わたしたちがいい人だからですよね〜(笑)
ふたりして苦笑の爆笑。
『娘デート』のときに、ホテルのベッドの上で幸せ過ぎて泣くわたしに、吐いた那智さんの名台詞だ(迷か!?)
コメントで月9ドラマの台詞のようだと感心していただいて、那智さん羞恥プレイの台詞。
このキザで、でも、わたしを幸せにした台詞は、いまでもふたりの間では定番の苦笑話になっている。
なにごとも、自分に都合良く解釈できると、それはそれで幸せだ。
だから、わたしは那智さんの言葉をそのまま受け取る、『みんな親切なのは、わたしたちがいい人だから』ぼたん園も見ることができたと思っておきましょう(笑)
さて、ぼたん園もそこそこに楽しんで、この後はお昼をいただきに予約していたレストランに向かうのでした^^
(雪とぼたんが貴重だったんだよね。カメラマニアのおじさまたちがたくさんいた。雪の古都でここだけ人口密度が高かった。
で、とほほなことに、ぼたん園に入るまでわたしは『ぼたん』と口にしながら、ずっと頭の中では椿を思い描いてしまっていた。
雪と寒椿の色のコントラスト…、一瞬大振りのぼたんを見て「??」と思ってしまった^^;
雪が降ると聞きながら、止んでいる図を想像してしまっていた那智さんみたい。
人って思い込む生き物なんだね〜)
前日から天気予報は雪だった。
那智さんのお休みは決まっていたから、雪の予報はどんなふうに過ごそうか会える前の日のたのしい話題になる。
いつも通りの街でそのままホテル?
その前に公園まで行こうか、そこで浣腸する?(ひえ〜!!)
思い切ってすこし遠出して古都に行く?
ああ、雪の古都の景色はきっとキレイだろうなぁ。
(以下、地名ぼやかしのため、この土地を『古都』とします)
もし行くとしても、雪だから○○だけかな、それで〇〇園で食事しようか。
雪なんだもん、ぜったい寒い、すぐホテルに入ってぬくぬくしたい誘惑にも駆られるけれど、でも、お休みの日に雪景色を一緒に見るなんてなかなかない機会、那智さんと雪景色を見るのは、わたしにとってちょっと特別な思いもあるから、寒いけど、ちょっと無理してでも古都に行きたい気持ちもあるなぁ。
最終的には那智さんに決めていただくのだけど、予定を話題にする楽しみも味わいながら、結局、明日の降り具合や積もり具合で決めるということになり、古都に近いわたしが朝積もり具合をお知らせするして那智さんに決めてもらうことで収まって、その日はおやすみになった。
翌朝、遠足の前の子供のように、いつもよりすこし気が急いて目が覚める。
窓の外を確認すると薄いベールを一枚かぶせたように積もりはじめていた。
那智さんの指示ではアスファルトではなくて我が家の小さな庭の積もり具合を知らせるだったので、その通りチャットにいれておく。
まだうっすらと積もりはじめたところだけど、灰色の空からは息つく暇なく雪が降り続けているので今日はきっとちゃんとした雪景色だ。
ホテルでぬくぬくの軟弱な心地よさがチラッと頭をかすめるけど、ううん、やっぱり古都に行きたいな。
それでも、こういうことの決定は基本的に那智さんに委ねている。
もちろん意見を求められたら希望は伝えるけど、那智さんが決めてくれたことに従うほうが幸せだからだ。
ホテルでもいいけど、ちょっと古都に行きたいな〜という気持ちを込めて、指示の通りこちらの積もり具合と降り具合をお伝えした。
朝の慌ただしい中を縫ってチャットを確認したら数十分前に『りん子はどうしたい?』『いま、その返事ができないようであればホテルね〜』と書いてあった。
ああ、この感覚、ご理解いただけるでしょうか。
わたしは、那智さんに決めてもらうことがうれしい。
だけど、それを、どうにもならないわたしの状況が決め手で判断してほしくない。
那智さんが、やっぱり寒いのがイヤでホテルにしようと決めても、それならいい、たとえ『軟弱』でも(笑)
そうじゃなくて『わたしが返事できるか、できないか』でサイを振ってもらうのがイヤなの、『わたしが行きたいか、行きたくないか』という気持ちの問題じゃなくて、わたしのどうにもならない状況を決定理由にしてほしくなかったんだよね。
というか…、単に、一緒に古都に行きたかっただけかもしれない(笑)
