どの面下げて
独特な幸福感
那智さんと一緒にいろんなところに行く。
街もホテルも山もご飯もお酒も、昼も夜も。
寄り添ったり腕を組んだり、ときどき四つん這いだったり(笑)
そんなとき、わたしたちはどんな関係に見られるだろう。
その時々で、どんなふうに見られるかを楽しんでる。
ホテル街では不倫のカップル?
ちょっと派手な服装のときは、うふふ商売女性に見られるかもと、恥ずかしながらちょっとウキウキ。
オフィス街で、那智さんの仕事のお供で銀行に行ったり買い物にお付き合いしたりするときは、部下。
お買い物の相談に乗ったりして部下気分を楽しむ^^
一度背中が大胆に開いたドレスを着てストライプのスーツに身を包んだ那智さんと繁華街を闊歩したときは、どう見ても堅気の人間には見えなかったはず。
居酒屋の客引きの男の子たちがわたしたちには声をかけてくれなかったから、きっとこれからお仕事のキャバ嬢と黒服?とかに見えたのだろう。
堂々と胸を張り、そんな視線を楽しんだ。
(このドレス^^『ヌーブラ付けたことありますか!?』)
ちなみに、モカと3人でホテル街を歩くときは熟女と半熟の風俗嬢と、ふたりを連れた元締めかはべらしてる熟女好きの3人組みと想像して遊んでた^^
それでも圧倒的に多いのは『夫婦』。
旅先でも飲み屋でも、それ相応の年齢の二人連れだからそりゃあいちおう夫婦だよね。
妻側のわたしから『好き好きオーラ』出まくりで、ちょっと夫婦にしてはラブラブ過ぎに見えるかもしれないけど(夫婦でも好き好きオーラでいられる自信あるけど^^)、まあ仲睦まじいことはいいことだよね^^
一度那智さんのお仕事で家具を購入することがあった。
その家具の種類や配置などなども知っていたから見て回りながら一緒に吟味したり、楽しかった。
そんな様子もきっと家の家具を選ぶ『夫婦』なんだろうな〜と不謹慎かもしれないけれど、幸せな気分を味わっていた。
もちろん周囲が『ご夫婦ですか』なんて聞いてくるわけじゃないけれど、わたしたちにとってごく自然に夫婦然としていられるのは、とても幸せなこと。
だからTPOに合わせてだけど、その夫婦気分を時々味わっている。
相談されたり、冗談を言ったり、那智さんを立てたり、妻づらしてご満悦のわたしなのだ。
那智さんの携帯が壊れた。
というか、壊した。
バイクでひいたのだ^^;
ちなみに、なぜだか知らないけど那智さんの携帯はよく壊れる。
これで多分四代目か五代目。
大事なものはとても大事にするし、大事なものだから乱暴にもする。
その辺のバランスが那智さんらしいけど、これはまあ別のお話で^^
ショップに同行することになった。
この日はお仕事場のオフィス街、わたしの服装はめずらしく膝下のフワッとしたロングスカートでちょっとコンサバ。
これはオフィス街でも『部下』じゃないだろう。
ということで、旦那様に会いに来た妻と勝手に想定。
ショップのカウンターでちょっと妻づら^^
とても頭のいい店員さんで、こちらの質問の意図をちゃんと理解してちゃんと答えてくれる。
最初は那智さんと店員さんのやり取りだったけど、なんとなくその気持ちのいい接客の場を味わいたくて、ちょこちょこ会話に参加してみた。
「この携帯を使い出してどれくらい経ってますか?」
なーんて、まるで身内のような質問したり。
店員さんの説明に那智さんが一瞬理解できずにいるのを、補足説明してみたり。
料金の計算にサッとわたしの携帯の電卓を取り出してできる妻ぶったり。
那智さんのほうも無意識でしょうけれど『○○はいつだったけ?』みたいに内輪にしかわからないことを確認して、身内感にホクホク(笑)
こんな些細なことでも『社会性』を満喫してご満悦だった。
料金プランの見直しや分割後の月々の支払い金額の確認などをしているとき、那智さんが冗談まじりに
「あんまり料金に差が出ちゃうと『カミさん』にバレちゃうから(笑)」と。
えええ〜!?カミさん?
