浣腸とビンタ
非日常的な日常
ガラスの浣腸器からお湯を注がれる。
徐々にいっぱいいっぱいになってきて、体がふるふると震える。
一定の体勢でないと我慢ができず、その体勢でじっと我慢する。
裸のわたしと洋服の那智さん。
生まれたての子牛のような心もとないわたし。
那智さん、トイレ行かせてください
まだだよ(笑)
そういってむき出しの肩を抱く。
抱いた手と反対の手が唇に触れてから、静かに頬に滑っていく。
これ、やりたかったんだよね
バシッ
と右頬を打つ。
2発。
肩を抱く手と頬に触れる手が変わる。
左頬を2発。
痛い。
お腹もしくしくする。
我慢するのが辛い。
でも、みじめな自分が愛しい。
みじめそうなこの姿は那智さんが可愛がってくれているから、みじめじゃなくて愛しくて気持ちいい。
そして、『これがしたかった』という那智さんの嬉しそうな声が、もっとわたしを幸福にさせる。
「等式」「浣腸とビンタ」感想です。りん子はその時、緊張が重なる、それを持続することが出来るのか楽しみだった。
ガラスの浣腸器からお湯を注がれる。
徐々にいっぱいいっぱいになってきて、体がふるふると震える。
一定の体勢でないと我慢ができず、その体勢でじっと我慢する。
裸のわたしと洋服の那智さん。
生まれたての子牛のような心もとないわたし。
那智さん、トイレ行かせてください
まだだよ(笑)
そういってむき出しの肩を抱く。
抱いた手と反対の手が唇に触れてから、静かに頬に滑っていく。
これ、やりたかったんだよね
バシッ
と右頬を打つ。
2発。
肩を抱く手と頬に触れる手が変わる。
左頬を2発。
痛い。
お腹もしくしくする。
我慢するのが辛い。
でも、みじめな自分が愛しい。
みじめそうなこの姿は那智さんが可愛がってくれているから、みじめじゃなくて愛しくて気持ちいい。
そして、『これがしたかった』という那智さんの嬉しそうな声が、もっとわたしを幸福にさせる。
「等式」「浣腸とビンタ」感想です。りん子はその時、緊張が重なる、それを持続することが出来るのか楽しみだった。
寄る年波
独り言
コメント欄がお薬話で盛り上がり(?)
ごく一部興味をお持ちの皆様には有益な情報を提供できたと思います(笑)
なんていいますか、お薬ってこともタブーにしない那智さんカッコイイ、というかわたしが書いちゃっているのですけど、それを容認してくれる那智さんはやっぱりカッコイイ^^
一見上下関係のありそうなSMカテゴリでお薬事情を書いている『等式』もけっこうすごい?(笑)
まあ、擁護するわけではないけれど、那智さん、数年前までは数時間のホテルで3回はいっていたし、わたしがいうのもなんですが、それなりにすごかったので。
寄る年波にはかなわないのかな〜と^^;
で、寄る年波といえば。
じつは最近のわたし、以前より濡れなくなっているんです!
ちょっと前まではちょんっと触っただけで!!だったのに、最近はそこまでではないらしい。
まあ、冷静に考えてみたらちょっと前までが異常だったとも思うよね。
十数年、ずーっとそんな状態だったわけで。
それに、わんこやら鞭やらなにやら、とにかく情熱を注がれ、それを情熱で返すめくるめくセックス漬けだったあの頃に比べたら、いろいろありながらも徐々に穏やかになっているいま、 その水準を保つことは難しいとは思う。
注
那智さん、これは要求ではありません、断じて(笑)
めくるめくのは、体力も気力もとても必要で、けっこう大変なのだ(笑)
やはり、わたしも寄る年波には勝てないということなのかなとも思っている。
あまり加齢と濡れ具合について知識があるわけじゃないけども。
昔ほどめくるめくではなくなっていても、那智さんとするセックスは気持ちいいし、幸福だ。
でね、これ、ただ年取って濡れ具合が減って残念って話じゃないのよ。
じつは、わたしの濡れ方が減った分、那智さんの射精にはいいらしいのだ!!
わかる?
多少『引っ掛かり』があったほうがいいってこと(ああ、説明、恥ずかしい!!)
昔は濡れ過ぎていてツルッツルの無抵抗状態だったので、いまのほうが多少抵抗感があっていいんだって。
まあ、那智さんとしたら、すごーく濡れちゃうりん子でないのは残念かもしれないけど、寄る年波の那智さんには、いまのわたしの状態のほうが都合がいいってわけです。
これって、すごくない!?
