プリティ・ウーマン(笑)4
非日常的な日常
さて、気分はジュリア・ロバーツなわたしでしたが、移動して向かう先は『レンタルルーム』、これまた人生初の場所。
時間や場所を考慮しての選択だったけど、そんなことでもない限り行くことはないところなので、那智さんと一緒ならそれもまた一興かと思うところもあった。
検索すると何箇所かあって、狭いながらもそこそこ小洒落た感じで、イマドキは何事もそこそこになっているよねと妙に感心していた。
選んだところは一番小綺麗そうだったし何とかパックでお得だった。
雑居ビルの狭い階段を上がると受付。
いまよりラブホが充実していなかった頃、お金のない学生カップルが利用したなんてことは聞いたことあるけど、いまはどちらかというと男性が風俗孃を呼ぶようなところなんだろうな。
そこにいい年したカップルが訪れることに、もう恥ずかしくてドギマギ。
受付を済ませた那智さんと階段をさらに上がり、サイトでは『エグゼクティブフロア』と名付けられていた3階へと向かった。
狭い通路、安そうな合板の壁とドア、これがエグゼクティブかと訝しく思いつつ、ドアを開ける。
瞬間、つんと鼻を突く湿気臭。
うわ、ここはヤバいかも!?
狭い狭い空間、100円ショップにありそうな小さな棚にカゴ、奥には妙に広いシャワールーム、ところどころ壁には傷や剥がれがある。
でもって、極めつけはベッドにシーツもタオルも敷かれていない。
ビニール製のマットレスにが台の上に乗っているだけ。
この革製品を模した申し訳程度にエンボス加工してある茶色のビニールマットに直に触れろということなのだ。
そりゃあ、掃除もラクだよねぇ。
どんな汁だってさっと拭けば済んじゃうんだから。
それにしてもどこの誰のどこが触れたか、どこの誰の何が垂れたかわからないものに直接触れるなんて。
これって、きっと多くの人は嫌悪するよねぇ。
わたしだって、当然引く(笑)
ただ、ここでそれを表現してもしかたないこと。
もう入ってしまったわけだし、切り替える!!
でもって、わたし、普通の人より潔癖ではないのだ、案外ユルい。
でもって、わたし、場末感、キライじゃなかったりもする。
さっきのプリティウーマンから一転気分は赤線。
ここは那智さんとこの場末感を楽しむのだ!!
厳しい状況を楽しく変換するのは、那智さんの真骨頂、わたしもそれなりにはできる。
さっき買ったピンヒールを履き、網タイツ演出もバッチリ^^
場末感満喫だ。
「うーん」とわずかな時間考える素振りを見せる那智さん。
このあとの展開や時間配分、どうやったら楽しく過ごせるか考えているのだろう。
じゃあ、まずすることしよう(笑)
幸い最初に感じた湿気臭さは微量だったみたいですぐに気にならなくなった(これは長引くとちょっと厳しい^^;)
那智さんのほうが気にしてマットレスにバスタオル敷いたりしてくれていた。
とりあえず、さくさく(^^;)とすることはした。
はい〜、シャワー
無駄に広いシャワールームに向かう那智さんの後についていく。
それにしてもこの広さはなんでかな(風俗仕様なの?)
「冷えるといけないから」と熱めのシャワーで体を温めてくれる。
こういうこともひとつひとつが優しいから、カビ臭さもビニールのマットもそれなりに幸福になるのかもしれないな。
シャワーから上がって、時間にしたらまだ1時間も経っていない。
とりあえずさくさくとだけしたからね^^;
なんとかプランの時間はまだ残っているから、これからどうしようかということになった。
このまま出てもいいけれど、あまりに『やるだけ』過ぎる気もするし、この後の飲みの時間が長くなり過ぎる(長くてもいいのだけど、それだけ飲んじゃうからね〜^^;)、かといって、この場末感のセックスが済んでしまったらこの空間にそれほど長居をしたいとも思わない。
「う〜ん」と、また一瞬考えて
ちょっと飲んじゃうか?(笑)
ちょうどいい策^^
持参していたアルコールとお土産でいただいた温泉卵をツマミにちょっと引っかけることになった。
那智さんの焼酎をちょびっといただき、剥いてもらった温泉卵を食べさせてもらう。
アルコールの最初のひと口でふわ〜っと気持ちいい。
いつも那智さんの考えに乗っかると、大概幸せになるのだ^^
卵を割るとき、わたしのおでこを使うなんていうのも、案外萌えだったりする(笑)
その場をいかに楽しむか、これは那智さんは大得意、わたしもそこそこ得意。
そこはかなり息が合っている。
だから、なかなか強烈な空間を無理矢理楽しむわたしたちなのであった。
と、ストーカーやプリティウーマンや赤線や、めまぐるしい一日だったけど、那智さんと一緒だから全部楽しかった^^
そして、締めくくりの飲みへの街にくり出したのでした^^
ひとまずおしまい。
次は価値感についてのおまけです^^
「等式」感想です。部屋に入った瞬間どう、りん子を守ろうかと言う気持ちになった。その次にどう楽しもうかと、まあ、この状況でとりあえず欲望を満たす。それでもやりたい自分を許す。それでも文句不平を言わないりん子を誉めた。しかし、この時りん子は娼婦になっていたかもしれない。(笑)
さて、気分はジュリア・ロバーツなわたしでしたが、移動して向かう先は『レンタルルーム』、これまた人生初の場所。
時間や場所を考慮しての選択だったけど、そんなことでもない限り行くことはないところなので、那智さんと一緒ならそれもまた一興かと思うところもあった。
検索すると何箇所かあって、狭いながらもそこそこ小洒落た感じで、イマドキは何事もそこそこになっているよねと妙に感心していた。
選んだところは一番小綺麗そうだったし何とかパックでお得だった。
雑居ビルの狭い階段を上がると受付。
いまよりラブホが充実していなかった頃、お金のない学生カップルが利用したなんてことは聞いたことあるけど、いまはどちらかというと男性が風俗孃を呼ぶようなところなんだろうな。
そこにいい年したカップルが訪れることに、もう恥ずかしくてドギマギ。
受付を済ませた那智さんと階段をさらに上がり、サイトでは『エグゼクティブフロア』と名付けられていた3階へと向かった。
狭い通路、安そうな合板の壁とドア、これがエグゼクティブかと訝しく思いつつ、ドアを開ける。
瞬間、つんと鼻を突く湿気臭。
うわ、ここはヤバいかも!?