じゃあ、隣りにいるわたしは、『なにさん』!?
妻づらしていたわたしはこの先『なにさん』でればいいの〜〜!?
突然、あわあわ。
愛人面?いや、確かにそういうような立場だけど、堂々とするのもいかがなものか、だし。
しかもコンサバな服装がリアルに不倫っぽくて居心地悪い。
もう散々好き好きオーラ出しちゃっているからいまさら部下っぽくもできない。
いきなり路線変更することもできずに手に変な汗をかいて、あわあわ。
店員さんが離席したすきに。
「那智さん、カミさんがここにいないなら、わたし、なに!?(笑)」
「あはは、わざと言ったんだよ。いつも夫婦っぽいの楽しんでるから、たまにはわけわからなくしても面白いだろ?(笑)」
「もう、那智さん、どうしようかと思いましたよ〜;;」
「うん、りん子、慌てるだろうなと思ってさ(笑)」
もう!!那智さんったら、遊んでる!!
今日が特別妻気分でノリノリだったわけじゃない。
だけど、ちょっと久しぶりに『夫婦』なシチュエーションだったから、たしかにご満悦だった。
それを知ってか知らずか。
那智さんは、店員さんとのやり取りがよい気分だったので『尻に敷かれる旦那さん』図を冗談で楽しもうとしたらしい。
で、りん子が隣りにいるから一瞬やめようと思ったそうだ。
でも、待て、りん子の前でだから面白さが増すと思い直して言ったのだ。
ご満悦のわたしをあわあわさせて楽しもうと^^;
まったく、もう、わたしを喜ばせたいと思うのに、いい気分でいると落としたくなるんだから。
悪趣味の天の邪鬼〜〜〜〜;;
結局妻面でもいられず、よくわからない謎のポジションのわたし。
いつも那智さんのジェットコースターで『ひゃあひゃあ』させられるわたしは変な汗をかきながらも、幸せ…です(笑)
しょうがないから、開き直って妻っぽいけど愛人づらで押し通すのでした^^;
那智さんと一緒にいろんなところに行く。
街もホテルも山もご飯もお酒も、昼も夜も。
寄り添ったり腕を組んだり、ときどき四つん這いだったり(笑)
そんなとき、わたしたちはどんな関係に見られるだろう。
その時々で、どんなふうに見られるかを楽しんでる。
ホテル街では不倫のカップル?
ちょっと派手な服装のときは、うふふ商売女性に見られるかもと、恥ずかしながらちょっとウキウキ。
オフィス街で、那智さんの仕事のお供で銀行に行ったり買い物にお付き合いしたりするときは、部下。
お買い物の相談に乗ったりして部下気分を楽しむ^^
一度背中が大胆に開いたドレスを着てストライプのスーツに身を包んだ那智さんと繁華街を闊歩したときは、どう見ても堅気の人間には見えなかったはず。
居酒屋の客引きの男の子たちがわたしたちには声をかけてくれなかったから、きっとこれからお仕事のキャバ嬢と黒服?とかに見えたのだろう。
堂々と胸を張り、そんな視線を楽しんだ。
(このドレス^^『ヌーブラ付けたことありますか!?』)
ちなみに、モカと3人でホテル街を歩くときは熟女と半熟の風俗嬢と、ふたりを連れた元締めかはべらしてる熟女好きの3人組みと想像して遊んでた^^
それでも圧倒的に多いのは『夫婦』。
旅先でも飲み屋でも、それ相応の年齢の二人連れだからそりゃあいちおう夫婦だよね。
妻側のわたしから『好き好きオーラ』出まくりで、ちょっと夫婦にしてはラブラブ過ぎに見えるかもしれないけど(夫婦でも好き好きオーラでいられる自信あるけど^^)、まあ仲睦まじいことはいいことだよね^^
一度那智さんのお仕事で家具を購入することがあった。
その家具の種類や配置などなども知っていたから見て回りながら一緒に吟味したり、楽しかった。
そんな様子もきっと家の家具を選ぶ『夫婦』なんだろうな〜と不謹慎かもしれないけれど、幸せな気分を味わっていた。
もちろん周囲が『ご夫婦ですか』なんて聞いてくるわけじゃないけれど、わたしたちにとってごく自然に夫婦然としていられるのは、とても幸せなこと。