とにかく、まだ那智さんはパソコン前にいる時間のはず、急いで『古都がいいです!!』とめずらしく主張してしまった。
那智さんとしては、雪景色も見たいけど、まあ、寒いし、ねえ、ゆっくりホテルで…と、じゃっかん『軟弱』思考に傾いていたようなんだけど、滅多にないわたしの主張に『そう来たか〜』と背中を押されてくれたようで、そこは負けず嫌いさんの本領発揮で、一気にお出かけモードに変換したよう。
急いで、雪のお出かけ支度に切り替えて、急いで電車に乗ってくれた、きっとこういうときの那智さん生き生きしてそうです^^
ダウンに靴の中と腰にホカロンを入れて防寒フル装備。
でも、那智さんと一緒なのでいちおうタイツではなくて厚手のニーハイソックス(で、腰のホカロン^^;)
合流できる駅のホームで落ち合う。
いつもと違う景色や状況、どれだけ防寒して、それでも那智さんのお好みになるようにしているか、すこし浮き足立った気分で報告する。
雪の日の駅のホームって、なんだかいつもよりざわついているように感じるのは、雪がレフ板のように周囲を明るくしているからか、それともわたしがワクワクしているからかな。
那智さんと電車に乗るのは、いつもそれだけで楽しい。
流れる景色は真っ白。
那智さんは、昨日『昼まで雪が降る』という予報を念頭に置きながら今日のことを話題にしながら何か脳内変換していたようで、勝手に『積もっているけど雪は止んでいる』という景色を想像してしまっていたそうだ。
朝起きて、降りしきる雪の量に思わず心がくじけそうになっていたようで、それで『りん子が返事できるなら』という条件を提示したらしい。
自分がじゃっかん『軟弱』だったことと、めずらしくわたしのほうがやる気になっていたことがおもしろかったらしく今朝の心の移り変わりを話してくれた。
そんなお話だけでもいちいち楽しい^^
古都の駅には思いのほかたくさんの人が下車した。
みんな物好きだね〜。
雪は相変わらず大降り。
目抜き通りも時間が早いせいか、まだ閉まっているところがほとんどだ。
通りの先にある〇〇に向かう。
信号を渡り鳥居を抜けると目の前に〇〇。
もう何度も訪れたことがあるけれど、雪化粧にはじめての場所に来たような錯覚を覚える。
それだけじゃない、いつもは観光客でにぎわっている参道にほとんど人がいないということも、なんだか遠くまで旅行をしてきたようなうれしくも、ちょっと切ない気持ちにさせてくれたかもしれない。
ここの参道、こんなに広くてこんなに長かったんだ。
視界全部が白いフィルターをかけたような、美しい景色に、寒さもしばし忘れて見とれていた。
が!!
しかし、普通のブーツを履いてきたわたしのつま先が、徐々にやばいことになってきていた。
最初は冷えているだけだとごまかしていたけど、足用ホカロンも効かないほどにジンジンしびれてきている、これは、うう、きっと雪水がしみ込んできているんだ;;
うう、ちょっと憂鬱。
参拝を済ませ、のぼってきた石段とは違うルートで下に降り、お昼を予約したお店の開店時間までまだ時間があるから、敷地内にあるぼたん園まで遠回りしようということになった。
ぼたん園は有料で、まあ、そこまでして入ることもないか〜と外観だけ拝んで参道に戻ろうとした。
すみません
小さな声に振り返ると、いますれ違った年配の女性だった。
ぼたん園、開いていました?
わたしたちがぼたん園のほうから歩いてきたから、聞いているのだね。
はい、開いていましたよ
入りました?
いえ
有料だったからやめちゃいました^^;
ちょっと情けないけど、いちおう正直に答えた(もしかして、この人もお金がかかること知らないかもしれないし)
よかったら、券あるからいりません?
どうやら、サービスかなにかで無料券を何枚も持っていたようだ。
(有効期限ぎりぎりだったのかな)
天候も天候だから、きっと譲ってくれたのかもしれない。
ありがたくちょうだいする。
思わぬラッキーに、足のしびれも一瞬棚上げ(笑)
いま来た道を戻りながら、那智さんが『みんな俺たちに親切だろ〜』と聞いたことのあるセリフを笑いながら言い出した。
それは、わたしたちがいい人だからですよね〜(笑)
ふたりして苦笑の爆笑。
『娘デート』のときに、ホテルのベッドの上で幸せ過ぎて泣くわたしに、吐いた那智さんの名台詞だ(迷か!?)
