焼肉ショック2
りん子的独り言(エラそう)
焼いてもらった肉を一度焼き直しただけで焼かなくなってしまった那智さんとそれに衝撃を受けたわたしのお話を前回書きました。
これは那智さんの『否定を発する覚悟』ゆえのことです。
否定するってことは、それなりの覚悟を持ってするから、相手にもそうを求めるわけですね。
那智さんにとって否定をする行為は最後通牒に近い意味を持つのです。
ここはわたしも同じ感性を持っていて、基本的には最後通牒になる言葉は発しないようにしている。
『二度と◯◯しない』とか『今後一切◯◯しない』とか、関係を深くありたいと思えば思うほど、慎重にする。
なぜなら、相手にそれを発する前に『悪意はないか』などたくさん考えるからだ、それでも、どうしてもの場合のみ発するので、結果的に発する機会は少ないともいえる。
ということは大事な人に最後通牒をするときは、本当にそうするってことでもあるんだよね。
昔のエントリーに『繋いだ手の行方』というものがあります。
「ずっと同じ方向を向いていたり手を繋いでいられるとは限らないよね。意見が食い違ったりしてお互い違う方向を向いて手が離れてしまうこともある。だから、何よりも『手を伸ばそう』と思うことが大事なんじゃないかな。」
という那智さんの言葉。
価値観や意見が違うとき、離れてしまいそうな手を離さない、『びよ〜ん』と伸ばしてでも離さない。
一瞬でも離したら、離したという事実がお互いの心のシミになるから、離さず柔軟な着地点を見つける。
という考え方。
今回感じたことは、まさにこれ。
那智さんとわたしにとって最後通牒的な言葉は『手を離した事実』と感じてしまうのだ。
まあ、今回の焼き直した事実くらいはある程度柔軟に着地点を見つけられる程度のものだけど。
『別れる』とか『捨てる』のような付き合いの根幹に関わるような言葉は完全に手を離した事実になっちゃうし、それに近い相手を否定するような言葉も同じように感じるんだ。
だから、ふたりとも、ものすごく慎重に言葉と感情を表現している。
けして無理をしているんじゃないんだよ。
そういう最後通牒や拒否を言葉にすることは発するこちらもマイナスの空気に支配されるから、やりたくないんだ。
ただ、そうありたいと、かなり努めているもの同士ではある。
だからね。
わたしから見ると最後通牒しまくりに見えるカップルさんを見ると、不思議でしょうがない(笑)
いるよね?
売り言葉に買い言葉なのかわからないけど、けっこう相手を否定するような言葉を言い合っている人。
ネットでも、電車の中とかでも見かける。
とくにブログなどは、その後の経緯もわかるから『二度と◯◯しない』と言った人が、何週間か何か月か(もしくは数時間^^;)後に◯◯していたりするのを読んだりするとホント不思議。
書かれていることがすべてではないし、事実でもないかもしれないけど、読む側の勝手な感情として、わたしがそんな感じだったら、那智さんはしてくれないことだらけになっちゃうし、那智さんがそうだったら手のひらを返す様子にバカにしてしまいそう。
それでも関係が継続しているみたいだし、電車で見かけるカップルも慣れたものっぽくて不思議だったけど、最近はすこし考え方を変えた(笑)
わたしには理解できないことだけど、最後通牒を言い合って、その後、仲直りすることで愛を感じ合う人もいるみたいなんだよね、きっと。
ケンカするほど仲がいいなんて言葉もあるし、案外、そういう人のほうが多いのかもしれないね。
わたしはケンカせずに『気持ち(一次的な感情)を伝え合う』だけでも充分関係は深まると思うんだけど^^;
とにかく、わたしは大事な人には最後通牒やそれに近い言葉は言いたくないし、言われたくないので那智さんの感性はありがたいけど、世の中には、それを言い合っても大丈夫な人もいるんだよね、と、ひとまず納得しておくのでした^^;
とにかく、最後通牒言い合うカップルさんにあれこれ言えるとは言えないほど、わたしたちも偏っている組み合わせではあります(笑)
ちなみに、翌日になり
牛肉と豚肉では焼き方の好みが違う
那智さんはわたしの豚肉の焼き方の好みを知らなかった
(これが那智さんなりの着地点)
だから、わたしは『豚肉はもう少ししっかり焼いたほうが好きですので、これからそのようにお願いします』と言うのがベスト
であり
那智さんは「牛と豚の焼き方の好みを考えず『焼かない』と言ってしまった(一瞬でも手を離したように見える行為)ことはごめん
であり
さらに
これからも焼いてください::
焼くよ〜(笑)
で一件落着、なのでした^^
ね、ケンカっぽくならなくても、ちゃんと仲良しでいられるよ^^
<関連エントリー>
繋いだ手の行方
関連しているようなしてないないようなものたち^^
覆水盆に返らず
世界平和
わたしの本音
「等式」感想です。私は焼肉の火を入れる加減の好みの幅が狭いので、その範疇に入らないならばご自分の好みでどうぞだけなのですけれどね。焼いて欲しいーのも「味付け」と考えしょう。(笑)
焼いてもらった肉を一度焼き直しただけで焼かなくなってしまった那智さんとそれに衝撃を受けたわたしのお話を前回書きました。
これは那智さんの『否定を発する覚悟』ゆえのことです。
否定するってことは、それなりの覚悟を持ってするから、相手にもそうを求めるわけですね。
那智さんにとって否定をする行為は最後通牒に近い意味を持つのです。
ここはわたしも同じ感性を持っていて、基本的には最後通牒になる言葉は発しないようにしている。
『二度と◯◯しない』とか『今後一切◯◯しない』とか、関係を深くありたいと思えば思うほど、慎重にする。
なぜなら、相手にそれを発する前に『悪意はないか』などたくさん考えるからだ、それでも、どうしてもの場合のみ発するので、結果的に発する機会は少ないともいえる。
ということは大事な人に最後通牒をするときは、本当にそうするってことでもあるんだよね。
昔のエントリーに『繋いだ手の行方』というものがあります。
「ずっと同じ方向を向いていたり手を繋いでいられるとは限らないよね。意見が食い違ったりしてお互い違う方向を向いて手が離れてしまうこともある。だから、何よりも『手を伸ばそう』と思うことが大事なんじゃないかな。」
という那智さんの言葉。
価値観や意見が違うとき、離れてしまいそうな手を離さない、『びよ〜ん』と伸ばしてでも離さない。
一瞬でも離したら、離したという事実がお互いの心のシミになるから、離さず柔軟な着地点を見つける。
という考え方。
今回感じたことは、まさにこれ。
那智さんとわたしにとって最後通牒的な言葉は『手を離した事実』と感じてしまうのだ。
まあ、今回の焼き直した事実くらいはある程度柔軟に着地点を見つけられる程度のものだけど。
『別れる』とか『捨てる』のような付き合いの根幹に関わるような言葉は完全に手を離した事実になっちゃうし、それに近い相手を否定するような言葉も同じように感じるんだ。
だから、ふたりとも、ものすごく慎重に言葉と感情を表現している。
けして無理をしているんじゃないんだよ。
そういう最後通牒や拒否を言葉にすることは発するこちらもマイナスの空気に支配されるから、やりたくないんだ。
ただ、そうありたいと、かなり努めているもの同士ではある。
だからね。
わたしから見ると最後通牒しまくりに見えるカップルさんを見ると、不思議でしょうがない(笑)
いるよね?
