奴隷『が』いいの?
りん子的独り言(生意気)
にこねこさんの『例えば「複数プレイ」』を読んで。
でも、話は「複数」から逸れちゃいます。
(すみません、逸れちゃいますからスルーしていただいてもかまいません<にこねこさん)
いつものように。
わたしのような女性を軸にしています。
『無価値感』が故に誰かに従属していたく、その従属を『奴隷願望』に置き換えてしまっている女性。
ですから、本当に『奴隷願望』があって、奴隷という立場で幸福を感じている方を当てはめてはいません。
それぞれ、自身の嗜好に合った立場を得られている方は、いつも祝福の気持ちです。
わたしは『心の交流のないセックスは女を傷つける』と、思っています。
(『秘訣』、『秘訣の続き』を読んでみてね)
セックスといっても挿入だけを言っているんじゃなくて『性』ね。
だから、テレクラ依存していたときのわたしは『自傷行為』をしていたと思ってる。
女の『性』を大切にしないことは、その人の傷になるのです。
だから、『知らない人』を交えた複数プレイは女性を傷つける可能性が高い思ってます。
じゃあ、わたしがゲストを招いたときは?(○さんやすみれさんのとき)
すみれさんとは心の交流があったし。
○さんとは事前のやり取りがあり、なんと言っても那智さんとわたしには交流があるから大丈夫だった(わたしの傷を那智さんが引き受けちゃって那智さんが傷ついちゃうし^^)。
じゃあ、他の複数プレイを楽しんでらっしゃる方は?
これはわたしの考えなんですけど。
心の交流と言っても、何が何でも大恋愛じゃなきゃいけないものでもないと思うのです。
(これは『もうひとつの秘訣』に書いてあります)
例えば『性的嗜好が一致している』ということも、心の交流と言えると思う。
だって、互いの嗜好を伝え、擦り合わせ、良い立ち位置を決めるには、それなりに労力が必要ですよね。
また、嗜好が一致している相手は大切にしようと思うはず。
その労力と大切にしようと思うことが、心の交流を生むと思うのです。
ということで、誰も傷つかない複数プレイには性的嗜好の一致を含めた『心の交流』が必要なんだと思う。
心の交流が生まれない見ず知らずの人とセックスは傷になる可能性が高い。
特に、『奴隷』のような自分で選べない(ように見える)立場の人は、傷になりやすいんじゃないかな。
『奴隷』という立場での複数は傷つきやすい。
ここまで『複数』で思考を巡らせて、ここからりん子的話に枝分かれします^^;
そもそも『奴隷』という立場自体、傷つくものなんじゃないだろうか。
しつこいようですが、『奴隷』嗜好をお持ちの方は、おそらくお相手と嗜好が一致しているはずですからそこで交流が生まれ、傷つくケースには当てはまらないと思います。
また、便宜上『奴隷』という言葉を使っていて、実際は二人にしかわからない関係を築いていらっしゃる方もこれとは違うと思います。
『奴隷願望』って一括りにしやすいのだけど、実は、従属していたいから、愛されたいから、自己否定感から、誤って『奴隷』を選んでしまっている人もいるんじゃないだろうか。
かつてのわたしのようにね。
なぜ、『奴隷』という立場の人は傷つく場合が多いと感じるかというと。
だって、そもそも『奴隷』がほしいと思う人って、基本的に『好き勝手にできる女』がほしいわけですよね。
ということは、『これをしたら相手はどう思うか』なんて考えたくないわけです。
相手の気持ちを慮ってこちらが譲歩するなんて一般的なやり取りはせず、一方的に享受する関係を望んでいるわけだから、奴隷と心の交流なんていらないですよね。
そういう心の交流を端折りたい人が『奴隷』を求めているとしたら、はなから心の交流なんて望めないじゃないかと思うのです。
ときどきご主人様とお食事をしたりプレゼントをもらったり幸せそうな『奴隷』さんをお見かけすると、そういう心の交流を持った『奴隷』さんもいてよかったって思います。(でも、それって奴隷なのか?とも思うけど)
それとか、もし、『奴隷』になる前に、奴隷にしたい、なりたいという性的嗜好を一致させる作業をとことんやっているのであれば、それも交流といえるでしょう。
だけど、このふたつのケースはそれほど多くないんじゃないでしょうか。
多くは、面倒なことを端折って女性を思い通りにしたいという男性が『奴隷』をほしいと思うんじゃないかな。
だから、わたしのような『奴隷願望はないけど従属していたい』女性が、そういう男性の奴隷になってしまうと、けっこうしんどいのだ。
(ことが終わって、帰り道でホッとしたりするのよ。好きな人とのセックスが終わってホッとしてるって、おかしいよね)
でも、仮に心の交流をしてくれないと薄々気づいても、一旦『奴隷』になってしまうと物申せる空気はなくなるし、従えば褒められるしで、褒められれば認められた気分になるし、なかなか慎重に考えて異議申し立てすることなんてできにくくなるものです。
だから、まず『奴隷』を選ぶ段階で、自分の心と向き合うことが大事なんだと思う。
わたしは。
奴隷『が』いいのか。
奴隷『でも』いいのか。
偏った見方を承知で言わせていただくけど、だいたい奴隷になれっていう時点で心の交流を求めていない男性だと思っていいんじゃないだろうか。
ということは、あなたを傷つける可能性が高い人だということ。
『奴隷』という名前を持ち出した時点で、まず相手を疑ってみるのも悪くないと思うのだ。
この人は。
奴隷がほしいだけなのか。
わたしがいいのか。
『心の交流のないセックスは女性を傷つける』
奴隷『が』いいのか。
それとも。
愛されたいから。
認めてほしいから。
支えてほしいから。
虐めてほしいから。
強いものに憧れいてるから。
奴隷『でも』いいのか。
もし心に抱えた何かを埋めるために、『奴隷』を選んでしまっているのだとしたら。
奴隷がほしいという男性をパートナーに選んだら、それは傷になるかもしれない。
そうだとしたら、それは『奴隷』にならなくても手に入れることができるはず。
だから、自分の心に触って本当は何を求めているのか知ることが大切だと思うのです。
で、気づいたらいつでも軌道那智正できると思いたい。
いちおうSMカテゴリーに属しているブログで、どうして「奴隷『が』いいの?」なんてこと言っちゃうんでしょうね、わたし。
傷つくセックスと傷つかないセックスがあることや奴隷願望の矛盾を身を以て経験しちゃったからね。
黙っていられない性分みたいです^^;
いつも、女の子が傷つきませんようにって思います。
にこねこさんの『例えば「複数プレイ」』を読んで。
でも、話は「複数」から逸れちゃいます。
(すみません、逸れちゃいますからスルーしていただいてもかまいません<にこねこさん)
いつものように。
わたしのような女性を軸にしています。
『無価値感』が故に誰かに従属していたく、その従属を『奴隷願望』に置き換えてしまっている女性。
ですから、本当に『奴隷願望』があって、奴隷という立場で幸福を感じている方を当てはめてはいません。
それぞれ、自身の嗜好に合った立場を得られている方は、いつも祝福の気持ちです。
わたしは『心の交流のないセックスは女を傷つける』と、思っています。
(『秘訣』、『秘訣の続き』を読んでみてね)
セックスといっても挿入だけを言っているんじゃなくて『性』ね。
だから、テレクラ依存していたときのわたしは『自傷行為』をしていたと思ってる。
女の『性』を大切にしないことは、その人の傷になるのです。
だから、『知らない人』を交えた複数プレイは女性を傷つける可能性が高い思ってます。
じゃあ、わたしがゲストを招いたときは?(○さんやすみれさんのとき)
すみれさんとは心の交流があったし。
○さんとは事前のやり取りがあり、なんと言っても那智さんとわたしには交流があるから大丈夫だった(わたしの傷を那智さんが引き受けちゃって那智さんが傷ついちゃうし^^)。
じゃあ、他の複数プレイを楽しんでらっしゃる方は?
