すみれさんに会う3
非日常的な日常
翌日は朝から待ち合わせ。
方向の関係で那智さんだけがすみれさんを迎えに行って、いつもの街で私と合流する。
電車の中で何かしていないか、ちょっと気になる。
メールのやり取りで、那智さんはすみれさんが露出に興味があることに気付いて指摘していたから、お外で何かしてるんじゃないか。
幸か不幸か、電車の混み具合などの判断で実行には至らなかったみたい。
まあ、何が何でも強引にする人でもないしね。
合流してからは「薬指の刺青ツアー^^」。
すみれさんが「りん子さんがわんこになるマ○○に行ってみたい」と言ったことが発端になって、私がツアーを企画したんだ。
といっても、ブログに出てきた場所を案内するだけのことなんだけど。
「ここがおむつをしておしっこをしたビルの入り口」
「ここがジャンボプリンアラモードを探し歩いたところ」
などなど、わんこになったコンビニ前や四つん這いで歩いた道は、マ○○よりも先にあるから、とりあえずマ○○に寄る。
淡々とそれらを見つめるすみれさん。
もっと「きゃあきゃあ」した感じを想像してたけど、実は感じ入ってくれてしまって、おとなしくなったしまったらしい。
マ○○の3階には先客がいて、そこで遊ぶということにはならなかった。
それでも、私の拙い説明では伝えきれなかったマ○○の緊張感を肌で感じてくれたようで、しみじみと辺りを見回していた。
なにもなかったけど、最後階段を降りる途中で那智さんがすみれさんに手を出す気配がした。
ああ、ちょっとは遊ぶのね。
私は少し前に出て、下から上がってくる人が来ないか見張り役になる。
不思議よね、そんな役割り誰も指示してないのに、自ら動く。
驚きと緊張で固まるすみれさん、でも、そこでも少し感じてくれたみたい。
「この道を尻尾を出して歩いたんだよ〜」
「それで、ここがコンビニ。このガードレールにリードを結ばれて、四つん這いになったの。」
いちいち説明する。
すみれさんは、コンビにの前に立ち止まり、その想像以上の人通りの多さにびっくりしていた。
「んで、そのくぼみでジーンズ脱いでパンツでダッシュ!!」
「ホテルはここ、四つん這いで歩いたのは、向こうからこちらに向けて。」
ここでも、くぼみの全然くぼみになっていない様や、改めて普通の道路で四つん這いになった事実を、実際に目で見て、想像の範疇から出ずにいた景色を、よりリアルに胸に刻み込んでいるようだった。
(すみません、記憶にないかたは、何がなんだかわからないですよね^^;)
最初のころから、読んでくれていたすみれさんには、長い間の謎が解けたような感覚だったのではないかしら。
そして、いよいよホテルに入る。
今日はすみれさんが那智さんに抱かれるんだ。
性的に未熟なすみれさんが、快感を味わうために長い時間私たちと繋がってきた。
「いく」ことは、ただそれだけとったら、もしかしたらそれほど重要なことではないかもしれない。
でも、真面目なすみれさんが、一歩踏み出し、ここまで来たことの結果が「いく」ことであれば、彼女にとっては重要なことになるのではないだろうか。
那智さんも、きっとプレッシャーを感じているんじゃないかな。
でも、うまくいけば、それは那智さんにとっても満ち足りた気分を得ることになるはずだ。
私は?
昨夜から感じてる。
嫉妬で気が狂うことはないのではないかと。
那智さんの動きに欲情して、すみれさんの快感にシンクロして、2倍の快感が嫉妬を凌駕してしまうような気がしている。
この人間関係、そして、私の性格、那智さんと私の関係、それらから、そもそも嫉妬は生まれないのかもしれない。
でも、昨夜「チクッ」と感じた胸の苦しみは、嫉妬に近いものだろう。
それが、どれくらいのダメージになるか、ならないか、その時の私には計りようがなかった。
那智さんが道具のチェックをして、私はお茶のを煎れるためにお湯を沸かしたり、その間すみれさんは不安気に座っている。
コーヒーを煎れて、少しだけおしゃべりをして、一瞬の沈黙。
「時間もないし、はじめよっか。すみれさん、服を脱いで。」
ぎこちなく、でも、覚悟はできているようで、淡々と服を脱ぎはじめる。
那智さんが脱がすのを手伝いながら、またキスをしている。
ああ、焦がれる、それでも、私はじっとしてうつむいてる。
すみれさんが私たちに会うという覚悟を決めたときに、その覚悟として約束をした。
「那智さんの前でオナニーをしていく努力をすること」
まず、いきなりそれをさせることにしたようだ。
すみれさんの手を取り、ベッドに座らせキスをし肩を抱き、その指示をはじめる。
「いいね、いく努力をするんだ。どれだけ時間がかかっても待ってる。いつも自分のしているようにしていいんだよ。見ているからね。いくときは知らせるんだ。」
那智さんとっても優しい。
でも、それと同時に逃げ道を作らない一面もある。
昨夜から「いけるように」とか「いく努力をする」という言葉を使ってる。
それは「いきなさい」でも「いかなきゃいけない」でもない、重圧を軽くした言い方だ。
それでも、決して「いけなくてもいいから、努力して」というところまでは軽くしない、その線引きが那智さんらしいなと思って、私の心の温度がちょっと上がるのだ。
そして、すみれさんは那智さんがプレゼントしたピンクローターを使って、那智さんの見守る中オナニーをはじめた。
翌日は朝から待ち合わせ。
