ノスタルジーの後
非日常的な日常
お仕事場で、なんてことはあったけどホテルに入るのは少しひさしぶり。
当然、全裸になるのもひさしぶり。
ほんの半月ほどのことなのに那智さんの前で裸になることが恥ずかしくてしかたがない。
ソファに腰かける那智さんの首筋に頬をこすりつけ「恥ずかしいです」と訴える。
なんて気持ちいい予感の恥ずかしさだ。
後で、もっと恥ずかしくしてあげるね
予告に胸が高鳴り、締め付けられる。
まだ何もしていない。
恥ずかしくて小さく腕の中に収まっているわたしに今日はじめてのキス。
ファーストキスみたいに初々しい気持ちで唇を合わせる、ぜんぜんファーストキスとは違うやり方で。
あああ、思ってもみなかった大量の欲情が一気に全身を覆い、『恥ずかしい』と混ざり合い、震えるような興奮を作る。
実際、むるむる震える自分に、恥ずかしいのはこんな欲情を隠し持っていたからだったんだねと思う。
首輪をつけてくださった、もうそれだけで、ただひたすら片時も逃さず『那智さんのもの』でありたいと全身で思う。
コーヒーを淹れにポットのほうに移動する那智さんに
そばに行ってもいいですか?
と聞く。
もちろん「どうぞ」なんだけど、もうひとつ質問する。
したいようにしていいですか?
と漠然とした質問をする。
もう、この質問をしながら、わたしは四つん這いになっていた。
那智さんの下の位置にいたい。
片時も逃さず『那智さんのもの』でありたい。
したいようにしていいですか?
四つん這いで近寄り、足下にすり寄るわたしに
いまはね
『いまは』したいようにしていいという許可。
いま以外は、那智さん次第。
この不自由にまた胸が高鳴る。
ソファに戻り、コーヒーを飲む那智さんの横でくっつきながら欲情を溢れさせるわたし。
すこしして洋服を脱がしてもらったら
りん子、ここに乗って
俺を跨いで
そう言ってソファを刺す。
何をするか想像できるけど、もうたぷたぷと欲情で満ちているわたしはほとんど抵抗なく動く。
ソファに腰かける那智さんの頭の上にわたしのおまんこ。
那智さんがアゴを上げて、それを舐めはじめた。
すこし届かない。
すこし膝を落とす。
ああ、なんて姿だろう。
全裸で那智さんに跨がり、舐めてもらいやすいように腰を落とす、そして自ら腰を振る。
『もっと恥ずかしくする』はこのことだったのだろうか。
舌の刺激は指やおもちゃ関係ほど強くないから、イキにくい。
だけど、絶妙なポイントがあってそこにハマると一気にイクし、それがまた特殊な快感になる。
立ったままだから余計にイキにくいのだけど、自分の姿に羞恥の自己愛を感じ、それが興奮となり体の刺激とは別のエクスタシーを感じた。
そうなるともう欲情は際限ない。
那智さんの位置に戻り、タバコを吸う那智さんに胸を愛撫されキスをせがむ。
スーツ越しのおちんぽ様に口や頬を押当てる。
もっともっと。
腰が揺れてしかたがない。
おまんこが那智さんを求める。
那智さん、ここ、したいです…
スーツ脱いでくださいませんか
腰かける那智さんの太ももにおまんこを擦り付けたくて、脱いでもらうとうにお願いする。
まだ、濡らしてはいけないという理性は辛うじて残っていた。
欲情するわたしに楽しそうな笑みを浮かべながらスーツを脱いでくれた。
那智さんの太ももに跨がり胸を愛撫してもらって、恥ずかしいのは行為よりも求めるわたしだと言わんばかりに肩に顔をうずめることを免罪符にしてひたすら快感を貪っていた。
ずっとずっと、わたしにはわたしを俯瞰する『わたし』がいた。
以前は『りん子女史』なんて名前をつけたりして。
感じるわたしを俯瞰して行き過ぎたら自制させ、詳細に記憶して後日思い返させて揺り戻しで苦しめる。
あるとき、その『もうひとり』が感じているわたしを見て感じはじめた。
感じるわたしとそれを見て感じるわたし、これは倍の快感だった。
でも、そこにまたもうひとり現れて、結局ストップをかけたこともある。
気がつくと近年、その俯瞰する感覚は薄らいでいるような気がする、あまり意識していなかったから。
どうやら、那智さんの『淫乱りん子計画』による体と心の育成が『りん子女史』の増殖を抑えているのかもしれない。
淫乱なわたしが好き。
淫乱になれる解放が好き。
それを那智さんに肯定されて、那智さんに見てもらうことが好き。
那智さんの甘い甘い肯定はわたしに歪んだ自己愛の快感をどんな場面でも感じさせてくれる。
だから、いろんなことをぜんぶひっくるめて、わたしの快感になっているような気がする。
とは言っても。
ずいぶん少なくなってきたけれど、こうやって書きながら『あ〜、わたしったら、なんてこと』と思う気持ちも依然ありまして、でも、そう思うのは、それがとてもよかったことと、またしたいという気持ちの裏返しでもあると自覚してきつつもあったりします。
と、本当は官能エントリーにしようと思っていたんだけど、ちょっと恥ずかしいからごちゃごちゃ言っているわけです(笑)
<関連エントリー>
りん子女史
『濃い3』
「等式」感想です。「淫乱りん子化計画」なんて知りません。(笑)私はりん子の成長を素直に喜び肯定するだけです。計画したら遂行しないといけないですからね。成長しても、しなくてもその時を楽しみたいです。
お仕事場で、なんてことはあったけどホテルに入るのは少しひさしぶり。
当然、全裸になるのもひさしぶり。
ほんの半月ほどのことなのに那智さんの前で裸になることが恥ずかしくてしかたがない。
ソファに腰かける那智さんの首筋に頬をこすりつけ「恥ずかしいです」と訴える。
なんて気持ちいい予感の恥ずかしさだ。
後で、もっと恥ずかしくしてあげるね
予告に胸が高鳴り、締め付けられる。
まだ何もしていない。
恥ずかしくて小さく腕の中に収まっているわたしに今日はじめてのキス。
ファーストキスみたいに初々しい気持ちで唇を合わせる、ぜんぜんファーストキスとは違うやり方で。
あああ、思ってもみなかった大量の欲情が一気に全身を覆い、『恥ずかしい』と混ざり合い、震えるような興奮を作る。
実際、むるむる震える自分に、恥ずかしいのはこんな欲情を隠し持っていたからだったんだねと思う。
首輪をつけてくださった、もうそれだけで、ただひたすら片時も逃さず『那智さんのもの』でありたいと全身で思う。
コーヒーを淹れにポットのほうに移動する那智さんに
そばに行ってもいいですか?
と聞く。
もちろん「どうぞ」なんだけど、もうひとつ質問する。
したいようにしていいですか?
と漠然とした質問をする。
もう、この質問をしながら、わたしは四つん這いになっていた。
那智さんの下の位置にいたい。
片時も逃さず『那智さんのもの』でありたい。
したいようにしていいですか?