狭い狭い空間、100円ショップにありそうな小さな棚にカゴ、奥には妙に広いシャワールーム、ところどころ壁には傷や剥がれがある。
でもって、極めつけはベッドにシーツもタオルも敷かれていない。
ビニール製のマットレスにが台の上に乗っているだけ。
この革製品を模した申し訳程度にエンボス加工してある茶色のビニールマットに直に触れろということなのだ。
そりゃあ、掃除もラクだよねぇ。
どんな汁だってさっと拭けば済んじゃうんだから。
それにしてもどこの誰のどこが触れたか、どこの誰の何が垂れたかわからないものに直接触れるなんて。
これって、きっと多くの人は嫌悪するよねぇ。
わたしだって、当然引く(笑)
ただ、ここでそれを表現してもしかたないこと。
もう入ってしまったわけだし、切り替える!!
でもって、わたし、普通の人より潔癖ではないのだ、案外ユルい。
でもって、わたし、場末感、キライじゃなかったりもする。
さっきのプリティウーマンから一転気分は赤線。
ここは那智さんとこの場末感を楽しむのだ!!
厳しい状況を楽しく変換するのは、那智さんの真骨頂、わたしもそれなりにはできる。
さっき買ったピンヒールを履き、網タイツ演出もバッチリ^^
場末感満喫だ。
「うーん」とわずかな時間考える素振りを見せる那智さん。
このあとの展開や時間配分、どうやったら楽しく過ごせるか考えているのだろう。
じゃあ、まずすることしよう(笑)
幸い最初に感じた湿気臭さは微量だったみたいですぐに気にならなくなった(これは長引くとちょっと厳しい^^;)
那智さんのほうが気にしてマットレスにバスタオル敷いたりしてくれていた。
とりあえず、さくさく(^^;)とすることはした。
はい〜、シャワー
無駄に広いシャワールームに向かう那智さんの後についていく。
それにしてもこの広さはなんでかな(風俗仕様なの?)
「冷えるといけないから」と熱めのシャワーで体を温めてくれる。
こういうこともひとつひとつが優しいから、カビ臭さもビニールのマットもそれなりに幸福になるのかもしれないな。
シャワーから上がって、時間にしたらまだ1時間も経っていない。
とりあえずさくさくとだけしたからね^^;
なんとかプランの時間はまだ残っているから、これからどうしようかということになった。
このまま出てもいいけれど、あまりに『やるだけ』過ぎる気もするし、この後の飲みの時間が長くなり過ぎる(長くてもいいのだけど、それだけ飲んじゃうからね〜^^;)、かといって、この場末感のセックスが済んでしまったらこの空間にそれほど長居をしたいとも思わない。
「う〜ん」と、また一瞬考えて
ちょっと飲んじゃうか?(笑)
ちょうどいい策^^
持参していたアルコールとお土産でいただいた温泉卵をツマミにちょっと引っかけることになった。
那智さんの焼酎をちょびっといただき、剥いてもらった温泉卵を食べさせてもらう。
アルコールの最初のひと口でふわ〜っと気持ちいい。
いつも那智さんの考えに乗っかると、大概幸せになるのだ^^
卵を割るとき、わたしのおでこを使うなんていうのも、案外萌えだったりする(笑)
その場をいかに楽しむか、これは那智さんは大得意、わたしもそこそこ得意。
そこはかなり息が合っている。
だから、なかなか強烈な空間を無理矢理楽しむわたしたちなのであった。
と、ストーカーやプリティウーマンや赤線や、めまぐるしい一日だったけど、那智さんと一緒だから全部楽しかった^^
そして、締めくくりの飲みへの街にくり出したのでした^^
ひとまずおしまい。
次は価値感についてのおまけです^^
「等式」感想です。部屋に入った瞬間どう、りん子を守ろうかと言う気持ちになった。その次にどう楽しもうかと、まあ、この状況でとりあえず欲望を満たす。それでもやりたい自分を許す。それでも文句不平を言わないりん子を誉めた。しかし、この時りん子は娼婦になっていたかもしれない。(笑)
プリティ・ウーマン(笑)5
りん子的独り言(エラそう)
今日は『プリティ・ウーマン(笑)』のおまけです。
かなり強烈だったレンタルルーム。
ホームページの画像なんて詐欺か!?と思うほどだ。
それはしかたないとして、こういうマイナス事象に遭遇すると、その人の特性がわかったりする。
まあ、これも相性があると思うので、どういう特性ならいいのか、それは人それぞれだと思うけど、那智さんとわたしのそれはかなり似ていると思っている。
『その場をいかに楽しむか』、これは大命題なのだけど、どうやって楽しいことに変換するかの一例として『マイナスな言動をしない』というものがある。
そうはいっても「ステキね〜」なんてウソはよくないし、我慢して口をつぐむのも不健全。
だから、マイナスな言動を表現するとしても、わたし自身が気をつけていることは当然『(笑)』なテンションであることと、何度もくり返さないことと、あと、なんでもいいからひとつくらいはいいところを見つけて言う。
この3つは大事なことだと思っている。
すごい意識しているかというとそういうわけではないけれど、むしろ、自然にこれはやっているように思う。
おそらく、那智さんも『気をつけるポイント』をあげたら、同じようなことをあげるんじゃないかな。
たぶん那智さんとわたしはすり合せなしに共通認識できているはずだ。
昔ね、宅配ピザを頼んで、アルバイトの怠慢で配達が遅れたことがあった。
(後日、店長が謝罪に来たときにサボっていた理由を話してくれた)
当然、冷めている。
取り替えてもらう選択肢もあったのだけど、同席者が怒っちゃって「もういい!!」ってなって、結局冷めたピザを食べることにしたのだけど、ひと口食べたその同席者が不機嫌な口調で「ダンボール食べてるみたい」って言ったのだ。
それから黙々と食べ続けた。
そしたら、もうそのピザはダンボールになっちゃっうんだよね。
マイナステンションで嫌悪を口にしたら現実になっちゃうんだ。
取り替えるという選択をしなかったのだから、もうそれは楽しいことに切り替えなきゃいけないんだ。
同席者はそれを口にして少しはスッキリしたかもしれないけど、聞いたこちらにイヤな気分を拡散する。
(それで、わたしがまたイヤなことを言い返せば、また嫌悪の拡散になるから、わたしは言わない)
文句をいうと一瞬はスッキリするだろう。
だけど嫌悪は残るし広がる。
選んだ結果がかんばしくない結果だったとしたら、口にしたらそれが現実になってしまう。
それより一緒にいる人と楽しむこうに切り替えたほうがずっとずっと幸福。
那智さんと一緒にいると、価値感が同じだから思い切り切り替えて楽しむ!!という気持ちになれる。
わたしはそういう価値感が好き。
那智さんだけじゃなくて、わたしのお付き合いしている人はそういう人ばかりなのだ^^
だから、わたしはとても心地よい^^
レンタルルームは強烈だったけど^^;
そういう価値感を再認識できたことは、うれしいことなのでした〜。
今日は『プリティ・ウーマン(笑)』のおまけです。
