覆水盆に返らず
りん子的独り言(エラそう)
似たようなことをたくさん書いている。
それは、誰かの役に立ったらいいなという気持ちと自戒を込めて。
人の付き合い方かいろいろだから正解はひとつではないけれど、ひとつのモデルケースとして。
わたしのような立場は、上の立場に甘えて頼って委ねてとかく小さな子供のようになんでも許されると思い(思われ)がちだけど、ちょっと違う。
わたしたちの上下は『対等』であることも大事な条件。
この『対等』というのは、優劣のない等価値、どちらかがどちらかを見下したりバカにせず、また同じように自分を卑下しないでいること。
『対等』であることが前提で、上の立場が好きな那智さんと下が好きなわたしで上下を作っている。
上は自分のしたいようにして、それで下が幸福になることで喜び、下は上に委ね従い幸福になる、これが上下。
だから、わたしは下の立場ではあるけれど、劣っているわけではないし、自分を卑下しているわけでもないし、那智さんもわたしを見下したりバカにしたりしていない。
これが、ただ『子供のようになんでも許される』と思ってしまうと、途端に大事な前提条件である『対等』が崩れてしまうのだ。
感情を吐き出すことと素直に伝えることは違うと何回か書いてきた。
メールがなくて「もういい!!メールなんかいらない!!」と相手に言い放ったとして、もうちょっと心をひも解いてみたら、実はただ単に「メールをもらえなくて寂しかった」だけなんてことあるはず。
つい人は寂しい思いをさせられた相手に対して切れたり嫌味を言ってしまったり、意地悪な思考が働いてしまうものだ。
そこを、一旦立ち止まり感情のスタートを見つけると意地悪な思考は本当の気持ちじゃなかったりする。
何も言いたいことを言ってはいけないということではないのだよ。
伝えたいことは伝えないといけない。
素直に。
大事なことは感情のスタートを見つけるために一旦立ち止まれるかどうかだと思うんだ。
立ち止まらず感情に任せて暴言を吐くことと、一旦立ち止まり感情のスタートを見つけて那智さんに投げかけることは違う(思いっきり投げるけどね 笑)
那智さんは感情に任せてぶつけるだけだったらきっとわたしをバカにする。(もちろん、わたしもね)
もちろんわたしだってそんなデキた人間ではないから、毎回毎回立ち止まり感情のスタートを見つけ出せるわけではないけど、少なくとも立ち止まる努力、見つける努力はするし、最悪「立ち止まれません!!」と自覚して暴走する^^;
もちろん、付き合いの形はそれぞれ。
本当の娘のようにワガママも意地悪も全部受け止めてくれる関係もあるだろう。
でも、『対等で上下』である続けるために大切なことは『対等』であり続けることなんだ。
ときどき、お相手に感情をぶちまけて、それを受け止めてもらえる様子などを見かけるとちょっぴり羨ましいなと思いつつ、ぶちまけたほうがスッキリするかもしれないけど、それを続けるとお相手にとって『対等』ではなくなってしまわないか、お節介にも心配になってしまう。
思いっきりお相手に感情をぶちまけるのはかまわない。
でも、相手から尊重され続けるには感情のスタートを見つけて、それをぶちまけることが大切だと思うのです。
で、じつはひも解いてみると本当に大好きな人に対しては暴言を吐くような感情はあまり存在しなかったりもする。
関連エントリーをご覧いただくとわかるけど最初の頃(『感情教育』あたり)には、わたしもまだ上手にできていなかったよね。
ただ、ぶちまけている自覚だけはできていたと思う。
きっとね、感情のスタートを見つけるのって訓練でできるようになると思うんだ、かつてのわたしのように。
ああ、こうやって考えたら、わたしぜんぜん『娘』じゃない^^;
けっこう那智さんってシビアかもしれませんね(笑)
とにかく、上の立場の相手から、下の立場は対等でいるために下でありながらも尊敬され続けないといけないのだ^^
<関連エントリー>
『感情教育12』
『素直に伝えるということ』
『疑うことなく身を任せ、素直に伝える』
『感情のスタート』
『続・感情のスタート』
対等な女とのセックスのほうが飽きないのでは?
『私的一般論『セックスレス』(男性バージョン)』」
『わたしの『女の子』』
「等式」感想です。これ重要だと思うのですがいかがでしょう?「対等で上下」の観念は明治・大正・昭和の家長制度の考え方があった頃の良好な男女関係であったのではないかと推測しました。
似たようなことをたくさん書いている。
それは、誰かの役に立ったらいいなという気持ちと自戒を込めて。
人の付き合い方かいろいろだから正解はひとつではないけれど、ひとつのモデルケースとして。
わたしのような立場は、上の立場に甘えて頼って委ねてとかく小さな子供のようになんでも許されると思い(思われ)がちだけど、ちょっと違う。
わたしたちの上下は『対等』であることも大事な条件。
この『対等』というのは、優劣のない等価値、どちらかがどちらかを見下したりバカにせず、また同じように自分を卑下しないでいること。
『対等』であることが前提で、上の立場が好きな那智さんと下が好きなわたしで上下を作っている。
上は自分のしたいようにして、それで下が幸福になることで喜び、下は上に委ね従い幸福になる、これが上下。
だから、わたしは下の立場ではあるけれど、劣っているわけではないし、自分を卑下しているわけでもないし、那智さんもわたしを見下したりバカにしたりしていない。
これが、ただ『子供のようになんでも許される』と思ってしまうと、途端に大事な前提条件である『対等』が崩れてしまうのだ。
感情を吐き出すことと素直に伝えることは違うと何回か書いてきた。
メールがなくて「もういい!!メールなんかいらない!!」と相手に言い放ったとして、もうちょっと心をひも解いてみたら、実はただ単に「メールをもらえなくて寂しかった」だけなんてことあるはず。
つい人は寂しい思いをさせられた相手に対して切れたり嫌味を言ってしまったり、意地悪な思考が働いてしまうものだ。
そこを、一旦立ち止まり感情のスタートを見つけると意地悪な思考は本当の気持ちじゃなかったりする。
何も言いたいことを言ってはいけないということではないのだよ。
伝えたいことは伝えないといけない。
素直に。
大事なことは感情のスタートを見つけるために一旦立ち止まれるかどうかだと思うんだ。
立ち止まらず感情に任せて暴言を吐くことと、一旦立ち止まり感情のスタートを見つけて那智さんに投げかけることは違う(思いっきり投げるけどね 笑)
那智さんは感情に任せてぶつけるだけだったらきっとわたしをバカにする。(もちろん、わたしもね)
もちろんわたしだってそんなデキた人間ではないから、毎回毎回立ち止まり感情のスタートを見つけ出せるわけではないけど、少なくとも立ち止まる努力、見つける努力はするし、最悪「立ち止まれません!!」と自覚して暴走する^^;
もちろん、付き合いの形はそれぞれ。
本当の娘のようにワガママも意地悪も全部受け止めてくれる関係もあるだろう。
でも、『対等で上下』である続けるために大切なことは『対等』であり続けることなんだ。
ときどき、お相手に感情をぶちまけて、それを受け止めてもらえる様子などを見かけるとちょっぴり羨ましいなと思いつつ、ぶちまけたほうがスッキリするかもしれないけど、それを続けるとお相手にとって『対等』ではなくなってしまわないか、お節介にも心配になってしまう。
思いっきりお相手に感情をぶちまけるのはかまわない。
でも、相手から尊重され続けるには感情のスタートを見つけて、それをぶちまけることが大切だと思うのです。
で、じつはひも解いてみると本当に大好きな人に対しては暴言を吐くような感情はあまり存在しなかったりもする。
関連エントリーをご覧いただくとわかるけど最初の頃(『感情教育』あたり)には、わたしもまだ上手にできていなかったよね。
ただ、ぶちまけている自覚だけはできていたと思う。
きっとね、感情のスタートを見つけるのって訓練でできるようになると思うんだ、かつてのわたしのように。
ああ、こうやって考えたら、わたしぜんぜん『娘』じゃない^^;
けっこう那智さんってシビアかもしれませんね(笑)
とにかく、上の立場の相手から、下の立場は対等でいるために下でありながらも尊敬され続けないといけないのだ^^
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『感情教育12』
『素直に伝えるということ』
『疑うことなく身を任せ、素直に伝える』
『感情のスタート』
『続・感情のスタート』
対等な女とのセックスのほうが飽きないのでは?
