いくつになってもオーバーニー
独特な幸福感
『那智さんに出会って心も体も解放している』
いままで知らなかったような快感を知り。
安心してリラックスして寄りかかることを知る。
この解放。
いろんな言葉で表せると思うけど、今日の表現はこれ^^
『気持ちいいこと、心地よいことを優先してしまう。そして、優先してしまう自分を許せる』だと思う。
でもって、今日は体のことじゃないお話。
あのね。
気持ちいいことの蛇口を開け放てる感じなんだ。
いいの?いいの?と思いつつも、蛇口をぎゅっと捻る。
そうすると勢いよく一気に気持ちいいが溢れ出す。
後から後から溢れて、じゃーじゃーと気持ちいいを垂れ流す快感。
これは、体だけじゃなくて心にもある。
恥ずかしい話だけど、那智さんの前ではもう私はあまあまのとろとろ。
『な・ち・さ・ん』ときちんと発音できてないと思う。
『ねえねえ、なぁちぃたぁ〜ん』だ*^^*
寄りかかり、体を預け、甘ったるい声で拗ねたり甘えたり。
多分腕の中で甘い汁をじょぼじょぼ溢れさせている。
ちょっとやり過ぎ〜と自分でも苦笑だけど、このあまあまな状態が気持ち良くてしょうがないのだ。
これを躊躇せず(いや、多少はするけど)溢れ出す気持ち良さと、溢れ出すことを許してしまえる気持ち良さ。
この蛇口解放が、心の解放なのです^^
これが2人きりのホテルの部屋でだけ展開されているぶんには、まあとりあえず許されるとは思うのだけど。
最近は、この解放の喜びをいろんな場面で制御できなくなってきているようなのだ。
早い夕方一杯ひっかけて街へ繰り出した。
最近できた洋服屋さんを冷やかしに。
ほろ酔いの2人。
十数センチはあろうかというようなパンプスを履いてみたり(デカいです)、あれこれ試着してみたり。
そこで、私は以前から気になっていたものを見てもらおうとアクセサリー売り場へ那智さんを連れて行った。
それは、カチューシャ*^^*
最近、カチューシャ流行ってません?
しかも、大きなリボンやもふもふが付いているようなもの。
テレビでね、上戸彩ちゃんとかがしていそうな!!
それが、とぉぉぉぉってもかわいいのだ。
もう、私はそれをつけて『おたむたぁ〜ん』がしたくてしかたがない。
もちろん、ホテルの部屋でだよ。
だけど、そのためだけに買う?
それなら酔った勢い、ここで一瞬付けてみて、それで満足させようではないかと思ったのだ。
で、で、あわよくば『買えば?』と背中を押してくれないか^^
目の前に並ぶ、色とりどりのカチューシャたち。
リボンやもふもふ、花のモチーフまである。
ああ、リボンをつけるわたしを想像して。
蛇口からじゃーじゃーと甘い汁が溢れてる。
「那智たん、これかわいいと思いません♪」
大きなリボンを指差してみる。
「どこでするの!?」
「ホテルで」
「え〜、どーせなら外でしなよ」
えええ、リボンをお外で!!
無理無理。
あ、でも、いいかも、背中押してほしいのか、わたし。
ああ、やばい、蛇口がどんどん開け放たれる、気持ちいいよぉ。
H&○で心解放してしまう〜。
「これは?」
那智さんがいう。
「これなら外でできる?」
手にしているには極細のカチューシャ。
いや、いま割と大人のカチューシャもありだと思うけど。
それはトータルアレンジのひとつで、上手に大人可愛いができればいいのだけど、今の私のモチベーションは『気持ちいいの垂れ流し』だ。
そう考えると、それをお外でしていいものか!?
しかも那智さんが手にしているのは淡いピンクだ。
そのモチベーションを自覚しているから、ちょー恥ずかしい(けど、気持ちいい^^;)。
2人っきりで大きなリボンか、お外でファッションとしてシンプルピンクか。
どちらが『気持ちいいの垂れ流し』で、どちらがまだ許されるのか。
嬉しいやら恥ずかしいやら、気持ちいいやらで、もう心は空を飛ぶ気分。
お酒も入っているし蛇口解放の私にはもう判断できなかった。
(那智さんはかなり『ファション』としてススメたみたいだけど、彼もすでに感覚マヒしているのかもしれない^^;)
かくして。
私のアクセサリーBOXにはピンクのカチューシャが入っている。
シラフで『おたむぅたぁ〜ん』じゃない状況、なかなか出番はやって来ていない。
いつ、来るかな?
それともこのままお蔵入りしてしまうのだろうか。
とにかく。
心の蛇口を解放してしまえる時間は至福のとき。
はあ、いろんなことを許せてしまえる解放、気持ちいいです。
でもちょっとヘトヘトにもなる(笑)
いちおう他人様にご迷惑をおかけしない範囲で、垂れ流す喜びを楽しみたいな〜と思うのでした^^
もうひとつ、ちょっと『女の子気分』で許しているのがオーバーニー^^
いや、洋服に年齢制限はないけれど、モチベーションが『垂れ流し』だからね、ちょっと許していただきたいのでした^^
いいよね、自分の気持ちいいを優先させるのだ。
だからいくつになってもオーバーニー。
で、調子に乗って垂れ流してしまいました〜。
『那智さんに出会って心も体も解放している』
いままで知らなかったような快感を知り。
安心してリラックスして寄りかかることを知る。
この解放。
いろんな言葉で表せると思うけど、今日の表現はこれ^^
『気持ちいいこと、心地よいことを優先してしまう。そして、優先してしまう自分を許せる』だと思う。
でもって、今日は体のことじゃないお話。
あのね。
気持ちいいことの蛇口を開け放てる感じなんだ。
いいの?いいの?と思いつつも、蛇口をぎゅっと捻る。
そうすると勢いよく一気に気持ちいいが溢れ出す。
後から後から溢れて、じゃーじゃーと気持ちいいを垂れ流す快感。
これは、体だけじゃなくて心にもある。
恥ずかしい話だけど、那智さんの前ではもう私はあまあまのとろとろ。
『な・ち・さ・ん』ときちんと発音できてないと思う。
『ねえねえ、なぁちぃたぁ〜ん』だ*^^*
寄りかかり、体を預け、甘ったるい声で拗ねたり甘えたり。
多分腕の中で甘い汁をじょぼじょぼ溢れさせている。
ちょっとやり過ぎ〜と自分でも苦笑だけど、このあまあまな状態が気持ち良くてしょうがないのだ。
これを躊躇せず(いや、多少はするけど)溢れ出す気持ち良さと、溢れ出すことを許してしまえる気持ち良さ。
この蛇口解放が、心の解放なのです^^
これが2人きりのホテルの部屋でだけ展開されているぶんには、まあとりあえず許されるとは思うのだけど。
最近は、この解放の喜びをいろんな場面で制御できなくなってきているようなのだ。
早い夕方一杯ひっかけて街へ繰り出した。
最近できた洋服屋さんを冷やかしに。
ほろ酔いの2人。
十数センチはあろうかというようなパンプスを履いてみたり(デカいです)、あれこれ試着してみたり。
そこで、私は以前から気になっていたものを見てもらおうとアクセサリー売り場へ那智さんを連れて行った。
それは、カチューシャ*^^*
最近、カチューシャ流行ってません?
しかも、大きなリボンやもふもふが付いているようなもの。
テレビでね、上戸彩ちゃんとかがしていそうな!!
それが、とぉぉぉぉってもかわいいのだ。
もう、私はそれをつけて『おたむたぁ〜ん』がしたくてしかたがない。
もちろん、ホテルの部屋でだよ。
だけど、そのためだけに買う?
それなら酔った勢い、ここで一瞬付けてみて、それで満足させようではないかと思ったのだ。
で、で、あわよくば『買えば?』と背中を押してくれないか^^
目の前に並ぶ、色とりどりのカチューシャたち。
リボンやもふもふ、花のモチーフまである。
ああ、リボンをつけるわたしを想像して。
蛇口からじゃーじゃーと甘い汁が溢れてる。
「那智たん、これかわいいと思いません♪」
大きなリボンを指差してみる。
「どこでするの!?」
「ホテルで」
「え〜、どーせなら外でしなよ」
えええ、リボンをお外で!!
無理無理。
あ、でも、いいかも、背中押してほしいのか、わたし。
ああ、やばい、蛇口がどんどん開け放たれる、気持ちいいよぉ。
H&○で心解放してしまう〜。
「これは?」
那智さんがいう。
「これなら外でできる?」
手にしているには極細のカチューシャ。
いや、いま割と大人のカチューシャもありだと思うけど。
それはトータルアレンジのひとつで、上手に大人可愛いができればいいのだけど、今の私のモチベーションは『気持ちいいの垂れ流し』だ。
そう考えると、それをお外でしていいものか!?
しかも那智さんが手にしているのは淡いピンクだ。
そのモチベーションを自覚しているから、ちょー恥ずかしい(けど、気持ちいい^^;)。
2人っきりで大きなリボンか、お外でファッションとしてシンプルピンクか。
どちらが『気持ちいいの垂れ流し』で、どちらがまだ許されるのか。
嬉しいやら恥ずかしいやら、気持ちいいやらで、もう心は空を飛ぶ気分。
お酒も入っているし蛇口解放の私にはもう判断できなかった。
(那智さんはかなり『ファション』としてススメたみたいだけど、彼もすでに感覚マヒしているのかもしれない^^;)
かくして。
私のアクセサリーBOXにはピンクのカチューシャが入っている。
シラフで『おたむぅたぁ〜ん』じゃない状況、なかなか出番はやって来ていない。
いつ、来るかな?