これはわたしの考えなんですけど。
心の交流と言っても、何が何でも大恋愛じゃなきゃいけないものでもないと思うのです。
(これは『もうひとつの秘訣』に書いてあります)
例えば『性的嗜好が一致している』ということも、心の交流と言えると思う。
だって、互いの嗜好を伝え、擦り合わせ、良い立ち位置を決めるには、それなりに労力が必要ですよね。
また、嗜好が一致している相手は大切にしようと思うはず。
その労力と大切にしようと思うことが、心の交流を生むと思うのです。
ということで、誰も傷つかない複数プレイには性的嗜好の一致を含めた『心の交流』が必要なんだと思う。
心の交流が生まれない見ず知らずの人とセックスは傷になる可能性が高い。
特に、『奴隷』のような自分で選べない(ように見える)立場の人は、傷になりやすいんじゃないかな。
『奴隷』という立場での複数は傷つきやすい。
ここまで『複数』で思考を巡らせて、ここからりん子的話に枝分かれします^^;
そもそも『奴隷』という立場自体、傷つくものなんじゃないだろうか。
しつこいようですが、『奴隷』嗜好をお持ちの方は、おそらくお相手と嗜好が一致しているはずですからそこで交流が生まれ、傷つくケースには当てはまらないと思います。
また、便宜上『奴隷』という言葉を使っていて、実際は二人にしかわからない関係を築いていらっしゃる方もこれとは違うと思います。
『奴隷願望』って一括りにしやすいのだけど、実は、従属していたいから、愛されたいから、自己否定感から、誤って『奴隷』を選んでしまっている人もいるんじゃないだろうか。
かつてのわたしのようにね。
なぜ、『奴隷』という立場の人は傷つく場合が多いと感じるかというと。
だって、そもそも『奴隷』がほしいと思う人って、基本的に『好き勝手にできる女』がほしいわけですよね。
ということは、『これをしたら相手はどう思うか』なんて考えたくないわけです。
相手の気持ちを慮ってこちらが譲歩するなんて一般的なやり取りはせず、一方的に享受する関係を望んでいるわけだから、奴隷と心の交流なんていらないですよね。
そういう心の交流を端折りたい人が『奴隷』を求めているとしたら、はなから心の交流なんて望めないじゃないかと思うのです。
ときどきご主人様とお食事をしたりプレゼントをもらったり幸せそうな『奴隷』さんをお見かけすると、そういう心の交流を持った『奴隷』さんもいてよかったって思います。(でも、それって奴隷なのか?とも思うけど)
それとか、もし、『奴隷』になる前に、奴隷にしたい、なりたいという性的嗜好を一致させる作業をとことんやっているのであれば、それも交流といえるでしょう。
だけど、このふたつのケースはそれほど多くないんじゃないでしょうか。
多くは、面倒なことを端折って女性を思い通りにしたいという男性が『奴隷』をほしいと思うんじゃないかな。
だから、わたしのような『奴隷願望はないけど従属していたい』女性が、そういう男性の奴隷になってしまうと、けっこうしんどいのだ。
(ことが終わって、帰り道でホッとしたりするのよ。好きな人とのセックスが終わってホッとしてるって、おかしいよね)
でも、仮に心の交流をしてくれないと薄々気づいても、一旦『奴隷』になってしまうと物申せる空気はなくなるし、従えば褒められるしで、褒められれば認められた気分になるし、なかなか慎重に考えて異議申し立てすることなんてできにくくなるものです。
だから、まず『奴隷』を選ぶ段階で、自分の心と向き合うことが大事なんだと思う。
わたしは。
奴隷『が』いいのか。
奴隷『でも』いいのか。
偏った見方を承知で言わせていただくけど、だいたい奴隷になれっていう時点で心の交流を求めていない男性だと思っていいんじゃないだろうか。
ということは、あなたを傷つける可能性が高い人だということ。
『奴隷』という名前を持ち出した時点で、まず相手を疑ってみるのも悪くないと思うのだ。
この人は。
奴隷がほしいだけなのか。
わたしがいいのか。
『心の交流のないセックスは女性を傷つける』
奴隷『が』いいのか。
それとも。
愛されたいから。
認めてほしいから。
支えてほしいから。
虐めてほしいから。
強いものに憧れいてるから。
奴隷『でも』いいのか。
もし心に抱えた何かを埋めるために、『奴隷』を選んでしまっているのだとしたら。
奴隷がほしいという男性をパートナーに選んだら、それは傷になるかもしれない。
そうだとしたら、それは『奴隷』にならなくても手に入れることができるはず。
だから、自分の心に触って本当は何を求めているのか知ることが大切だと思うのです。
で、気づいたらいつでも軌道那智正できると思いたい。
いちおうSMカテゴリーに属しているブログで、どうして「奴隷『が』いいの?」なんてこと言っちゃうんでしょうね、わたし。
傷つくセックスと傷つかないセックスがあることや奴隷願望の矛盾を身を以て経験しちゃったからね。
黙っていられない性分みたいです^^;
いつも、女の子が傷つきませんようにって思います。
徒然に「痛みのこと」
独り言
那智さんの持っている鞭は、バラ鞭。
鞭はバラ鞭しか経験がないから、バラ鞭の痛さレベルが高いのか低いのかわからない。
幅1,8㎜厚さ4㎜のゴムが束になった物。
それが正しい鞭の形状なのかどうかわからないのだけど、切りっぱなしになってて角張っている。
重いゴムの角張った角が皮膚を刺すのはとても痛い。
ぐりぐりと捻ってゴツゴツとした一本の太いゴムの塊にされて打たれたときなどは、あまりの強度にうつ伏せに寝ている体が大袈裟じゃなく『ずれる』ときもある(笑)
『ピシッ』とか『バシッ』じゃなくて『ゴツン』とか『バキン』って感じだ^^;
一度、ホテルに備え付けてあるバラ鞭を手にしたことはあるけれど、そのペラペラな素材に比べたら、このゴム製のはバラ鞭の中では痛いほうなんだろうなと思う。
先日とうとう那智さんが限界を感じたらしい。
痛さの限界。
いや、そんなすごい痛いことしてるかわかんないですけど、那智さんの思う限界です^^それにお尻だから、きっとダメージ少ないはず^^;
自分の腕力と鞭の強度とりん子の体を考えると、この鞭でこの場所でこれ以上の痛みを与えることはできないと感じたのだ。
最近、特に痛いことで快感を覚えるようになってきている。
変になるのが早いのだ。
この痴人状態になると、痛いことは痛いのだけど、痛いことが嬉しくて嬉しくてにこにこしてしまう。
時々、思いもよらぬところに刺さって『ぎゃーーーー』っとなっても、痛がったあと嬉しいになってしまう。
那智さんには、狂ってると言われてしまうけど、痛い=嬉しいことという回路が、わたしは繋がってしまったようなのだ。
もうそうなると、なんのためらいもなく尻を差し出せる。
捻っている様子を見ながら、怖い反面、ワクワクしてしまうのだ。
この前拘束されて打たれたときには早々にヘタレてしまったから、怖さや不安さえ感じなければ、いまのわたしには、痛いことは嬉しいことになってしまっている。
最初のころに比べたらずいぶんと力を入れて打っているらしいので、それでいてこのわたしの様子を見て。
この鞭と自分の腕力で、これ以上の痛みは与えられないと感じたそうなのです。
わたしが喜んでいるのだからそれはそれでかまわないのでしょうけど、物事は馴れるものでいつかこれが普通になるかもしれない。
そして痛みを与える側としては、常に限界のカードを切るのはおもしろくないのでしょう。
だから、あとは、このMAXの力で打つ回数を増やすか、打つ場所を変えるか、打つ道具を変えるかということになるのね。(まだまだ余地はありますね〜、那智さん)
この限界は『一発』における那智さんの思う限界ね。
だから、回数を増やせばその分痛さも増えるだろうと。
でも、これは「俺の体力がもたない^^;」。
じゃあ、場所は?
那智さんはこのバラ鞭でMAXで打つとき、お尻以外はほとんど叩かない。
巻き込んで脇腹とか目測を誤って腰とか、力を加減して太ももとかはあるけれど。
靴べらなどの場合は背中や胸などの打つときもあるので、お尻フェチということでもないはずなんですけど。
この鞭の場合は、お尻なんだ。
『O嬢の物語』で鞭で打たれて皮膚が裂ける描写に憧れを抱いているわたしなので、限界話のとき思わず「なぜ背中は打たないのですか?背中はどうでしょう」と提案してしまった。
そしたら、痣や出血くらいはいいとして(いいのか!?)、特に背中などは内蔵にダメージを与えないか心配してるそうなのです。
(それほど威力があるということなのかもしれないけど、他を知らないから、なんともわからないです^^;多分、とても『重い』痛さだからだと思います)
だから、もしこれで背中を打つことを視野に入れるなら「研究する」って。
どの程度の力で、どの背中のどの辺りなら大丈夫か。
もしくは、別の何かで叩くか。
ああ、でも、手っ取り早く太もも辺りに移行しそう、うう、絶対痛い;;
じゃあ、打つ道具を変えるとしたら?