人体の不思議(笑)
男が寄る年波になったら、寄る年波の女の状態のほうがよくなるって。
人の体はうまくできているよね〜と思った次第でございます。
那智さんとわたしのリズムが合っていてよかったな〜と思うのです。
ああ、恥ずかしいお話。
なんで、こんなこと書いているんだろうって思うけど、これも誰かの役に立つといいなと思ったり^^;
SMカテゴリで濡れにくくなったって話書いている『等式』、やっぱりすごいんじゃないかと自画自賛して恥ずかしさを紛らわしたいと思います^^;
「等式」「よる年波」感想です。題名は複数話ある時に書いていたのが、最近は必ず書いているが題名だけで恥ずかしくなってきた。当然内容とリンクするもので「恥ずかしい」話題であるほど楽しいのですが、「全部書け」の破壊力は凄いですね。
コメント欄がお薬話で盛り上がり(?)
ごく一部興味をお持ちの皆様には有益な情報を提供できたと思います(笑)
なんていいますか、お薬ってこともタブーにしない那智さんカッコイイ、というかわたしが書いちゃっているのですけど、それを容認してくれる那智さんはやっぱりカッコイイ^^
一見上下関係のありそうなSMカテゴリでお薬事情を書いている『等式』もけっこうすごい?(笑)
まあ、擁護するわけではないけれど、那智さん、数年前までは数時間のホテルで3回はいっていたし、わたしがいうのもなんですが、それなりにすごかったので。
寄る年波にはかなわないのかな〜と^^;
で、寄る年波といえば。
じつは最近のわたし、以前より濡れなくなっているんです!
ちょっと前まではちょんっと触っただけで!!だったのに、最近はそこまでではないらしい。
まあ、冷静に考えてみたらちょっと前までが異常だったとも思うよね。
十数年、ずーっとそんな状態だったわけで。
それに、わんこやら鞭やらなにやら、とにかく情熱を注がれ、それを情熱で返すめくるめくセックス漬けだったあの頃に比べたら、いろいろありながらも徐々に穏やかになっているいま、 その水準を保つことは難しいとは思う。
注
那智さん、これは要求ではありません、断じて(笑)
めくるめくのは、体力も気力もとても必要で、けっこう大変なのだ(笑)
やはり、わたしも寄る年波には勝てないということなのかなとも思っている。
あまり加齢と濡れ具合について知識があるわけじゃないけども。
昔ほどめくるめくではなくなっていても、那智さんとするセックスは気持ちいいし、幸福だ。
でね、これ、ただ年取って濡れ具合が減って残念って話じゃないのよ。
じつは、わたしの濡れ方が減った分、那智さんの射精にはいいらしいのだ!!
わかる?
多少『引っ掛かり』があったほうがいいってこと(ああ、説明、恥ずかしい!!)
昔は濡れ過ぎていてツルッツルの無抵抗状態だったので、いまのほうが多少抵抗感があっていいんだって。
まあ、那智さんとしたら、すごーく濡れちゃうりん子でないのは残念かもしれないけど、寄る年波の那智さんには、いまのわたしの状態のほうが都合がいいってわけです。
これって、すごくない!?
人体の不思議(笑)
男が寄る年波になったら、寄る年波の女の状態のほうがよくなるって。
人の体はうまくできているよね〜と思った次第でございます。
那智さんとわたしのリズムが合っていてよかったな〜と思うのです。
ああ、恥ずかしいお話。
なんで、こんなこと書いているんだろうって思うけど、これも誰かの役に立つといいなと思ったり^^;
SMカテゴリで濡れにくくなったって話書いている『等式』、やっぱりすごいんじゃないかと自画自賛して恥ずかしさを紛らわしたいと思います^^;
「等式」「よる年波」感想です。題名は複数話ある時に書いていたのが、最近は必ず書いているが題名だけで恥ずかしくなってきた。当然内容とリンクするもので「恥ずかしい」話題であるほど楽しいのですが、「全部書け」の破壊力は凄いですね。
年老いたバレリーナ
独り言
那智さんがゴムのバラ鞭を見つけた、見つけてしまった。
痛いことが遠ざかっていたのは、諸々の事情はあるけど、じつは鞭が見当たらなくなっていたこともあった。
ビンタや乳首を潰すことやゴムの棒などの痛いアイテムは様々あれど、やはり『とても痛いこと』と『それにより得られる快感(みたいなもの)』は鞭であるところが大きいので、わたしたちにとって痛いことに鞭は必要なものだった。
その鞭がいつからか、見当たらなくなっていたらしい。
痛いことは遠ざかれば遠ざかるほど、安堵感は増す。
