お支払い(笑)
独特な幸福感
いつもの通り部屋を選んで、今日はわたしがパネルの『決める』をタッチする。
同時に、那智さんがカウンターで鍵を受け取り前金を支払う様子を背中で感じる。
振り返ると、まだ支払い中。
というか、少し色のついたガラス越しに見えるカウンターの中のスタッフが若干の戸惑いの表情が見える。
あ~、那智さんったらぁ、もしや、あれしてる?
皆さんはおつりが発生する支払いのとき、どんなふうに出しますか?
手持ちの小銭の有無で変わるでしょうけど。
980円で1000円札を出すとしたら、そのまま『1000円札』?
それとも『1080円』?
ちょっと凝って『1030円』?
レジが混んでいたらすみやかに大きいものだけ出したほうが迷惑かからないと思うけど、小銭を整理したり、おつりを簡潔にできたりするので、こういう出し方をするひとは案外いるよね?
で、那智さんはそれの高等レベルをくり出すのだ(笑)
458円の買い物に対して1013円出しておつりを555円もらうみたいな感じ。
(あれ、那智さん、これで正解??)
当然、ちょうどあればちょうど出すでしょうし、8円あれば1008円出すでしょうけど、ときどきこんなふうに支払うのだ。
仕事柄、瞬時に計算できる慣れもあるかもしれないけど、まあ、わたしにはできない芸当である。
で、おそらくそれをやっていたのだ。
カウンターまで近寄る必要はないと思い、サービスのアメニティを覗いたり、すぐボタンが押せるようにエレベーター前で待機したりしていても、なかなか来ない。
再度、カウンターのほうを見ると、スタッフは戸惑いの表情のままで何かを打ち込んでいる仕草が見えた。
きっと電卓かレジに金額打ち込んで、『4806(消費税込み)に対して5311円出された』不可解の答えを導き出そうとしているんだろう。
(金額はイメージです 笑)
誰も来ないといいなぁ。
せっかくエレベーター1階にあるから、エレベーター呼ばれないといいなぁ。
たぶん数十秒、長くても1、2分のことだけど、状況が状況だけに、ものすごく長く感じる。
やっとおつりをもらったみたいで急いでエレベーターを押して、一緒に乗る。
もう、那智さん、わかりにくい支払いの仕方しましたよね?(笑)
そうだよ、ダメ?
ダメっていうか、さくっと済ませたいラブホのカウンターでするものじゃないでしょ!?
そうかな
那智さん、日頃この支払い方をするときの心理はなんなのだろうなって思っていた。
『わかる??』というわかる人特有の特権意識みたいなものを想像してしまって、ちょっとイケスカナイなと思っていたから、ちょっと突っ込んで聞いてみる。
那智さん、相手がわからないと思って意地悪な気持ちありません?(笑)
いや、それはほとんどないな~
まあ、さらっとおつりをくれたら同じ感覚でうれしいけど
この払い方だと、小銭を少なく渡せるからお店側も(俺も)ラクなんだよ
たしかに100円玉4枚と十円玉3枚と1円玉7枚とか出すより、500円玉と5円玉1枚ずつだけのほうがラクではある。
でも
うーん、でも、慣れた暗算方法のほうがおつりを出すほうはラクじゃないですか?
そんなことないよ(笑)、このやり方をするとお店の人も簡単さにハッと気づいてくれるような顔するんだよ?
ああ、なるほどね。
最小限の小銭のやり取りは双方にとってメリットであるし、そのラクさを知らないでいるのであれば、知っておくのは悪いことではない。
だから、那智さんは意地悪な気持ちというよりメリット&『教えたい癖』がそうさせているのだろう。
わかりました、わかりました。
こんなふうに互いの意見の違いをやんややんやと言い合えるのは楽しい。
たしかに店員さん側のメリットもあるでしょう。
わたしは、そこまでしないけど、那智さんが支払うときには那智さんのお好きにすればいいとも思う。
部屋に入ってからも、楽しく真剣に言い合う。
で、ほとんど受け入れる。
だけど、だけど、
ラブホの会計時にするのはやめていただきたい、です!!
ここだけは譲れないし、きっとこれは間違ってない(笑)
間違ってない、よね(笑)
<関連エントリー>
ホテルでもいろいろ
常宿
常宿2
エレベーターと鍵
「等式」「お支払い」感想です。私の財布には小銭入れがなく、常に小銭はバラでポケットの中です。そんなこともありなるべく、多くの小銭を出したいのです。5555円のお釣りも快感がないと言えば嘘になります❗(笑)
いつもの通り部屋を選んで、今日はわたしがパネルの『決める』をタッチする。
同時に、那智さんがカウンターで鍵を受け取り前金を支払う様子を背中で感じる。
振り返ると、まだ支払い中。
というか、少し色のついたガラス越しに見えるカウンターの中のスタッフが若干の戸惑いの表情が見える。
あ~、那智さんったらぁ、もしや、あれしてる?
皆さんはおつりが発生する支払いのとき、どんなふうに出しますか?
手持ちの小銭の有無で変わるでしょうけど。
980円で1000円札を出すとしたら、そのまま『1000円札』?
それとも『1080円』?
ちょっと凝って『1030円』?
レジが混んでいたらすみやかに大きいものだけ出したほうが迷惑かからないと思うけど、小銭を整理したり、おつりを簡潔にできたりするので、こういう出し方をするひとは案外いるよね?
で、那智さんはそれの高等レベルをくり出すのだ(笑)
458円の買い物に対して1013円出しておつりを555円もらうみたいな感じ。
(あれ、那智さん、これで正解??)