それともこのままお蔵入りしてしまうのだろうか。
とにかく。
心の蛇口を解放してしまえる時間は至福のとき。
はあ、いろんなことを許せてしまえる解放、気持ちいいです。
でもちょっとヘトヘトにもなる(笑)
いちおう他人様にご迷惑をおかけしない範囲で、垂れ流す喜びを楽しみたいな〜と思うのでした^^
もうひとつ、ちょっと『女の子気分』で許しているのがオーバーニー^^
いや、洋服に年齢制限はないけれど、モチベーションが『垂れ流し』だからね、ちょっと許していただきたいのでした^^
いいよね、自分の気持ちいいを優先させるのだ。
だからいくつになってもオーバーニー。
で、調子に乗って垂れ流してしまいました〜。
やるときは、やる
独特な幸福感
那智さんって『ハリネズミ』だと思う。
彼は、とても優しい。
ホントに。
優しさも定義はいろいろだから、○○だから優しいと一概にいえるものではないけれど。
自分よりも弱い立場や大事にしないといけない立場の人には特に優しい。
その優しさは『守る』という方法で発揮される。
普段那智さんは自分から人を攻撃するようなことはしない。(遊びでいじわるとかはあるけどね)
ただひとたび、自分の大切なものが傷つけられそうになると、ぐっと力を入れて全力で『守る』。
それは自分自身だったり、私だったり、もちろん家族だったりね。
そのときの那智さんが『ハリネズミ』。
ぐっと力を入れて針を出す。
だから、恐らく彼はいつでもぐっと力を入れられるように、心の片隅で常にファイティングポーズを取れる準備をしているように思う。
那智さんは、多分私と似たようなアンテナを持っている。(『チューニング』)
だからね、人の小さな悪意を拾う。
その都度、それは無視する程度か、それとも『守る』べきか、もしかしたら攻撃したほうがいいのか、判断している。
ぐっと力を入れるべきか判断する瞬間が、割と日々あるのだと思う。
多分、『冗談』とか『ノリ』なんていうことの中の小さな悪意なんていうのも、私と同じように拾うはずだ。
私よりずっと大人の彼は、それでいちいち傷ついたりはしないしうまく無視する術も心得ているのだけど、恐らく人の小さな棘を感じ取る感度はいいはずなんだ。
だから、那智さんは私が好きなんだと思う。
似たもの同士だから。
多分、同じことに『棘』や『悪意』を感じるんだ。
逆に同じことを『優しさ』と感じられるはず。
それが似ているから、互いに棘を向け合うことがない。
それと、恋人同士であっても、どちらが優位に立つかって無意識に争ってしまうことってありません?
それが悪いってことじゃないけど、多分、そこに棘が生まれる可能性もあるよね。
もともと棘を向けない上に全然那智さんと競う気がないから、多分那智さんは私といるときに『ファイティングポーズ』を取る準備をしている必要がないのだ。
那智さんのしたことをして。
それが悪意からではないと理解して、ニコニコ受け取り、いやなら『いや』とだけ伝え、優位に立とうとか言い負かしてやろうとかしない『疑うことなく身を任せ、素直に表現する』私は、那智さんの『ハリネズミ』を休ませてあげられる人なのかもしれない。
那智さんはしたいことをする。
優しい彼のしたいことは、せいぜいいじめっ子くらいのことだ。
それを私はいつもニコニコ受け取る。
『ハリネズミ』さんは、ゆっくりできる。
ホテルを出て、一杯。(あれ?こんな話題続いてる^^;今日の話はずいぶん前ことです)
その飲み屋は、夕方よりも前に開店しているのだ。
だから早めに一杯できる^^
ホテルを出て、飲み屋に向かうまでの道。
なんだか那智さんは『那智くん』化していて、ちょこちょこちょっかい出してくる。
スカートに手を入れてみたり、意味なく袖を引っ張ってみたり、^^;
その都度『やめてください〜』とか『わ、びっくりした!!』とか辟易しながらもお付き合いする私。
たまには無視したりもする^^
大好きなぬいぐるみをブンブン振り回して、遊んでいる気分って感じかな。
万が一、ぬいぐるみの腕が千切れたら、丁寧に丁寧に那智理する責任を追いながらブンブンしてるのだ。
そんなふうに振り回されながら、なんだか那智さんのかまうテンションが変な方向に向かってしまっているなと思っていた。
まあ、那智さん自身そのテンションを面白がっているところもあるけどね。
早い時間の飲み屋は空いている。
私たちが一番乗り。
ビールで乾杯。
いろんなお話をしながらも、時々その変なテンションが表れる。
ズボンのファスナーをおろそうとして『くわえる?』って聞いてきたり、『あ〜ん』って食べさせてくれるフリをして自分が食べたり。(あ〜、那智さん、恥ずかしいでしょ〜。)
さっきから続くそれに、私もかなり『まったくもう』状態。
でも、いやならいやと言えばいいし、辟易しながらも、これは『かまいたいとかまわれたい』2人の必要悪だから、まあ、まだお付き合いする。
ここで、やり返してやろうとしないところが『ハリネズミ』さんの休息なんだろう。
那智さんがニヤッとした。
開いてるグラスをテーブルの下に持っていき、そこにおしっこを入れている。
いじめっ子の目は嬉しそうに輝き、それをテーブルに置く。
飲みなってことだ。
ああ、お店の人ごめんなさい!!
その部分であわあわするも、おしっこ飲むのなんてお易い御用だ(笑)
店員さんの気配を気にしながら、ぐびぐびと飲み干す。
ちょっと誇らしげ。
多少動揺するけど、怯むことなくおしっこを飲み干して『どうだ〜』とグラスを置く。
大ジョッキ2杯は飲んだかな〜、だいぶいい気分。
しばらくしたら、今度は私もおしっこしたくなってきた。
「トイレ行ってきていいですか?」
「だめ(笑)」
さっきの『どうだ〜』がつまらなかったのか、また私を困らせようとしている。
まったくもう、那智さんたら、こうなると俄然負けず嫌いさん発揮なんだもの。
いいじゃんね、ちょっとくらい『どうだ〜』ってなったって。
「だめ(笑)」
そういって、さっきのグラスを私のほうに。
ここにするの?
またニヤッとしてる。
いじめっ子の目。
私が困って『トイレに行かせてください〜』ってなって、きっと変なテンションも収まるのだろう。
もしくは、困って困って、必死にグラスにおしっこをすれば。
でも、私、困れなかった^^;
那智さんの私をかまうテンションが変な方向になるのはたまにある。
必要悪で、それもふたりのお楽しみなのは確かだ。
だけど、この日は楽しみながらもずーっと辟易してた。
ぷつん。
辟易の糸が切れる。
はぁ、おしっこ〜!?
おう、やってやろうじゃん。
半個室になっているテーブル。
店内には他にお客はいない。
だから店員さんもほとんどこちらに来ない。
スカートをめくり、お尻を少しずらして下着を下ろす。
那智さんの目が、一瞬『点』になった^^
股の間にコップを差し込み。
おしっこをする。
(ぎゃーーー、こんなこと書いていいの!?)
おしっこで満たされたグラスをテーブルに置き、鼻息荒く『どうだ〜』×5くらいで那智さんを見る。
「やるねぇ」
驚きを見せながらも、那智さん楽しそう。
多分、『どうだ〜』が5倍くらいになれば、変なテンションも収まるみたいです^^
那智さんは基本的に優しい。
『ハリネズミ』さんを隠し持つ那智さんは、それを休ませることができる私が好きなはずだ。
だから、振り回されながらも、私は従い素直に表現する。
で、『素直な反応』をした(笑)
振り回された結果に素直に反応することは、きっと棘にはならないのだしょう、那智さんにとっては^^
だけど昨夜の鼻息はどこへやら、翌日思い出して『ひゃ〜〜』と穴があったら入りたい状態になる。
こういう、全然やらなくていい場面での『やるときは、やる』をやってしまうのだ^^;
だって、これ、行為もさることながら、あまりの非常識さにお店に申し訳なくて、申し訳なくて。
ホントごめんなさいな気持ちで『ひゃ〜〜』なのです。
(ホントにごめんなさい)
だからブログのネタにするのやめようとずっと封印していたの。
でも、先日那智さんにどんな話が読みたいですかって聞いたら、この『おしっこ事件』をリクエストされたのです。
やだやだと散々拒否したけど、結局書きました^^;
ブンブン振り回して私の腕がもげたら、きっと丁寧に那智理して責任取ってくれるはずだから、それを信じて。
って、もう〜、『ハリネズミ』とか『責任取る』とか、なんとかハートフルに収めようとしてみても、グラスにおしっこじゃあ無理だよぉ^^;
ハートフルに収める必要もないんだけどさ、だってグラスにおしっこなんだもん。
だって、お酒入ってたし、糸切れちゃったからさ〜;;
とにかく私は、『やるときは、やる』女なのだ。
ただし、別に『やらなくてもいい場面』で(笑)
ふう、散々お外で鍛えられたM女の度胸を甘く見られちゃあ困ります、よね^^
那智さんって『ハリネズミ』だと思う。
彼は、とても優しい。
ホントに。
優しさも定義はいろいろだから、○○だから優しいと一概にいえるものではないけれど。
自分よりも弱い立場や大事にしないといけない立場の人には特に優しい。
その優しさは『守る』という方法で発揮される。
普段那智さんは自分から人を攻撃するようなことはしない。(遊びでいじわるとかはあるけどね)
ただひとたび、自分の大切なものが傷つけられそうになると、ぐっと力を入れて全力で『守る』。
それは自分自身だったり、私だったり、もちろん家族だったりね。
そのときの那智さんが『ハリネズミ』。
ぐっと力を入れて針を出す。
だから、恐らく彼はいつでもぐっと力を入れられるように、心の片隅で常にファイティングポーズを取れる準備をしているように思う。
那智さんは、多分私と似たようなアンテナを持っている。(『チューニング』)
だからね、人の小さな悪意を拾う。
その都度、それは無視する程度か、それとも『守る』べきか、もしかしたら攻撃したほうがいいのか、判断している。
ぐっと力を入れるべきか判断する瞬間が、割と日々あるのだと思う。
多分、『冗談』とか『ノリ』なんていうことの中の小さな悪意なんていうのも、私と同じように拾うはずだ。
私よりずっと大人の彼は、それでいちいち傷ついたりはしないしうまく無視する術も心得ているのだけど、恐らく人の小さな棘を感じ取る感度はいいはずなんだ。
だから、那智さんは私が好きなんだと思う。
似たもの同士だから。
多分、同じことに『棘』や『悪意』を感じるんだ。
逆に同じことを『優しさ』と感じられるはず。
それが似ているから、互いに棘を向け合うことがない。
それと、恋人同士であっても、どちらが優位に立つかって無意識に争ってしまうことってありません?