だからTPOに合わせてだけど、その夫婦気分を時々味わっている。
相談されたり、冗談を言ったり、那智さんを立てたり、妻づらしてご満悦のわたしなのだ。
那智さんの携帯が壊れた。
というか、壊した。
バイクでひいたのだ^^;
ちなみに、なぜだか知らないけど那智さんの携帯はよく壊れる。
これで多分四代目か五代目。
大事なものはとても大事にするし、大事なものだから乱暴にもする。
その辺のバランスが那智さんらしいけど、これはまあ別のお話で^^
ショップに同行することになった。
この日はお仕事場のオフィス街、わたしの服装はめずらしく膝下のフワッとしたロングスカートでちょっとコンサバ。
これはオフィス街でも『部下』じゃないだろう。
ということで、旦那様に会いに来た妻と勝手に想定。
ショップのカウンターでちょっと妻づら^^
とても頭のいい店員さんで、こちらの質問の意図をちゃんと理解してちゃんと答えてくれる。
最初は那智さんと店員さんのやり取りだったけど、なんとなくその気持ちのいい接客の場を味わいたくて、ちょこちょこ会話に参加してみた。
「この携帯を使い出してどれくらい経ってますか?」
なーんて、まるで身内のような質問したり。
店員さんの説明に那智さんが一瞬理解できずにいるのを、補足説明してみたり。
料金の計算にサッとわたしの携帯の電卓を取り出してできる妻ぶったり。
那智さんのほうも無意識でしょうけれど『○○はいつだったけ?』みたいに内輪にしかわからないことを確認して、身内感にホクホク(笑)
こんな些細なことでも『社会性』を満喫してご満悦だった。
料金プランの見直しや分割後の月々の支払い金額の確認などをしているとき、那智さんが冗談まじりに
「あんまり料金に差が出ちゃうと『カミさん』にバレちゃうから(笑)」と。
えええ〜!?カミさん?
じゃあ、隣りにいるわたしは、『なにさん』!?
妻づらしていたわたしはこの先『なにさん』でればいいの〜〜!?
突然、あわあわ。
愛人面?いや、確かにそういうような立場だけど、堂々とするのもいかがなものか、だし。
しかもコンサバな服装がリアルに不倫っぽくて居心地悪い。
もう散々好き好きオーラ出しちゃっているからいまさら部下っぽくもできない。
いきなり路線変更することもできずに手に変な汗をかいて、あわあわ。
店員さんが離席したすきに。
「那智さん、カミさんがここにいないなら、わたし、なに!?(笑)」
「あはは、わざと言ったんだよ。いつも夫婦っぽいの楽しんでるから、たまにはわけわからなくしても面白いだろ?(笑)」
「もう、那智さん、どうしようかと思いましたよ〜;;」
「うん、りん子、慌てるだろうなと思ってさ(笑)」
もう!!那智さんったら、遊んでる!!
今日が特別妻気分でノリノリだったわけじゃない。
だけど、ちょっと久しぶりに『夫婦』なシチュエーションだったから、たしかにご満悦だった。
それを知ってか知らずか。
那智さんは、店員さんとのやり取りがよい気分だったので『尻に敷かれる旦那さん』図を冗談で楽しもうとしたらしい。
で、りん子が隣りにいるから一瞬やめようと思ったそうだ。
でも、待て、りん子の前でだから面白さが増すと思い直して言ったのだ。
ご満悦のわたしをあわあわさせて楽しもうと^^;
まったく、もう、わたしを喜ばせたいと思うのに、いい気分でいると落としたくなるんだから。
悪趣味の天の邪鬼〜〜〜〜;;
結局妻面でもいられず、よくわからない謎のポジションのわたし。
いつも那智さんのジェットコースターで『ひゃあひゃあ』させられるわたしは変な汗をかきながらも、幸せ…です(笑)
しょうがないから、開き直って妻っぽいけど愛人づらで押し通すのでした^^;
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