売り言葉に買い言葉なのかわからないけど、けっこう相手を否定するような言葉を言い合っている人。
ネットでも、電車の中とかでも見かける。
とくにブログなどは、その後の経緯もわかるから『二度と◯◯しない』と言った人が、何週間か何か月か(もしくは数時間^^;)後に◯◯していたりするのを読んだりするとホント不思議。
書かれていることがすべてではないし、事実でもないかもしれないけど、読む側の勝手な感情として、わたしがそんな感じだったら、那智さんはしてくれないことだらけになっちゃうし、那智さんがそうだったら手のひらを返す様子にバカにしてしまいそう。
それでも関係が継続しているみたいだし、電車で見かけるカップルも慣れたものっぽくて不思議だったけど、最近はすこし考え方を変えた(笑)
わたしには理解できないことだけど、最後通牒を言い合って、その後、仲直りすることで愛を感じ合う人もいるみたいなんだよね、きっと。
ケンカするほど仲がいいなんて言葉もあるし、案外、そういう人のほうが多いのかもしれないね。
わたしはケンカせずに『気持ち(一次的な感情)を伝え合う』だけでも充分関係は深まると思うんだけど^^;
とにかく、わたしは大事な人には最後通牒やそれに近い言葉は言いたくないし、言われたくないので那智さんの感性はありがたいけど、世の中には、それを言い合っても大丈夫な人もいるんだよね、と、ひとまず納得しておくのでした^^;
とにかく、最後通牒言い合うカップルさんにあれこれ言えるとは言えないほど、わたしたちも偏っている組み合わせではあります(笑)
ちなみに、翌日になり
牛肉と豚肉では焼き方の好みが違う
那智さんはわたしの豚肉の焼き方の好みを知らなかった
(これが那智さんなりの着地点)
だから、わたしは『豚肉はもう少ししっかり焼いたほうが好きですので、これからそのようにお願いします』と言うのがベスト
であり
那智さんは「牛と豚の焼き方の好みを考えず『焼かない』と言ってしまった(一瞬でも手を離したように見える行為)ことはごめん
であり
さらに
これからも焼いてください::
焼くよ〜(笑)
で一件落着、なのでした^^
ね、ケンカっぽくならなくても、ちゃんと仲良しでいられるよ^^
<関連エントリー>
繋いだ手の行方
関連しているようなしてないないようなものたち^^
覆水盆に返らず
世界平和
わたしの本音
「等式」感想です。私は焼肉の火を入れる加減の好みの幅が狭いので、その範疇に入らないならばご自分の好みでどうぞだけなのですけれどね。焼いて欲しいーのも「味付け」と考えしょう。(笑)
凍結騒動!!
独り言
もう、びっくりしたよう(笑)
火曜日の夜、お友達から『ブログ見られないよ』とご指摘いただき慌てて管理画面を開くと『このアカウントは凍結されています』という表示。
ブログを確認すれば『エラー』。
凍結って、なんで!?と表示された規約を見ても思い当たるふしはない。
いや、たしかに『女の子』というワードは出まくっているけど、法や倫理に触れる『女の子』じゃないし。
せっかく積み上げた文章たちが消えてしまうのは、あまりに惜しい。
わたし以上に大切に思ってくれている那智さんのことを思うとよけいに心苦しい。
短い時間でいろいろ思い、とりあえず、問い合わせフォームで必要事項を入力して、入力画面の画像を那智さんに送り『凍結されてしまったのですが、これを送ってよいですか?』と確認を取る。
案の定、最初の一瞬は那智さん慌ててた(笑)
慌てているというより、わたしと同じようにいろいろ考えていることを話しながら整理していることが忙しいという感じだった。
まあ、結局、FC2からの返事が来てから次の手を考えるということに落ち着いて、そのまま問い合わせを送信した。
もし、このまま取りつく島もなく凍結から削除なんてなったら、せっかくのわたしたちの記録がなくなってしまうなぁ。
那智さん、ガッカリするだろうな。
まあ、でも、teacup時代の『薬指の刺青』は残っているから2010年までは確保できてるな。
それでも半分か〜。
と思いつき、引越前の非公開にしてあるFC2の『薬指の刺青』にアクセスするとやっぱりエラー表示。
んん?
もう何年も非公開で問題なかったこれまで??
このあたりから怪しいと思いはじめていると、Twitterで別の方のブログも凍結されたと流れてきたので、知っているブログに片っ端からアクセスしてみると、ほとんど同じエラー表示なっているではないか!!
うーん、ますます怪しい。
運営サイドのミスか、意図的な大量凍結か、きっとどちらかだ。
ミスなら時間はかかってももとに戻ってくれるだろうけど、意図的であれば期待は薄そうだなぁ。
無料だからわがままはいえないけど、それにしてもなくなっちゃうとしたら、あまりに惜しいし、いままでの労力が〜〜〜と思わなくもない。
いや、待て、オフ会はどうしよう!!
などなど、その後もいろいろ考えちゃったけど、結局、運営側のミスということで翌日の水曜日に解除され謝罪のメールが届いて一件落着となった次第です。
その間もTwitterやメールで心配をしてくれた方もいて、それはありがたくうれしいことではありました^^(メールは1通だけだったけどね!! 笑)
いろいろな方が心配してくれて、ちょっぴり残念がってくれたことがわかったところは今回の凍結騒動のよかったところってことにしておきます^^
とにかく、24時間の凍結騒動は無事解決して、何事もなかったように予約投稿が流れていき、日常が何事もないって幸せなのね〜と感じていました。
声をかけてくださったみなさま、そっと心配してくださったみなさま、ありがとうございました^^
これからもよろしくお願いいたします。
ということで、ご報告でした^^
追伸
知っているブログがことごとく凍結されている中、お友達の野良猫さんブログは健在だったのがなんだかおもしろかった(笑)
大人な彼女は大丈夫だったのだから、やっぱり『女の子』がキーポイントだったのだろうか?!と邪推してみたりして^^;
追伸2
ちょうどTwitterの話題が出たので。
わけあっていま那智さんのTwitterアカウントは非公開になっています。
申し訳ないのでが、新しくフォローリクエストをいただいてもどなたも受付ないことにしてます。
もともと那智さんの感想用のアカウントでしたので、感想はブログに貼るものを読んでくださいね!!
よろしくお願いいたします。
「等式」感想です。「ブログ凍結」の件ですが、契約を見ていないのでわかりませんが無料で使用しているリスクなのかともおもいました。
もう、びっくりしたよう(笑)
火曜日の夜、お友達から『ブログ見られないよ』とご指摘いただき慌てて管理画面を開くと『このアカウントは凍結されています』という表示。
ブログを確認すれば『エラー』。
凍結って、なんで!?と表示された規約を見ても思い当たるふしはない。
いや、たしかに『女の子』というワードは出まくっているけど、法や倫理に触れる『女の子』じゃないし。
せっかく積み上げた文章たちが消えてしまうのは、あまりに惜しい。
わたし以上に大切に思ってくれている那智さんのことを思うとよけいに心苦しい。
短い時間でいろいろ思い、とりあえず、問い合わせフォームで必要事項を入力して、入力画面の画像を那智さんに送り『凍結されてしまったのですが、これを送ってよいですか?』と確認を取る。
案の定、最初の一瞬は那智さん慌ててた(笑)
慌てているというより、わたしと同じようにいろいろ考えていることを話しながら整理していることが忙しいという感じだった。
まあ、結局、FC2からの返事が来てから次の手を考えるということに落ち着いて、そのまま問い合わせを送信した。
もし、このまま取りつく島もなく凍結から削除なんてなったら、せっかくのわたしたちの記録がなくなってしまうなぁ。
那智さん、ガッカリするだろうな。
まあ、でも、teacup時代の『薬指の刺青』は残っているから2010年までは確保できてるな。
それでも半分か〜。
と思いつき、引越前の非公開にしてあるFC2の『薬指の刺青』にアクセスするとやっぱりエラー表示。
んん?
もう何年も非公開で問題なかったこれまで??
このあたりから怪しいと思いはじめていると、Twitterで別の方のブログも凍結されたと流れてきたので、知っているブログに片っ端からアクセスしてみると、ほとんど同じエラー表示なっているではないか!!
うーん、ますます怪しい。
運営サイドのミスか、意図的な大量凍結か、きっとどちらかだ。
ミスなら時間はかかってももとに戻ってくれるだろうけど、意図的であれば期待は薄そうだなぁ。
無料だからわがままはいえないけど、それにしてもなくなっちゃうとしたら、あまりに惜しいし、いままでの労力が〜〜〜と思わなくもない。
いや、待て、オフ会はどうしよう!!