コメントで月9ドラマの台詞のようだと感心していただいて、那智さん羞恥プレイの台詞。
このキザで、でも、わたしを幸せにした台詞は、いまでもふたりの間では定番の苦笑話になっている。
なにごとも、自分に都合良く解釈できると、それはそれで幸せだ。
だから、わたしは那智さんの言葉をそのまま受け取る、『みんな親切なのは、わたしたちがいい人だから』ぼたん園も見ることができたと思っておきましょう(笑)
さて、ぼたん園もそこそこに楽しんで、この後はお昼をいただきに予約していたレストランに向かうのでした^^
(雪とぼたんが貴重だったんだよね。カメラマニアのおじさまたちがたくさんいた。雪の古都でここだけ人口密度が高かった。
で、とほほなことに、ぼたん園に入るまでわたしは『ぼたん』と口にしながら、ずっと頭の中では椿を思い描いてしまっていた。
雪と寒椿の色のコントラスト…、一瞬大振りのぼたんを見て「??」と思ってしまった^^;
雪が降ると聞きながら、止んでいる図を想像してしまっていた那智さんみたい。
人って思い込む生き物なんだね〜)
雪景色2
独特な幸福感
食事をする〇〇園まで歩いて10分もかからないところまできたけど、いよいよわたしの足は限界になってしまっていた。
雪水がしみ込んで痛いほどしびれてぎこちない歩き方になってしまいそう。
「あ、火鍋だって」
那智さんが、ふと視界に入った料理名を口にした。
はああああ、火鍋〜。
いま、いますぐ、そこに入って温まりたい。
あと数分歩かないといけない〇〇園なんて、予約を入れた〇〇園なんてブッチしてしまいたい。
しかも、予約の電話を入れた際に『料理人が病院いっているから食事を出せるのが12時以降』なんて曖昧な条件だったのだ(個人経営なんだよね)。
いま11:15、それまでこの足を引きずってどこかで時間を潰すことが、たえられない苦行に感じられてしまう。
そして、目の前に火鍋と来たもんだ。
予約を入れたにも関わらず、とても感じのよい応対をしてくれたにも関わらず、目先の誘惑に負けそう。
那智さん、もう火鍋にしちゃいませんか〜;;
足がしびれて、限界のわたしはつい弱音を吐いてしまった。
那智さんもあと45分、この状態でいるのはいろいろ無理があると思ったのでしょう。
わたしの訴えを聞いて、「じゃあ、〇〇園に電話して、食事がちゃんと12:00にはできるか確認して、もしそれより遅くなるようならキャンセルしよう。で、いまから行って、待たせてもらえるかお願いしてみよう」と仏様のような案を出してくれて、電話までかけてくれた(こういうときの判断と行動と、こちらに気を使わせない様子は、毎度ホレボレする^^)
連絡を入れたら料理人さんはもう病院から帰っているようで、食事もできるし、11:30開店より早めに来てもいいと快諾してくれた。
はうう、ありがたい;;
目の前の火鍋にちょっぴり未練もあったけど、あと数分、頑張ればお店に入ることができると思って、もうすこし足のしびれと格闘することにした。
しかし、わたしたちは、この後、火鍋に浮気をしそうになった己の弱い心を、『俺たちがいい人だから〜』なんて戯れ言を言えるおごりを恥じることになるのだった!!
〇〇園は古い民家をレストランに改造した洋食屋。
以前、一度行こうとして臨時休業だったため、今回がはじめて。
いまどきは一軒家を改装してというのはわりとあるけど、ここはもう何十年も前から営業しているらしく、そういうスタイルのハシリだったのかもしれないね。
路地を入るとさらっと看板がある、昔ながらの一軒家。
カラカラと引き戸を引いて声をかけると中から丁寧な笑顔の年配の女性が現れた。
おそらく予約のときにわたしが話した女性だ。
寒い中、ありがとうございます。
開店よりすこし早く来たにも関わらず本当に優しく丁寧な応対をしてくれる。
しかし、この女将の接客のすごさはこの笑顔と応対どころじゃ済まされなかったのだ!!
玄関で靴を脱ぐ。
お宅におじゃまするみたい。
ブーツを脱いでいると『どうぞ』と2人分タオルを用意してくれた。
ありがとうございます!!
なんて気の利く女将。
濡れたニーハイソックスで上がるのはためらっていたから、ありがたくお借りして畳を濡らさずに済ますことができた。
襖を通って、ひとつ奥の部屋を案内される。
暖房がきいていて、生き返る〜。
お行儀悪いけど、畳を濡らしちゃうといけないから、靴下脱がせてくださいね。
那智さんか、女性か、どちらにも伝えるように断りを入れてニーハイを脱いだ。
席についてほっとひと息。
なるほど、本当にごく普通の民家のようだ。
大きめの座卓に座布団、障子の一部がガラスになっていて、その先の廊下を挟んで庭も見える。
廊下は隣りの和室とつながっているんだ。
なんだかとても懐かしい造り。
とりあえず、ビールでも頼もうかとメニューを取ろうかというタイミングで、一度部屋から出た女性がもう一度戻ってきて、
よかったら、これ使ってください
わたしに靴下を持ってきてくれたのだ!!