当然、ちょうどあればちょうど出すでしょうし、8円あれば1008円出すでしょうけど、ときどきこんなふうに支払うのだ。
仕事柄、瞬時に計算できる慣れもあるかもしれないけど、まあ、わたしにはできない芸当である。
で、おそらくそれをやっていたのだ。
カウンターまで近寄る必要はないと思い、サービスのアメニティを覗いたり、すぐボタンが押せるようにエレベーター前で待機したりしていても、なかなか来ない。
再度、カウンターのほうを見ると、スタッフは戸惑いの表情のままで何かを打ち込んでいる仕草が見えた。
きっと電卓かレジに金額打ち込んで、『4806(消費税込み)に対して5311円出された』不可解の答えを導き出そうとしているんだろう。
(金額はイメージです 笑)
誰も来ないといいなぁ。
せっかくエレベーター1階にあるから、エレベーター呼ばれないといいなぁ。
たぶん数十秒、長くても1、2分のことだけど、状況が状況だけに、ものすごく長く感じる。
やっとおつりをもらったみたいで急いでエレベーターを押して、一緒に乗る。
もう、那智さん、わかりにくい支払いの仕方しましたよね?(笑)
そうだよ、ダメ?
ダメっていうか、さくっと済ませたいラブホのカウンターでするものじゃないでしょ!?
そうかな
那智さん、日頃この支払い方をするときの心理はなんなのだろうなって思っていた。
『わかる??』というわかる人特有の特権意識みたいなものを想像してしまって、ちょっとイケスカナイなと思っていたから、ちょっと突っ込んで聞いてみる。
那智さん、相手がわからないと思って意地悪な気持ちありません?(笑)
いや、それはほとんどないな~
まあ、さらっとおつりをくれたら同じ感覚でうれしいけど
この払い方だと、小銭を少なく渡せるからお店側も(俺も)ラクなんだよ
たしかに100円玉4枚と十円玉3枚と1円玉7枚とか出すより、500円玉と5円玉1枚ずつだけのほうがラクではある。
でも
うーん、でも、慣れた暗算方法のほうがおつりを出すほうはラクじゃないですか?
そんなことないよ(笑)、このやり方をするとお店の人も簡単さにハッと気づいてくれるような顔するんだよ?
ああ、なるほどね。
最小限の小銭のやり取りは双方にとってメリットであるし、そのラクさを知らないでいるのであれば、知っておくのは悪いことではない。
だから、那智さんは意地悪な気持ちというよりメリット&『教えたい癖』がそうさせているのだろう。
わかりました、わかりました。
こんなふうに互いの意見の違いをやんややんやと言い合えるのは楽しい。
たしかに店員さん側のメリットもあるでしょう。
わたしは、そこまでしないけど、那智さんが支払うときには那智さんのお好きにすればいいとも思う。
部屋に入ってからも、楽しく真剣に言い合う。
で、ほとんど受け入れる。
だけど、だけど、
ラブホの会計時にするのはやめていただきたい、です!!
ここだけは譲れないし、きっとこれは間違ってない(笑)
間違ってない、よね(笑)
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常宿2
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「等式」「お支払い」感想です。私の財布には小銭入れがなく、常に小銭はバラでポケットの中です。そんなこともありなるべく、多くの小銭を出したいのです。5555円のお釣りも快感がないと言えば嘘になります❗(笑)
幸福を作るツールとしての主従
りん子的独り言(生意気)
主従だから甘えられる。
主従だから甘えちゃいけない。
奴隷だからすべてを委ねる。
奴隷だから依存してはいけない。
両方を別の場所で、もしくはひとりの人の言葉として目にすることがある。
この相反する見解、同一人物からの場合は自己矛盾を孕んだ言葉。
主従は甘えてよくて、甘えてはいけなくて、奴隷は委ねるけど依存してはいけないのか。
最近のわたしは寛容なので(笑)、人によって都合良く解釈が変わろうが、矛盾を孕んでいようが、かまわない。
◯◯の定義なんていうものを論じるほどの気合いもない。
だから、どちらでもかまわないのだけど。
ようは、それが幸福を作るツールであればいいとだけは、思う。
普段、人の上に立つような立場の人の心をほぐすために主従であるほうがやりやすいかもしれないし、快感を得るための免罪符として奴隷的立場であるほうがよいこともあるかもしれないものね。
人によって解釈もバラバラで、(まあ、中には『〜であるべき』な他者の解釈を否定する人もいるかもしれないけど、これだけ多様な解釈が蔓延していることは事実だから、それを基準に言いますけど)、誰かの都合よく運営されているのなら、自分にとって幸福になるためのものであればいいよね。
恋人だって、友情だって、名称はひとつだけど中身はみんな違うもの。
その関係でいることが好ましいから、そう呼んでいるのだものね。
以前、『主従という名称が好きだから』と言っていた方がいらしたけど、そういうことだよね。
その名称であることが好きで、その立場であると都合よく(この都合よいはプラスの意味だよ)、幸福である。
って、だけのことで、よいと思うのだ。
だって、大好きな人は大切にしたいし、大好きな人がうれしそうだとこちらも幸せだもんね。
そこに名称や関係の限定なんてなくていいのだ。
でもね。
どんなに『自分のよい解釈で』『幸福のためのツール』と言い聞かせてみても、誰かが作ったイメージに引きずられてしまうもの。
どこかの誰かが健気な献身を書いていると、そうしないといけないのだろうかと、ためらってしまうもの。