かなり強烈だったレンタルルーム。
ホームページの画像なんて詐欺か!?と思うほどだ。
それはしかたないとして、こういうマイナス事象に遭遇すると、その人の特性がわかったりする。
まあ、これも相性があると思うので、どういう特性ならいいのか、それは人それぞれだと思うけど、那智さんとわたしのそれはかなり似ていると思っている。
『その場をいかに楽しむか』、これは大命題なのだけど、どうやって楽しいことに変換するかの一例として『マイナスな言動をしない』というものがある。
そうはいっても「ステキね〜」なんてウソはよくないし、我慢して口をつぐむのも不健全。
だから、マイナスな言動を表現するとしても、わたし自身が気をつけていることは当然『(笑)』なテンションであることと、何度もくり返さないことと、あと、なんでもいいからひとつくらいはいいところを見つけて言う。
この3つは大事なことだと思っている。
すごい意識しているかというとそういうわけではないけれど、むしろ、自然にこれはやっているように思う。
おそらく、那智さんも『気をつけるポイント』をあげたら、同じようなことをあげるんじゃないかな。
たぶん那智さんとわたしはすり合せなしに共通認識できているはずだ。
昔ね、宅配ピザを頼んで、アルバイトの怠慢で配達が遅れたことがあった。
(後日、店長が謝罪に来たときにサボっていた理由を話してくれた)
当然、冷めている。
取り替えてもらう選択肢もあったのだけど、同席者が怒っちゃって「もういい!!」ってなって、結局冷めたピザを食べることにしたのだけど、ひと口食べたその同席者が不機嫌な口調で「ダンボール食べてるみたい」って言ったのだ。
それから黙々と食べ続けた。
そしたら、もうそのピザはダンボールになっちゃっうんだよね。
マイナステンションで嫌悪を口にしたら現実になっちゃうんだ。
取り替えるという選択をしなかったのだから、もうそれは楽しいことに切り替えなきゃいけないんだ。
同席者はそれを口にして少しはスッキリしたかもしれないけど、聞いたこちらにイヤな気分を拡散する。
(それで、わたしがまたイヤなことを言い返せば、また嫌悪の拡散になるから、わたしは言わない)
文句をいうと一瞬はスッキリするだろう。
だけど嫌悪は残るし広がる。
選んだ結果がかんばしくない結果だったとしたら、口にしたらそれが現実になってしまう。
それより一緒にいる人と楽しむこうに切り替えたほうがずっとずっと幸福。
那智さんと一緒にいると、価値感が同じだから思い切り切り替えて楽しむ!!という気持ちになれる。
わたしはそういう価値感が好き。
那智さんだけじゃなくて、わたしのお付き合いしている人はそういう人ばかりなのだ^^
だから、わたしはとても心地よい^^
レンタルルームは強烈だったけど^^;
そういう価値感を再認識できたことは、うれしいことなのでした〜。
いい人
独り言
勝手な偏見(笑)
福祉関係の仕事をしている人はいい人。
いえ、エントリーのために敢えて勝手な偏見をいたしましたが、わたしがお仕事でお会いする新郎新婦で福祉関係のお仕事に就いている人たちは皆さんいい人なのだ。
(もちろん、そうじゃない職業だっていい人たくさんよ^^エントリーのために、なので^^;)
同じ施設で出会ったこの新郎新婦もご多分に漏れずいい人たち。
だけど、ひと口に『いい人』 といってもいろいろで、新郎は気にしいなほどの気遣いができる『いい人』で新婦はサバサバしすぎなほどおおらかな『いい人』という印象だった。
じつは、偶然にも新婦はわたしと同じ名前で「新婦が運命を感じる!」と言っていたと担当から情報を聞いたときには新婦はわたしと似た感じかと想像していたのだけど、むしろ新郎のほうがわたしと似たタイプだなと勝手に肩すかしを喰らったいた。
それでも、もちろん『いい人』たちなので簡単に祝福の種は見つけることができたし、新郎はお母さんが他界しているなんて情報も得られたので、もうまったくもって問題なしではあった^^
最終の打ち合わせも済み、あとは当日を待つばかりというとき、担当から新婦が新郎にサプライズで手紙を書きたいと言っているという連絡が入った。
披露宴当日はなんと新郎の誕生日なのだ。
ウェディングケーキに『happy birthday』のプレートを飾りBGMも誕生日ソングで演出するのだけど、それ以外に内緒で誕生日の手紙を書きたいということだった。
どのシーンで読んでもらおうか、そんなことを担当に話したら、どうやら自分で読むのはイヤだからりん子さんに読んでもらいたいとのこと。
しかも、自分がお色直しで中座しいる最中を希望しているらしい。
うーん、いくら照れ臭いにしても、普通だったらサプライズでびっくりしている姿見たいよね?と不思議に思い、新婦の希望と意図をちゃんと理解できればとたまたま新婦だけ荷物搬入の日に合わせて、わたしもイレギュラーで担当との最終チェックに同席してもらうことにした。
どうやら、やっぱり照れ臭いらしい。
じゃあ、わたしが読むから、その場にいたら?と提案しても「いや、いいでしょ、見なくて(笑)」とにべもなく却下する様子に、まあサバサバした彼女らしいと了解することにした。
披露宴数日前、ちゃんと手紙搬入できているかな。
担当から何も言ってこないから、トラブルにはなっていないのだろう。
本来なら事前にもらっておいて目を通しておきたいところ、でも、手書きの資料などを見るととても読みやすい字を書く女性だったから、まあ、当日でもなんとかなるかなと担当には確認しないでおいた。
それに、あのサバサバした新婦が書くお手紙だから(しかも誕生日用だし)、おそらくサッパリと『おめでとう!』な感じだろう。
以前に悪戦苦闘した『おばあさんからの』や『海外の友達からの』に比べたら、それほどハードル高くないはずだ。
そんなふうに高を括っていた。
そう高を括ってしまっていたのだ(笑)
当日、懸念された台風はまだ遠くのままで雨男だと嘆いていた新郎を喜んでくれるほどのお天気。
なんだか、この日はわたしのテンションも高く、ふたりへの感情移入が激しくて、テンション上げ曲聴いては『うる』いままでのやり取りを思い出しては『うる』、会場入りする前から変なテンションだった。
会場に入り、いつものスタッフといつもの挨拶をする。
音響担当がBGMのチェックをしながら流れる曲にさえ、なんだかこみ上げるものがある。
はあ、どうしちゃったんだろう、わたし。
きっと先週本番がなかったから無意識に気持ちを集中させているのかな。
まあ、とにかく落ち着こうと平静を装っていたら、スタッフが封筒を2通をメモを添えてもってきた。
1通は新婦からご両親へのお手紙だ。
そして、もう1通サプライズのお手紙、で、このメモは?とまずメモを見る。
「手紙の前に読んでください」
と注釈が書かれていたそれはゲストへのお礼と「この場をお借りして手紙を読むこと、またいつもの呼び方で呼ばせてもらうこと」の了解が書かれていた。
あれ?これはヤバいヤツか?
