ひっくり返ったカエル
非日常的な日常
ただでさえ記憶が曖昧なんだもの、忘れないうちに書いてしまおう。
和室だった。
分厚いマットレスがベッドの代わり。
このところ、たいがいはじまりは那智さんがわたしの胸をはじくこと。
もう、『ふっ』と触れただけですぐ感じてしまう。
洋服を脱がしてもらって下着姿のまま、ただただ乳首だけの愛撫。
抱きかかえて、ひっくり返されて、タバコを吸いながら、たった二本の指で。
どわどわと溢れる快感に腰をくねらせる。
すぐに入れてほしいとお願いする。
『まだだよ』と笑われ、拒否に欲情。
『後でね』と諭されて、また欲情。
ああ、憶えていない。
さきにおまんこを舐めてもらったっけ、それとも鞭だっただろか。
たぶん、鞭だったはず。
この日は早い段階で鞭だったはずなんだ。
胸の愛撫だけでたまらなく感じてしまっていたところに鞭。
このとてもとても痛いことは、実はこういう欲情のはじめの辺りでしていただくほうが受け入れやすい。
一度ピークを過ぎてインターバルをおいてからだと痛いことを受け入れることにすこし抵抗感を持ってしまう。
だからこの段階での鞭だと思うと、それだけで拒否の気持ちがやわらぐ。
最初の一発。
中くらいの力だったと思う。
だけど、もうすでに欲情に溺れているわたしには、その一発で、ぐわんと腰が揺れるほどの快感。
ああ、今日はきっと『あの世界』に行かれる。
ふと安堵の気持ち。
と同時に、不安が的中してることにも気づく。
ベッドじゃないんだ。
マットレスは低い。
ということは高い位置から鞭が振り下ろされるわけで、遠心力でより打力が増すのだよね。
力は中くらいだったけど肉に受けるダメージは大きい。
今日の鞭はきっと痛い。
当然振るう那智さんだってそれくらいわかっているはずなんだけど、恐くなって痛みに揺れながらも『低いから痛く打てる』という状況確認をしてしまった。
もう、そこからは、那智さんに全権を委ねて、わたしは感じるままに痛がり喜び、苦痛と快感の渦に身を任せる。
ゴムのバラ鞭でMAXに近い力で打つとかなり痛い。
だから自然と数は少なくゆっくり打つことになる。
一発が強烈なときは、それでおしまい。
那智さんの手応えわたしの反応で、まだいけると思ったら2発、3発と続く。
振りかぶる前、かまえる空気と同時にわたしも姿勢を整える。
ボールを持っただけで駆け出す姿勢になる犬のようだ。
ほとんど考えずに、その呼吸が合う。
この一体感もいい。
痛い、とてもとても痛い。
だけど、今日は、もうあっという間に『ずっとずっと打っていてほしい』と思う世界に行ってしまった。
右から左から、お尻だけじゃなくて腰や股。
ぎゃーーと叫び。
入れてくださいと懇願し。
キスをねだり。
びちょびちょに濡れたおまんこを那智さんに押当てる。
もうどれくらい時間が経っただろう。
瞼が重くなってきた。
あんなに痛い思いをしているのに、睡魔のようなものが襲ってくるのだ。
体に負担をかけているから脳が眠りを必要とさせているのか。
脳内なんとかがでまくって、眠気のような快楽を感じているのか。
たんに寝不足か(笑)
とにかく鞭でお尻をデコボコにされているのに、いますぐ眠りに落ちそうだった。
どんなタイミングでおしまいになったのか憶えていないのだけど、いつの間にか那智さんのてのひらでスパンキングをされていた。
たしかうつ伏せになっていたと思う。
鞭で痛んだお尻に、さらにスパンキング。
痛さの上塗り。
最近、那智さんはスパンキングに慣れてきたようでいままでより長く打つ。
また記憶が曖昧なんだけど、気がつけば横向きになるわたしに添い寝するとうに(違うかな、那智さんは横たわってなかったかな、とにかくわたしは那智さんのほうに向いて横になっていた)して、右手で執拗に左のお尻を打たれ続けた。
スパンキングは鞭ほどの破壊力はないけれど、長く一定個所を打つと実はかなり痛くなる。
そこに先に鞭で打ったダメージが重なる、そして真横に那智さんがいる包まれる感覚まである。
かなり快感への近道だ。
とうとう、ここでも笑いだしていた。
目眩がする。
頭がクラクラしてきた。
叩く音が耳に届かない。
わたし、どうなっちゃうんだろう。
もしかしたら、また胸を愛撫してくれたのかもしれない。
入れて入れてと、懇願し。
足を開いて天に向ける。
まるで見えないおちんぽ様を受け入れるように。
ひっくりかえったカエル。
ああ、こんなはしたない女になっている。
ぱくっと開いた足の間が何ともいえない開放感と、そんな自分に欲情する。
淫乱なはしたない自分がいとおしい。
スパンキングの合間に股を開き、また打たれる。
笑ったりあえいだり、もう『痛い』という感覚はどこか遠くに追いやってしまった。
なんていう濃厚で特殊な空間。
ときどき『頭が真っ白になる』なんて表現を見るけど、わたしはなかなか真っ白にはならない。
こうやって書ける程度には記憶はある。
ただこうやって思い返しても断片的な記憶しかない。
酩酊しているときのように記憶が途切れ途切れになったり、音だけとか映像だけのように五感の一部だけが記憶に残っているような感じなんだ。
でも、気持ちよかったという記憶だけはしっかりある。
それも具体的な気持ちよさの種類ではなくて『気持ちよかったんだよ』という認識だけなんだよね。
その日は仰向けに眠れず、翌日になってもお尻はデコボコのまま。
ぐったりしているのだけどふと『気持ちよかったんだよ』という認識がよみがえり、胸が苦しくなるほどまた味わいたいと欲情するのだ。
鞭で感じることはある程度できるけど、あんなふうになるのはいつもじゃない、だからこそあの濃厚で特殊な空間に焦がれる。
今朝の「等式」感想です。
「了解しました。」なるべく鞭は興奮しているテンションの高いときに、「お預けモード」にて開始します。(笑)鞭の打ち身、+擦過傷とスパンキングの止め打ち圧力による腫れは皮膚がでこぼこし見た目、良い感じに仕上がります。
ただでさえ記憶が曖昧なんだもの、忘れないうちに書いてしまおう。
和室だった。
分厚いマットレスがベッドの代わり。
このところ、たいがいはじまりは那智さんがわたしの胸をはじくこと。
もう、『ふっ』と触れただけですぐ感じてしまう。
洋服を脱がしてもらって下着姿のまま、ただただ乳首だけの愛撫。
抱きかかえて、ひっくり返されて、タバコを吸いながら、たった二本の指で。
どわどわと溢れる快感に腰をくねらせる。
すぐに入れてほしいとお願いする。
『まだだよ』と笑われ、拒否に欲情。
『後でね』と諭されて、また欲情。
ああ、憶えていない。
さきにおまんこを舐めてもらったっけ、それとも鞭だっただろか。