四つん這いで近寄り、足下にすり寄るわたしに
いまはね
『いまは』したいようにしていいという許可。
いま以外は、那智さん次第。
この不自由にまた胸が高鳴る。
ソファに戻り、コーヒーを飲む那智さんの横でくっつきながら欲情を溢れさせるわたし。
すこしして洋服を脱がしてもらったら
りん子、ここに乗って
俺を跨いで
そう言ってソファを刺す。
何をするか想像できるけど、もうたぷたぷと欲情で満ちているわたしはほとんど抵抗なく動く。
ソファに腰かける那智さんの頭の上にわたしのおまんこ。
那智さんがアゴを上げて、それを舐めはじめた。
すこし届かない。
すこし膝を落とす。
ああ、なんて姿だろう。
全裸で那智さんに跨がり、舐めてもらいやすいように腰を落とす、そして自ら腰を振る。
『もっと恥ずかしくする』はこのことだったのだろうか。
舌の刺激は指やおもちゃ関係ほど強くないから、イキにくい。
だけど、絶妙なポイントがあってそこにハマると一気にイクし、それがまた特殊な快感になる。
立ったままだから余計にイキにくいのだけど、自分の姿に羞恥の自己愛を感じ、それが興奮となり体の刺激とは別のエクスタシーを感じた。
そうなるともう欲情は際限ない。
那智さんの位置に戻り、タバコを吸う那智さんに胸を愛撫されキスをせがむ。
スーツ越しのおちんぽ様に口や頬を押当てる。
もっともっと。
腰が揺れてしかたがない。
おまんこが那智さんを求める。
那智さん、ここ、したいです…
スーツ脱いでくださいませんか
腰かける那智さんの太ももにおまんこを擦り付けたくて、脱いでもらうとうにお願いする。
まだ、濡らしてはいけないという理性は辛うじて残っていた。
欲情するわたしに楽しそうな笑みを浮かべながらスーツを脱いでくれた。
那智さんの太ももに跨がり胸を愛撫してもらって、恥ずかしいのは行為よりも求めるわたしだと言わんばかりに肩に顔をうずめることを免罪符にしてひたすら快感を貪っていた。
ずっとずっと、わたしにはわたしを俯瞰する『わたし』がいた。
以前は『りん子女史』なんて名前をつけたりして。
感じるわたしを俯瞰して行き過ぎたら自制させ、詳細に記憶して後日思い返させて揺り戻しで苦しめる。
あるとき、その『もうひとり』が感じているわたしを見て感じはじめた。
感じるわたしとそれを見て感じるわたし、これは倍の快感だった。
でも、そこにまたもうひとり現れて、結局ストップをかけたこともある。
気がつくと近年、その俯瞰する感覚は薄らいでいるような気がする、あまり意識していなかったから。
どうやら、那智さんの『淫乱りん子計画』による体と心の育成が『りん子女史』の増殖を抑えているのかもしれない。
淫乱なわたしが好き。
淫乱になれる解放が好き。
それを那智さんに肯定されて、那智さんに見てもらうことが好き。
那智さんの甘い甘い肯定はわたしに歪んだ自己愛の快感をどんな場面でも感じさせてくれる。
だから、いろんなことをぜんぶひっくるめて、わたしの快感になっているような気がする。
とは言っても。
ずいぶん少なくなってきたけれど、こうやって書きながら『あ〜、わたしったら、なんてこと』と思う気持ちも依然ありまして、でも、そう思うのは、それがとてもよかったことと、またしたいという気持ちの裏返しでもあると自覚してきつつもあったりします。
と、本当は官能エントリーにしようと思っていたんだけど、ちょっと恥ずかしいからごちゃごちゃ言っているわけです(笑)
<関連エントリー>
りん子女史
『濃い3』
「等式」感想です。「淫乱りん子化計画」なんて知りません。(笑)私はりん子の成長を素直に喜び肯定するだけです。計画したら遂行しないといけないですからね。成長しても、しなくてもその時を楽しみたいです。
総括^^
独り言
だいぶ傷も癒えてきたので(笑)
今回の募集に関するまとめをいたします。
『緊急募集!!』に追記はいたしましたが、結論からいうとモカちゃんひとりだけが手をあげてくれたので、今回はなしにいたしました。
せっかく手をあげてくれたのだけど彼女と3人でするセックス(というか今回は彼女とわたし)はすでに経験しているし、それをなぞることは今回の主旨からは外れてしまうことになるからです。
仮に単独男性や単独女性やカップルが参加してくれたとしたらモカちゃんの存在は良いアクセントにも緩衝剤にもなるので、はじめましての人にとってスーパーサポート役になれたと思うから、いろんな意味で残念でした(ありがとうね、モカちゃん)
さて、この結果を踏まえていろいろ考えてみました。
まあ、まず、あんな冷静に男性との醒めたセックスを書いていて、なおかつ那智さんしかダメと公言している40半ばの女に誰も食指が動かないということが一番の要因なのは承知の上で^^
那智さんとわたしの認識の違いもひとつ大きなポイントでした。
そもそも男性読者数は圧倒的に少ない(であろう)ブログですので、那智さんは単独男性からの応募はなく、その代わりカップルの参加があると思っていたそうです。
可能性として、女性読者さんがわたしたちのSM行為やセックスを見てみたいと思い、パートナーを誘うといパターン。
一方、わたしは単独男性以外はないと思っていました。
読者数は少ないけど、一人くらいは…って(笑)
だって、自分の好きな男が他の女(わたし)を抱いているところなんて普通は見たくないですよね。
嫉妬したいなんて嗜好、そんなにたくさんいないはずだろうし。
那智さんは男だからか、那智さんだからか、自分の興味(那智りん子セックスを見たい)ために性的ハードルを下げることに対する抵抗感が低かったようでして、わたしが女性の立場からそれはあり得ないと説明すればするほど、この認識の違いがはっきりしてきました。
男性読者は少ない、カップルも難しいと互いに想像していた可能性がどんどん低くなってきて、これが最初に確認し合えていたら、那智さんの募集要項にも多少は影響していたかもしれないので、ちょっとは違っていたかなぁというのが、なんとか導き出せた答え(笑)
と、ここからは『りん子的解釈』(笑)
ちょうど募集期間にお友達のmineさんとランチをしたのだけど、彼女曰く「あれほど、那智さんしか濡れないって書かれていたら、そりゅあ、来ないよ(笑)」。
ついでに、mineさんのパートナーさんの言葉を借りれば「『肉便器です』って書けば一発なのに」ということだ。
本当に、本当におっしゃる通り平身低頭。
ブログやなにかを見ているとたくさんの肉便器さんや貸し出し調教さんたちがいて、どこにそんなにいるんだってくらいたくさんの男性がカメラの前で裸体の勇姿を晒してくれているのだもの、肉便器さんは大人気だ。
『道具はどっち?』というエントリーを書いたことがあるけれど、そういう募集をかけるときほとんどは肉便器側の希望なんだから本来は人格はしっかりあるのにも関わらず、おそらく集まる男性たちは、その肉便器に人格を思っていないよね。
それってね、実は肉便器さんたちは人格をなくすことで集まった男性たちを自分とパートナーの道具にしているのだ。
だから、道具になっているのは肉便器さんのほうではなくて集まる男性たちなんじゃない?と思って書いた。
今回、人を集める方法としてわたしに人格をなくさせることだって不可能ではなかった。
わたしはよく知らないけどきっとそういう趣味のコミュニティだってあるはずだし、手軽にハプバーだってある。
ただ、那智さんはわたしを可愛がるという本来の好きなやり方で楽しみたかったし、お手伝いいただくと明記することでできる限り双方にとって『道具』から離したいという思いもあった。
また『等式』という暗黙の了解が通用すれば、それも双方にとって居心地がいいだろうし、何かと都合がいい。
全体的に幸福だろうと考えて『等式』内で募集をすることに決めた。
だけど^^;
『等式』のりん子は適度なぼやかしなんかなくて、想像の余地もないほどはっきり過ぎるほど人格あり(笑)
これじゃあ、肉便器に集まるような男性たちは集まってくれません^^;
那智さんとわたしは、わたしたちのまま複数をしてみたい、でも、わたしがわたしであればあるほど、肉便器的複数からは遠ざかる。
『等式』である、『等式』のりん子である故のジレンマです。
と、ここで毒吐き(というか、負け惜しみと取っていただいてもかもません 笑)
手間ひまかけずにすぐ挿入できて、その後も後腐れない、まったく、どうして男っていうのは人格のない女とのセックスをしたがるんだろう。
人格のある女性とするセックスのほうが絶対楽しいし飽きないと思うのだけど、そこに女の顔が見えると途端に萎えるとするなら情けないったらない。
特に肉便器とか公衆便所とかって言葉で人格と向き合う手間を省いたセックスだけに集まる男なんて、まさしく、それだ。
まあ、信念を持って参加されている人もいるかもしれないので、一概に言えないけどね(とはいえ、信念を持ってその他大勢になる心理もわからん)
まったく、りん子って顔がはっきりしているだけで、こんなにやる気なくなるかな〜。
ああ、そうか!!