だから、自分の足下をしっかり見て、これがわたしの幸せを作るものなのだと時々唱えよう。
自分だけの幸せを作りましょう。
でもって、他の誰かが気になって『これがわたしの幸せ』だと言い切れない関係は、どんな名称であっても、そもそも幸福ではないのかもしれないよ、とも思うのだ。
「等式」「幸福を作るツールとしての主従」感想です。今までも、同じようなことを言っていると思うけれど、火傷しそうな「熱さ」が無い分私の心に染み込みます。りん子の言うようにどんな関係性でも、幸せのツールにして欲しいですねね。
主従だから甘えられる。
主従だから甘えちゃいけない。
奴隷だからすべてを委ねる。
奴隷だから依存してはいけない。
両方を別の場所で、もしくはひとりの人の言葉として目にすることがある。
この相反する見解、同一人物からの場合は自己矛盾を孕んだ言葉。
主従は甘えてよくて、甘えてはいけなくて、奴隷は委ねるけど依存してはいけないのか。
最近のわたしは寛容なので(笑)、人によって都合良く解釈が変わろうが、矛盾を孕んでいようが、かまわない。
◯◯の定義なんていうものを論じるほどの気合いもない。
だから、どちらでもかまわないのだけど。
ようは、それが幸福を作るツールであればいいとだけは、思う。
普段、人の上に立つような立場の人の心をほぐすために主従であるほうがやりやすいかもしれないし、快感を得るための免罪符として奴隷的立場であるほうがよいこともあるかもしれないものね。
人によって解釈もバラバラで、(まあ、中には『〜であるべき』な他者の解釈を否定する人もいるかもしれないけど、これだけ多様な解釈が蔓延していることは事実だから、それを基準に言いますけど)、誰かの都合よく運営されているのなら、自分にとって幸福になるためのものであればいいよね。
恋人だって、友情だって、名称はひとつだけど中身はみんな違うもの。
その関係でいることが好ましいから、そう呼んでいるのだものね。
以前、『主従という名称が好きだから』と言っていた方がいらしたけど、そういうことだよね。
その名称であることが好きで、その立場であると都合よく(この都合よいはプラスの意味だよ)、幸福である。
って、だけのことで、よいと思うのだ。
だって、大好きな人は大切にしたいし、大好きな人がうれしそうだとこちらも幸せだもんね。
そこに名称や関係の限定なんてなくていいのだ。
でもね。
どんなに『自分のよい解釈で』『幸福のためのツール』と言い聞かせてみても、誰かが作ったイメージに引きずられてしまうもの。
どこかの誰かが健気な献身を書いていると、そうしないといけないのだろうかと、ためらってしまうもの。
だから、自分の足下をしっかり見て、これがわたしの幸せを作るものなのだと時々唱えよう。
自分だけの幸せを作りましょう。
でもって、他の誰かが気になって『これがわたしの幸せ』だと言い切れない関係は、どんな名称であっても、そもそも幸福ではないのかもしれないよ、とも思うのだ。
「等式」「幸福を作るツールとしての主従」感想です。今までも、同じようなことを言っていると思うけれど、火傷しそうな「熱さ」が無い分私の心に染み込みます。りん子の言うようにどんな関係性でも、幸せのツールにして欲しいですねね。
毎度お馴染みの、です^^;
独特な幸福感
あ~、大変、ああ、大変。
今週末はシーズンの第一のピーク。
土曜日は本番1本だけど、日曜日には本番のあと3つも打ち合わせが入っている。
打ち合わせはね、3本も入るともう脳みそがヘトヘトになるんだよ。
わたしより売れっ子の司会者さんは最高で一日6本打ち合わせをしたことがあったそうだけど「3本終わったときに、もう無理だと思った」と言っていたもの。
やっぱりそうなのだ。
しかも、ふたつの会場をキレイに行ったり来たりするのだから、余計に忙しい^^;
とにかく、二週間くらい前から「大変だ、大変だ」と那智さんに訴える。
その度に「3本はキツいねぇ」だったり「効率いいじゃん」だったり「ふ~ん」だったり、何かしらの反応をしてくれていた。
わたし自身も話題提供程度のノリだったから、どんな反応でもかまわないのだけど、
冗談っぽく「大変、大変」言いながら、小出しにガス抜きしているんだ。
やってやる~と奮い立たせている側面もあるので基本は甘えているんだよね~。
聞いてもらう、そして、何かしら反応してくれる、これだけでも充分効果はあるものだ。
迎えた当日。
本番が終わり、次の会場に急ぎ足で向かいながら、持参したクッキーを頬張る。
こういう余裕のないときはトイレに行きたくならないようにあまりお腹に入れないようにしているのだけど、パワーがほしいから甘いものをひと齧りだけするようにしているのだ。
ここでも那智さんに報告。
クッキー食べて糖分とってパワー注入です!!
わたし大変、でもがんばってるの!!アピールだ(笑)
タイミングがよく、その後少しだけお話しすることができた。
なんか食ったら?
などと、気にかけてもらったり「これから打ち合わせ3コですよ!!(笑)」と鼓舞したりして、サクッとおしまい。
じゃあ、切りますね~
いってきます!
と次会場に向かうだめに切った。
そしたら、文字が届いた。
りん子なら大丈夫!
「3本はキツいねぇ」だったり「効率いいじゃん」だったり「ふ~ん」だったり、共感や慰めや微反応はもらった。
で、ここにきて『励まし』だ~。
どこまで意識的にやっているかわからないけど、このタイミングで『励まし』は絶好のタイミングだ。
でもって、那智さんは励ますのがうまい!