『私的一般論『セックスレス』(男性バージョン)』」
『わたしの『女の子』』
「等式」感想です。これ重要だと思うのですがいかがでしょう?「対等で上下」の観念は明治・大正・昭和の家長制度の考え方があった頃の良好な男女関係であったのではないかと推測しました。
どの面下げて2
独特な幸福感
今日は文末の関連エントリー『どの面下げて』と『あ・うん^^』を読んでいただいてからのほうが面白いかもしれません。
また、不倫の関係のお話を不快に思う方はちょっとお気をつけくださいませ。
年末恒例のホテルディナー。
今回は画像を連投でツイートしてフォロワーさんには食傷気分を味わわせてしまいました^^;
ここは那智さんがお仕事で使っているホテルなので毎年手を変え品を変え料理を楽しませていただいている。
担当の女性(仮に鈴木さん)はわたしより10才ほど年下の人で小柄で愛嬌のある笑顔が印象的だけど、那智さんもそれなりにお気に入りなので、それなりにお仕事もできる人なのだろう。
この年末ディナー、5回は開催しているはずだからはじめてお会いしたときはまだアラサーだった彼女も徐々に貫禄ついてきた印象もある。
いまでもはじめてのときの雰囲気は覚えている。
那智さんは、「ふたりで食事するからよろしく」とセッティングを頼んだのだけど、そのとき誰ととは言っていないはずなのだ。
まあ、当然といえば当然だよね。
『かみさん』だったらウソになるし、万が一ご家族を連れて来ることがあったらいけない。
『愛人』と公言するわけにもいかないし、『彼女』と冗談半分でぼやかすのもわざとらしい。
だから、鈴木さんは誰だか見当ついていなかったはずなんだ。
当日。
灯りを落としたバーのソファで最初のビールをいただいていると、鈴木さんが挨拶に来てくれた。
これが初対面。
那智さんを見つけて近寄る彼女の視界にはまず『女性』が映った→奥様ね?という親しみの表情から、瞬時に『?!』な色が増すのがわかる。
そこはホテルマン、『?!』の色は一瞬で消えまた元の笑顔に戻っていたけど、接客業が長いからか、それとも引け目と自意識過剰からか、わたしは見逃さなかった(笑)
それもそのはず。
那智さんが連れているのが黒のシャツと黒のタイトスカート、チョーカーつけてバッチリメイクの派手な女。
たぶん、きっと、日頃お仕事中の那智さんはある程度妥協しない強さはあれど、基本気さくで、ビジネスパートナーとしてよりよい関係を作ろうとするはずなので、おそらく『良い人』の印象なのだと思うのです。
その『良い人』が連れている女性=奥さんも同じような『良い人』など想像するのが人というもの。
それなのに、その想像とは違う派手な女だったから、奥さんじゃない?→じゃあ、誰?という疑問が『?』になる。
その『?』が、さらに、部下?同僚?いや、それにしちゃあ着飾り過ぎだし、もしや愛人?同伴?というようなちょっと身構える状態の『!』を加え。
『?!』な表情を浮かべてしまうのは致し方ないこと。
『?!』を愛想のいい笑顔で覆い、テーブルの脇に来て那智さんとわたしに挨拶をしてくれる。
那智さん、わたしをなんて紹介するのかな〜と見てみる、彼女もきっと挨拶しながら、そこを求めているはずだ、そんな表情している。
妻と紹介されれば、あらためて挨拶できるし、逆にそれ以外の女性と紹介されたら、そこはそれなりに冗談めかしてうまく流せるはず(ホテルマンの力量ね)
その方向性を彼女も欲しいはずなんだ。
でも、結局、那智さんは具体的な名称で紹介することなく、わたしは『なにさん』?のままにっこり笑顔で挨拶をするのだった。
あれから繰り返すこと4回。
毎年毎年、赤いワンピースや大柄のワンピースでバッチリメイクでにっこり微笑み、たくさん食べ飲みした。
2回目のときは『ああ、去年もこんな人だった』という軽い驚きの表情で、3回目は『あ、また同じ人、違う愛人作らないのね』という安堵に似た表情(これは若干フィクション 笑)、昨年に至ってはもう『誰だかわからないけど那智さんの連れ』と認知されたのか、もうひとりの担当者まで連れて挨拶してくれたりした。
なかなかお手数をおかけしますが、ここにも歴史ありで感慨深い(笑)
さて、今年も鈴木さんプロデュースの美味しいディナーをいただいた。
すこし前に那智さんに買っていただいたショッキングピンクのニットのワンピースを着て!!
