テレクラの夜2
非日常的な日常
なかなか次の相手に繋がらない。
繋がっても、ひやかしみたいなのとか、すぐ切ってしまったりとかで、まともな相手がいない。
M女不足なのかな、これじゃあ私がはまってたころ貴重がられるはずだわ。
まともな会話にならないことに、那智さんは慣れた様子で普通にしれるけど、私のほうが「ハラハラ、やきもき」してきてしまう。
これは、前回書いた私の悪い癖の表れもある。
那智さんが退屈しちゃう。
それは、きっと私のせいだ。
最近は、「りん子のせいじゃない」と言われ続けてるので、これで苦しく辛くなることはないけど、古傷が疼くくらいに心がチクチクする。
大丈夫、私のせいじゃない、退屈なら那智さんはやめるはず、やめないってことはこれでいいんだと言い聞かせて、私も「ハラハラ」を楽しむようにする。
「お相手に繋がりました。」
アナウンスが聞こえた。
次は、どんな人!?
「こんばんは。」
「私は那智と言います。何とお呼びしたらいいですか?…まりさん。…」
どうやら会話が続いている。
軽く自己紹介が済んで、彼女のことを聞いている。
その言葉に耳を傾ける行為の、なんとも歪んだ、そして、甘いことか。
でも、やっぱり少し手を抜いてる感じがするよ、那智さん。
しばらく話した後「付き合ってる彼女がいて、彼女と話しをしてみてください。」とまた切り出した。
うわあ、また話すの!?
那智さんが心構えを教えてくれたから、さっきよりは気が楽だけど、それでも緊張するよ〜。
「もしもし、はじめまして。」
「…はじめまして。」
すごーく遠いけど、なんとか聞き取ることができる。
「いきなり女性の私に代わってしまってすみません。驚いちゃいますよね。」
「…、はい。」
「経験はあるんですか?3人ということに興味はあるんですか?」
「経験は少しです、興味はあります。…普段はどんなことをしてるんですか?」
ああ、なんて答えようか。
犬になってマ○○で四つん這いになってます?
お口に排泄してもらってます?
女の子になってます?
私たちらしい何を言っても引かれてしまいそう(笑)
でも、ちょっと引かせてみたい気持ちにもなったりするけど、それも悪趣味だからやめにします。
「愛情表現として、彼のしたいことをしてもらってます。」
なんとも抽象的でわかりにくい答えをしてしまった。
これなら引かれるようなこと言ったほうが、まだ理解されたかもしれないわ。
いやいや、普通(?)に、縛られてるとか言っとくべきだったかしら。
わかりにくい答えに困ってるだろうと、こちらから話題を変えてみる。
「どんなことに興味があるのですか?」
「羞恥とか、軽い露出とか…。そういうのしたことあります?」
「は、はい、あります。(ありまくりです^^;)」
そんなやり取りを少しした。
あちらから質問してくれる場面もあったから助かったわ。
会話が途切れたけど、それでもかまわないと言われていたから、そのまま黙ってたら那智さんが代わってくれた。
「どうですか?私たちに興味を持ってくれましたか?…じゃあ、具体的に話したいのですが(ってことは話しが進んでるの!?)、お住まいはどちらですか?……、そうですか、ちょっと離れてますね。では、またの機会に。」
そう言って、相手を替える。
なに?なに?なにがあったの!?
興奮して聞く私に「○○に住んでるんだって。だから、ダメ。それに多分「さくら」だよ、いまの子。」と、あっさりしたもの。
ええ?「さくら」!?
そうか、だから、あちらから会話を続けてくれたのね。
最初から那智さんはわかっていたみたい、だから、声が手抜きな感じだったのだろう。
なかなかうまくいきませんね。
私は那智さんの声が聞けて嬉しいけど、ちょっと手抜きな感じが物足りないわ。
那智さんも同じように思ったのか「次は、ちょっと本気出すかな〜。」と言った。
本気…。
ああ、聞きたい。
本気出して、女の人を口説いて、聞かせて。
次の人。
同じように丁寧な自己紹介。
名前を聞き、年齢を聞く。
「なおさんは、19才…。本当はもっと若いよね?もし19才ならそれでいいけど、違ったら本当のことを言ってくれないかな。…16才。」
じゅ、じゅうろくさい!!!!!
