ピアス2
独特な幸福感
朝からお会いして、いつも通りに過ごす。
鞭、ダイエットの話、那智さんの仕事でちょっとトラブル、マッサージやお昼寝、なんだか、まったく落ち着いている^^;
ヘタしたら忘れている瞬間さえあるほどだ。
そろそろ着替えて支度する時間。
最後に一度洗ってきますね〜
ほら、歯医者さんに行く前に歯を磨くでしょ?
それと同じ思考回路の妙なマナー意識に、いやいや、いくら気取っても、そこにピアスだからね^^;と自らツッコミたくなりながら神妙な面持ちでキレイにして、いざ、クリニックへ!!
電車に乗って二駅。
なぜ、わたしがこんなに落ち着いているか、ひとつ大きな理由がある。
那智さんが予約してくれたクリニックは施術の際に麻酔をしてくれるのだ。
だから、穴を空けるとき痛くない!!
これはとんでもない安心感をくれた。
那智さん自らの手でとか痛みに耐えてこそ、なんて殊勝な気持ちはない(笑)
痛いのはイヤだもん!!
サクッと終わってくれたほうがどれだけいいか。
そんなこともあってなかなか落ち着いていたので、那智さんも余裕で楽しめると思ったのか、徐々に脅かしモードになっていく。
どーする〜?ピアスだよ〜
俺が一緒にいられたら、先生に「濡れてません?」って聞いてもいい?
と脅しと羞恥責めかと思えば、
『がしゃーん』
いやいや、針刺すだけだから、そんな重機音しませんって(笑)
『ドドドドドド』
だから、電動ドリル音もしませんって(笑)
『ぶす〜〜〜』
あはは、それは一番近いかも!?
なんか無理矢理脅しモードの那智さんもたのしい!!
そんなトホホの中
痛いよ〜
と脅す那智さんへ
だって、麻酔するんですよね?
だから、痛くないですよ^^
余裕のわたし
そこに
じゃあ、その麻酔が痛いよ〜〜
と追い打ち
はっ!!!!
あれ?なんでわたしそこ見えてなかったんだろう!?
麻酔って針刺すの?(刺すよね^^;)
いや、だとしても、施術を痛くさせないための麻酔が施術より痛いわけないですよね
だったら、麻酔する意味ないもん
だから、痛いっていったってせいぜい『ちく』くらいですよ!!
徐々にビビりはじめるわたしに、ここぞとばかり
だって、針刺すんだよな、あの辺に(笑)
ひーーー、ちょっと待って、頼みの綱だった麻酔さんにこの期に及んで裏切られるとは!!
あなたが痛いんだったら、意味ないじゃん!!
いや、待て、なんか塗るくらいかもしれないよね。
ほら、痺れ薬みたいなの、それで感覚鈍らせてっていうのを医療機関っぽく『麻酔』ってしているだけかもしれないし、塗るなら、ぜんぜん痛くないもんね!!
なんか塗るのかもしれませんよ
苦し紛れの言葉に「それはありかもな〜」と引き下がってくれた。
でも、これをきっかけにわたしの心はどんどん『怖い』ほうに傾いていく。
そうこうしているうちに下車駅に到着。
どうしよう、いきなり現実味…。
那智さんの脅しモードと『あとは徒歩』な状態に、昨日からの落ち着きはどこへやらな感じになってきた。
あれ?とふと我に返る。
今日はこのあとのディナーのためにおしゃれしていたのだけど、それが無駄に気合いなことに、いまさらながら気づく。
ああ、これ、あまりに場違い
那智さん、イヤリング、外します^^;
そういって耳からイヤリングを外した。
地下鉄から地上に上がり、地図を確認する那智さんについていく。
夕暮れ前の街。
じつは、ここは『NUDE』のスタジオがある街だ。
まさか、ここにピアスを空けにくるとは思ってもみなかった、昨日からのトントン拍子に不思議な気持ち。
この道まっすぐ。
すでにビビりモードになっているわたし、「怖い、怖い」をくり返していたところ
そろそろ脅かすのおしまいにしてあげるね
ちゃんと医療機関だし、大丈夫だから、安心してね
あ、あの上だね
と目的のビルを指す。
ああ、神様、仏様、万事休すな気持ちでビルを見上げる。
否応なく迫り来る緊張感。
徐々に楽しむ余裕はなくなってくる。
でも、こういうふうに明確に切り替えてくれるのは那智さんらしくてうれしい。
脅されたり、優しくされたり、すでに那智さんによってジェットコースターなわたし。
これから更なるジェットコースター状態が待ち受けていたのだった!!
こういう細々した会話やエピソードをいちいち書くから長くなっちゃうんですよね〜^^;
まだまだお付き合いくださいませ^^
<関連エントリー>
NUDE123456789
「等式」感想です。感性豊かなりん子が良いのだろうな。脅かしてもシラッとしていたらつまらないからな~。 でも、やり過ぎて怒られかかったエントリーもあったな~(笑)ケアーが必要なピアスだったので少し心配でした。
朝からお会いして、いつも通りに過ごす。
鞭、ダイエットの話、那智さんの仕事でちょっとトラブル、マッサージやお昼寝、なんだか、まったく落ち着いている^^;
ヘタしたら忘れている瞬間さえあるほどだ。
そろそろ着替えて支度する時間。
最後に一度洗ってきますね〜
ほら、歯医者さんに行く前に歯を磨くでしょ?
それと同じ思考回路の妙なマナー意識に、いやいや、いくら気取っても、そこにピアスだからね^^;と自らツッコミたくなりながら神妙な面持ちでキレイにして、いざ、クリニックへ!!