一抹の寂しさはあれど、やはり、あんなに痛いことを『快感の保証』なしに受け入れるのは怖い。
だから、見当たらないと聞いて、どこかでホッとしていたのだ。
たくさんの思い出の詰まったゴムのバラ鞭。
なくなってしまったとしたら、寂しいとは思うけど、思い出は『等式』に書いてあるからいいかなとか思っていた。
『遠い日の花火』なんてエントリーを書いたくらい、いまのわたしには『痛いこと』は、過去のわたしの出来事になっていた。
それなのに。
見つかったのだ。
寝た子を起こされたような。
でも、もうあんな世界に行くことは難しいだろうという諦め。
なんとも言えない複雑な気持ち。
鞭で笑い出すような境地に至るまでかかった年数や情熱を、いまから、わたしたちが注げるとは、あまり思えない。
それならば、ゴムのバラ鞭はただただものすごく痛いもの、でしかないのだ。
恐ろしい。
起こさないでほしい、ような気がする。
年老いたバレリーナが現役時代のトゥシューズを手にしたら、こんな気分なんじゃないだろうか。
あの頃のように踊れないのはわかっているのに、あのとき感じていた高揚感だけは生々しく湧き上がる。
痛いのは怖い。
あの頃のように踊れなかったら、きっとがっかりする。
でも、心のどこで、なにかがそわそわし始めている。
那智さん、わたし、どうしたらいいかわかりません。
その鞭を再び使うとき、わたしはこの複雑な思いをあなたに伝えるでしょう。
それでも、那智さんに委ねる。
うまくいっても、いかなくても。
時間がかかっても、時間をかけることなく諦めても。
那智さんがよいようにしてくれるから。
だから、どうか、ほんの少しだけ、鞭の前にぐずぐず甘えさせてください(笑)
ああ、怖い。
でも、鞭、見つかって、やっぱりうれしい。
<関連エントリー>
遠い日の花火
「等式」「年老いたバレリーナ」感想です。昔もゴールを目指していた訳ではないと思う。今日の積み重ねで、未来が出来た、同じ道を重ねるのか、違う道を訪ねるのかは二人の気分次第。思っていた頂上には登った、余裕を持って歩みましょう。
那智さんがゴムのバラ鞭を見つけた、見つけてしまった。
痛いことが遠ざかっていたのは、諸々の事情はあるけど、じつは鞭が見当たらなくなっていたこともあった。
ビンタや乳首を潰すことやゴムの棒などの痛いアイテムは様々あれど、やはり『とても痛いこと』と『それにより得られる快感(みたいなもの)』は鞭であるところが大きいので、わたしたちにとって痛いことに鞭は必要なものだった。
その鞭がいつからか、見当たらなくなっていたらしい。
痛いことは遠ざかれば遠ざかるほど、安堵感は増す。
一抹の寂しさはあれど、やはり、あんなに痛いことを『快感の保証』なしに受け入れるのは怖い。
だから、見当たらないと聞いて、どこかでホッとしていたのだ。
たくさんの思い出の詰まったゴムのバラ鞭。
なくなってしまったとしたら、寂しいとは思うけど、思い出は『等式』に書いてあるからいいかなとか思っていた。
『遠い日の花火』なんてエントリーを書いたくらい、いまのわたしには『痛いこと』は、過去のわたしの出来事になっていた。
それなのに。
見つかったのだ。
寝た子を起こされたような。
でも、もうあんな世界に行くことは難しいだろうという諦め。
なんとも言えない複雑な気持ち。
鞭で笑い出すような境地に至るまでかかった年数や情熱を、いまから、わたしたちが注げるとは、あまり思えない。
それならば、ゴムのバラ鞭はただただものすごく痛いもの、でしかないのだ。
恐ろしい。
起こさないでほしい、ような気がする。
年老いたバレリーナが現役時代のトゥシューズを手にしたら、こんな気分なんじゃないだろうか。
あの頃のように踊れないのはわかっているのに、あのとき感じていた高揚感だけは生々しく湧き上がる。
痛いのは怖い。
あの頃のように踊れなかったら、きっとがっかりする。
でも、心のどこで、なにかがそわそわし始めている。
那智さん、わたし、どうしたらいいかわかりません。
その鞭を再び使うとき、わたしはこの複雑な思いをあなたに伝えるでしょう。
それでも、那智さんに委ねる。
うまくいっても、いかなくても。
時間がかかっても、時間をかけることなく諦めても。
那智さんがよいようにしてくれるから。
だから、どうか、ほんの少しだけ、鞭の前にぐずぐず甘えさせてください(笑)
ああ、怖い。
でも、鞭、見つかって、やっぱりうれしい。
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遠い日の花火
