なにプレイ?
なんでもない日
那智さんはわたしの司会姿を見てみたいという。
まあ、なかなかそういう機会はなく、仮にあったとしても緊張してしまいそうで、ちょっとためらう。
そもそも、わたしは自分の司会にあまり自信がない。
たぶん『結婚式の司会者』っぽくないのだ。
それは発声だったり、言葉のチョイスだったり。
たまに他の司会者さんの声が漏れ聞こえてくるのを聞くと「プロっぽくてステキだなぁ」と思う。
ただ、それがわたしの売りだということもわかっているので卑下するつもりはないけれど、あまり自信はないのだ。
先日、たまたまYouTubeでプロ司会者が司会台にカメラを置いて生配信?をしている動画を見つけた。
あー、この場面ではこういう言葉を選ぶのかー、フランクでよい雰囲気の人だなぁとちょっと勉強させてもらった。
まあ、でもわたしはわたしらしくするしかないよね、とも思った。
新型コロナウィルスの影響はブライダル業界を直撃している。
たくさんの延期やキャンセルの中、決行を選んだふたりの司会をした。
もともと親族のみの小規模だったけど、祖父母などは欠席になり本当に親兄弟くらいの超小規模になった。
最初の挨拶で新郎がすこし泣いていた。
ゲストに喜んでもらいたいとたくさんの手作りアイテムを用意していたふたりだった。
きっとギリギリまで迷ったのだろう。
それでもなんとかこの日を迎えられて感極まった様子を見て、わたしも楽しんでもらおうと改めて思った。
超小規模ならではのゲストにぐっと入り込む作戦を取り、披露宴はとてもよい雰囲気でお開きを迎えることができた。
お開きの辞を延べ、新郎新婦が退場、送賓の準備が整ったら、最後のお礼とゲストに退場を促すアナウンスを入れておしまい。
ふと、この前の司会者さんの動画を思い出した。
ああ、この辺に置けば下からの角度で撮れるかも。
披露宴の最中はそんなことしたいとは思わないけど、この最後のひと言くらいなら撮ってもいいかもしれない。
那智さんに見せたら喜んでくれるはず。
自信ないから、自分の姿を振り返ることになるのはためらうけど、那智さんに喜んでもらいたい一心でスマホのビデオをオンにした。
この日は夜に那智さんと会うので、途中、撮った動画を見てみた。
いまいちだったら、内緒にして見せない(笑)
まあ、それほど悪くはなかった。
喜んでもらえそうだと気を取り直して那智さんのお仕事場近くに向かった。
でも、相変わらずプロっぽくないなぁとすこしだけ自信が削られるなぁとすこし思いながら。
行きつけの居酒屋のオープン時間まですこしあったのでショッピングモールのベンチに座っておしゃべりをすることに。
そこで動画を撮ったことを伝えた。
酔う前でいいですか?
酔ってからのほうが楽しめます?(笑)
などと、そわそわ。
いいね、いま見せてよ
恥ずかしいけど、仕事してる雰囲気を見てもらいたい気持ちと喜んでもらいたい気持ちでうずうずしながら、イヤフォンを渡し再生をタップ。
短い動画はあっという間に終わった。
いいねー、かわいいよー
きゃー、ほめられたーーー!!
でもさ
「でもさ」??
ひとつ言っていい?
「ひとつ言っていい」???
うわーーー、いま、それ言わないでーーー。
ひとつもふたつも聞きたくなーい。
いやです、いやです!!
ダメ出し聞きたくないです(笑)
いや、ダメ出しってわけじゃないけど、りん子自分で見て気づかなかった?
どうやら、言葉を間違えていると感じたらしいのだ。
あーもー、いいのよ、いまそれ知らなくても。
仮に、今後気をつけたほうがいいことだったとしても、いうのはいまじゃないー。
飲んでる途中くらいで「さっきのさー」と指摘してくれればいいのー。
いまは動画を喜んでくれればいいのよーーー。
(確認したら、間違えてなかった)
うー、そこからモヤモヤ(笑)
那智さんは聞き間違えたことと、すぐ指摘したことを「ごめん」と謝ったけど、モヤモヤが収まらない。
時間になって居酒屋に向かう。
那智さんは違う話題を振ってくれるけど、乗れない。
うーん、このままじゃ楽しめないよー。
と。
何年ぶりかのお願いをした。
気持ちを切り替えるきっかけをください
って。
悪意はないことはわかっている、気持ちも伝えた、それでも浮上できないときのおまじない。
じゃあ、次の信号で切り替えるんだよ
あー、そうそう、これ。
これで切り替えられる。
那智さんにきっかけを作ってもらって切り替えられる。
でも、次の信号までは猶予があるから
那智さんによろこんでもらいたかっただけなのにー
自分の姿、ホントは苦手なんですよー
と、次の信号まで心ゆくまでぶーぶー。
スッキリして居酒屋に向かうのでした。
この手のプレイ(?)、いまだにやってます。
2、3年に一回くらいに減ったけど(笑)
<関連エントリー>
気持ちを切り替えるおまじない
娘デート3
「等式」「なにプレイ?」感想です。
そうだよね、このプレイ最近もたまにしているけれど、これはどんな時に使うのが「正当」なのか定義出来ないけれど、多様すると価値がなくなりそうだし。
多分、性的な部分での事でではあまり使わない方が良い気がする。
那智さんはわたしの司会姿を見てみたいという。
まあ、なかなかそういう機会はなく、仮にあったとしても緊張してしまいそうで、ちょっとためらう。
そもそも、わたしは自分の司会にあまり自信がない。
たぶん『結婚式の司会者』っぽくないのだ。
それは発声だったり、言葉のチョイスだったり。
たまに他の司会者さんの声が漏れ聞こえてくるのを聞くと「プロっぽくてステキだなぁ」と思う。