うわ、ここで靴下!?
タオルだけじゃなく、靴下まで!!
なんていう気の利きよう!!
きちんと折り目がついていたから、おそらく新品(なんで新品があるのかは不明だけど)を靴下が濡れたわたしのために用意してくれたのだ。
灰色のソックス。
ああ、なんて温かみのある靴下。
感動して、ありがたくお借りした。
もう、こういうのに、那智さんもわたしも弱い(笑)
特に那智さんはめちゃ弱い^^
打ちのめされてた^^
とりあえずビールだけ注文して、女性が出ていってからメニューを広げ
コース、頼まなきゃって気になっちゃったよ(笑)
と敗北のうれしい苦笑をしている。
高級というほどではないけれど、けしてお値打ち価格というわけでもない値段設定、まあ、単品を数品頼んでおしまいかな〜と来る前には思っていたのだけど、こんなに親切にされてしまったら、コース頼むよねぇ。
やっぱり気持ちだよな〜
人を惹きつけるのは気持ち、幸福感を味わえるのも気持ち。
仮にこれが損得を考えてだったとしても、おそらく那智さんは、それをしようと思う気持ちだけでもコースを頼んだだろうけど、何よりこの女将の人の良さそうな笑顔はそんな邪推がバカらしいほどの力を持っていた。
さて、出された料理は、じつは量も味もそれなりでして(笑)
それでもまったく遜色なく感じられる、ううん、むしろ大満足に思えるのは、女将に気持ちだからだろう。
障子から見える庭の雪と梅を見ながら、暖かいポタージュスープをいただいていた。
すべておいしくいただきお会計を済ませ、ふたたび玄関に、わたしはその前にお手洗いに寄らせてもらっていた。
本当はブーツの中がずぶ濡れだったから、最初に無理を言って新聞紙をいただいて入れておきたいなと思っていたのだけど、次々繰り広げられる親切にさすがに言えずにいた。
だから、ちょっとだけブーツを履くのは憂鬱だった。
お手洗いから戻り玄関に靴を揃えてくれていた女将が
すみません、勝手に新聞紙入れさせてもらっちゃって、いま出しますから
と言いながら、ブーツに手を差し込もうとしていた。
だーーーーー、なんてこと!!
取ります、取ります、それくらいはやらせてください!!
なんという気遣い。
もう目眩を起こしそう。
その場にひれ伏したい気分だ。
別に勝負の場ではないのだけど、女将の完全勝利。
火鍋に浮気しそうになって、ごめんなさい!!
もう二度と『俺たちがいい人だから』なんて言いません。
いい人は、あなたです。
ちょっぴり恐縮しつつも、こんなによい気分でお食事をさせてもらったことに心から感謝して、雪の古都を満喫した。
火鍋に浮気しそうになった己を恥じながら(笑)
窓から見える雪の中の梅がうつくしかった。
「等式」雪景色1.2の感想です。
1.そう、珍しくりん子が古都に行きたい発言があり、これで私のテンションが上がりました。先頭に立ち決めるのは好きですが希には後ろを押して欲しいと思う事もあります。
2.りん子が予約をキャンセルしようと思う程、状態が悪かったのは現状理解できました。(笑)
3.「何よりこの女将の人の良さそうな笑顔はそんな邪推がバカらしいほどの力を持っていた。」この通りなのです。されたサービスの大きさや手厚さよりも、女将の言葉の色やその調子などがりん子の言う、「過剰な自意識やこちらの遠慮」などを凌駕するほど気持ち良く申し出て頂けるのです。
食事をする〇〇園まで歩いて10分もかからないところまできたけど、いよいよわたしの足は限界になってしまっていた。
雪水がしみ込んで痛いほどしびれてぎこちない歩き方になってしまいそう。
「あ、火鍋だって」
那智さんが、ふと視界に入った料理名を口にした。
はああああ、火鍋〜。
いま、いますぐ、そこに入って温まりたい。
あと数分歩かないといけない〇〇園なんて、予約を入れた〇〇園なんてブッチしてしまいたい。
しかも、予約の電話を入れた際に『料理人が病院いっているから食事を出せるのが12時以降』なんて曖昧な条件だったのだ(個人経営なんだよね)。
いま11:15、それまでこの足を引きずってどこかで時間を潰すことが、たえられない苦行に感じられてしまう。
そして、目の前に火鍋と来たもんだ。
予約を入れたにも関わらず、とても感じのよい応対をしてくれたにも関わらず、目先の誘惑に負けそう。
那智さん、もう火鍋にしちゃいませんか〜;;
足がしびれて、限界のわたしはつい弱音を吐いてしまった。
那智さんもあと45分、この状態でいるのはいろいろ無理があると思ったのでしょう。
わたしの訴えを聞いて、「じゃあ、〇〇園に電話して、食事がちゃんと12:00にはできるか確認して、もしそれより遅くなるようならキャンセルしよう。で、いまから行って、待たせてもらえるかお願いしてみよう」と仏様のような案を出してくれて、電話までかけてくれた(こういうときの判断と行動と、こちらに気を使わせない様子は、毎度ホレボレする^^)
連絡を入れたら料理人さんはもう病院から帰っているようで、食事もできるし、11:30開店より早めに来てもいいと快諾してくれた。
はうう、ありがたい;;
目の前の火鍋にちょっぴり未練もあったけど、あと数分、頑張ればお店に入ることができると思って、もうすこし足のしびれと格闘することにした。
しかし、わたしたちは、この後、火鍋に浮気をしそうになった己の弱い心を、『俺たちがいい人だから〜』なんて戯れ言を言えるおごりを恥じることになるのだった!!
