基本人格
独特な幸福感
那智さんはそれほどお酒は弱くない。
友だちと飲んだあと、ちょっと飲み足りないからとスピリタスという96度のウォッカをグラスに2㎝ほどひっかけてもとりあえず平気なくらい。
(ぐわーっと酔いに引っ張られる感じがするらしい^^;)
『朗読奴隷1 2』みたいなときの、困った酔っぱらいさんになることもあるけれど、あれはどちらかというと自覚して、意識的にああなっているというところもある。
若い頃よりも弱くなっているとはいえ意識がなくなるほど酔うなんてことほとんどないのだ。
先日はじめて意識的に酔っぱらいさんになるのとは違う、本気の酔っぱらい那智さんに出会うことがあった。
電話越しの『朗読奴隷』なんて可愛らしいと思える、かもしれない本気の酔っぱらいさん^^
ホテルに肴とお酒を買い込んで、酒盛り。
ビールを一缶ずつと那智さんはカップの焼酎を2カップだったかな。
私にちょこちょこ焼酎を飲ませていたから、正確には1カップ半くらい。
めずらしくこれで大酔っぱらいしてしまったのだ。
ベッドにば〜んとうつ伏せになって熟睡。
あ〜あ、しょうがないなぁ。
このときは、まさかそんなに大酔っぱらいしているとは思っていないから、少しウトウトすればいつもの那智さんになるだろうと、しばらく寝かせてあげることにした。
那智さん、室温低くて布団をかけるの好きだから、冷房をちょっと下げてお布団をかけてあげる。
私は、ちょっと冷えてしまいそうだから、携帯片手に廊下に出てよ。
しばらく携帯カメラで遊んで。
そろそろ、チェックアウトの時間が来てるからお風呂にお湯を溜めて、起こそう。
「あああ〜、俺寝てた〜?」
「はい^^」
「全然憶えてない〜」
お風呂から上がって、着替えながらも、記憶がないらしく驚いてる。
「あ〜、なんか酔っぱらってる〜!!」
珍しいですね。
寝てもお風呂入っても醒めないなんて。
「うわぁ、どんくらい寝てた〜?やっべ〜、酔ってる〜」
とにかく、お茶でも飲んだほうがいいかと思って
「那智さん、お茶飲んだほうがいいんじゃないですか?」
「やーだー、飲まなーい」
「飲んだほうが楽になるかもしれないですよ」
「いーやーだーねー^^」
あらら、完全に無意味な天の邪鬼さん^^;
これ以上は言っても無駄だな。
外に出て、改めて「やべ〜、なんでこんなに酔ってんだろ〜」
さすがに千鳥足にはなっていないけど、まあ、ちょっとおぼつかない^^;
「こーれー、持てよー」
大きなお道具バッグをど〜んと私に押し付ける。
「はい〜^^」
いつもいつも持っていただいているものね、こういうときくらいはいいですよ。
ホテル街、前から若いカップル。
「りん子のおまんこツルツルだよな〜^^」
きゃあ、なに言い出すんですか!!
この日、ひさしぶりに那智さんに剃ってもらったのだ。
「りん子のまんこはツルツル〜^^」
ひえ〜、こんなところでやめてください〜!!
この後もずっと「ツルツルおまんこ、ツルまんりん子〜、」とご機嫌に唱えながら繁華街を駅に向かう。
うう、お下品です、那智さん^^;
そのうち、那智さん私の肩を抱き出した。
でも、でも、私たちには身長差がある。(『コンプレックス』『コンプレックスの成仏』
那智さんより背の高い私の肩を抱くのは通常でも無理があるのだ。
にも関わらず、思いっきり肩に手をかけてきた。
しかも、酔っぱらっておぼつかない足取りの那智さん、思いっきり私に寄りかかりかなり体重をかけてきている。
うう、これはもう肩を抱くというよりも、どちらかというと私にぶら下がっている図だ^^;
重いです、那智さん…。
重たい鞄を右手に左から体重をかけられて、私までフラフラだ。
2人してヨタヨタしながら夕方の繁華街を歩く。
ああ、恥ずかしいよぉ。
わんこよりましかな…^^
なんて思いながら。
でも、どうしよう、このまま別れても自分でなんとかできる人だけど、少しでも酔いが醒めたほうがいいよね。
気持ち悪くなったら、いやだものね。
やっぱりお茶飲んでほしな〜。
でも、普通に勧めても天の邪鬼モードだから無理だしな〜。
「那智さん、ちょっとお茶買ってもいいですか?」
「どぉうっぞ〜(どうぞと言っている)」
「俺に飲ませるつもり〜?いらないからね〜」
「いえいえ、私が飲みたいから^^(ウソ)」
鞄を置き、財布を取り出ししてる間もずっと那智さんの手は私の肩^^;
身を屈めたり起こしたり、その度に那智さんの体も上下する。
うう、この一体感は、嬉しいのか!?