それが悪いってことじゃないけど、多分、そこに棘が生まれる可能性もあるよね。
もともと棘を向けない上に全然那智さんと競う気がないから、多分那智さんは私といるときに『ファイティングポーズ』を取る準備をしている必要がないのだ。
那智さんのしたことをして。
それが悪意からではないと理解して、ニコニコ受け取り、いやなら『いや』とだけ伝え、優位に立とうとか言い負かしてやろうとかしない『疑うことなく身を任せ、素直に表現する』私は、那智さんの『ハリネズミ』を休ませてあげられる人なのかもしれない。
那智さんはしたいことをする。
優しい彼のしたいことは、せいぜいいじめっ子くらいのことだ。
それを私はいつもニコニコ受け取る。
『ハリネズミ』さんは、ゆっくりできる。
ホテルを出て、一杯。(あれ?こんな話題続いてる^^;今日の話はずいぶん前ことです)
その飲み屋は、夕方よりも前に開店しているのだ。
だから早めに一杯できる^^
ホテルを出て、飲み屋に向かうまでの道。
なんだか那智さんは『那智くん』化していて、ちょこちょこちょっかい出してくる。
スカートに手を入れてみたり、意味なく袖を引っ張ってみたり、^^;
その都度『やめてください〜』とか『わ、びっくりした!!』とか辟易しながらもお付き合いする私。
たまには無視したりもする^^
大好きなぬいぐるみをブンブン振り回して、遊んでいる気分って感じかな。
万が一、ぬいぐるみの腕が千切れたら、丁寧に丁寧に那智理する責任を追いながらブンブンしてるのだ。
そんなふうに振り回されながら、なんだか那智さんのかまうテンションが変な方向に向かってしまっているなと思っていた。
まあ、那智さん自身そのテンションを面白がっているところもあるけどね。
早い時間の飲み屋は空いている。
私たちが一番乗り。
ビールで乾杯。
いろんなお話をしながらも、時々その変なテンションが表れる。
ズボンのファスナーをおろそうとして『くわえる?』って聞いてきたり、『あ〜ん』って食べさせてくれるフリをして自分が食べたり。(あ〜、那智さん、恥ずかしいでしょ〜。)
さっきから続くそれに、私もかなり『まったくもう』状態。
でも、いやならいやと言えばいいし、辟易しながらも、これは『かまいたいとかまわれたい』2人の必要悪だから、まあ、まだお付き合いする。
ここで、やり返してやろうとしないところが『ハリネズミ』さんの休息なんだろう。
那智さんがニヤッとした。
開いてるグラスをテーブルの下に持っていき、そこにおしっこを入れている。
いじめっ子の目は嬉しそうに輝き、それをテーブルに置く。
飲みなってことだ。
ああ、お店の人ごめんなさい!!
その部分であわあわするも、おしっこ飲むのなんてお易い御用だ(笑)
店員さんの気配を気にしながら、ぐびぐびと飲み干す。
ちょっと誇らしげ。
多少動揺するけど、怯むことなくおしっこを飲み干して『どうだ〜』とグラスを置く。
大ジョッキ2杯は飲んだかな〜、だいぶいい気分。
しばらくしたら、今度は私もおしっこしたくなってきた。
「トイレ行ってきていいですか?」
「だめ(笑)」
さっきの『どうだ〜』がつまらなかったのか、また私を困らせようとしている。
まったくもう、那智さんたら、こうなると俄然負けず嫌いさん発揮なんだもの。
いいじゃんね、ちょっとくらい『どうだ〜』ってなったって。
「だめ(笑)」
そういって、さっきのグラスを私のほうに。
ここにするの?
またニヤッとしてる。
いじめっ子の目。
私が困って『トイレに行かせてください〜』ってなって、きっと変なテンションも収まるのだろう。
もしくは、困って困って、必死にグラスにおしっこをすれば。
でも、私、困れなかった^^;
那智さんの私をかまうテンションが変な方向になるのはたまにある。
必要悪で、それもふたりのお楽しみなのは確かだ。
だけど、この日は楽しみながらもずーっと辟易してた。
ぷつん。
辟易の糸が切れる。
はぁ、おしっこ〜!?
おう、やってやろうじゃん。
半個室になっているテーブル。
店内には他にお客はいない。
だから店員さんもほとんどこちらに来ない。
スカートをめくり、お尻を少しずらして下着を下ろす。
那智さんの目が、一瞬『点』になった^^
股の間にコップを差し込み。
おしっこをする。
(ぎゃーーー、こんなこと書いていいの!?)
おしっこで満たされたグラスをテーブルに置き、鼻息荒く『どうだ〜』×5くらいで那智さんを見る。
「やるねぇ」
驚きを見せながらも、那智さん楽しそう。
多分、『どうだ〜』が5倍くらいになれば、変なテンションも収まるみたいです^^
那智さんは基本的に優しい。
『ハリネズミ』さんを隠し持つ那智さんは、それを休ませることができる私が好きなはずだ。
だから、振り回されながらも、私は従い素直に表現する。
で、『素直な反応』をした(笑)
振り回された結果に素直に反応することは、きっと棘にはならないのだしょう、那智さんにとっては^^
だけど昨夜の鼻息はどこへやら、翌日思い出して『ひゃ〜〜』と穴があったら入りたい状態になる。
こういう、全然やらなくていい場面での『やるときは、やる』をやってしまうのだ^^;
だって、これ、行為もさることながら、あまりの非常識さにお店に申し訳なくて、申し訳なくて。
ホントごめんなさいな気持ちで『ひゃ〜〜』なのです。
(ホントにごめんなさい)
だからブログのネタにするのやめようとずっと封印していたの。
でも、先日那智さんにどんな話が読みたいですかって聞いたら、この『おしっこ事件』をリクエストされたのです。
やだやだと散々拒否したけど、結局書きました^^;
ブンブン振り回して私の腕がもげたら、きっと丁寧に那智理して責任取ってくれるはずだから、それを信じて。
って、もう〜、『ハリネズミ』とか『責任取る』とか、なんとかハートフルに収めようとしてみても、グラスにおしっこじゃあ無理だよぉ^^;
ハートフルに収める必要もないんだけどさ、だってグラスにおしっこなんだもん。
だって、お酒入ってたし、糸切れちゃったからさ〜;;
とにかく私は、『やるときは、やる』女なのだ。
ただし、別に『やらなくてもいい場面』で(笑)
ふう、散々お外で鍛えられたM女の度胸を甘く見られちゃあ困ります、よね^^
混沌
非日常的な日常
手前の信号は青、その先の信号は赤。
那智さんがどちらに行くか、一瞬ためらうのがわかる。
あ、わんこ、悩んでいるんだ。
手前の青を渡ってしまえば百貨店と反対側に渡ることになるから、そのままホテル。
先の信号は百貨店に繋がるから、わんこをするなら赤信号を待たないといけない。
那智さんは、その時々で自分のテンションが変化することを楽しむ。
この日の気分は『信号で左右する』を楽しんだのだろう。
口に出されたわけではないけど、どちらの信号を行こうかと速度を緩める様子にわんこを連想する。
わんこはいつでも怖い。
まして百貨店の前なんて。
だけど最近していないから、ほんのわずかに焦がれる。
青信号を渡った。
あ、わんこなしだ。
ホッとしてホテルに向かう。
部屋に入り、ソファでくつろぐ。
タバコを吸う那智さんの胸に寄りかかり顔をうずめる。
なにかを取り戻している時間。
髪を撫でながら。
「わんこになりな」
ソファから下りると同時に那智さんがソファに横になる。
四つん這いになって那智さんに近づく。
横になっている那智さんと頭の位置が近くなる。
頭を撫で、その手が首筋に。
ああ、嬉しい。
わんこになったときは首筋を撫でてくれるんだ。
まるで本物の犬にするように。
これが、すごーく気持ちいい。
ここに性感帯があるんじゃないかってほど。
ひさしぶりの四つん這い。
女も女の子もどれも定位置だけど、これも私のポジションだ。
幸せに安堵する。
「ひさしぶりのわんこ、嬉しいね。さっきしなかったもんね。」
あ、やっぱり、さっきはサイコロを振っていたんだな。
感覚を共有できた喜びと、改めてわんこに焦がれる自分に驚く。
「後ろ向いて」
ヨチヨチ四つん這いでお尻を向ける。
今日はデニムのタイトミニだから、きっとこの体勢だと下着が覗いてしまうだろう。
ああ、恥ずかしい。
でも気持ちいい。
座り直した那智さんがスカートを少し上げ、下着をもう少し露出させた。
もじもじする。
それだけで感じてしまう。
しばらくタバコをふかしながら、おまんこのあたりを愛撫する。
ああ、もう下着はびしょびしょだ。
下着を下ろしながら、もう片方の手がゴソゴソしているのがわかる。
気になって四つん這いのまま振り返ると『緊箍呪』の洗濯バサミ。
怖い。
この体勢でラビアに付けるのかしら、そしたらそれはとても怖い。
むき出しのお尻を掴まれた。
そこに洗濯バサミ。
ラビアではなくてお尻だった。
どんな痛みになるのか、ちょっと身構えるけど、ここはそれほど痛くなかった。
静かに『じん』と痛い感じ。
2つ、3つ。
左右のお尻の山に2つずつ。
ああ、欲情する。
不自然な突起が4つ。
お尻に輪っかの付いた洗濯バサミを付ける女。
このわずかにグロテスクな姿を想像して、歪んだ自己愛を刺激する。
それに欲情して、『じん』とした痛みははしたない快感に変わる。
那智さんがおまんこを触る。
クリトリスがとても敏感になっている。