これはもうお遊び服^^;
色は派手なんだけどシルエットがざっくりしているので、派手というよりちょっと奇抜。
超ミニ丈なのでタイツと合わせてモードっぽくしてみた。
挨拶に来てくれて、もうさすがに慣れた感じでお話。
満腹でいい気分で酔っぱらいで帰りにはわざわざコートを着させてくれてお見送りまでしてくれた。
コートを着させてもらっていたら、横にいた那智さんが
派手なの着てるでしょ〜(笑)
と『いい年』して感を出して冗談をいう。
やーですねー、那智さん。
◯さん(那智さんの名字)が買ってくれたんですよね〜^^
と返して差し上げた。
鈴木さんも一緒にこのやり取りに笑ってくれて、ずいぶんわたしの『なにさん』状態も馴染んでくれたな〜と不思議な安堵を味わった。
でも、那智さんはこの一本取られた感じを楽しんでくれたけど、じつは、わたし、このときなんて呼ぶか瞬時に迷っていたのです。
那智さんだと彼女が那智さんの名前を知らないと瞬時に理解できないだろうし。
でも、彼やあなただとなんだかかえって生々しいような気がするし。
で、消去法で選んだのが名字で『◯さん』と呼ぶことだったのだ。
これで彼女にとっては長年の疑問だった(かどうかは不明だけど)『誰?』の選択肢から『奥さん』は消えたわけだ。
善し悪しは置いといて^^;
それでもわざわざエレベーターまで見送りに来てくれて
ピンクが黒いコートに合っていますよ^^
と更につけ加えてくれたホテルマンとしての懐の深さに感謝だ。
ということで、今年の暮れにも『なにさん(ーカミさん)』状態で那智さんに連れて行っていただこうと思うのです^^
<関連エントリー>
『どの面下げて』
『あ・うん^^』
ホテルディナー
『いただきます^^』(これは画像メインのエントリーですが、引越で画像は引っぱって来られなかったから、ちょっと歯抜けなものになってます^^;)
『話題提供の前菜と一時休戦のオニオングラタンスープとありがとう^^』
『カッコいいのは?』
「等式」感想です。是非、りん子も紹介している『どの面下げて』『あ・うん^^』を読んでください。おもしろさが引き立ちます。第3者から見て年月の経過が関係の安定や信用に結びつくのだとしたら嬉しく思います。駅近ホテルなので「等式」関係のお友達との交流にお世話になっている隠れ家です。
今日は文末の関連エントリー『どの面下げて』と『あ・うん^^』を読んでいただいてからのほうが面白いかもしれません。
また、不倫の関係のお話を不快に思う方はちょっとお気をつけくださいませ。
年末恒例のホテルディナー。
今回は画像を連投でツイートしてフォロワーさんには食傷気分を味わわせてしまいました^^;
ここは那智さんがお仕事で使っているホテルなので毎年手を変え品を変え料理を楽しませていただいている。
担当の女性(仮に鈴木さん)はわたしより10才ほど年下の人で小柄で愛嬌のある笑顔が印象的だけど、那智さんもそれなりにお気に入りなので、それなりにお仕事もできる人なのだろう。
この年末ディナー、5回は開催しているはずだからはじめてお会いしたときはまだアラサーだった彼女も徐々に貫禄ついてきた印象もある。
いまでもはじめてのときの雰囲気は覚えている。
那智さんは、「ふたりで食事するからよろしく」とセッティングを頼んだのだけど、そのとき誰ととは言っていないはずなのだ。
まあ、当然といえば当然だよね。
『かみさん』だったらウソになるし、万が一ご家族を連れて来ることがあったらいけない。
『愛人』と公言するわけにもいかないし、『彼女』と冗談半分でぼやかすのもわざとらしい。
だから、鈴木さんは誰だか見当ついていなかったはずなんだ。
当日。
灯りを落としたバーのソファで最初のビールをいただいていると、鈴木さんが挨拶に来てくれた。
これが初対面。
那智さんを見つけて近寄る彼女の視界にはまず『女性』が映った→奥様ね?という親しみの表情から、瞬時に『?!』な色が増すのがわかる。
そこはホテルマン、『?!』の色は一瞬で消えまた元の笑顔に戻っていたけど、接客業が長いからか、それとも引け目と自意識過剰からか、わたしは見逃さなかった(笑)
それもそのはず。
那智さんが連れているのが黒のシャツと黒のタイトスカート、チョーカーつけてバッチリメイクの派手な女。
たぶん、きっと、日頃お仕事中の那智さんはある程度妥協しない強さはあれど、基本気さくで、ビジネスパートナーとしてよりよい関係を作ろうとするはずなので、おそらく『良い人』の印象なのだと思うのです。
その『良い人』が連れている女性=奥さんも同じような『良い人』など想像するのが人というもの。
それなのに、その想像とは違う派手な女だったから、奥さんじゃない?→じゃあ、誰?という疑問が『?』になる。
その『?』が、さらに、部下?同僚?いや、それにしちゃあ着飾り過ぎだし、もしや愛人?同伴?というようなちょっと身構える状態の『!』を加え。
『?!』な表情を浮かべてしまうのは致し方ないこと。
『?!』を愛想のいい笑顔で覆い、テーブルの脇に来て那智さんとわたしに挨拶をしてくれる。
那智さん、わたしをなんて紹介するのかな〜と見てみる、彼女もきっと挨拶しながら、そこを求めているはずだ、そんな表情している。
妻と紹介されれば、あらためて挨拶できるし、逆にそれ以外の女性と紹介されたら、そこはそれなりに冗談めかしてうまく流せるはず(ホテルマンの力量ね)
その方向性を彼女も欲しいはずなんだ。
でも、結局、那智さんは具体的な名称で紹介することなく、わたしは『なにさん』?のままにっこり笑顔で挨拶をするのだった。
あれから繰り返すこと4回。
毎年毎年、赤いワンピースや大柄のワンピースでバッチリメイクでにっこり微笑み、たくさん食べ飲みした。
2回目のときは『ああ、去年もこんな人だった』という軽い驚きの表情で、3回目は『あ、また同じ人、違う愛人作らないのね』という安堵に似た表情(これは若干フィクション 笑)、昨年に至ってはもう『誰だかわからないけど那智さんの連れ』と認知されたのか、もうひとりの担当者まで連れて挨拶してくれたりした。
なかなかお手数をおかけしますが、ここにも歴史ありで感慨深い(笑)
さて、今年も鈴木さんプロデュースの美味しいディナーをいただいた。
すこし前に那智さんに買っていただいたショッキングピンクのニットのワンピースを着て!!
