すみれさん1
非日常的な日常
これから書くことは、ゲストを招くお話しの女性版です。
これを書くことは、その女性にも了承を得ています。
ただ、やはりここに書かれていることは、本当のことですが私というフィルターを通しています。
ですから、その女性のことでもその女性本人のことではないと、ご理解いただきたいと思います。
他者を交えること、そこから起こる感情に、不快感を覚えると思われるかたはスルーしてください。
また、その女性とはまだ会うに至っていませんので、すべて連続してお話しできません。
継続して、ときどきお話しすることになりますので、それもご了承くださいませ。
では、はじめます。
その女性は「すみれさん」という。
一万ヒットの感謝記念で「一緒に遊びませんか?」と募集して、それを締め切った後しばらくしてからメーッセージBOXにメッセージをくれたのだ。
「もう締め切っているけどメッセージを送ります。」
と、始まった文章には、このブログに対する共感が綴られていた。
その共感が嬉しくて、私は書かれていたアドレスにすぐ返信をした。
すみれさんは、ずいぶん前からこのブログを読んでいてくれていた。
彼女は、SMにはまったく興味はなく、その感覚は理解し難いものらしいのだけど、惹かれ合う理由などで書かれている私の性格や考えることに共感を覚えてくれて、ずっと読んでいてくれたのだ。
性的な部分のほとんどは「それは無理」と思っていたのだけど、自分に重ねて読んでいるうちに、ある時ある事柄に「感じている」ことを自覚してしまったそうだ。
それが叶えられるか、叶えたいのか、そこまで自分の成熟しているものではないけれど、私と関わりたいという気持ちが先に立ち「メッセージBOXへ」という記事が後押しになって、勇気を出してメッセージをくれたのだ。
そこから、私とすみれさんの交流が始まった。
那智さんにはすみれさんのことは話してある。
メールを抜粋してすみれさんの人となりも伝えている。
やり取りを始めてまだ間もないころ、那智さんは一言伝言を寄越した。
「いつの日か、すみれさんとりん子を目の前に並べて酒を飲むのを楽しみにしてます。」
このどうとでも取れる言葉。
その漠然とした言葉には、すみれさんもどう返事をしてよいか戸惑っただろう。
それには明確なお返事はなかった。
しばらくして、那智さんはもっとすみれさんを刺激する伝言を私に預けた。
「すみれさん、改めて、はじめまして那智です。いつもりん子がお世話になってます。すみれさんは『そんなことない』と否定なさるかもしれませんが、すみれさんはプライドの高い人と推測します。そのプライドの高いすみれさんをりん子と並べて遊べる日が来るのを楽しみにしています。」
私の伝えるやり取りで、どの程度すみれさんのプライドの高さを推測したのかわからないけど、これは彼女にとっては「驚き」と充分な「刺激」になったのではないだろうか。
「那智さんに、そう言ってもらえるのは光栄です。」と私はすみれさんから伝言された。
この時点で、私は2人の仲介役。
私を通して伝言のやり取りをしていた。
普通、大好きな人が他の女性を誘う伝言の仲介をするなんて信じられないことだろう。
やきもちで苦しくなりそうな話だ。
だけど、この時も今も、私はすみれさんに嫉妬していないのだ。
まったく嫉妬していないかと言えば、それは嘘。
複雑な心境の時もある。
そういう心境になったことも、これから書いていく予定だけど、総合して嫉妬していないのだ。
飲み屋のおねえちゃんに「いいな〜、一緒にいられて」とやきもちを焼き、電車で「あの子の服装がかわいい」と言われただけで「じゃあ、あの人と付き合えば」とわけのわからない嫉妬をして、挙げ句の果てに「そんなにいいなら、あの人に声を掛けてどこで買ったか聞いてください」なんて理不尽な八つ当たりするくせに。
なぜだろう、苦しくないのだ。
それには、3人の思惑の一致があるのだと思う。
那智さんのすみれさんに対する最初の「お誘い」は、ほんの少しすみれさんを刺激して遊んでみたいというお遊びの感覚があったかもしれない。
そのプライドを刺激する面白さと、並べたときの私の反応を楽しみたいという純粋な楽しさ。
そして、すみれさんは、性的にまだ未熟だった。
那智さんはその未熟さがまた楽しみのひとつになったのだろう。
誰でも良いわけではなく、自分たちの関係を理解してくれている人だからこそ、価値があると。
今後すみれさんがどんな風に性的な道を歩んでいくかわからない、SMをするかしないかも彼女次第。
だけど、この経験が何かの基準になればいいと思ったのだ。
「闇雲に相手を探すより、一回やってみる!?」という感じ^^;
すみれさんは、先にも書いたが性的な快感を知らない人。
多くの女性がしている「感じているフリ」をしてきて、いったことがない。
無我夢中になって感じてみたいと思っている。
私のブログを読んで、SMは嗜好になかったけど、いくつかの描写で感じる自分を自覚して「これなら夢中になれるかもしれない」と思ったのだ。
でも、現実に一歩踏み出すのは勇気がいる、それならこのブログを通して繋がり合った私たちのほうが安心して心を開けると思ってくれたのだろう。
2人の思惑は、こういう具合。