〇〇園は古い民家をレストランに改造した洋食屋。
以前、一度行こうとして臨時休業だったため、今回がはじめて。
いまどきは一軒家を改装してというのはわりとあるけど、ここはもう何十年も前から営業しているらしく、そういうスタイルのハシリだったのかもしれないね。
路地を入るとさらっと看板がある、昔ながらの一軒家。
カラカラと引き戸を引いて声をかけると中から丁寧な笑顔の年配の女性が現れた。
おそらく予約のときにわたしが話した女性だ。
寒い中、ありがとうございます。
開店よりすこし早く来たにも関わらず本当に優しく丁寧な応対をしてくれる。
しかし、この女将の接客のすごさはこの笑顔と応対どころじゃ済まされなかったのだ!!
玄関で靴を脱ぐ。
お宅におじゃまするみたい。
ブーツを脱いでいると『どうぞ』と2人分タオルを用意してくれた。
ありがとうございます!!
なんて気の利く女将。
濡れたニーハイソックスで上がるのはためらっていたから、ありがたくお借りして畳を濡らさずに済ますことができた。
襖を通って、ひとつ奥の部屋を案内される。
暖房がきいていて、生き返る〜。
お行儀悪いけど、畳を濡らしちゃうといけないから、靴下脱がせてくださいね。
那智さんか、女性か、どちらにも伝えるように断りを入れてニーハイを脱いだ。
席についてほっとひと息。
なるほど、本当にごく普通の民家のようだ。
大きめの座卓に座布団、障子の一部がガラスになっていて、その先の廊下を挟んで庭も見える。
廊下は隣りの和室とつながっているんだ。
なんだかとても懐かしい造り。
とりあえず、ビールでも頼もうかとメニューを取ろうかというタイミングで、一度部屋から出た女性がもう一度戻ってきて、
よかったら、これ使ってください
わたしに靴下を持ってきてくれたのだ!!
うわ、ここで靴下!?
タオルだけじゃなく、靴下まで!!
なんていう気の利きよう!!
きちんと折り目がついていたから、おそらく新品(なんで新品があるのかは不明だけど)を靴下が濡れたわたしのために用意してくれたのだ。
灰色のソックス。
ああ、なんて温かみのある靴下。
感動して、ありがたくお借りした。
もう、こういうのに、那智さんもわたしも弱い(笑)
特に那智さんはめちゃ弱い^^
打ちのめされてた^^
とりあえずビールだけ注文して、女性が出ていってからメニューを広げ
コース、頼まなきゃって気になっちゃったよ(笑)
と敗北のうれしい苦笑をしている。
高級というほどではないけれど、けしてお値打ち価格というわけでもない値段設定、まあ、単品を数品頼んでおしまいかな〜と来る前には思っていたのだけど、こんなに親切にされてしまったら、コース頼むよねぇ。
やっぱり気持ちだよな〜
人を惹きつけるのは気持ち、幸福感を味わえるのも気持ち。
仮にこれが損得を考えてだったとしても、おそらく那智さんは、それをしようと思う気持ちだけでもコースを頼んだだろうけど、何よりこの女将の人の良さそうな笑顔はそんな邪推がバカらしいほどの力を持っていた。
さて、出された料理は、じつは量も味もそれなりでして(笑)
それでもまったく遜色なく感じられる、ううん、むしろ大満足に思えるのは、女将に気持ちだからだろう。
障子から見える庭の雪と梅を見ながら、暖かいポタージュスープをいただいていた。
すべておいしくいただきお会計を済ませ、ふたたび玄関に、わたしはその前にお手洗いに寄らせてもらっていた。
本当はブーツの中がずぶ濡れだったから、最初に無理を言って新聞紙をいただいて入れておきたいなと思っていたのだけど、次々繰り広げられる親切にさすがに言えずにいた。
だから、ちょっとだけブーツを履くのは憂鬱だった。
お手洗いから戻り玄関に靴を揃えてくれていた女将が
すみません、勝手に新聞紙入れさせてもらっちゃって、いま出しますから
と言いながら、ブーツに手を差し込もうとしていた。
だーーーーー、なんてこと!!