こういう他者への配慮ができちゃう手紙はヤバい香りがする。
恐る恐る封筒を確認すると、それなりの厚み…。
『お誕生日おめでとう』のカードみたいなものを想像していたわたしは一層ビビる。
意を決して便せんを取り出すと3枚。
たしかに読みやすい字ではあるけど、きっちり3枚。
あれ、そういうキャラだったっけ?
朗読の練習は朗読でないといけない、黙読して読めたつもりになってもいざ声に出すと全然違うのだ。
だから、ひとりこっそり声に出して確認する。
『たっちゃんへ』
達也(仮名)だから『たっちゃん』だ。
『たっちゃん、28歳の誕生日おめでとう。今日はたくさんに人に来ていただいてお祝いしていただけて、私たちは幸せだね。』
こんなふうに他者への配慮のメモからはじまった『たっちゃん』への手紙は出会ってからも思い出、新郎の優しさへの感謝、新郎が一番つらいとき(お母様が他界されたとき)にそばにいられなかった後悔、そして新郎を支える決意、愛情溢れるとても優しい言葉が綴られている。
うわ、ヤバい!!
朗読している小声がみるみる震え出す。
いやいや、ちょっと待って!!!!
そう来る!?
りん子さん(同名)、そういう感じだった?
もっとサバサバしてたじゃん。
さらっと『おめでとう』じゃないの。
極めつけ
『お母さんからおめでとう聞けないけど、きっと空から見ているよ!
だから、たくさん笑顔を見せようね!』
なんて、やめてくれ〜〜〜〜!!
ああ、どうしよう。
泣く、ぜったい泣く。
すでにいま泣いている。
まさかこんな展開になるとは。
以前、海外の友達からの手紙はサプライズではなかった。
だから読む前に『泣いてしまうかもしれない』と敢えてアナウンスすることで共感も得られたし予防線を張れた。
だけど、このサプライズでそれをやってしまうと、サプライズ感が台無しになるはずだから、できない。
わたしの役割は、心をこめて、でも、きちんと伝えることだ。
最悪泣いてもクレームなんてするふたりではない(むしろ、よろこぶかもね)、でも、プロがまず泣いてしまったら他の人が泣けなくなる。
先に酔うとまわりが酔えない心理(笑)を想像して、やっぱりきちんと伝える努力をしようと思った。
まず拡大コピーを取る。
ざっと読み、つっかえたところにチェックを入れて備える。
何度読んでも『空から見てる』で声がつまる^^;
もうまわりにも泣きついて、さりげなく予防線を貼る無駄な努力まで試みる。
キャプテンに
手紙、泣いちゃいそうですよ^^;
といえば
じゃあ、俺が読もうか?
淡々と読めるよ(笑)
とからかわれるし
音響に
いままで司会が泣いたことってあります?