私の同化願望^^;(『あなたの一部』『ながーい独り言』)
「ちょっと持っててくれませんか?」
財布をしまうことを理由にお茶を持ってもらおうとする。
「これで飲むと思う思うなよ〜^^」
あ、バレてしまった。
持った勢いで飲んでくれちゃうかなという目論みを見透かされてしまった。
いや、私もかなり浅はかですけどね^^;
「ちょっと飲んだほうがいいんじゃありません?」
「いーだーね〜^^」
「じゃあ、りん子飲めよ〜」
そう言って私の手から奪い取り、無理矢理口に。
「わかりました〜!!無理に勧めません;;」
もごもご暴れるふたり^^;
結局お茶は飲んでもらえず、また肩を組んだままヨタヨタ。
「きょーは、送ってけよーーーー」
はいはい、いいですよ。
たまにはお送りいたしましょう。
普段、ほとんど互いの改札に向かう分かれ道でさよならするのだけど、時々那智さんの気分で私の改札まで送ってくれるんだ。
私がお送りすることなんてないから、たまにはいいよね。
ぎりぎりまで鞄持っていられますしね。
そう言いながら、肩に置かれた腕の力はぐいぐいと私の乗る電車の改札のほうへ。
あれれ?
改札の目の前まで肩を引っ張られてしまった。
「あ〜、な〜んか俺が来ちゃってるし〜〜〜、じゃーね〜」
あはは^^;はい、ありがとうございます^^
鞄を渡して、ここでさようなら。
意識的に酔っぱらい解放状態ではない本気の酔っぱらいさんは、好き勝手で天の邪鬼で、でも、結局送ってくれちゃう父性な人なのでした。
好き勝手で天の邪鬼で父性溢れる。
酔っぱらっても基本人格は変わらないようです。
いつもより多少過剰になるのがかなり困ったものですけれど^^;
(『天の邪鬼でアブノーマルな那智さん』『大事な一線』んどなども)
このときの記憶、那智さん多分全然ないはずなのです。
このエントリーを読んできっと悶絶していることでしょう(最近、悶絶してもらっちゃってばかり^^;)
実は、この日の前しばらく、私のことで心配かけていたことがあったのです。
那智さんにも協力してもらって、なんとか無事に解決した直後のデートでした。
那智さんは否定しているけど、あれだけの量であんなになってしまったのは心配事が解決してホッとして気が抜けたからなんじゃないかなと思ってます。
私のことを私以上に心配してくれると思えるから。
たまにはいいかな。
ぶら下がれても^^
と、最後はいつものように、那智さんステキでおしまいにします^^
う〜ん、ステキ度合い回復できていない?(笑)
那智さん、これに懲りずに、また楽しいお酒飲みましょうね^^
那智さんはそれほどお酒は弱くない。
友だちと飲んだあと、ちょっと飲み足りないからとスピリタスという96度のウォッカをグラスに2㎝ほどひっかけてもとりあえず平気なくらい。
(ぐわーっと酔いに引っ張られる感じがするらしい^^;)
『朗読奴隷1 2』みたいなときの、困った酔っぱらいさんになることもあるけれど、あれはどちらかというと自覚して、意識的にああなっているというところもある。
若い頃よりも弱くなっているとはいえ意識がなくなるほど酔うなんてことほとんどないのだ。
先日はじめて意識的に酔っぱらいさんになるのとは違う、本気の酔っぱらい那智さんに出会うことがあった。
電話越しの『朗読奴隷』なんて可愛らしいと思える、かもしれない本気の酔っぱらいさん^^
ホテルに肴とお酒を買い込んで、酒盛り。
ビールを一缶ずつと那智さんはカップの焼酎を2カップだったかな。
私にちょこちょこ焼酎を飲ませていたから、正確には1カップ半くらい。
めずらしくこれで大酔っぱらいしてしまったのだ。
ベッドにば〜んとうつ伏せになって熟睡。
あ〜あ、しょうがないなぁ。
このときは、まさかそんなに大酔っぱらいしているとは思っていないから、少しウトウトすればいつもの那智さんになるだろうと、しばらく寝かせてあげることにした。
那智さん、室温低くて布団をかけるの好きだから、冷房をちょっと下げてお布団をかけてあげる。
私は、ちょっと冷えてしまいそうだから、携帯片手に廊下に出てよ。
しばらく携帯カメラで遊んで。
そろそろ、チェックアウトの時間が来てるからお風呂にお湯を溜めて、起こそう。
「あああ〜、俺寝てた〜?」
「はい^^」
「全然憶えてない〜」
お風呂から上がって、着替えながらも、記憶がないらしく驚いてる。
「あ〜、なんか酔っぱらってる〜!!」
珍しいですね。
寝てもお風呂入っても醒めないなんて。
「うわぁ、どんくらい寝てた〜?やっべ〜、酔ってる〜」
とにかく、お茶でも飲んだほうがいいかと思って
「那智さん、お茶飲んだほうがいいんじゃないですか?」
「やーだー、飲まなーい」
「飲んだほうが楽になるかもしれないですよ」
「いーやーだーねー^^」
あらら、完全に無意味な天の邪鬼さん^^;
これ以上は言っても無駄だな。
外に出て、改めて「やべ〜、なんでこんなに酔ってんだろ〜」
さすがに千鳥足にはなっていないけど、まあ、ちょっとおぼつかない^^;
「こーれー、持てよー」
大きなお道具バッグをど〜んと私に押し付ける。
「はい〜^^」
いつもいつも持っていただいているものね、こういうときくらいはいいですよ。
ホテル街、前から若いカップル。
「りん子のおまんこツルツルだよな〜^^」
きゃあ、なに言い出すんですか!!