肉便器的なお手軽セックスを求める浅はかな男は『等式』読者さんにはいないのだ!!
これだけ人格丸出しりん子看板引っさげたブログを好んで読んでくださる男性たちだ、女に人格があることを楽しんでくれる人ばかりなのだろう。
そして、そういう男性たちはお手軽ではないセックスの楽しさを好まれるはずなので、こういう募集に慎重にならざるを得ないのではないでしょうか。
『等式』読者だから、お手軽な人はいない。
ああ、ここにも『等式』故のジレンマ!!
と、毒吐いたりジレンマのせいにしたりしていますが、まあ、結局りん子は抱きたい女じゃなかったってことで、いいですもん(笑)
でも、今回、うれしいことがふたつあった。
ひとつは那智さんの感想にも書いてあるけどたくさんの激励や応援のメッセージをいただけたこと。
こんなに自分たちの欲求に正直にしているわたし(たち)に対して、本当に懐深く見てくれていることがたくさんのメッセージから伝えてもらうことができました。
正直に綴りたいと思っているわたしには、このメッセージたちはとてもうれしいものでした。
そして、もうひとつは唯一手をあげてくれたのはモカちゃんだったこと。
彼女はSでもMでもレズでもないけど、さんにんの頃からとにかくわたしに対する興味や好意を持ってくれて楽しんでくれていた。
その部分を残しているとはいえ、手をあげてくれたということはわたしたちとの性的行為、時間、空気、そして、わたしたちとの付き合いそのものが彼女にとって悪いものではなかったことの表れだと思うのだ。
いい時間だったからこその挙手だと思うと、それはすごくうれしい。
そんなことで、うれしいこともあったのでプラマイ0としようと思います^^
ここでまた同じような募集をかけるかどうかはわかりませんが、人格のある女とのセックスの楽しさも想像してみてくださるとうれしいな。
と、最後に。
遠いとか日程無理とか期限切れてたとかで本当は応募したかったけど断念したという男の人がいらっしゃいましたら、こっそり教えていただけませんかー?(笑)
だって、ハッキリした応募ではなかったけどお一方だけ遠方でという方はいらしたとはいえ、さすがになしという結果にプラマイ0と平然を装いつつも、実はけっこう凹んじゃったんだよう;;
追記。
これを予約投稿してからカップルさんとお話しする機会があった。
かなり真剣に参加表明を検討してくれていたのだけど、最終的に見送りになったそうだ。
それは『りん子を可愛がる』というスタンスは理解しつつも、その方(ご主人様)が可愛がりたいのはご自分のパートナーだということに改めて気づいたからだそうだ。
人格のある女性とのまともに向き合うことを省くような男性ではなく、女性に人格を認め、それを『可愛がる』ことを知っていて理解を示してくれる人はやはりご自分の大切なパートナーだけを可愛がりたい。
とても当然の思考。
だからこそ、そのカップルさんも『等式』を読んでくださっているし、りん子を好ましいと思ってくださっているはずだとしたら、ああ、やっぱりここにも『等式』とりん子であるが故のジレンマ^^
なかなか、難しい。
難しいけど、面白い^^
<関連エントリー>
『緊急募集!!』
『徒然に『緊急募集』』
『複数もしくは他者1 2 3 4』
『事実が作ったもの』
『詰め将棋』
『道具はどちら?』
「等式」感想です。私としては最高に楽しいエントリーでした、少し自虐的に自己主張するりん子は面白いです。今回は私の募集要項に難がありました、りん子ごめんなさい。(笑)それぞれ参加する立場の方に対しての詳細な思いを語る必要があったのに、最小限の事しか説明しなかったのは私のミスでした。
だいぶ傷も癒えてきたので(笑)
今回の募集に関するまとめをいたします。
『緊急募集!!』に追記はいたしましたが、結論からいうとモカちゃんひとりだけが手をあげてくれたので、今回はなしにいたしました。
せっかく手をあげてくれたのだけど彼女と3人でするセックス(というか今回は彼女とわたし)はすでに経験しているし、それをなぞることは今回の主旨からは外れてしまうことになるからです。
仮に単独男性や単独女性やカップルが参加してくれたとしたらモカちゃんの存在は良いアクセントにも緩衝剤にもなるので、はじめましての人にとってスーパーサポート役になれたと思うから、いろんな意味で残念でした(ありがとうね、モカちゃん)
さて、この結果を踏まえていろいろ考えてみました。
まあ、まず、あんな冷静に男性との醒めたセックスを書いていて、なおかつ那智さんしかダメと公言している40半ばの女に誰も食指が動かないということが一番の要因なのは承知の上で^^
那智さんとわたしの認識の違いもひとつ大きなポイントでした。
そもそも男性読者数は圧倒的に少ない(であろう)ブログですので、那智さんは単独男性からの応募はなく、その代わりカップルの参加があると思っていたそうです。
可能性として、女性読者さんがわたしたちのSM行為やセックスを見てみたいと思い、パートナーを誘うといパターン。
一方、わたしは単独男性以外はないと思っていました。
読者数は少ないけど、一人くらいは…って(笑)
だって、自分の好きな男が他の女(わたし)を抱いているところなんて普通は見たくないですよね。
嫉妬したいなんて嗜好、そんなにたくさんいないはずだろうし。
那智さんは男だからか、那智さんだからか、自分の興味(那智りん子セックスを見たい)ために性的ハードルを下げることに対する抵抗感が低かったようでして、わたしが女性の立場からそれはあり得ないと説明すればするほど、この認識の違いがはっきりしてきました。
男性読者は少ない、カップルも難しいと互いに想像していた可能性がどんどん低くなってきて、これが最初に確認し合えていたら、那智さんの募集要項にも多少は影響していたかもしれないので、ちょっとは違っていたかなぁというのが、なんとか導き出せた答え(笑)
と、ここからは『りん子的解釈』(笑)
ちょうど募集期間にお友達のmineさんとランチをしたのだけど、彼女曰く「あれほど、那智さんしか濡れないって書かれていたら、そりゅあ、来ないよ(笑)」。
ついでに、mineさんのパートナーさんの言葉を借りれば「『肉便器です』って書けば一発なのに」ということだ。
本当に、本当におっしゃる通り平身低頭。
ブログやなにかを見ているとたくさんの肉便器さんや貸し出し調教さんたちがいて、どこにそんなにいるんだってくらいたくさんの男性がカメラの前で裸体の勇姿を晒してくれているのだもの、肉便器さんは大人気だ。
『道具はどっち?』というエントリーを書いたことがあるけれど、そういう募集をかけるときほとんどは肉便器側の希望なんだから本来は人格はしっかりあるのにも関わらず、おそらく集まる男性たちは、その肉便器に人格を思っていないよね。
それってね、実は肉便器さんたちは人格をなくすことで集まった男性たちを自分とパートナーの道具にしているのだ。
だから、道具になっているのは肉便器さんのほうではなくて集まる男性たちなんじゃない?と思って書いた。
今回、人を集める方法としてわたしに人格をなくさせることだって不可能ではなかった。
わたしはよく知らないけどきっとそういう趣味のコミュニティだってあるはずだし、手軽にハプバーだってある。
ただ、那智さんはわたしを可愛がるという本来の好きなやり方で楽しみたかったし、お手伝いいただくと明記することでできる限り双方にとって『道具』から離したいという思いもあった。