取ります、取ります、それくらいはやらせてください!!
なんという気遣い。
もう目眩を起こしそう。
その場にひれ伏したい気分だ。
別に勝負の場ではないのだけど、女将の完全勝利。
火鍋に浮気しそうになって、ごめんなさい!!
もう二度と『俺たちがいい人だから』なんて言いません。
いい人は、あなたです。
ちょっぴり恐縮しつつも、こんなによい気分でお食事をさせてもらったことに心から感謝して、雪の古都を満喫した。
火鍋に浮気しそうになった己を恥じながら(笑)
窓から見える雪の中の梅がうつくしかった。
「等式」雪景色1.2の感想です。
1.そう、珍しくりん子が古都に行きたい発言があり、これで私のテンションが上がりました。先頭に立ち決めるのは好きですが希には後ろを押して欲しいと思う事もあります。
2.りん子が予約をキャンセルしようと思う程、状態が悪かったのは現状理解できました。(笑)
3.「何よりこの女将の人の良さそうな笑顔はそんな邪推がバカらしいほどの力を持っていた。」この通りなのです。されたサービスの大きさや手厚さよりも、女将の言葉の色やその調子などがりん子の言う、「過剰な自意識やこちらの遠慮」などを凌駕するほど気持ち良く申し出て頂けるのです。
雪景色3
非日常的な日常
古都から移動して街へ。
暖房の部屋は暖かく冷えた体が柔らかくなっていく。
最近読んだ本で感じたことを話しながら、どうにもわたしの感情がついて行かれず悲しくなってしまった。
複雑な感情と、情けないけど、抱いてもらえることを前にしてモンスターが暴れるような欲情で自分でも収拾がつかなくなってしまっていた。
那智さんは、すこし無理矢理感じさせることで、この頑なな悲しさを打破しようとしてくれているのだけど、抵抗してしまう。
じゃあ、先、風呂にしよ
切り替えようとしてくれているのだ。
いけない、わたしもちゃんと切り替えなくちゃ。
おっぱいを吸う赤ん坊のように、腕枕してくれている那智さんの乳首をペロペロ舐めて
悲しくなってごめんなさい、お風呂上がったら、可愛がってください
と気持ちを伝える。
ずっと楽しい一日だった。
この悲しいはどちらが悪いものでもないのだから、その楽しさを台無しにせず、また楽しい時間にしたい。
いいこ、いいこ
素直になったわたしの胸を、今度は那智さんが摘んでくれる。
ふうっと深呼吸するように、気持ちがほぐれていく。
それと引き換えにガラリと快感に変わる。
心と快感のおもしろいメカニズム。
並んで転がったままの愛撫が、次第に後ろから抱きかかえられるような体勢になる。
抱擁されながら、徐々に乳首を潰す力が強くなってくる。
ああ、この力の強さは、この後もっと強く潰ししごかれるものだ。
痛さが想像できて、すこし緊張する。
那智さんがキスをしてきた。
抱きかかえられながら、体を預けるような体勢で首を後ろにひねり見上げるようにくちびるを合わせる。
その間も指の力は強くなる。
いつもとすこし違うキス。
舌の根元からすべて覆い尽くすようなキス。
痛くなる乳首と濃厚なキスにちょっとうっとりしそうになったとき、くちびるをすこし浮かせて那智さんが言葉を発した。
強くしても離しちゃダメだよ
これから乳首を潰す指をもっと強くしてひねってしごくね。
とても痛くなるけどくちびるは離してはいけないよ。
ずっとキスしているんだよ。
ああ、なんて恍惚とする指示。
はい
那智さんのくちびるに吸い付きながら言葉にならないお返事をする。
次の瞬間。
予告通り、思い切り潰されグリグリとしごかれる。
足をバタつかせて地団駄を踏むけど、命綱のようにくちびるは離さない。
叫び声がくちびるの隙間から漏れ、それだけでは足りず、もしかしたら鼻や目や耳からも溢れ出していたかもしれない。
りん子は、俺に厳しいこと言われるとうれしいね
命令はもちろん、滅多に指示も出さない那智さんの厳しい指示。
厳しければ厳しいほど、わたしは恍惚としてしまうのだ。
ひとしきり可愛がられて、お風呂から上がり、那智さんがカバンから鞭と電マを取り出した。
ああ、今日は、それをお持ちになっていらしたのですね。
ベッドサイドに置かれたアイテムを見て、今日はそういうものは使わないような気がしていたから、すこし驚いた。
この日の電マは、すこしいつもと違うやり方だった。
じらすようにして、そこからほぼMAXで延々と。
下半身が膨張するような錯覚と、もげてしまうような痺れ。
うまくハマる時間帯は、もうただただ強烈な快感なんだけど、バランスがちょっとでも崩れると途端に狂いそうな苦痛になる。
その苦痛に耐えていると、また、うまくハマってくれて、快感が来る。
それを繰り返すのだけど、しまいにはもうハマっているんだかどうなのだかわからない状態になってしまう。
大声を出して苦痛から逃げようとしても、どうにもならない、ただ苦しいだけのような混乱に陥る。
もう、無理です、おしまいにしてください!!!