たぶん、鞭だったはず。
この日は早い段階で鞭だったはずなんだ。
胸の愛撫だけでたまらなく感じてしまっていたところに鞭。
このとてもとても痛いことは、実はこういう欲情のはじめの辺りでしていただくほうが受け入れやすい。
一度ピークを過ぎてインターバルをおいてからだと痛いことを受け入れることにすこし抵抗感を持ってしまう。
だからこの段階での鞭だと思うと、それだけで拒否の気持ちがやわらぐ。
最初の一発。
中くらいの力だったと思う。
だけど、もうすでに欲情に溺れているわたしには、その一発で、ぐわんと腰が揺れるほどの快感。
ああ、今日はきっと『あの世界』に行かれる。
ふと安堵の気持ち。
と同時に、不安が的中してることにも気づく。
ベッドじゃないんだ。
マットレスは低い。
ということは高い位置から鞭が振り下ろされるわけで、遠心力でより打力が増すのだよね。
力は中くらいだったけど肉に受けるダメージは大きい。
今日の鞭はきっと痛い。
当然振るう那智さんだってそれくらいわかっているはずなんだけど、恐くなって痛みに揺れながらも『低いから痛く打てる』という状況確認をしてしまった。
もう、そこからは、那智さんに全権を委ねて、わたしは感じるままに痛がり喜び、苦痛と快感の渦に身を任せる。
ゴムのバラ鞭でMAXに近い力で打つとかなり痛い。
だから自然と数は少なくゆっくり打つことになる。
一発が強烈なときは、それでおしまい。
那智さんの手応えわたしの反応で、まだいけると思ったら2発、3発と続く。
振りかぶる前、かまえる空気と同時にわたしも姿勢を整える。
ボールを持っただけで駆け出す姿勢になる犬のようだ。
ほとんど考えずに、その呼吸が合う。
この一体感もいい。
痛い、とてもとても痛い。
だけど、今日は、もうあっという間に『ずっとずっと打っていてほしい』と思う世界に行ってしまった。
右から左から、お尻だけじゃなくて腰や股。
ぎゃーーと叫び。
入れてくださいと懇願し。
キスをねだり。
びちょびちょに濡れたおまんこを那智さんに押当てる。
もうどれくらい時間が経っただろう。
瞼が重くなってきた。
あんなに痛い思いをしているのに、睡魔のようなものが襲ってくるのだ。
体に負担をかけているから脳が眠りを必要とさせているのか。
脳内なんとかがでまくって、眠気のような快楽を感じているのか。
たんに寝不足か(笑)
とにかく鞭でお尻をデコボコにされているのに、いますぐ眠りに落ちそうだった。
どんなタイミングでおしまいになったのか憶えていないのだけど、いつの間にか那智さんのてのひらでスパンキングをされていた。
たしかうつ伏せになっていたと思う。
鞭で痛んだお尻に、さらにスパンキング。
痛さの上塗り。
最近、那智さんはスパンキングに慣れてきたようでいままでより長く打つ。
また記憶が曖昧なんだけど、気がつけば横向きになるわたしに添い寝するとうに(違うかな、那智さんは横たわってなかったかな、とにかくわたしは那智さんのほうに向いて横になっていた)して、右手で執拗に左のお尻を打たれ続けた。
スパンキングは鞭ほどの破壊力はないけれど、長く一定個所を打つと実はかなり痛くなる。
そこに先に鞭で打ったダメージが重なる、そして真横に那智さんがいる包まれる感覚まである。
かなり快感への近道だ。
とうとう、ここでも笑いだしていた。
目眩がする。
頭がクラクラしてきた。
叩く音が耳に届かない。
わたし、どうなっちゃうんだろう。
もしかしたら、また胸を愛撫してくれたのかもしれない。
入れて入れてと、懇願し。
足を開いて天に向ける。
まるで見えないおちんぽ様を受け入れるように。
ひっくりかえったカエル。
ああ、こんなはしたない女になっている。
ぱくっと開いた足の間が何ともいえない開放感と、そんな自分に欲情する。
淫乱なはしたない自分がいとおしい。
スパンキングの合間に股を開き、また打たれる。
笑ったりあえいだり、もう『痛い』という感覚はどこか遠くに追いやってしまった。
なんていう濃厚で特殊な空間。
ときどき『頭が真っ白になる』なんて表現を見るけど、わたしはなかなか真っ白にはならない。
こうやって書ける程度には記憶はある。
ただこうやって思い返しても断片的な記憶しかない。
酩酊しているときのように記憶が途切れ途切れになったり、音だけとか映像だけのように五感の一部だけが記憶に残っているような感じなんだ。
でも、気持ちよかったという記憶だけはしっかりある。
それも具体的な気持ちよさの種類ではなくて『気持ちよかったんだよ』という認識だけなんだよね。
その日は仰向けに眠れず、翌日になってもお尻はデコボコのまま。
ぐったりしているのだけどふと『気持ちよかったんだよ』という認識がよみがえり、胸が苦しくなるほどまた味わいたいと欲情するのだ。
鞭で感じることはある程度できるけど、あんなふうになるのはいつもじゃない、だからこそあの濃厚で特殊な空間に焦がれる。
今朝の「等式」感想です。
「了解しました。」なるべく鞭は興奮しているテンションの高いときに、「お預けモード」にて開始します。(笑)鞭の打ち身、+擦過傷とスパンキングの止め打ち圧力による腫れは皮膚がでこぼこし見た目、良い感じに仕上がります。
ゴムのバラ鞭
非日常的な日常
以前も載せたことあったけど、たまにはアイテム紹介を。
前エントリーで登場した鞭。
全長75㎝(引っかける用(?)の輪を部分を除く)
一本の幅13㎜、付箋とほぼ同じ^^
厚みは1㎜ちょっと、10円玉よりもすこし厚みがある。
重さ約40g。
そんなゴム製の8本を一束にしてある。
那智さんは『自分ができないことはしない』という指針でSM行為をしていた。
わたしと出会う前になかなか凄そうという理由で購入していたけど、自分で試し打ちをした結果、誰にも使うことはなかったのだそうだ。
こんな痛いの自分じゃ耐えられない→女性にも使わない、ということ。
まあ、雰囲気作りというか飾りとしての役割くらいに思っていたそうだ。
その指針なんてとっくの昔に破られ、いまではこの鞭で泣き笑い、他ではなかなか味わえない世界に連れて行ってもらっている。
最初のころ。
切りっぱなし先端のキツいエッジが皮膚を裂いていた。
巻き込むように打つと腰やお尻の側面にゴムの形そのままのボコッとふくれた痕ができて、ときどき角があたった部分から血がにじんでいた。
そういえば最近、ボコッと腫れることはあっても、血がにじむような傷はほとんど見なくなったのは打ちかたを変えているせいだけではないだろう。
きっとエッジが削られているのだと思う。
何度も何度もわたしを打ち、すこしずつゴムの角が鋭利ではなくなってきているのかもしれない。