などなど、その後もいろいろ考えちゃったけど、結局、運営側のミスということで翌日の水曜日に解除され謝罪のメールが届いて一件落着となった次第です。
その間もTwitterやメールで心配をしてくれた方もいて、それはありがたくうれしいことではありました^^(メールは1通だけだったけどね!! 笑)
いろいろな方が心配してくれて、ちょっぴり残念がってくれたことがわかったところは今回の凍結騒動のよかったところってことにしておきます^^
とにかく、24時間の凍結騒動は無事解決して、何事もなかったように予約投稿が流れていき、日常が何事もないって幸せなのね〜と感じていました。
声をかけてくださったみなさま、そっと心配してくださったみなさま、ありがとうございました^^
これからもよろしくお願いいたします。
ということで、ご報告でした^^
追伸
知っているブログがことごとく凍結されている中、お友達の野良猫さんブログは健在だったのがなんだかおもしろかった(笑)
大人な彼女は大丈夫だったのだから、やっぱり『女の子』がキーポイントだったのだろうか?!と邪推してみたりして^^;
追伸2
ちょうどTwitterの話題が出たので。
わけあっていま那智さんのTwitterアカウントは非公開になっています。
申し訳ないのでが、新しくフォローリクエストをいただいてもどなたも受付ないことにしてます。
もともと那智さんの感想用のアカウントでしたので、感想はブログに貼るものを読んでくださいね!!
よろしくお願いいたします。
「等式」感想です。「ブログ凍結」の件ですが、契約を見ていないのでわかりませんが無料で使用しているリスクなのかともおもいました。
秀逸なAV
独特な幸福感
最近使いはじめたラブホの中ではグレードの高い部屋だった。
マッサージチェアもあって、那智さんとふたり超おくつろぎ。
このところ睡眠の質があまりよくないので、那智さんのそばでうとうとする良質を堪能した。
いろいろ済んで(笑)
まだ飲み屋に出かけるには少し早い。
わたしはなーんにもしないで那智さんにくっついているだけで充分満足なんだけど、なにもしないがあまり得意じゃない那智さんはテレビをカチカチしはじめた。
どうやらエッチチャンネルを眺めていたらしく、まださっきのうとうとの余韻をかみしめながらくっついていると、「どれにする?」と。
外していたメガネ(おお、もしかしてメガネ記述初かな?コンタクトがしんどいときはメガネです^^)をかけて画面を見る。
SMだかフェチだかのカテゴリから探していたみたいなんだけど、これというのが見つからないらしい。
これ作った人、SM知らないんじゃない(笑)
たしかにタイトルやパッケージを見る限りではSMというより『少し過激なエッチ』くらいの印象のものばかりだった。
いくつも飛ばして、とりあえずのものを見つけたようでスタートボタンが押された。
チラッと見ると『弱味を握られた人妻が性奴隷に』みたいなサブタイトルがあった。
ふーーーん
と思いながらも、もうサブタイトルのベタさ加減に若干諦めな気持ちで(期待してるのか!!)那智さんの胸を枕にして話半分な感じで画面を見る。
はじまりは、キレイな若妻が旦那さんを送り出し、買い物に出かけた帰りに男に見つかり後をつけられる。
帰宅して掃除をしていると、その男が部屋に侵入してきて、レイプをするのだ。
無理やりは妄想のひとつではあるけれど、妄想と恐怖や嫌悪の両方があるから、じつは精神的疲労が大きくてあまり見ないでいたいのだ。
だから、このレイプシーンも怖さのほうが勝っていたようで
わたし、こういうの怖いです
なんて言いながら、那智さんの胸の枕から降りて壁側を向いたりする。
キレイだ
僕のものになって
などと言いながら逃げる女性を執拗に追いかける。
ちょっと思い込みの激しいストーカータイプで、それもちょっと怖いな~と耳だけ傾ける。
寝転がるにはメガネ邪魔なんだよね。
外す。
目を閉じ、まどろみを再開する。
やめてください!!
いいじゃないですか、美しいあなたを僕のものにしたい
いや!!
あ、そうだ、そうだ、さっき仕事のメールが来ていたんだ、確認しなきゃ。
メガネつけて、スマホを開く。
メールチェック。
スマホを置いて、また那智さんにくっつく。
ちらりとテレビ画面を見ると、まだずっと抵抗している。
なんとなく、すぐに『感じはじめて性奴隷』な流れかと思っていたので、ふうん、上映時間が長いとそれなりに引っぱるのかななんて思う。
しつこいですね
実際、こうなったら、相当怖いだろうな~
性的な興味より『レイプ』に対する抵抗感のほうが強くて、ついつい饒舌になってしまう。
那智さん、こういうの見ると興奮するんですか?
や~、そういうのはないね~(笑)
思春期のころならいざ知らず、この年のなって妄想で興奮することもないよね。
あ、だけど、さっきフェラしなかったのは、いい感じだったな
ほうほう。
たしかに、「僕のも舐めてもらいましょうか」なんて言いながら無理やり口にねじ込もうとしていたけど、最後まで抵抗しつづけてくわえるまではしていなかったみたいだった。
なんとなくのお約束で、そこでは結局くわえちゃう流れを想像しそうだけど、そうじゃなかったのは、那智さんのいう通りでおもしろい。
そして、レイプが終わったところで男が着衣の乱れた若妻の写真を撮り、それをもとに脅していくというストーリーになっていくようだった。
サブタイトルの通りだね~。
これもなんだかお約束っぽい。
でも、実際、こうだったら警察に被害届け出しますよね
那智さんにだって相談するだろうし
つい現実のことと比較して、文句つけちゃう^^;
まだ、見てますか?
ああ
まあ、わたし、こういう画面見続けるの抵抗あるから、まどろんでおこうっと、とまたメガネを外して那智さんの脇に収まる。
ぬくぬくしあわせ。
シーンが変わったみたい。
さあ、今日はあたなのもっといやらしい姿を見せてもらいます
鏡の前にたって、ここでオナニーをしてください
そう、とてもキレイだ
あ、そうだ、そうだ、ホテル出る時間のアラーム、念のためつけておいたほうがいいよね。
那智さん、出る時間のアラームつけますね?
メガネをかけてスマホを見る。
寝ながらスマホを目の前にかざすと自然と視界にテレビ画面が入ってくる。
画面には黒い下着に赤い口紅を差す若妻の姿。
洋服に着替え向かった先は男の家だった。
わたしはあなたにしてほしくて来てしまうようになってしまった
それはうれしいです
でも、そんないやらしいあなたにはお仕置きをしなければ
ここで裸になってください
と玄関先で裸にさせられ
あなたにはこれがお似合いだ
と首輪をつけられる。
スマホ越し。
スマホ、ちょっと邪魔。
アラームセットできちゃった。
そうだ、そうだ、スマホのゲーム、そろそろ攻撃に出たほうがいい時間だったから、やろう。
体勢を変えず、スマホをかかげゲームをはじめる。
そう、犬のように足をあげて
美しくていやらしい顔をこちらに向けて
男の指示で若妻はポーズを取っているみたい。
あ、ゲーム、ゲーム。
場面は室内に移った。
男の部屋だろう。
全裸で首輪の女性を足下に置きリードをつけている。
俺、トイレね、そのままでいいよ
那智さん、いなくなっちゃった。
ゲームおしまい。
スマホ置く。
わたしとテレビの間にスマホなし、視界良好。
さあ、これを拾ってくるんだ
そういって、ロープを束ねて作った骨もどきのものをぽいと投げて、よちよちと四つ足で女性が取りに行った。
よし、いいこだ
頭を撫でる。
わぁ、いい展開!!
でも、遅い
お尻をパチンと叩く。
もう一回
厳しいの苦手だけど、こんなふうにされたら、そりゃあ、うれしいよね!!