「等式」「年老いたバレリーナ」感想です。昔もゴールを目指していた訳ではないと思う。今日の積み重ねで、未来が出来た、同じ道を重ねるのか、違う道を訪ねるのかは二人の気分次第。思っていた頂上には登った、余裕を持って歩みましょう。
自由
非日常的な日常
2015年6月。
エントリーにするのに時差はあるとしても、ざっと検索した中ではこの日を最後に鞭を打つエントリーはない。
もうあんなに痛いことはなくてもいいかもしれないと思っていた2年半だった。
ひさしぶりに見る鞭。
ああ、そう、これ、懐かしい。
たくさんの思い出が詰まった恐ろしくて愛着のある鞭。
いいこいいこをしてもらって、那智さんサクッと道具のほうへ。
今日は鞭、するよね。
そう思うと、どうしていいかわからず「那智さん、まだいいこいいこして」とか「なんか早くないですか?」とかしのごのいう。
じゃあ、雰囲気出してあげようか~
と縄を持ち縛り出す。
鏡の前に連れて行かれたり、ちょこちょこして、とうとう鞭を取り出した。
両端を引っ張ってパンッと音を出したり、ブンッと素振りをしたりして脅かす那智さん、ひーーーッとなるわたし。
それでも自然にうつ伏せになる。
ううう、那智さん、怖いですよ
すごいひさしぶりですものね!
そうだね~
パシッ
あああ、そう、この感じ!!
ひ~、やっぱり痛い!!
そう?
まだそんな強くないよ
でも、ひさしぶりですもん
慣れてないから痛く感じますよ~
じゃあ、これくらい?
パシ パシ
あ~、うんうん、痛いです、痛い
え~、これで痛いの?
はい、あああ、いえ、いえ、痛くないです
いえ、痛いけど、昔に比べたら、まだ大丈夫です
そうだよね~
これで痛いなんていったら『じゃあ、もっと』ってなるもんね~
そうです、そうです
那智さんは、ちゃんと様子を見て加減してくれてます!!!
わかってます、ちゃんと那智さんは考えてくれているって
危なかったね~
そういって、ふたりで大爆笑。
ほら、りん子、鞭で笑えたね
確かに!!
ひさしぶりの鞭はやっぱり痛い。
でも耐えられるくらいにしてくれている。
鞭で笑い出すなんて、もうできないかもと不安に思うわたしを別の方法で笑わせてくれる。
ピシピシとお尻を刺す痛みは以前の怒涛の鞭の痛みとは少し違う。
多少の強弱をつけながら打つ。
いいね~、すぐ赤くなるよ
やわやわのお尻に戻ったね~
もはや赤くもならなくなっていた鋼のお尻が、こんな軽い鞭でみるみる赤くなっているらしい。
那智さんはそれが面白いようで色々な場所を打ちはじめる。
わああ、那智さん、太ももですか!!
ひいいい、背中~~
ぎゃーぎゃー、ジタバタ。
バシーッと巻き込む。
くううう
巻き込むのは痛いね~
那智さん、もう、怖いよ~
那智さん、痛い!!
ううう、腰に入りましたよ!!
わーわー大騒ぎのわたしを見て
いや、りん子、まだまだ余裕あるだろ?
前はクッと耐えてて、そんなに話す余裕なかったからね
確かに、わたし、ずっとしゃべっている。
しゃべる余裕を持てる程度の痛みなのだろう。
でも、それだけじゃなかった。
じんじんするお尻、振り乱した髪のわたしが那智さんを見上げる。
那智さん、いま、わたしが饒舌なのは、余裕があるっていうのは、そうなんですけど
それだけじゃないんです
わたし、いま、なんだか変なテンションなんです
だから饒舌になってます
さっきからずっとしゃべりまくっているのは、よくわからないテンションだからなのだ。
そうだね、俺も変なテンションだ(笑)
同意してくれた。
りん子、嬉しいんだよな
ああ、そう、そうだ。
わたし、嬉しいんだ。
那智さんに鞭をしてもらって。
痛いことが嬉しくておおよろこびしているんだ。
ずっと、なくても大丈夫かもしれないと思っていた、それはウソではない。
『痛みを欲していた』なんて、ひと言で表現できないなにかをわたしはよろこんでいる。
そして、詳細はいまは書いていないけど、わたしはこの2年半『鞭を受ける』精神状態ではなかったということもある。
いま、那智さんに委ね変なテンションで鞭をよろこぶことができる、それが嬉しくて仕方がないのだ。
ああ、那智さん、そうです、わたし、うれしいんです
そういって那智さんにしがみつく。
いいこいいこ
そうだね、俺もうれしいよ
鞭がうれしい。
鞭を受ける精神状態になれてうれしい。
大きく息を吐くと同時に涙が溢れる。
しばらくの間、那智さんのお腹に顔を埋めて、この安堵と幸福を味わっていた。
それからも
一回はMAXでやるって思ってるよな?
