那智さん大暴走1
非日常的な日常
『おもらし』の次に会った日。
お昼に待ち合わせをしてホテルに向かう。
この日は尻尾をつけようかという話は出ていた。
それをどこで装着するかがポイントになっていた。
いつもは朝ご飯に入る和食屋さんや◯ックのトイレなんだけど、何度かそれはやっているから那智さんとしてはつまらないようで、駅のトイレからにしようか、それともどこか路地にしようかと前の日から話題に出して遊んでいた。
お昼からの待ち合わせだとどうしても人通りは多くなるから、恥ずかしさは倍増する。
できれば装着しない方向でいきたいし、もし装着するにしてもできるだけホテルに近い場所にしていただけないか、いろいろ画策する。
ホテルに近い場所だったら、そのまま四つん這いで歩かせるよ(笑)
なんて、究極の選択を迫られたりしていた。
結局、なかなかタイミングがなく、ランチに入った和食屋さんでも装着することはできなかった。
那智さんとしても、是が非でも尻尾のテンションではなかったのだろう。
別のことで楽しむ気持ちになったようで
今日もおもらしする?
ということになった。
前回はホテル街の建設現場の前。
シートの向こう側に作業員の男性はいたし数人は通り過ぎたはずだけど、それだけだった。
今回、選んだのはホテル街よりもっと駅によった歩道。
車道には常に車が行き交い、片側には銀行やショップが並び、人の往来もそれなりにある歩道。
車道には宅配業者のトラックが路上駐車してあって、そこに寄り添うように電柱が立っている。
その電柱に並んでわたしが立ち、すこしこちら側に体を向けて半分だけ扉を開けているような状態の位置に那智さんが立つ。
ちょっぴり守られているみたいだ。
歩道のわずかな傾きで、おしっこをしても歩道側に流れていくことはないと推測できるので、安堵する。
すこしでも人に迷惑かけたくないし、それを気にしていたくない。
那智さんの楽しみは、たくさん人がいる中でりん子がおもらしをすること、『あれ?』と気づく人はいないかもしれないけど、人がいる限り見られる可能性はゼロではない。
積極的に見せたいわけではないけど気づかれてもかまわないという感じだろう。
実際のところ、『あれ?』と思う人はいても人の往来がある程度ある歩道なので、そのままやり過ごしてもらえると思う。
背後にトラックの壁、斜め前の那智さん、その隙間から外界が広がる。
出せるだろ?
はい
ほら、よく検尿するとき、さほど尿意がなくてもトイレに座って『出そう』と思えば出るでしょ。
那智さんはそれと同じで、出そうと意識すればほとんどの場合出せると思っているのだ。
ようは、そう意識できるかということ。
人前でおもらしをするなんて本当は絶対『NO』なこと。
道徳や一般常識や羞恥心や、とにかくいろいろなことでできないし、しちゃいけないこと。
仮に無理矢理しようと思っても、そ思うのは表層の意識だけど、結局深層の意識は抵抗しているからできるものじゃない。
でも、那智さんのいうように、検尿のときのように『出さないといけない』と深層の意識から変えれば、出せるものだ。
那智さんは、その深層の意識を変えさせたのだ。
おしっこをする。
おしっこを出したい。
おもらしをする恥ずかしいわたしを那智さんに見てもらって愛でてもらいたい。
目を閉じ、周囲の雑踏と風を感じる。
液体が太ももをつたうのがわかった。
前回より人通りの多いところだったから、きっと足の開き方が小さかったのだろう。
それを見た那智さんが
もっと足を広げなきゃ
という。
恥ずかしいけど、そっと、すこしだけ開く。
そうはいってもおしっこをしたかったわけではないのでごく少量。
残りのすこしが開いた足の間を零れていった。
前回は不完全な『女の子』を強く感じたけど、このときは違う快感のほうが大きかった気がする。
それは那智さんにコントロールしてもらっている、那智さんの指示でわたしの深層の意識を変えられているという強烈な支配と被支配の快感。
本当なら『NO』なことを命令や服従ではなく『やりたい』と思うように訓練され、実際に排尿という形になった。
その『変えられている』快感。
やはり足の開き具合がよくなかったのか、思いのほかスカートを濡らしてしまったようで、歩きながら後ろを確認する那智さんもちょっと焦って、笑っている。
わたしは、もう、大慌て!!
早く、早く、ホテルに入りたくて早歩き。
途中、コンビニによって飲み物を購入する那智さんを外で待っている間も、そわそわ(この日はホテルで手料理プチ宴会の予定)
初夏の陽気だったのでホテル街に差しかかるころにはほとんど乾いていたようで、すこしホッとして、そのままホテルにチェックイン。
チェックイン時刻、12:48。
この時間が仇となり後の大暴走に繋がるとは、誰が想像できただろう!!