なかなかよいシーン。
那智さん、戻る。
あ、スマホチェックしよう。
わたし、スマホをいじる。
テレビでは、そこからセックスがはじまった。
あ~あ。
これじゃ、世の男性は勘違いしちゃいますよね~。
首輪してちょっと犬っぽく扱ってお尻パチンと叩いて、すぐセックスしたら、それで調教や奴隷やSMだと思っちゃう。
その流れは否定しないけど、これでSM充分と思われちゃったら、違うよね。
これはスパイスのひとつだってことだよね。
まったく、もう、アダルトビデオがお手軽セックスの片棒を担いでいると思われてもしかたないよ^^;
文句いいたくなってスマホ置く。
ね~、那智さん、これ見たら勘違いしちゃう人いますよね!?
これでいいんだって!!
そこからひたすらセックスをしている映像を横目に那智さんに向かって日本のAV業界への苦言を呈する。
まあね、でも、これ、かなりよく作ってるよ
最初はどうかと思ったけど
やったことある人が作ったんじゃない?
やったことない人だったら、すごい
たしかに、ときどき見るSMものとは似て非なる作りだった。
SMカテゴリにおいて、女性が快感を覚え、望んでその立場を選ぶこと。
そして、その女性の蔑むことをせず、淫乱さを賞賛すること。
これはかなりめずらしいことだと思う。
ほとんどが嫌がっているのも無理やり、で、いつのまにか快感って流れで、ほとんどが『この淫乱女!!』の蔑みばかりだものね。
最初こそストーカーのレイプものっぽくて苦手意識持ってしまったけど、たしかに、わたしたちが望むSM像に近い描き方だった。
ああ、そう、そうです
たしかに、導入部分は不自然でしたけど、さっきのお口そうだったし、全体を通して、女性を蔑まさず、むしろ『美しい』と賞賛していましたよね!!
だろ?
りん子、大喜びだったじゃん(笑)
え?
いえ、わたしは基本、ああいうの見ないし、那智さんにくっついていればいいし、スマホもチェックしなきゃいけなかったし
そんなに見てないです!!
なにいってんだよ
意識しまくっててさ、俺のほうが恥ずかしくなってたよ(笑)
ああああ、うううう。
いえ、ホントにレイプの描写苦手だし、SMからセックスの流れに勘違い男を増長させてしまいそうで苦言だったし、興味より羞恥や嫌悪やまどろみ欲やメールチェックのほうが勝っていたはずなんですけど!!
たしかに、スマホいじりながら、スマホちょっと傾けてテレビチラ見してたような。
那智さんがトイレのときだけがっつり見てたような。
…
ごめんなさい。
見たいような見たくないような、でしたけど、見たかったです…。
どうやら、無意識の葛藤が那智さんには手に取るように伝わってしまっていたようで情けない顛末になってしまった。
とにかく、ホテルにあったアダルトビデオは秀逸だったの!!
可愛がるSMとか蔑まないSM、いいよね。
ね!?
ってことがいいたいエントリーでした!!
あと、性に目覚めたばかりの男子みたいなわたしの態度は那智さんを恥ずかしがらせてしまうってことも、ちょっとだけ織り込んでおきますけど(笑)
最近使いはじめたラブホの中ではグレードの高い部屋だった。
マッサージチェアもあって、那智さんとふたり超おくつろぎ。
このところ睡眠の質があまりよくないので、那智さんのそばでうとうとする良質を堪能した。
いろいろ済んで(笑)
まだ飲み屋に出かけるには少し早い。
わたしはなーんにもしないで那智さんにくっついているだけで充分満足なんだけど、なにもしないがあまり得意じゃない那智さんはテレビをカチカチしはじめた。
どうやらエッチチャンネルを眺めていたらしく、まださっきのうとうとの余韻をかみしめながらくっついていると、「どれにする?」と。
外していたメガネ(おお、もしかしてメガネ記述初かな?コンタクトがしんどいときはメガネです^^)をかけて画面を見る。
SMだかフェチだかのカテゴリから探していたみたいなんだけど、これというのが見つからないらしい。
これ作った人、SM知らないんじゃない(笑)
たしかにタイトルやパッケージを見る限りではSMというより『少し過激なエッチ』くらいの印象のものばかりだった。
いくつも飛ばして、とりあえずのものを見つけたようでスタートボタンが押された。
チラッと見ると『弱味を握られた人妻が性奴隷に』みたいなサブタイトルがあった。
ふーーーん
と思いながらも、もうサブタイトルのベタさ加減に若干諦めな気持ちで(期待してるのか!!)那智さんの胸を枕にして話半分な感じで画面を見る。
はじまりは、キレイな若妻が旦那さんを送り出し、買い物に出かけた帰りに男に見つかり後をつけられる。
帰宅して掃除をしていると、その男が部屋に侵入してきて、レイプをするのだ。
無理やりは妄想のひとつではあるけれど、妄想と恐怖や嫌悪の両方があるから、じつは精神的疲労が大きくてあまり見ないでいたいのだ。
だから、このレイプシーンも怖さのほうが勝っていたようで
わたし、こういうの怖いです
なんて言いながら、那智さんの胸の枕から降りて壁側を向いたりする。
キレイだ
僕のものになって
などと言いながら逃げる女性を執拗に追いかける。
ちょっと思い込みの激しいストーカータイプで、それもちょっと怖いな~と耳だけ傾ける。
寝転がるにはメガネ邪魔なんだよね。
外す。
目を閉じ、まどろみを再開する。
やめてください!!
いいじゃないですか、美しいあなたを僕のものにしたい
いや!!
あ、そうだ、そうだ、さっき仕事のメールが来ていたんだ、確認しなきゃ。
メガネつけて、スマホを開く。
メールチェック。
スマホを置いて、また那智さんにくっつく。
ちらりとテレビ画面を見ると、まだずっと抵抗している。
なんとなく、すぐに『感じはじめて性奴隷』な流れかと思っていたので、ふうん、上映時間が長いとそれなりに引っぱるのかななんて思う。
しつこいですね
実際、こうなったら、相当怖いだろうな~
性的な興味より『レイプ』に対する抵抗感のほうが強くて、ついつい饒舌になってしまう。
那智さん、こういうの見ると興奮するんですか?
や~、そういうのはないね~(笑)
思春期のころならいざ知らず、この年のなって妄想で興奮することもないよね。
あ、だけど、さっきフェラしなかったのは、いい感じだったな
ほうほう。
たしかに、「僕のも舐めてもらいましょうか」なんて言いながら無理やり口にねじ込もうとしていたけど、最後まで抵抗しつづけてくわえるまではしていなかったみたいだった。
なんとなくのお約束で、そこでは結局くわえちゃう流れを想像しそうだけど、そうじゃなかったのは、那智さんのいう通りでおもしろい。
そして、レイプが終わったところで男が着衣の乱れた若妻の写真を撮り、それをもとに脅していくというストーリーになっていくようだった。
サブタイトルの通りだね~。
これもなんだかお約束っぽい。
でも、実際、こうだったら警察に被害届け出しますよね
那智さんにだって相談するだろうし
つい現実のことと比較して、文句つけちゃう^^;
まだ、見てますか?
ああ
まあ、わたし、こういう画面見続けるの抵抗あるから、まどろんでおこうっと、とまたメガネを外して那智さんの脇に収まる。
ぬくぬくしあわせ。
シーンが変わったみたい。
さあ、今日はあたなのもっといやらしい姿を見せてもらいます
鏡の前にたって、ここでオナニーをしてください
そう、とてもキレイだ
あ、そうだ、そうだ、ホテル出る時間のアラーム、念のためつけておいたほうがいいよね。
那智さん、出る時間のアラームつけますね?