わたしだって最初から鞭で快感を覚えていたわけではない。
鋭利な角で皮膚を裂くように、大声をあげ激痛と恐怖と戦っていた。
那智さんとの濃厚な時間を積み重ね、角が削れていくようにわたしの快感も増していったのかな。
これも那智さんの調教の賜物だ(笑)
そう思うと、なんだか感慨深いようないとしい気持ちになる、そして、すこし、なんとなく残念な気もする。
いつかエントリーしようと思うけど、先日、この鞭を手放しかねない出来事が起こった。
角が削れていったぶんわたしを『あの世界』に連れて行ってくれた、たくさんの思いがしみ込んだこのバラ鞭。
手放すかもと頭をかすめた瞬間、それはとてもイヤだと思った。
ああ、こんなにもこれに愛着を持っていたんだと知る。
いまでも那智さんが手にした瞬間は恐怖で緊張する、すこしの絶望と、それより小さいわずかな、でも色濃い期待に。
那智さんとわたしの作ってきたもの。
わたしはこれを愛しているんだな、とても。
<関連エントリー>
『鞭』
今朝の「等式」感想です。
「痛いです」自分自身痛みに関しては我慢強い方だとは思いますが。あんなもんで打たれたら「のたうちまわるか・うずくまるか」予想もつきません。別の話で・・・まったく「調教」なんて言葉を使い遊んでいるの許せないですよね~(笑)マークで誤魔化して、不謹慎です。(笑)
以前も載せたことあったけど、たまにはアイテム紹介を。
前エントリーで登場した鞭。
全長75㎝(引っかける用(?)の輪を部分を除く)
一本の幅13㎜、付箋とほぼ同じ^^
厚みは1㎜ちょっと、10円玉よりもすこし厚みがある。
重さ約40g。
そんなゴム製の8本を一束にしてある。
那智さんは『自分ができないことはしない』という指針でSM行為をしていた。
わたしと出会う前になかなか凄そうという理由で購入していたけど、自分で試し打ちをした結果、誰にも使うことはなかったのだそうだ。
こんな痛いの自分じゃ耐えられない→女性にも使わない、ということ。
まあ、雰囲気作りというか飾りとしての役割くらいに思っていたそうだ。
その指針なんてとっくの昔に破られ、いまではこの鞭で泣き笑い、他ではなかなか味わえない世界に連れて行ってもらっている。
最初のころ。
切りっぱなし先端のキツいエッジが皮膚を裂いていた。
巻き込むように打つと腰やお尻の側面にゴムの形そのままのボコッとふくれた痕ができて、ときどき角があたった部分から血がにじんでいた。
そういえば最近、ボコッと腫れることはあっても、血がにじむような傷はほとんど見なくなったのは打ちかたを変えているせいだけではないだろう。
きっとエッジが削られているのだと思う。
何度も何度もわたしを打ち、すこしずつゴムの角が鋭利ではなくなってきているのかもしれない。
わたしだって最初から鞭で快感を覚えていたわけではない。
鋭利な角で皮膚を裂くように、大声をあげ激痛と恐怖と戦っていた。
那智さんとの濃厚な時間を積み重ね、角が削れていくようにわたしの快感も増していったのかな。
これも那智さんの調教の賜物だ(笑)
そう思うと、なんだか感慨深いようないとしい気持ちになる、そして、すこし、なんとなく残念な気もする。
いつかエントリーしようと思うけど、先日、この鞭を手放しかねない出来事が起こった。
角が削れていったぶんわたしを『あの世界』に連れて行ってくれた、たくさんの思いがしみ込んだこのバラ鞭。
手放すかもと頭をかすめた瞬間、それはとてもイヤだと思った。
ああ、こんなにもこれに愛着を持っていたんだと知る。
いまでも那智さんが手にした瞬間は恐怖で緊張する、すこしの絶望と、それより小さいわずかな、でも色濃い期待に。
那智さんとわたしの作ってきたもの。
わたしはこれを愛しているんだな、とても。
<関連エントリー>
『鞭』
今朝の「等式」感想です。
「痛いです」自分自身痛みに関しては我慢強い方だとは思いますが。あんなもんで打たれたら「のたうちまわるか・うずくまるか」予想もつきません。別の話で・・・まったく「調教」なんて言葉を使い遊んでいるの許せないですよね~(笑)マークで誤魔化して、不謹慎です。(笑)
小旅行覚え書き1
独特な幸福感
夏に行った小旅行の記録。
わたしたちがおじいさんとおばあさんになったときのたのしみのためのもの。
書きながらアップしていくので、どちらかというと覚え書き。
那智さんのお仕事場が一泊目の宿。
ここにはキッチンや仮眠室があるので今夜はそこで自炊宴会^^
あいにく日中は本番を入れてしまったから夕方からの待ち合わせ、わたしの最寄りまで迎えにきてくれて、そこからお仕事場へ。
お仕事場の近くでは大きなお祭りが開催されていた。
盆踊りの音が流れる中人ごみをかき分け、まずは食材の買い出しに向かう。
今夜の宴会と、明日ハイキングをするからランチのサンドイッチの用意。
それほど広くないスーパーで無駄なく使い切れる量の物を選んだり、買い忘れがないか確認したり、些細なやり取りもたのしい。
気がつけば、お惣菜を買うのと変わらない?と思うほどいろいろ買ってしまった。
でも、まあ、明日のお昼の分もあるからいいか^^
お酒も各種購入してお仕事場へ到着した頃には、そろそろお祭りもおしまいのようですこし人ごみも落ち着きだしていた。
さて、宴会メニューは那智さんが市場で買ってきてくれた岩牡蠣とステーキとサラダとちょこちょこと乾きものと〆に那智さんお手製のお好み焼きというまったく統一感のないもの^^
でも、食べることも飲むことも大好きなふたり、一杯引っかけながら準備をするのはたとえ統一感がなくても楽しくておいしいものだ。
那智さんは、『こんなふうに料理を振る舞いながら飲む』ことも好きだそうで、今回はわたしはサラダだけで後はいただく係^^(あ、ちなみにわたしも振る舞いながら飲むは好きです)
わたしはレタスをちぎっただけの簡単なサラダを作り、あとは乾きものと岩牡蠣と格闘する那智さんの背中をつまみにビールをいただく。
(簡単サラダはレタスと海苔をちぎって盛り合わせて上からお醤油とごま油をかけるだけです)
『は、や、く♪』と催促したり『ケガしないでくださいね』と心配したり。
岩牡蠣が硬くて奮闘しているけど、それをこちらに気を使わせない空気にしていてくれる那智さんはとてもいい男だと思う。
作業はもちろん、安心して楽しんでいいよと『感情』までお任せしている。
なんとも贅沢な時間だ。
岩牡蠣は白ワインで。
クリーミーな味わいに舌鼓。
だんだん酔いも回ってきて、次はステーキ。
市場で売っていたものだから大きくてお手頃価格だったようだ。