と気休めの質問をすれば
ないですね〜(笑)
と即答され
まったくもって気休めにならず^^;
さあ、でも、いまの時間でできることはやった。
あと、わたしができることはその時間まで会場の空気を良いものにして、わたし自身も伸び伸び仕事をするだけだ。
『いい人』のまわりには『いい人』が集まるわけで、当たり前のように会場は温かい一体感につつまれる。
ケーキ入刀、乾杯、祝宴スタート。
賑やかに宴は進み、まず新婦が先に色直し中座、すこし時間を空けて新郎の中座。
新郎中座ですが、その前にメッセージが届いていますのでご披露いたします
わたしの突然のアナウンスに驚く新郎。
まずは会場の皆さんへの配慮のメモ。
イマイチ自体が把握できていない新郎は答えを求めるように、つぶらな瞳でわたしを見つめる。
『たっちゃんへ』
読むから、いまから泣きそうなお手紙を泣かずに読むつもりだから、そんな目で見つめないで!!(笑)
いい人の新郎のすこし困惑する表情はわたしを焦らせる。
目線を外してしまうとちょっと冷たいような気がするから、とにかく、平常心を保ちながら『たっちゃんへ』と次のワンセンテンスだけは、安心してもらえるようなこの上ない優しい笑みを浮かべ(たつもり)新郎の目を見て読んだ。
その辺りから理解をしたように見えたので、コピー用紙に視線を落し、ときどき目線を上げながら、とにかく、とにかく、心をこめて読んだ。
大げさにならないように、でも、淡々とせず、サバサバした新婦の優しい気持ちが伝わるように。
天井を仰いだりしているのは視界に入っていたけど、何回目か目線をあげたときに視界に入った新郎はまっすぐ正面を向いて、もう泣くのを我慢するのはやめていた。
ああ、よかった。
泣かせることだけが正解とは思っていなかったけど、泣けるということはいまきっとこの状況に集中できているはずだ。
気遣い過ぎるほどの『いい人』な新郎の大事な日、ちょっとくらい自分に集中してもいいよね。
おおらかな新婦が織りなす優しさが新郎を包んでいるみたいだった。
一箇所だけちょっと噛んだけど(笑)無事読み終わる。
達也さんに内緒で進めていたんですよ^^
ステキなお手紙を代読できて光栄ですが、泣かないように読むの大変でした(笑)
最後にちょっと冗談を言えて、新郎中座。
ドアから出て行くのを見送ってから、はじめてじわっと涙がにじんだ。
『いい人』にもいろいろあるけれど、優しい気持ちが作る空気はとても温かい。
すごーーくプレッシャーだったけど、こういう空気の中にいられるわたしはホントに幸せだなって思う^^
もんちゃんのときもそうだったけど、終わってからふわっと涙が出るなんて、わたし案外プロなんじゃない?なんても、思ったりする(笑)
<関連エントリー>
代読^^
覚悟を決める時間
もんちゃん
澄み渡った空のように
「等式」感想です。りん子にぴったりの職業だね❗無理やりやらせてよかった❗(笑)エントリー読んで俺が涙するのだから、現場のりん子は大変だよね。私は貴方の天職だと思います。いつも楽しくありがとう。
勝手な偏見(笑)
福祉関係の仕事をしている人はいい人。
いえ、エントリーのために敢えて勝手な偏見をいたしましたが、わたしがお仕事でお会いする新郎新婦で福祉関係のお仕事に就いている人たちは皆さんいい人なのだ。
(もちろん、そうじゃない職業だっていい人たくさんよ^^エントリーのために、なので^^;)
同じ施設で出会ったこの新郎新婦もご多分に漏れずいい人たち。
だけど、ひと口に『いい人』 といってもいろいろで、新郎は気にしいなほどの気遣いができる『いい人』で新婦はサバサバしすぎなほどおおらかな『いい人』という印象だった。
じつは、偶然にも新婦はわたしと同じ名前で「新婦が運命を感じる!」と言っていたと担当から情報を聞いたときには新婦はわたしと似た感じかと想像していたのだけど、むしろ新郎のほうがわたしと似たタイプだなと勝手に肩すかしを喰らったいた。
それでも、もちろん『いい人』たちなので簡単に祝福の種は見つけることができたし、新郎はお母さんが他界しているなんて情報も得られたので、もうまったくもって問題なしではあった^^
最終の打ち合わせも済み、あとは当日を待つばかりというとき、担当から新婦が新郎にサプライズで手紙を書きたいと言っているという連絡が入った。
披露宴当日はなんと新郎の誕生日なのだ。
ウェディングケーキに『happy birthday』のプレートを飾りBGMも誕生日ソングで演出するのだけど、それ以外に内緒で誕生日の手紙を書きたいということだった。
どのシーンで読んでもらおうか、そんなことを担当に話したら、どうやら自分で読むのはイヤだからりん子さんに読んでもらいたいとのこと。
しかも、自分がお色直しで中座しいる最中を希望しているらしい。
うーん、いくら照れ臭いにしても、普通だったらサプライズでびっくりしている姿見たいよね?と不思議に思い、新婦の希望と意図をちゃんと理解できればとたまたま新婦だけ荷物搬入の日に合わせて、わたしもイレギュラーで担当との最終チェックに同席してもらうことにした。
どうやら、やっぱり照れ臭いらしい。
じゃあ、わたしが読むから、その場にいたら?と提案しても「いや、いいでしょ、見なくて(笑)」とにべもなく却下する様子に、まあサバサバした彼女らしいと了解することにした。
披露宴数日前、ちゃんと手紙搬入できているかな。
担当から何も言ってこないから、トラブルにはなっていないのだろう。
本来なら事前にもらっておいて目を通しておきたいところ、でも、手書きの資料などを見るととても読みやすい字を書く女性だったから、まあ、当日でもなんとかなるかなと担当には確認しないでおいた。
それに、あのサバサバした新婦が書くお手紙だから(しかも誕生日用だし)、おそらくサッパリと『おめでとう!』な感じだろう。
以前に悪戦苦闘した『おばあさんからの』や『海外の友達からの』に比べたら、それほどハードル高くないはずだ。
そんなふうに高を括っていた。
そう高を括ってしまっていたのだ(笑)
当日、懸念された台風はまだ遠くのままで雨男だと嘆いていた新郎を喜んでくれるほどのお天気。
なんだか、この日はわたしのテンションも高く、ふたりへの感情移入が激しくて、テンション上げ曲聴いては『うる』いままでのやり取りを思い出しては『うる』、会場入りする前から変なテンションだった。
会場に入り、いつものスタッフといつもの挨拶をする。
音響担当がBGMのチェックをしながら流れる曲にさえ、なんだかこみ上げるものがある。
はあ、どうしちゃったんだろう、わたし。
きっと先週本番がなかったから無意識に気持ちを集中させているのかな。
まあ、とにかく落ち着こうと平静を装っていたら、スタッフが封筒を2通をメモを添えてもってきた。
1通は新婦からご両親へのお手紙だ。
そして、もう1通サプライズのお手紙、で、このメモは?とまずメモを見る。
「手紙の前に読んでください」
と注釈が書かれていたそれはゲストへのお礼と「この場をお借りして手紙を読むこと、またいつもの呼び方で呼ばせてもらうこと」の了解が書かれていた。
あれ?これはヤバいヤツか?
こういう他者への配慮ができちゃう手紙はヤバい香りがする。
恐る恐る封筒を確認すると、それなりの厚み…。
『お誕生日おめでとう』のカードみたいなものを想像していたわたしは一層ビビる。
意を決して便せんを取り出すと3枚。
たしかに読みやすい字ではあるけど、きっちり3枚。
あれ、そういうキャラだったっけ?