また『等式』という暗黙の了解が通用すれば、それも双方にとって居心地がいいだろうし、何かと都合がいい。
全体的に幸福だろうと考えて『等式』内で募集をすることに決めた。
だけど^^;
『等式』のりん子は適度なぼやかしなんかなくて、想像の余地もないほどはっきり過ぎるほど人格あり(笑)
これじゃあ、肉便器に集まるような男性たちは集まってくれません^^;
那智さんとわたしは、わたしたちのまま複数をしてみたい、でも、わたしがわたしであればあるほど、肉便器的複数からは遠ざかる。
『等式』である、『等式』のりん子である故のジレンマです。
と、ここで毒吐き(というか、負け惜しみと取っていただいてもかもません 笑)
手間ひまかけずにすぐ挿入できて、その後も後腐れない、まったく、どうして男っていうのは人格のない女とのセックスをしたがるんだろう。
人格のある女性とするセックスのほうが絶対楽しいし飽きないと思うのだけど、そこに女の顔が見えると途端に萎えるとするなら情けないったらない。
特に肉便器とか公衆便所とかって言葉で人格と向き合う手間を省いたセックスだけに集まる男なんて、まさしく、それだ。
まあ、信念を持って参加されている人もいるかもしれないので、一概に言えないけどね(とはいえ、信念を持ってその他大勢になる心理もわからん)
まったく、りん子って顔がはっきりしているだけで、こんなにやる気なくなるかな〜。
ああ、そうか!!
肉便器的なお手軽セックスを求める浅はかな男は『等式』読者さんにはいないのだ!!
これだけ人格丸出しりん子看板引っさげたブログを好んで読んでくださる男性たちだ、女に人格があることを楽しんでくれる人ばかりなのだろう。
そして、そういう男性たちはお手軽ではないセックスの楽しさを好まれるはずなので、こういう募集に慎重にならざるを得ないのではないでしょうか。
『等式』読者だから、お手軽な人はいない。
ああ、ここにも『等式』故のジレンマ!!
と、毒吐いたりジレンマのせいにしたりしていますが、まあ、結局りん子は抱きたい女じゃなかったってことで、いいですもん(笑)
でも、今回、うれしいことがふたつあった。
ひとつは那智さんの感想にも書いてあるけどたくさんの激励や応援のメッセージをいただけたこと。
こんなに自分たちの欲求に正直にしているわたし(たち)に対して、本当に懐深く見てくれていることがたくさんのメッセージから伝えてもらうことができました。
正直に綴りたいと思っているわたしには、このメッセージたちはとてもうれしいものでした。
そして、もうひとつは唯一手をあげてくれたのはモカちゃんだったこと。
彼女はSでもMでもレズでもないけど、さんにんの頃からとにかくわたしに対する興味や好意を持ってくれて楽しんでくれていた。
その部分を残しているとはいえ、手をあげてくれたということはわたしたちとの性的行為、時間、空気、そして、わたしたちとの付き合いそのものが彼女にとって悪いものではなかったことの表れだと思うのだ。
いい時間だったからこその挙手だと思うと、それはすごくうれしい。
そんなことで、うれしいこともあったのでプラマイ0としようと思います^^
ここでまた同じような募集をかけるかどうかはわかりませんが、人格のある女とのセックスの楽しさも想像してみてくださるとうれしいな。
と、最後に。
遠いとか日程無理とか期限切れてたとかで本当は応募したかったけど断念したという男の人がいらっしゃいましたら、こっそり教えていただけませんかー?(笑)
だって、ハッキリした応募ではなかったけどお一方だけ遠方でという方はいらしたとはいえ、さすがになしという結果にプラマイ0と平然を装いつつも、実はけっこう凹んじゃったんだよう;;
追記。
これを予約投稿してからカップルさんとお話しする機会があった。
かなり真剣に参加表明を検討してくれていたのだけど、最終的に見送りになったそうだ。
それは『りん子を可愛がる』というスタンスは理解しつつも、その方(ご主人様)が可愛がりたいのはご自分のパートナーだということに改めて気づいたからだそうだ。
人格のある女性とのまともに向き合うことを省くような男性ではなく、女性に人格を認め、それを『可愛がる』ことを知っていて理解を示してくれる人はやはりご自分の大切なパートナーだけを可愛がりたい。
とても当然の思考。
だからこそ、そのカップルさんも『等式』を読んでくださっているし、りん子を好ましいと思ってくださっているはずだとしたら、ああ、やっぱりここにも『等式』とりん子であるが故のジレンマ^^
なかなか、難しい。
難しいけど、面白い^^
<関連エントリー>
『緊急募集!!』
『徒然に『緊急募集』』
『複数もしくは他者1 2 3 4』
『事実が作ったもの』
『詰め将棋』
『道具はどちら?』
「等式」感想です。私としては最高に楽しいエントリーでした、少し自虐的に自己主張するりん子は面白いです。今回は私の募集要項に難がありました、りん子ごめんなさい。(笑)それぞれ参加する立場の方に対しての詳細な思いを語る必要があったのに、最小限の事しか説明しなかったのは私のミスでした。
那智さん>ご主人様
独特な幸福感
残念なことがあった。
まあ、実際問題理解できる話なので残念だけど仕方ないこと。
わたしは『ご主人様』という呼び方に憧れを持っていたことは何度か書いている。
絶対的な存在への憧れ、その存在に服従したい願望が『ご主人様』という呼称に込められていた。
那智さんと出会い、幸福に変えられ安心して足下にいる気持ちは最初のころの憧れとはすこし形を変えてながらも、わたしを掌る人として『ご主人様』と呼びたい気持ちは依然存在していた。
誰でも名乗ればなれてしまうようなお粗末な『ご主人様』やロールプレイの名称としての『ご主人様』をネットなどで見ていると、なおさら那智さんのほうがよっぽど『ご主人様』じゃないか!?と思う気持ちが、よけいに憧れを強くしていた。
那智さんはなんと呼んでもいいと言ってくれているけど、呼ぶからにはどこでも誰といても『ご主人様』にすることを条件としてあげている。
ホテルの中などの都合のいいときだけ呼ぶのではなく、街中でも飲み屋さんでも、お友達といても『ご主人様』。
自分の呼びたいときだけ呼んで都合が悪いときは呼ばないという、ふたりの関係の中に日常と非日常を作りたくない気持ちから、そういう条件をつけているのだろう。
まあ、お友達はわたしたちの関係を知っているからなんて呼ぼうと許容してくれるでしょうけど、いかんせんわたしが恥ずかしい、なんだかんだ言っても『那智さん』という名前が大好きだし、またご主人様が氾濫しすぎていてちょっと食傷気味だったりで結局わたしの意思で呼ばずにいるのだけど、この条件が敷居を高くして、よけいに『呼べない=憧れ』の図式を作っている部分もあった。
わたしは那智さんの友人や先輩に会わせてもらったことが何度かある。
おそらく今後も会う可能性はゼロではないけど、もし、わたしが那智さんを『ご主人様』と呼ぶようになったら、その人たちと会うときにも『ご主人様』と呼ぶのだろうか。
那智さんの条件下で言えば、呼ぶべきだろう。
でも、きっと那智さん困る。
わたしに条件を提示したんだもの、ちょっぴり意地悪な気持ちもなきにしもあらずで質問してみた。
わたしが那智さんを『ご主人様』と呼んだら、◯◯さんや××さんとご一緒しているときもそう呼ぶことになります?