『りん子なら大丈夫』だ。
『がんばって』でも、いつもの『祝福ね~』でもなく、このときは『りん子なら大丈夫!』。
なんだか、那智さん、お見事すぎて、ニクい(笑)
わたしはいい気分で3本の打ち合わせに挑むのだった^^
思い返すと、ずっと那智さんはわたしの力を信じてくれていたなと思う。
この仕事に関してもそうだけど、たとえばウソはつかないとか約束は守るとか、わたしの人間性に関しても、ずっと信じてくれていた。
疑ったり試したりされた記憶がないもの。
信じてもらえるということは、信じてもらえているほうのパワーになるんだね。
『信じてもらえる』ことについては以前にも似たようなことを書いたけど、今回は毎度お馴染みの那智さん自慢を織り交ぜてお送りいたしました(笑)
<関連エントリー>
畏怖の念
信じることに慣れさせてもらったら
信じられる
「等式」「毎度お馴染みの です。」感想です。ここでツイートするのもいかがなものかと思いますが、大変なとき最終的な応援は、「俺がついているよ」「りん子なら大丈夫」しかありません、あまり出動させませんが、この2つの声をかけるしか思い付きません。「祝福」するモチベーションが前提ですが。
あ~、大変、ああ、大変。
今週末はシーズンの第一のピーク。
土曜日は本番1本だけど、日曜日には本番のあと3つも打ち合わせが入っている。
打ち合わせはね、3本も入るともう脳みそがヘトヘトになるんだよ。
わたしより売れっ子の司会者さんは最高で一日6本打ち合わせをしたことがあったそうだけど「3本終わったときに、もう無理だと思った」と言っていたもの。
やっぱりそうなのだ。
しかも、ふたつの会場をキレイに行ったり来たりするのだから、余計に忙しい^^;
とにかく、二週間くらい前から「大変だ、大変だ」と那智さんに訴える。
その度に「3本はキツいねぇ」だったり「効率いいじゃん」だったり「ふ~ん」だったり、何かしらの反応をしてくれていた。
わたし自身も話題提供程度のノリだったから、どんな反応でもかまわないのだけど、
冗談っぽく「大変、大変」言いながら、小出しにガス抜きしているんだ。
やってやる~と奮い立たせている側面もあるので基本は甘えているんだよね~。
聞いてもらう、そして、何かしら反応してくれる、これだけでも充分効果はあるものだ。
迎えた当日。
本番が終わり、次の会場に急ぎ足で向かいながら、持参したクッキーを頬張る。
こういう余裕のないときはトイレに行きたくならないようにあまりお腹に入れないようにしているのだけど、パワーがほしいから甘いものをひと齧りだけするようにしているのだ。
ここでも那智さんに報告。
クッキー食べて糖分とってパワー注入です!!
わたし大変、でもがんばってるの!!アピールだ(笑)
タイミングがよく、その後少しだけお話しすることができた。
なんか食ったら?
などと、気にかけてもらったり「これから打ち合わせ3コですよ!!(笑)」と鼓舞したりして、サクッとおしまい。
じゃあ、切りますね~
いってきます!
と次会場に向かうだめに切った。
そしたら、文字が届いた。
りん子なら大丈夫!
「3本はキツいねぇ」だったり「効率いいじゃん」だったり「ふ~ん」だったり、共感や慰めや微反応はもらった。
で、ここにきて『励まし』だ~。
どこまで意識的にやっているかわからないけど、このタイミングで『励まし』は絶好のタイミングだ。
でもって、那智さんは励ますのがうまい!
『りん子なら大丈夫』だ。
『がんばって』でも、いつもの『祝福ね~』でもなく、このときは『りん子なら大丈夫!』。
なんだか、那智さん、お見事すぎて、ニクい(笑)
わたしはいい気分で3本の打ち合わせに挑むのだった^^
思い返すと、ずっと那智さんはわたしの力を信じてくれていたなと思う。
この仕事に関してもそうだけど、たとえばウソはつかないとか約束は守るとか、わたしの人間性に関しても、ずっと信じてくれていた。
疑ったり試したりされた記憶がないもの。
信じてもらえるということは、信じてもらえているほうのパワーになるんだね。
『信じてもらえる』ことについては以前にも似たようなことを書いたけど、今回は毎度お馴染みの那智さん自慢を織り交ぜてお送りいたしました(笑)
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畏怖の念
信じることに慣れさせてもらったら
信じられる
「等式」「毎度お馴染みの です。」感想です。ここでツイートするのもいかがなものかと思いますが、大変なとき最終的な応援は、「俺がついているよ」「りん子なら大丈夫」しかありません、あまり出動させませんが、この2つの声をかけるしか思い付きません。「祝福」するモチベーションが前提ですが。
スペクタクル!!
独り言
なかなか壮大な夢を見た。
わたしが地元の権力者の御曹司に気に入られてしまい無理矢理結婚させられそうになるのだ(いろいろツッコミはなしで!!)
権力者いえば聞こえはいいが、どう見ても堅気ではない人たちで、その御曹司も、まあ、怖そうな青年だった。
無理やり連れて行かれ御曹司の部屋に監禁されて、とうとう犯されそうになるところをなんとかはぐらかし、屋敷から逃亡に成功する。
ところが、地元の権力者だけあってすでに町全体がぐるになっていて、いつどこから追っ手が来るか、通報されるか怯えながら身を潜めていた。
路地に逃げ込み、那智さんにメールを送る。
そう、わたしは那智さんと駆け落ちしようとしていたのだ。
必死に連絡を取りながら逃亡を続ける。
わたしが連絡を取り合っていたら、那智さんにまで被害が及ぶかもしれない。
そんなことならいっそのこと、わたしひとりが犠牲になって御曹司のもとに行ってしまうほうがいいのだろうか。
必死に逃げながら、脳裏をよぎる。
それでもなんとか落ち合おうと、わたしは潜伏先を探し、気がついたら『常宿』のある街に来ていた。
そうか、ここなら地元からすこし外れているから多少監視も緩まるだろう。
急いで那智さんにメールを送る。
◯◯ホテルに入っておきます
部屋番号は後で知らせます
見慣れた『常宿』のドアをくぐり一番安い部屋を選ぶ。
そんなに長居をするつもりはないし、逃亡者には安部屋のほうがふさわしい気もしたからだ。
フロントでは「あ、今日はおひとり?」というような表情をされる。
よし、警戒されていない。
後からもうひとり来ます
と伝え鍵を受け取る。
部屋のあるフロアまで長い廊下とエレベーターを移動する。
(実際はそんな長くない^^;)
ふとフロントの気配を背中に感じた。
他にも人がいるようだ。
このホテルもすでにヤツらの手に渡っているのか!!