メガネをかけてスマホを見る。
寝ながらスマホを目の前にかざすと自然と視界にテレビ画面が入ってくる。
画面には黒い下着に赤い口紅を差す若妻の姿。
洋服に着替え向かった先は男の家だった。
わたしはあなたにしてほしくて来てしまうようになってしまった
それはうれしいです
でも、そんないやらしいあなたにはお仕置きをしなければ
ここで裸になってください
と玄関先で裸にさせられ
あなたにはこれがお似合いだ
と首輪をつけられる。
スマホ越し。
スマホ、ちょっと邪魔。
アラームセットできちゃった。
そうだ、そうだ、スマホのゲーム、そろそろ攻撃に出たほうがいい時間だったから、やろう。
体勢を変えず、スマホをかかげゲームをはじめる。
そう、犬のように足をあげて
美しくていやらしい顔をこちらに向けて
男の指示で若妻はポーズを取っているみたい。
あ、ゲーム、ゲーム。
場面は室内に移った。
男の部屋だろう。
全裸で首輪の女性を足下に置きリードをつけている。
俺、トイレね、そのままでいいよ
那智さん、いなくなっちゃった。
ゲームおしまい。
スマホ置く。
わたしとテレビの間にスマホなし、視界良好。
さあ、これを拾ってくるんだ
そういって、ロープを束ねて作った骨もどきのものをぽいと投げて、よちよちと四つ足で女性が取りに行った。
よし、いいこだ
頭を撫でる。
わぁ、いい展開!!
でも、遅い
お尻をパチンと叩く。
もう一回
厳しいの苦手だけど、こんなふうにされたら、そりゃあ、うれしいよね!!
なかなかよいシーン。
那智さん、戻る。
あ、スマホチェックしよう。
わたし、スマホをいじる。
テレビでは、そこからセックスがはじまった。
あ~あ。
これじゃ、世の男性は勘違いしちゃいますよね~。
首輪してちょっと犬っぽく扱ってお尻パチンと叩いて、すぐセックスしたら、それで調教や奴隷やSMだと思っちゃう。
その流れは否定しないけど、これでSM充分と思われちゃったら、違うよね。
これはスパイスのひとつだってことだよね。
まったく、もう、アダルトビデオがお手軽セックスの片棒を担いでいると思われてもしかたないよ^^;
文句いいたくなってスマホ置く。
ね~、那智さん、これ見たら勘違いしちゃう人いますよね!?
これでいいんだって!!
そこからひたすらセックスをしている映像を横目に那智さんに向かって日本のAV業界への苦言を呈する。
まあね、でも、これ、かなりよく作ってるよ
最初はどうかと思ったけど
やったことある人が作ったんじゃない?
やったことない人だったら、すごい
たしかに、ときどき見るSMものとは似て非なる作りだった。
SMカテゴリにおいて、女性が快感を覚え、望んでその立場を選ぶこと。
そして、その女性の蔑むことをせず、淫乱さを賞賛すること。
これはかなりめずらしいことだと思う。
ほとんどが嫌がっているのも無理やり、で、いつのまにか快感って流れで、ほとんどが『この淫乱女!!』の蔑みばかりだものね。
最初こそストーカーのレイプものっぽくて苦手意識持ってしまったけど、たしかに、わたしたちが望むSM像に近い描き方だった。
ああ、そう、そうです
たしかに、導入部分は不自然でしたけど、さっきのお口そうだったし、全体を通して、女性を蔑まさず、むしろ『美しい』と賞賛していましたよね!!
だろ?
りん子、大喜びだったじゃん(笑)
え?
いえ、わたしは基本、ああいうの見ないし、那智さんにくっついていればいいし、スマホもチェックしなきゃいけなかったし
そんなに見てないです!!
なにいってんだよ
意識しまくっててさ、俺のほうが恥ずかしくなってたよ(笑)
ああああ、うううう。
いえ、ホントにレイプの描写苦手だし、SMからセックスの流れに勘違い男を増長させてしまいそうで苦言だったし、興味より羞恥や嫌悪やまどろみ欲やメールチェックのほうが勝っていたはずなんですけど!!
たしかに、スマホいじりながら、スマホちょっと傾けてテレビチラ見してたような。
那智さんがトイレのときだけがっつり見てたような。
…
ごめんなさい。
見たいような見たくないような、でしたけど、見たかったです…。
どうやら、無意識の葛藤が那智さんには手に取るように伝わってしまっていたようで情けない顛末になってしまった。
とにかく、ホテルにあったアダルトビデオは秀逸だったの!!
可愛がるSMとか蔑まないSM、いいよね。
ね!?
ってことがいいたいエントリーでした!!
あと、性に目覚めたばかりの男子みたいなわたしの態度は那智さんを恥ずかしがらせてしまうってことも、ちょっとだけ織り込んでおきますけど(笑)
ティアラ
独特な幸福感
某ねずみの国に那智さんと行った。
那智さんとお出かけはいつも楽しい。
楽しいのはもちろんなんだけど、『安心』するんだ。
お互いに悪意なく『いい時間にしたい』と思い合えているし、那智さん、いつもいつも良好な機嫌を保ってくれているからヒヤヒヤしないんだ。
だから、『安心』。
安心できると、楽しさも倍増する。
前は割りとアトラクションにガンガン乗る派だったらしいけど、今回はわたしのペースに合わせてくれて、比較的ゆったりと回った。
わたしはアトラクションに乗るのはもちろん好きだけど、じつは、『ただウロウロする』のも大好きなの。
西部の町やジャングルや時代と世界を旅しているような気分を味わえる、あの凝った空気の中にいるだけですごく楽しかったりするのだ。
だから、買い食いしたりお店を覗いたりしている時間も大事。
今回はそれに付き合ってくれることも多く、わたしっぽく楽しませてもらった。
某ねずみの国には何回か連れて行ってもらっている。
その度になにかお土産を買ってくれるの。
ただ、わたしは『買ってもらう』ことがあまり得意ではないので、毎回、ちょっと手こずる。
予算とか時間とかいろいろ気にして、これというものを見つけることがプレッシャーになってしまうのだ。
それでも、おもちゃみたいな指輪はいまでもお仕事のときのお守りだし、ピンクのシュシュは照れながらたまーにしている。
あらためて、思うけど、ここで買ってもらうものはどれも『女の子』 なものばかり。
キラキラ、ふわふわ。
シンデレラやティンカーベルやアリス。
小さい小さいころに胸をときめかせたキラキラなものたち。
きっとお出かけすると那智さんと一緒にいる『安心』を再確認できるから、心が『女の子』的なキレイなものを肯定したくなるかな。
でも、そこに辿りつくまでがちょっと大変。
かわいいものほしい、でも、似合わないしいい年だし。
買ってもらうプレッシャーもあわさって、ひとりで右往左往してしまう。
そんな中、これは絶対ないよね~と思いつつもいつもいつも手にとって右往左往してしまうものがあるの。
それはね、『ティアラ』。
ガラス細工ショップにあるんだ。
いろいろな形のもの。
ゴージャスなものからシンプルなもの。
たまらなくキレイでかわいい。
これがほしくてしかたないの。
わかってます(笑)
そんな年齢じゃないし、そもそもいつ付けるの!?ってことくらいわかってます。
でも、いつもいつも手に取って、ステキだな~~~と眺めてるの。
那智さん、ティアラ、キレイですね~
ほしいな~
どれがいいと思いますか??
でもな~、さすがに買わないですよね~
買うわけない!!
買えばいいだろ(笑)
ホントですか?!
その代わり、つけて歩けよ、いつものデートの街でも(笑)
いや~、それは厳しいでしょう!!
この会話を毎回。
じつはそんなに高価なものじゃないんだ。
だから、買ってもらうのに遠慮することもない。
そうはいっても、街中でつけなくたってきっと許してくれる。
でも、わたしは毎回那智さんに『つけて歩く』条件を提示され、諦めるときに、不思議な幸福を感じているんだ。
とてもほしいのに、諦めるとき、すこしホッとしているの。
叶えたいものは叶ってしまうと色褪せてしまうことを無意識に知っているからなのだろうか。
でも、それだけじゃない。
ティアラを一層キラキラに見せているのは、「どうしよう、どうしよう」とねだって、肯定されたり条件つけられたりしている那智さんとの空気なんだ。
ほしいものを目の前にしながら、うずうずすること、それを諦めさせてもらう甘い感情。
これを全部ひっくるめて、わたしの『キラキラ』したものなんだ。
永遠になくならないあめ玉のようにずっとコロコロしていたいから、いつもほしがって、いつも諦めている。
それを知ってか知らずか、那智さんは毎回付き合ってくれて、毎回条件をつけて諦めさせてくれる。
優しいはからい。
どうする?