すぐにいきそうになるけど、そうするとすっと指を離されるのだ。
もっともっとと腰を振り、何もされていないのに感じてしまう状態。
輪っかをクックッと引っ張り出した。
はずすんだ。
洗濯バサミの強度を考えたらとても恐ろしい。
くいっと引かれ、はずされた。
『じん』と痛いだけだった。
ラビアや乳首のほうが断然痛い。
それに比べたら気持ちいいくらいだった。
グロテスクな私が終わってしまって、ちょっと残念。
ホテルの靴べらを持ってきた。
怖さが欲情に変わり、快感に浸りながら、また新しい展開に怖いと思う。
水中に潜ったり、息継ぎをしたりしているみたい。
あ、多分、このあたりでスカートは脱がされているはず。
何十発か打った。
ひさしぶりだから、徐々に高めるように時間をかけて。
泣くほどまでには追いつめられなかったけど、くすくす笑うようになれた。
「脱ぎな」と言われた。
靴べらでくすくすなった後の体は重い。
のろのろと、なんとかセーターとブラを取る。
黒のオーバーニーだけ手つかずのまま、ベッドに腰掛けてちょっとひと呼吸。
新しく手に入れることができた木製ピンチがある。
「木製ピンチ取ってきな」
そう言われても瞬時に体が動かない。
もたついていると、気分が変わったのかすぐ手元にあった『緊箍呪』をまた摘んだ。
「いやだ、木製のがいい…」
確かにさっきのお尻では中途半端な痛さだった。
だけど、これの威力はわかっている。
あの痛さは、怖い。
前回絶えられなかった記憶が浮かんで、怖い。
ただ靴べらでくすくすしていた私は、大きく拒否する感覚もなくなっていた。
抵抗する気持ちと恍惚の残骸と追いつめられる期待で、小さな声で『木製がいい』とつぶやくことが精一杯だった。
正面に立つ那智さんの手が迷うことなく乳首へ。
ああ、怖い。
「痛いの、那智さん、これ痛いの」
いやいやと首を振る。
「うん」
右。
靴べらで少し麻痺しているのかな、前回よりも最初の衝撃が少ない気がした。
潰れて重みでぐにゃんと垂れる乳首。
少ないと思ったのは間違いだった。
あっという間に刺すような痛さ。
ああ、やっぱり痛い。
潰れているところとひしゃげているところと、とにかく痛い。
「那智さん、やっぱり痛いです」
次は左。
同じように、最初は一瞬大丈夫で、あっという間に痛くなる。
怖い。
どれくらい続くのだろう。
ベッドからずり落ちて床に座る。
ああ、痛い。
どんどん痛さが膨れ上がってきた。
痛い、那智さん、痛い。
そうつぶやきながら、腰が揺れているのが視界に入った。
揺れる腰と黒いニーハイ。
ああ、私感じてる。
痛いことで感じてる。
コーヒーをゆっくり煎れる那智さんの足元で「痛い、痛い」とうわ言のように繰り返しながら揺れるわたし。
どれくらい経っただろう。
那智さんが背後に回ってきた。(いや、正面のままだったかな、記憶が曖昧です)
クリトリスを触り出した。
ぐわ〜んと一気に気持ちよくなる。
痛さと気持ち良さが入り交じって、快感を増長させているみたい。
いく、那智さん。
あっという間にいきそうになる。
ああああ、気持ちいい。
もう自分がどんなふうになっているのか、意識することがなくなっている。
気持ちいいはず。
それも、わからなくなっている。
目は開いているはずだ。
大股を開いて揺れるオーバーニーの記憶はある。
多分「いってもいいですか」と言った。
多分、いっている。
多分洗濯バサミを外された。
多分乳首を潰されているはずだ。
多分、絶叫している。
先にはずされた左に関しては、まったく認識できていない。
恐らくその強烈な痛みで、少し覚醒したんだ。
『多分外された』と認識したのは左をはずした後の右から。
混沌。
混沌とした深い水の中に放り投げられたみたい。
外からの刺激が、我がことに感じ取れない。
自分の内部で革命が起きているみたいだ。(ああ大げさだよね、適当な言葉が見つからないよ〜)
乳首を握り潰すのも、クリトリスを刺激するのも那智さんがしていることで、それによってこんなふうになっているのに、それが感じられないほど別な世界でパニックを起こしている。
外側からの刺激なのに、どんどん内側の世界だけになっていた。
意識は多分あった。
視界に『物』は映っていたはずだから。
まぶしいと思った。
視界にあった『物』は天井のライトを見ていたんだ。
外部と内側のズレが徐々に一致して焦点が合ってきた感じだった。
いつの間にか床に寝転がっていた。
寝起きみたい。
まぶたが重い。
多分大騒ぎしたはずなのに、寝起きのような感覚が不思議。
それから二度寝するように、またウトウトしていた。
まだ自分の中でも整理できていない。
混沌とか革命とか、全然当てはまっていないかもしれけど^^;
あまり整理してしまう前の、書いておこうと思った数時間のことでした。
手前の信号は青、その先の信号は赤。
那智さんがどちらに行くか、一瞬ためらうのがわかる。
あ、わんこ、悩んでいるんだ。
手前の青を渡ってしまえば百貨店と反対側に渡ることになるから、そのままホテル。
先の信号は百貨店に繋がるから、わんこをするなら赤信号を待たないといけない。
那智さんは、その時々で自分のテンションが変化することを楽しむ。
この日の気分は『信号で左右する』を楽しんだのだろう。
口に出されたわけではないけど、どちらの信号を行こうかと速度を緩める様子にわんこを連想する。
わんこはいつでも怖い。
まして百貨店の前なんて。
だけど最近していないから、ほんのわずかに焦がれる。
青信号を渡った。
あ、わんこなしだ。
ホッとしてホテルに向かう。
部屋に入り、ソファでくつろぐ。
タバコを吸う那智さんの胸に寄りかかり顔をうずめる。
なにかを取り戻している時間。
髪を撫でながら。
「わんこになりな」
ソファから下りると同時に那智さんがソファに横になる。
四つん這いになって那智さんに近づく。
横になっている那智さんと頭の位置が近くなる。
頭を撫で、その手が首筋に。
ああ、嬉しい。
わんこになったときは首筋を撫でてくれるんだ。
まるで本物の犬にするように。
これが、すごーく気持ちいい。
ここに性感帯があるんじゃないかってほど。
ひさしぶりの四つん這い。
女も女の子もどれも定位置だけど、これも私のポジションだ。
幸せに安堵する。
「ひさしぶりのわんこ、嬉しいね。さっきしなかったもんね。」
あ、やっぱり、さっきはサイコロを振っていたんだな。
感覚を共有できた喜びと、改めてわんこに焦がれる自分に驚く。
「後ろ向いて」
ヨチヨチ四つん這いでお尻を向ける。
今日はデニムのタイトミニだから、きっとこの体勢だと下着が覗いてしまうだろう。
ああ、恥ずかしい。
でも気持ちいい。
座り直した那智さんがスカートを少し上げ、下着をもう少し露出させた。
もじもじする。
それだけで感じてしまう。
しばらくタバコをふかしながら、おまんこのあたりを愛撫する。
ああ、もう下着はびしょびしょだ。
下着を下ろしながら、もう片方の手がゴソゴソしているのがわかる。
気になって四つん這いのまま振り返ると『緊箍呪』の洗濯バサミ。
怖い。
この体勢でラビアに付けるのかしら、そしたらそれはとても怖い。
むき出しのお尻を掴まれた。
そこに洗濯バサミ。
ラビアではなくてお尻だった。
どんな痛みになるのか、ちょっと身構えるけど、ここはそれほど痛くなかった。
静かに『じん』と痛い感じ。
2つ、3つ。
左右のお尻の山に2つずつ。
ああ、欲情する。
不自然な突起が4つ。
お尻に輪っかの付いた洗濯バサミを付ける女。
このわずかにグロテスクな姿を想像して、歪んだ自己愛を刺激する。
それに欲情して、『じん』とした痛みははしたない快感に変わる。
那智さんがおまんこを触る。
クリトリスがとても敏感になっている。
すぐにいきそうになるけど、そうするとすっと指を離されるのだ。
もっともっとと腰を振り、何もされていないのに感じてしまう状態。
輪っかをクックッと引っ張り出した。
はずすんだ。
洗濯バサミの強度を考えたらとても恐ろしい。
くいっと引かれ、はずされた。
『じん』と痛いだけだった。
ラビアや乳首のほうが断然痛い。
それに比べたら気持ちいいくらいだった。
グロテスクな私が終わってしまって、ちょっと残念。
ホテルの靴べらを持ってきた。
怖さが欲情に変わり、快感に浸りながら、また新しい展開に怖いと思う。
水中に潜ったり、息継ぎをしたりしているみたい。
あ、多分、このあたりでスカートは脱がされているはず。
何十発か打った。
ひさしぶりだから、徐々に高めるように時間をかけて。
泣くほどまでには追いつめられなかったけど、くすくす笑うようになれた。
「脱ぎな」と言われた。
靴べらでくすくすなった後の体は重い。
のろのろと、なんとかセーターとブラを取る。
黒のオーバーニーだけ手つかずのまま、ベッドに腰掛けてちょっとひと呼吸。
新しく手に入れることができた木製ピンチがある。
「木製ピンチ取ってきな」
そう言われても瞬時に体が動かない。
もたついていると、気分が変わったのかすぐ手元にあった『緊箍呪』をまた摘んだ。
「いやだ、木製のがいい…」
確かにさっきのお尻では中途半端な痛さだった。
だけど、これの威力はわかっている。