あの表情はわたしに警告を発してくれた表情だったのかもしれない。
廊下の先に人影が見えた。
急いで柱に身を隠す。
そーっとエレベーターまで行き一気に部屋のある2階にあがる。
急いで那智さんにホテルに入ったことと部屋番号をメールする。
命からがら部屋のドアをあけると、そこは広いリビングですでに人がいた。
(もうラブホの設定はめちゃくちゃ^^;)
まずい、怪しまれないようにしなければと平然を装い会釈をする。
おそらく、彼も追っ手だ。
ただ、わたしの顔を認識していない程度の下っ端のもののようで、チラチラとこちらの様子を伺い確認しようとしている。
追加の追っ手が来るのも時間の問題だろう。
どうにか気づかれる前にここから出ないといけない。
部屋の中を散策するふりをして窓際に立つ。
2階か、飛び降りられなくはないな…。
下っ端が何かささやいている。
イヤフォンマイクで外と通信をしているのだ。
まずい。
外を見るとこちらに向かって男性数人が走ってくる。
彼らと通信しているのだ。
タイミングを計る。
彼らはここにあがってくる。
上から覗くわたしに気づかれないように息を殺し、数人がホテルの真下にあるドアのあたりに吸い込まれて姿が見えなくなったのを確認して窓から飛び降りる。
窓から「待て!!」という声が聞こえた。
アスファルトの衝撃に顔を歪めるけど、それ以上感傷に浸っているわけにはいかない。
少しでも遠くへ。
そして、那智さんがホテルに入ってしまわないよう一刻も早く知らせなければ。
那智さん、電話に出て!
あのホテルにはいってはいけない。
走りながら呼び出すけど、出てくれない。
振り返るとさっきの追っ手がホテルから出てきたのが見えた。
前からも同じような男たちがこちらに向かってきている。
ああ、もうダメだ。
諦めてしまいたくなる。
でも、きっといまホテルに追っ手はいない、ということは、もし那智さんがホテルに来てしまっても巻き込まれることはない。
そう一抹の安堵を感じて、もう諦めようと思った。
と、ここで夢はおしまい。
なかなか壮大な夢でしょ!?
遡ること約十数時間。
わたしは常宿2の路地裏にいた。
今日は那智さん空港までお客様をお見送り。
去年は『プリティ・ウーマン(笑)』をした日だ。
今年も空港まで行く選択肢もあったのだけど、今年は常宿2のあたりまで来ていただくことになっていたので、わたしは直接ホテルに向かうことにした。
部屋が空いていないといけないので、ひとりラブホで。
最初の頃は相当ハードル高かったけど2度3度とくり返していくうちに、多少は慣れてくるもので、いや、相変わらず誰かいたらどうしようとか2部制の時間ちょうどに行くか若干ズラすかひとり紆余曲折したりはするけれど、表向きには平静を装うことはできるようになってきている。
(だから、エントリーになっていない回もあるはずなんだ、1回くらいだけど^^;)
とくに今回は徒歩できるところはウォーキングをかねてみたり、前回クーポンが出せずにあたふたしたから事前準備したり、なんというか気分よく事を進められそうだったので、わりと気軽な気持ちでいた。
この常宿2はメイン通りからちょっと奥まったところにあってメイン通りから行くと『く』の字に戻るような感じになるので、今回は某地図サービスを駆使して近道を選んでみたりもした。
ところが、それが最初のつまずきを生むとは…。
メイン通りではなく1本中に入った路地でショートカットするのはよかったのだけど、それを抜けホテルの道に突き進む手前あたりで、店舗改装をしていた作業員の男性がすっとわたしの斜め後ろを歩き出してきた。
う、彼はどこに行くのだろう。
このまま行けば、わたしがホテルの入口に入っていくのが丸見えだ。
ちょっとイヤだな…。
そう思ってスマホをいじる振りをしながら速度を落とし、彼に先を歩いてもらうことにする。
ちょうどよい、2部制のスタート時間にはまだ数分ある。
あまり早く着いてしまうと『時間まで待たせてもらう交渉』をしないといけないし、待合所で待ついたたまれなさや、万が一先客がいた場合の地獄を考えると、早すぎるのは得策ではない。
(かといって、スタート時間を過ぎてからは2部目当ての人たちと会う可能性が高くなるから、絶妙の時間に入る必要があるのだ)
作業員の彼は大通りを渡った。
わたしもあとに続く。
横断歩道ではない道路を横切るので気持ち急ぎ足になる。
彼は渡ったところにあった自販機で飲み物を買うようだった。
ホテルは大通りから垂直に伸びる道の先にある。
大通りからまっすぐ、彼を追い越し、その道に進む。
まあ、自意識過剰なんだけど、背後を気にしながら。
ホテルの入口はご多聞に漏れず(?)道路から一歩入ったところにある。
だから、ギリギリまで『普通に通行しています』感を出しながらドアの至近距離まできたらサッと入るようにしている。
このときもギリギリまでホテル沿いに歩きながらもけしてホテルのほうを向かない気概で直進していた。
と!
斜め前の奥まったドアからカップルが出てきた!!!
うわ!!
そのまま直進。
ホテルを通り過ぎる。
ああ、そうだ。
2部のスタート時間は宿泊のチェックアウト時間と重なるのだった。
ってことは、出たり入ったり魑魅魍魎と化すではないか!!
どうしよう。
この数分、先に入って待たせてもらうか。
チェックアウトが出切った後を見計らって入るか。
いや、先手必勝。
出る人はすれ違うだけで一瞬だ。
入る人との滞在時間を考えたら先に待機しておくほうが恥ずかしくない。
気を取り直し、なにくわーぬ顔でさらりとUターン。
ドア近くで一気になだれ込む。
と、思いきや!!
ドアの向こうにスニーカーが見えた。
中に人がいる!!