デートの街でつける~?(笑)
今日も安心できて楽しかった。
きっといま買ってといえば買ってくれるだろう。
条件を楽しみのネタにして。
でも、まだ買うのは惜しい。
もうすこし、那智さんの手のひらで甘い感情をコロコロしていたい。
今日はやめます
わたしが60才になったら買ってください
60になったら買ってくれます?
いいよ
60だったら条件なしにしてあげよう
わたしはあとしばらく叶えたくて、諦める幸福を味わえる。
そして、何才になっても那智さんのそばでキラキラの心地よさを感じられる『女の子』でいさせてもらえる。
これはわたしの決意表明。
いつのまにか『キラキラ』したものを遠ざけるようになっていたわたしに『女の子』の心地よさを思い出させてくれた那智さん。
それからずっと『女の子』を肯定しつづけてくれている。
だから、わたしはいつまでもあなたのそばで『キラキラ』をよろこべる女でいる。
年齢なんて関係ない。
那智さんにとっていつまでもティアラを買ってあげたいと思える女でいる。
そんなちょっぴりの気概をこめて、今回も幸福に諦めた。
ってことで、60才になったらおもちゃのティアラ買ってもらうんだ^^
60、いうほど遠くないんだけどね(笑)
<関連エントリー>
ピンク 2 3
わたしの『女の子』
『女の子』
答えの出ていない仮説
某ねずみの国に那智さんと行った。
那智さんとお出かけはいつも楽しい。
楽しいのはもちろんなんだけど、『安心』するんだ。
お互いに悪意なく『いい時間にしたい』と思い合えているし、那智さん、いつもいつも良好な機嫌を保ってくれているからヒヤヒヤしないんだ。
だから、『安心』。
安心できると、楽しさも倍増する。
前は割りとアトラクションにガンガン乗る派だったらしいけど、今回はわたしのペースに合わせてくれて、比較的ゆったりと回った。
わたしはアトラクションに乗るのはもちろん好きだけど、じつは、『ただウロウロする』のも大好きなの。
西部の町やジャングルや時代と世界を旅しているような気分を味わえる、あの凝った空気の中にいるだけですごく楽しかったりするのだ。
だから、買い食いしたりお店を覗いたりしている時間も大事。
今回はそれに付き合ってくれることも多く、わたしっぽく楽しませてもらった。
某ねずみの国には何回か連れて行ってもらっている。
その度になにかお土産を買ってくれるの。
ただ、わたしは『買ってもらう』ことがあまり得意ではないので、毎回、ちょっと手こずる。
予算とか時間とかいろいろ気にして、これというものを見つけることがプレッシャーになってしまうのだ。
それでも、おもちゃみたいな指輪はいまでもお仕事のときのお守りだし、ピンクのシュシュは照れながらたまーにしている。
あらためて、思うけど、ここで買ってもらうものはどれも『女の子』 なものばかり。
キラキラ、ふわふわ。
シンデレラやティンカーベルやアリス。
小さい小さいころに胸をときめかせたキラキラなものたち。
きっとお出かけすると那智さんと一緒にいる『安心』を再確認できるから、心が『女の子』的なキレイなものを肯定したくなるかな。
でも、そこに辿りつくまでがちょっと大変。
かわいいものほしい、でも、似合わないしいい年だし。
買ってもらうプレッシャーもあわさって、ひとりで右往左往してしまう。
そんな中、これは絶対ないよね~と思いつつもいつもいつも手にとって右往左往してしまうものがあるの。
それはね、『ティアラ』。
ガラス細工ショップにあるんだ。
いろいろな形のもの。
ゴージャスなものからシンプルなもの。
たまらなくキレイでかわいい。
これがほしくてしかたないの。
わかってます(笑)
そんな年齢じゃないし、そもそもいつ付けるの!?ってことくらいわかってます。
でも、いつもいつも手に取って、ステキだな~~~と眺めてるの。
那智さん、ティアラ、キレイですね~
ほしいな~
どれがいいと思いますか??
でもな~、さすがに買わないですよね~
買うわけない!!
買えばいいだろ(笑)
ホントですか?!
その代わり、つけて歩けよ、いつものデートの街でも(笑)
いや~、それは厳しいでしょう!!
この会話を毎回。
じつはそんなに高価なものじゃないんだ。
だから、買ってもらうのに遠慮することもない。
そうはいっても、街中でつけなくたってきっと許してくれる。
でも、わたしは毎回那智さんに『つけて歩く』条件を提示され、諦めるときに、不思議な幸福を感じているんだ。
とてもほしいのに、諦めるとき、すこしホッとしているの。
叶えたいものは叶ってしまうと色褪せてしまうことを無意識に知っているからなのだろうか。
でも、それだけじゃない。
ティアラを一層キラキラに見せているのは、「どうしよう、どうしよう」とねだって、肯定されたり条件つけられたりしている那智さんとの空気なんだ。
ほしいものを目の前にしながら、うずうずすること、それを諦めさせてもらう甘い感情。
これを全部ひっくるめて、わたしの『キラキラ』したものなんだ。
永遠になくならないあめ玉のようにずっとコロコロしていたいから、いつもほしがって、いつも諦めている。
それを知ってか知らずか、那智さんは毎回付き合ってくれて、毎回条件をつけて諦めさせてくれる。
優しいはからい。
どうする?
デートの街でつける~?(笑)
今日も安心できて楽しかった。
きっといま買ってといえば買ってくれるだろう。
条件を楽しみのネタにして。
でも、まだ買うのは惜しい。
もうすこし、那智さんの手のひらで甘い感情をコロコロしていたい。
今日はやめます
わたしが60才になったら買ってください
60になったら買ってくれます?
いいよ
60だったら条件なしにしてあげよう
わたしはあとしばらく叶えたくて、諦める幸福を味わえる。
そして、何才になっても那智さんのそばでキラキラの心地よさを感じられる『女の子』でいさせてもらえる。
これはわたしの決意表明。
いつのまにか『キラキラ』したものを遠ざけるようになっていたわたしに『女の子』の心地よさを思い出させてくれた那智さん。
それからずっと『女の子』を肯定しつづけてくれている。
だから、わたしはいつまでもあなたのそばで『キラキラ』をよろこべる女でいる。
年齢なんて関係ない。
那智さんにとっていつまでもティアラを買ってあげたいと思える女でいる。
そんなちょっぴりの気概をこめて、今回も幸福に諦めた。
ってことで、60才になったらおもちゃのティアラ買ってもらうんだ^^
60、いうほど遠くないんだけどね(笑)
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ピンク 2 3
わたしの『女の子』
『女の子』
答えの出ていない仮説
りん子フェミ
りん子的独り言(エラそう)
特別フェミニズムについて勉強しているわけではないので、これはフェミニズムとして正しい思考かどうかはわからない。
わたしの感覚としてのお話。
そして、これは誰かを責めるつもりも、誰かと戦うつもりもない(その気持ちないわけじゃないけど 笑)
わたしは味方を増やしたいのです。
ふたつのお話を書きます。
どちらも当事者でない人、加害側でも被害側でもない人のほうが多いでしょうけれど、当事者ではないあなたの想像力にわたしは訴えたい。
ひとつめ。
市のPRとして海女をモチーフにした萌えキャラの女の子が女性蔑視とかその職業の人を侮辱しているとかで批判になったことはご存知でしょうか。
(現在は非公式とかになってますので、いちおうぼやかします)
海女見習いの17歳の女の子が萌え絵っぽく胸や太ももを強調させていることが、そのような批判になったのだろう。
萌え絵はひとつの文化だとか、ちょっと胸を強調するくらいどこでもやっているとか、当の海女さんの中にも肯定している人もいるとか、まあ、擁護する人の意見もいろいろあると思うけど。
わたしとしてはこのふたつの要素が重なっていることでNG。
ひとつは公的機関であること
と
10代の女子であること
この2点が胸や太ももを強調させた絵を使ったことが問題なのです。
10代の子の胸強調絵なんて山ほどあるよね、でも、それを公的機関がやってはダメ。
公的機関で萌え絵や女性の写真を使うことはあるよね、でも、それを胸を強調させた10代であってはダメ。
(わたし的には公的でなくても10代の胸強調も、成人でも公的に胸強調も、ホントはイヤだけどね)
じつは、わたしたちは『女の子が性的な対象として搾取される』ことに対して、ものすごく鈍感になっていると思うのです。
テレビでは10代後半にもならないような女の子たちが、たくさん露出して商品として消費されている。
直接な性的搾取とは違うと思うかもしれないけど、少女を消費の対象として見ていいんだという緩みは直接的な性的搾取の温床になりかねない。
萌えやアイドルはひとつの文化やビジネスとして確立されているし、なくなることはないでしょう。
わたしだって、アイドルの子や萌え絵かわいいって思うし、それを全面否定するつもりはないけれど、どんなに、『彼女たちが望んでいる』と言っても、『ビジネスとして成立している』としても、『そこらの大人よりしっかりしている』かもしれないとしても、わたしたち大人は『わたしたちは彼女たちよりずっと大人であり、彼女たちはまだ子どもの範疇なのだ』という自覚と想像力を持っていてほしい。
選挙権もなく、社会を作るための決定権がない10代(正式には18歳以下ね)たちは『守られるべき立場の子ども』なのだ。
その決定権のない立場=社会的弱者にあたる少女が簡単に大量に搾取の対象になってしまう事実に、本来なら見張っている立場である公的機関が『OK』を出してしまうと、どんどん人々の感覚が緩々になってしまうからNGなのです。
ちなみにね。
公的機関で10代で体の中の性的なニュアンスのある部分を強調で、想像してね。
たとえば
警視庁のPRポスターにさ、アニメのカッコいい男子キャラっぽい10代設定の男の子(わたしよく知らないけど、あるよね?男子高校生ものもアニメとか)でね
男版ミニスカポリスみたいなピッチピチのホットパンツの制服着せて、股間強調させて『カッコいいおまわりさんになるためにがんばってます!!(きらん☆)』って敬礼しているイラストが出たら、どうだろう??
