すみれさんに会う1
非日常的な日常
新幹線から出てきたすみれさんは、小さくて華奢な人だった。
短めの髪がとても良く似合う目のクリッとしたすみれさん。
ようこそ〜、ぎこちなく会釈するすみれさんに、私もぺこりとお辞儀して、それでもその小さな姿で大きなバックを抱えてる姿に思わずハグしてしまう。
すみれさんと私たちの二日間がはじまった。
これから書くことは、すみれさんと会ったときの一場面です。
物事の順序、言葉、それらは私の曖昧な記憶を頼りに書いていますので、事実と違うかもしれません。
また、私以外の人の感情は私の目に映ったものを、私の解釈で書いていますので、それも事実とは違うかもしれないです。
そのことはすみれさんにも了解を得ています。
他者を交えることを不快に感じると思われる方はスルーしてくださいませ。
また、この出来事から派生する私の感情に不快感を持たれたとしても、責任は取れないので、お気を付けくださいね。
はじめて入ったハプニングバーのカウンターですみれさんは少し緊張気味に座っている。
そうは言っても10代の少女じゃないんだから、心臓が口から出てしまいそうなほどではないだろうけど、それでも小柄で華奢な体が頼りなさげに座っている姿に、ちょっと心配。
カウンターからソファに移って、最初からいた単独の男性を交えて会話をする。
この男性は、はじめから「やる気満々」な感じで、ちょっと困ったな〜と思っていたけど、そのうち顔見知りの常連の男性と気さくな常連の男性が来店して、場が和んでいく。
ああ、よかったこれでちょっと安心。
更に、いつもいる女装したバーテンダーも出勤してきて、私は大喜び。
このバーテンさんは、仕事で女装はしてるけど、ゲイではなくて、ヘテロセクシャルのS男性。
とても気遣いのできる人で、縛るのも上手だから、嬉しくなっちゃった^^
最初休みだと聞いていたから、那智さんも残念がっていた。
「今日はりん子の相手はしないから、りん子を適当に守って遊んでやって」みたいな空気を暗黙のうちに理解してくれるであろう気の利くバーテンさん(以後、Kちゃんとします)がいたほうがやりやすいだろうから、きっとホッとしてるんじゃないかな?
一番奥に那智さん、その隣にすみれさん、そして、私。
那智さんにくっついていたいけど、今日は我慢、それでもすみれさんがトイレに立ったときなどは、「那智さ〜ん」と全開で甘えて呼んでみるけど、「何?(笑)」と軽くあしらわれておしまいで、やっぱり我慢(泣)。
それでもずいぶん和んできたから、じゃあコスプレをしてみよう!!と提案したら、すみれさんは快く乗ってくれて、2人で衣装を決める。
最終的に、私は持参した制服、すみれさんはロングのチャイナドレスに落ち着く。
私は飲み物を取りに行ったり、ひとつ席をずれてみたり、なるべく自由にしていた。
きっと私がフラットに自由にしていたほうが、すみれさんも那智さんも気が楽だろうな〜と思って。
Kちゃんが縄の入ってかごを持ってきて、私のそばにこれ見よがしに置いた。
縛ってもらいたいという気持ちと、私が楽しんじゃったほうがいいだろうという気持ちで、もじもじしながらKちゃんに言う。
「那智さんが良いって言ってくれなきゃ、だめだから、Kちゃん聞いて」
Kちゃんの問いかけに那智さんが笑いながら聞いてくる。
「どう縛ってほしいの?」
「制服の上から、上半身だけ…。」
裸になる気は全然ないし、下はスカートだから縛ったらめくれちゃう。
制服姿で上半身だけ縛ってもらったら、きっといやらしく可愛くなるだろうと思ってそう答えた。
「じゃあ、Kちゃん服着たまま、全身縛ってやって(笑)」
…、額面通りにしてくれない那智さん(泣)、常に2割増しな那智さん(泣)
店内全員の視線を感じながら縛られていく。
利き手はフリーにして、もう片方を後ろ手に、胸を絞り出すように、下半身はパンティラインに沿うように、だから、微妙に下着が隠れて余計にいやらしいかも、縛り上げられてうっとりしたり、恥ずかしがったり。
他の男性がすみれさんの気持ちを和らげようと話してくれているから、那智さんはあまりしゃべっていないみたい。
その那智さんが、「kちゃんなんか道具ある?」と聞いている。
あっ、嬉しい、かまってくれるんだ。
でも、適当な道具がなかったから、結局掌でスパンキング。
みんなの前で恥ずかしいけど、嬉しくて仕方がない。
すみれさんがいやな気分になってないか、寂しく感じてないか、気にしているつもりだけど、意識はどんどん遠くなる。