めずらしく答えに窮している気配が携帯から伝わってきた。
まあ、現段階では、ない、な
当然と言えば当然の答えだ。
比較的何でもありな関係の友人たちのようだけど(だから、わたしも紹介されたのだけどね)、自分の性癖を公言することはさすがに難しい。
でも、わたしの憧れが叶えられなかった気持ちが歪んだ形で那智さんに向けられて、すこし食い下がる。
でも、呼ぶときしたら、どこでも誰と一緒のときでもだったのではないですか?
そうだけど、まあ、まずいだろ
りん子が友達に俺を紹介するときそう呼ぶというなら刺し違えでよしとするかもしれないけど
(那智さんの好きな刺し違え^^;)
歯切れの悪い声を聞いて、だんだん残念な気持ちになってくる。
わたし、あの条件を提示されたとき、那智さんの都合がいいときだけというのも日常と非日常を分けたくないというのも理解していたから一生懸命考えて、やっぱり難しいなと思って諦めていたんだ。
SM関連じゃない友人の前で呼ぶことの非常識さは痛いほどよくわかる、だから、しかたないことだと充分理解した上で、それでも、やっぱり残念だった。
わたしに『自分の都合のいいときだけ』を否定したのだから、那智さんも『自分に都合よく』をしないと思っていたから。
そうはいっても、ブログやSM関係を抜かしてわたしの友人たちは那智さんの存在を知らないわけで、すでにその段階でふたりの『ご主人様と呼ぶ範囲』に差が生じている、仮に那智さんと同じ範囲に広げて考えたら、やはりわたしも呼べないはずなのでおっしゃることは理解できる。
ということで、結局『いつでも誰とでも』の条件はクリアできないとなると呼ぶことは選べないのも受け入れる。
こんなやり取りの後、なんだか憑き物が落ちたように『ご主人様』への執着がなくなっていた。
それは呼称なんてただの呼称にすぎないと至極当たり前のことがすっと心に落ち着いたことが理由だと思うのだけど。
もうひとつ。
しかたないことは理解しつつも、那智さんの条件に那智さんに都合の良い『例外』があったことに対する残念な気持ちがショック療法になったこともあると思う。
『都合良い例外』なんてお遊び以外ではほとんど皆無の人だったから、なおさらなのだ。
そう考えるとおもしろい。
自分に都合の良い例外を作らないというある意味『ご主人様』だったらヒジョーに筋の通った方なのに、たった1度だけ『?』になったことが、こんなにもダメージを与えてしまうなんて。
ううん、そういう人だったからこそ、一度の それが目立ってしまったのだ。
極めて『ご主人様』に適しているであろう那智さんの、適しているが故の結末。
それでも、わたしにとって那智さんは上下の上、尊敬して慕い委ねる人。
だから、もういろいろ拘るのはやめにして、わたしにとって『ご主人様』よりも『那智さん』という呼称のほうがより尊敬とか大好きとかを表す呼称だということにしておこうと思うのだ(笑)
(もちろん、他のご主人様に対しての順位付けじゃありません)
<関連エントリー>
関連していないのもあるかも^^;
『なんて呼ぼう?』
『畏怖の念』
『わたしの『従う』』
『あなたのもの』
『空は飛べない』
『俺の物』
「等式」感想です。この話題ですか。(笑)嬉しい事は筋が通らない話がこれだけとの認識が共通していることかな。でも、このことだけで、唯一の例外があるのも悔しいな。では、差し違いによるカミングアウトを積極的に奨めるのはどうだろう。りん子が友人を無くすことにならないならば提案したい。
カミングアウトは意味が違いました、聞かれたら「ご主人様」と呼ぶことを誠実に説明することを条件に、ぐらいな。(笑)
残念なことがあった。
まあ、実際問題理解できる話なので残念だけど仕方ないこと。
わたしは『ご主人様』という呼び方に憧れを持っていたことは何度か書いている。
絶対的な存在への憧れ、その存在に服従したい願望が『ご主人様』という呼称に込められていた。
那智さんと出会い、幸福に変えられ安心して足下にいる気持ちは最初のころの憧れとはすこし形を変えてながらも、わたしを掌る人として『ご主人様』と呼びたい気持ちは依然存在していた。
誰でも名乗ればなれてしまうようなお粗末な『ご主人様』やロールプレイの名称としての『ご主人様』をネットなどで見ていると、なおさら那智さんのほうがよっぽど『ご主人様』じゃないか!?と思う気持ちが、よけいに憧れを強くしていた。
那智さんはなんと呼んでもいいと言ってくれているけど、呼ぶからにはどこでも誰といても『ご主人様』にすることを条件としてあげている。
ホテルの中などの都合のいいときだけ呼ぶのではなく、街中でも飲み屋さんでも、お友達といても『ご主人様』。
自分の呼びたいときだけ呼んで都合が悪いときは呼ばないという、ふたりの関係の中に日常と非日常を作りたくない気持ちから、そういう条件をつけているのだろう。
まあ、お友達はわたしたちの関係を知っているからなんて呼ぼうと許容してくれるでしょうけど、いかんせんわたしが恥ずかしい、なんだかんだ言っても『那智さん』という名前が大好きだし、またご主人様が氾濫しすぎていてちょっと食傷気味だったりで結局わたしの意思で呼ばずにいるのだけど、この条件が敷居を高くして、よけいに『呼べない=憧れ』の図式を作っている部分もあった。
わたしは那智さんの友人や先輩に会わせてもらったことが何度かある。
おそらく今後も会う可能性はゼロではないけど、もし、わたしが那智さんを『ご主人様』と呼ぶようになったら、その人たちと会うときにも『ご主人様』と呼ぶのだろうか。
那智さんの条件下で言えば、呼ぶべきだろう。
でも、きっと那智さん困る。
わたしに条件を提示したんだもの、ちょっぴり意地悪な気持ちもなきにしもあらずで質問してみた。
わたしが那智さんを『ご主人様』と呼んだら、◯◯さんや××さんとご一緒しているときもそう呼ぶことになります?