方向の関係で那智さんだけがすみれさんを迎えに行って、いつもの街で私と合流する。
電車の中で何かしていないか、ちょっと気になる。
メールのやり取りで、那智さんはすみれさんが露出に興味があることに気付いて指摘していたから、お外で何かしてるんじゃないか。
幸か不幸か、電車の混み具合などの判断で実行には至らなかったみたい。
まあ、何が何でも強引にする人でもないしね。
合流してからは「薬指の刺青ツアー^^」。
すみれさんが「りん子さんがわんこになるマ○○に行ってみたい」と言ったことが発端になって、私がツアーを企画したんだ。
といっても、ブログに出てきた場所を案内するだけのことなんだけど。
「ここがおむつをしておしっこをしたビルの入り口」
「ここがジャンボプリンアラモードを探し歩いたところ」
などなど、わんこになったコンビニ前や四つん這いで歩いた道は、マ○○よりも先にあるから、とりあえずマ○○に寄る。
淡々とそれらを見つめるすみれさん。
もっと「きゃあきゃあ」した感じを想像してたけど、実は感じ入ってくれてしまって、おとなしくなったしまったらしい。
マ○○の3階には先客がいて、そこで遊ぶということにはならなかった。
それでも、私の拙い説明では伝えきれなかったマ○○の緊張感を肌で感じてくれたようで、しみじみと辺りを見回していた。
なにもなかったけど、最後階段を降りる途中で那智さんがすみれさんに手を出す気配がした。
ああ、ちょっとは遊ぶのね。
私は少し前に出て、下から上がってくる人が来ないか見張り役になる。
不思議よね、そんな役割り誰も指示してないのに、自ら動く。
驚きと緊張で固まるすみれさん、でも、そこでも少し感じてくれたみたい。
「この道を尻尾を出して歩いたんだよ〜」
「それで、ここがコンビニ。このガードレールにリードを結ばれて、四つん這いになったの。」
いちいち説明する。
すみれさんは、コンビにの前に立ち止まり、その想像以上の人通りの多さにびっくりしていた。
「んで、そのくぼみでジーンズ脱いでパンツでダッシュ!!」
「ホテルはここ、四つん這いで歩いたのは、向こうからこちらに向けて。」
ここでも、くぼみの全然くぼみになっていない様や、改めて普通の道路で四つん這いになった事実を、実際に目で見て、想像の範疇から出ずにいた景色を、よりリアルに胸に刻み込んでいるようだった。
(すみません、記憶にないかたは、何がなんだかわからないですよね^^;)
最初のころから、読んでくれていたすみれさんには、長い間の謎が解けたような感覚だったのではないかしら。
そして、いよいよホテルに入る。
今日はすみれさんが那智さんに抱かれるんだ。
性的に未熟なすみれさんが、快感を味わうために長い時間私たちと繋がってきた。
「いく」ことは、ただそれだけとったら、もしかしたらそれほど重要なことではないかもしれない。
でも、真面目なすみれさんが、一歩踏み出し、ここまで来たことの結果が「いく」ことであれば、彼女にとっては重要なことになるのではないだろうか。
那智さんも、きっとプレッシャーを感じているんじゃないかな。
でも、うまくいけば、それは那智さんにとっても満ち足りた気分を得ることになるはずだ。
私は?
昨夜から感じてる。
嫉妬で気が狂うことはないのではないかと。
那智さんの動きに欲情して、すみれさんの快感にシンクロして、2倍の快感が嫉妬を凌駕してしまうような気がしている。
この人間関係、そして、私の性格、那智さんと私の関係、それらから、そもそも嫉妬は生まれないのかもしれない。
でも、昨夜「チクッ」と感じた胸の苦しみは、嫉妬に近いものだろう。
それが、どれくらいのダメージになるか、ならないか、その時の私には計りようがなかった。
那智さんが道具のチェックをして、私はお茶のを煎れるためにお湯を沸かしたり、その間すみれさんは不安気に座っている。
コーヒーを煎れて、少しだけおしゃべりをして、一瞬の沈黙。
「時間もないし、はじめよっか。すみれさん、服を脱いで。」
ぎこちなく、でも、覚悟はできているようで、淡々と服を脱ぎはじめる。
那智さんが脱がすのを手伝いながら、またキスをしている。
ああ、焦がれる、それでも、私はじっとしてうつむいてる。
すみれさんが私たちに会うという覚悟を決めたときに、その覚悟として約束をした。
「那智さんの前でオナニーをしていく努力をすること」
まず、いきなりそれをさせることにしたようだ。
すみれさんの手を取り、ベッドに座らせキスをし肩を抱き、その指示をはじめる。
「いいね、いく努力をするんだ。どれだけ時間がかかっても待ってる。いつも自分のしているようにしていいんだよ。見ているからね。いくときは知らせるんだ。」
那智さんとっても優しい。
でも、それと同時に逃げ道を作らない一面もある。
昨夜から「いけるように」とか「いく努力をする」という言葉を使ってる。
それは「いきなさい」でも「いかなきゃいけない」でもない、重圧を軽くした言い方だ。
それでも、決して「いけなくてもいいから、努力して」というところまでは軽くしない、その線引きが那智さんらしいなと思って、私の心の温度がちょっと上がるのだ。
そして、すみれさんは那智さんがプレゼントしたピンクローターを使って、那智さんの見守る中オナニーをはじめた。
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