NUDE7
独特な幸福感
階段が終わり、再びスタジオに戻り、次のシーンの準備をしているあたりで那智さんが戻ってきた。
なんとなく、さっきまでの不思議な一体感と高揚がじゃっかんバツの悪い感じをカメラマンとわたしから醸し出しているような気もするし、撮影にこなれてきた『その気』がまた恥ずかしいに負けちゃうような感じもしているけど、やっぱり、わたしとしてはすごーーーーーくうれしい、安心する。
カメラマンがモニターに映し出したいままの画像を那智さんに「見てください、見てください」とじゃれつく。
ここからは、下着を脱いでいき、いよいよフルヌードの撮影になる。
那智さんは荷物が置いてある一角に椅子を用意してもらって静かに雑誌に目を落とし、こちらからは見えないようにしている。
カメラマンとわたしに意識させないようにしてくれているのだ。
でも、わたしは那智さんのかまってほしくて、ブラジャーを外しては「那智さん、置いといてください」と呼んでスタジオ内に来てもらう。
カメラマンさん、やりにくいかな、ごめんね^^でも、わたし、この人のことが大好きなの^^
全部下着を外して裸になった。
人前で裸になる恥ずかしさはなくならないのだけど、だんだんカメラの前で自然に振る舞うことには慣れてきたように思う。
その気と恥ずかしいの浮き沈み。
用意されたベッドにはふさふさのケットがかかっていて肌触りが気持ちいい。
寝転がり、大きく息を吐き、なんだか撮影の緊張から解放されたようだ。
やはり最初のうちは照れ笑いになちゃうんだけど、それでも後半はずいぶんリラックスして自然に体を躍らせカメラを見ながら何か違うものを見ている不思議な世界を漂っていた。
階段のシーンが一番の高揚だったとしたら、フルヌードのときは心地よい漂いだった。
その後、もう一度、今度は可愛いヴァージョン。
ひらひらのベビードールに白のニーハイソックスにピンクのパンプス。
さらには、そこに首輪とリードをつけて、わんこ風。
まあ、ここは似たような描写になっちゃうから割愛いたしますが(笑)
ひとつだけ心残りなことがあった。
首輪にリードをつけたわんこ風のとき、リードからの視線を撮りたかったのだと思うけど、カメラマンがリードの先を持ってシャッターを切り出したのだ。
これが、もー、いやでいやでしょうがなかった!!(笑)
リードの先は那智さんしか持っちゃいけないのに!!
那智さん、那智さん、リード持たれちゃってます!!!!!
これは撮影、この人はカメラマン、目的はいい写真、一生懸命自分に言い聞かせるけど、もう、心の中では那智さん呼びまくり^^;
案の定、出来上がった写真のそのシーンだけは人相が変わっていた(笑)
那智さんは「いやそうな表情が撮れてよかった」と笑ってくれているけど、わたしは残念。
那智さんに持ってもらえばよかったと、ちょっぴり後悔しています。
さて、時間もオーバーして、そろそろ撮影も終了が近づいてきた。
これは前もってお願いしていたのだけど、少ない枚数でいいので那智さんとふたりの写真も撮ってもらうことになっていた。
スーツ姿の那智さんと下着にリードのわたしが並んでベッドに腰かけリードを那智さんに持ってもらうシーン。
ああ、幸せ。
那智さんの体に抱きついて、わたしの心はおおはしゃぎ。
那智さん、終止照れまくり。
あまりに表情が固まっていたのだろう。
さっきまで「りん子ちゃん、体に触れてみて」「ゆっくり顔を向けてりん子ちゃん」と親しげに呼びかけていたカメラマンさんが、とうとう「那智さん、こっち見て、那智さん、笑って、那智さん、那智さん!!」と子どもをあやすような、ちょっぴりやけくそな声で那智さんを連呼。
これにはわたしたちも楽しくなって大笑い。
本当にカメラマンさんには感謝。
こうして、数日間の準備と半日かけて撮影は終了。
陽の高いうちにスタジオ入りしたけれど、すでに外は夜になっていた。
スタジオの照明が明るかったから、タイムワープしたような、狐につままれたような不思議な錯覚を憶える。
興奮冷めやらぬままキレイさんのメイクのまま、近くの中華屋へ。
なかなか味わえない高揚感とともにいただいたビールはたまらなくおいしく、上機嫌だった。
さて、この撮影話は後日談があります。
それは選別作業の醍醐味!!
そこまで書いて終了です。
あと1回、お付き合いくださいませ!!