ただ、それがわたしの売りだということもわかっているので卑下するつもりはないけれど、あまり自信はないのだ。
先日、たまたまYouTubeでプロ司会者が司会台にカメラを置いて生配信?をしている動画を見つけた。
あー、この場面ではこういう言葉を選ぶのかー、フランクでよい雰囲気の人だなぁとちょっと勉強させてもらった。
まあ、でもわたしはわたしらしくするしかないよね、とも思った。
新型コロナウィルスの影響はブライダル業界を直撃している。
たくさんの延期やキャンセルの中、決行を選んだふたりの司会をした。
もともと親族のみの小規模だったけど、祖父母などは欠席になり本当に親兄弟くらいの超小規模になった。
最初の挨拶で新郎がすこし泣いていた。
ゲストに喜んでもらいたいとたくさんの手作りアイテムを用意していたふたりだった。
きっとギリギリまで迷ったのだろう。
それでもなんとかこの日を迎えられて感極まった様子を見て、わたしも楽しんでもらおうと改めて思った。
超小規模ならではのゲストにぐっと入り込む作戦を取り、披露宴はとてもよい雰囲気でお開きを迎えることができた。
お開きの辞を延べ、新郎新婦が退場、送賓の準備が整ったら、最後のお礼とゲストに退場を促すアナウンスを入れておしまい。
ふと、この前の司会者さんの動画を思い出した。
ああ、この辺に置けば下からの角度で撮れるかも。
披露宴の最中はそんなことしたいとは思わないけど、この最後のひと言くらいなら撮ってもいいかもしれない。
那智さんに見せたら喜んでくれるはず。
自信ないから、自分の姿を振り返ることになるのはためらうけど、那智さんに喜んでもらいたい一心でスマホのビデオをオンにした。
この日は夜に那智さんと会うので、途中、撮った動画を見てみた。
いまいちだったら、内緒にして見せない(笑)
まあ、それほど悪くはなかった。
喜んでもらえそうだと気を取り直して那智さんのお仕事場近くに向かった。
でも、相変わらずプロっぽくないなぁとすこしだけ自信が削られるなぁとすこし思いながら。
行きつけの居酒屋のオープン時間まですこしあったのでショッピングモールのベンチに座っておしゃべりをすることに。
そこで動画を撮ったことを伝えた。
酔う前でいいですか?
酔ってからのほうが楽しめます?(笑)
などと、そわそわ。
いいね、いま見せてよ
恥ずかしいけど、仕事してる雰囲気を見てもらいたい気持ちと喜んでもらいたい気持ちでうずうずしながら、イヤフォンを渡し再生をタップ。
短い動画はあっという間に終わった。
いいねー、かわいいよー
きゃー、ほめられたーーー!!
でもさ
「でもさ」??
ひとつ言っていい?
「ひとつ言っていい」???
うわーーー、いま、それ言わないでーーー。
ひとつもふたつも聞きたくなーい。
いやです、いやです!!
ダメ出し聞きたくないです(笑)
いや、ダメ出しってわけじゃないけど、りん子自分で見て気づかなかった?
どうやら、言葉を間違えていると感じたらしいのだ。
あーもー、いいのよ、いまそれ知らなくても。
仮に、今後気をつけたほうがいいことだったとしても、いうのはいまじゃないー。
飲んでる途中くらいで「さっきのさー」と指摘してくれればいいのー。
いまは動画を喜んでくれればいいのよーーー。
(確認したら、間違えてなかった)
うー、そこからモヤモヤ(笑)
那智さんは聞き間違えたことと、すぐ指摘したことを「ごめん」と謝ったけど、モヤモヤが収まらない。
時間になって居酒屋に向かう。
那智さんは違う話題を振ってくれるけど、乗れない。
うーん、このままじゃ楽しめないよー。
と。
何年ぶりかのお願いをした。
気持ちを切り替えるきっかけをください
って。
悪意はないことはわかっている、気持ちも伝えた、それでも浮上できないときのおまじない。
じゃあ、次の信号で切り替えるんだよ
あー、そうそう、これ。
これで切り替えられる。
那智さんにきっかけを作ってもらって切り替えられる。
でも、次の信号までは猶予があるから
那智さんによろこんでもらいたかっただけなのにー
自分の姿、ホントは苦手なんですよー
と、次の信号まで心ゆくまでぶーぶー。
スッキリして居酒屋に向かうのでした。
この手のプレイ(?)、いまだにやってます。
2、3年に一回くらいに減ったけど(笑)
<関連エントリー>
気持ちを切り替えるおまじない
娘デート3
「等式」「なにプレイ?」感想です。
そうだよね、このプレイ最近もたまにしているけれど、これはどんな時に使うのが「正当」なのか定義出来ないけれど、多様すると価値がなくなりそうだし。
多分、性的な部分での事でではあまり使わない方が良い気がする。
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COMMENT
わたしも見たい。
見たいです、その動画!
見たいな~。
見たいです、その動画!
見たいな~。
あこさん
わーい、コメントありがとう!!
でも、恥ずかしいから、いや〜(笑)
わーい、コメントありがとう!!
でも、恥ずかしいから、いや〜(笑)
きっと、他の司会者さんも
お姉ちゃんの司会を聞いてたら、
聞いてたら同じふうに感じると思うよ〜
お姉ちゃんの司会を聞いてたら、
聞いてたら同じふうに感じると思うよ〜
モカちゃん
ありがとう〜。
そうなのかなぁ^^;
まあ、みんな、試行錯誤しながらやっているんだよね、きっと。
ありがとう〜。
そうなのかなぁ^^;
まあ、みんな、試行錯誤しながらやっているんだよね、きっと。