あの痛さは、怖い。
前回絶えられなかった記憶が浮かんで、怖い。
ただ靴べらでくすくすしていた私は、大きく拒否する感覚もなくなっていた。
抵抗する気持ちと恍惚の残骸と追いつめられる期待で、小さな声で『木製がいい』とつぶやくことが精一杯だった。
正面に立つ那智さんの手が迷うことなく乳首へ。
ああ、怖い。
「痛いの、那智さん、これ痛いの」
いやいやと首を振る。
「うん」
右。
靴べらで少し麻痺しているのかな、前回よりも最初の衝撃が少ない気がした。
潰れて重みでぐにゃんと垂れる乳首。
少ないと思ったのは間違いだった。
あっという間に刺すような痛さ。
ああ、やっぱり痛い。
潰れているところとひしゃげているところと、とにかく痛い。
「那智さん、やっぱり痛いです」
次は左。
同じように、最初は一瞬大丈夫で、あっという間に痛くなる。
怖い。
どれくらい続くのだろう。
ベッドからずり落ちて床に座る。
ああ、痛い。
どんどん痛さが膨れ上がってきた。
痛い、那智さん、痛い。
そうつぶやきながら、腰が揺れているのが視界に入った。
揺れる腰と黒いニーハイ。
ああ、私感じてる。
痛いことで感じてる。
コーヒーをゆっくり煎れる那智さんの足元で「痛い、痛い」とうわ言のように繰り返しながら揺れるわたし。
どれくらい経っただろう。
那智さんが背後に回ってきた。(いや、正面のままだったかな、記憶が曖昧です)
クリトリスを触り出した。
ぐわ〜んと一気に気持ちよくなる。
痛さと気持ち良さが入り交じって、快感を増長させているみたい。
いく、那智さん。
あっという間にいきそうになる。
ああああ、気持ちいい。
もう自分がどんなふうになっているのか、意識することがなくなっている。
気持ちいいはず。
それも、わからなくなっている。
目は開いているはずだ。
大股を開いて揺れるオーバーニーの記憶はある。
多分「いってもいいですか」と言った。
多分、いっている。
多分洗濯バサミを外された。
多分乳首を潰されているはずだ。
多分、絶叫している。
先にはずされた左に関しては、まったく認識できていない。
恐らくその強烈な痛みで、少し覚醒したんだ。
『多分外された』と認識したのは左をはずした後の右から。
混沌。
混沌とした深い水の中に放り投げられたみたい。
外からの刺激が、我がことに感じ取れない。
自分の内部で革命が起きているみたいだ。(ああ大げさだよね、適当な言葉が見つからないよ〜)
乳首を握り潰すのも、クリトリスを刺激するのも那智さんがしていることで、それによってこんなふうになっているのに、それが感じられないほど別な世界でパニックを起こしている。
外側からの刺激なのに、どんどん内側の世界だけになっていた。
意識は多分あった。
視界に『物』は映っていたはずだから。
まぶしいと思った。
視界にあった『物』は天井のライトを見ていたんだ。
外部と内側のズレが徐々に一致して焦点が合ってきた感じだった。
いつの間にか床に寝転がっていた。
寝起きみたい。
まぶたが重い。
多分大騒ぎしたはずなのに、寝起きのような感覚が不思議。
それから二度寝するように、またウトウトしていた。
まだ自分の中でも整理できていない。
混沌とか革命とか、全然当てはまっていないかもしれけど^^;
あまり整理してしまう前の、書いておこうと思った数時間のことでした。
薄い氷を歩くように
りん子的独り言(エラそう)
『不快なら読まなければいい』
『自分のところなんだから、好きなことを書けばいい』
時々目にする言葉。
事態を収拾させるためには必要な言葉だと思うけど、私だって『どうしても』の場合は使うけど。
でもできるだけ使いたくないと思っています。
(それを使わずに済んでいる環境に感謝ですね)
前エントリー『やるときは、やる』に関して、もう少し補足をします。
風穴を開けてくださった一市民さんに感謝して、私の考えを書きます。
一市民さんのおっしゃることはもっともなことだと理解しつつ、違う意見になると思いますが、私たちのスタンスをお話しできる良い機会ですので、そんな考え方もあると思って読んでいただけるとありがたいです。
今回のエントリー、私はまったく書く気がしませんでした。
自分のやったことのあまりの非常識さに、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいだったから。
あのことがあってからの数ヶ月、折りに触れ『読みたい』とリクエストされていたけど、その都度お断りしていた。
だって、やらせた那智さんの評判も、読んだ方の不快な思いも、ついでに『私嫌われちゃうよ〜』という保身も、全部考えたら書きたくなかったのだもの。
で、今回、またリクエストされたのだ。
なぜなら。
あれは7年間の付き合いの中で、恐らくふたりにとってはじめての感情だったから。
那智さんは『ハリネズミ』だ。
自分からは攻撃しないけど、他者からの攻撃にぐっと力を入れて針を出す。
人の棘を察知しやすい彼は、常に力を入れる準備をしている。
私は、那智さんに棘を向けない。
基本的に争う気持ちがないから、言い負かしてやろうとかやり返してやろうということにならないのだ。
だから『ハリネズミ』が休息できる。
那智さんは私をブンブン振り回す。
それによって悲しいとかイヤだという感情はたまにあって、それは素直に伝えてきた。
で、あのときはじめて『おう、やってやろうじゃん』という反抗心が出たのだ。
この反抗心は、恐らく『ハリネズミ』が力を入れる種類のものだ。(実際力を入れるほどではないけどね)
7年間の付き合いの中ではじめて私が反抗心を持ち、それを表し、那智さんははじめて力を入れるべきか判断しようとしたはずだ。
このはじめての感情が、那智さんは面白く、それを書いたものを読みたいと思ったのですね。
7年間、一度も反抗心を持たなかった私が『やってやろうじゃん』と思うほどに追いつめられ、どんな暴挙に出たのか。
その希有な出来事を伝えるには、那智さんのコンセプト『全部書く』に従うと、その経緯まで書かないといけないのだ。
確かに、反抗心を抱くなんてめずらしいこと、だけど、それを読んだ人のことを思うと書けない。
最後の最後まで抵抗する私に。
「それをさせたのも、書かせたのも俺の責任なんだから、りん子は気にしないでいい」
と。
普段何を書くかは、私の自由だ。
だけど『俺の責任』とはっきりと那智さんが責任の所在を明らかにしてくれたものには、私は従う。
それが私たちの『上下関係』だから。(『対等で上下』)
那智さんが責任の所在を明らかにしてくれるなら、書こう。
そして、あれは2人にとって大事な、不謹慎ではあるけれど笑い合える一コマでもあったからだ。
だから、できるだけ不快な気持ちにさせないように書いてみようと思った。
でも『ハリネズミ』話なんかを出してみて四苦八苦してみたものの、やってることの非常識さは誤摩化せない。
アップしてから最初のコメントをいただくまでの数時間。
その間も、かなりぐずってた^^;
『那智さんがあんなこと書かせた〜。みんなをイヤな気持ちにさせてる〜』って。
そんなときも
「もし謝罪しないといけないようなコメントが来てもりん子は謝るな。謝るのは俺だからね。」
といって気持ちを落ち着かせてくれた。
そして一市民さんの進言をいただいた。
那智さんはもっと感情的な誹謗中傷や、もしかしたらいままで好意的に読んでいてくれた方が離れてしまうことも含めて想定していたはずだから、理性的に進言してくれて、それにきちんと謝罪することができたことはありがたかったと思っています。
そんな裏側がありました。
『やるときは、やる』でこんな裏側を書いてもよかったのだけど、あんまり詳しくても那智さんの読みたいものではなくなってしまうと思うので、読んでくださる方の不快を計りながら書いたつもりです。
どんなに裏側を書いても行為は非常識なわけで、それで不快に思われた方の気持ちが治まるかというと、そんなこともないかと思うけど、不快の量が少しでも減ってくれたらいいなと思って補足しています。
それともうひとつ。
これは一市民さんへの反論みたいになっちゃうのだけど。
ルールやマナーを守るということは充分承知の上で、今後『薬指の刺青』を読んでいただくにあたって私たちの考えを述べさせていただきます。
私たちは、自分たちのしたいこと、求めてやまないこと、そして人生の中の大事な大事な出来事を切り取るように積み重ね、付き合っています。
それが時には反社会的な行いもあることも理解しながら。
たかがSM的行為やじゃれ合いですけど。
その行いは2人にとってどんな意味があって、社会にとってどれほど被害を与えるものか、特に他者を巻き込む可能性がある場合は慎重に考えます。
(那智さんはね、迷惑防止条例の中身とかも調べてくれます^^)
私は、那智さんよりずっとそのハードルが高いので、いつも薄氷を踏む思いでその一歩を踏み出します。
那智さんは私の手を取りながら、自分の責任に於いて時々わざと引っ張って薄い氷にヒビを入れたりします。
それが例え人が眉をひそめるようなことだったとしても、したいことをするのです。
自分のしたいこと、それによる責任を負う覚悟で。
