マグマ1
非日常的な日常
2、3日前から宣言されていた。
テンション高いよ〜(笑)
いっぱい可愛がってあげるね〜
大きなイベントが終わったからかそれ以外の要因か、とにかくテンションが高いらしい。
『那智さん大暴走』の感想に書いてあったけど、痛いことでも露出でも単にセックスでも、とにかくすごくなることがある。
ひとつはアルコールが入っているとき、その行為をアルコールが入った勢いで怒濤のどこく繰り広げることを楽しんでいる状態。
もうひとつは『それがしたい』という欲求が高まるとき。
おそらく、那智さんにとって後者のほうが純粋な内なるマグマ、どうしてもしたいことなのだと思う。
そして、マグマを抱えた那智さんはやはり、何かしらの性癖を抱えた人が発する狂気のようなものを感じるのだ。
そういう狂気を(笑)マークつけて楽しませてくれるのが那智さん。
わたしは怖々と、でも、その狂気に触れる恍惚を想像して数日間を過ごした。
尻尾か首輪にリードか、【どこでもわんこ】か何かしらのわんこ関係はやるつもりのよう。
本当に、わんこは幸せだけど、幸せだけど、本当に勇気がいる。
いつどのタイミングでわんこの指示が出されるか、飼い主の命令を期待とわずかな怯えの表情で見上げる犬のような気持ちで待ち合わせ場所で合流した。
待ち合わせをしてからいつも朝ご飯代わりの和食屋さんでうどんをいただく。
この日もそうだった。
席についたら、まず
首輪。
差し出された首輪をつける。
続いて
尻尾、つける?
とカバンから尻尾を出そうとした。
この日は黒のタイトミニを履いていたので、そこから出ている尻尾はとても目立つ。
ものすごくためらうので、それを伝える。
どうやらそれは納得していただけたようで、それ以上にはならなかった。
今日はここで食べるんだよ
と床に視線を落とす。
ああ、ただここでわんこになるだけじゃないんだ。
わんこになって食べるのですか?
うん
ここで?
そう
人が来てもそのままだよ
こういうときの那智さんは、本当に穏やかだ。
穏やかに微笑みながらうれしそうに話す。
でも、わたしは諦めるのだ、有無を言わせぬ迫力にぜったいにやるという覚悟を感じて。
わんこはわたしたちにとって、とても重要な行為のひとつだ。
刺激とかスパイスとは違う、ちょっと大げさに言えば豊かに生きている実感に近いものがある。
互いにとって『どうしてもやりたいこと』なのだ。
人のいるところで女を四つん這いにさせる、させる側も相当腹を括らないといけないもの。
それでもやりたいという欲求は大きな大きなマグマとなってグラグラと那智さんの中で煮えたぎっているはずだ。
それを穏やかさで覆っている迫力。
わたしはその迫力に触れるたびに、諦めと恍惚に襲われるのだ。
でも、食べるの大変だから、少なくなるまで待ってあげるね
小うどんのまだ2割しか減ってない器を見て、やさしい那智さんはそういう。
本当はものすごくためらう行為のはずなのに、わんこの幸せを知ってしまっているわたしはこの宣告でいろんなものを諦める。
変態行為を受けいてること、変態行為を行うこと、そして変態行為で幸福を感じる常識を手放すこと。
幸福に諦める。
半分こしたかき揚げをゆっくり食べる。
きっとかき揚げを食べ終わるまではわんこにしないおつもりだ、犬食いするにはかき揚げは食べにくいからね。
すこしでもうどんの量を減らして食べることに苦労しないように画策していることが那智さんにも気づかれて、笑われる。
本当はわんこ、幸せなクセに臆病な気持ちや正常でいたい心理がこんな引き延ばし作戦をさせているのだ。
きっと、那智さんもそれがわかって、笑っている。
覚悟を決めてかき揚げの最後の欠片を口に運んだ。
目の前の器を那智さんが取り上げ、自分の足下に置く(紙ナプキンを敷いて^^)
はい、どうぞ
向かい合う椅子から体を低くすべらせ、那智さんの足下で四つん這いになる。
どうか、誰も来ませんように。
見られたいという願望があることは否定しないけど、でも、それを積極的に願うのことはためらう。
遠くで人の気配がするだけで充分、わたしは那智さんのわんこだと幸福に浸れるから、それで満足だ。
那智さんの太ももにおでこの上辺りを押当てる。
犬を撫でるように、すこし乱暴に頭、首筋、背中と撫でてくれる。
食べな