最初にも書いたけど、鞭の経験ってこのバラ鞭しかないのです、あとは靴べらやベルト(あ、一回だけ警棒があった!!)。
道具に凝る人ではないので、那智さんもそうなんじゃないかな。
材質や作り方や叩く力で違ってくると思うけど、各鞭の最強を集めて『一番痛い』レースをしたら、何鞭が一番痛いのでしょう?
あの…トゲとかつけないでね^^;
乳首に針を刺すような、もしくは乳首を噛むような、鋭い痛みは好きじゃないと思ってる。
ピアスもダメなわたしだから『怖さ』が先に立ってしまうみたいなんだ。
だから、あのゴムのバラ鞭の重い重い皮膚じゃなく肉が震えるような痛みが好きだと、時々書いている。
靴べらなどの、それほど重くはないけれど皮膚を刺す痛みはまだそれほど馴らされていないから、いまのところ好みじゃないとしか、言えない。
重いバラ鞭で、那智さん的に『限界』と感じて。
多分、また何か違う展開が始まるんだろうな。
きっと、痛さの種類や、そこから生まれる感情は、まだいろいろあるのでしょうね。
この先那智さんがどういう痛みをわたしに与えてわたしはどう感じるのか、まだわからなくて。
不安と、ちょっと期待と、やっぱり不安で、思いつくままにキーボードを叩く。
結局は、那智さんが決めて、那智さんの情熱をわたしに向けてくれることが一番嬉しいのだけど。
でも、「研究する」って言ってくれる那智さんの、その言葉や言い方が大好きだったので、今日はこんなエントリーでした^^
那智さんの持っている鞭は、バラ鞭。
鞭はバラ鞭しか経験がないから、バラ鞭の痛さレベルが高いのか低いのかわからない。
幅1,8㎜厚さ4㎜のゴムが束になった物。
それが正しい鞭の形状なのかどうかわからないのだけど、切りっぱなしになってて角張っている。
重いゴムの角張った角が皮膚を刺すのはとても痛い。
ぐりぐりと捻ってゴツゴツとした一本の太いゴムの塊にされて打たれたときなどは、あまりの強度にうつ伏せに寝ている体が大袈裟じゃなく『ずれる』ときもある(笑)
『ピシッ』とか『バシッ』じゃなくて『ゴツン』とか『バキン』って感じだ^^;
一度、ホテルに備え付けてあるバラ鞭を手にしたことはあるけれど、そのペラペラな素材に比べたら、このゴム製のはバラ鞭の中では痛いほうなんだろうなと思う。
先日とうとう那智さんが限界を感じたらしい。
痛さの限界。
いや、そんなすごい痛いことしてるかわかんないですけど、那智さんの思う限界です^^それにお尻だから、きっとダメージ少ないはず^^;
自分の腕力と鞭の強度とりん子の体を考えると、この鞭でこの場所でこれ以上の痛みを与えることはできないと感じたのだ。
最近、特に痛いことで快感を覚えるようになってきている。
変になるのが早いのだ。
この痴人状態になると、痛いことは痛いのだけど、痛いことが嬉しくて嬉しくてにこにこしてしまう。
時々、思いもよらぬところに刺さって『ぎゃーーーー』っとなっても、痛がったあと嬉しいになってしまう。
那智さんには、狂ってると言われてしまうけど、痛い=嬉しいことという回路が、わたしは繋がってしまったようなのだ。
もうそうなると、なんのためらいもなく尻を差し出せる。
捻っている様子を見ながら、怖い反面、ワクワクしてしまうのだ。
この前拘束されて打たれたときには早々にヘタレてしまったから、怖さや不安さえ感じなければ、いまのわたしには、痛いことは嬉しいことになってしまっている。
最初のころに比べたらずいぶんと力を入れて打っているらしいので、それでいてこのわたしの様子を見て。
この鞭と自分の腕力で、これ以上の痛みは与えられないと感じたそうなのです。
わたしが喜んでいるのだからそれはそれでかまわないのでしょうけど、物事は馴れるものでいつかこれが普通になるかもしれない。
そして痛みを与える側としては、常に限界のカードを切るのはおもしろくないのでしょう。
だから、あとは、このMAXの力で打つ回数を増やすか、打つ場所を変えるか、打つ道具を変えるかということになるのね。(まだまだ余地はありますね〜、那智さん)
この限界は『一発』における那智さんの思う限界ね。
だから、回数を増やせばその分痛さも増えるだろうと。
でも、これは「俺の体力がもたない^^;」。
じゃあ、場所は?
那智さんはこのバラ鞭でMAXで打つとき、お尻以外はほとんど叩かない。
巻き込んで脇腹とか目測を誤って腰とか、力を加減して太ももとかはあるけれど。
靴べらなどの場合は背中や胸などの打つときもあるので、お尻フェチということでもないはずなんですけど。
この鞭の場合は、お尻なんだ。
『O嬢の物語』で鞭で打たれて皮膚が裂ける描写に憧れを抱いているわたしなので、限界話のとき思わず「なぜ背中は打たないのですか?背中はどうでしょう」と提案してしまった。
そしたら、痣や出血くらいはいいとして(いいのか!?)、特に背中などは内蔵にダメージを与えないか心配してるそうなのです。
(それほど威力があるということなのかもしれないけど、他を知らないから、なんともわからないです^^;多分、とても『重い』痛さだからだと思います)
だから、もしこれで背中を打つことを視野に入れるなら「研究する」って。
どの程度の力で、どの背中のどの辺りなら大丈夫か。
もしくは、別の何かで叩くか。
ああ、でも、手っ取り早く太もも辺りに移行しそう、うう、絶対痛い;;
じゃあ、打つ道具を変えるとしたら?
最初にも書いたけど、鞭の経験ってこのバラ鞭しかないのです、あとは靴べらやベルト(あ、一回だけ警棒があった!!)。
道具に凝る人ではないので、那智さんもそうなんじゃないかな。
材質や作り方や叩く力で違ってくると思うけど、各鞭の最強を集めて『一番痛い』レースをしたら、何鞭が一番痛いのでしょう?
あの…トゲとかつけないでね^^;
乳首に針を刺すような、もしくは乳首を噛むような、鋭い痛みは好きじゃないと思ってる。
ピアスもダメなわたしだから『怖さ』が先に立ってしまうみたいなんだ。
だから、あのゴムのバラ鞭の重い重い皮膚じゃなく肉が震えるような痛みが好きだと、時々書いている。
靴べらなどの、それほど重くはないけれど皮膚を刺す痛みはまだそれほど馴らされていないから、いまのところ好みじゃないとしか、言えない。
重いバラ鞭で、那智さん的に『限界』と感じて。
多分、また何か違う展開が始まるんだろうな。
きっと、痛さの種類や、そこから生まれる感情は、まだいろいろあるのでしょうね。
この先那智さんがどういう痛みをわたしに与えてわたしはどう感じるのか、まだわからなくて。
不安と、ちょっと期待と、やっぱり不安で、思いつくままにキーボードを叩く。
結局は、那智さんが決めて、那智さんの情熱をわたしに向けてくれることが一番嬉しいのだけど。
でも、「研究する」って言ってくれる那智さんの、その言葉や言い方が大好きだったので、今日はこんなエントリーでした^^
ファーストプライオリティ1
独特な幸福感
『犬気質』でも書いたけど、わたしは安心して『好き好き』尻尾を振っていたい女。
ほんの一例を上げようと思うけど。
多分、わたしが他人だったら、こんな女気持ちワルッ!!と思う、ぜったい。
一部の奇特な男性からはウケるかもしれないけど、実際こんな女が毎日毎日『浸食』してきたら大概の男性はうっとうしいと思うはず。
例えば。
だいたい毎日『メールが来て嬉しい』とか『だーい好き』とかいうし、一日声を聞かないだけで『お久しぶりです、お元気でしたか』なんて数ヶ月ぶりの連絡のような感覚になっちゃうし。
いつもこもっているパソコン部屋は電波があまりよくないから携帯はリビングに置いていて、着信音がなったら携帯まで猛ダッシュするし。
那智さんが一服タイムにくれる電話は一回も逃したくないから、必死だ。
那智さんが好き。
那智さんの声が聞けて嬉しい。
ねえ、ねえ、那智さん?「なに?」呼んでみただけ〜。
って、うっざーーーーーーー!!!