ひとしきりスパンキングをして、それは、もしかしたら、「しばらくいい子でいるんだよ」の合図だったのかもしれない、ちょっとずつ那智さんがすみれさんをかまいだした。
チャイナドレスの深く開いたスリットから手を忍び込ませて、触りはじめている。
ロングだから下着が丸見えになっていないから、すみれさんもちょっと安心しているかもしれないけど、最初はやはりみんなの前だからためらう感じは伝わってくる。
私は見ていいものか、ためらいながらも気になって、那智さんの手の動きとすみれさんの表情を伺う。
終始うつむいてるすみれさんに那智さんが、なにか耳打ちをしてるみたい。
その様子を見て、焦れる私を、スタッフや単独男性が話しかけて相手してくれてる。
ああ、でも、那智さんの手の動き、それはなんて私を欲情させるのでしょう。
ドレスを揺らす、その手。
嫉妬や私もほしいと思うより強く、その手の動きに連動するように、私は欲情しはじめる。
すみれさんが、つらくないか、それだけが気がかりで、欲情はゆっくりとしか上昇しないけど。
kちゃんが、すみれさんも縛り出した。
「はじめてだからちょっとだけ」と、優しい綿ロープで両手を前に出した形で、手首から肘くらいまで拘束している。
すみれさん、いやじゃなかな。
それにしても、華奢なすみれさんの白い腕に赤いロープが映えてきれい。
また那智さんが愛撫を再開する。
脚を大きく広げようとしていることに、ほとんど無抵抗になってるすみれさんに、私は肯定の気持ちを感じて、一安心したら、今度は、もう私の欲情がたまらないものになってしまった。
羨ましいと思う気持ちと、まるで自分がしてもらってるような欲情が入り交じって私の頭をグラグラにさせる。
男性が「いいな〜って思ってる?」と聞いてくるから、うんと答える、もう多分欲情垂れ流しのいやらしい顔になってるはずだ。
kちゃんが、「両手使えないほうがいいな」と利き腕も縛りだした。
二の腕から手首まで麻縄でぐるぐる巻きにする。
そして、手首を掴んで肘をギューっと折り曲げる。
麻縄が軋んで腕に食い込んで痛い、でも、ため息が出るほど気持ちいい。
「これ縄オナニー(笑)りん子さんは、ここでひとりでしてな^^」
まだずっと愛撫は続いている。
私はひとつ離れた席で、那智さんの手の動きだけ見てる。
いいなと、思わなくなってる。
もう欲情して、気持ち良くて、それだけだ。
触ってもらうほうが、体の刺激としては気持ちいいだろう。
だけど、この焦れて、指をくわえて見てる、その後の快感は、触って気持ち良くなるのとは違うところが気持ちいい。
SMは脳みそで感じるものだと聞くし、実際それも実感してる。
それの中でも強烈な気持ち良さだ。
でも、この止めどなく溢れてくる欲情と快感をどうすることもできずに、私は拘束されて不自由な状態姿のまま腰を揺らす。
すみれさんの小さな喘ぎ声が聞こえてくる。
見たいけど、見られない。
やっぱり、いいな、私にもしてほしい。
私も触って、那智さん、私を触って。
そう思うと、今度はどうしようもない欲情が、またドッと溢れる。
その繰り返し。
焦れていると、Kちゃんが目隠しをしてきた。
「見えてるからつらいんだよね。」
ああ、見えない。
すみれさんの声だけ聞こえる。
「あんなことしてる。」
Kちゃんがわざと言う。
私は何か言葉を発しているかもしれないけど、自覚できなくなってる。
あとからあとから溢れる欲情に、ただ流されるだけ。
Kちゃんが肘を曲げてきた。
痛い、腕が締め付けられる。
ああ、でも、気持ちいい。
見えなくて焦れて、腕が痛くて気持ちいい。
腰が砕けてソファから転げ落ちてしまいそうだ。
この溢れ出る自分のいやらしいものに溺れて窒息してしまそうだ。
この欲情を受け止めてくれる受け皿を必死に探した。
そして、私の手首を掴んでいるkちゃんの指を探して、それに唇を押し当てた。
その指が唇に差し込まれ、私はkちゃんの指をしゃぶった。
泣き止まない赤ん坊の一番の子守りのおしゃぶりのようだ。
目隠しをされ暗闇の中で、腕を締め付けられながら指をしゃぶって、すみれさんの喘ぎ声を聞く。
この欲情と安堵と、焦がれる思いで、脳みそが痺れる。
もう、何もされなくても、いいかもしれない、この強烈な脳の気持ち良さだけで、いいかもしれないと思うほど、いままで味わったことのない種類の快感に溺れていた。
新幹線から出てきたすみれさんは、小さくて華奢な人だった。