めずらしく答えに窮している気配が携帯から伝わってきた。
まあ、現段階では、ない、な
当然と言えば当然の答えだ。
比較的何でもありな関係の友人たちのようだけど(だから、わたしも紹介されたのだけどね)、自分の性癖を公言することはさすがに難しい。
でも、わたしの憧れが叶えられなかった気持ちが歪んだ形で那智さんに向けられて、すこし食い下がる。
でも、呼ぶときしたら、どこでも誰と一緒のときでもだったのではないですか?
そうだけど、まあ、まずいだろ
りん子が友達に俺を紹介するときそう呼ぶというなら刺し違えでよしとするかもしれないけど
(那智さんの好きな刺し違え^^;)
歯切れの悪い声を聞いて、だんだん残念な気持ちになってくる。
わたし、あの条件を提示されたとき、那智さんの都合がいいときだけというのも日常と非日常を分けたくないというのも理解していたから一生懸命考えて、やっぱり難しいなと思って諦めていたんだ。
SM関連じゃない友人の前で呼ぶことの非常識さは痛いほどよくわかる、だから、しかたないことだと充分理解した上で、それでも、やっぱり残念だった。
わたしに『自分の都合のいいときだけ』を否定したのだから、那智さんも『自分に都合よく』をしないと思っていたから。
そうはいっても、ブログやSM関係を抜かしてわたしの友人たちは那智さんの存在を知らないわけで、すでにその段階でふたりの『ご主人様と呼ぶ範囲』に差が生じている、仮に那智さんと同じ範囲に広げて考えたら、やはりわたしも呼べないはずなのでおっしゃることは理解できる。
ということで、結局『いつでも誰とでも』の条件はクリアできないとなると呼ぶことは選べないのも受け入れる。
こんなやり取りの後、なんだか憑き物が落ちたように『ご主人様』への執着がなくなっていた。
それは呼称なんてただの呼称にすぎないと至極当たり前のことがすっと心に落ち着いたことが理由だと思うのだけど。
もうひとつ。
しかたないことは理解しつつも、那智さんの条件に那智さんに都合の良い『例外』があったことに対する残念な気持ちがショック療法になったこともあると思う。
『都合良い例外』なんてお遊び以外ではほとんど皆無の人だったから、なおさらなのだ。
そう考えるとおもしろい。
自分に都合の良い例外を作らないというある意味『ご主人様』だったらヒジョーに筋の通った方なのに、たった1度だけ『?』になったことが、こんなにもダメージを与えてしまうなんて。
ううん、そういう人だったからこそ、一度の それが目立ってしまったのだ。
極めて『ご主人様』に適しているであろう那智さんの、適しているが故の結末。
それでも、わたしにとって那智さんは上下の上、尊敬して慕い委ねる人。
だから、もういろいろ拘るのはやめにして、わたしにとって『ご主人様』よりも『那智さん』という呼称のほうがより尊敬とか大好きとかを表す呼称だということにしておこうと思うのだ(笑)
(もちろん、他のご主人様に対しての順位付けじゃありません)
<関連エントリー>
関連していないのもあるかも^^;
『なんて呼ぼう?』
『畏怖の念』
『わたしの『従う』』
『あなたのもの』
『空は飛べない』
『俺の物』
「等式」感想です。この話題ですか。(笑)嬉しい事は筋が通らない話がこれだけとの認識が共通していることかな。でも、このことだけで、唯一の例外があるのも悔しいな。では、差し違いによるカミングアウトを積極的に奨めるのはどうだろう。りん子が友人を無くすことにならないならば提案したい。
カミングアウトは意味が違いました、聞かれたら「ご主人様」と呼ぶことを誠実に説明することを条件に、ぐらいな。(笑)
りん子像と総括2とお知らせ
140字もどき
ちょっぴり大事なお知らせが最後にありますので、『りん子像』の本文は飛ばしてもいいから最後は是非お読みください^^
気づいたんだけど、わたし、那智さんに褒められて、1回よろこんだらすぐ違う話題を振ってしまっている。
しばらく引っぱれば、しばらく繰り返して褒めてくれるはずなのに、誰よりも那智さんの「エラいね〜」や「いいこいいこ」を欲しているはずなのに!!
どうやら、うれしくてテレてしまっているようなのです、もったいない。
週末は連絡なしと教えてもらっていたので心穏やかにすごし、メール可能なアドレスに「おやすみなさい」や翌日のスケジュールのお知らせなどを送って知っていてほしい欲を満たし、那智さんの存在を感じていた。
翌日、まだ連絡いただけない週末は続く。
仕事の合間にメール。
「こんにちは」の時間だけど「おはようございます」もしていなかったので、何を血迷ったか「おはこんにちは」なんて挨拶を送ってしまった。
こういう略語?流行言葉?みたいなものはほとんど那智さんには使わないわたしが使うとき、たぶん、きっと『週末連絡もらえないことが寂しいけど、たったそれだでて寂しくなる自分に対するテレ隠し』だと思う。
ヌード撮影した写真を『等式』用に選んでいる。
首から上は加工してしまうから基準はスタイルが良く見えることと空気感が伝わるもの。
どんなに目が半開きの変顔でも腰をひねりラインがよければ採用!!
たたたっと同じポーズの中から顔は無視してよりラインがよいものを選ぶ、で、なぜかわからないけど、同じラインだったらあえて変顔のほうを選んでしまうわたしがいる。
加工して『等式』に載せたとき、
「ほーら、こんな決めポーズしてるけど、顔は…」
と清楚な服装の下は淫乱な下着のような、隠れた羞恥の悦を楽しむのだ。
あれ?
これは悦とは言わない?
