セーフワード1
独り言
SMや主従において用いられる『セーフワード』。
(ずっとセーフティワードって書いていたけど、こっちが正解?のようなので以後、セーフワードで^^)
痛いことや苦しいことのギリギリを突くSM行為や抵抗もひとつのプレイの空間において、本当の限界を伝えるために取り決めておく言葉。
もともとは加虐と被虐嗜好を安全に行うためのものだったと思うけど、時々目にする主従関係の方の中ではこちら側の快楽のためというより、好きに使っていただくためのこちら側のバロメーター的役割もあるみたいなので、当初の意味合いとはまた違った種類も増えているようにも思う。
とにかく、そのセーフワード。
那智さんのそれは『痛すぎます』だ。
この言葉が意味するところは後で書くとして。
その言葉が誕生した経緯を聞いたので、まずはご紹介^^
わたしが『セーフワード』の存在を知ったのは、まだSMに憧れていた頃。
自分の想像する世界やチラッと見聞きする『SM』は物語の中か男性のための風俗の話で、自分が経験できるとは思っていなかった20代前半の頃だったと思う。
当時読んだ小説の中に『セーフワード』が登場していたのだ。
SM小説ではなくて普通のミステリーだったのだけど、その中の1場面でSMプレイを描写していたのだ。
ああ、そうか、たしかに本当に痛いことを望みつつも、骨折や切断なんてできないし、そういう合図が必要なんだなと知ったのだ。
(いま、思えば、その小説を読んでも自分が味わえるとは思わなかったなぁ、本訳本だったからかな^^;)
そんなふうにわたしは外部からの情報で、その存在を知ったので、那智さんはどうやって知って、どうやって作ったのか。
そしたらね。
ホントに!?と思うけど、那智さん外部からの情報じゃなかったのだそうだ。
何度も書いているから、ちょっとくり返ししなっちゃうけど^^;
那智さんが少年や思春期の頃はSMは一部の変質者がするものという存在だった。
わたしの10代〜20代にかけても、たぶん、その認識。
だからね、小さい頃から時代劇で拷問される女性にワクワクして、好きな女の子に自分のうんこを食べさせたいと思っていた那智さんは、性行為をリアルに想像する思春期の頃にとても悩んだのです。
悪代官と町娘、借金の肩に、弱味を握られて、そんなふうに男女に圧倒的な力の差がある関係の中、行われる性行為を現代社会で犯罪にならず行うにはどうしたらいいのかってね。
そんな中、その行為自体もいろいろ考えるわけです^^
本当に嫌がる女性に無理矢理したい。
でも、実際問題、本当に嫌がることをしたら犯罪になってしまうから、それはできない。
かといって、演技で嫌がられるのはうれしくない。
だとしたら、ギリギリ限界を知らせる合図を決めればいいんだ!!と中高生の頃の那智少年は想像していたそうなのです。
SMがポピュラーになるずっと前のしかも中高生の頃に外部からの情報なしでセーフワードを考えていたなんて、なんだかできすぎていませんか!?と思うけど、聞けば、想像していたのは言葉ではなくて『合図』だったそうで、その具体性が妙な納得をさせてくれる。
で、時を経て『痛すぎます』になったのだけど、なぜ『痛すぎます』なのか、は、わたしの想像を交えて次回お話いたします^^
こうやって那智さんのお話を聞いていると、セーフワードもそうだし『奴隷の起源』もそうだし、いまから30年40年前少年時代からSMが小説の中のお話でしかなかった頃の那智さんは、とにかくいろいろ想像していた。
どうやったら実現できるのか、とても考え、ときに諦めや苦悩も感じていたのではないかなと思う。
でも、その経緯があったから、M側が喜びに繋がらないと成立しないという考えに至ったわけだし、それがいまの『可愛がるSM』を作ったのだと思うと、苦悩も悪くないかな^^と思う。
わたしは那智さんの少年時代のSMに関するお話を聞くことが大好きだ。
苦悩を背負う那智さんに切なくなるし、自分を重ねてわたしだけじゃなかったんだと安堵の気持ちにもなる。
その苦悩した那智さんと、いま那智さんのしたい方法で心置きなくSMやセックスをしてくれることが本当にうれしいと思えるからだ。
セーフワードの経緯などもそんな気持ちにさせてもらってうれしかった^^
次回は『痛すぎます』について^^
「等式」感想です。おかずとしての小説や動画は無理矢理から少し良くなって行くのが王道で好きです。(笑)
SMや主従において用いられる『セーフワード』。