短めの髪がとても良く似合う目のクリッとしたすみれさん。
ようこそ〜、ぎこちなく会釈するすみれさんに、私もぺこりとお辞儀して、それでもその小さな姿で大きなバックを抱えてる姿に思わずハグしてしまう。
すみれさんと私たちの二日間がはじまった。
これから書くことは、すみれさんと会ったときの一場面です。
物事の順序、言葉、それらは私の曖昧な記憶を頼りに書いていますので、事実と違うかもしれません。
また、私以外の人の感情は私の目に映ったものを、私の解釈で書いていますので、それも事実とは違うかもしれないです。
そのことはすみれさんにも了解を得ています。
他者を交えることを不快に感じると思われる方はスルーしてくださいませ。
また、この出来事から派生する私の感情に不快感を持たれたとしても、責任は取れないので、お気を付けくださいね。
はじめて入ったハプニングバーのカウンターですみれさんは少し緊張気味に座っている。
そうは言っても10代の少女じゃないんだから、心臓が口から出てしまいそうなほどではないだろうけど、それでも小柄で華奢な体が頼りなさげに座っている姿に、ちょっと心配。
カウンターからソファに移って、最初からいた単独の男性を交えて会話をする。
この男性は、はじめから「やる気満々」な感じで、ちょっと困ったな〜と思っていたけど、そのうち顔見知りの常連の男性と気さくな常連の男性が来店して、場が和んでいく。
ああ、よかったこれでちょっと安心。
更に、いつもいる女装したバーテンダーも出勤してきて、私は大喜び。
このバーテンさんは、仕事で女装はしてるけど、ゲイではなくて、ヘテロセクシャルのS男性。
とても気遣いのできる人で、縛るのも上手だから、嬉しくなっちゃった^^
最初休みだと聞いていたから、那智さんも残念がっていた。
「今日はりん子の相手はしないから、りん子を適当に守って遊んでやって」みたいな空気を暗黙のうちに理解してくれるであろう気の利くバーテンさん(以後、Kちゃんとします)がいたほうがやりやすいだろうから、きっとホッとしてるんじゃないかな?
一番奥に那智さん、その隣にすみれさん、そして、私。
那智さんにくっついていたいけど、今日は我慢、それでもすみれさんがトイレに立ったときなどは、「那智さ〜ん」と全開で甘えて呼んでみるけど、「何?(笑)」と軽くあしらわれておしまいで、やっぱり我慢(泣)。
それでもずいぶん和んできたから、じゃあコスプレをしてみよう!!と提案したら、すみれさんは快く乗ってくれて、2人で衣装を決める。
最終的に、私は持参した制服、すみれさんはロングのチャイナドレスに落ち着く。
私は飲み物を取りに行ったり、ひとつ席をずれてみたり、なるべく自由にしていた。
きっと私がフラットに自由にしていたほうが、すみれさんも那智さんも気が楽だろうな〜と思って。
Kちゃんが縄の入ってかごを持ってきて、私のそばにこれ見よがしに置いた。
縛ってもらいたいという気持ちと、私が楽しんじゃったほうがいいだろうという気持ちで、もじもじしながらKちゃんに言う。
「那智さんが良いって言ってくれなきゃ、だめだから、Kちゃん聞いて」
Kちゃんの問いかけに那智さんが笑いながら聞いてくる。
「どう縛ってほしいの?」
「制服の上から、上半身だけ…。」
裸になる気は全然ないし、下はスカートだから縛ったらめくれちゃう。
制服姿で上半身だけ縛ってもらったら、きっといやらしく可愛くなるだろうと思ってそう答えた。
「じゃあ、Kちゃん服着たまま、全身縛ってやって(笑)」
…、額面通りにしてくれない那智さん(泣)、常に2割増しな那智さん(泣)
店内全員の視線を感じながら縛られていく。
利き手はフリーにして、もう片方を後ろ手に、胸を絞り出すように、下半身はパンティラインに沿うように、だから、微妙に下着が隠れて余計にいやらしいかも、縛り上げられてうっとりしたり、恥ずかしがったり。
他の男性がすみれさんの気持ちを和らげようと話してくれているから、那智さんはあまりしゃべっていないみたい。
その那智さんが、「kちゃんなんか道具ある?」と聞いている。
あっ、嬉しい、かまってくれるんだ。
でも、適当な道具がなかったから、結局掌でスパンキング。
みんなの前で恥ずかしいけど、嬉しくて仕方がない。
すみれさんがいやな気分になってないか、寂しく感じてないか、気にしているつもりだけど、意識はどんどん遠くなる。