中学生ならまだしも、いい年した女がするにはあまりにも気持ち悪いのはわかってる。
でも、本人はけっこう真剣なんだよね、やりながら自嘲はしてるけど^^;(自嘲してるから許して〜)
あるとき、携帯の着信音が出せない状況で、電話がかかって来るかもしれないというときがあった。
その日はそれが最後の通信チャンス。
音は出せない、でも、かかってきてほしい。
わたしは携帯をサイレントに設定して、メールを打った。
『サイレントにしておきますからお電話くださっても大丈夫です。携帯見つめてますから!!(笑)』
そう、電話がかかってくるかもしれない数分間、わたしは携帯を握りしめ着信ランプを見つめ、それが点滅するのをじっと待っているつもりだったのだ。
結局電話はなかったのだけど、翌日このウザメールを見た那智さんが『俺、なんかこういうの好き』と返信をくれたので、まあ、那智さんは奇特な『一部の男性』なんだろうな〜と、この需要と供給があっていることに感謝している次第です^^;
『電話?まあ、都合が合えばね』なーんて大人な対応に憧れはするけれど、うっとうしいほど『好き好き』していたい犬気質なのだからしょうがない。(開き直り^^;)
だけど、この安心してというのがなかなか難しい。
若かりしころ、『おまえが好きと言う度に、俺の気持ちは暗くなっていた』ってふられたことがあって、ああ、思いっきり尻尾振るとだめなんだなと知ったこともあるし。
それ以外はだいたい、わたしが好き好きと尻尾を振れば、わたしにならなにをしても大丈夫と勘違いしてつけ上がる増長くんになってしまうかのどちらかなんだ。
そこへいくと那智さんは『変わらない』のだ。
わたしがどんなに『好き好き〜』と尻尾を振っても、だいたい『ふ〜ん』(笑)
向き合っていても『ふ〜ん、よかったねぇ』
忙しいときも『ふ〜ん、そう?』
『俺も〜!!』みたいなテンションも、『よしよしういヤツじゃ』みたいな愛で方もしないけど、この変わらないでいてくれるということは、実は一番の安心。
ああ、わたしはどれだけ好きになっても、うっとうしいとも思われないし、増長くんにもならないのよね、と安心して尻尾を振ることができる。
この、安心して尻尾を振れるということが、どうやらわたしにはかなりの優先事項のようなのだ。
でも、プライオリティの高い『好き好き〜』が素直にできないときがたまにある。
時々『生理前のぐずり』と書いているけど、そのときがそう。
普段ならなんともない会話で済むことが、なんだか引っかかってしまって素直に『好き好き』空気でいられないのだ。
たぶん、那智さん以外にはこの『安心して好き好き』を出していないので、逆に那智さん以外の人はこの落ち込みに気づいていないと思う。
だからぐずりと言っても、ヒステリックにわがまま放題とかそういうのではなく、その程度の密やかなぐずりなんだけど、犬気質のわたしには『好き好き』できないことは、けっこうつらいことなのです。
で、生理前ともうひとつ、そういうときがあるらしいのだ。
それは『欲求不満』のとき…らしい…。
『犬気質』とか『好き好きしていたい』とか『プライオリティ』とか、なんとなく美しくまとめようとしているんですけど。
結局、欲情なんじゃん!!
て、話を書こうと思うのです。
でも、自分の単に欲情じゃんてことを書くのってけっこう気合いがいりまして、だから、前振りで終了^^
ああ、でも、このウザい女話もある意味気合いがいりました(笑)
ということで、皆さん良い週末を〜^^
『犬気質』でも書いたけど、わたしは安心して『好き好き』尻尾を振っていたい女。
ほんの一例を上げようと思うけど。
多分、わたしが他人だったら、こんな女気持ちワルッ!!と思う、ぜったい。
一部の奇特な男性からはウケるかもしれないけど、実際こんな女が毎日毎日『浸食』してきたら大概の男性はうっとうしいと思うはず。
例えば。
だいたい毎日『メールが来て嬉しい』とか『だーい好き』とかいうし、一日声を聞かないだけで『お久しぶりです、お元気でしたか』なんて数ヶ月ぶりの連絡のような感覚になっちゃうし。
いつもこもっているパソコン部屋は電波があまりよくないから携帯はリビングに置いていて、着信音がなったら携帯まで猛ダッシュするし。
那智さんが一服タイムにくれる電話は一回も逃したくないから、必死だ。
那智さんが好き。
那智さんの声が聞けて嬉しい。
ねえ、ねえ、那智さん?「なに?」呼んでみただけ〜。
って、うっざーーーーーーー!!!
中学生ならまだしも、いい年した女がするにはあまりにも気持ち悪いのはわかってる。
でも、本人はけっこう真剣なんだよね、やりながら自嘲はしてるけど^^;(自嘲してるから許して〜)
あるとき、携帯の着信音が出せない状況で、電話がかかって来るかもしれないというときがあった。
その日はそれが最後の通信チャンス。
音は出せない、でも、かかってきてほしい。
わたしは携帯をサイレントに設定して、メールを打った。
『サイレントにしておきますからお電話くださっても大丈夫です。携帯見つめてますから!!(笑)』
そう、電話がかかってくるかもしれない数分間、わたしは携帯を握りしめ着信ランプを見つめ、それが点滅するのをじっと待っているつもりだったのだ。
結局電話はなかったのだけど、翌日このウザメールを見た那智さんが『俺、なんかこういうの好き』と返信をくれたので、まあ、那智さんは奇特な『一部の男性』なんだろうな〜と、この需要と供給があっていることに感謝している次第です^^;
『電話?まあ、都合が合えばね』なーんて大人な対応に憧れはするけれど、うっとうしいほど『好き好き』していたい犬気質なのだからしょうがない。(開き直り^^;)
だけど、この安心してというのがなかなか難しい。
若かりしころ、『おまえが好きと言う度に、俺の気持ちは暗くなっていた』ってふられたことがあって、ああ、思いっきり尻尾振るとだめなんだなと知ったこともあるし。
それ以外はだいたい、わたしが好き好きと尻尾を振れば、わたしにならなにをしても大丈夫と勘違いしてつけ上がる増長くんになってしまうかのどちらかなんだ。
そこへいくと那智さんは『変わらない』のだ。
わたしがどんなに『好き好き〜』と尻尾を振っても、だいたい『ふ〜ん』(笑)
向き合っていても『ふ〜ん、よかったねぇ』
忙しいときも『ふ〜ん、そう?』
『俺も〜!!』みたいなテンションも、『よしよしういヤツじゃ』みたいな愛で方もしないけど、この変わらないでいてくれるということは、実は一番の安心。
ああ、わたしはどれだけ好きになっても、うっとうしいとも思われないし、増長くんにもならないのよね、と安心して尻尾を振ることができる。
この、安心して尻尾を振れるということが、どうやらわたしにはかなりの優先事項のようなのだ。
でも、プライオリティの高い『好き好き〜』が素直にできないときがたまにある。
時々『生理前のぐずり』と書いているけど、そのときがそう。
普段ならなんともない会話で済むことが、なんだか引っかかってしまって素直に『好き好き』空気でいられないのだ。
たぶん、那智さん以外にはこの『安心して好き好き』を出していないので、逆に那智さん以外の人はこの落ち込みに気づいていないと思う。
だからぐずりと言っても、ヒステリックにわがまま放題とかそういうのではなく、その程度の密やかなぐずりなんだけど、犬気質のわたしには『好き好き』できないことは、けっこうつらいことなのです。
で、生理前ともうひとつ、そういうときがあるらしいのだ。
それは『欲求不満』のとき…らしい…。
『犬気質』とか『好き好きしていたい』とか『プライオリティ』とか、なんとなく美しくまとめようとしているんですけど。
結局、欲情なんじゃん!!