はい、一回は
でも、一回だけとは言ってないもんね
キャーーー
みたいな、ふたりでハイテンションの鞭は続いた。
痛くて楽しくて笑いあって、究極のじゃれ合いっこのような鞭の時間だった。
『SMを意識しない』那智さんは『ゴールを決めない』ようにしてきた。
ふたりの行為に『~でなければならない』を作らず、わたしもそれに呼応してきたはずだった。
でも、今回、このじゃれ合いっこのような鞭の時間を過ごして、もしかしたら、わたしは少し『ねばならない』と思っていたのではないかと思った。
鞭は快感にならなければならない。
痴人状態になるのがゴール。
そんな風に自分を縛っていたのではないかと思った。
(実際、快感になっていたし、それは自然なことだったのだけど)
なぜなら、今回の鞭の時間があまりに自由だったからだ。
快感にもならない、痛みで泣き出すこともない、楽しい鞭のなんて自由なこと。
もしかしたら、以前のような快感は味わえないかもしれない、だけど、以前より、わたしはもっと自由になっている。
年老いたバレリーナは全盛期のようには踊れなくても、自由を知った。
これは、これで気持ちがいい^^
ということで、鞭の第2章(?)らしきものがはじまりました。
一回、MAXに近い強さで打ち、くうううとなってしのごの言っていたところで
今日はおしまい
と引っ込められて、ちょっと肩透かしを味わわせてるのも那智さんらしい。
那智さんの感想のようにこれからどんな風に積み重ねていくのか、その都度を楽しもうと思うのでした^^
「等式」「自由」感想です。楽しかったです。ブランクの件は後日として、まるで、鞭バージンの子に打っているように、見る見る真っ赤になった。鞭に慣れているお尻で悲惨な写真を撮るのは大変だけれど今なら簡単に鬼畜の雰囲気を出すことが出来る、ケアーが心配だけれど。
2015年6月。
エントリーにするのに時差はあるとしても、ざっと検索した中ではこの日を最後に鞭を打つエントリーはない。
もうあんなに痛いことはなくてもいいかもしれないと思っていた2年半だった。
ひさしぶりに見る鞭。
ああ、そう、これ、懐かしい。
たくさんの思い出が詰まった恐ろしくて愛着のある鞭。
いいこいいこをしてもらって、那智さんサクッと道具のほうへ。
今日は鞭、するよね。
そう思うと、どうしていいかわからず「那智さん、まだいいこいいこして」とか「なんか早くないですか?」とかしのごのいう。
じゃあ、雰囲気出してあげようか~
と縄を持ち縛り出す。
鏡の前に連れて行かれたり、ちょこちょこして、とうとう鞭を取り出した。
両端を引っ張ってパンッと音を出したり、ブンッと素振りをしたりして脅かす那智さん、ひーーーッとなるわたし。
それでも自然にうつ伏せになる。
ううう、那智さん、怖いですよ
すごいひさしぶりですものね!
そうだね~
パシッ
あああ、そう、この感じ!!
ひ~、やっぱり痛い!!
そう?
まだそんな強くないよ
でも、ひさしぶりですもん
慣れてないから痛く感じますよ~
じゃあ、これくらい?
パシ パシ
あ~、うんうん、痛いです、痛い
え~、これで痛いの?
はい、あああ、いえ、いえ、痛くないです
いえ、痛いけど、昔に比べたら、まだ大丈夫です
そうだよね~
これで痛いなんていったら『じゃあ、もっと』ってなるもんね~
そうです、そうです
那智さんは、ちゃんと様子を見て加減してくれてます!!!
わかってます、ちゃんと那智さんは考えてくれているって
危なかったね~
そういって、ふたりで大爆笑。
ほら、りん子、鞭で笑えたね
確かに!!