いい気分でお肉に塩コショウする那智さんを視界の端に見ながら、赤ワインの準備^^
あれれ?那智さん、お塩べっとりするほど振りかけてる。
これじゃあ岩塩焼きになっちゃうよ〜、大丈夫かな。
案の定、ものすごくしょっぱいステーキが出来上がった(笑)
まあ、少量をつまみにするには問題ないので、切り分けて残りは明日のサンドイッチの具にしましょう。
パンに挟めば、この塩分もちょうどよくなるはず。
トラブルもいつも楽しい^^
〆のお好み焼きもおいしくいただきました^^
手作り感ばっちり(笑)
おしゃれなディナーもいいけれど、こういう時間を一緒に過ごせることもとても貴重な時間。
キッチンがついているお仕事と振る舞い好きの那智さんに感謝だ。
二日目はハイキングと山の近くの中規模のターミナル駅にあるホテルに泊まる。
時間を有効に使うために比較的早起きして行動開始する。
ちょっと睡眠不足だったけど、わたしは那智さんが起きないようにそーっと仮眠室を出てサンドイッチ作りをはじめた。
宴会では那智さんがほとんど準備も片付けもしてくれたので、ここはわたしがする番だよね。
宴会しながら茹でておいた卵としょっぱいステーキとハムの3種類のサンドイッチを作る。
熟睡している那智さんのベッドにもぐり『起こすときはフェラチオ』という指示を遂行する。
じつは、この指示を完璧に遂行できたのはこのときがはじめてかもしれない!!
いつも忘れてしまうか、那智さんの寝姿の角度ですんなりできないのだ。
この朝は、めずらしく仰向けで熟睡されていたから、こそっと侵入して『おはようございます』できたのでした^^
たとえば、何かイベントを控えていて朝何時に起きて行動開始するなんていうとき、仕事でも遊びでも那智さんはかなり時間に正確な人。
仕切る立場を選んでしまうからなんだと思うのだけど、目覚ましなしでも割りときっちり起きる人なんだ。
その那智さんが、わたしがキッチンにいっても、再びベッドにもぐりフェラチオをはじめるまで眠っているなんて、滅多にないこと。
泊まりなれているお仕事場のベッドだということを差し引いても、きっとわたしへの信頼でもあるのかなと、ちょっとうれしく思う。
(8年かけて得た信頼!?)
那智さんとしては、めずらしい朝を迎えて。
支度を整えて。
いざ、ハイキングへ〜。
今朝の「等式」感想です。
確かに「覚書」(笑)昔、りん子が書いた「夏の旅行」と言うエントリーが好きなので旅行のエントリーを希望するのですがなかなか難しいようで冒頭にある「覚書」と釘を刺されていました。今後の展開やいかに~
追記、確かにあの朝は私も動くつもりだったが、りん子の「存在」に安心し信頼している心理があったのかもしれない、嬉しい部分を書いてくれました、ありがとう。まあ、お願いして書いて貰っているのでここは、よいしょ~(笑)
夏に行った小旅行の記録。
わたしたちがおじいさんとおばあさんになったときのたのしみのためのもの。
書きながらアップしていくので、どちらかというと覚え書き。
那智さんのお仕事場が一泊目の宿。
ここにはキッチンや仮眠室があるので今夜はそこで自炊宴会^^
あいにく日中は本番を入れてしまったから夕方からの待ち合わせ、わたしの最寄りまで迎えにきてくれて、そこからお仕事場へ。
お仕事場の近くでは大きなお祭りが開催されていた。
盆踊りの音が流れる中人ごみをかき分け、まずは食材の買い出しに向かう。
今夜の宴会と、明日ハイキングをするからランチのサンドイッチの用意。
それほど広くないスーパーで無駄なく使い切れる量の物を選んだり、買い忘れがないか確認したり、些細なやり取りもたのしい。
気がつけば、お惣菜を買うのと変わらない?と思うほどいろいろ買ってしまった。
でも、まあ、明日のお昼の分もあるからいいか^^
お酒も各種購入してお仕事場へ到着した頃には、そろそろお祭りもおしまいのようですこし人ごみも落ち着きだしていた。
さて、宴会メニューは那智さんが市場で買ってきてくれた岩牡蠣とステーキとサラダとちょこちょこと乾きものと〆に那智さんお手製のお好み焼きというまったく統一感のないもの^^
でも、食べることも飲むことも大好きなふたり、一杯引っかけながら準備をするのはたとえ統一感がなくても楽しくておいしいものだ。
那智さんは、『こんなふうに料理を振る舞いながら飲む』ことも好きだそうで、今回はわたしはサラダだけで後はいただく係^^(あ、ちなみにわたしも振る舞いながら飲むは好きです)
わたしはレタスをちぎっただけの簡単なサラダを作り、あとは乾きものと岩牡蠣と格闘する那智さんの背中をつまみにビールをいただく。
(簡単サラダはレタスと海苔をちぎって盛り合わせて上からお醤油とごま油をかけるだけです)
『は、や、く♪』と催促したり『ケガしないでくださいね』と心配したり。
岩牡蠣が硬くて奮闘しているけど、それをこちらに気を使わせない空気にしていてくれる那智さんはとてもいい男だと思う。
作業はもちろん、安心して楽しんでいいよと『感情』までお任せしている。
なんとも贅沢な時間だ。
岩牡蠣は白ワインで。
クリーミーな味わいに舌鼓。
だんだん酔いも回ってきて、次はステーキ。
市場で売っていたものだから大きくてお手頃価格だったようだ。
いい気分でお肉に塩コショウする那智さんを視界の端に見ながら、赤ワインの準備^^
あれれ?那智さん、お塩べっとりするほど振りかけてる。
これじゃあ岩塩焼きになっちゃうよ〜、大丈夫かな。
案の定、ものすごくしょっぱいステーキが出来上がった(笑)
まあ、少量をつまみにするには問題ないので、切り分けて残りは明日のサンドイッチの具にしましょう。
パンに挟めば、この塩分もちょうどよくなるはず。
トラブルもいつも楽しい^^
〆のお好み焼きもおいしくいただきました^^
手作り感ばっちり(笑)
おしゃれなディナーもいいけれど、こういう時間を一緒に過ごせることもとても貴重な時間。
キッチンがついているお仕事と振る舞い好きの那智さんに感謝だ。
二日目はハイキングと山の近くの中規模のターミナル駅にあるホテルに泊まる。
時間を有効に使うために比較的早起きして行動開始する。
ちょっと睡眠不足だったけど、わたしは那智さんが起きないようにそーっと仮眠室を出てサンドイッチ作りをはじめた。
宴会では那智さんがほとんど準備も片付けもしてくれたので、ここはわたしがする番だよね。
宴会しながら茹でておいた卵としょっぱいステーキとハムの3種類のサンドイッチを作る。
熟睡している那智さんのベッドにもぐり『起こすときはフェラチオ』という指示を遂行する。
じつは、この指示を完璧に遂行できたのはこのときがはじめてかもしれない!!