て、話を書こうと思うのです。
でも、自分の単に欲情じゃんてことを書くのってけっこう気合いがいりまして、だから、前振りで終了^^
ああ、でも、このウザい女話もある意味気合いがいりました(笑)
ということで、皆さん良い週末を〜^^
ファーストプライオリティ2
独特な幸福感
「那智さ〜ん、どうしましょう、また前置きみたいになっちゃいましたぁ。」
「なんで?欲情の話になんないの?」
「だって、どんな心境でぐずるのかちゃんと説明したかったから…」
「うわっ、ウザそーーーー(笑)」
はい、ウザいです。
でも、これが『薬指の刺青』*^^*
こんな会話が交わされた『ファーストプライオリティ2』、最早前置きなんだか本文なんだかわからない状態、覚悟してね。
ただひたすら、那智さんが好き。
まっすぐに駆け引きなしに、一途に那智さんが大好き。
遠くに那智さんが見えれば、那智さんだけを見つめて一心不乱に駆けていく。
そんな犬気質のわたし。
この見るからにウザいわたしとの関係が良好に成立しているのは、那智さんの器の大きさと『奇特な』好みのおかげだとは思うけど。
ちょっと自分フォローで、ウザい側にも力量があると思ってます。
あれ?欲情話から逸れるかな?
一見うじうじしているわたしですが、基本単純な楽天家なので、忙しくて『いまはかまえない』と遮断されても、『ラジャー!!』と待っていられるのだ。
自分なりに楽しみも見つけて、その間おとなしくしていられる。(ああ、でも、長くはもたない…それが『下の子型(犬気質より)』^^;)
そこで、『もしかして、わたしのことが嫌になっちゃったの』とか『どうせわたしなんて…』と不安にも卑屈にもならないでいることで、許せるうっとうしさになっているんだと思う。
まあ、これも、ずいぶん那智さんに慣らしてもらったところが大きいけどね。
『できるときはできる。できないときはできない。』
何度もそう言い聞かせてくれたから、那智さんの発する言葉に悪意も他意も裏もないという確信を染み込ませられたのですね。
『そうは言っても、本当は…』と思わずにいられるわけです。
『待て』と『よし』の棲み分けができているから、『よし』の間の大量大発生の『好き好き〜』は許せるのでしょう。
それと、『待て』の間、その言葉に裏があると思わずに、素直に受け取って待っていられるということが、那智さんにはとても『楽』なことなんだと思う。(『よし』の時間のほうが圧倒的に多いから、感謝です)
と、長々自分フォローをしてしまいましたが。
この那智さんの言葉に『他意も裏も悪意もない』と思うこと、それができなくなってしまうときが『ぐずり』なんだということが、最近やっと理解して、こうして言語化できるようになったのです。
那智さんのいうことが素直に受け取れない。
わずかに疑ってしまう。
もちろん普段だって、なんでもかんでも盲信しているわけではなく、反論や疑問を投げかけることだって当然ある。
だけど、それは那智さんの発言や意見をそのまま取って、それはどう?と思うわけだから、純粋な反論になるのだけど。
その期間は、似て非なるもので。
発言を素直に受け取れないのです。
なんかかんか理由をつけて、突っかかる。
自分でも頭では理解できているのに、感情がついて来てくれない感じだ。
おかしいな、いつもなら素直に受け取れる発言なのに、なんだか素直に『はい』と思えない。
おかしいな、那智さんの言っていることに悪意はないことは実績として理解できているはずなのに、なんだか自分で棘を作って自分に刺しているみたい。
だから、悲しくなってしまうのだ。
いつもは。
遠くに見える那智さんに向かって一心不乱に駆けていき。
途中で、石に躓いても『びえ〜ん』って泣くかもしれないけど、よしよしってしてもらえれば大丈夫なのに。
『わたしが見てなかったのも悪いけど、那智さんを信じたのに〜』と泣き笑いしておしまいになるのに。
このときは。
石もないのに転んで泣いて、ずっとずっと那智さんのせいだ、信じていたのにって、突っかかるような状態。
本当は、信じて安心して尻尾を振っていたいのに、それができない上に迷惑をかけているわけで、この期間はどんどん落ち込む負のスパイラル。
深く付き合いたい人間には『ズカズカ』と踏み込む那智さんにとっては、その言葉に裏はある!?と深読みされることは、とても居心地悪く、おそらく那智さんらしくない付き合い方をしないといけないと残念な気持ちになるはずなんだ。
だから、お互いにとって、わたしが素直に受け取れないことは、困ってしまう懸案事項なわけです。
と、また、さらに長々説明してしまいましたが。
生理前にそうなるということは、何回も経験して実績を積んで理解できるようになってきた。
最近は、あ、素直になれなくなりそうと予感がすると、それを伝えてから、落ち込めるようになってきた。
現象はかわらなくても、原因がわかっていると双方対応できるようになるものですね。
しばらくメソメソして、落ち着くと生理が始まるんだ。
ほんと、おもしろい。
そのあとは、憑き物が落ちたように、那智さん『好き好き〜』が沸き上がってきて、嬉しくて照れ臭くてもじもじしてしまうくらい^^;
これは、那智さんがとことん付き合ってくれたから、また一層好きになった現れだと思っていたのだけど、それもあるけど、それだけじゃないと。
わたしが犬気質だからだと感じたのが、前回の生理のあとにすぐ来た『ぐずり』が解決したときだった。
で、そのぐずりが欲情から来る?と嫌が上にも納得するはめ(?)になったのだ。
「那智さ〜ん、どうしましょう、また前置きみたいになっちゃいましたぁ。」
「なんで?欲情の話になんないの?」
「だって、どんな心境でぐずるのかちゃんと説明したかったから…」
「うわっ、ウザそーーーー(笑)」
はい、ウザいです。
でも、これが『薬指の刺青』*^^*
こんな会話が交わされた『ファーストプライオリティ2』、最早前置きなんだか本文なんだかわからない状態、覚悟してね。
ただひたすら、那智さんが好き。
まっすぐに駆け引きなしに、一途に那智さんが大好き。
遠くに那智さんが見えれば、那智さんだけを見つめて一心不乱に駆けていく。
そんな犬気質のわたし。
この見るからにウザいわたしとの関係が良好に成立しているのは、那智さんの器の大きさと『奇特な』好みのおかげだとは思うけど。
ちょっと自分フォローで、ウザい側にも力量があると思ってます。
あれ?欲情話から逸れるかな?
一見うじうじしているわたしですが、基本単純な楽天家なので、忙しくて『いまはかまえない』と遮断されても、『ラジャー!!』と待っていられるのだ。
自分なりに楽しみも見つけて、その間おとなしくしていられる。(ああ、でも、長くはもたない…それが『下の子型(犬気質より)』^^;)
そこで、『もしかして、わたしのことが嫌になっちゃったの』とか『どうせわたしなんて…』と不安にも卑屈にもならないでいることで、許せるうっとうしさになっているんだと思う。
まあ、これも、ずいぶん那智さんに慣らしてもらったところが大きいけどね。
『できるときはできる。できないときはできない。』
何度もそう言い聞かせてくれたから、那智さんの発する言葉に悪意も他意も裏もないという確信を染み込ませられたのですね。
『そうは言っても、本当は…』と思わずにいられるわけです。
『待て』と『よし』の棲み分けができているから、『よし』の間の大量大発生の『好き好き〜』は許せるのでしょう。
それと、『待て』の間、その言葉に裏があると思わずに、素直に受け取って待っていられるということが、那智さんにはとても『楽』なことなんだと思う。(『よし』の時間のほうが圧倒的に多いから、感謝です)
と、長々自分フォローをしてしまいましたが。
この那智さんの言葉に『他意も裏も悪意もない』と思うこと、それができなくなってしまうときが『ぐずり』なんだということが、最近やっと理解して、こうして言語化できるようになったのです。
那智さんのいうことが素直に受け取れない。
わずかに疑ってしまう。
もちろん普段だって、なんでもかんでも盲信しているわけではなく、反論や疑問を投げかけることだって当然ある。
だけど、それは那智さんの発言や意見をそのまま取って、それはどう?と思うわけだから、純粋な反論になるのだけど。
その期間は、似て非なるもので。
発言を素直に受け取れないのです。
なんかかんか理由をつけて、突っかかる。
自分でも頭では理解できているのに、感情がついて来てくれない感じだ。
おかしいな、いつもなら素直に受け取れる発言なのに、なんだか素直に『はい』と思えない。
おかしいな、那智さんの言っていることに悪意はないことは実績として理解できているはずなのに、なんだか自分で棘を作って自分に刺しているみたい。
だから、悲しくなってしまうのだ。
いつもは。
遠くに見える那智さんに向かって一心不乱に駆けていき。
途中で、石に躓いても『びえ〜ん』って泣くかもしれないけど、よしよしってしてもらえれば大丈夫なのに。
『わたしが見てなかったのも悪いけど、那智さんを信じたのに〜』と泣き笑いしておしまいになるのに。
このときは。
石もないのに転んで泣いて、ずっとずっと那智さんのせいだ、信じていたのにって、突っかかるような状態。
本当は、信じて安心して尻尾を振っていたいのに、それができない上に迷惑をかけているわけで、この期間はどんどん落ち込む負のスパイラル。
深く付き合いたい人間には『ズカズカ』と踏み込む那智さんにとっては、その言葉に裏はある!?と深読みされることは、とても居心地悪く、おそらく那智さんらしくない付き合い方をしないといけないと残念な気持ちになるはずなんだ。
だから、お互いにとって、わたしが素直に受け取れないことは、困ってしまう懸案事項なわけです。
と、また、さらに長々説明してしまいましたが。
生理前にそうなるということは、何回も経験して実績を積んで理解できるようになってきた。
最近は、あ、素直になれなくなりそうと予感がすると、それを伝えてから、落ち込めるようになってきた。
現象はかわらなくても、原因がわかっていると双方対応できるようになるものですね。
しばらくメソメソして、落ち着くと生理が始まるんだ。
ほんと、おもしろい。
そのあとは、憑き物が落ちたように、那智さん『好き好き〜』が沸き上がってきて、嬉しくて照れ臭くてもじもじしてしまうくらい^^;
これは、那智さんがとことん付き合ってくれたから、また一層好きになった現れだと思っていたのだけど、それもあるけど、それだけじゃないと。
わたしが犬気質だからだと感じたのが、前回の生理のあとにすぐ来た『ぐずり』が解決したときだった。
で、そのぐずりが欲情から来る?と嫌が上にも納得するはめ(?)になったのだ。
ファーストプライオリティ3
独特な幸福感
生理が来た。
那智さん大好きが戻った。
それから2、3日した夕方、明後日は那智さんとデート。
いろいろ重なって2週間ぶりにゆっくり会える。
あれ?嬉しいけど、なんだかさみしい?