ひさしぶりの鞭はやっぱり痛い。
でも耐えられるくらいにしてくれている。
鞭で笑い出すなんて、もうできないかもと不安に思うわたしを別の方法で笑わせてくれる。
ピシピシとお尻を刺す痛みは以前の怒涛の鞭の痛みとは少し違う。
多少の強弱をつけながら打つ。
いいね~、すぐ赤くなるよ
やわやわのお尻に戻ったね~
もはや赤くもならなくなっていた鋼のお尻が、こんな軽い鞭でみるみる赤くなっているらしい。
那智さんはそれが面白いようで色々な場所を打ちはじめる。
わああ、那智さん、太ももですか!!
ひいいい、背中~~
ぎゃーぎゃー、ジタバタ。
バシーッと巻き込む。
くううう
巻き込むのは痛いね~
那智さん、もう、怖いよ~
那智さん、痛い!!
ううう、腰に入りましたよ!!
わーわー大騒ぎのわたしを見て
いや、りん子、まだまだ余裕あるだろ?
前はクッと耐えてて、そんなに話す余裕なかったからね
確かに、わたし、ずっとしゃべっている。
しゃべる余裕を持てる程度の痛みなのだろう。
でも、それだけじゃなかった。
じんじんするお尻、振り乱した髪のわたしが那智さんを見上げる。
那智さん、いま、わたしが饒舌なのは、余裕があるっていうのは、そうなんですけど
それだけじゃないんです
わたし、いま、なんだか変なテンションなんです
だから饒舌になってます
さっきからずっとしゃべりまくっているのは、よくわからないテンションだからなのだ。
そうだね、俺も変なテンションだ(笑)
同意してくれた。
りん子、嬉しいんだよな
ああ、そう、そうだ。
わたし、嬉しいんだ。
那智さんに鞭をしてもらって。
痛いことが嬉しくておおよろこびしているんだ。
ずっと、なくても大丈夫かもしれないと思っていた、それはウソではない。
『痛みを欲していた』なんて、ひと言で表現できないなにかをわたしはよろこんでいる。
そして、詳細はいまは書いていないけど、わたしはこの2年半『鞭を受ける』精神状態ではなかったということもある。
いま、那智さんに委ね変なテンションで鞭をよろこぶことができる、それが嬉しくて仕方がないのだ。
ああ、那智さん、そうです、わたし、うれしいんです
そういって那智さんにしがみつく。
いいこいいこ
そうだね、俺もうれしいよ
鞭がうれしい。
鞭を受ける精神状態になれてうれしい。
大きく息を吐くと同時に涙が溢れる。
しばらくの間、那智さんのお腹に顔を埋めて、この安堵と幸福を味わっていた。
それからも
一回はMAXでやるって思ってるよな?
はい、一回は
でも、一回だけとは言ってないもんね
キャーーー
みたいな、ふたりでハイテンションの鞭は続いた。
痛くて楽しくて笑いあって、究極のじゃれ合いっこのような鞭の時間だった。
『SMを意識しない』那智さんは『ゴールを決めない』ようにしてきた。
ふたりの行為に『~でなければならない』を作らず、わたしもそれに呼応してきたはずだった。
でも、今回、このじゃれ合いっこのような鞭の時間を過ごして、もしかしたら、わたしは少し『ねばならない』と思っていたのではないかと思った。
鞭は快感にならなければならない。
痴人状態になるのがゴール。
そんな風に自分を縛っていたのではないかと思った。
(実際、快感になっていたし、それは自然なことだったのだけど)
なぜなら、今回の鞭の時間があまりに自由だったからだ。
快感にもならない、痛みで泣き出すこともない、楽しい鞭のなんて自由なこと。
もしかしたら、以前のような快感は味わえないかもしれない、だけど、以前より、わたしはもっと自由になっている。
年老いたバレリーナは全盛期のようには踊れなくても、自由を知った。
これは、これで気持ちがいい^^
ということで、鞭の第2章(?)らしきものがはじまりました。
一回、MAXに近い強さで打ち、くうううとなってしのごの言っていたところで
今日はおしまい
と引っ込められて、ちょっと肩透かしを味わわせてるのも那智さんらしい。
那智さんの感想のようにこれからどんな風に積み重ねていくのか、その都度を楽しもうと思うのでした^^
「等式」「自由」感想です。楽しかったです。ブランクの件は後日として、まるで、鞭バージンの子に打っているように、見る見る真っ赤になった。鞭に慣れているお尻で悲惨な写真を撮るのは大変だけれど今なら簡単に鬼畜の雰囲気を出すことが出来る、ケアーが心配だけれど。
100万発
非日常的な日常
今日も鞭。
前回ひさしぶりに鞭をして、ふたりしてハイテンションでとても楽しかった。
続けてするのは、ためらう。
だって、前回が見事な再開だったから。
今までとは違う形の鞭の時間で最良のパターンだったんじゃないかと思うほど。
だから、その次はどういうテンションで臨めばいいかわからなかった。
あのじゃれ合いっこのようなハイテンションはビギナーズラックみたいなもので、そう何度も繰り返せるものではないと思う(少なくとも那智さんはあのテンションはなかなかない 笑)
そうなるとどうしたらいいか戸惑うのだ。
そうやって、どういうテンションでって考えることが、すでに『自由』じゃないよね(笑)
その戸惑いから、またいろいろいう。
那智さん、もっといいこいいこして!