いつも忘れてしまうか、那智さんの寝姿の角度ですんなりできないのだ。
この朝は、めずらしく仰向けで熟睡されていたから、こそっと侵入して『おはようございます』できたのでした^^
たとえば、何かイベントを控えていて朝何時に起きて行動開始するなんていうとき、仕事でも遊びでも那智さんはかなり時間に正確な人。
仕切る立場を選んでしまうからなんだと思うのだけど、目覚ましなしでも割りときっちり起きる人なんだ。
その那智さんが、わたしがキッチンにいっても、再びベッドにもぐりフェラチオをはじめるまで眠っているなんて、滅多にないこと。
泊まりなれているお仕事場のベッドだということを差し引いても、きっとわたしへの信頼でもあるのかなと、ちょっとうれしく思う。
(8年かけて得た信頼!?)
那智さんとしては、めずらしい朝を迎えて。
支度を整えて。
いざ、ハイキングへ〜。
今朝の「等式」感想です。
確かに「覚書」(笑)昔、りん子が書いた「夏の旅行」と言うエントリーが好きなので旅行のエントリーを希望するのですがなかなか難しいようで冒頭にある「覚書」と釘を刺されていました。今後の展開やいかに~
追記、確かにあの朝は私も動くつもりだったが、りん子の「存在」に安心し信頼している心理があったのかもしれない、嬉しい部分を書いてくれました、ありがとう。まあ、お願いして書いて貰っているのでここは、よいしょ~(笑)
小旅行覚え書き2
独特な幸福感
那智さんとのお出かけは、それだけで楽しい。
ハイキングする山まで電車に揺られてわくわく。
乗り換えの駅が今夜の宿泊場所なので、そこに荷物を預けてリュックにサンドイッチと昨夜の残りの白ワインを詰め込んで山の駅に向かう。
真夏とはいえ、まだ朝のうちの山の空気はさわやかだ。
わたしははじめてだけど那智さんは何度か登ったことがある山のようで、コースはお任せ。
行きは途中までケーブルカーに乗り山頂をめざす。
観光地でもある山なので行きに選んだ道は広くて歩きやすい、舗装されている箇所もある。
山歩きなんてほとんどしないわたしでも快適にすいすいいける。
那智さん、ハイキング、ぜんぜん大丈夫です〜
ハイキング初心者なのですこし自信なかったけど、あまりの快適さに肩すかしを食らったような気持ちになっていた。
このコースはハイキングとは言わないよ、お散歩(笑)
なーんだ、割りとハイキングで名の知れた山なのに、お散歩だったのね。
と、呑気にご機嫌で山頂に到着〜。
朝一番できたから、ここでもまだお昼まではずいぶんある。
これから人がどんどん増えてくのでしょうけど、いまの段階で山頂は人影チラホラ。
朝とお昼の間のまだ暑くならないうちにブランチしましょう。
サンドイッチに白ワイン。
保冷剤で多少は冷えていて、我ながらなかなかおいしい。
のども乾いていたし、2/3あった白ワインもあっという間に終わってしまった。
ベンチに寝転がり那智さんがウトウト。
酔うというまでいかない、いい気分でしばらく心地よさそうな那智さんの気配を感じながら食休みしたいた。
さて、そろそろ陽も高くなってきたし、チェックインの時間もあるから下りましょう。
行きのコースとは違うコース。
ケーブルカーを使わずに全行程歩くそうだ。
行きのお散歩の気分で出発したら、これがとんでもない道のりだった!!
細いデコボコの山道を山肌に沿って延々下っていく。
途中こまめに看板があってコースと現在地が記されているのだけど、いけどもいけども全行程のまだ1割、2割。
うわあ、あと、今来た道の何倍も歩かないといけないの!!
行きのお散歩とはぜんぜん違うじゃないですか!!
ハイキングおそるべし。
だんだん気温も上がり次から次へ汗が吹き出す。
首にタオルを巻いて、もうなり振りかまわず^^;
こんなに大変だったとはーー!!
と文句という感嘆を吐きながら(笑)
それでも、登ってくる人たちとすれ違い様に『こんにちは〜』と挨拶を交わすのは心地よいし、小学生くらいの子も元気に登っていくので、下りの自分がぶーぶーいうのは情けないので、たのしく文句をいうことに切り替えて残り7割を過ごそうと決める。
そうそう、若いちょっとまじめそうないまどきの山ガールのときだけ那智さんの『こんにちは〜』が微妙に違うのだ!!
本人、意識していないらしいけど^^
半分すこし手前くらいかな。
小さな橋があり一段下ると小川がある。
那智さん、ささっと岩を下りその小川に移動して。
休憩しよう
わざわざ誰も行かないようなところに躊躇なく行く。
裸足になって川に足を浸す那智さん。
わー、気持ち良さそう!!
でも、そんなところに行っていいのですか!?