事前事後話し、確認して、2人にとって誠実であるように。
で、時々氷にヒビが入ることも、2人の大事な出来事として、ここにできる限り記したいと思っています。
それが那智さんの『全部書け』ですね。
人を気遣うルールやマナーは大切です。
ただ、そのルールやマナーの線引きは誰が決めたのかしら。
私たちは、それも大事なことを理解した上で、一番大事なことは、如何に誠実にどれだけひとつひとつ丁寧に向き合い判断を下すかではないかと思っています。
乱暴な言い方をしてしまいますが、いりん子こにあるマナーがどこか違う場所では非常識かもしれないし、いま非常識なことがもしかしたら10年後にはルールになっているかもしれませんよね。
それを選び判断するのは、やはり個々の真剣さと感性だと思っています。
ビールジョッキにおしっこは非難されても仕方がないことです。
だけど、いまあるルールだけをボーダーラインにするのは、那智さんは好きじゃないのです。
そして『善意』や『連れションはキライ』というエントリーにしましたように、みんながそうだからという線引きを私はできるだけしたくないと思っています。
(一市民さんのご進言がそうだということではありませんよ、私たちのスタンスになってますから話はだいぶ離れています)
ジョッキにおしっこをしたことに苦言を呈した一市民さん。
書きたくないと最後まで抵抗した私。
批判はあると想定してそれを覚悟で書かせた那智さん。
実は、みんなそれが大事なポイントだということで、それほど離れていないボーダーラインを持っているような気がしませんか。
ただ、そこから薄い氷にヒビを入れるかどうか、これは真摯に向き合った結果であれば、個々の感性で違ってくるものだろうし、私はそれが好きです。
だから。
私は、私たちの大事な出来事をできるだけウソ偽りなく書きたいと思います。
薄い氷の上を歩くように怖々と丁寧に、できるだけ誰も傷つけたくないと思いながら。
ときにはヒビが入ってしまうかもしれない。
でも、それは、那智さんがそうしたいと判断して、わかった上でヒビを入れたのだとご理解いただきたいと思います。
(たまーに、私自身の書き方で失敗しちゃうけど。これのほうが多いかな^^;)
もしかしたら、それで不快な思いをさせてしまうかもしれない。
でも私は『それなら読まないで』とは言いたくないです。
私は可能な限りドアを開いていたい。
だから、『それでもよければ、どうぞ読んでください』
と思います。
そんな気持ちでいままでもこれからも更新していきたいと思っていますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
一市民さんには、これを書く機会を与えてくださったことに感謝いたします。
『不快なら読まなければいい』
『自分のところなんだから、好きなことを書けばいい』
時々目にする言葉。
事態を収拾させるためには必要な言葉だと思うけど、私だって『どうしても』の場合は使うけど。
でもできるだけ使いたくないと思っています。
(それを使わずに済んでいる環境に感謝ですね)
前エントリー『やるときは、やる』に関して、もう少し補足をします。
風穴を開けてくださった一市民さんに感謝して、私の考えを書きます。
一市民さんのおっしゃることはもっともなことだと理解しつつ、違う意見になると思いますが、私たちのスタンスをお話しできる良い機会ですので、そんな考え方もあると思って読んでいただけるとありがたいです。
今回のエントリー、私はまったく書く気がしませんでした。
自分のやったことのあまりの非常識さに、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいだったから。
あのことがあってからの数ヶ月、折りに触れ『読みたい』とリクエストされていたけど、その都度お断りしていた。
だって、やらせた那智さんの評判も、読んだ方の不快な思いも、ついでに『私嫌われちゃうよ〜』という保身も、全部考えたら書きたくなかったのだもの。
で、今回、またリクエストされたのだ。
なぜなら。
あれは7年間の付き合いの中で、恐らくふたりにとってはじめての感情だったから。
那智さんは『ハリネズミ』だ。
自分からは攻撃しないけど、他者からの攻撃にぐっと力を入れて針を出す。
人の棘を察知しやすい彼は、常に力を入れる準備をしている。
私は、那智さんに棘を向けない。
基本的に争う気持ちがないから、言い負かしてやろうとかやり返してやろうということにならないのだ。
だから『ハリネズミ』が休息できる。
那智さんは私をブンブン振り回す。
それによって悲しいとかイヤだという感情はたまにあって、それは素直に伝えてきた。
で、あのときはじめて『おう、やってやろうじゃん』という反抗心が出たのだ。
この反抗心は、恐らく『ハリネズミ』が力を入れる種類のものだ。(実際力を入れるほどではないけどね)
7年間の付き合いの中ではじめて私が反抗心を持ち、それを表し、那智さんははじめて力を入れるべきか判断しようとしたはずだ。
このはじめての感情が、那智さんは面白く、それを書いたものを読みたいと思ったのですね。
7年間、一度も反抗心を持たなかった私が『やってやろうじゃん』と思うほどに追いつめられ、どんな暴挙に出たのか。
その希有な出来事を伝えるには、那智さんのコンセプト『全部書く』に従うと、その経緯まで書かないといけないのだ。
確かに、反抗心を抱くなんてめずらしいこと、だけど、それを読んだ人のことを思うと書けない。
最後の最後まで抵抗する私に。
「それをさせたのも、書かせたのも俺の責任なんだから、りん子は気にしないでいい」
と。
普段何を書くかは、私の自由だ。
だけど『俺の責任』とはっきりと那智さんが責任の所在を明らかにしてくれたものには、私は従う。
それが私たちの『上下関係』だから。(『対等で上下』)
那智さんが責任の所在を明らかにしてくれるなら、書こう。
そして、あれは2人にとって大事な、不謹慎ではあるけれど笑い合える一コマでもあったからだ。
だから、できるだけ不快な気持ちにさせないように書いてみようと思った。
でも『ハリネズミ』話なんかを出してみて四苦八苦してみたものの、やってることの非常識さは誤摩化せない。
アップしてから最初のコメントをいただくまでの数時間。
その間も、かなりぐずってた^^;
『那智さんがあんなこと書かせた〜。みんなをイヤな気持ちにさせてる〜』って。
そんなときも
「もし謝罪しないといけないようなコメントが来てもりん子は謝るな。謝るのは俺だからね。」
といって気持ちを落ち着かせてくれた。
そして一市民さんの進言をいただいた。
那智さんはもっと感情的な誹謗中傷や、もしかしたらいままで好意的に読んでいてくれた方が離れてしまうことも含めて想定していたはずだから、理性的に進言してくれて、それにきちんと謝罪することができたことはありがたかったと思っています。
そんな裏側がありました。
『やるときは、やる』でこんな裏側を書いてもよかったのだけど、あんまり詳しくても那智さんの読みたいものではなくなってしまうと思うので、読んでくださる方の不快を計りながら書いたつもりです。
どんなに裏側を書いても行為は非常識なわけで、それで不快に思われた方の気持ちが治まるかというと、そんなこともないかと思うけど、不快の量が少しでも減ってくれたらいいなと思って補足しています。
それともうひとつ。
これは一市民さんへの反論みたいになっちゃうのだけど。
ルールやマナーを守るということは充分承知の上で、今後『薬指の刺青』を読んでいただくにあたって私たちの考えを述べさせていただきます。
私たちは、自分たちのしたいこと、求めてやまないこと、そして人生の中の大事な大事な出来事を切り取るように積み重ね、付き合っています。
それが時には反社会的な行いもあることも理解しながら。
たかがSM的行為やじゃれ合いですけど。
その行いは2人にとってどんな意味があって、社会にとってどれほど被害を与えるものか、特に他者を巻き込む可能性がある場合は慎重に考えます。
(那智さんはね、迷惑防止条例の中身とかも調べてくれます^^)
私は、那智さんよりずっとそのハードルが高いので、いつも薄氷を踏む思いでその一歩を踏み出します。
那智さんは私の手を取りながら、自分の責任に於いて時々わざと引っ張って薄い氷にヒビを入れたりします。
それが例え人が眉をひそめるようなことだったとしても、したいことをするのです。
自分のしたいこと、それによる責任を負う覚悟で。
事前事後話し、確認して、2人にとって誠実であるように。
で、時々氷にヒビが入ることも、2人の大事な出来事として、ここにできる限り記したいと思っています。
それが那智さんの『全部書け』ですね。
人を気遣うルールやマナーは大切です。
ただ、そのルールやマナーの線引きは誰が決めたのかしら。
私たちは、それも大事なことを理解した上で、一番大事なことは、如何に誠実にどれだけひとつひとつ丁寧に向き合い判断を下すかではないかと思っています。
乱暴な言い方をしてしまいますが、いりん子こにあるマナーがどこか違う場所では非常識かもしれないし、いま非常識なことがもしかしたら10年後にはルールになっているかもしれませんよね。