これはもうお遊び服^^;
色は派手なんだけどシルエットがざっくりしているので、派手というよりちょっと奇抜。
超ミニ丈なのでタイツと合わせてモードっぽくしてみた。
挨拶に来てくれて、もうさすがに慣れた感じでお話。
満腹でいい気分で酔っぱらいで帰りにはわざわざコートを着させてくれてお見送りまでしてくれた。
コートを着させてもらっていたら、横にいた那智さんが
派手なの着てるでしょ〜(笑)
と『いい年』して感を出して冗談をいう。
やーですねー、那智さん。
◯さん(那智さんの名字)が買ってくれたんですよね〜^^
と返して差し上げた。
鈴木さんも一緒にこのやり取りに笑ってくれて、ずいぶんわたしの『なにさん』状態も馴染んでくれたな〜と不思議な安堵を味わった。
でも、那智さんはこの一本取られた感じを楽しんでくれたけど、じつは、わたし、このときなんて呼ぶか瞬時に迷っていたのです。
那智さんだと彼女が那智さんの名前を知らないと瞬時に理解できないだろうし。
でも、彼やあなただとなんだかかえって生々しいような気がするし。
で、消去法で選んだのが名字で『◯さん』と呼ぶことだったのだ。
これで彼女にとっては長年の疑問だった(かどうかは不明だけど)『誰?』の選択肢から『奥さん』は消えたわけだ。
善し悪しは置いといて^^;
それでもわざわざエレベーターまで見送りに来てくれて
ピンクが黒いコートに合っていますよ^^
と更につけ加えてくれたホテルマンとしての懐の深さに感謝だ。
ということで、今年の暮れにも『なにさん(ーカミさん)』状態で那智さんに連れて行っていただこうと思うのです^^
<関連エントリー>
『どの面下げて』
『あ・うん^^』
ホテルディナー
『いただきます^^』(これは画像メインのエントリーですが、引越で画像は引っぱって来られなかったから、ちょっと歯抜けなものになってます^^;)
『話題提供の前菜と一時休戦のオニオングラタンスープとありがとう^^』
『カッコいいのは?』
「等式」感想です。是非、りん子も紹介している『どの面下げて』『あ・うん^^』を読んでください。おもしろさが引き立ちます。第3者から見て年月の経過が関係の安定や信用に結びつくのだとしたら嬉しく思います。駅近ホテルなので「等式」関係のお友達との交流にお世話になっている隠れ家です。
気合い
独り言
『どの面下げて2』のディナーの間、実に那智さんらしいエピソードがあった。
前菜、スープ、魚、肉と会話と共に楽しんでいくうちに、那智さん、小さく(でもないか?笑)あくびをした。
年末の忙しい中に時間を作ってくれたわけだし、お酒も進めばあくびのひとつくらい出ますよね。
あくびって目の前にいる相手に対して失礼なことだと思うし、恋人同士だったらケンカのもとになりかねない、たまーにわたしの気持ちによっては「あくびしないで!!」となってしまうこともあるけれど、基本、大丈夫なんです。
なぜかというと、お疲れだからという殊勝な理由はもちろんあるけど、わたしの求めるものは『可能な限りつながっている』なので、人間長いことつながっていたらあくびのひとつくらい出ても仕方ないよね^^と思えるから。
これも、やはり何年か積み重ねて、那智さんはわたしをないがしろにしないという信頼のもと思えるようになったことだし、仮にわたしの求めるものが『つながっている』より『会っている限られた時間の集中』だったら話は違うわけで、あくびに文句を言わないことを美談に取らないでね^^
わたしだって、滅多に会えないのにあくびされたら、それはイヤだもの(笑)
話、戻します^^
まあ、那智さんだってあくびをすることをためらってはいないけど、そりゃあ、良い行いと思っているわけでもないはずで、あくびの後、ちょっぴり状況説明をしてくれた。
どうやら、昨晩夜中に目が覚めて、そこから寝付けなくなてしまったそうだ。
睡眠は精神肉体といろいろな要素が絡み合っているので、眠れないことはままあることだ。
それはいいんだけど、その後の行動が那智さんらしい^^
眠れないと感じたら、もう眠ることはやめてしまう。
目を閉じたり呼吸を整えたり、羊を数えたりせずさっさと起きてしまうのだそうだ。
このときはすぐベッドから出て途中だった映画の続きを見始めたのだ。
那智さん曰く
自律神経との勝負(笑)
なんですって。
いいよ?お前がその気なら。
すみません、寝てくださいってなるまで俺は寝ないよ?
ということらしい。
まあ、おっしゃりたいことはわかる。
寝よう寝ようと気持ちばかり焦ってしまうのは、精神衛生上あまりよくないだろうし、一晩眠れないくらいはそれほど生活に支障はきたさない。
無理に眠ろうとせず、ゆっくり体を横にしているだけでも充分休息になるともいうものね。
ただ、那智さんの那智さんらしいところは、対『自律神経』にしてしまうところだろう(笑)
だって、本当に体がやばいと思ったら自然と眠るはずだろ?
それまで寝なきゃいいだけじゃん
まあ、たとえば電車の運転士さんとかみたいに人の命を預かるようなお仕事をしていたら、そうは言っていられないかもしれませんけどね^^
と、中庸な意見を言ってバランスを取りながら。
いままでの人生でたくさんのことを『気合い』でなんとかしてきた那智さん。
まったくいつも勝負していたら疲れちゃいますよ〜と思い、せいぜいわたしとは勝負しないでいてほしいなと思うのだ。
「等式」気合い感想です。この件は、自分ではどうにもならない自律神経を他者に見立て勝負の言葉を使用することで、自分と切り離し楽に眠ろうとしているだけなのですが(笑)
『どの面下げて2』のディナーの間、実に那智さんらしいエピソードがあった。
前菜、スープ、魚、肉と会話と共に楽しんでいくうちに、那智さん、小さく(でもないか?笑)あくびをした。
年末の忙しい中に時間を作ってくれたわけだし、お酒も進めばあくびのひとつくらい出ますよね。
あくびって目の前にいる相手に対して失礼なことだと思うし、恋人同士だったらケンカのもとになりかねない、たまーにわたしの気持ちによっては「あくびしないで!!」となってしまうこともあるけれど、基本、大丈夫なんです。
なぜかというと、お疲れだからという殊勝な理由はもちろんあるけど、わたしの求めるものは『可能な限りつながっている』なので、人間長いことつながっていたらあくびのひとつくらい出ても仕方ないよね^^と思えるから。
これも、やはり何年か積み重ねて、那智さんはわたしをないがしろにしないという信頼のもと思えるようになったことだし、仮にわたしの求めるものが『つながっている』より『会っている限られた時間の集中』だったら話は違うわけで、あくびに文句を言わないことを美談に取らないでね^^
わたしだって、滅多に会えないのにあくびされたら、それはイヤだもの(笑)
話、戻します^^
まあ、那智さんだってあくびをすることをためらってはいないけど、そりゃあ、良い行いと思っているわけでもないはずで、あくびの後、ちょっぴり状況説明をしてくれた。
どうやら、昨晩夜中に目が覚めて、そこから寝付けなくなてしまったそうだ。
睡眠は精神肉体といろいろな要素が絡み合っているので、眠れないことはままあることだ。
それはいいんだけど、その後の行動が那智さんらしい^^
眠れないと感じたら、もう眠ることはやめてしまう。
目を閉じたり呼吸を整えたり、羊を数えたりせずさっさと起きてしまうのだそうだ。
このときはすぐベッドから出て途中だった映画の続きを見始めたのだ。
那智さん曰く
自律神経との勝負(笑)
なんですって。
いいよ?お前がその気なら。
すみません、寝てくださいってなるまで俺は寝ないよ?