自分の肩の高さくらいにある橋には行き交う人がいる、誰も小川で遊んだりしていないのに裸足になって休憩するのはすこし恥ずかしい気もするけど、那智さんの企画には乗っかったほうが幸せになれることはわかっている。
ちょっぴりためらうけど、わたしも、裸足になって爪先をそっと川につける。
水は冷たく木陰の風は心地よく肌を撫で、さっきまでの暑さと疲労がすーっとひいていくようだ。
なんだか気分よくなって足をちゃぷちゃぷ。
ちょっぴり水遊びをしているようだった。
通りかかった家族連れが同じように小川に降りてきた。
男の子の兄弟が自分たちも入りたいと両親いっている。
少年ふたりと父親も一緒になって足を浸して楽しみだした。
きっとわたしひとりだったら、こういうことしないだろうな。
ちょっと人目を気にするわたしは誰もやっていないことを分け入ってするタイプじゃないからね。
でも、ただ休憩するだけじゃなくて小川に入ったほうが断然気持ちいいし、楽しい。
那智さんはいつもいろいろな所に連れて行ってくれて、いろいろなものを見せてくれる^^
行きよりずっと大変で、でもハイキングを満喫してふもとのお土産屋さんでアイスクリームを食べた。
いつもどこかお出かけすると那智さんに記念のお土産を買ってもらうんだ。
今回は桜の柄がついたお箸。
それを土産に荷物のおいてある駅まで引き返し、今夜の宿、中規模ターミナル駅のホテルにチェックインするのでした。
夕飯は鉄板焼き。
シェフが目の前で焼いてくれる。
高層階のレストラン、シェフの後ろには大きな窓。
視界には空が広がっている。
夏の夕暮れ、まだずいぶん明るい、遠くに山々の影(さすが中規模都市 笑)、いま歩いてきた山かな〜なんて不確かな想像をして、慣れた手さばきで野菜に魚介お肉、次々お皿に盛られていく様子を楽しむ。
一番乗りでわたしたちだけだったので、シェフとの会話も醍醐味だ。
夕立の多い夏だった。
しばらくすると、夕暮れの薄明るい空が徐々にどんよりしてきた。
きっと今日も夕立があるんだろう。
パノラマの窓から、このあとはじまるだろう夕立ショーをちょっと期待する気持ちで眺めていた。
ピカッ!!
わ!!カミナリだ!!
最初の光を皮切りに、山の向こう、手前の空、あちこちで稲光。
目をこらすと、雨も降り出しているようだ。
背景が空だと雨粒がわかりにくいんだね。
すこし腰をあげて地上の見下ろすと激しい雨が人や車を追い立てている。
目の高さの稲光は想像以上に迫力。
すこし、恐いとさえ感じる。
ガラスの内側から守られているような気持ちで眺める迫力の天体ショー。
すこし恐いと感じることさえ、甘いスパイスのようだった。
鉄板焼きのコースは、とてもおいしかったのだけど、とてもお上品な分量だった(笑)
いや、けして足りないわけじゃないんだよ。
ちゃんとお腹いっぱいになったのだよ。
それなのに、那智さんったら部屋で飲むお酒とおつまみの買い出しに出ながら『か○や』のカツ丼をテイクアウトするなんていう。
え〜、それは食べ過ぎですよ。
わたしはおつまみ程度で十分です。
ふたつ頼む?と聞く那智さんに『いいえ、わたしはけっこうです』とお上品にまとめたいわたしは遠慮する。
部屋に戻り、ワインとおつまみで宴会。
一人掛けのソファに那智さん、わたしはその足下。
那智さん、カツ丼を頬張る。
じーーーーっ
見上げる。
わたし、か○やのカツ丼って食べたことないんですよね…という目をしていたかもしれない。
食べる?
え?ええ、じゃあ、一口だけ。
カツ一切れと、出汁のからんだご飯をいっきにパク。
やばい、う、うまい。
これはもしかしたらさっきいただいたお上品な鉄板焼きよりもおいしいと思ってしまうかもしれない!!
もう一口、いいや、いっそもう一個追加で買いにいってしまおうか!!
ダメ、ダメ、それじゃあ、さっきの鉄板焼きを否定してしまう結果になる、ついでにお上品にまとめた自分も。
あまりのおいしさに、いろいろなものを投げ捨ててしまいそうになるのをグッとくらえた。
どうやら、この上ない幸せな表情をしてしまっていたらしく、那智さん最後にもう一口食べさせてくれた。
はうう、思ってことが顔に出やすいらしい(特に、食べ物関係?^^;)
か○やのカツ丼はとってもおいしいということを知り、2日目の夜は更けていくのでした。
今朝の「等式」感想です。
カツ丼を食したりん子ですが、少なくとも1/4多ければ1/3はいきました。表現上2口になっていますが。(笑)「誰もやっていないことを分け入ってするタイプじゃないからね。」誰もやっていなければ「分け入る」ことは出来ないと思うし・・休憩の特等席は気持ちよかった。
那智さんとのお出かけは、それだけで楽しい。
ハイキングする山まで電車に揺られてわくわく。
乗り換えの駅が今夜の宿泊場所なので、そこに荷物を預けてリュックにサンドイッチと昨夜の残りの白ワインを詰め込んで山の駅に向かう。
真夏とはいえ、まだ朝のうちの山の空気はさわやかだ。
わたしははじめてだけど那智さんは何度か登ったことがある山のようで、コースはお任せ。
行きは途中までケーブルカーに乗り山頂をめざす。
観光地でもある山なので行きに選んだ道は広くて歩きやすい、舗装されている箇所もある。
山歩きなんてほとんどしないわたしでも快適にすいすいいける。
那智さん、ハイキング、ぜんぜん大丈夫です〜
ハイキング初心者なのですこし自信なかったけど、あまりの快適さに肩すかしを食らったような気持ちになっていた。
このコースはハイキングとは言わないよ、お散歩(笑)
なーんだ、割りとハイキングで名の知れた山なのに、お散歩だったのね。
と、呑気にご機嫌で山頂に到着〜。
朝一番できたから、ここでもまだお昼まではずいぶんある。
これから人がどんどん増えてくのでしょうけど、いまの段階で山頂は人影チラホラ。
朝とお昼の間のまだ暑くならないうちにブランチしましょう。
サンドイッチに白ワイン。
保冷剤で多少は冷えていて、我ながらなかなかおいしい。
のども乾いていたし、2/3あった白ワインもあっという間に終わってしまった。
ベンチに寝転がり那智さんがウトウト。
酔うというまでいかない、いい気分でしばらく心地よさそうな那智さんの気配を感じながら食休みしたいた。
さて、そろそろ陽も高くなってきたし、チェックインの時間もあるから下りましょう。
行きのコースとは違うコース。
ケーブルカーを使わずに全行程歩くそうだ。
行きのお散歩の気分で出発したら、これがとんでもない道のりだった!!