次は、私の思惑をお話しします。
これから書くことは、ゲストを招くお話しの女性版です。
これを書くことは、その女性にも了承を得ています。
ただ、やはりここに書かれていることは、本当のことですが私というフィルターを通しています。
ですから、その女性のことでもその女性本人のことではないと、ご理解いただきたいと思います。
他者を交えること、そこから起こる感情に、不快感を覚えると思われるかたはスルーしてください。
また、その女性とはまだ会うに至っていませんので、すべて連続してお話しできません。
継続して、ときどきお話しすることになりますので、それもご了承くださいませ。
では、はじめます。
その女性は「すみれさん」という。
一万ヒットの感謝記念で「一緒に遊びませんか?」と募集して、それを締め切った後しばらくしてからメーッセージBOXにメッセージをくれたのだ。
「もう締め切っているけどメッセージを送ります。」
と、始まった文章には、このブログに対する共感が綴られていた。
その共感が嬉しくて、私は書かれていたアドレスにすぐ返信をした。
すみれさんは、ずいぶん前からこのブログを読んでいてくれていた。
彼女は、SMにはまったく興味はなく、その感覚は理解し難いものらしいのだけど、惹かれ合う理由などで書かれている私の性格や考えることに共感を覚えてくれて、ずっと読んでいてくれたのだ。
性的な部分のほとんどは「それは無理」と思っていたのだけど、自分に重ねて読んでいるうちに、ある時ある事柄に「感じている」ことを自覚してしまったそうだ。
それが叶えられるか、叶えたいのか、そこまで自分の成熟しているものではないけれど、私と関わりたいという気持ちが先に立ち「メッセージBOXへ」という記事が後押しになって、勇気を出してメッセージをくれたのだ。
そこから、私とすみれさんの交流が始まった。
那智さんにはすみれさんのことは話してある。
メールを抜粋してすみれさんの人となりも伝えている。
やり取りを始めてまだ間もないころ、那智さんは一言伝言を寄越した。
「いつの日か、すみれさんとりん子を目の前に並べて酒を飲むのを楽しみにしてます。」
このどうとでも取れる言葉。
その漠然とした言葉には、すみれさんもどう返事をしてよいか戸惑っただろう。
それには明確なお返事はなかった。
しばらくして、那智さんはもっとすみれさんを刺激する伝言を私に預けた。
「すみれさん、改めて、はじめまして那智です。いつもりん子がお世話になってます。すみれさんは『そんなことない』と否定なさるかもしれませんが、すみれさんはプライドの高い人と推測します。そのプライドの高いすみれさんをりん子と並べて遊べる日が来るのを楽しみにしています。」
私の伝えるやり取りで、どの程度すみれさんのプライドの高さを推測したのかわからないけど、これは彼女にとっては「驚き」と充分な「刺激」になったのではないだろうか。
「那智さんに、そう言ってもらえるのは光栄です。」と私はすみれさんから伝言された。
この時点で、私は2人の仲介役。
私を通して伝言のやり取りをしていた。
普通、大好きな人が他の女性を誘う伝言の仲介をするなんて信じられないことだろう。
やきもちで苦しくなりそうな話だ。
だけど、この時も今も、私はすみれさんに嫉妬していないのだ。
まったく嫉妬していないかと言えば、それは嘘。
複雑な心境の時もある。
そういう心境になったことも、これから書いていく予定だけど、総合して嫉妬していないのだ。
飲み屋のおねえちゃんに「いいな〜、一緒にいられて」とやきもちを焼き、電車で「あの子の服装がかわいい」と言われただけで「じゃあ、あの人と付き合えば」とわけのわからない嫉妬をして、挙げ句の果てに「そんなにいいなら、あの人に声を掛けてどこで買ったか聞いてください」なんて理不尽な八つ当たりするくせに。
なぜだろう、苦しくないのだ。
それには、3人の思惑の一致があるのだと思う。
那智さんのすみれさんに対する最初の「お誘い」は、ほんの少しすみれさんを刺激して遊んでみたいというお遊びの感覚があったかもしれない。
そのプライドを刺激する面白さと、並べたときの私の反応を楽しみたいという純粋な楽しさ。
そして、すみれさんは、性的にまだ未熟だった。
那智さんはその未熟さがまた楽しみのひとつになったのだろう。
誰でも良いわけではなく、自分たちの関係を理解してくれている人だからこそ、価値があると。
今後すみれさんがどんな風に性的な道を歩んでいくかわからない、SMをするかしないかも彼女次第。
だけど、この経験が何かの基準になればいいと思ったのだ。
「闇雲に相手を探すより、一回やってみる!?」という感じ^^;
すみれさんは、先にも書いたが性的な快感を知らない人。
多くの女性がしている「感じているフリ」をしてきて、いったことがない。
無我夢中になって感じてみたいと思っている。
私のブログを読んで、SMは嗜好になかったけど、いくつかの描写で感じる自分を自覚して「これなら夢中になれるかもしれない」と思ったのだ。
でも、現実に一歩踏み出すのは勇気がいる、それならこのブログを通して繋がり合った私たちのほうが安心して心を開けると思ってくれたのだろう。
2人の思惑は、こういう具合。
次は、私の思惑をお話しします。