ということらしい。
まあ、おっしゃりたいことはわかる。
寝よう寝ようと気持ちばかり焦ってしまうのは、精神衛生上あまりよくないだろうし、一晩眠れないくらいはそれほど生活に支障はきたさない。
無理に眠ろうとせず、ゆっくり体を横にしているだけでも充分休息になるともいうものね。
ただ、那智さんの那智さんらしいところは、対『自律神経』にしてしまうところだろう(笑)
だって、本当に体がやばいと思ったら自然と眠るはずだろ?
それまで寝なきゃいいだけじゃん
まあ、たとえば電車の運転士さんとかみたいに人の命を預かるようなお仕事をしていたら、そうは言っていられないかもしれませんけどね^^
と、中庸な意見を言ってバランスを取りながら。
いままでの人生でたくさんのことを『気合い』でなんとかしてきた那智さん。
まったくいつも勝負していたら疲れちゃいますよ〜と思い、せいぜいわたしとは勝負しないでいてほしいなと思うのだ。
「等式」気合い感想です。この件は、自分ではどうにもならない自律神経を他者に見立て勝負の言葉を使用することで、自分と切り離し楽に眠ろうとしているだけなのですが(笑)
ノスタルジー1
独特な幸福感
年明け最初の会う日は初詣からスタート。
この近辺では有名な大きな神社。
那智さんは子供の頃来た記憶があるらしく、わたしは行った事実の記憶はあれど(親などの会話から)実際の記憶には残っていないから、もし行ったことがあったとしてもとても小さい頃だっただろう。
那智さんと一緒にお参りしたことなかったから初詣はわたしからの提案だった。
でも会う日が近づいてきて、どうやらとても寒い日になりそうだったことや前日まで那智さんお忙しそうにしていたから、ちょっと勢いがなくなっていたのは事実で、「なしでもいいですよ〜」とぼんやりしてしまっていた。
こういうことは基本那智さんのよいようにしていただくことが幸せなので、どうするかはお任せしているのだけど、外を歩く時間が長いと服装や靴などを選ばないといけないから、当日の朝◯時までには答えを出してくれることになった。
翌朝、快晴。
おはよう〜、初詣行くよ〜
ということで決行となったのだ。
待ち合わせの駅から乗り換えて数駅。
平日の朝なりのたくさんの人が同じ方向に流れて行く。
俺の記憶だとね、商店街があってそこにくずもち屋がずらーっと並んでるんだよ
いまもそうかな〜
那智さんが初詣を決行したのは少年の頃の記憶と照らし合わせたかったのもあるみたい。
その商店街は和菓子屋や土産物屋の他、昔ながらの普通の商店や新しくキレイな商店もあり、ところどころ駐車場やマンションになっていたりで、那智さんの子供の頃の記憶からしたら、すこし歯抜け状態だったみたい。
熊手や破魔矢の前を通るとそれなりに雰囲気はあるのだけど、どうしても歯抜けな感じに残念な気持ちがなきにしもあらず。
まあ、時代の波ですね〜。
なんて思いながら、先の角を曲がると仲見世通りから参道につながるようだ。
その角に近づくにつれて、何やら騒がしくなってきた。
小気味好くとんとんを木を叩く音。
威勢のいい呼び込み。
角を曲がると目の前にはさっきの歯抜け状態とは打って変わってにぎやかな仲見世通りが広がった。
とんとんと聞こえていたのは大きなまな板と包丁で飴を切る音。
職人さんが切っていない間も拍子を刻んで勢いをつけている。
色とりどり飴に真っ赤な達磨、そこらじゅうから聞こえてくるとんとことんとこという音に一気にテンションも上がる。
幼い頃連れて行ってもらった酉の市のにぎわいを思い出す。
那智さん、楽しい!!
わたしは那智さんと季節を感じることが大好き。
もともとお花見や紅葉狩りはキライじゃなかった、でも、『安心してみる』景色の幸福を那智さんで体験してから、もっともっと好きになった。
桜も紅葉も雪も海も。
その記憶に『初詣』が加わった。
ああ、那智さんと季節を感じる行事をするのは、本当に幸せ。
華やかで雑多とした仲見世のにぎわいの中で、ほんのちょっとしみじみ幸福を噛み締めて、ちょっとだけうるっとしていた。
焼きたてのおせんべいおいしそう!!
あー、ほかほかのお饅頭もいいですね〜。
朝から何も口にしていなかったからついつい目移りしちゃうけど、まずはお参り。
手を清め。
お線香の煙を頭に浴び^^
お賽銭をしてお参りをした。
来た道とは違う道を行くとたくさんの屋台が開店準備をはじめているところだった。
じゃがバターやイカ焼き、きゃーーーどれもおいしそう!!
ちょうど目の前にお飲み焼きの屋台。
お化粧バッチリのおばちゃんが本日最初の一列を作っているところだった。
ひとつください
那智さんが注文すると最終的な仕上げに青のりやら鰹節やらを振りかけてくれる。
その間にはおばちゃんの営業トーク。
去年の節分には◯姉妹が来て外人(外国人とは言ってくれないところがおばちゃん風)の彼も一緒だったとかなんとか聞きながら完成。
那智さんが支払いをするのでわたしが熱々を受け取った。
そのまま近くのベンチに腰かける。
はい、那智さんどうぞ
と、ごく自然にまず那智さんに食べてもらうために渡す。
那智さん受け取り蓋を開け、割り箸でひと口サイズに切る。
それを、まず、わたしに『あーん』。
きゃあ、食べさせてくださるの!?(たくさん人いるけど^^)
どうぞって渡して、食べさせてもらうのいいだろ(笑)
あはは、わかってらっしゃる!!
わたしは自然に那智さんに先に召し上がってもらおうと思っていた、そして、那智さんはそれをわかっていて、だからこそ、わたしにまず食べさせてくれる。
こんなふうに、互いに相手のことを思い合えることが、ちょっと自慢したい気分だった。
快晴の空、キンと冷えた空気の中、熱々出来立てのお好み焼きはテキ屋のおばちゃん作だからこそのおいしさ^^
おいしー、那智さん、初詣楽しいです!!