細いデコボコの山道を山肌に沿って延々下っていく。
途中こまめに看板があってコースと現在地が記されているのだけど、いけどもいけども全行程のまだ1割、2割。
うわあ、あと、今来た道の何倍も歩かないといけないの!!
行きのお散歩とはぜんぜん違うじゃないですか!!
ハイキングおそるべし。
だんだん気温も上がり次から次へ汗が吹き出す。
首にタオルを巻いて、もうなり振りかまわず^^;
こんなに大変だったとはーー!!
と文句という感嘆を吐きながら(笑)
それでも、登ってくる人たちとすれ違い様に『こんにちは〜』と挨拶を交わすのは心地よいし、小学生くらいの子も元気に登っていくので、下りの自分がぶーぶーいうのは情けないので、たのしく文句をいうことに切り替えて残り7割を過ごそうと決める。
そうそう、若いちょっとまじめそうないまどきの山ガールのときだけ那智さんの『こんにちは〜』が微妙に違うのだ!!
本人、意識していないらしいけど^^
半分すこし手前くらいかな。
小さな橋があり一段下ると小川がある。
那智さん、ささっと岩を下りその小川に移動して。
休憩しよう
わざわざ誰も行かないようなところに躊躇なく行く。
裸足になって川に足を浸す那智さん。
わー、気持ち良さそう!!
でも、そんなところに行っていいのですか!?
自分の肩の高さくらいにある橋には行き交う人がいる、誰も小川で遊んだりしていないのに裸足になって休憩するのはすこし恥ずかしい気もするけど、那智さんの企画には乗っかったほうが幸せになれることはわかっている。
ちょっぴりためらうけど、わたしも、裸足になって爪先をそっと川につける。
水は冷たく木陰の風は心地よく肌を撫で、さっきまでの暑さと疲労がすーっとひいていくようだ。
なんだか気分よくなって足をちゃぷちゃぷ。
ちょっぴり水遊びをしているようだった。
通りかかった家族連れが同じように小川に降りてきた。
男の子の兄弟が自分たちも入りたいと両親いっている。
少年ふたりと父親も一緒になって足を浸して楽しみだした。
きっとわたしひとりだったら、こういうことしないだろうな。
ちょっと人目を気にするわたしは誰もやっていないことを分け入ってするタイプじゃないからね。
でも、ただ休憩するだけじゃなくて小川に入ったほうが断然気持ちいいし、楽しい。
那智さんはいつもいろいろな所に連れて行ってくれて、いろいろなものを見せてくれる^^
行きよりずっと大変で、でもハイキングを満喫してふもとのお土産屋さんでアイスクリームを食べた。
いつもどこかお出かけすると那智さんに記念のお土産を買ってもらうんだ。
今回は桜の柄がついたお箸。
それを土産に荷物のおいてある駅まで引き返し、今夜の宿、中規模ターミナル駅のホテルにチェックインするのでした。
夕飯は鉄板焼き。
シェフが目の前で焼いてくれる。
高層階のレストラン、シェフの後ろには大きな窓。
視界には空が広がっている。
夏の夕暮れ、まだずいぶん明るい、遠くに山々の影(さすが中規模都市 笑)、いま歩いてきた山かな〜なんて不確かな想像をして、慣れた手さばきで野菜に魚介お肉、次々お皿に盛られていく様子を楽しむ。
一番乗りでわたしたちだけだったので、シェフとの会話も醍醐味だ。
夕立の多い夏だった。
しばらくすると、夕暮れの薄明るい空が徐々にどんよりしてきた。
きっと今日も夕立があるんだろう。
パノラマの窓から、このあとはじまるだろう夕立ショーをちょっと期待する気持ちで眺めていた。
ピカッ!!
わ!!カミナリだ!!
最初の光を皮切りに、山の向こう、手前の空、あちこちで稲光。
目をこらすと、雨も降り出しているようだ。
背景が空だと雨粒がわかりにくいんだね。
すこし腰をあげて地上の見下ろすと激しい雨が人や車を追い立てている。
目の高さの稲光は想像以上に迫力。
すこし、恐いとさえ感じる。
ガラスの内側から守られているような気持ちで眺める迫力の天体ショー。
すこし恐いと感じることさえ、甘いスパイスのようだった。
鉄板焼きのコースは、とてもおいしかったのだけど、とてもお上品な分量だった(笑)
いや、けして足りないわけじゃないんだよ。
ちゃんとお腹いっぱいになったのだよ。
それなのに、那智さんったら部屋で飲むお酒とおつまみの買い出しに出ながら『か○や』のカツ丼をテイクアウトするなんていう。
え〜、それは食べ過ぎですよ。
わたしはおつまみ程度で十分です。
ふたつ頼む?と聞く那智さんに『いいえ、わたしはけっこうです』とお上品にまとめたいわたしは遠慮する。
部屋に戻り、ワインとおつまみで宴会。
一人掛けのソファに那智さん、わたしはその足下。
那智さん、カツ丼を頬張る。
じーーーーっ
見上げる。
わたし、か○やのカツ丼って食べたことないんですよね…という目をしていたかもしれない。
食べる?
え?ええ、じゃあ、一口だけ。
カツ一切れと、出汁のからんだご飯をいっきにパク。
やばい、う、うまい。
これはもしかしたらさっきいただいたお上品な鉄板焼きよりもおいしいと思ってしまうかもしれない!!
もう一口、いいや、いっそもう一個追加で買いにいってしまおうか!!
ダメ、ダメ、それじゃあ、さっきの鉄板焼きを否定してしまう結果になる、ついでにお上品にまとめた自分も。
あまりのおいしさに、いろいろなものを投げ捨ててしまいそうになるのをグッとくらえた。
どうやら、この上ない幸せな表情をしてしまっていたらしく、那智さん最後にもう一口食べさせてくれた。
はうう、思ってことが顔に出やすいらしい(特に、食べ物関係?^^;)
か○やのカツ丼はとってもおいしいということを知り、2日目の夜は更けていくのでした。
今朝の「等式」感想です。
カツ丼を食したりん子ですが、少なくとも1/4多ければ1/3はいきました。表現上2口になっていますが。(笑)「誰もやっていないことを分け入ってするタイプじゃないからね。」誰もやっていなければ「分け入る」ことは出来ないと思うし・・休憩の特等席は気持ちよかった。
小旅行覚え書き3
非日常的な日常
どんなタイミングでそうなったのか記憶がないのだけど。
ワインとおつまみとカツ丼(笑)の宴会の途中で、わたしは首輪とリードをつけてもらった。
廊下に出ようか?お散歩(笑)
ええ!!