次回、那智さん大暴走の本編です!!(笑)
「等式」感想です。ついに、この時のことがエントリーになるのだね。性的なテンションの「大きさ」は酔っていても、いなくても,関係無いのではないかと最近思っている。
酔っているからと自ら自制する部分と、シラフで(意識はしていないけれど)欲求を満たすことは「質」が違うことが多い。酔っている時は、行為自体を楽しんでいて、シラフの時は欲求を叶えているのだと思う。最終的には酔った勢いよりも、シラフの時の方が狂気に満ちているのかもしれない。
『おもらし』の次に会った日。
お昼に待ち合わせをしてホテルに向かう。
この日は尻尾をつけようかという話は出ていた。
それをどこで装着するかがポイントになっていた。
いつもは朝ご飯に入る和食屋さんや◯ックのトイレなんだけど、何度かそれはやっているから那智さんとしてはつまらないようで、駅のトイレからにしようか、それともどこか路地にしようかと前の日から話題に出して遊んでいた。
お昼からの待ち合わせだとどうしても人通りは多くなるから、恥ずかしさは倍増する。
できれば装着しない方向でいきたいし、もし装着するにしてもできるだけホテルに近い場所にしていただけないか、いろいろ画策する。
ホテルに近い場所だったら、そのまま四つん這いで歩かせるよ(笑)
なんて、究極の選択を迫られたりしていた。
結局、なかなかタイミングがなく、ランチに入った和食屋さんでも装着することはできなかった。
那智さんとしても、是が非でも尻尾のテンションではなかったのだろう。
別のことで楽しむ気持ちになったようで
今日もおもらしする?
ということになった。
前回はホテル街の建設現場の前。
シートの向こう側に作業員の男性はいたし数人は通り過ぎたはずだけど、それだけだった。
今回、選んだのはホテル街よりもっと駅によった歩道。
車道には常に車が行き交い、片側には銀行やショップが並び、人の往来もそれなりにある歩道。
車道には宅配業者のトラックが路上駐車してあって、そこに寄り添うように電柱が立っている。
その電柱に並んでわたしが立ち、すこしこちら側に体を向けて半分だけ扉を開けているような状態の位置に那智さんが立つ。
ちょっぴり守られているみたいだ。
歩道のわずかな傾きで、おしっこをしても歩道側に流れていくことはないと推測できるので、安堵する。
すこしでも人に迷惑かけたくないし、それを気にしていたくない。
那智さんの楽しみは、たくさん人がいる中でりん子がおもらしをすること、『あれ?』と気づく人はいないかもしれないけど、人がいる限り見られる可能性はゼロではない。
積極的に見せたいわけではないけど気づかれてもかまわないという感じだろう。
実際のところ、『あれ?』と思う人はいても人の往来がある程度ある歩道なので、そのままやり過ごしてもらえると思う。
背後にトラックの壁、斜め前の那智さん、その隙間から外界が広がる。
出せるだろ?
はい
ほら、よく検尿するとき、さほど尿意がなくてもトイレに座って『出そう』と思えば出るでしょ。
那智さんはそれと同じで、出そうと意識すればほとんどの場合出せると思っているのだ。
ようは、そう意識できるかということ。
人前でおもらしをするなんて本当は絶対『NO』なこと。
道徳や一般常識や羞恥心や、とにかくいろいろなことでできないし、しちゃいけないこと。
仮に無理矢理しようと思っても、そ思うのは表層の意識だけど、結局深層の意識は抵抗しているからできるものじゃない。
でも、那智さんのいうように、検尿のときのように『出さないといけない』と深層の意識から変えれば、出せるものだ。
那智さんは、その深層の意識を変えさせたのだ。
おしっこをする。
おしっこを出したい。
おもらしをする恥ずかしいわたしを那智さんに見てもらって愛でてもらいたい。
目を閉じ、周囲の雑踏と風を感じる。
液体が太ももをつたうのがわかった。
前回より人通りの多いところだったから、きっと足の開き方が小さかったのだろう。
それを見た那智さんが
もっと足を広げなきゃ
という。
恥ずかしいけど、そっと、すこしだけ開く。
そうはいってもおしっこをしたかったわけではないのでごく少量。
残りのすこしが開いた足の間を零れていった。
前回は不完全な『女の子』を強く感じたけど、このときは違う快感のほうが大きかった気がする。
それは那智さんにコントロールしてもらっている、那智さんの指示でわたしの深層の意識を変えられているという強烈な支配と被支配の快感。
本当なら『NO』なことを命令や服従ではなく『やりたい』と思うように訓練され、実際に排尿という形になった。
その『変えられている』快感。
やはり足の開き具合がよくなかったのか、思いのほかスカートを濡らしてしまったようで、歩きながら後ろを確認する那智さんもちょっと焦って、笑っている。
わたしは、もう、大慌て!!
早く、早く、ホテルに入りたくて早歩き。
途中、コンビニによって飲み物を購入する那智さんを外で待っている間も、そわそわ(この日はホテルで手料理プチ宴会の予定)
初夏の陽気だったのでホテル街に差しかかるころにはほとんど乾いていたようで、すこしホッとして、そのままホテルにチェックイン。
チェックイン時刻、12:48。
この時間が仇となり後の大暴走に繋がるとは、誰が想像できただろう!!
次回、那智さん大暴走の本編です!!(笑)
「等式」感想です。ついに、この時のことがエントリーになるのだね。性的なテンションの「大きさ」は酔っていても、いなくても,関係無いのではないかと最近思っている。
酔っているからと自ら自制する部分と、シラフで(意識はしていないけれど)欲求を満たすことは「質」が違うことが多い。酔っている時は、行為自体を楽しんでいて、シラフの時は欲求を叶えているのだと思う。最終的には酔った勢いよりも、シラフの時の方が狂気に満ちているのかもしれない。