りん子、初詣なしでもいいって言ってたよな
はい、まあ…
まったく煩悩の塊…(笑)
寒そうだし今年最初だからホテルにすぐ行きたい(これは無意識!!)だから初詣なしでいいと言っていきながら、お好み焼きがおいしくて『初詣サイコー!!』のノリになるわたしを煩悩の塊だとおっしゃるのだ。
はうう、那智さんの前ではただただ素直でいるだけなのですけれど^^;
でも、楽しいことを楽しいと言い、おいしいときはおいしいとなんのためらいもなく表現できることは本当に幸せ。
そうさせてもらえていると自分が純粋な人間になれているようで、実はとても気持ちいいのだ。
父娘的上下関係は『いいこ』の心地よさ。
仲見世通りで幼い頃を思い出し、一緒に季節を感じ、お好み焼きを食べさせてもらう。
自分の中の『女の子』を思う存分可愛がってあげられた時間だった。
<関連エントリー>
父娘的上下関係
『父娘的上下』
『女の子』
季節感
『桜の記憶』
『迷子の話、再び』
『ロマンチックなお話』
『雪』
『雪景色1 2』
「等式」ノスタルジー感想です。確かに遊ばせてあげる感がありました! ほーら、愉しいねーみたいな、あやしているムードもありました!りん子がはじめての場所などにたいするアンテナの感度が鋭く発揮され、楽しい記憶力になりました。私にとっては約40年ぶりの訪問でした。
年明け最初の会う日は初詣からスタート。
この近辺では有名な大きな神社。
那智さんは子供の頃来た記憶があるらしく、わたしは行った事実の記憶はあれど(親などの会話から)実際の記憶には残っていないから、もし行ったことがあったとしてもとても小さい頃だっただろう。
那智さんと一緒にお参りしたことなかったから初詣はわたしからの提案だった。
でも会う日が近づいてきて、どうやらとても寒い日になりそうだったことや前日まで那智さんお忙しそうにしていたから、ちょっと勢いがなくなっていたのは事実で、「なしでもいいですよ〜」とぼんやりしてしまっていた。
こういうことは基本那智さんのよいようにしていただくことが幸せなので、どうするかはお任せしているのだけど、外を歩く時間が長いと服装や靴などを選ばないといけないから、当日の朝◯時までには答えを出してくれることになった。
翌朝、快晴。
おはよう〜、初詣行くよ〜
ということで決行となったのだ。
待ち合わせの駅から乗り換えて数駅。
平日の朝なりのたくさんの人が同じ方向に流れて行く。
俺の記憶だとね、商店街があってそこにくずもち屋がずらーっと並んでるんだよ
いまもそうかな〜
那智さんが初詣を決行したのは少年の頃の記憶と照らし合わせたかったのもあるみたい。
その商店街は和菓子屋や土産物屋の他、昔ながらの普通の商店や新しくキレイな商店もあり、ところどころ駐車場やマンションになっていたりで、那智さんの子供の頃の記憶からしたら、すこし歯抜け状態だったみたい。
熊手や破魔矢の前を通るとそれなりに雰囲気はあるのだけど、どうしても歯抜けな感じに残念な気持ちがなきにしもあらず。
まあ、時代の波ですね〜。
なんて思いながら、先の角を曲がると仲見世通りから参道につながるようだ。
その角に近づくにつれて、何やら騒がしくなってきた。
小気味好くとんとんを木を叩く音。
威勢のいい呼び込み。
角を曲がると目の前にはさっきの歯抜け状態とは打って変わってにぎやかな仲見世通りが広がった。
とんとんと聞こえていたのは大きなまな板と包丁で飴を切る音。
職人さんが切っていない間も拍子を刻んで勢いをつけている。
色とりどり飴に真っ赤な達磨、そこらじゅうから聞こえてくるとんとことんとこという音に一気にテンションも上がる。
幼い頃連れて行ってもらった酉の市のにぎわいを思い出す。
那智さん、楽しい!!
わたしは那智さんと季節を感じることが大好き。
もともとお花見や紅葉狩りはキライじゃなかった、でも、『安心してみる』景色の幸福を那智さんで体験してから、もっともっと好きになった。
桜も紅葉も雪も海も。
その記憶に『初詣』が加わった。
ああ、那智さんと季節を感じる行事をするのは、本当に幸せ。
華やかで雑多とした仲見世のにぎわいの中で、ほんのちょっとしみじみ幸福を噛み締めて、ちょっとだけうるっとしていた。
焼きたてのおせんべいおいしそう!!
あー、ほかほかのお饅頭もいいですね〜。
朝から何も口にしていなかったからついつい目移りしちゃうけど、まずはお参り。
手を清め。
お線香の煙を頭に浴び^^
お賽銭をしてお参りをした。
来た道とは違う道を行くとたくさんの屋台が開店準備をはじめているところだった。
じゃがバターやイカ焼き、きゃーーーどれもおいしそう!!
ちょうど目の前にお飲み焼きの屋台。
お化粧バッチリのおばちゃんが本日最初の一列を作っているところだった。
ひとつください
那智さんが注文すると最終的な仕上げに青のりやら鰹節やらを振りかけてくれる。
その間にはおばちゃんの営業トーク。
去年の節分には◯姉妹が来て外人(外国人とは言ってくれないところがおばちゃん風)の彼も一緒だったとかなんとか聞きながら完成。
那智さんが支払いをするのでわたしが熱々を受け取った。
そのまま近くのベンチに腰かける。
はい、那智さんどうぞ
と、ごく自然にまず那智さんに食べてもらうために渡す。
那智さん受け取り蓋を開け、割り箸でひと口サイズに切る。
それを、まず、わたしに『あーん』。
きゃあ、食べさせてくださるの!?(たくさん人いるけど^^)
どうぞって渡して、食べさせてもらうのいいだろ(笑)
あはは、わかってらっしゃる!!
わたしは自然に那智さんに先に召し上がってもらおうと思っていた、そして、那智さんはそれをわかっていて、だからこそ、わたしにまず食べさせてくれる。
こんなふうに、互いに相手のことを思い合えることが、ちょっと自慢したい気分だった。
快晴の空、キンと冷えた空気の中、熱々出来立てのお好み焼きはテキ屋のおばちゃん作だからこそのおいしさ^^
おいしー、那智さん、初詣楽しいです!!