(ドアは足下だけ透明ガラスなの)
チェックアウトの人だ!!
ああ、ダメ、無理。
踵を返し、もとのホテル裏側に急ぎ足。
ふう。
そして、いまわたしは本日2度目のホテル裏で待機しているのだ。
いまの人たち出ていったかな。
耳をすまし出て行く気配を探るけど、わからない。
時計を見ると2部スタートまであと2分。
いま入ってもほんのちょっと待合所にいるだけで、かえって恥ずかしい気がしたので、ここで2分待つことにしよう。
ホテルの裏手の路地に佇む女、ああ、怪しすぎる、むしろ最初にカップルとすれ違って入ってしまったほうが恥ずかしくなかったのではないだろうか。
永遠のような2分が過ぎ、よし、いまだ!!と意を決して裏手から入口に向かう。
と、前方からコンビニ袋を持った男女ふたり!!!
あーーー、明らかに2部狙いのカップルだーーーー。
無理、無理、無理!!!!
直進。
カップルとすれ違い、さっき作業員が飲み物を買った自販機まで戻る。
ホテル前行ったり来たり。
ああ、那智さん…。
助けてください…。
もう次の2部狙いカップルに来られたらと思うと気が気じゃない。
早く入ってしまいたい、でも、いま入ったらまださっきの人たちがいるかもしれない。
まともな判断ができず、意味もなくスマホを見たり道ばたで所在なさげにしたと思いきや、一気に入口に向かっていった。
もう自分の行動がわけわからん(笑)
で、結局、すれ違ったカップルがフロントで支払いをしている最中に入り、何食わぬ顔でパネルから部屋を選び、鍵を受け取り、エレベーターで2階に行き、那智さんに部屋番号をメールした。
そして、その晩、夢を見た…。
明けて、今日、なかなか壮大な夢だったからたまには夢ネタもいいかもしれないと書きはじめたら。
あれ?これって、そのまんま、昼間の出来事じゃん!!と気づいたのよ。
設定は違うけど展開もシチュエーションもホテル前のすったもんだのまんま。
わたしったら、なんなのだろうことわかりやすさったら。
で、夢と現実の長々したエントリーを書いてしまったのだ。
もともと、わりとよく夢を見るほうだ。
変な夢も見るし、精神状態が反映されたり現実が影響している夢も見る。
にしても。
ラブホに入るまでのすったもんだを権力者からの逃亡劇に変換するなんて、なんて劇的な脳みそ。
お得といえばお得。
でも、なかなか精神状態だけはスペクタクルなので、けっこう疲れる人生でもあったりするのです(笑)
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常宿
常宿2
ひとりラブホ
再現
プリティ・ウーマン(笑)12345
夢いろいろ
夢
子供
モンスターを抱きしめて
もってる女
「等式」感想です。大河ドラマのような先の見えない展開が燃えました。ほとんど、意味の無い長文楽しかった(笑)
なかなか壮大な夢を見た。
わたしが地元の権力者の御曹司に気に入られてしまい無理矢理結婚させられそうになるのだ(いろいろツッコミはなしで!!)
権力者いえば聞こえはいいが、どう見ても堅気ではない人たちで、その御曹司も、まあ、怖そうな青年だった。
無理やり連れて行かれ御曹司の部屋に監禁されて、とうとう犯されそうになるところをなんとかはぐらかし、屋敷から逃亡に成功する。
ところが、地元の権力者だけあってすでに町全体がぐるになっていて、いつどこから追っ手が来るか、通報されるか怯えながら身を潜めていた。
路地に逃げ込み、那智さんにメールを送る。
そう、わたしは那智さんと駆け落ちしようとしていたのだ。
必死に連絡を取りながら逃亡を続ける。
わたしが連絡を取り合っていたら、那智さんにまで被害が及ぶかもしれない。
そんなことならいっそのこと、わたしひとりが犠牲になって御曹司のもとに行ってしまうほうがいいのだろうか。
必死に逃げながら、脳裏をよぎる。
それでもなんとか落ち合おうと、わたしは潜伏先を探し、気がついたら『常宿』のある街に来ていた。
そうか、ここなら地元からすこし外れているから多少監視も緩まるだろう。
急いで那智さんにメールを送る。
◯◯ホテルに入っておきます
部屋番号は後で知らせます
見慣れた『常宿』のドアをくぐり一番安い部屋を選ぶ。
そんなに長居をするつもりはないし、逃亡者には安部屋のほうがふさわしい気もしたからだ。
フロントでは「あ、今日はおひとり?」というような表情をされる。
よし、警戒されていない。
後からもうひとり来ます
と伝え鍵を受け取る。
部屋のあるフロアまで長い廊下とエレベーターを移動する。
(実際はそんな長くない^^;)
ふとフロントの気配を背中に感じた。
他にも人がいるようだ。
このホテルもすでにヤツらの手に渡っているのか!!
あの表情はわたしに警告を発してくれた表情だったのかもしれない。
廊下の先に人影が見えた。
急いで柱に身を隠す。
そーっとエレベーターまで行き一気に部屋のある2階にあがる。
急いで那智さんにホテルに入ったことと部屋番号をメールする。
命からがら部屋のドアをあけると、そこは広いリビングですでに人がいた。
(もうラブホの設定はめちゃくちゃ^^;)
まずい、怪しまれないようにしなければと平然を装い会釈をする。
おそらく、彼も追っ手だ。
ただ、わたしの顔を認識していない程度の下っ端のもののようで、チラチラとこちらの様子を伺い確認しようとしている。
追加の追っ手が来るのも時間の問題だろう。
どうにか気づかれる前にここから出ないといけない。
部屋の中を散策するふりをして窓際に立つ。
2階か、飛び降りられなくはないな…。
下っ端が何かささやいている。
イヤフォンマイクで外と通信をしているのだ。
まずい。
外を見るとこちらに向かって男性数人が走ってくる。
彼らと通信しているのだ。
タイミングを計る。
彼らはここにあがってくる。
上から覗くわたしに気づかれないように息を殺し、数人がホテルの真下にあるドアのあたりに吸い込まれて姿が見えなくなったのを確認して窓から飛び降りる。
窓から「待て!!」という声が聞こえた。
アスファルトの衝撃に顔を歪めるけど、それ以上感傷に浸っているわけにはいかない。
少しでも遠くへ。
そして、那智さんがホテルに入ってしまわないよう一刻も早く知らせなければ。
那智さん、電話に出て!