続くっ!!
なかなか次の相手に繋がらない。
繋がっても、ひやかしみたいなのとか、すぐ切ってしまったりとかで、まともな相手がいない。
M女不足なのかな、これじゃあ私がはまってたころ貴重がられるはずだわ。
まともな会話にならないことに、那智さんは慣れた様子で普通にしれるけど、私のほうが「ハラハラ、やきもき」してきてしまう。
これは、前回書いた私の悪い癖の表れもある。
那智さんが退屈しちゃう。
それは、きっと私のせいだ。
最近は、「りん子のせいじゃない」と言われ続けてるので、これで苦しく辛くなることはないけど、古傷が疼くくらいに心がチクチクする。
大丈夫、私のせいじゃない、退屈なら那智さんはやめるはず、やめないってことはこれでいいんだと言い聞かせて、私も「ハラハラ」を楽しむようにする。
「お相手に繋がりました。」
アナウンスが聞こえた。
次は、どんな人!?
「こんばんは。」
「私は那智と言います。何とお呼びしたらいいですか?…まりさん。…」
どうやら会話が続いている。
軽く自己紹介が済んで、彼女のことを聞いている。
その言葉に耳を傾ける行為の、なんとも歪んだ、そして、甘いことか。
でも、やっぱり少し手を抜いてる感じがするよ、那智さん。
しばらく話した後「付き合ってる彼女がいて、彼女と話しをしてみてください。」とまた切り出した。
うわあ、また話すの!?
那智さんが心構えを教えてくれたから、さっきよりは気が楽だけど、それでも緊張するよ〜。
「もしもし、はじめまして。」
「…はじめまして。」
すごーく遠いけど、なんとか聞き取ることができる。
「いきなり女性の私に代わってしまってすみません。驚いちゃいますよね。」
「…、はい。」
「経験はあるんですか?3人ということに興味はあるんですか?」
「経験は少しです、興味はあります。…普段はどんなことをしてるんですか?」
ああ、なんて答えようか。
犬になってマ○○で四つん這いになってます?
お口に排泄してもらってます?
女の子になってます?
私たちらしい何を言っても引かれてしまいそう(笑)
でも、ちょっと引かせてみたい気持ちにもなったりするけど、それも悪趣味だからやめにします。
「愛情表現として、彼のしたいことをしてもらってます。」
なんとも抽象的でわかりにくい答えをしてしまった。
これなら引かれるようなこと言ったほうが、まだ理解されたかもしれないわ。
いやいや、普通(?)に、縛られてるとか言っとくべきだったかしら。
わかりにくい答えに困ってるだろうと、こちらから話題を変えてみる。
「どんなことに興味があるのですか?」
「羞恥とか、軽い露出とか…。そういうのしたことあります?」
「は、はい、あります。(ありまくりです^^;)」
そんなやり取りを少しした。
あちらから質問してくれる場面もあったから助かったわ。
会話が途切れたけど、それでもかまわないと言われていたから、そのまま黙ってたら那智さんが代わってくれた。
「どうですか?私たちに興味を持ってくれましたか?…じゃあ、具体的に話したいのですが(ってことは話しが進んでるの!?)、お住まいはどちらですか?……、そうですか、ちょっと離れてますね。では、またの機会に。」
そう言って、相手を替える。
なに?なに?なにがあったの!?
興奮して聞く私に「○○に住んでるんだって。だから、ダメ。それに多分「さくら」だよ、いまの子。」と、あっさりしたもの。
ええ?「さくら」!?
そうか、だから、あちらから会話を続けてくれたのね。
最初から那智さんはわかっていたみたい、だから、声が手抜きな感じだったのだろう。
なかなかうまくいきませんね。
私は那智さんの声が聞けて嬉しいけど、ちょっと手抜きな感じが物足りないわ。
那智さんも同じように思ったのか「次は、ちょっと本気出すかな〜。」と言った。
本気…。
ああ、聞きたい。
本気出して、女の人を口説いて、聞かせて。
次の人。
同じように丁寧な自己紹介。
名前を聞き、年齢を聞く。
「なおさんは、19才…。本当はもっと若いよね?もし19才ならそれでいいけど、違ったら本当のことを言ってくれないかな。…16才。」
じゅ、じゅうろくさい!!!!!
続くっ!!