(ずっとセーフティワードって書いていたけど、こっちが正解?のようなので以後、セーフワードで^^)
痛いことや苦しいことのギリギリを突くSM行為や抵抗もひとつのプレイの空間において、本当の限界を伝えるために取り決めておく言葉。
もともとは加虐と被虐嗜好を安全に行うためのものだったと思うけど、時々目にする主従関係の方の中ではこちら側の快楽のためというより、好きに使っていただくためのこちら側のバロメーター的役割もあるみたいなので、当初の意味合いとはまた違った種類も増えているようにも思う。
とにかく、そのセーフワード。
那智さんのそれは『痛すぎます』だ。
この言葉が意味するところは後で書くとして。
その言葉が誕生した経緯を聞いたので、まずはご紹介^^
わたしが『セーフワード』の存在を知ったのは、まだSMに憧れていた頃。
自分の想像する世界やチラッと見聞きする『SM』は物語の中か男性のための風俗の話で、自分が経験できるとは思っていなかった20代前半の頃だったと思う。
当時読んだ小説の中に『セーフワード』が登場していたのだ。
SM小説ではなくて普通のミステリーだったのだけど、その中の1場面でSMプレイを描写していたのだ。
ああ、そうか、たしかに本当に痛いことを望みつつも、骨折や切断なんてできないし、そういう合図が必要なんだなと知ったのだ。
(いま、思えば、その小説を読んでも自分が味わえるとは思わなかったなぁ、本訳本だったからかな^^;)
そんなふうにわたしは外部からの情報で、その存在を知ったので、那智さんはどうやって知って、どうやって作ったのか。
そしたらね。
ホントに!?と思うけど、那智さん外部からの情報じゃなかったのだそうだ。
何度も書いているから、ちょっとくり返ししなっちゃうけど^^;
那智さんが少年や思春期の頃はSMは一部の変質者がするものという存在だった。
わたしの10代〜20代にかけても、たぶん、その認識。
だからね、小さい頃から時代劇で拷問される女性にワクワクして、好きな女の子に自分のうんこを食べさせたいと思っていた那智さんは、性行為をリアルに想像する思春期の頃にとても悩んだのです。
悪代官と町娘、借金の肩に、弱味を握られて、そんなふうに男女に圧倒的な力の差がある関係の中、行われる性行為を現代社会で犯罪にならず行うにはどうしたらいいのかってね。
そんな中、その行為自体もいろいろ考えるわけです^^
本当に嫌がる女性に無理矢理したい。
でも、実際問題、本当に嫌がることをしたら犯罪になってしまうから、それはできない。
かといって、演技で嫌がられるのはうれしくない。
だとしたら、ギリギリ限界を知らせる合図を決めればいいんだ!!と中高生の頃の那智少年は想像していたそうなのです。
SMがポピュラーになるずっと前のしかも中高生の頃に外部からの情報なしでセーフワードを考えていたなんて、なんだかできすぎていませんか!?と思うけど、聞けば、想像していたのは言葉ではなくて『合図』だったそうで、その具体性が妙な納得をさせてくれる。
で、時を経て『痛すぎます』になったのだけど、なぜ『痛すぎます』なのか、は、わたしの想像を交えて次回お話いたします^^
こうやって那智さんのお話を聞いていると、セーフワードもそうだし『奴隷の起源』もそうだし、いまから30年40年前少年時代からSMが小説の中のお話でしかなかった頃の那智さんは、とにかくいろいろ想像していた。
どうやったら実現できるのか、とても考え、ときに諦めや苦悩も感じていたのではないかなと思う。
でも、その経緯があったから、M側が喜びに繋がらないと成立しないという考えに至ったわけだし、それがいまの『可愛がるSM』を作ったのだと思うと、苦悩も悪くないかな^^と思う。
わたしは那智さんの少年時代のSMに関するお話を聞くことが大好きだ。
苦悩を背負う那智さんに切なくなるし、自分を重ねてわたしだけじゃなかったんだと安堵の気持ちにもなる。
その苦悩した那智さんと、いま那智さんのしたい方法で心置きなくSMやセックスをしてくれることが本当にうれしいと思えるからだ。
セーフワードの経緯などもそんな気持ちにさせてもらってうれしかった^^
次回は『痛すぎます』について^^
「等式」感想です。おかずとしての小説や動画は無理矢理から少し良くなって行くのが王道で好きです。(笑)
COMMENT
私もセーフティワードだと思ってましたーΣ(`0`;)
私達みたいに危険な事をしない者にとっては、本当は必要ないんですけど・・・