朗読の練習は朗読でないといけない、黙読して読めたつもりになってもいざ声に出すと全然違うのだ。
だから、ひとりこっそり声に出して確認する。
『たっちゃんへ』
達也(仮名)だから『たっちゃん』だ。
『たっちゃん、28歳の誕生日おめでとう。今日はたくさんに人に来ていただいてお祝いしていただけて、私たちは幸せだね。』
こんなふうに他者への配慮のメモからはじまった『たっちゃん』への手紙は出会ってからも思い出、新郎の優しさへの感謝、新郎が一番つらいとき(お母様が他界されたとき)にそばにいられなかった後悔、そして新郎を支える決意、愛情溢れるとても優しい言葉が綴られている。
うわ、ヤバい!!
朗読している小声がみるみる震え出す。
いやいや、ちょっと待って!!!!
そう来る!?
りん子さん(同名)、そういう感じだった?
もっとサバサバしてたじゃん。
さらっと『おめでとう』じゃないの。
極めつけ
『お母さんからおめでとう聞けないけど、きっと空から見ているよ!
だから、たくさん笑顔を見せようね!』
なんて、やめてくれ〜〜〜〜!!
ああ、どうしよう。
泣く、ぜったい泣く。
すでにいま泣いている。
まさかこんな展開になるとは。
以前、海外の友達からの手紙はサプライズではなかった。
だから読む前に『泣いてしまうかもしれない』と敢えてアナウンスすることで共感も得られたし予防線を張れた。
だけど、このサプライズでそれをやってしまうと、サプライズ感が台無しになるはずだから、できない。
わたしの役割は、心をこめて、でも、きちんと伝えることだ。
最悪泣いてもクレームなんてするふたりではない(むしろ、よろこぶかもね)、でも、プロがまず泣いてしまったら他の人が泣けなくなる。
先に酔うとまわりが酔えない心理(笑)を想像して、やっぱりきちんと伝える努力をしようと思った。
まず拡大コピーを取る。
ざっと読み、つっかえたところにチェックを入れて備える。
何度読んでも『空から見てる』で声がつまる^^;
もうまわりにも泣きついて、さりげなく予防線を貼る無駄な努力まで試みる。
キャプテンに
手紙、泣いちゃいそうですよ^^;
といえば
じゃあ、俺が読もうか?
淡々と読めるよ(笑)
とからかわれるし
音響に
いままで司会が泣いたことってあります?
と気休めの質問をすれば
ないですね〜(笑)
と即答され
まったくもって気休めにならず^^;
さあ、でも、いまの時間でできることはやった。
あと、わたしができることはその時間まで会場の空気を良いものにして、わたし自身も伸び伸び仕事をするだけだ。
『いい人』のまわりには『いい人』が集まるわけで、当たり前のように会場は温かい一体感につつまれる。
ケーキ入刀、乾杯、祝宴スタート。
賑やかに宴は進み、まず新婦が先に色直し中座、すこし時間を空けて新郎の中座。
新郎中座ですが、その前にメッセージが届いていますのでご披露いたします
わたしの突然のアナウンスに驚く新郎。
まずは会場の皆さんへの配慮のメモ。
イマイチ自体が把握できていない新郎は答えを求めるように、つぶらな瞳でわたしを見つめる。
『たっちゃんへ』
読むから、いまから泣きそうなお手紙を泣かずに読むつもりだから、そんな目で見つめないで!!(笑)
いい人の新郎のすこし困惑する表情はわたしを焦らせる。
目線を外してしまうとちょっと冷たいような気がするから、とにかく、平常心を保ちながら『たっちゃんへ』と次のワンセンテンスだけは、安心してもらえるようなこの上ない優しい笑みを浮かべ(たつもり)新郎の目を見て読んだ。
その辺りから理解をしたように見えたので、コピー用紙に視線を落し、ときどき目線を上げながら、とにかく、とにかく、心をこめて読んだ。
大げさにならないように、でも、淡々とせず、サバサバした新婦の優しい気持ちが伝わるように。
天井を仰いだりしているのは視界に入っていたけど、何回目か目線をあげたときに視界に入った新郎はまっすぐ正面を向いて、もう泣くのを我慢するのはやめていた。
ああ、よかった。
泣かせることだけが正解とは思っていなかったけど、泣けるということはいまきっとこの状況に集中できているはずだ。
気遣い過ぎるほどの『いい人』な新郎の大事な日、ちょっとくらい自分に集中してもいいよね。
おおらかな新婦が織りなす優しさが新郎を包んでいるみたいだった。
一箇所だけちょっと噛んだけど(笑)無事読み終わる。
達也さんに内緒で進めていたんですよ^^
ステキなお手紙を代読できて光栄ですが、泣かないように読むの大変でした(笑)
最後にちょっと冗談を言えて、新郎中座。
ドアから出て行くのを見送ってから、はじめてじわっと涙がにじんだ。
『いい人』にもいろいろあるけれど、優しい気持ちが作る空気はとても温かい。
すごーーくプレッシャーだったけど、こういう空気の中にいられるわたしはホントに幸せだなって思う^^
もんちゃんのときもそうだったけど、終わってからふわっと涙が出るなんて、わたし案外プロなんじゃない?なんても、思ったりする(笑)
<関連エントリー>
代読^^
覚悟を決める時間
もんちゃん
澄み渡った空のように
「等式」感想です。りん子にぴったりの職業だね❗無理やりやらせてよかった❗(笑)エントリー読んで俺が涙するのだから、現場のりん子は大変だよね。私は貴方の天職だと思います。いつも楽しくありがとう。
らぶらぶ対等で上下^^
独特な幸福感
那智さんとファミレスデート(笑)
最近のお気に入り^^
ものすごく美味しいかというとそういうわけではないかもしれないけど、最近のファミレスはけっこうがんばっていて満足できるし、しょっちゅう食べ飲みしているわたしたちにとってはコストパフォーマンスがよいのだ。
わたしの地元のほうまで来てくれてサクッと食べて飲んでを楽しむことにした。
コスパのいいファミレスは客層もそれなりで小さいお子さん連れや学生さんも多い。
その賑やかな中で話すには、わたしたちの会話はときにコアすぎるので、いつもは喫煙席に座るようにしている(那智さん休煙続行中!!)のだけど、たまたま喫煙席が混んでいたので禁煙席にすることにした。
想像通り、中高生らしき団体やママ友とお子さん連れや賑やかだ。
そこで大酒(?)を喰らい、場合によっては『ピー』音を交えながらの会話をするのは憚られるけれど、いちおうTPOをわきまえておくつもり。
いろいろファミレス側も企業努力をしているんだよね。
もともとあった仕切りの他に後付けでつい立てを置いたりして、できるだけ個のスペースを確保するようにしてくれている。
わたしたちの左側がもともとあった仕切りで右側が後付けのつい立て。
右側にはすでに誰か座っていたけど、つい立てが思いのほか立派で^^ほとんど隣りが気にならないほどだった。
むしろ、もともとあった左側の仕切りのほうが高さはないし、仕切りを挟んでくっついているので、かえって気になるくらいだった。
そこに座っていたママと小さなお子さんが帰り、それから別のお客さんが通された。