忙しいとき程度のメールや電話のペースのはずで、普段とかわらないはずなのに、なんだか放っておかれているように感じてしまう。
わたしは、明後日のデート楽しみにしているのに。
メールで話題を振ってみる。
『明後日のデートのご予定は?』
『う〜ん、どこか美術館とかにも行きたいね。』
那智さんは、会うたびにホテルばかりというのがあまり好きじゃないんだ。
いろんな思い出を増やしたいという考え(意外とロマンチスト!?)
とはいってもホテルが大半なんだけど^^;
このお返事に、小さく『グサッ』と来てしまう。
普通は、ホテルばかりだと『私の体目当てなのね』と思う方が正解な気がするし、実際ホテル以外デートは、とてもとても楽しいから、グサッと来ることないのに。
わたしのこと抱きたくないんだ…。
って、思っちゃう^^;
『SMを意識するな』と言われたときの、わたしはマゾじゃいけないの?と感じた勘違いショックの後遺症のように。
わたしのこと、虐めたくないんだ。
わたしがマゾじゃダメなんだ。
『20%嫌悪する』と言われ、『羞恥心をなくさないで』と言われた、(これは勘違いじゃない^^)言葉が足枷のように。
わたしはいやらしくなっちゃいけないんだ。
いやらしいわたしは、嫌い。
元々エッチなわたしに私自身が嫌悪しているところがあったから、こんなふうに、過去の言葉を引っ張り出して、いま発せられた言葉に裏を作ってしまうの。
もちろん、これらのショックは二人の間では解決済みで、だから、これで那智さんを直接非難はしていないのよ。
わたしの心の中のぐるぐるです^^;急にネガティブ思考になっちゃうんだ。
それでも。
ずいぶん前から、ぐずぐずは欲求不満からだと那智さんが推測していて、それに陥りそうになったとき試しに『欲求不満です』と伝えてごらんと言われていた。
そんなこと信じられない!!だって本当に悲しいんだもの。と思うけど。
それが二人が楽になるための解決策になるならばと、密かに沸き上がっている『欲情』をメールしてみる。
『那智さん、エッチなわたしがぐるぐるしてます(泣)』
『ホレホレ、ちんちん欲しい?』(あはは、これ実は那智さん羞恥プレイか!?)
こんな返信。
それで、『はい〜』って言える?普通。
だって、乱れるわたしは『20%嫌悪』されるのよ?
羞恥心をなくしちゃいけないのよ?
どうも、このぐるぐる時に即物的なエッチは御法度のよう(笑)
『いりません!!でも、いいこいいこして酷いことしてほしいです』
ここまではわたしとしても頑張ったと思う(笑)
でも、『酷いことといえば、ローターを使って路上でどこでもオナニーってのを考えてたんだよね』と来たメールを受けて、そこから変なぐるぐるに転げ落ちて行くわたし…;;
エッチだか変態だか露出狂だかの2/100のわたしが、それに対して『♪』となる。
残りのわたしは、そんなことあり得ない!!というのが80/100と、それをいかに危険から回避させ、那智さんの望む通りに遂行させるかという危機管理が18/100。
80人がぎゃーぎゃー騒ぎ、18人が四苦八苦で奔走する。
2人は、静かに沸々と欲情を募らせる。
通常ならこれが、ふたりの黄金比(?)。
那智さんのさじ加減やわたしの言動でバランスを崩し、あとは厳しくも甘い時間に突入するはずなんだけど。
このぐるぐるのときは、そう上手くいってくれないみたい。
ちょっと話が逸れますが。
ローターでイクのって難しくないですか?
中に入れただけじゃ全然気持ち良くない、わずかに不快な振動がするだけ。
わたしは、どうもおまんこの中の振動系にあまり気持ち良さを感じないみたいなんだ。
だから、中じゃいけない。
それとクリトリスを刺激するにしても、ちゃんとピンポイントにヒットしないとイキそうでイケない生殺し状態になってしまうのです。
だから、外でも位置をちゃんとしないとイケない^^;
那智さんに対してほんとの反応をしたいので、この手の状態は知ってもらってるんだ。
そんなんだから、那智さんから『どこでもオナニー』の構想を聞いたわたしの18人は、いかに目立たないように、それでも確実に感じられるように、真面目に必死に考えてしまうのです。(感じないと那智さんつまらないからね)
スカートをめくってローターを当てている姿は目立つ。
それなら、あらかじめ装着しておく?
それでピンポイント狙える?
テープで止める?
直接?下着の上から?
どんなテープ?
肌を痛めない?