ひとしきりスパンキングをして、それは、もしかしたら、「しばらくいい子でいるんだよ」の合図だったのかもしれない、ちょっとずつ那智さんがすみれさんをかまいだした。
チャイナドレスの深く開いたスリットから手を忍び込ませて、触りはじめている。
ロングだから下着が丸見えになっていないから、すみれさんもちょっと安心しているかもしれないけど、最初はやはりみんなの前だからためらう感じは伝わってくる。
私は見ていいものか、ためらいながらも気になって、那智さんの手の動きとすみれさんの表情を伺う。
終始うつむいてるすみれさんに那智さんが、なにか耳打ちをしてるみたい。
その様子を見て、焦れる私を、スタッフや単独男性が話しかけて相手してくれてる。
ああ、でも、那智さんの手の動き、それはなんて私を欲情させるのでしょう。
ドレスを揺らす、その手。
嫉妬や私もほしいと思うより強く、その手の動きに連動するように、私は欲情しはじめる。
すみれさんが、つらくないか、それだけが気がかりで、欲情はゆっくりとしか上昇しないけど。
kちゃんが、すみれさんも縛り出した。
「はじめてだからちょっとだけ」と、優しい綿ロープで両手を前に出した形で、手首から肘くらいまで拘束している。
すみれさん、いやじゃなかな。
それにしても、華奢なすみれさんの白い腕に赤いロープが映えてきれい。
また那智さんが愛撫を再開する。
脚を大きく広げようとしていることに、ほとんど無抵抗になってるすみれさんに、私は肯定の気持ちを感じて、一安心したら、今度は、もう私の欲情がたまらないものになってしまった。
羨ましいと思う気持ちと、まるで自分がしてもらってるような欲情が入り交じって私の頭をグラグラにさせる。
男性が「いいな〜って思ってる?」と聞いてくるから、うんと答える、もう多分欲情垂れ流しのいやらしい顔になってるはずだ。
kちゃんが、「両手使えないほうがいいな」と利き腕も縛りだした。
二の腕から手首まで麻縄でぐるぐる巻きにする。
そして、手首を掴んで肘をギューっと折り曲げる。
麻縄が軋んで腕に食い込んで痛い、でも、ため息が出るほど気持ちいい。
「これ縄オナニー(笑)りん子さんは、ここでひとりでしてな^^」
まだずっと愛撫は続いている。
私はひとつ離れた席で、那智さんの手の動きだけ見てる。
いいなと、思わなくなってる。
もう欲情して、気持ち良くて、それだけだ。
触ってもらうほうが、体の刺激としては気持ちいいだろう。
だけど、この焦れて、指をくわえて見てる、その後の快感は、触って気持ち良くなるのとは違うところが気持ちいい。
SMは脳みそで感じるものだと聞くし、実際それも実感してる。
それの中でも強烈な気持ち良さだ。
でも、この止めどなく溢れてくる欲情と快感をどうすることもできずに、私は拘束されて不自由な状態姿のまま腰を揺らす。
すみれさんの小さな喘ぎ声が聞こえてくる。
見たいけど、見られない。
やっぱり、いいな、私にもしてほしい。
私も触って、那智さん、私を触って。
そう思うと、今度はどうしようもない欲情が、またドッと溢れる。
その繰り返し。
焦れていると、Kちゃんが目隠しをしてきた。
「見えてるからつらいんだよね。」
ああ、見えない。
すみれさんの声だけ聞こえる。
「あんなことしてる。」
Kちゃんがわざと言う。
私は何か言葉を発しているかもしれないけど、自覚できなくなってる。
あとからあとから溢れる欲情に、ただ流されるだけ。
Kちゃんが肘を曲げてきた。
痛い、腕が締め付けられる。
ああ、でも、気持ちいい。
見えなくて焦れて、腕が痛くて気持ちいい。
腰が砕けてソファから転げ落ちてしまいそうだ。
この溢れ出る自分のいやらしいものに溺れて窒息してしまそうだ。
この欲情を受け止めてくれる受け皿を必死に探した。
そして、私の手首を掴んでいるkちゃんの指を探して、それに唇を押し当てた。
その指が唇に差し込まれ、私はkちゃんの指をしゃぶった。
泣き止まない赤ん坊の一番の子守りのおしゃぶりのようだ。
目隠しをされ暗闇の中で、腕を締め付けられながら指をしゃぶって、すみれさんの喘ぎ声を聞く。
この欲情と安堵と、焦がれる思いで、脳みそが痺れる。
もう、何もされなくても、いいかもしれない、この強烈な脳の気持ち良さだけで、いいかもしれないと思うほど、いままで味わったことのない種類の快感に溺れていた。
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