わたしと並ぶように奥に腰かけたのはいい年した男性。
チラッと視界に入った感じで、多少白髪混じりではあるけどたぶんわたしとそう変わらないくらいかな、ちょっといかついメガネをかけていて、ドカッと腰かける様子に、その筋の人というのではないけど、まあ、堅気ではなさそうな感じ。
続いて男性の向かいに座ったのは女の子ふたり。
ピアスを開けているけど、どうみても中学生。
別の席の騒がしい中学生の団体の子たちと振り返りながら大きい声で何やら話している様子から、お父さんと中学生の娘とその友達という関係だろうか。
それにしても、別テーブル同士で大声で会話したり、お父さんらしき人も注意するわけでもなく、むしろそれを助長するような態度や声の大きさや言葉選びに、ちょっと迷惑だなと思いつつ、人ってどうしてそう悪ぶりたいんだろうなぁと苦笑する気持ちにもなった。
いるよね。
悪ぶることがカッコいいと思う人って。
威嚇しているように見えちゃう。
ピアスを開けた女の子がスマホをいじりながら、その男性と乱暴な口調の会話をしているのを横目に、わたしはちょっと遊んでみようと思ってしまった(笑)
ううん、ただいつも通りのことを、ほんのちょっと明確にしてみただけだけどね^^
那智さん、これ召し上がります?
あ〜、これおいしい〜
那智さんの選択、正解です
どうしようなかぁ、わたし、もう一杯ビール頼んでもいいですか?
ああ、やっぱり、那智さんのワインを少しいただきます
いつもの会話、いつもの言葉使い。
那智さんを立て、喜びを素直に表現する。
ちょっと『手首を反らせ』ながら(笑)
それをほんの少し、いつもより外野を意識して行ってみた。
そうすると、どうだろう!?
悪ぶっている隣りの会話が徐々に静かになってきているではないか!?(都合の良い解釈 笑)
もし、そうだとしたら、きっと不思議に思っているのだと思う。
向かい合う男女の会話に圧倒的な上下が見て取れるけど、上司やクライアントに対するときに感じられる『相手を立てるために遜る』感じが一切ない。
遜ることなく、相手を尊敬しているだけの敬語と空気。
でもって、ものすごくらぶらぶ。
でもって、女ものすごくぶりっ子(笑)
なんだこのふたりは?ってなっているんじゃないか(と希望的観測^^)
普通カップルはタメ口だろうし、敬語を使わないといけない場合だとどこかに『遜り』が感じられるはずなんだ。
きっと、男女において、ここでのわたしたちのような雰囲気って不思議なんだと思う。
等価値がある中での上下関係をちょっとだけ外に向けて発信してみたのだ(笑)
りん子、最後、◯と△、どっちがいい?
わあ、◯と△ですか〜?
どうします〜、◯でガツッと?(笑)
それとも△でおつまみ?
そうだなぁ
那智さんにおまかせします
よいほうを選んでください^^
すでに二者択一という那智さん主導の中、ただ闇雲に従うわけではなく、ちょっと迷ってみたり『ガツッと』なんて茶目っ気なんて見せてみて、最後はあなたのよいようにという、わたしたちの上下関係を絵に描いたようなセリフに、ひとり悦(笑)
まあ、そんな会話、どこまで聞こえているか、聞こえたからって全然気にならないかもしれないし、『対等で上下』なんてわたしひとりの自己満足に過ぎないのは百も承知だけど^^;
でも、乱暴な空気や言葉より、優しくて尊重し合っている空気や言葉のほうがずっといいよね。
さらに、らぶらぶパワーも追加すれば最強の『威嚇』になっちゃうかもしれないけど(笑)
と、誰になんの影響も与えていなかったとしても、ひとり楽しんでみたのでした^^
もしかして、あまりのイチャイチャぶり、もしくは、年増女のぶりっこぶりにただ引いていただけかもしれない(笑)
<関連エントリー>
手首反り!!
モテ仕草
「等式」感想です。ハイハイ、話題にはしなかったけれどはっきり覚えているよ。(笑)らぶらぶではなく良好な関係性を回りに発信すると、反感をかうことなく、我々にとって快適な環境になる気がする。正の連鎖だと思う、まあ何時も何時も、そんな品行方正にしている訳ではないですけれど連鎖はします。
那智さんとファミレスデート(笑)
最近のお気に入り^^
ものすごく美味しいかというとそういうわけではないかもしれないけど、最近のファミレスはけっこうがんばっていて満足できるし、しょっちゅう食べ飲みしているわたしたちにとってはコストパフォーマンスがよいのだ。
わたしの地元のほうまで来てくれてサクッと食べて飲んでを楽しむことにした。
コスパのいいファミレスは客層もそれなりで小さいお子さん連れや学生さんも多い。
その賑やかな中で話すには、わたしたちの会話はときにコアすぎるので、いつもは喫煙席に座るようにしている(那智さん休煙続行中!!)のだけど、たまたま喫煙席が混んでいたので禁煙席にすることにした。
想像通り、中高生らしき団体やママ友とお子さん連れや賑やかだ。
そこで大酒(?)を喰らい、場合によっては『ピー』音を交えながらの会話をするのは憚られるけれど、いちおうTPOをわきまえておくつもり。
いろいろファミレス側も企業努力をしているんだよね。
もともとあった仕切りの他に後付けでつい立てを置いたりして、できるだけ個のスペースを確保するようにしてくれている。
わたしたちの左側がもともとあった仕切りで右側が後付けのつい立て。
右側にはすでに誰か座っていたけど、つい立てが思いのほか立派で^^ほとんど隣りが気にならないほどだった。
むしろ、もともとあった左側の仕切りのほうが高さはないし、仕切りを挟んでくっついているので、かえって気になるくらいだった。
そこに座っていたママと小さなお子さんが帰り、それから別のお客さんが通された。
わたしと並ぶように奥に腰かけたのはいい年した男性。
チラッと視界に入った感じで、多少白髪混じりではあるけどたぶんわたしとそう変わらないくらいかな、ちょっといかついメガネをかけていて、ドカッと腰かける様子に、その筋の人というのではないけど、まあ、堅気ではなさそうな感じ。
続いて男性の向かいに座ったのは女の子ふたり。
ピアスを開けているけど、どうみても中学生。
別の席の騒がしい中学生の団体の子たちと振り返りながら大きい声で何やら話している様子から、お父さんと中学生の娘とその友達という関係だろうか。
それにしても、別テーブル同士で大声で会話したり、お父さんらしき人も注意するわけでもなく、むしろそれを助長するような態度や声の大きさや言葉選びに、ちょっと迷惑だなと思いつつ、人ってどうしてそう悪ぶりたいんだろうなぁと苦笑する気持ちにもなった。
いるよね。
悪ぶることがカッコいいと思う人って。
威嚇しているように見えちゃう。
ピアスを開けた女の子がスマホをいじりながら、その男性と乱暴な口調の会話をしているのを横目に、わたしはちょっと遊んでみようと思ってしまった(笑)
ううん、ただいつも通りのことを、ほんのちょっと明確にしてみただけだけどね^^
那智さん、これ召し上がります?