あえて、変顔を選ぶ逆悦状態、わたしの思考回路、わたし自身もよくわからない^^;
上の乗っている顔は変顔かも〜(笑)
総括2とお知らせ。
『総括^^』にはいろいろな感想やアドバイスをいただきました。
『じつは、迷っていたんだよ〜』とか『こういう考え方もありますよ』とか、それぞれの立場でのお話を聞かせていただくことができて非公開ゆえにわたしだけが充実させていただいたな〜とありがたい気持ちです。
お話を聞かせていただくと那智さんの参加要項に多少限定的な条件がいろいろなブレーキを踏ませることになったかな〜と思えますし、『総括^^』の那智さんの感想でも触れていますので、これが大きな要因だったのだと思います。
まあ、あれだけ限定的な条件を出して、それでも何かしら思うところがあって手をあげてくださった方がいたら、そこから那智さんなりに個別にお話ししてお互いにとってベストな形を作っていこうと思っていたようです。
たとえば、緊縛好きな方だったら緊縛中心に楽しんだり、カップルだったらそれぞれのスタイルに合わせてわたしひとりを責める形じゃないものにしたり、などなど。
まあ、そこまでを詳細に説明しておくほうが親切でしたけどね^^
ということで、現段階では新たに募集はしていませんが今後の参考に大いになりましたので、感謝です。
で、ここからお知らせ。
『等式』は非公開コメント(以後、鍵コメとします)は『管理人のみ閲覧できます』という表示もしないように設定しています。
那智さんとわたしの共通に意見で、言葉のやり取りはメールなどの完全非公開か、双方公開することを好んでいます。
コメントは非公開でレスだけ公開することは『等式』の性質上避けたいと思っていました。
ですから、よそ様では鍵コメにも皆さんきちんとレスをされているのですが『等式』では鍵コメにはお返事をしていません。
また、読んでいる方に「何が書いてあるんだろう?」と疑問を持たせることもできてば避けたいと思い、非表示でレスなしという形を取ってきました。
ただ、今回鍵コメでご意見をくださった方の中に非表示で、しかもコメント数も反映しないため、ちゃんとコメントできているのか戸惑わせてしまったことがありました(お気遣いいただいて、わざわざメールにてお知らせくださいました、ありがとうございます)
じつは、このケース、コメントが届いていないかも?とお気遣いのメールをいただいたことが過去に数回ありました。
ですので、今回、那智さんと検討して『管理人のみ閲覧できます』と表示するように設定を変更することにしました。
これは「なに書いてあるんだろう?」と疑問を持たせてしまうけど、せっかく鍵コメをくださった方を不安にさせてしまってはいけないな〜という気持ちのほうを優先した結果です。
ですので、今後コメント欄の『非公開』を選択していただくと、よく見かける『管理人のみ閲覧できます』と表示されますし、おそらくコメント数も反映されます(たぶん^^;)ので、安心して鍵コメしてください^^
ただ、やり取りは完全非公開か双方公開でということは変えませんので、鍵コメには変わらずレスなしにいたしますのでご了承くださいませ。
もしレスが必要でしたら公開コメントかメールでお願いします。
(そうそう、メールフォームからだと禁止ワードがあってはじかれるらしいことも今回教えていただきましたので、メールはこちらから^^hosinohadou@yahoo.co.jp)
ということで、これからもよろしくお願いいたします^^
「等式」感想です。鍵コメントした方が確認できるシステムなら何の問題もないのですがね。話は別で、今日のような形式の時はお話1.2.3とかa.b.cとかして欲しいかな。それぞれの話の関連性を一瞬考えてしまった。(笑) 次回、もし募集をする時には詳細明記とリクエスト公募を考えます。
ちょっぴり大事なお知らせが最後にありますので、『りん子像』の本文は飛ばしてもいいから最後は是非お読みください^^
気づいたんだけど、わたし、那智さんに褒められて、1回よろこんだらすぐ違う話題を振ってしまっている。
しばらく引っぱれば、しばらく繰り返して褒めてくれるはずなのに、誰よりも那智さんの「エラいね〜」や「いいこいいこ」を欲しているはずなのに!!
どうやら、うれしくてテレてしまっているようなのです、もったいない。
週末は連絡なしと教えてもらっていたので心穏やかにすごし、メール可能なアドレスに「おやすみなさい」や翌日のスケジュールのお知らせなどを送って知っていてほしい欲を満たし、那智さんの存在を感じていた。
翌日、まだ連絡いただけない週末は続く。
仕事の合間にメール。
「こんにちは」の時間だけど「おはようございます」もしていなかったので、何を血迷ったか「おはこんにちは」なんて挨拶を送ってしまった。
こういう略語?流行言葉?みたいなものはほとんど那智さんには使わないわたしが使うとき、たぶん、きっと『週末連絡もらえないことが寂しいけど、たったそれだでて寂しくなる自分に対するテレ隠し』だと思う。
ヌード撮影した写真を『等式』用に選んでいる。
首から上は加工してしまうから基準はスタイルが良く見えることと空気感が伝わるもの。
どんなに目が半開きの変顔でも腰をひねりラインがよければ採用!!
たたたっと同じポーズの中から顔は無視してよりラインがよいものを選ぶ、で、なぜかわからないけど、同じラインだったらあえて変顔のほうを選んでしまうわたしがいる。
加工して『等式』に載せたとき、
「ほーら、こんな決めポーズしてるけど、顔は…」
と清楚な服装の下は淫乱な下着のような、隠れた羞恥の悦を楽しむのだ。
あれ?
これは悦とは言わない?
あえて、変顔を選ぶ逆悦状態、わたしの思考回路、わたし自身もよくわからない^^;
上の乗っている顔は変顔かも〜(笑)
総括2とお知らせ。
『総括^^』にはいろいろな感想やアドバイスをいただきました。
『じつは、迷っていたんだよ〜』とか『こういう考え方もありますよ』とか、それぞれの立場でのお話を聞かせていただくことができて非公開ゆえにわたしだけが充実させていただいたな〜とありがたい気持ちです。
お話を聞かせていただくと那智さんの参加要項に多少限定的な条件がいろいろなブレーキを踏ませることになったかな〜と思えますし、『総括^^』の那智さんの感想でも触れていますので、これが大きな要因だったのだと思います。
まあ、あれだけ限定的な条件を出して、それでも何かしら思うところがあって手をあげてくださった方がいたら、そこから那智さんなりに個別にお話ししてお互いにとってベストな形を作っていこうと思っていたようです。
たとえば、緊縛好きな方だったら緊縛中心に楽しんだり、カップルだったらそれぞれのスタイルに合わせてわたしひとりを責める形じゃないものにしたり、などなど。
まあ、そこまでを詳細に説明しておくほうが親切でしたけどね^^
ということで、現段階では新たに募集はしていませんが今後の参考に大いになりましたので、感謝です。
で、ここからお知らせ。
『等式』は非公開コメント(以後、鍵コメとします)は『管理人のみ閲覧できます』という表示もしないように設定しています。
那智さんとわたしの共通に意見で、言葉のやり取りはメールなどの完全非公開か、双方公開することを好んでいます。
コメントは非公開でレスだけ公開することは『等式』の性質上避けたいと思っていました。
ですから、よそ様では鍵コメにも皆さんきちんとレスをされているのですが『等式』では鍵コメにはお返事をしていません。
また、読んでいる方に「何が書いてあるんだろう?」と疑問を持たせることもできてば避けたいと思い、非表示でレスなしという形を取ってきました。
ただ、今回鍵コメでご意見をくださった方の中に非表示で、しかもコメント数も反映しないため、ちゃんとコメントできているのか戸惑わせてしまったことがありました(お気遣いいただいて、わざわざメールにてお知らせくださいました、ありがとうございます)
じつは、このケース、コメントが届いていないかも?とお気遣いのメールをいただいたことが過去に数回ありました。
ですので、今回、那智さんと検討して『管理人のみ閲覧できます』と表示するように設定を変更することにしました。