とか
連続ですると飽きちゃいませんか!?
とか
うるさい(笑)
でも、心のどこかで『前回っぽいテンション』を意識して、ホントに面倒(笑)
ベッドにうつ伏せになるわたし横に立ち鞭を振り下ろす。
時々、『くっ』となる程度の力になるけれど、ほとんど軽く当てるくらい力。
様子を見ながらなのだろうし、那智さん自身も探り探りなのかなと思う。
どういうテンションでいればいいか戸惑うだけじゃなくて、なんだか心が落ち着かない。
那智さんは無茶はしないことは知っている(無茶をするときは自覚して『する』けど 笑)
それなのに、この落ち着かない感じはなんだろう。
ハイテンションってほどにはならず、時折強めに叩かれて体をこわばらせながら、頭の片隅で考える。
そうか、那智さんの意図がわからないからだ。
那智さんはいまどんな気持ちで、どうすることを思って打っているのだろう。
昔みたいな痴人状態になんてなれないし、この前のような時間にしたいと思っているのか。
それとも、単に『慣れる』くらいに思っているのか。
それがわからないことが、心がグラグラさせているんだ。
すでに数10発は打っている。
那智さんがベッドサイドに降りた。
足元が安定して、より打ちやすくなる。
このタイミングで体を起こし聞いてみた。
那智さん、ごめんなさい、聞いてもいいですか?
いま、ゴールが、ううん、先が見えないことが少し不安です
(ゴールは設定してないはずだから、ゴールじゃなくて『先』)
今日はあとどれくらいの数を打とうと思っていますか?
今日、まだ全然強く打っていないよ(笑)
わかってます、ただ、先を示してもらえると安心するから…
あと何発かって言われたらね〜、5〜10かな
そういって大きく振りかぶり今日一番の力で打つ。
くうううと体をこわばらせ痛みをやり過ごす。
ああ、違う意味で取られてる。
数を決めたら、こう打つよね(笑)
やっぱり。
那智さん、違うんです
何発打つかを聞きたかったんじゃないです
那智さんがいまの時間をどうしたいのかを知りたかったんです
だから、何発でもいいんです
そういうことね
じゃあ、1万発…100万発以内、でもいいの?
100万発以内ですね、はい、いいです
いいの?
はい
わたし、那智さんのこと信じて(あ、違う!!)、那智さんが考えてしてくれているのわかってますから、那智さんが思う『先』がわかればいいんです
100万発以内でも?
はい、那智さんの意図がわかれば、いいんです
荒唐無稽な数字でも
もう心配な気持ちはありません
100万発以内だなって思っておきます
気持ちいいくらい納得して落ち着かない気持ちはどこかへ消えていった。
素直に静かに、またうつ伏せになる。
バシーーーーーン
ぎゃあああああ
かわいいこというから打っちゃったよ(笑)
かわいいと思い切り打つのか、まさに可愛がるSMである。
ということで、鞭再開2回目は前回ほどのテンションではないけれど、また別の幸福な時間だった。
那智さんはどう思ったかな、少し物足りなかったかもしれないと思うような気がするけど、むしろ、前回同様『もう無理』になるずーっと手前でおしまいして、私が物足りないと思うように仕向けられている気がする(笑)
次はどんな鞭の時間になるだろう。
そうそう、前回と違うことが他にもあった。
鞭の最後の方、ちょっとだけクリトリスがほくっと熱を持ったんだ^^
ところで、なんで『信じる』が間違いかというと、別に確認したわけじゃないけど、那智さんの認識では『信じる』という選択肢があるということは『疑う』という選択肢もある=那智さんを信じていないという解釈になるはずなんだ。
だから、那智さんに対して『信じる』は存在しないの^^
「等式」「百万発」感想です。私自身が主体性をもつが、何なの切っ掛けで変更するのも楽し 、しないのも楽し。
今日も鞭。
前回ひさしぶりに鞭をして、ふたりしてハイテンションでとても楽しかった。
続けてするのは、ためらう。
だって、前回が見事な再開だったから。
今までとは違う形の鞭の時間で最良のパターンだったんじゃないかと思うほど。
だから、その次はどういうテンションで臨めばいいかわからなかった。
あのじゃれ合いっこのようなハイテンションはビギナーズラックみたいなもので、そう何度も繰り返せるものではないと思う(少なくとも那智さんはあのテンションはなかなかない 笑)
そうなるとどうしたらいいか戸惑うのだ。
そうやって、どういうテンションでって考えることが、すでに『自由』じゃないよね(笑)
その戸惑いから、またいろいろいう。
那智さん、もっといいこいいこして!