あのホテルにはいってはいけない。
走りながら呼び出すけど、出てくれない。
振り返るとさっきの追っ手がホテルから出てきたのが見えた。
前からも同じような男たちがこちらに向かってきている。
ああ、もうダメだ。
諦めてしまいたくなる。
でも、きっといまホテルに追っ手はいない、ということは、もし那智さんがホテルに来てしまっても巻き込まれることはない。
そう一抹の安堵を感じて、もう諦めようと思った。
と、ここで夢はおしまい。
なかなか壮大な夢でしょ!?
遡ること約十数時間。
わたしは常宿2の路地裏にいた。
今日は那智さん空港までお客様をお見送り。
去年は『プリティ・ウーマン(笑)』をした日だ。
今年も空港まで行く選択肢もあったのだけど、今年は常宿2のあたりまで来ていただくことになっていたので、わたしは直接ホテルに向かうことにした。
部屋が空いていないといけないので、ひとりラブホで。
最初の頃は相当ハードル高かったけど2度3度とくり返していくうちに、多少は慣れてくるもので、いや、相変わらず誰かいたらどうしようとか2部制の時間ちょうどに行くか若干ズラすかひとり紆余曲折したりはするけれど、表向きには平静を装うことはできるようになってきている。
(だから、エントリーになっていない回もあるはずなんだ、1回くらいだけど^^;)
とくに今回は徒歩できるところはウォーキングをかねてみたり、前回クーポンが出せずにあたふたしたから事前準備したり、なんというか気分よく事を進められそうだったので、わりと気軽な気持ちでいた。
この常宿2はメイン通りからちょっと奥まったところにあってメイン通りから行くと『く』の字に戻るような感じになるので、今回は某地図サービスを駆使して近道を選んでみたりもした。
ところが、それが最初のつまずきを生むとは…。
メイン通りではなく1本中に入った路地でショートカットするのはよかったのだけど、それを抜けホテルの道に突き進む手前あたりで、店舗改装をしていた作業員の男性がすっとわたしの斜め後ろを歩き出してきた。
う、彼はどこに行くのだろう。
このまま行けば、わたしがホテルの入口に入っていくのが丸見えだ。
ちょっとイヤだな…。
そう思ってスマホをいじる振りをしながら速度を落とし、彼に先を歩いてもらうことにする。
ちょうどよい、2部制のスタート時間にはまだ数分ある。
あまり早く着いてしまうと『時間まで待たせてもらう交渉』をしないといけないし、待合所で待ついたたまれなさや、万が一先客がいた場合の地獄を考えると、早すぎるのは得策ではない。
(かといって、スタート時間を過ぎてからは2部目当ての人たちと会う可能性が高くなるから、絶妙の時間に入る必要があるのだ)
作業員の彼は大通りを渡った。
わたしもあとに続く。
横断歩道ではない道路を横切るので気持ち急ぎ足になる。
彼は渡ったところにあった自販機で飲み物を買うようだった。
ホテルは大通りから垂直に伸びる道の先にある。
大通りからまっすぐ、彼を追い越し、その道に進む。
まあ、自意識過剰なんだけど、背後を気にしながら。
ホテルの入口はご多聞に漏れず(?)道路から一歩入ったところにある。
だから、ギリギリまで『普通に通行しています』感を出しながらドアの至近距離まできたらサッと入るようにしている。
このときもギリギリまでホテル沿いに歩きながらもけしてホテルのほうを向かない気概で直進していた。
と!
斜め前の奥まったドアからカップルが出てきた!!!
うわ!!
そのまま直進。
ホテルを通り過ぎる。
ああ、そうだ。
2部のスタート時間は宿泊のチェックアウト時間と重なるのだった。
ってことは、出たり入ったり魑魅魍魎と化すではないか!!
どうしよう。
この数分、先に入って待たせてもらうか。
チェックアウトが出切った後を見計らって入るか。
いや、先手必勝。
出る人はすれ違うだけで一瞬だ。
入る人との滞在時間を考えたら先に待機しておくほうが恥ずかしくない。
気を取り直し、なにくわーぬ顔でさらりとUターン。
ドア近くで一気になだれ込む。
と、思いきや!!
ドアの向こうにスニーカーが見えた。
中に人がいる!!
(ドアは足下だけ透明ガラスなの)
チェックアウトの人だ!!
ああ、ダメ、無理。
踵を返し、もとのホテル裏側に急ぎ足。
ふう。
そして、いまわたしは本日2度目のホテル裏で待機しているのだ。
いまの人たち出ていったかな。
耳をすまし出て行く気配を探るけど、わからない。
時計を見ると2部スタートまであと2分。
いま入ってもほんのちょっと待合所にいるだけで、かえって恥ずかしい気がしたので、ここで2分待つことにしよう。
ホテルの裏手の路地に佇む女、ああ、怪しすぎる、むしろ最初にカップルとすれ違って入ってしまったほうが恥ずかしくなかったのではないだろうか。
永遠のような2分が過ぎ、よし、いまだ!!と意を決して裏手から入口に向かう。
と、前方からコンビニ袋を持った男女ふたり!!!
あーーー、明らかに2部狙いのカップルだーーーー。
無理、無理、無理!!!!