不謹慎だとか、警察の仕事をバカにするなとか、思わない??
これに嫌悪感を感じた人は、公的機関で性的ニュアンスのある部位を強調する萌え絵や、ひいては少女の搾取にも同じ感覚を持ってくれると信じています。
わたしたち大人は、強者である大人が弱者を簡単に蹂躙してしまっているという認識を持っていないといけなと思うのです。
ふたつめ。
Twitterを見ていたら、女子高生があまりに痴漢の被害に遭うので『私は泣き寝入りしません』っていうバッチを作って鞄につけるようにしたという話題があった。
被害は減ったそうで、この発案によりプロジェクトも立ち上がったそうです。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/03/stop-chikan-badge_n_8458830.html
がんばれ!!と思ってます。
そしたら、それを受けて、今度は男性が『痴漢は俺の敵』みないな文言のバッチを作ったという話題も出てきたの!!
なんて頼もしい!!
電車の中でたくさんの男の人がこれをつけてくれていたらなんて頼もしくて安心するだろう。
さて。
ここまで読んで、男の人、どう思いました?(笑)
いや、そんなの恥ずかしい
トラブルに巻き込まれそう
そんなことして意味あるの?
きっと『よし、つけよう』と思った人よりずっと上記の感想を持った人のほうが多いよね。
うん、うん、わかります。
恥ずかしいですよね。
トラブルに巻き込まれそうでイヤですよね。
変な人に目をつけられたら困りますよね。
その気持ち、そのままキープで。
変な目で見られたら恥ずかしい、逆切れされたり後をつけられたりして、さらなるトラブルを引き起こす危険性を考えて、痴漢かもと思っても声をあげられない気持ち。
電車の中でいつ痴漢の被害に遭うか(実際遭ってる)、ちょっと身構えて乗る気持ちって、あなたがバッチつける?で湧いた条件反射的嫌悪の感情に近いはずなんです(力関係とか考えたら、数倍大きいはずだけどね)
これがまず最初に想像してほしいこと。
痴漢に限定しているけど(本当はもっと広義で語りたいけど)、女である、さらに制服を着ているなんていうのは『バッチ』以上にリスクを背負って乗車しているのだと、被害に遭う側の複雑な恐怖をちょっとでも想像していただけるといいなと思います。
でもね、那智さんったらね。
「バッチつける勇気と痴漢を訴える勇気はどっちが勇気いるかな」なんていうのです。
じゃあ、ここで次の想像を^^
自分より力の強い者(その属性が社会の中枢を担っている社会)に性的対象に見られている状況を説明するために『体格のよい人種のゲイ』で例えさせてください。
たとえばね。
政治家も警察も検察官も裁判官もほとんどがあなたより体格のいい人種でゲイの社会の中で、電車に乗ったら半数(もしくはそれ以上)がその人たちだとして、そのひとりのマイクタイソンみたいな人に股間をまさぐられたとしたらね。
怖いですよね。
そこで声をあげようと思えるでしょうか。
抵抗すれば逆切れされかねない、力では叶わないとわかっている人の腕を掴んで声高に訴えられるでしょうか。
なかなか厳しいと思うのだけど、これを厳しくしているのは、じつは、そのタイソンの存在だけではないのです。
周囲の多くがその属性であり、その属性の人はもちろん、被害側と同じ属性(この場合はヘテロの日本人男性)さえも、助けてくれる保証がないから、厳しいのだとは思いませんか。
(最初の記事を読んでもらえばわかるけど、痴漢している人の手を握ってインクをつけるという対策に高校生の彼女は「間違ってやっていない人の手を掴むことも怖い」と言っています。そう、誰かを犯罪者にしてしまう重圧もあるんだよね、冤罪うんぬんはわかるけど、ほとんどの女性はそれも心配しているのだということも知っていてね)
想像してみてね。
女性が痴漢の被害に遭う恐怖は加害者に対してだけではなく、周囲が助けてくれない恐怖もじつはけっこう大きいのです。
そこで、『俺は味方だよ』っていうバッチをつけている男性がたくさん電車にいたらなんて心強いのだろうって思います。
あなたの股間をまさぐっている痴漢のタイソン(仮名)と同じ属性(体格のいい人種のゲイたち)が『味方だよ』と示してくれていたら、誰かしら必ず手を差し伸べてくれる社会だと知っていたら、心強いと思いませんか。
そんな想像。
だからといって、バッチつけてなんて簡単にいえるものではないですよね。
わたしがいいたいのは、痴漢はダメだよねという強めの共通認識を持ってほしいということです。
一部の加害者のせいで、多くの男性が冤罪の危険性を心配しないといけないのだもの、むしろ、多くの男性だって被害者ではないかと思うのです。
バッチつけてとはいいませんけど、サイレントマジョリティであることは加害者を増長させてしまいます。
そのために、ちょっとだけ想像力を広げてみて。
人はちょっと気を抜くと簡単に弱者の立場を侵害してしまいます。
そういうものなのだと知ってほしい、公的機関や大人は自分が知らぬ間に弱者を侵害していないか、もしくは、気づかないことや黙っていることで侵害を許してしまっていないか、想像力を働かせていたいと思います。
弱い者の味方は、いつもカッコいいものです^^
追伸
那智さん、今回は感想はスルーでもいいですよ(笑)
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ある日の記録6
にわかフェミ
『にわかフェミ』の補足
ひねくれ者1
特別フェミニズムについて勉強しているわけではないので、これはフェミニズムとして正しい思考かどうかはわからない。
わたしの感覚としてのお話。
そして、これは誰かを責めるつもりも、誰かと戦うつもりもない(その気持ちないわけじゃないけど 笑)
わたしは味方を増やしたいのです。
ふたつのお話を書きます。
どちらも当事者でない人、加害側でも被害側でもない人のほうが多いでしょうけれど、当事者ではないあなたの想像力にわたしは訴えたい。
ひとつめ。
市のPRとして海女をモチーフにした萌えキャラの女の子が女性蔑視とかその職業の人を侮辱しているとかで批判になったことはご存知でしょうか。
(現在は非公式とかになってますので、いちおうぼやかします)
海女見習いの17歳の女の子が萌え絵っぽく胸や太ももを強調させていることが、そのような批判になったのだろう。
萌え絵はひとつの文化だとか、ちょっと胸を強調するくらいどこでもやっているとか、当の海女さんの中にも肯定している人もいるとか、まあ、擁護する人の意見もいろいろあると思うけど。
わたしとしてはこのふたつの要素が重なっていることでNG。
ひとつは公的機関であること
と
10代の女子であること
この2点が胸や太ももを強調させた絵を使ったことが問題なのです。
10代の子の胸強調絵なんて山ほどあるよね、でも、それを公的機関がやってはダメ。
公的機関で萌え絵や女性の写真を使うことはあるよね、でも、それを胸を強調させた10代であってはダメ。
(わたし的には公的でなくても10代の胸強調も、成人でも公的に胸強調も、ホントはイヤだけどね)
じつは、わたしたちは『女の子が性的な対象として搾取される』ことに対して、ものすごく鈍感になっていると思うのです。