「等式」感想です。撮影途中、帰ってきた時は浮気の現場を押さえたような、不能になった私がりん子に男をあてがったような、微妙な雰囲気は面白かったです。喜ぶ、りん子の顔を見て私も安心しました。最後のりん子と私の撮影は爆笑のネタです、どの写真も金太郎飴になっていて、カメラマンが叫ぶのも当然理解できます。ああ、恥ずかしい。
階段が終わり、再びスタジオに戻り、次のシーンの準備をしているあたりで那智さんが戻ってきた。
なんとなく、さっきまでの不思議な一体感と高揚がじゃっかんバツの悪い感じをカメラマンとわたしから醸し出しているような気もするし、撮影にこなれてきた『その気』がまた恥ずかしいに負けちゃうような感じもしているけど、やっぱり、わたしとしてはすごーーーーーくうれしい、安心する。
カメラマンがモニターに映し出したいままの画像を那智さんに「見てください、見てください」とじゃれつく。
ここからは、下着を脱いでいき、いよいよフルヌードの撮影になる。
那智さんは荷物が置いてある一角に椅子を用意してもらって静かに雑誌に目を落とし、こちらからは見えないようにしている。
カメラマンとわたしに意識させないようにしてくれているのだ。
でも、わたしは那智さんのかまってほしくて、ブラジャーを外しては「那智さん、置いといてください」と呼んでスタジオ内に来てもらう。
カメラマンさん、やりにくいかな、ごめんね^^でも、わたし、この人のことが大好きなの^^
全部下着を外して裸になった。
人前で裸になる恥ずかしさはなくならないのだけど、だんだんカメラの前で自然に振る舞うことには慣れてきたように思う。
その気と恥ずかしいの浮き沈み。
用意されたベッドにはふさふさのケットがかかっていて肌触りが気持ちいい。
寝転がり、大きく息を吐き、なんだか撮影の緊張から解放されたようだ。
やはり最初のうちは照れ笑いになちゃうんだけど、それでも後半はずいぶんリラックスして自然に体を躍らせカメラを見ながら何か違うものを見ている不思議な世界を漂っていた。
階段のシーンが一番の高揚だったとしたら、フルヌードのときは心地よい漂いだった。
その後、もう一度、今度は可愛いヴァージョン。
ひらひらのベビードールに白のニーハイソックスにピンクのパンプス。
さらには、そこに首輪とリードをつけて、わんこ風。
まあ、ここは似たような描写になっちゃうから割愛いたしますが(笑)
ひとつだけ心残りなことがあった。
首輪にリードをつけたわんこ風のとき、リードからの視線を撮りたかったのだと思うけど、カメラマンがリードの先を持ってシャッターを切り出したのだ。
これが、もー、いやでいやでしょうがなかった!!(笑)
リードの先は那智さんしか持っちゃいけないのに!!
那智さん、那智さん、リード持たれちゃってます!!!!!
これは撮影、この人はカメラマン、目的はいい写真、一生懸命自分に言い聞かせるけど、もう、心の中では那智さん呼びまくり^^;
案の定、出来上がった写真のそのシーンだけは人相が変わっていた(笑)
那智さんは「いやそうな表情が撮れてよかった」と笑ってくれているけど、わたしは残念。
那智さんに持ってもらえばよかったと、ちょっぴり後悔しています。
さて、時間もオーバーして、そろそろ撮影も終了が近づいてきた。
これは前もってお願いしていたのだけど、少ない枚数でいいので那智さんとふたりの写真も撮ってもらうことになっていた。
スーツ姿の那智さんと下着にリードのわたしが並んでベッドに腰かけリードを那智さんに持ってもらうシーン。
ああ、幸せ。
那智さんの体に抱きついて、わたしの心はおおはしゃぎ。
那智さん、終止照れまくり。
あまりに表情が固まっていたのだろう。
さっきまで「りん子ちゃん、体に触れてみて」「ゆっくり顔を向けてりん子ちゃん」と親しげに呼びかけていたカメラマンさんが、とうとう「那智さん、こっち見て、那智さん、笑って、那智さん、那智さん!!」と子どもをあやすような、ちょっぴりやけくそな声で那智さんを連呼。
これにはわたしたちも楽しくなって大笑い。
本当にカメラマンさんには感謝。
こうして、数日間の準備と半日かけて撮影は終了。
陽の高いうちにスタジオ入りしたけれど、すでに外は夜になっていた。
スタジオの照明が明るかったから、タイムワープしたような、狐につままれたような不思議な錯覚を憶える。
興奮冷めやらぬままキレイさんのメイクのまま、近くの中華屋へ。
なかなか味わえない高揚感とともにいただいたビールはたまらなくおいしく、上機嫌だった。
さて、この撮影話は後日談があります。
それは選別作業の醍醐味!!
そこまで書いて終了です。
あと1回、お付き合いくださいませ!!
「等式」感想です。撮影途中、帰ってきた時は浮気の現場を押さえたような、不能になった私がりん子に男をあてがったような、微妙な雰囲気は面白かったです。喜ぶ、りん子の顔を見て私も安心しました。最後のりん子と私の撮影は爆笑のネタです、どの写真も金太郎飴になっていて、カメラマンが叫ぶのも当然理解できます。ああ、恥ずかしい。
COMMENT
あああああ…リード持たれちゃ抵抗しちゃいますね。
階段の写真と、この写真が好きです^^
3枚見比べてみると、やはり心情が写真に出てる気がします♪
後日談も楽しみにしてますよ♪
階段の写真と、この写真が好きです^^
3枚見比べてみると、やはり心情が写真に出てる気がします♪
後日談も楽しみにしてますよ♪
リード、ホントに抵抗感ありまくりでした^^;
笑っていても表情硬くて、ヘン(笑)
今回の写真は顔が隠れているものと、乳首見せてないもの(乳首、見せるの恥ずかしい^^;)から選んだので、そのシーンの雰囲気にドンピシャではないかもしれませんが、やっぱり心情が表れているとしたら、感じ取っていただけてうれしいです♪
心は表に出るのだと改めて思うと面白いですね^^
笑っていても表情硬くて、ヘン(笑)
今回の写真は顔が隠れているものと、乳首見せてないもの(乳首、見せるの恥ずかしい^^;)から選んだので、そのシーンの雰囲気にドンピシャではないかもしれませんが、やっぱり心情が表れているとしたら、感じ取っていただけてうれしいです♪
心は表に出るのだと改めて思うと面白いですね^^