とか
連続ですると飽きちゃいませんか!?
とか
うるさい(笑)
でも、心のどこかで『前回っぽいテンション』を意識して、ホントに面倒(笑)
ベッドにうつ伏せになるわたし横に立ち鞭を振り下ろす。
時々、『くっ』となる程度の力になるけれど、ほとんど軽く当てるくらい力。
様子を見ながらなのだろうし、那智さん自身も探り探りなのかなと思う。
どういうテンションでいればいいか戸惑うだけじゃなくて、なんだか心が落ち着かない。
那智さんは無茶はしないことは知っている(無茶をするときは自覚して『する』けど 笑)
それなのに、この落ち着かない感じはなんだろう。
ハイテンションってほどにはならず、時折強めに叩かれて体をこわばらせながら、頭の片隅で考える。
そうか、那智さんの意図がわからないからだ。
那智さんはいまどんな気持ちで、どうすることを思って打っているのだろう。
昔みたいな痴人状態になんてなれないし、この前のような時間にしたいと思っているのか。
それとも、単に『慣れる』くらいに思っているのか。
それがわからないことが、心がグラグラさせているんだ。
すでに数10発は打っている。
那智さんがベッドサイドに降りた。
足元が安定して、より打ちやすくなる。
このタイミングで体を起こし聞いてみた。
那智さん、ごめんなさい、聞いてもいいですか?
いま、ゴールが、ううん、先が見えないことが少し不安です
(ゴールは設定してないはずだから、ゴールじゃなくて『先』)
今日はあとどれくらいの数を打とうと思っていますか?
今日、まだ全然強く打っていないよ(笑)
わかってます、ただ、先を示してもらえると安心するから…
あと何発かって言われたらね〜、5〜10かな
そういって大きく振りかぶり今日一番の力で打つ。
くうううと体をこわばらせ痛みをやり過ごす。
ああ、違う意味で取られてる。
数を決めたら、こう打つよね(笑)
やっぱり。
那智さん、違うんです
何発打つかを聞きたかったんじゃないです
那智さんがいまの時間をどうしたいのかを知りたかったんです
だから、何発でもいいんです
そういうことね
じゃあ、1万発…100万発以内、でもいいの?
100万発以内ですね、はい、いいです
いいの?
はい
わたし、那智さんのこと信じて(あ、違う!!)、那智さんが考えてしてくれているのわかってますから、那智さんが思う『先』がわかればいいんです
100万発以内でも?
はい、那智さんの意図がわかれば、いいんです
荒唐無稽な数字でも
もう心配な気持ちはありません
100万発以内だなって思っておきます
気持ちいいくらい納得して落ち着かない気持ちはどこかへ消えていった。
素直に静かに、またうつ伏せになる。
バシーーーーーン
ぎゃあああああ
かわいいこというから打っちゃったよ(笑)
かわいいと思い切り打つのか、まさに可愛がるSMである。
ということで、鞭再開2回目は前回ほどのテンションではないけれど、また別の幸福な時間だった。
那智さんはどう思ったかな、少し物足りなかったかもしれないと思うような気がするけど、むしろ、前回同様『もう無理』になるずーっと手前でおしまいして、私が物足りないと思うように仕向けられている気がする(笑)
次はどんな鞭の時間になるだろう。
そうそう、前回と違うことが他にもあった。
鞭の最後の方、ちょっとだけクリトリスがほくっと熱を持ったんだ^^
ところで、なんで『信じる』が間違いかというと、別に確認したわけじゃないけど、那智さんの認識では『信じる』という選択肢があるということは『疑う』という選択肢もある=那智さんを信じていないという解釈になるはずなんだ。
だから、那智さんに対して『信じる』は存在しないの^^
「等式」「百万発」感想です。私自身が主体性をもつが、何なの切っ掛けで変更するのも楽し 、しないのも楽し。