お願いすると
あと一回イッたら〜
那智さんは、だいたいこういうふうに自分のタイミングでおしまいにするのだ。
もう頭おかしくなりそうなんですよ!!
だからお願いしてるのに!!
混乱と絶望。
もう、これ以上イクとかイカないとか関係なく、いや!!!
うわん。
何かを超えた?
どこかに落ちた?
とにかく、さっきから続く苦痛の中から無重力の宇宙に放り投げられたような脱力感のようなものを感じた。
あれ、苦しいはずなのに、苦しいが遠い。
一回イッた。
まだイッてる?
わからない。
約束の一回イッたから那智さんが電マを離したのと同時に無我夢中でお願いしていた。
指を入れて、ください!!
無重力の世界に楔を刺してもらうような、ぽっかり空いた虚無を埋めてもらうような、とにかく必死になって懇願していた。
那智さんが何か言葉を発したかわからないけど、指を入れながらきっと『ここだ』と思ったのだろう、空いている手で電マを掴み直しもう一度当てた、たぶん、ほぼMAXで。
もうわけわからない。
たぶん、とんでもなく気持ちいいのだろう。
指を入れてくださいとお願いしたように、無我夢中で『おまんこ』と二度声を上げていた。
ああ、書いていて恥ずかしい。
とにかく恐ろしいほどの快感だったはずなんだけど、どんな感じの快感だったのかあまり記憶にない。
ただ、二度『おまんこ』と叫んだことことは覚えている。
きっと、夢中で口走るほどの状態だったのだと思う。
そんなことを口走るなんて恥ずかしすぎるので、できれば、そっちの記憶がなくなってくれたらいいのに、二度まで覚えてるなんて、記憶中枢まで羞恥系なのか^^;
しかし、こんな羞恥プレイよりも、もっともっと強烈な羞恥プレイがわたしを待ち受けていた。
それは、楽しい雪景色デートも終わり、その日の夜すこしだけつながることができたチャットの会話からはじまった。
那智:やばい、ホテルに鞭と電マ忘れた!(笑)
ああ、神様。
まだ続きまーす^^
今朝の「等式」感想です。
通常ホテルデートでなく、どこかに行った時の遊び+デートは記憶に残るしどうやらテンションも上がっているようだ。いつもと違う流れの中で何か別のことをしたくなるのか、面白い心理。しかし、お出掛けすると色々な事がおこるなと感心し、りん子の記憶力に関心、ありがと。
古都から移動して街へ。
暖房の部屋は暖かく冷えた体が柔らかくなっていく。
最近読んだ本で感じたことを話しながら、どうにもわたしの感情がついて行かれず悲しくなってしまった。
複雑な感情と、情けないけど、抱いてもらえることを前にしてモンスターが暴れるような欲情で自分でも収拾がつかなくなってしまっていた。
那智さんは、すこし無理矢理感じさせることで、この頑なな悲しさを打破しようとしてくれているのだけど、抵抗してしまう。
じゃあ、先、風呂にしよ
切り替えようとしてくれているのだ。
いけない、わたしもちゃんと切り替えなくちゃ。
おっぱいを吸う赤ん坊のように、腕枕してくれている那智さんの乳首をペロペロ舐めて
悲しくなってごめんなさい、お風呂上がったら、可愛がってください
と気持ちを伝える。
ずっと楽しい一日だった。
この悲しいはどちらが悪いものでもないのだから、その楽しさを台無しにせず、また楽しい時間にしたい。
いいこ、いいこ
素直になったわたしの胸を、今度は那智さんが摘んでくれる。
ふうっと深呼吸するように、気持ちがほぐれていく。
それと引き換えにガラリと快感に変わる。
心と快感のおもしろいメカニズム。
並んで転がったままの愛撫が、次第に後ろから抱きかかえられるような体勢になる。
抱擁されながら、徐々に乳首を潰す力が強くなってくる。
ああ、この力の強さは、この後もっと強く潰ししごかれるものだ。
痛さが想像できて、すこし緊張する。
那智さんがキスをしてきた。
抱きかかえられながら、体を預けるような体勢で首を後ろにひねり見上げるようにくちびるを合わせる。
その間も指の力は強くなる。
いつもとすこし違うキス。
舌の根元からすべて覆い尽くすようなキス。
痛くなる乳首と濃厚なキスにちょっとうっとりしそうになったとき、くちびるをすこし浮かせて那智さんが言葉を発した。