この日、ひさしぶりに那智さんに剃ってもらったのだ。
「りん子のまんこはツルツル〜^^」
ひえ〜、こんなところでやめてください〜!!
この後もずっと「ツルツルおまんこ、ツルまんりん子〜、」とご機嫌に唱えながら繁華街を駅に向かう。
うう、お下品です、那智さん^^;
そのうち、那智さん私の肩を抱き出した。
でも、でも、私たちには身長差がある。(『コンプレックス』『コンプレックスの成仏』
那智さんより背の高い私の肩を抱くのは通常でも無理があるのだ。
にも関わらず、思いっきり肩に手をかけてきた。
しかも、酔っぱらっておぼつかない足取りの那智さん、思いっきり私に寄りかかりかなり体重をかけてきている。
うう、これはもう肩を抱くというよりも、どちらかというと私にぶら下がっている図だ^^;
重いです、那智さん…。
重たい鞄を右手に左から体重をかけられて、私までフラフラだ。
2人してヨタヨタしながら夕方の繁華街を歩く。
ああ、恥ずかしいよぉ。
わんこよりましかな…^^
なんて思いながら。
でも、どうしよう、このまま別れても自分でなんとかできる人だけど、少しでも酔いが醒めたほうがいいよね。
気持ち悪くなったら、いやだものね。
やっぱりお茶飲んでほしな〜。
でも、普通に勧めても天の邪鬼モードだから無理だしな〜。
「那智さん、ちょっとお茶買ってもいいですか?」
「どぉうっぞ〜(どうぞと言っている)」
「俺に飲ませるつもり〜?いらないからね〜」
「いえいえ、私が飲みたいから^^(ウソ)」
鞄を置き、財布を取り出ししてる間もずっと那智さんの手は私の肩^^;
身を屈めたり起こしたり、その度に那智さんの体も上下する。
うう、この一体感は、嬉しいのか!?
私の同化願望^^;(『あなたの一部』『ながーい独り言』)
「ちょっと持っててくれませんか?」
財布をしまうことを理由にお茶を持ってもらおうとする。
「これで飲むと思う思うなよ〜^^」
あ、バレてしまった。
持った勢いで飲んでくれちゃうかなという目論みを見透かされてしまった。
いや、私もかなり浅はかですけどね^^;
「ちょっと飲んだほうがいいんじゃありません?」
「いーだーね〜^^」
「じゃあ、りん子飲めよ〜」
そう言って私の手から奪い取り、無理矢理口に。
「わかりました〜!!無理に勧めません;;」
もごもご暴れるふたり^^;
結局お茶は飲んでもらえず、また肩を組んだままヨタヨタ。
「きょーは、送ってけよーーーー」
はいはい、いいですよ。
たまにはお送りいたしましょう。
普段、ほとんど互いの改札に向かう分かれ道でさよならするのだけど、時々那智さんの気分で私の改札まで送ってくれるんだ。
私がお送りすることなんてないから、たまにはいいよね。
ぎりぎりまで鞄持っていられますしね。
そう言いながら、肩に置かれた腕の力はぐいぐいと私の乗る電車の改札のほうへ。
あれれ?
改札の目の前まで肩を引っ張られてしまった。
「あ〜、な〜んか俺が来ちゃってるし〜〜〜、じゃーね〜」
あはは^^;はい、ありがとうございます^^
鞄を渡して、ここでさようなら。
意識的に酔っぱらい解放状態ではない本気の酔っぱらいさんは、好き勝手で天の邪鬼で、でも、結局送ってくれちゃう父性な人なのでした。
好き勝手で天の邪鬼で父性溢れる。
酔っぱらっても基本人格は変わらないようです。
いつもより多少過剰になるのがかなり困ったものですけれど^^;
(『天の邪鬼でアブノーマルな那智さん』『大事な一線』んどなども)
このときの記憶、那智さん多分全然ないはずなのです。
このエントリーを読んできっと悶絶していることでしょう(最近、悶絶してもらっちゃってばかり^^;)
実は、この日の前しばらく、私のことで心配かけていたことがあったのです。
那智さんにも協力してもらって、なんとか無事に解決した直後のデートでした。
那智さんは否定しているけど、あれだけの量であんなになってしまったのは心配事が解決してホッとして気が抜けたからなんじゃないかなと思ってます。
私のことを私以上に心配してくれると思えるから。
たまにはいいかな。
ぶら下がれても^^
と、最後はいつものように、那智さんステキでおしまいにします^^
う〜ん、ステキ度合い回復できていない?(笑)
那智さん、これに懲りずに、また楽しいお酒飲みましょうね^^