電車に乗って二駅。
なぜ、わたしがこんなに落ち着いているか、ひとつ大きな理由がある。
那智さんが予約してくれたクリニックは施術の際に麻酔をしてくれるのだ。
だから、穴を空けるとき痛くない!!
これはとんでもない安心感をくれた。
那智さん自らの手でとか痛みに耐えてこそ、なんて殊勝な気持ちはない(笑)
痛いのはイヤだもん!!
サクッと終わってくれたほうがどれだけいいか。
そんなこともあってなかなか落ち着いていたので、那智さんも余裕で楽しめると思ったのか、徐々に脅かしモードになっていく。
どーする〜?ピアスだよ〜
俺が一緒にいられたら、先生に「濡れてません?」って聞いてもいい?
と脅しと羞恥責めかと思えば、
『がしゃーん』
いやいや、針刺すだけだから、そんな重機音しませんって(笑)
『ドドドドドド』
だから、電動ドリル音もしませんって(笑)
『ぶす〜〜〜』
あはは、それは一番近いかも!?
なんか無理矢理脅しモードの那智さんもたのしい!!
そんなトホホの中
痛いよ〜
と脅す那智さんへ
だって、麻酔するんですよね?
だから、痛くないですよ^^
余裕のわたし
そこに
じゃあ、その麻酔が痛いよ〜〜
と追い打ち
はっ!!!!
あれ?なんでわたしそこ見えてなかったんだろう!?
麻酔って針刺すの?(刺すよね^^;)
いや、だとしても、施術を痛くさせないための麻酔が施術より痛いわけないですよね
だったら、麻酔する意味ないもん
だから、痛いっていったってせいぜい『ちく』くらいですよ!!
徐々にビビりはじめるわたしに、ここぞとばかり
だって、針刺すんだよな、あの辺に(笑)
ひーーー、ちょっと待って、頼みの綱だった麻酔さんにこの期に及んで裏切られるとは!!
あなたが痛いんだったら、意味ないじゃん!!
いや、待て、なんか塗るくらいかもしれないよね。
ほら、痺れ薬みたいなの、それで感覚鈍らせてっていうのを医療機関っぽく『麻酔』ってしているだけかもしれないし、塗るなら、ぜんぜん痛くないもんね!!
なんか塗るのかもしれませんよ
苦し紛れの言葉に「それはありかもな〜」と引き下がってくれた。
でも、これをきっかけにわたしの心はどんどん『怖い』ほうに傾いていく。
そうこうしているうちに下車駅に到着。
どうしよう、いきなり現実味…。
那智さんの脅しモードと『あとは徒歩』な状態に、昨日からの落ち着きはどこへやらな感じになってきた。
あれ?とふと我に返る。
今日はこのあとのディナーのためにおしゃれしていたのだけど、それが無駄に気合いなことに、いまさらながら気づく。
ああ、これ、あまりに場違い
那智さん、イヤリング、外します^^;
そういって耳からイヤリングを外した。
地下鉄から地上に上がり、地図を確認する那智さんについていく。
夕暮れ前の街。
じつは、ここは『NUDE』のスタジオがある街だ。
まさか、ここにピアスを空けにくるとは思ってもみなかった、昨日からのトントン拍子に不思議な気持ち。
この道まっすぐ。
すでにビビりモードになっているわたし、「怖い、怖い」をくり返していたところ
そろそろ脅かすのおしまいにしてあげるね
ちゃんと医療機関だし、大丈夫だから、安心してね
あ、あの上だね
と目的のビルを指す。
ああ、神様、仏様、万事休すな気持ちでビルを見上げる。
否応なく迫り来る緊張感。
徐々に楽しむ余裕はなくなってくる。
でも、こういうふうに明確に切り替えてくれるのは那智さんらしくてうれしい。
脅されたり、優しくされたり、すでに那智さんによってジェットコースターなわたし。
これから更なるジェットコースター状態が待ち受けていたのだった!!
こういう細々した会話やエピソードをいちいち書くから長くなっちゃうんですよね〜^^;
まだまだお付き合いくださいませ^^
<関連エントリー>
NUDE123456789
「等式」感想です。感性豊かなりん子が良いのだろうな。脅かしてもシラッとしていたらつまらないからな~。 でも、やり過ぎて怒られかかったエントリーもあったな~(笑)ケアーが必要なピアスだったので少し心配でした。
COMMENT
りん子さん
こうゆう細々して会話がこちら側も
恐怖やどきどきを助長させられて
臨場感が沸くのですよ~~
読みながら、「りん子さん麻酔の針が痛いンじゃないの??」「ほらそうでしょ~~気が付くの遅いよ~~」とか思いながら読んでます
(^^;
こうゆう細々して会話がこちら側も
恐怖やどきどきを助長させられて
臨場感が沸くのですよ~~
読みながら、「りん子さん麻酔の針が痛いンじゃないの??」「ほらそうでしょ~~気が付くの遅いよ~~」とか思いながら読んでます
(^^;
ここさん
ありがとう〜^^
『等式』を楽しんでくださる人はここさんのようにこの細々を楽しめる余裕のある人だと思います^^
臨場感、楽しんでね〜。
そうなのよ^^;
麻酔の痛いの、なんていうか、無意識に目を逸らしていたみたいなんです。
我ながら、とほほ(笑)
ありがとう〜^^
『等式』を楽しんでくださる人はここさんのようにこの細々を楽しめる余裕のある人だと思います^^
臨場感、楽しんでね〜。
そうなのよ^^;
麻酔の痛いの、なんていうか、無意識に目を逸らしていたみたいなんです。
我ながら、とほほ(笑)