っていうか、逆に「これを言うまでは止めないで」っていう事で使用しています。
用途が逆転してますよ~あー恥ずかしい・・・(*ノノ)(汗
私達みたいに危険な事をしない者にとっては、本当は必要ないんですけど・・・
っていうか、逆に「これを言うまでは止めないで」っていう事で使用しています。
用途が逆転してますよ~あー恥ずかしい・・・(*ノノ)(汗
うちは無いですね。
というのも梨梨子さんのところと同じで(失礼します)
生命に関わったり大怪我したりしそうなことないんですよね…
叩くのは手がメインだし
拘束も縄系はほとんど無いし
熱かったり冷たかったりは無いし
無闇矢鱈に怪我するような事にはそこまで興味がないようです。
なので暁さんにお任せ!です
りん子さんと那智さんの間でセーフワードが生まれた経緯とかその中の気持ち
ドキドキしながら楽しみにしてます
というのも梨梨子さんのところと同じで(失礼します)
生命に関わったり大怪我したりしそうなことないんですよね…
叩くのは手がメインだし
拘束も縄系はほとんど無いし
熱かったり冷たかったりは無いし
無闇矢鱈に怪我するような事にはそこまで興味がないようです。
なので暁さんにお任せ!です
りん子さんと那智さんの間でセーフワードが生まれた経緯とかその中の気持ち
ドキドキしながら楽しみにしてます
りん子さん
こんにちは。
私も主のSMに関する事を聞くの
好きです。
あ~~そんなお考えだったのね。と、
妙に理解出来るお言葉を聞かせてくれる。
ちょっとすっきりしない事も
お話しを聞くと理解できるから
不思議~~~(^^
こんにちは。
私も主のSMに関する事を聞くの
好きです。
あ~~そんなお考えだったのね。と、
妙に理解出来るお言葉を聞かせてくれる。
ちょっとすっきりしない事も
お話しを聞くと理解できるから
不思議~~~(^^
梨梨子さん
いや、英語的にどっちが正しいのかわからないのだけど^^;
ああ、そうだね、危機を知らせるだけではなくて、こちらは大丈夫を知らせることにも使えますね!
どう使うかは、それぞれです^^
むしろ、そういうコンセンサスを得るコミュニケーションが取れるということのほうが大事だと思いますよ〜^^
いや、英語的にどっちが正しいのかわからないのだけど^^;
ああ、そうだね、危機を知らせるだけではなくて、こちらは大丈夫を知らせることにも使えますね!
どう使うかは、それぞれです^^
むしろ、そういうコンセンサスを得るコミュニケーションが取れるということのほうが大事だと思いますよ〜^^
灯里さん
いまは痛いことに特化して使用していますが、那智さんは『イヤがるのを無理矢理』というSMの王道(笑)がそもそもの妄想だったので、少年の頃から考えていたみたいです^^;
やっぱり、お付き合いによっていろいろだから、セーフワードが必要な関係と必要ない関係といろいろですよね^^
暁さんはイヤがるのを無理矢理ではなくて、暁さんの行為を喜べる精神と体であることがお好みのように思うので、基本は必要ないですよね。
まあ、うちの場合は怪我とかのレベルではないのだけど、けっこうヘタレなので必要なのでした(笑)
なぜ『痛すぎます』なのかというお話になります、楽しんでもらえるといいな〜〜♪
いまは痛いことに特化して使用していますが、那智さんは『イヤがるのを無理矢理』というSMの王道(笑)がそもそもの妄想だったので、少年の頃から考えていたみたいです^^;
やっぱり、お付き合いによっていろいろだから、セーフワードが必要な関係と必要ない関係といろいろですよね^^
暁さんはイヤがるのを無理矢理ではなくて、暁さんの行為を喜べる精神と体であることがお好みのように思うので、基本は必要ないですよね。
まあ、うちの場合は怪我とかのレベルではないのだけど、けっこうヘタレなので必要なのでした(笑)
なぜ『痛すぎます』なのかというお話になります、楽しんでもらえるといいな〜〜♪
ここさん
おお、ここさん視点^^
そうだね、うれしいよね。
好きな人の抱えるものをチラッと見せてもらえると、ちょっと切なく、うれしくなります。
で、そのお話がいつかまた別のお話と繋がったり^^
コミュニケーションは大事だね♪
おお、ここさん視点^^
そうだね、うれしいよね。
好きな人の抱えるものをチラッと見せてもらえると、ちょっと切なく、うれしくなります。
で、そのお話がいつかまた別のお話と繋がったり^^
コミュニケーションは大事だね♪