首筋をトンとされた(と思う)
床についた両手の間にあるどんぶりに顔を沈める。
口をすぼめ、うどんをすする。
髪がかかって、つゆで毛先が濡れる。
ずずずとすすると口の周りも濡れる。
でも、わんこはそんなことは気にしない。
夢中でうどんをすする。
その間も、ずっと強くやさしく撫でてくれている。
髪と口の周りを汚しても、そのままでいられる自分がいとおしい。
那智さんの手のひらがそのわたしを肯定してくれているからだ。
すこし、怯えて腰が下がってしまっているけど、四つん這いで那智さんの足下でわんこになってお食事をすることが幸せでしかたがない。
人の気配が耳に届いているはずなんだけど、それがこちらに向かっているのか、危険なのか、分析する能力は回路が切れているから、わからない。
早く食べてしまわないとと思う気持ちを名残惜しい気持ちの両方で、無我夢中でうどんを食べた。
全部食べ終わり、終わったことをお知らせするために頭を上げる。
はい、いいよ
最後にもう一度首筋を撫でてくれて、立ち上がる。
べちょべちょになった口の周りを紙ナプキンで拭いてくれた。
床に置いた器から四つん這いで犬食いする行為に一点の屈辱も感じないのは、わたしのその姿が那智さんにとっていとおしいものだと知っているから、それがわたしの自己愛を後押ししてくれているから。
何者でもない、那智さんだけのわたしでいられることは、とても幸福な時間だ。
<関連エントリー>
どこでもわんこ
『飼い主の目、犬の目』
ご飯シリーズ
『一緒にご飯1 2』
『わんこと汚されたい1 2』
『朝ご飯』
「等式」感想です。私が、りん子の言うマグマが溜まっている時は基本、静かで、和やかですよ。迷いがあったり、テンションの上がり方が低い程、私が「ワーワー」言っているかもしれません。それは、きっと自分の言葉で自分の気持ちを鼓舞しているのかもしれないなと思いました。
ここ数年、余裕の感じで、丁寧に色々な行為を行っているが、先日、少しだけ、乱暴にりん子を扱った。新鮮で良かった。むしゃぶりつき、釦が弾けるような雰囲気でりん子を明日、抱きたいと思う。「鞭を打つ」時などは例外ですよ~(笑)と、言いつつ、基本丁寧に鞭も打っていると思う。
後日談^^
ニットワンピを着ていったので、ボタンは引きちぎっていただけませんでした。
強引な感じで萌えだったのですけど、残念(笑)
2、3日前から宣言されていた。
テンション高いよ〜(笑)
いっぱい可愛がってあげるね〜
大きなイベントが終わったからかそれ以外の要因か、とにかくテンションが高いらしい。
『那智さん大暴走』の感想に書いてあったけど、痛いことでも露出でも単にセックスでも、とにかくすごくなることがある。
ひとつはアルコールが入っているとき、その行為をアルコールが入った勢いで怒濤のどこく繰り広げることを楽しんでいる状態。
もうひとつは『それがしたい』という欲求が高まるとき。
おそらく、那智さんにとって後者のほうが純粋な内なるマグマ、どうしてもしたいことなのだと思う。
そして、マグマを抱えた那智さんはやはり、何かしらの性癖を抱えた人が発する狂気のようなものを感じるのだ。
そういう狂気を(笑)マークつけて楽しませてくれるのが那智さん。
わたしは怖々と、でも、その狂気に触れる恍惚を想像して数日間を過ごした。
尻尾か首輪にリードか、【どこでもわんこ】か何かしらのわんこ関係はやるつもりのよう。
本当に、わんこは幸せだけど、幸せだけど、本当に勇気がいる。
いつどのタイミングでわんこの指示が出されるか、飼い主の命令を期待とわずかな怯えの表情で見上げる犬のような気持ちで待ち合わせ場所で合流した。
待ち合わせをしてからいつも朝ご飯代わりの和食屋さんでうどんをいただく。
この日もそうだった。
席についたら、まず
首輪。
差し出された首輪をつける。
続いて
尻尾、つける?
とカバンから尻尾を出そうとした。
この日は黒のタイトミニを履いていたので、そこから出ている尻尾はとても目立つ。
ものすごくためらうので、それを伝える。
どうやらそれは納得していただけたようで、それ以上にはならなかった。
今日はここで食べるんだよ
と床に視線を落とす。
ああ、ただここでわんこになるだけじゃないんだ。
わんこになって食べるのですか?
うん
ここで?