直進。
カップルとすれ違い、さっき作業員が飲み物を買った自販機まで戻る。
ホテル前行ったり来たり。
ああ、那智さん…。
助けてください…。
もう次の2部狙いカップルに来られたらと思うと気が気じゃない。
早く入ってしまいたい、でも、いま入ったらまださっきの人たちがいるかもしれない。
まともな判断ができず、意味もなくスマホを見たり道ばたで所在なさげにしたと思いきや、一気に入口に向かっていった。
もう自分の行動がわけわからん(笑)
で、結局、すれ違ったカップルがフロントで支払いをしている最中に入り、何食わぬ顔でパネルから部屋を選び、鍵を受け取り、エレベーターで2階に行き、那智さんに部屋番号をメールした。
そして、その晩、夢を見た…。
明けて、今日、なかなか壮大な夢だったからたまには夢ネタもいいかもしれないと書きはじめたら。
あれ?これって、そのまんま、昼間の出来事じゃん!!と気づいたのよ。
設定は違うけど展開もシチュエーションもホテル前のすったもんだのまんま。
わたしったら、なんなのだろうことわかりやすさったら。
で、夢と現実の長々したエントリーを書いてしまったのだ。
もともと、わりとよく夢を見るほうだ。
変な夢も見るし、精神状態が反映されたり現実が影響している夢も見る。
にしても。
ラブホに入るまでのすったもんだを権力者からの逃亡劇に変換するなんて、なんて劇的な脳みそ。
お得といえばお得。
でも、なかなか精神状態だけはスペクタクルなので、けっこう疲れる人生でもあったりするのです(笑)
<関連エントリー>
常宿
常宿2
ひとりラブホ
再現
プリティ・ウーマン(笑)12345
夢いろいろ
夢
子供
モンスターを抱きしめて
もってる女
「等式」感想です。大河ドラマのような先の見えない展開が燃えました。ほとんど、意味の無い長文楽しかった(笑)
ギャップ萌え
140字もどき
知り合いの方から柿をいただいた。
庭になったもので「まだ熟し切っていないけど」と数個。
ありがたくちょうだいいたします。
その後、那智さんとお電話でつながれたので、柿をいただいたことをお話しした。
そうそう、今度、那智さんのお仕事場近くで会う予定があるので、そのときにお持ちしましょうか。
お仕事場には簡易キッチンがあるのでさっと皮をむくくらいならできるはずだもの。
そう思って伝える。
まだ熟し切ってないらしいですけど、今度持っていきますか?
あ~、ごめん、パス(笑)
??
柿ダメでしたっけ?
柔らかい柿は苦手だっていっていたから、熟し切っていないものなら大丈夫ですよね??
『?』マークでいると
むけないから…(笑)
むけないから…
む け な い か ら
!!!!!!!!!
いや、那智さん、料理しますよね?
薫製とか。
サーモンを一晩干して水分飛ばしたり、煮卵を使ったり、拘ってするし。
凧糸まいてチャーシューも作るし。
ちゃちゃちゃっとお好み焼きだって、食べさせてもらったことあります。
そうそう、この前はオニオン入りテールスープを何時間も煮込んで作ったといっていたではありませんか!!
それなのに。
柿の皮がむけない!!
そして、むけないことを理由に柿を断念する!?
なんでしょう、料理のラインナップと『むけない』のギャップは!!
なんだか、らしくないような、らしいようなではふはふ(笑)
なかなかのギャップに、妙に心の柔らかいところをきゅっとされちゃったのでした^^
で、むけないならむけるようになりましょうよ。
柿を断念するほど難解なことじゃありませんから(笑)
「等式」感想です。基本的ベタベタ、ツルツルした果物や野菜はくるくるまわしながら剥くのは不安定で怖いのです。どうしてもの野菜の場合はプューラー?ひーら?で剥きますがねー(笑)今まで、包丁で2個の梨を剥いた経験はあります。時間がかかるので温かくなり、おいしくなかった!
知り合いの方から柿をいただいた。
庭になったもので「まだ熟し切っていないけど」と数個。
ありがたくちょうだいいたします。
その後、那智さんとお電話でつながれたので、柿をいただいたことをお話しした。
そうそう、今度、那智さんのお仕事場近くで会う予定があるので、そのときにお持ちしましょうか。
お仕事場には簡易キッチンがあるのでさっと皮をむくくらいならできるはずだもの。
そう思って伝える。
まだ熟し切ってないらしいですけど、今度持っていきますか?
あ~、ごめん、パス(笑)
??
柿ダメでしたっけ?
柔らかい柿は苦手だっていっていたから、熟し切っていないものなら大丈夫ですよね??
『?』マークでいると
むけないから…(笑)
むけないから…
む け な い か ら
!!!!!!!!!
いや、那智さん、料理しますよね?
薫製とか。
サーモンを一晩干して水分飛ばしたり、煮卵を使ったり、拘ってするし。
凧糸まいてチャーシューも作るし。
ちゃちゃちゃっとお好み焼きだって、食べさせてもらったことあります。
そうそう、この前はオニオン入りテールスープを何時間も煮込んで作ったといっていたではありませんか!!
それなのに。
柿の皮がむけない!!
そして、むけないことを理由に柿を断念する!?
なんでしょう、料理のラインナップと『むけない』のギャップは!!
なんだか、らしくないような、らしいようなではふはふ(笑)
なかなかのギャップに、妙に心の柔らかいところをきゅっとされちゃったのでした^^
で、むけないならむけるようになりましょうよ。
柿を断念するほど難解なことじゃありませんから(笑)
「等式」感想です。基本的ベタベタ、ツルツルした果物や野菜はくるくるまわしながら剥くのは不安定で怖いのです。どうしてもの野菜の場合はプューラー?ひーら?で剥きますがねー(笑)今まで、包丁で2個の梨を剥いた経験はあります。時間がかかるので温かくなり、おいしくなかった!