夜遅くとはいえ、普通のホテルの廊下ですよ!!
人が来るかもしれません!!
こんな時間だから来ないでしょ
少なくとも子供が来る可能性はかなり低いよ
『露出行為は子供がいたらしない』というわたしの気持ちを理解してくれていての発言だ、でも、これは裏を返せば、それ以外なら遂行するよという宣言でもある。
でも、わかっているんだ、恐怖心や抵抗感は当然あるけど、那智さんにリードを引かれてお散歩することがわたしはうれしいのだ。
だから、遂行する宣言に目がくらむような喜びを感じている。
姿は、リラックスしたものだった。
下着はつけずに部屋着のざっくりしたノースリーブのワンピース、コンタクトは外してメガネ。
なんとなく、メガネは違うかな?と思って『外します?』と申し出た。
部屋から四つん這い。
那智さんに引かれてドアのほうに歩く。
ドアを開ける気配に耳をすませ、外に人がいないか様子をうかがう。
手で押さえてもらって、那智さんと同じペースで廊下に出た。
視界がぼやけている。
でも、絨毯が近い。
メガネを外してことが功を奏したようだ。
自分が見えないというだけで、ずいぶん、自分の世界に入ることができる。
すこし、恐怖心がやわらいだ。
那智さんに引かれて四つん這いで歩く。
そうはいっても『誰も来ませんように』と心で唱えながら。
ほとんど見えない視力の上、下を向いて視界も狭い中、ただ那智さんについていく。
わたしたちの部屋は廊下のつきあたり。
そこからまっすぐエレベーターホールまで15mくらいはあっただろうか。
すこし視界が明るくなって、そこまで来たんだと理解した。
しばらく、そこにとどまっただろうか、クルッと向きを変えて来た道を戻る。
行きよりも帰りのほうがすこし安堵して四つん這いでお散歩を噛み締める余裕があった、部屋が近づいているからなおのこと。
その余裕を那智さんが感じとったのだろうか、わたしたちの部屋の手前で止まった。
向かい側にも別の部屋のドアがある。
疑問に思う間もなく着ていたワンピをするすると脱がされた。
あああ、わたし、廊下で裸だ、裸で首輪にリード。
その姿を想像して酔う。
恥ずかしい気持ちより、見えないぶん、どんどん内に籠る錯覚をしてしまう。
四つん這いのままのわたしと同じ高さになるように那智さんがしゃがみ、足の間に指を入れる。
人が来ても続けるよ
ああ、気持ちいい。
はしたない裸の自分に興奮して、わたしはずっとこういう姿を妄想していたんだと願いが叶っていく感覚が体に沁みわたる。
那智さんのバリアの中で妄想が叶う幸福に、自分だけの世界に浸る。
誰も来ないで
誰か来て
あってはならない欲望が頭の中を支配した。
今朝の「等式」感想です。
はい、この出来事忘れていました。確かにやりました、しかし、カメラのチェツクがあまかったような気がします。ラブホだとドアの管理をフロントでされていることが多く、この手のお遊びが出来ないのが残念です。どなたか、ホテル廊下でわんこ同士の待ち合わせをしませんか。
どんなタイミングでそうなったのか記憶がないのだけど。
ワインとおつまみとカツ丼(笑)の宴会の途中で、わたしは首輪とリードをつけてもらった。
廊下に出ようか?お散歩(笑)
ええ!!
夜遅くとはいえ、普通のホテルの廊下ですよ!!
人が来るかもしれません!!
こんな時間だから来ないでしょ
少なくとも子供が来る可能性はかなり低いよ
『露出行為は子供がいたらしない』というわたしの気持ちを理解してくれていての発言だ、でも、これは裏を返せば、それ以外なら遂行するよという宣言でもある。
でも、わかっているんだ、恐怖心や抵抗感は当然あるけど、那智さんにリードを引かれてお散歩することがわたしはうれしいのだ。
だから、遂行する宣言に目がくらむような喜びを感じている。
姿は、リラックスしたものだった。
下着はつけずに部屋着のざっくりしたノースリーブのワンピース、コンタクトは外してメガネ。
なんとなく、メガネは違うかな?と思って『外します?』と申し出た。
部屋から四つん這い。
那智さんに引かれてドアのほうに歩く。
ドアを開ける気配に耳をすませ、外に人がいないか様子をうかがう。
手で押さえてもらって、那智さんと同じペースで廊下に出た。
視界がぼやけている。
でも、絨毯が近い。
メガネを外してことが功を奏したようだ。
自分が見えないというだけで、ずいぶん、自分の世界に入ることができる。
すこし、恐怖心がやわらいだ。
那智さんに引かれて四つん這いで歩く。
そうはいっても『誰も来ませんように』と心で唱えながら。
ほとんど見えない視力の上、下を向いて視界も狭い中、ただ那智さんについていく。
わたしたちの部屋は廊下のつきあたり。
そこからまっすぐエレベーターホールまで15mくらいはあっただろうか。
すこし視界が明るくなって、そこまで来たんだと理解した。
しばらく、そこにとどまっただろうか、クルッと向きを変えて来た道を戻る。
行きよりも帰りのほうがすこし安堵して四つん這いでお散歩を噛み締める余裕があった、部屋が近づいているからなおのこと。
その余裕を那智さんが感じとったのだろうか、わたしたちの部屋の手前で止まった。
向かい側にも別の部屋のドアがある。
疑問に思う間もなく着ていたワンピをするすると脱がされた。
あああ、わたし、廊下で裸だ、裸で首輪にリード。
その姿を想像して酔う。
恥ずかしい気持ちより、見えないぶん、どんどん内に籠る錯覚をしてしまう。
四つん這いのままのわたしと同じ高さになるように那智さんがしゃがみ、足の間に指を入れる。
人が来ても続けるよ
ああ、気持ちいい。
はしたない裸の自分に興奮して、わたしはずっとこういう姿を妄想していたんだと願いが叶っていく感覚が体に沁みわたる。
那智さんのバリアの中で妄想が叶う幸福に、自分だけの世界に浸る。
誰も来ないで
誰か来て
あってはならない欲望が頭の中を支配した。
今朝の「等式」感想です。
はい、この出来事忘れていました。確かにやりました、しかし、カメラのチェツクがあまかったような気がします。ラブホだとドアの管理をフロントでされていることが多く、この手のお遊びが出来ないのが残念です。どなたか、ホテル廊下でわんこ同士の待ち合わせをしませんか。