これは「なに書いてあるんだろう?」と疑問を持たせてしまうけど、せっかく鍵コメをくださった方を不安にさせてしまってはいけないな〜という気持ちのほうを優先した結果です。
ですので、今後コメント欄の『非公開』を選択していただくと、よく見かける『管理人のみ閲覧できます』と表示されますし、おそらくコメント数も反映されます(たぶん^^;)ので、安心して鍵コメしてください^^
ただ、やり取りは完全非公開か双方公開でということは変えませんので、鍵コメには変わらずレスなしにいたしますのでご了承くださいませ。
もしレスが必要でしたら公開コメントかメールでお願いします。
(そうそう、メールフォームからだと禁止ワードがあってはじかれるらしいことも今回教えていただきましたので、メールはこちらから^^hosinohadou@yahoo.co.jp)
ということで、これからもよろしくお願いいたします^^
「等式」感想です。鍵コメントした方が確認できるシステムなら何の問題もないのですがね。話は別で、今日のような形式の時はお話1.2.3とかa.b.cとかして欲しいかな。それぞれの話の関連性を一瞬考えてしまった。(笑) 次回、もし募集をする時には詳細明記とリクエスト公募を考えます。
日常
非日常的な日常
もう、そろそろ帰り支度が近づいている時間帯だった。
あ〜、りん子、うんこ出るよ
ひさびさだね〜
おいで
今日は「どうする?」じゃなかった「おいで」だった。
ひさしぶりのうんこにドキドキ戸惑う。
帰りの時間が近いから『塗る』ことはないだろうけど、『舐める』か『食べる』はあり得る。
排泄物を口に入れることに抵抗感は0じゃない。
それは人間としての本能のようなものだ、残念ながらわたしはその本能まで変えることが、いまのところできていない。
だから、できるかな?とすこし怖じ気づく気持ち。
でも、同時に那智さんのうんこを手に乗せてもらうことも体に塗ってもらうことも、好きになっている。
これは、たぶん、人間の本能ではなくて、女(マゾかな?)としての感情だ。
だから、密かにうれしい自分に戸惑う。
本能を変えられないことも、感情が変わったことも、全部那智さんの責任^^
いろいろな気持ちのドキドキと戸惑いを「おいで」の言葉が払いのけてくれる。
那智さんが「おいで」なら、わたしは付いて行くのだ。
本能のためらいと女の感情の喜びが手をつないで那智さんの後に続く。
便器に腰かけた那智さんの前に正座をして足の間に手を入れる。
親指で股というかお尻の辺りに微かに触れ熱を感じるようにして距離を計る。
うれしくて見上げると那智さんと目が合うから、そのよろこびを笑顔にしてお伝えする。
でも、恥ずかしくて、すぐうつむく。
手のひらに温かみと重みを感じると、ふぅと興奮が湧く。
片思いの人を思うように胸がきゅんとなって大きく息を吐く。
ひさしぶりだね〜(笑)
「はい」と答える声がきっと弾んでいる。
うれしさを伝えよう、また見上げると那智さんはわたしにキスをした。
はい、おしまい
そのままね
そういってご自分で拭いて立ち上がった。
今日はその後の指示はないみたい。
わたしは目を瞑りすこしためらいながら顔を近づけ、舌を出し、舌先の感触で小さくひと掬いして、舌を出したまま那智さんの見上げる。
きっとうれしそうな顔だ。
ちょっとだよ(笑)
あら、ダメでした?(笑)
では、もうすこし。
さらに掬って、誇らしげにまた見上げる。
はい、いいよ
そのまま舌を口の中にしまって、おしまい。
残り湯を便器に流し、それである程度キレイにする。
概ね落ちたら、後は石けんで洗う。
お湯だと落ちやすいね〜(笑)
ホントです(笑)
まるで買い物の相談でもしているような、ごく普通の空気。
非日常と日常の区別のないSM行為。
スカトロはわたしの中ではNGだった。
『おしっこ』くらいなら想像できていたし(!)、気持ち悪い!!みたいな拒否感があったわけではないのだけど、きっと醒めてしまうだろうなぁと想像していた。
SM行為において醒めるということがNGだろうと思っていたのだ。
まあ、単純に『うんこは汚い』って思うしね^^
それがいつの間にか、それを幸福に思えるように変えられて、ふと気づくと日常に溶け込み、日常に溶け込ませることで『醒める』ことを回避していた。
那智さんが育てた、わたし。
いつの間にか普通の行為になっている。
あ、これをSM行為と呼ぶかは、わかりませんけども^^;
<関連エントリー>
『排泄』
「等式感想です。」文中「距離をはかる」の意味が理解できた方は想像力に富んだ方です。(笑)確かにこれらの行為を自然にしているのですが、今となっては自然なことに少しの羞恥を感じます。結構、大変なことをしているのだから普通では無い方が普通なのかと自分自身に突っ込みを入れたくなります。
もう、そろそろ帰り支度が近づいている時間帯だった。
あ〜、りん子、うんこ出るよ
ひさびさだね〜
おいで
今日は「どうする?」じゃなかった「おいで」だった。
ひさしぶりのうんこにドキドキ戸惑う。
帰りの時間が近いから『塗る』ことはないだろうけど、『舐める』か『食べる』はあり得る。
排泄物を口に入れることに抵抗感は0じゃない。
それは人間としての本能のようなものだ、残念ながらわたしはその本能まで変えることが、いまのところできていない。
だから、できるかな?とすこし怖じ気づく気持ち。
でも、同時に那智さんのうんこを手に乗せてもらうことも体に塗ってもらうことも、好きになっている。
これは、たぶん、人間の本能ではなくて、女(マゾかな?)としての感情だ。
だから、密かにうれしい自分に戸惑う。
本能を変えられないことも、感情が変わったことも、全部那智さんの責任^^
いろいろな気持ちのドキドキと戸惑いを「おいで」の言葉が払いのけてくれる。
那智さんが「おいで」なら、わたしは付いて行くのだ。
本能のためらいと女の感情の喜びが手をつないで那智さんの後に続く。
便器に腰かけた那智さんの前に正座をして足の間に手を入れる。
親指で股というかお尻の辺りに微かに触れ熱を感じるようにして距離を計る。
うれしくて見上げると那智さんと目が合うから、そのよろこびを笑顔にしてお伝えする。
でも、恥ずかしくて、すぐうつむく。
手のひらに温かみと重みを感じると、ふぅと興奮が湧く。
片思いの人を思うように胸がきゅんとなって大きく息を吐く。
ひさしぶりだね〜(笑)
「はい」と答える声がきっと弾んでいる。
うれしさを伝えよう、また見上げると那智さんはわたしにキスをした。
はい、おしまい
そのままね
そういってご自分で拭いて立ち上がった。
今日はその後の指示はないみたい。
わたしは目を瞑りすこしためらいながら顔を近づけ、舌を出し、舌先の感触で小さくひと掬いして、舌を出したまま那智さんの見上げる。
きっとうれしそうな顔だ。
ちょっとだよ(笑)
あら、ダメでした?(笑)
では、もうすこし。
さらに掬って、誇らしげにまた見上げる。
はい、いいよ
そのまま舌を口の中にしまって、おしまい。
残り湯を便器に流し、それである程度キレイにする。
概ね落ちたら、後は石けんで洗う。
お湯だと落ちやすいね〜(笑)
ホントです(笑)
まるで買い物の相談でもしているような、ごく普通の空気。
非日常と日常の区別のないSM行為。
スカトロはわたしの中ではNGだった。
『おしっこ』くらいなら想像できていたし(!)、気持ち悪い!!みたいな拒否感があったわけではないのだけど、きっと醒めてしまうだろうなぁと想像していた。
SM行為において醒めるということがNGだろうと思っていたのだ。
まあ、単純に『うんこは汚い』って思うしね^^
それがいつの間にか、それを幸福に思えるように変えられて、ふと気づくと日常に溶け込み、日常に溶け込ませることで『醒める』ことを回避していた。
那智さんが育てた、わたし。
いつの間にか普通の行為になっている。
あ、これをSM行為と呼ぶかは、わかりませんけども^^;
<関連エントリー>
『排泄』
「等式感想です。」文中「距離をはかる」の意味が理解できた方は想像力に富んだ方です。(笑)確かにこれらの行為を自然にしているのですが、今となっては自然なことに少しの羞恥を感じます。結構、大変なことをしているのだから普通では無い方が普通なのかと自分自身に突っ込みを入れたくなります。