それを選び判断するのは、やはり個々の真剣さと感性だと思っています。
ビールジョッキにおしっこは非難されても仕方がないことです。
だけど、いまあるルールだけをボーダーラインにするのは、那智さんは好きじゃないのです。
そして『善意』や『連れションはキライ』というエントリーにしましたように、みんながそうだからという線引きを私はできるだけしたくないと思っています。
(一市民さんのご進言がそうだということではありませんよ、私たちのスタンスになってますから話はだいぶ離れています)
ジョッキにおしっこをしたことに苦言を呈した一市民さん。
書きたくないと最後まで抵抗した私。
批判はあると想定してそれを覚悟で書かせた那智さん。
実は、みんなそれが大事なポイントだということで、それほど離れていないボーダーラインを持っているような気がしませんか。
ただ、そこから薄い氷にヒビを入れるかどうか、これは真摯に向き合った結果であれば、個々の感性で違ってくるものだろうし、私はそれが好きです。
だから。
私は、私たちの大事な出来事をできるだけウソ偽りなく書きたいと思います。
薄い氷の上を歩くように怖々と丁寧に、できるだけ誰も傷つけたくないと思いながら。
ときにはヒビが入ってしまうかもしれない。
でも、それは、那智さんがそうしたいと判断して、わかった上でヒビを入れたのだとご理解いただきたいと思います。
(たまーに、私自身の書き方で失敗しちゃうけど。これのほうが多いかな^^;)
もしかしたら、それで不快な思いをさせてしまうかもしれない。
でも私は『それなら読まないで』とは言いたくないです。
私は可能な限りドアを開いていたい。
だから、『それでもよければ、どうぞ読んでください』
と思います。
そんな気持ちでいままでもこれからも更新していきたいと思っていますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
一市民さんには、これを書く機会を与えてくださったことに感謝いたします。
心と事実
りん子的独り言(エラそう)
今日のエントリー、『男は』『女は』と限定して書きますが『概ねそういう傾向がある』というくらいに思って読んでください。
そうじゃない男もいるし女もいる。
いまから書く男女の逆の組み合わせもあるはずで、そんな方にも、なんだか噛み合ないなぁということがあれば、これが原因のひとつかも?と思って読んでみてください。
また私は女なので、どうしても女側からの、女にとって都合のいい意見になってしまうことをお許しください。
時々登場する岩月謙司さんの著書。
信憑性はもちろん、ずいぶん前に読んだので私の解釈や記憶も正確ではないと思うけど。
読んだ本で。
女は心地よいことが大好きで、それを与えてくれる人を好きになり、信頼し、肯定する。
一方男は、肯定されることを必要としていてそれをくれる女をいとしく思い、大事にする。
で、大事にしてもらった女はそれが心地よいものだから、その男をもっと好きになり肯定しようとする。
こんなふうに男女の幸せスパイラルモデルができあがるらしい。
それがうまくいきにくいひとつがセックスなのだそうだ。
そこに男女のセックスに求めるものの違いが書かれてた。
女にとって『心の交流』は心地よいものの重要なポイントだそうで、だからセックスに『心の交流』を求める。
男が求める肯定は『入れさせてくれる』なのだそう。
男は、とにかく挿入させてくれることで受け入れてもらってる肯定されていると満足する。
だから、相手が疲れていようが金銭を介そうが、おかまいない。
入れさせてくれたという『事実』が大事なんだそうです。(極端に書いてますよ〜)
女は心を交流させたいのだから、実はセックスは二の次。
男はとにかく入れたい!!もちろん犯罪になるようなものはしないとしても、多少相手がいやいやででも入れたい。
ね、違うよね。
だとしたら、男女のセックス求めるものが違ってくるのはわかる気がする。
これを読んだとき文章として理解はしたけど、どうもスッキリ納得とまでいかなかった。
人の感覚はそれぞれで全部に共感することは無理だとしても、人類のほぼ半分にあたるの男の気持ちに対して『スッキリ』できないのは、ちょっと残念な気分だった。
それが『どちらとも…』に対するパイパン大好きさんのコメントを読んで、ものすごーくスッキリできたのだ。
耳掃除を面倒だな〜と思いながらする私に、パイパン大好きさんは『好感度が上がる』と評してくださった。
私としては面倒だと思ったわけで、褒めていただいてなんだか申し訳ない気持ちになったけど、どうやらそれは『耳掃除をした』という『事実』が好評を得たらしい。
このコメントを読んで、すごーく納得。(パイパン大好きさん、いつも率直なご意見をありがとうございます)
女(りん子)は面倒と『気持ちよくなってくれて嬉しい』という両方の『心』があることを重要視して、男(パイパン大好きさん)は耳掃除をしたという『事実』で評価している。
これって、心の交流を求める女と挿入して肯定を求める男の話に当てはまるのではないかと思ったら、なんだかすごーくスッキリ納得だったのです。
もちろんその感覚は共感できないけど、ピッタリの事例を目の当たりにさせてもらったので百聞は一見にしかずだったのだ。
おそらく、様々な場面で女は『心』を求め、男は『事実』を求めるのだとしたら、男女の間でよく聞く『なんでわかり合えないの?』の解決のひとつがあると思いません?
なぜかというと、基本人って、自分が求めるものを当然相手にもしますよね。
自分は目玉焼きに醤油をかける人だったら、相手にもまず醤油を差し出す、みたいな(ああ、いい例えじゃないね)
自分が本が好きだったら、ついプレゼントは本を選んでしまうとか。
よく相手を考えれば違う思考も生まれるでしょうけど、日々こなしていく日常は基本的に『自分はこうだから』という基準で無意識に行動していると思う。
だとしたら
『心』がほしいと思う女に対して、『事実』がほしい男は『事実』をあげている。
ということになる?
男は女にメールをする。
一日何往復?
朝『おはよう』夜『おやすみ』?
それとも週に一回?
なんでもいいけど。
男はとにかくメールをしているという『事実』で、あげていることになっている。
だけど『心』がほしい女は、『事実』だけじゃなんだかもらった気がしない。
もらっているはずなのに寂しい。
寂しいと訴えても、男からはあげているという返事しか来ない。
男があげているといっているのだから、寂しいと思う自分はわがままなんじゃないかと思う。
でもそんなことないよね、あげているもの(事実)とほしいもの(心)が違うのだから、女からしたらもらえていないのだ。
だから
なんで私の寂しいをわかってくれないの?
メールしてるじゃん、俺の気持ちわからない?
ということになるのではないでしょうか。
こんなふうに、お互いの『何で満足するか』が明確にわかっていないから、相手のこと好きなのにどうして『何か足りない』『わかってもらえない』のだろうという状態が生まれるのだとしたら。
どうしたら埋められるのかなって考えてみました。
女性の皆さん。
男性は『事実』であげたつもりになっていると知ることは大事ではありませんか。
そして、それを踏まえてお付き合いしたらいいと思うのです。
もちろん、それを甘んじて受け入れるわけじゃないですよ。
女性は『心がほしいのだ』と男性に教えて差し上げるのです。
だって、男性は『事実』をあげることしか知らないのだから。
そしてより確実に質の良い『心』をもらうためには、まず『心』をもらう心地よさを男性に知ってもらうことも必要ですよね。
挿入するだけみたいな『事実』より、たくさん笑って喜んで、時には泣いて仲直りして、上質な『心』のやり取りをする心地よさをいっぱい教えて差し上げる。
そして、「私は『心』をくれないともらった気持ちになりません♪」とお伝え申し上げるのだ。
『おはよう』のメールも『おやすみ』の言葉も嬉しい、だけどそこに『心』を乗っけてくれると女は満たされると。
これが正解じゃないけど、ひとつの例としてね。
『おはよう』より『おはよう。今日は寒いね』、『おやすみ』より『おやすみ。また明日ね』のほうが断然あなたの心が伝わって嬉しいと。
こんなふうに自分がなにでもらった気持ちになれるかを、相手に伝えることが大事だと思う。
これをたくさんしてもらえれば、いつしか『おはよう』も心を感じられるようになると思うけどね(多分、ある程度時間がかかる)
それで、これも大事なことだけど、『事実』で満足してきた男に『心』をくださいというのは、一度言ったからといってもらえ続けるというものではないと思います。
性差だか慣習だか知らないけど、長年『事実』だけだった男に別なものを習慣付けるには、諦めず根気よく何度も折りに触れてお伝え申し上げることも必要です。
そして、それを理解して習慣付けてくれればきっと心が乗っかった言葉やメールをもらえて、はじめてもらえた気持ちになれる。
そうすれば『なんでわかり合えないの?』と思うことも減るような気がしません?