りん子、初詣なしでもいいって言ってたよな
はい、まあ…
まったく煩悩の塊…(笑)
寒そうだし今年最初だからホテルにすぐ行きたい(これは無意識!!)だから初詣なしでいいと言っていきながら、お好み焼きがおいしくて『初詣サイコー!!』のノリになるわたしを煩悩の塊だとおっしゃるのだ。
はうう、那智さんの前ではただただ素直でいるだけなのですけれど^^;
でも、楽しいことを楽しいと言い、おいしいときはおいしいとなんのためらいもなく表現できることは本当に幸せ。
そうさせてもらえていると自分が純粋な人間になれているようで、実はとても気持ちいいのだ。
父娘的上下関係は『いいこ』の心地よさ。
仲見世通りで幼い頃を思い出し、一緒に季節を感じ、お好み焼きを食べさせてもらう。
自分の中の『女の子』を思う存分可愛がってあげられた時間だった。
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『女の子』
季節感
『桜の記憶』
『迷子の話、再び』
『ロマンチックなお話』
『雪』
『雪景色1 2』
「等式」ノスタルジー感想です。確かに遊ばせてあげる感がありました! ほーら、愉しいねーみたいな、あやしているムードもありました!りん子がはじめての場所などにたいするアンテナの感度が鋭く発揮され、楽しい記憶力になりました。私にとっては約40年ぶりの訪問でした。
ノスタルジー2
独特な幸福感
ノスタルジーと一緒に季節を感じ食べさせてもらう父娘的上下を味わい、上機嫌。
もと来た仲見世に戻り、少年の頃の印象に残っていた葛餅もいただこうということになった。
通りに面した全面のガラスを通して甘味処では年配の方々がくつろいでいるのが見える。
行きに通った商店街にも甘味処はあったけど、ここのほうが賑わっていて上機嫌のテンションもそのままでいい感じ^^
ここの甘味処は観光地だからか、入り口に店員のおばちゃんがいて食券を発行してくれる。
さっきお好み焼きを半分ずついただいたし、本当は葛餅もひとつをふたりで分けるくらいでちょうど良さそうだったのだけど、なんとなく葛餅ひとつと頼みにくいなぁと思っていたら、同じ気持ちだったのか、那智さんも「葛餅ふたつ、でいいだろ?」と確認してきた。
はい
と答えつつ。
葛餅ふたつに対して、若干の抵抗感を覚えてしまった。
割りと量多めだったので、同じ味がふたつ並ぶことへの拒否感か。
それとも、ひとつだと頼みづらいから『ふたつ』という答えが安直に感じられたのか。
急に思い立って
あ〜、那智さん、ひとつ変えてもいいですか?
そう遮ってわたしの分を『おしるこ』に変更してもらってしまったのだ。
観光地の甘味処、きっとすべてが流れ作業。
上着を脱ぎ席についたらほとんど間髪入れずに、まず葛餅、ひと呼吸おいておしるこが運ばれてきた。
あ、葛餅おいしそう!!
黒蜜ときなこの相性抜群なんだよね〜。
きゃあ、で、おしるこ〜♪
お口直しに小梅まで添えてある。
なんだか、『甘味処』でまたもやテンション上がる。
那智さん、店内にも関わらず食べさせてくれる。
うんうん、葛餅、おいしい^^
そして、目の前のおしるこ。
黒いお椀の中、濃い小豆色のおしるこにぽっかり浮かぶ白玉。
大事そうに包み込むようにお椀を持ち、ふうふうと熱々をいただく。
うん、甘くておいしい。
もうひと口。
甘くて
甘くて
…ああ、甘い…
そうだ、『おしるこ』は甘い食べ物だったんだ、しかも、かなり。
三口いただいたところで、目を覚ました。
そうだよ、わたしは甘いものが苦手だったじゃないか!!!!
いや、決してまずいわけではない、むしろ、最初のふた口くらいはおいしかった。
ああ、でも、ダメだ。
甘くて甘くて、この甘さ、わたしにとってこれだけの量は苦行だ。
なぜ、それに気づかなかったの、りん子?
後悔とともに、もうひとりのわたしが責める。
ああ、その前からの『女の子』気分が甘いものに繋がってしまったんだ。
断じて『可愛いわたし演出』をしようという作為からではないだけど、そんな姑息な気持ちではないのだけど!!。
ただ…、『女の子』気分が、わたしは甘いものが好きだと錯覚させてしまったのです!!
無意識に可愛い(=甘いものが好き)わたしに酔いしれたかっただけなんです!!
(作為よりむしろ重症か…^^;)
ああ、わたしの、バカ。
ねえ、りん子、あなた、人生でおしるこをお椀一杯完食したことある?
誰かのをひと口もらって「甘ーい、無理〜(笑)」とすぐ返していたよね?
ひと口が限界だったよね!!!
はい…限界です…。
また煩悩先走りです…。
その間も那智さんが葛餅をお裾分けしてくれる。
ああ、きなこの香ばしさと黒蜜のコク、それが淡白な味のお餅に絡んで、至極まっとうな甘みのおいしさ。
両手に包み、ちょっぴり可愛い仕草で持ってみている目の前のお椀には『可愛い』おしるこがズシッとのしかかる。
そして、お口直しの小梅×2がわたしを呼んでいる。
ああ、早く、小梅を放り込みきゅっとした酸っぱさとその横の緑茶の苦みで口の中を引き締めたい!!
心なしか(いや、もしかしたらあからさまか…)箸の進みが遅く、若干どんよりした空気を醸し出すわたしに那智さんが気づかないはずない。
りん子、甘すぎるんだろ(笑)
あ〜、那智さん、その通りです〜;;
わたし、甘いの苦手でした;;
『おしるこで可愛いわたし』とか思ったんだろ?(笑)
はううう、わざとそうしようと思ったわけじゃないんです
なんだか、さっきまでの気持ちで、甘いもの好きな錯覚しちゃったの;;
バカじゃない!?(笑)
ごめんなさい;;
おいしいのはおいしいから食べますよ;;
そうなのだ、おいしいのはおいしいのだ、ただ、大量はつらい;;
ほら、貸しな
最後のふた口くらいになったところで那智さんがバトンタッチしてくれた。
はああ、ホント、わたしったらバカ。
ちょっぴり娘気分を味わったからって、味覚まで娘(甘い=可愛い)になれるような錯覚してしまって、陶酔の結果がこれ^^;
すこしだけ反省。
人生初のおしるこほぼ完食の味は自分を『可愛いもの』と錯覚できてしまった陶酔のほろ苦く甘い味だった。
それにしても〆の小梅とお茶、おいしかったなぁ…(しみじみ)
ところで。
そのとき那智さん、葛餅のきなこと黒蜜をキレイな状態のままごちそうさましていた。
あれはぐるぐるに混ぜて、ドロドロにして舐めるのが〆の美味なのに!!
そのまま残すか聞いてみたら
ああ、混ぜるんだろ?
小さい頃はやってたけどな〜
どうやら、大人だからしないでいたようだけど、この会話をきっかけに一部『ぐるぐる』しはじめた。
これくらいの配分(笑)
と比較的きなこ多めの粘度高めのドロドロ完成。
ひと口舐めて
ああ、懐かしい味!!