もう、ぐるぐる(笑)
その都度全部那智さんにメールする。
何回かに一回、那智さんなりのアドバイスをくれる。
考えてメールしながら、一方で、こんなことに一生懸命になる自分を嫌悪しはじめちゃう。
『別に喜んでやるわけじゃないのに、必死になっている自分が情けない。こんなことわたしに考えさせないで!!』ってね。
どんどん自己嫌悪に陥るわたしに。
『俺の要求はイクこと。だから方法はりん子のいいようにすればいいよ。それに、俺はそうやって必死になるりん子も自己嫌悪してしまうりん子も好きなんだよ。』
この姿勢を貫いてくれるのだけど、全然嬉しくない。
必死になるわたしのことを、本当はいやらしいって思っていません?って。
いいようにすればいいよって、なんで突き放すの!?って。
あのね、どれも言いがかりなのは頭ではわかっているのです、だから、これを全部ぶつけているわけじゃないのよ^^;
だけど、感情が…なの。
那智さんの言葉を歪んで捉えてしまって、どんどん落ち込んでいく。
おかしい。
ほんとは『どこでもオナニー』だなんて心ときめく…もとい!!(ほんとにもといです、那智さん〜)心臓が飛び出しそうなイベント付きの久しぶりのデートだったはずなのに。
抱いてくれないの?と悲観して、いやらしいことをさせようとしていると非難する、なんとも矛盾に満ちたぐずぐずに嵌ってしまっている。
いやらしいことをしようとしている自分に腹が立ち情けなく、どんどん自己嫌悪していく。
そんな状態で翌日、歩道の片隅で装着したローターを振動させても悲しくなるだけ。
怖いし恥ずかしいし、機械の振動で無理矢理イッたときにはあまりの情けなさに涙が出てしまった。
そんなわたしを見て、那智さんはまた『欲求不満説』を唱える。
欲情をどうしていいかわからないから、そういう自分は嫌い、不満にさせる俺に腹を立てるんじゃないかな。
「でも、悲しい気持ちばっかりで欲情なんてしていないのですよ。」
「だけど、いままでだっておまんこすれば機嫌が直っていたじゃん。」
(那智さんはいろんなことを総称しておまんこっていうの^^;)
「違います、わたしの欲情は『甘えたい』もセットです。」
「はいはい、それもセットでいいから。りん子は欲情を押さえ込んでしまうんだよ。」
「でも、那智さん、わたし、欲情を実感してもいないのに『欲情してまーす』なんて言えない。」
「わかってる。でも、実績でそれを認めれば、俺も対応の仕方を考えられるし、りん子も楽になるだろ?」
「でも、明るくは言えないし、きっと認めるとまた自己嫌悪しそうです。」
「うん、俺は、明るく言えないりん子も好きだし、自己嫌悪するりん子も好きなんだよね。」
「じゃあ、きっと表に出る態度はこのままですよ。」
「それでも、いい。欲情だってわかれば、それなりに俺は対応できるから。」
ポツポツと、ちょっと不貞腐れながらも冷静に、歩きながら話す。(ローター装着したまま^^;)
まだ、この時点で『ぐずり』=『欲情』と認められてはいないのだけど、ひとつ解決策を提示されて気持ちが少し落ち着いた。
ホテルに入って、ソファに座る那智さんのスーツの胸に顔を押し当て大きくため息をつくと、心がスーーーッと軽くなるようだった。
(あ、その前にエレベーターで『あ〜あ、那智さん、ローター装着した女を連れていたのに一回しか遊ばないなんて、もったいなーい(笑)』と言っちゃったりして、ちょっと身軽になってたな)
いっぱいごめんなさいってして。
そこから、鞭で大喜びして、あれしてこれして*^^*
遅いランチを取りに外に出たとき。
すでにわたしは『那智さん、だーい好き♪♪』になっていた(うう、情けない…;;)
翌日。
もう、那智さんラブラブ尻尾ブンブンのわたしに戻っていて、この手のひらを返したような心の違いに、さすがに今回ばかりは『欲求不満でした』と、実感はしていないけど認めようと思うのでした。
(あまりの態度の違いにしばらく二人で大ウケでした)
で。
その翌日の『好き好き』尻尾ブンブンのときに。
あ〜、なんて幸せなんだろ〜、とすごーく思ったの。
わたしは、これがしたいんだって。
ひたすらにまっすぐに那智さんが大好き。
ああ、犬気質って。
これができなくなる、あのぐずぐず期間のなんとも苦しいことか。
それは、那智さんに迷惑かけちゃうという部分もあるけれど、それよりも圧倒的に犬気質故の苦しさだったんだな〜って。
人が人を好きになるのにいろんな理由がある。
誠実さ?
経済力?
価値観の一致?
わたしは、安心して思いっきり尻尾を振らせてくれるところが好きで、かなり優先順位が高いらしい。
6年間の付き合いで、改めて実感した。
これがまっとうな理由かどうかは、わからないけど。
欲求の優先順位を理解して、それを埋める幸せを味わうことは悪いことじゃないよね。
元々いやらしい自分を認めたくないところがあるからだと思うけど、わたしは『欲情』するとストレートに現れない場合が時々あるみたいなんだ。
それに蓋をしたがる。
自己嫌悪することで蓋をして認めようとしないところがある。
その自己嫌悪が悲しくなる原因のひとつ。
そして、その『欲情』というものが、オナニーですっきりする類いのものとは、ちょっと違うようで。
被虐と従属(同化?)願望を満たしてもらわないとだめみたいなんだ。
それを叶えられる唯一の人那智さんがしてくれないから、言葉を疑うような心理状態になっちゃうのだろう。
(してくれないって言ったって、ちょっとの期間なんですけどね^^;)
欲情がストレートに現れたほうが健全な感じもするけれど、これは『羞恥心をなくさないで』という那智さんの好みと表裏一体だということで、二人の間では必要悪として許容していただけると思う。
言葉を素直に受け入れられなくなりそうになったら、時間ができたら叶えてねとお願いすることで、少しは心が軽くなってくれるといいなと願う。
こうやって犬気質のわたしが安心して尻尾を振れるようにしてもらえれば。
わたしは、いつまでも機嫌良く『大好き』って伝えられる。
何千回も何万回も。
きっと、等価交換。
ちょっと手間はかかるけど、那智さんは何万回の『だーい好き』を手に入れることができるのだ^^
それが、犬気質と付き合う特典といえば、特典(笑)
でも、でも。
その犬気質さえも押さえ込んでしまうものが欲情だとしたら…。
それがわたしの最優先事項ってことになってしまうのだろうか^^;
りん子はねぇ、一週間は大丈夫なんだよな。
10日でぎりぎり、二週間空くと『那智さん、悲しいです〜』って言い出すんだよ。
それにしても、二週間で枯渇する(らしい)わたしのファーストプライオリティ…、ああ、やっぱり情けない^^;
長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました^^
結局欲情じゃん!!ってことでしたぁ^^;
生理が来た。
那智さん大好きが戻った。
それから2、3日した夕方、明後日は那智さんとデート。
いろいろ重なって2週間ぶりにゆっくり会える。
あれ?嬉しいけど、なんだかさみしい?
忙しいとき程度のメールや電話のペースのはずで、普段とかわらないはずなのに、なんだか放っておかれているように感じてしまう。
わたしは、明後日のデート楽しみにしているのに。
メールで話題を振ってみる。
『明後日のデートのご予定は?』
『う〜ん、どこか美術館とかにも行きたいね。』
那智さんは、会うたびにホテルばかりというのがあまり好きじゃないんだ。
いろんな思い出を増やしたいという考え(意外とロマンチスト!?)
とはいってもホテルが大半なんだけど^^;
このお返事に、小さく『グサッ』と来てしまう。
普通は、ホテルばかりだと『私の体目当てなのね』と思う方が正解な気がするし、実際ホテル以外デートは、とてもとても楽しいから、グサッと来ることないのに。
わたしのこと抱きたくないんだ…。
って、思っちゃう^^;
『SMを意識するな』と言われたときの、わたしはマゾじゃいけないの?と感じた勘違いショックの後遺症のように。
わたしのこと、虐めたくないんだ。
わたしがマゾじゃダメなんだ。
『20%嫌悪する』と言われ、『羞恥心をなくさないで』と言われた、(これは勘違いじゃない^^)言葉が足枷のように。
わたしはいやらしくなっちゃいけないんだ。
いやらしいわたしは、嫌い。
元々エッチなわたしに私自身が嫌悪しているところがあったから、こんなふうに、過去の言葉を引っ張り出して、いま発せられた言葉に裏を作ってしまうの。
もちろん、これらのショックは二人の間では解決済みで、だから、これで那智さんを直接非難はしていないのよ。
わたしの心の中のぐるぐるです^^;急にネガティブ思考になっちゃうんだ。
それでも。
ずいぶん前から、ぐずぐずは欲求不満からだと那智さんが推測していて、それに陥りそうになったとき試しに『欲求不満です』と伝えてごらんと言われていた。
そんなこと信じられない!!だって本当に悲しいんだもの。と思うけど。
それが二人が楽になるための解決策になるならばと、密かに沸き上がっている『欲情』をメールしてみる。
『那智さん、エッチなわたしがぐるぐるしてます(泣)』
『ホレホレ、ちんちん欲しい?』(あはは、これ実は那智さん羞恥プレイか!?)
こんな返信。
それで、『はい〜』って言える?普通。
だって、乱れるわたしは『20%嫌悪』されるのよ?
羞恥心をなくしちゃいけないのよ?
どうも、このぐるぐる時に即物的なエッチは御法度のよう(笑)
『いりません!!でも、いいこいいこして酷いことしてほしいです』
ここまではわたしとしても頑張ったと思う(笑)
でも、『酷いことといえば、ローターを使って路上でどこでもオナニーってのを考えてたんだよね』と来たメールを受けて、そこから変なぐるぐるに転げ落ちて行くわたし…;;
エッチだか変態だか露出狂だかの2/100のわたしが、それに対して『♪』となる。
残りのわたしは、そんなことあり得ない!!というのが80/100と、それをいかに危険から回避させ、那智さんの望む通りに遂行させるかという危機管理が18/100。
80人がぎゃーぎゃー騒ぎ、18人が四苦八苦で奔走する。
2人は、静かに沸々と欲情を募らせる。
通常ならこれが、ふたりの黄金比(?)。
那智さんのさじ加減やわたしの言動でバランスを崩し、あとは厳しくも甘い時間に突入するはずなんだけど。
このぐるぐるのときは、そう上手くいってくれないみたい。
ちょっと話が逸れますが。
ローターでイクのって難しくないですか?