これができれば、逆に、例えば忙しくて『心』をくれないことがあるかもしれなくても『ああ、今日は事実が精一杯なんだな』と優しい気持ちになれるかもしれないよね^^(これも大事な感覚)
良い循環ができあがると思うのです。
ちなみに。
お伝え申し上げ続けていることを『うるさい!!』で一蹴してしまうような質の悪い『心』しかは持っていない男はお付き合いの仕方を考えたほうがいいかもしれませんけど^^
ちゃんと『事実』をくれて(これ重要!!)聞く耳を持っている男あれば、『心』をもらいあげる心地よさを理解してくれる可能性が高いと思うので、こちらも伝える努力を惜しまずいたいと思うのです。
『心』と『事実』
違いを知り、認め、でも諦めない。
そんなふうにパイパン大好きさんのコメントでスッキリさせていただきながら思うのでした。
あ、書いてて、これ男女逆もかなりあるかも?と思ってきました。
ほらロマンティックな男性も多いものね。
男女関わらず『心型』と『事実型』がいるのかな、やっぱり^^
とにかく
いまだに私も『「はい」とか「了解」以外でお返事をください^^』なーんて、時々メールでお伝え申し上げております、ですので、諦めないことが肝心かと思うのでした^^
岩月謙司さんを含め、その手のエントリーもリンク〜^^
『秘訣』
『秘訣の続き』
『女は共感したい生き物である』
今日のエントリー、『男は』『女は』と限定して書きますが『概ねそういう傾向がある』というくらいに思って読んでください。
そうじゃない男もいるし女もいる。
いまから書く男女の逆の組み合わせもあるはずで、そんな方にも、なんだか噛み合ないなぁということがあれば、これが原因のひとつかも?と思って読んでみてください。
また私は女なので、どうしても女側からの、女にとって都合のいい意見になってしまうことをお許しください。
時々登場する岩月謙司さんの著書。
信憑性はもちろん、ずいぶん前に読んだので私の解釈や記憶も正確ではないと思うけど。
読んだ本で。
女は心地よいことが大好きで、それを与えてくれる人を好きになり、信頼し、肯定する。
一方男は、肯定されることを必要としていてそれをくれる女をいとしく思い、大事にする。
で、大事にしてもらった女はそれが心地よいものだから、その男をもっと好きになり肯定しようとする。
こんなふうに男女の幸せスパイラルモデルができあがるらしい。
それがうまくいきにくいひとつがセックスなのだそうだ。
そこに男女のセックスに求めるものの違いが書かれてた。
女にとって『心の交流』は心地よいものの重要なポイントだそうで、だからセックスに『心の交流』を求める。
男が求める肯定は『入れさせてくれる』なのだそう。
男は、とにかく挿入させてくれることで受け入れてもらってる肯定されていると満足する。
だから、相手が疲れていようが金銭を介そうが、おかまいない。
入れさせてくれたという『事実』が大事なんだそうです。(極端に書いてますよ〜)
女は心を交流させたいのだから、実はセックスは二の次。
男はとにかく入れたい!!もちろん犯罪になるようなものはしないとしても、多少相手がいやいやででも入れたい。
ね、違うよね。
だとしたら、男女のセックス求めるものが違ってくるのはわかる気がする。
これを読んだとき文章として理解はしたけど、どうもスッキリ納得とまでいかなかった。
人の感覚はそれぞれで全部に共感することは無理だとしても、人類のほぼ半分にあたるの男の気持ちに対して『スッキリ』できないのは、ちょっと残念な気分だった。
それが『どちらとも…』に対するパイパン大好きさんのコメントを読んで、ものすごーくスッキリできたのだ。
耳掃除を面倒だな〜と思いながらする私に、パイパン大好きさんは『好感度が上がる』と評してくださった。
私としては面倒だと思ったわけで、褒めていただいてなんだか申し訳ない気持ちになったけど、どうやらそれは『耳掃除をした』という『事実』が好評を得たらしい。
このコメントを読んで、すごーく納得。(パイパン大好きさん、いつも率直なご意見をありがとうございます)
女(りん子)は面倒と『気持ちよくなってくれて嬉しい』という両方の『心』があることを重要視して、男(パイパン大好きさん)は耳掃除をしたという『事実』で評価している。
これって、心の交流を求める女と挿入して肯定を求める男の話に当てはまるのではないかと思ったら、なんだかすごーくスッキリ納得だったのです。
もちろんその感覚は共感できないけど、ピッタリの事例を目の当たりにさせてもらったので百聞は一見にしかずだったのだ。
おそらく、様々な場面で女は『心』を求め、男は『事実』を求めるのだとしたら、男女の間でよく聞く『なんでわかり合えないの?』の解決のひとつがあると思いません?
なぜかというと、基本人って、自分が求めるものを当然相手にもしますよね。
自分は目玉焼きに醤油をかける人だったら、相手にもまず醤油を差し出す、みたいな(ああ、いい例えじゃないね)
自分が本が好きだったら、ついプレゼントは本を選んでしまうとか。
よく相手を考えれば違う思考も生まれるでしょうけど、日々こなしていく日常は基本的に『自分はこうだから』という基準で無意識に行動していると思う。
だとしたら
『心』がほしいと思う女に対して、『事実』がほしい男は『事実』をあげている。
ということになる?
男は女にメールをする。
一日何往復?
朝『おはよう』夜『おやすみ』?
それとも週に一回?
なんでもいいけど。
男はとにかくメールをしているという『事実』で、あげていることになっている。
だけど『心』がほしい女は、『事実』だけじゃなんだかもらった気がしない。
もらっているはずなのに寂しい。
寂しいと訴えても、男からはあげているという返事しか来ない。
男があげているといっているのだから、寂しいと思う自分はわがままなんじゃないかと思う。
でもそんなことないよね、あげているもの(事実)とほしいもの(心)が違うのだから、女からしたらもらえていないのだ。
だから
なんで私の寂しいをわかってくれないの?
メールしてるじゃん、俺の気持ちわからない?
ということになるのではないでしょうか。
こんなふうに、お互いの『何で満足するか』が明確にわかっていないから、相手のこと好きなのにどうして『何か足りない』『わかってもらえない』のだろうという状態が生まれるのだとしたら。
どうしたら埋められるのかなって考えてみました。
女性の皆さん。
男性は『事実』であげたつもりになっていると知ることは大事ではありませんか。
そして、それを踏まえてお付き合いしたらいいと思うのです。
もちろん、それを甘んじて受け入れるわけじゃないですよ。
女性は『心がほしいのだ』と男性に教えて差し上げるのです。
だって、男性は『事実』をあげることしか知らないのだから。
そしてより確実に質の良い『心』をもらうためには、まず『心』をもらう心地よさを男性に知ってもらうことも必要ですよね。
挿入するだけみたいな『事実』より、たくさん笑って喜んで、時には泣いて仲直りして、上質な『心』のやり取りをする心地よさをいっぱい教えて差し上げる。
そして、「私は『心』をくれないともらった気持ちになりません♪」とお伝え申し上げるのだ。
『おはよう』のメールも『おやすみ』の言葉も嬉しい、だけどそこに『心』を乗っけてくれると女は満たされると。
これが正解じゃないけど、ひとつの例としてね。
『おはよう』より『おはよう。今日は寒いね』、『おやすみ』より『おやすみ。また明日ね』のほうが断然あなたの心が伝わって嬉しいと。
こんなふうに自分がなにでもらった気持ちになれるかを、相手に伝えることが大事だと思う。
これをたくさんしてもらえれば、いつしか『おはよう』も心を感じられるようになると思うけどね(多分、ある程度時間がかかる)
それで、これも大事なことだけど、『事実』で満足してきた男に『心』をくださいというのは、一度言ったからといってもらえ続けるというものではないと思います。
性差だか慣習だか知らないけど、長年『事実』だけだった男に別なものを習慣付けるには、諦めず根気よく何度も折りに触れてお伝え申し上げることも必要です。
そして、それを理解して習慣付けてくれればきっと心が乗っかった言葉やメールをもらえて、はじめてもらえた気持ちになれる。
そうすれば『なんでわかり合えないの?』と思うことも減るような気がしません?
これができれば、逆に、例えば忙しくて『心』をくれないことがあるかもしれなくても『ああ、今日は事実が精一杯なんだな』と優しい気持ちになれるかもしれないよね^^(これも大事な感覚)
良い循環ができあがると思うのです。
ちなみに。
お伝え申し上げ続けていることを『うるさい!!』で一蹴してしまうような質の悪い『心』しかは持っていない男はお付き合いの仕方を考えたほうがいいかもしれませんけど^^
ちゃんと『事実』をくれて(これ重要!!)聞く耳を持っている男あれば、『心』をもらいあげる心地よさを理解してくれる可能性が高いと思うので、こちらも伝える努力を惜しまずいたいと思うのです。
『心』と『事実』
違いを知り、認め、でも諦めない。
そんなふうにパイパン大好きさんのコメントでスッキリさせていただきながら思うのでした。
あ、書いてて、これ男女逆もかなりあるかも?と思ってきました。
ほらロマンティックな男性も多いものね。
男女関わらず『心型』と『事実型』がいるのかな、やっぱり^^
とにかく
いまだに私も『「はい」とか「了解」以外でお返事をください^^』なーんて、時々メールでお伝え申し上げております、ですので、諦めないことが肝心かと思うのでした^^
岩月謙司さんを含め、その手のエントリーもリンク〜^^
『秘訣』
『秘訣の続き』
『女は共感したい生き物である』