『いいこいいこ』2
独特な幸福感
前々回。
ホテルに入り那智さんが仕事の対応をする間にお風呂の準備などをする。
「はい、おしまい〜」とパソコンを閉じた那智さんが準備をするわたしに近寄りスカートたくしあげた。
今日は新しい下着。
気に入ってくれた。
下着をチェックしたらお風呂に向かうのかと思いきや、那智さんの手が止まらない。
キスをして洋服を剥ぎ、わたしはベッドに押し倒された。
待ってください、那智さん
お風呂入りましょう
『いいこいいこ』してください
儀式をしてほしい。
わたしを縛るいろいろなものを取っ払い快感に素直になれる、あの儀式を。
それをしなくても結局気持ちよくはなるとは思うのだけど(いや、なるけど!!)、性に対する羞恥心やブレーキを『よいしょ』と取り払うときの精神的な負担がぜんぜん違うのだ。
必死に抵抗するけど、やめてくれない。
いいこいいこして!!
ほらしているよ
そういいながら『いいこいいこ』と左腕で甘く抱きかかえ、でも、情熱に突き動かされるように左腕以外の全部がわたしを愛撫する。
こんなの『いいこいいこ』じゃない!!
半ば諦めてセックスが始まっていった。
『いいこいいこ』してもらえなかったことに傷つくような気分になる。
りん子はそう思いたいだけなんだよ
ちょっと拗ねるわたしに那智さんはいう。
いや、たしかに『結局は快感になる』のはわかっている。
でも、『いいこいいこ』がないとその前の『よいしょ』ってする精神的負担が大きいのだ。
このようなことは何度か話しているつもりなんだけど、理解されにくいのかなとため息。
だけど、今日のセックスのとき中が『ぐわー』となるあれが来た。
気持ちよさには段階があって、その上のほうで味わえるやつ。
ほとんど前戯もなく始まったセックスで、わたしはあれを感じていたなと心の片隅ではわかっていた。
前回。
詳細は書かないけど、わたしの『信念』みたいなものをなかなか那智さんが理解してくれなくて議論が白熱しすぎて(わたしだけが白熱していた^^;)、最後には解決したのだけど、白熱してトゲトゲになった心がどうしてもセックスする気持ちになれなくてリカバリーできず。
何がなんでも『入れたい』時期は過ぎてるからいいよ(笑)
と、セックスなしの飲みデートになった。
おそらく那智さんが本気でリカバリーさせようとしたらできたと思うけど、そうしないと判断した日だった。
そして、今日。
前回そんな感じだったからか、ちょっと欲情していた。
体が那智さんに触ってほしいといっているのがわかる。
今日は『いいこいいこ』をしてもらってやわやわになって、わたしは素直に快感に没頭できるはず。
それを想像して、少しワクワクしていた。
前々回。
ホテルに入り那智さんが仕事の対応をする間にお風呂の準備などをする。
「はい、おしまい〜」とパソコンを閉じた那智さんが準備をするわたしに近寄りスカートたくしあげた。
今日は新しい下着。
気に入ってくれた。
下着をチェックしたらお風呂に向かうのかと思いきや、那智さんの手が止まらない。
キスをして洋服を剥ぎ、わたしはベッドに押し倒された。
待ってください、那智さん
お風呂入りましょう
『いいこいいこ』してください
儀式をしてほしい。
わたしを縛るいろいろなものを取っ払い快感に素直になれる、あの儀式を。
それをしなくても結局気持ちよくはなるとは思うのだけど(いや、なるけど!!)、性に対する羞恥心やブレーキを『よいしょ』と取り払うときの精神的な負担がぜんぜん違うのだ。
必死に抵抗するけど、やめてくれない。
いいこいいこして!!
ほらしているよ
そういいながら『いいこいいこ』と左腕で甘く抱きかかえ、でも、情熱に突き動かされるように左腕以外の全部がわたしを愛撫する。
こんなの『いいこいいこ』じゃない!!
半ば諦めてセックスが始まっていった。
『いいこいいこ』してもらえなかったことに傷つくような気分になる。
りん子はそう思いたいだけなんだよ
ちょっと拗ねるわたしに那智さんはいう。
いや、たしかに『結局は快感になる』のはわかっている。
でも、『いいこいいこ』がないとその前の『よいしょ』ってする精神的負担が大きいのだ。
このようなことは何度か話しているつもりなんだけど、理解されにくいのかなとため息。
だけど、今日のセックスのとき中が『ぐわー』となるあれが来た。
気持ちよさには段階があって、その上のほうで味わえるやつ。
ほとんど前戯もなく始まったセックスで、わたしはあれを感じていたなと心の片隅ではわかっていた。
前回。
詳細は書かないけど、わたしの『信念』みたいなものをなかなか那智さんが理解してくれなくて議論が白熱しすぎて(わたしだけが白熱していた^^;)、最後には解決したのだけど、白熱してトゲトゲになった心がどうしてもセックスする気持ちになれなくてリカバリーできず。
何がなんでも『入れたい』時期は過ぎてるからいいよ(笑)
と、セックスなしの飲みデートになった。
おそらく那智さんが本気でリカバリーさせようとしたらできたと思うけど、そうしないと判断した日だった。
そして、今日。
前回そんな感じだったからか、ちょっと欲情していた。
体が那智さんに触ってほしいといっているのがわかる。
今日は『いいこいいこ』をしてもらってやわやわになって、わたしは素直に快感に没頭できるはず。
それを想像して、少しワクワクしていた。
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