そう
人が来てもそのままだよ
こういうときの那智さんは、本当に穏やかだ。
穏やかに微笑みながらうれしそうに話す。
でも、わたしは諦めるのだ、有無を言わせぬ迫力にぜったいにやるという覚悟を感じて。
わんこはわたしたちにとって、とても重要な行為のひとつだ。
刺激とかスパイスとは違う、ちょっと大げさに言えば豊かに生きている実感に近いものがある。
互いにとって『どうしてもやりたいこと』なのだ。
人のいるところで女を四つん這いにさせる、させる側も相当腹を括らないといけないもの。
それでもやりたいという欲求は大きな大きなマグマとなってグラグラと那智さんの中で煮えたぎっているはずだ。
それを穏やかさで覆っている迫力。
わたしはその迫力に触れるたびに、諦めと恍惚に襲われるのだ。
でも、食べるの大変だから、少なくなるまで待ってあげるね
小うどんのまだ2割しか減ってない器を見て、やさしい那智さんはそういう。
本当はものすごくためらう行為のはずなのに、わんこの幸せを知ってしまっているわたしはこの宣告でいろんなものを諦める。
変態行為を受けいてること、変態行為を行うこと、そして変態行為で幸福を感じる常識を手放すこと。
幸福に諦める。
半分こしたかき揚げをゆっくり食べる。
きっとかき揚げを食べ終わるまではわんこにしないおつもりだ、犬食いするにはかき揚げは食べにくいからね。
すこしでもうどんの量を減らして食べることに苦労しないように画策していることが那智さんにも気づかれて、笑われる。
本当はわんこ、幸せなクセに臆病な気持ちや正常でいたい心理がこんな引き延ばし作戦をさせているのだ。
きっと、那智さんもそれがわかって、笑っている。
覚悟を決めてかき揚げの最後の欠片を口に運んだ。
目の前の器を那智さんが取り上げ、自分の足下に置く(紙ナプキンを敷いて^^)
はい、どうぞ
向かい合う椅子から体を低くすべらせ、那智さんの足下で四つん這いになる。
どうか、誰も来ませんように。
見られたいという願望があることは否定しないけど、でも、それを積極的に願うのことはためらう。
遠くで人の気配がするだけで充分、わたしは那智さんのわんこだと幸福に浸れるから、それで満足だ。
那智さんの太ももにおでこの上辺りを押当てる。
犬を撫でるように、すこし乱暴に頭、首筋、背中と撫でてくれる。
食べな
首筋をトンとされた(と思う)
床についた両手の間にあるどんぶりに顔を沈める。
口をすぼめ、うどんをすする。
髪がかかって、つゆで毛先が濡れる。
ずずずとすすると口の周りも濡れる。
でも、わんこはそんなことは気にしない。
夢中でうどんをすする。
その間も、ずっと強くやさしく撫でてくれている。
髪と口の周りを汚しても、そのままでいられる自分がいとおしい。
那智さんの手のひらがそのわたしを肯定してくれているからだ。
すこし、怯えて腰が下がってしまっているけど、四つん這いで那智さんの足下でわんこになってお食事をすることが幸せでしかたがない。
人の気配が耳に届いているはずなんだけど、それがこちらに向かっているのか、危険なのか、分析する能力は回路が切れているから、わからない。
早く食べてしまわないとと思う気持ちを名残惜しい気持ちの両方で、無我夢中でうどんを食べた。
全部食べ終わり、終わったことをお知らせするために頭を上げる。
はい、いいよ
最後にもう一度首筋を撫でてくれて、立ち上がる。
べちょべちょになった口の周りを紙ナプキンで拭いてくれた。
床に置いた器から四つん這いで犬食いする行為に一点の屈辱も感じないのは、わたしのその姿が那智さんにとっていとおしいものだと知っているから、それがわたしの自己愛を後押ししてくれているから。
何者でもない、那智さんだけのわたしでいられることは、とても幸福な時間だ。
<関連エントリー>
どこでもわんこ
『飼い主の目、犬の目』
ご飯シリーズ
『一緒にご飯1 2』
『わんこと汚されたい1 2』
『朝ご飯』
「等式」感想です。私が、りん子の言うマグマが溜まっている時は基本、静かで、和やかですよ。迷いがあったり、テンションの上がり方が低い程、私が「ワーワー」言っているかもしれません。それは、きっと自分の言葉で自分の気持ちを鼓舞しているのかもしれないなと思いました。
ここ数年、余裕の感じで、丁寧に色々な行為を行っているが、先日、少しだけ、乱暴にりん子を扱った。新鮮で良かった。むしゃぶりつき、釦が弾けるような雰囲気でりん子を明日、抱きたいと思う。「鞭を打つ」時などは例外ですよ~(笑)と、言いつつ、基本丁寧に鞭も打っていると思う。
後日談^^
ニットワンピを着ていったので、ボタンは引きちぎっていただけませんでした。
強引な感じで萌えだったのですけど、残念(笑)