強くしても離しちゃダメだよ
これから乳首を潰す指をもっと強くしてひねってしごくね。
とても痛くなるけどくちびるは離してはいけないよ。
ずっとキスしているんだよ。
ああ、なんて恍惚とする指示。
はい
那智さんのくちびるに吸い付きながら言葉にならないお返事をする。
次の瞬間。
予告通り、思い切り潰されグリグリとしごかれる。
足をバタつかせて地団駄を踏むけど、命綱のようにくちびるは離さない。
叫び声がくちびるの隙間から漏れ、それだけでは足りず、もしかしたら鼻や目や耳からも溢れ出していたかもしれない。
りん子は、俺に厳しいこと言われるとうれしいね
命令はもちろん、滅多に指示も出さない那智さんの厳しい指示。
厳しければ厳しいほど、わたしは恍惚としてしまうのだ。
ひとしきり可愛がられて、お風呂から上がり、那智さんがカバンから鞭と電マを取り出した。
ああ、今日は、それをお持ちになっていらしたのですね。
ベッドサイドに置かれたアイテムを見て、今日はそういうものは使わないような気がしていたから、すこし驚いた。
この日の電マは、すこしいつもと違うやり方だった。
じらすようにして、そこからほぼMAXで延々と。
下半身が膨張するような錯覚と、もげてしまうような痺れ。
うまくハマる時間帯は、もうただただ強烈な快感なんだけど、バランスがちょっとでも崩れると途端に狂いそうな苦痛になる。
その苦痛に耐えていると、また、うまくハマってくれて、快感が来る。
それを繰り返すのだけど、しまいにはもうハマっているんだかどうなのだかわからない状態になってしまう。
大声を出して苦痛から逃げようとしても、どうにもならない、ただ苦しいだけのような混乱に陥る。
もう、無理です、おしまいにしてください!!!
お願いすると
あと一回イッたら〜
那智さんは、だいたいこういうふうに自分のタイミングでおしまいにするのだ。
もう頭おかしくなりそうなんですよ!!
だからお願いしてるのに!!
混乱と絶望。
もう、これ以上イクとかイカないとか関係なく、いや!!!
うわん。
何かを超えた?
どこかに落ちた?
とにかく、さっきから続く苦痛の中から無重力の宇宙に放り投げられたような脱力感のようなものを感じた。
あれ、苦しいはずなのに、苦しいが遠い。
一回イッた。
まだイッてる?
わからない。
約束の一回イッたから那智さんが電マを離したのと同時に無我夢中でお願いしていた。
指を入れて、ください!!
無重力の世界に楔を刺してもらうような、ぽっかり空いた虚無を埋めてもらうような、とにかく必死になって懇願していた。
那智さんが何か言葉を発したかわからないけど、指を入れながらきっと『ここだ』と思ったのだろう、空いている手で電マを掴み直しもう一度当てた、たぶん、ほぼMAXで。
もうわけわからない。
たぶん、とんでもなく気持ちいいのだろう。
指を入れてくださいとお願いしたように、無我夢中で『おまんこ』と二度声を上げていた。
ああ、書いていて恥ずかしい。
とにかく恐ろしいほどの快感だったはずなんだけど、どんな感じの快感だったのかあまり記憶にない。
ただ、二度『おまんこ』と叫んだことことは覚えている。
きっと、夢中で口走るほどの状態だったのだと思う。
そんなことを口走るなんて恥ずかしすぎるので、できれば、そっちの記憶がなくなってくれたらいいのに、二度まで覚えてるなんて、記憶中枢まで羞恥系なのか^^;
しかし、こんな羞恥プレイよりも、もっともっと強烈な羞恥プレイがわたしを待ち受けていた。
それは、楽しい雪景色デートも終わり、その日の夜すこしだけつながることができたチャットの会話からはじまった。
那智:やばい、ホテルに鞭と電マ忘れた!(笑)
ああ、神様。
まだ続きまーす^^
今朝の「等式」感想です。
通常ホテルデートでなく、どこかに行った時の遊び+デートは記憶に残るしどうやらテンションも上がっているようだ。いつもと違う流れの中で何か別のことをしたくなるのか、面白い心理。しかし、お出掛けすると色々な事がおこるなと感心し、りん子の記憶力に関心、ありがと。