中に入れただけじゃ全然気持ち良くない、わずかに不快な振動がするだけ。
わたしは、どうもおまんこの中の振動系にあまり気持ち良さを感じないみたいなんだ。
だから、中じゃいけない。
それとクリトリスを刺激するにしても、ちゃんとピンポイントにヒットしないとイキそうでイケない生殺し状態になってしまうのです。
だから、外でも位置をちゃんとしないとイケない^^;
那智さんに対してほんとの反応をしたいので、この手の状態は知ってもらってるんだ。
そんなんだから、那智さんから『どこでもオナニー』の構想を聞いたわたしの18人は、いかに目立たないように、それでも確実に感じられるように、真面目に必死に考えてしまうのです。(感じないと那智さんつまらないからね)
スカートをめくってローターを当てている姿は目立つ。
それなら、あらかじめ装着しておく?
それでピンポイント狙える?
テープで止める?
直接?下着の上から?
どんなテープ?
肌を痛めない?
もう、ぐるぐる(笑)
その都度全部那智さんにメールする。
何回かに一回、那智さんなりのアドバイスをくれる。
考えてメールしながら、一方で、こんなことに一生懸命になる自分を嫌悪しはじめちゃう。
『別に喜んでやるわけじゃないのに、必死になっている自分が情けない。こんなことわたしに考えさせないで!!』ってね。
どんどん自己嫌悪に陥るわたしに。
『俺の要求はイクこと。だから方法はりん子のいいようにすればいいよ。それに、俺はそうやって必死になるりん子も自己嫌悪してしまうりん子も好きなんだよ。』
この姿勢を貫いてくれるのだけど、全然嬉しくない。
必死になるわたしのことを、本当はいやらしいって思っていません?って。
いいようにすればいいよって、なんで突き放すの!?って。
あのね、どれも言いがかりなのは頭ではわかっているのです、だから、これを全部ぶつけているわけじゃないのよ^^;
だけど、感情が…なの。
那智さんの言葉を歪んで捉えてしまって、どんどん落ち込んでいく。
おかしい。
ほんとは『どこでもオナニー』だなんて心ときめく…もとい!!(ほんとにもといです、那智さん〜)心臓が飛び出しそうなイベント付きの久しぶりのデートだったはずなのに。
抱いてくれないの?と悲観して、いやらしいことをさせようとしていると非難する、なんとも矛盾に満ちたぐずぐずに嵌ってしまっている。
いやらしいことをしようとしている自分に腹が立ち情けなく、どんどん自己嫌悪していく。
そんな状態で翌日、歩道の片隅で装着したローターを振動させても悲しくなるだけ。
怖いし恥ずかしいし、機械の振動で無理矢理イッたときにはあまりの情けなさに涙が出てしまった。
そんなわたしを見て、那智さんはまた『欲求不満説』を唱える。
欲情をどうしていいかわからないから、そういう自分は嫌い、不満にさせる俺に腹を立てるんじゃないかな。
「でも、悲しい気持ちばっかりで欲情なんてしていないのですよ。」
「だけど、いままでだっておまんこすれば機嫌が直っていたじゃん。」
(那智さんはいろんなことを総称しておまんこっていうの^^;)
「違います、わたしの欲情は『甘えたい』もセットです。」
「はいはい、それもセットでいいから。りん子は欲情を押さえ込んでしまうんだよ。」
「でも、那智さん、わたし、欲情を実感してもいないのに『欲情してまーす』なんて言えない。」
「わかってる。でも、実績でそれを認めれば、俺も対応の仕方を考えられるし、りん子も楽になるだろ?」
「でも、明るくは言えないし、きっと認めるとまた自己嫌悪しそうです。」
「うん、俺は、明るく言えないりん子も好きだし、自己嫌悪するりん子も好きなんだよね。」
「じゃあ、きっと表に出る態度はこのままですよ。」
「それでも、いい。欲情だってわかれば、それなりに俺は対応できるから。」
ポツポツと、ちょっと不貞腐れながらも冷静に、歩きながら話す。(ローター装着したまま^^;)
まだ、この時点で『ぐずり』=『欲情』と認められてはいないのだけど、ひとつ解決策を提示されて気持ちが少し落ち着いた。
ホテルに入って、ソファに座る那智さんのスーツの胸に顔を押し当て大きくため息をつくと、心がスーーーッと軽くなるようだった。
(あ、その前にエレベーターで『あ〜あ、那智さん、ローター装着した女を連れていたのに一回しか遊ばないなんて、もったいなーい(笑)』と言っちゃったりして、ちょっと身軽になってたな)
いっぱいごめんなさいってして。
そこから、鞭で大喜びして、あれしてこれして*^^*
遅いランチを取りに外に出たとき。
すでにわたしは『那智さん、だーい好き♪♪』になっていた(うう、情けない…;;)
翌日。
もう、那智さんラブラブ尻尾ブンブンのわたしに戻っていて、この手のひらを返したような心の違いに、さすがに今回ばかりは『欲求不満でした』と、実感はしていないけど認めようと思うのでした。
(あまりの態度の違いにしばらく二人で大ウケでした)
で。
その翌日の『好き好き』尻尾ブンブンのときに。
あ〜、なんて幸せなんだろ〜、とすごーく思ったの。
わたしは、これがしたいんだって。
ひたすらにまっすぐに那智さんが大好き。
ああ、犬気質って。
これができなくなる、あのぐずぐず期間のなんとも苦しいことか。
それは、那智さんに迷惑かけちゃうという部分もあるけれど、それよりも圧倒的に犬気質故の苦しさだったんだな〜って。
人が人を好きになるのにいろんな理由がある。
誠実さ?
経済力?
価値観の一致?
わたしは、安心して思いっきり尻尾を振らせてくれるところが好きで、かなり優先順位が高いらしい。
6年間の付き合いで、改めて実感した。
これがまっとうな理由かどうかは、わからないけど。
欲求の優先順位を理解して、それを埋める幸せを味わうことは悪いことじゃないよね。
元々いやらしい自分を認めたくないところがあるからだと思うけど、わたしは『欲情』するとストレートに現れない場合が時々あるみたいなんだ。
それに蓋をしたがる。
自己嫌悪することで蓋をして認めようとしないところがある。
その自己嫌悪が悲しくなる原因のひとつ。
そして、その『欲情』というものが、オナニーですっきりする類いのものとは、ちょっと違うようで。
被虐と従属(同化?)願望を満たしてもらわないとだめみたいなんだ。
それを叶えられる唯一の人那智さんがしてくれないから、言葉を疑うような心理状態になっちゃうのだろう。
(してくれないって言ったって、ちょっとの期間なんですけどね^^;)
欲情がストレートに現れたほうが健全な感じもするけれど、これは『羞恥心をなくさないで』という那智さんの好みと表裏一体だということで、二人の間では必要悪として許容していただけると思う。
言葉を素直に受け入れられなくなりそうになったら、時間ができたら叶えてねとお願いすることで、少しは心が軽くなってくれるといいなと願う。
こうやって犬気質のわたしが安心して尻尾を振れるようにしてもらえれば。
わたしは、いつまでも機嫌良く『大好き』って伝えられる。
何千回も何万回も。
きっと、等価交換。
ちょっと手間はかかるけど、那智さんは何万回の『だーい好き』を手に入れることができるのだ^^
それが、犬気質と付き合う特典といえば、特典(笑)
でも、でも。
その犬気質さえも押さえ込んでしまうものが欲情だとしたら…。
それがわたしの最優先事項ってことになってしまうのだろうか^^;
りん子はねぇ、一週間は大丈夫なんだよな。
10日でぎりぎり、二週間空くと『那智さん、悲しいです〜』って言い出すんだよ。
それにしても、二週間で枯渇する(らしい)わたしのファーストプライオリティ…、ああ、やっぱり情けない^^;
長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました^^
結局欲情じゃん!!ってことでしたぁ^^;