わたしだけじゃなくて、那智さんにもノスタルジー味わっていただきました^^
<関連エントリー>
『ジャンボプリンアラモード』
『甘いのはお好き?』
等式感想です。我々にはとても楽しい思い出でした。少し、信じて頂けるか心配な気もしますが断じて本当の話です。まるで、アニメかラブコメのドラマのようですが。(笑)深く考察することも出来ますが、今日は単純に笑いたいです。
ノスタルジーと一緒に季節を感じ食べさせてもらう父娘的上下を味わい、上機嫌。
もと来た仲見世に戻り、少年の頃の印象に残っていた葛餅もいただこうということになった。
通りに面した全面のガラスを通して甘味処では年配の方々がくつろいでいるのが見える。
行きに通った商店街にも甘味処はあったけど、ここのほうが賑わっていて上機嫌のテンションもそのままでいい感じ^^
ここの甘味処は観光地だからか、入り口に店員のおばちゃんがいて食券を発行してくれる。
さっきお好み焼きを半分ずついただいたし、本当は葛餅もひとつをふたりで分けるくらいでちょうど良さそうだったのだけど、なんとなく葛餅ひとつと頼みにくいなぁと思っていたら、同じ気持ちだったのか、那智さんも「葛餅ふたつ、でいいだろ?」と確認してきた。
はい
と答えつつ。
葛餅ふたつに対して、若干の抵抗感を覚えてしまった。
割りと量多めだったので、同じ味がふたつ並ぶことへの拒否感か。
それとも、ひとつだと頼みづらいから『ふたつ』という答えが安直に感じられたのか。
急に思い立って
あ〜、那智さん、ひとつ変えてもいいですか?
そう遮ってわたしの分を『おしるこ』に変更してもらってしまったのだ。
観光地の甘味処、きっとすべてが流れ作業。
上着を脱ぎ席についたらほとんど間髪入れずに、まず葛餅、ひと呼吸おいておしるこが運ばれてきた。
あ、葛餅おいしそう!!
黒蜜ときなこの相性抜群なんだよね〜。
きゃあ、で、おしるこ〜♪
お口直しに小梅まで添えてある。
なんだか、『甘味処』でまたもやテンション上がる。
那智さん、店内にも関わらず食べさせてくれる。
うんうん、葛餅、おいしい^^
そして、目の前のおしるこ。
黒いお椀の中、濃い小豆色のおしるこにぽっかり浮かぶ白玉。
大事そうに包み込むようにお椀を持ち、ふうふうと熱々をいただく。
うん、甘くておいしい。
もうひと口。
甘くて
甘くて
…ああ、甘い…
そうだ、『おしるこ』は甘い食べ物だったんだ、しかも、かなり。
三口いただいたところで、目を覚ました。
そうだよ、わたしは甘いものが苦手だったじゃないか!!!!
いや、決してまずいわけではない、むしろ、最初のふた口くらいはおいしかった。
ああ、でも、ダメだ。
甘くて甘くて、この甘さ、わたしにとってこれだけの量は苦行だ。
なぜ、それに気づかなかったの、りん子?
後悔とともに、もうひとりのわたしが責める。
ああ、その前からの『女の子』気分が甘いものに繋がってしまったんだ。
断じて『可愛いわたし演出』をしようという作為からではないだけど、そんな姑息な気持ちではないのだけど!!。
ただ…、『女の子』気分が、わたしは甘いものが好きだと錯覚させてしまったのです!!
無意識に可愛い(=甘いものが好き)わたしに酔いしれたかっただけなんです!!
(作為よりむしろ重症か…^^;)
ああ、わたしの、バカ。
ねえ、りん子、あなた、人生でおしるこをお椀一杯完食したことある?
誰かのをひと口もらって「甘ーい、無理〜(笑)」とすぐ返していたよね?
ひと口が限界だったよね!!!
はい…限界です…。
また煩悩先走りです…。
その間も那智さんが葛餅をお裾分けしてくれる。
ああ、きなこの香ばしさと黒蜜のコク、それが淡白な味のお餅に絡んで、至極まっとうな甘みのおいしさ。
両手に包み、ちょっぴり可愛い仕草で持ってみている目の前のお椀には『可愛い』おしるこがズシッとのしかかる。
そして、お口直しの小梅×2がわたしを呼んでいる。
ああ、早く、小梅を放り込みきゅっとした酸っぱさとその横の緑茶の苦みで口の中を引き締めたい!!
心なしか(いや、もしかしたらあからさまか…)箸の進みが遅く、若干どんよりした空気を醸し出すわたしに那智さんが気づかないはずない。
りん子、甘すぎるんだろ(笑)
あ〜、那智さん、その通りです〜;;
わたし、甘いの苦手でした;;
『おしるこで可愛いわたし』とか思ったんだろ?(笑)
はううう、わざとそうしようと思ったわけじゃないんです
なんだか、さっきまでの気持ちで、甘いもの好きな錯覚しちゃったの;;
バカじゃない!?(笑)
ごめんなさい;;
おいしいのはおいしいから食べますよ;;
そうなのだ、おいしいのはおいしいのだ、ただ、大量はつらい;;
ほら、貸しな
最後のふた口くらいになったところで那智さんがバトンタッチしてくれた。
はああ、ホント、わたしったらバカ。
ちょっぴり娘気分を味わったからって、味覚まで娘(甘い=可愛い)になれるような錯覚してしまって、陶酔の結果がこれ^^;
すこしだけ反省。
人生初のおしるこほぼ完食の味は自分を『可愛いもの』と錯覚できてしまった陶酔のほろ苦く甘い味だった。
それにしても〆の小梅とお茶、おいしかったなぁ…(しみじみ)
ところで。
そのとき那智さん、葛餅のきなこと黒蜜をキレイな状態のままごちそうさましていた。
あれはぐるぐるに混ぜて、ドロドロにして舐めるのが〆の美味なのに!!
そのまま残すか聞いてみたら
ああ、混ぜるんだろ?
小さい頃はやってたけどな〜
どうやら、大人だからしないでいたようだけど、この会話をきっかけに一部『ぐるぐる』しはじめた。
これくらいの配分(笑)
と比較的きなこ多めの粘度高めのドロドロ完成。
ひと口舐めて
ああ、懐かしい味!!
わたしだけじゃなくて、那智さんにもノスタルジー味わっていただきました^^
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『ジャンボプリンアラモード』
『甘いのはお好き?』
等式感想です。我々にはとても楽しい思い出でした。少し、信じて頂けるか心配な気もしますが断じて本当の話です。まるで、アニメかラブコメのドラマのようですが。(笑)深く考察することも出来ますが、今日は単純に笑いたいです。