テレビでは10代後半にもならないような女の子たちが、たくさん露出して商品として消費されている。
直接な性的搾取とは違うと思うかもしれないけど、少女を消費の対象として見ていいんだという緩みは直接的な性的搾取の温床になりかねない。
萌えやアイドルはひとつの文化やビジネスとして確立されているし、なくなることはないでしょう。
わたしだって、アイドルの子や萌え絵かわいいって思うし、それを全面否定するつもりはないけれど、どんなに、『彼女たちが望んでいる』と言っても、『ビジネスとして成立している』としても、『そこらの大人よりしっかりしている』かもしれないとしても、わたしたち大人は『わたしたちは彼女たちよりずっと大人であり、彼女たちはまだ子どもの範疇なのだ』という自覚と想像力を持っていてほしい。
選挙権もなく、社会を作るための決定権がない10代(正式には18歳以下ね)たちは『守られるべき立場の子ども』なのだ。
その決定権のない立場=社会的弱者にあたる少女が簡単に大量に搾取の対象になってしまう事実に、本来なら見張っている立場である公的機関が『OK』を出してしまうと、どんどん人々の感覚が緩々になってしまうからNGなのです。
ちなみにね。
公的機関で10代で体の中の性的なニュアンスのある部分を強調で、想像してね。
たとえば
警視庁のPRポスターにさ、アニメのカッコいい男子キャラっぽい10代設定の男の子(わたしよく知らないけど、あるよね?男子高校生ものもアニメとか)でね
男版ミニスカポリスみたいなピッチピチのホットパンツの制服着せて、股間強調させて『カッコいいおまわりさんになるためにがんばってます!!(きらん☆)』って敬礼しているイラストが出たら、どうだろう??
不謹慎だとか、警察の仕事をバカにするなとか、思わない??
これに嫌悪感を感じた人は、公的機関で性的ニュアンスのある部位を強調する萌え絵や、ひいては少女の搾取にも同じ感覚を持ってくれると信じています。
わたしたち大人は、強者である大人が弱者を簡単に蹂躙してしまっているという認識を持っていないといけなと思うのです。
ふたつめ。
Twitterを見ていたら、女子高生があまりに痴漢の被害に遭うので『私は泣き寝入りしません』っていうバッチを作って鞄につけるようにしたという話題があった。
被害は減ったそうで、この発案によりプロジェクトも立ち上がったそうです。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/03/stop-chikan-badge_n_8458830.html
がんばれ!!と思ってます。
そしたら、それを受けて、今度は男性が『痴漢は俺の敵』みないな文言のバッチを作ったという話題も出てきたの!!
なんて頼もしい!!
電車の中でたくさんの男の人がこれをつけてくれていたらなんて頼もしくて安心するだろう。
さて。
ここまで読んで、男の人、どう思いました?(笑)
いや、そんなの恥ずかしい
トラブルに巻き込まれそう
そんなことして意味あるの?
きっと『よし、つけよう』と思った人よりずっと上記の感想を持った人のほうが多いよね。
うん、うん、わかります。
恥ずかしいですよね。
トラブルに巻き込まれそうでイヤですよね。
変な人に目をつけられたら困りますよね。
その気持ち、そのままキープで。
変な目で見られたら恥ずかしい、逆切れされたり後をつけられたりして、さらなるトラブルを引き起こす危険性を考えて、痴漢かもと思っても声をあげられない気持ち。
電車の中でいつ痴漢の被害に遭うか(実際遭ってる)、ちょっと身構えて乗る気持ちって、あなたがバッチつける?で湧いた条件反射的嫌悪の感情に近いはずなんです(力関係とか考えたら、数倍大きいはずだけどね)
これがまず最初に想像してほしいこと。
痴漢に限定しているけど(本当はもっと広義で語りたいけど)、女である、さらに制服を着ているなんていうのは『バッチ』以上にリスクを背負って乗車しているのだと、被害に遭う側の複雑な恐怖をちょっとでも想像していただけるといいなと思います。
でもね、那智さんったらね。
「バッチつける勇気と痴漢を訴える勇気はどっちが勇気いるかな」なんていうのです。
じゃあ、ここで次の想像を^^
自分より力の強い者(その属性が社会の中枢を担っている社会)に性的対象に見られている状況を説明するために『体格のよい人種のゲイ』で例えさせてください。
たとえばね。
政治家も警察も検察官も裁判官もほとんどがあなたより体格のいい人種でゲイの社会の中で、電車に乗ったら半数(もしくはそれ以上)がその人たちだとして、そのひとりのマイクタイソンみたいな人に股間をまさぐられたとしたらね。
怖いですよね。
そこで声をあげようと思えるでしょうか。
抵抗すれば逆切れされかねない、力では叶わないとわかっている人の腕を掴んで声高に訴えられるでしょうか。
なかなか厳しいと思うのだけど、これを厳しくしているのは、じつは、そのタイソンの存在だけではないのです。
周囲の多くがその属性であり、その属性の人はもちろん、被害側と同じ属性(この場合はヘテロの日本人男性)さえも、助けてくれる保証がないから、厳しいのだとは思いませんか。
(最初の記事を読んでもらえばわかるけど、痴漢している人の手を握ってインクをつけるという対策に高校生の彼女は「間違ってやっていない人の手を掴むことも怖い」と言っています。そう、誰かを犯罪者にしてしまう重圧もあるんだよね、冤罪うんぬんはわかるけど、ほとんどの女性はそれも心配しているのだということも知っていてね)
想像してみてね。
女性が痴漢の被害に遭う恐怖は加害者に対してだけではなく、周囲が助けてくれない恐怖もじつはけっこう大きいのです。
そこで、『俺は味方だよ』っていうバッチをつけている男性がたくさん電車にいたらなんて心強いのだろうって思います。
あなたの股間をまさぐっている痴漢のタイソン(仮名)と同じ属性(体格のいい人種のゲイたち)が『味方だよ』と示してくれていたら、誰かしら必ず手を差し伸べてくれる社会だと知っていたら、心強いと思いませんか。
そんな想像。
だからといって、バッチつけてなんて簡単にいえるものではないですよね。
わたしがいいたいのは、痴漢はダメだよねという強めの共通認識を持ってほしいということです。
一部の加害者のせいで、多くの男性が冤罪の危険性を心配しないといけないのだもの、むしろ、多くの男性だって被害者ではないかと思うのです。
バッチつけてとはいいませんけど、サイレントマジョリティであることは加害者を増長させてしまいます。
そのために、ちょっとだけ想像力を広げてみて。
人はちょっと気を抜くと簡単に弱者の立場を侵害してしまいます。
そういうものなのだと知ってほしい、公的機関や大人は自分が知らぬ間に弱者を侵害していないか、もしくは、気づかないことや黙っていることで侵害を許してしまっていないか、想像力を働かせていたいと思います。
弱い者の味方は、いつもカッコいいものです^^
追伸
那智さん、今回は感想はスルーでもいいですよ(笑)
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