あ〜、これおいしい〜
那智さんの選択、正解です
どうしようなかぁ、わたし、もう一杯ビール頼んでもいいですか?
ああ、やっぱり、那智さんのワインを少しいただきます
いつもの会話、いつもの言葉使い。
那智さんを立て、喜びを素直に表現する。
ちょっと『手首を反らせ』ながら(笑)
それをほんの少し、いつもより外野を意識して行ってみた。
そうすると、どうだろう!?
悪ぶっている隣りの会話が徐々に静かになってきているではないか!?(都合の良い解釈 笑)
もし、そうだとしたら、きっと不思議に思っているのだと思う。
向かい合う男女の会話に圧倒的な上下が見て取れるけど、上司やクライアントに対するときに感じられる『相手を立てるために遜る』感じが一切ない。
遜ることなく、相手を尊敬しているだけの敬語と空気。
でもって、ものすごくらぶらぶ。
でもって、女ものすごくぶりっ子(笑)
なんだこのふたりは?ってなっているんじゃないか(と希望的観測^^)
普通カップルはタメ口だろうし、敬語を使わないといけない場合だとどこかに『遜り』が感じられるはずなんだ。
きっと、男女において、ここでのわたしたちのような雰囲気って不思議なんだと思う。
等価値がある中での上下関係をちょっとだけ外に向けて発信してみたのだ(笑)
りん子、最後、◯と△、どっちがいい?
わあ、◯と△ですか〜?
どうします〜、◯でガツッと?(笑)
それとも△でおつまみ?
そうだなぁ
那智さんにおまかせします
よいほうを選んでください^^
すでに二者択一という那智さん主導の中、ただ闇雲に従うわけではなく、ちょっと迷ってみたり『ガツッと』なんて茶目っ気なんて見せてみて、最後はあなたのよいようにという、わたしたちの上下関係を絵に描いたようなセリフに、ひとり悦(笑)
まあ、そんな会話、どこまで聞こえているか、聞こえたからって全然気にならないかもしれないし、『対等で上下』なんてわたしひとりの自己満足に過ぎないのは百も承知だけど^^;
でも、乱暴な空気や言葉より、優しくて尊重し合っている空気や言葉のほうがずっといいよね。
さらに、らぶらぶパワーも追加すれば最強の『威嚇』になっちゃうかもしれないけど(笑)
と、誰になんの影響も与えていなかったとしても、ひとり楽しんでみたのでした^^
もしかして、あまりのイチャイチャぶり、もしくは、年増女のぶりっこぶりにただ引いていただけかもしれない(笑)
<関連エントリー>
手首反り!!
モテ仕草
「等式」感想です。ハイハイ、話題にはしなかったけれどはっきり覚えているよ。(笑)らぶらぶではなく良好な関係性を回りに発信すると、反感をかうことなく、我々にとって快適な環境になる気がする。正の連鎖だと思う、まあ何時も何時も、そんな品行方正にしている訳ではないですけれど連鎖はします。
わたしの本音
りん子的独り言(エラそう)
本音って、なんだろう。
辞書引いていないから感覚だけど、まあ、ウソのない気持ちとか、本当に感じたこととかだよね。
でね、わたし、この本音というものが、じつは好きではない。
厳密にいうと『本音』という言葉から連想されるものが好きではないのだ。
皆さんは『本音』からどんなことを想像するかなぁ。
わたしはね、マイナス感情を相手に伝えることを想像しちゃうんだ。
あなたが大好き。
あなたは可愛いい!!
あなたは頼れる!!!!
これを伝えるときに『本音』をいうとかぶつけるというイメージには、あまりならない。
(譲歩して『本音をいう』はまだアリかなとは思うけど、それでも違和感あるな)
言いにくいことや、本当は言わないほうがいいけどみたいな、マイナスをいうことで使うほうが多いと思う。
まあ、本音の解釈が正しいかどうかは置いておいて。
わたしはマイナス感情が湧いても、ほとんど言わないんだ。
「今日は寒くて、やーねー」とか「日本の政治はなっとらん!!」みたいなことまでマイナス感情と言ってしまえば、それは言うけど(笑)
こと対人においてのそれは言わない。
その人の言動にマイナスの感情が湧いたとして、それを言われるほうも言うほうも、あまりうれしいことではないよね。
そういう『いい人』的な理由から言いたくないことはもちろんだけど、もっと限度を超えたレベルでかなり極端なほど言いたないのだということも自覚している。
『いい人』的な部分以外に、おそらくHSPに近いような感覚がそうさせているのではないかと思っている。
わたしは自分や人のマイナス感情に過敏なのだと思う。
そのダメージを極力避けたいという防衛本能も働いているのだろう。
(だから『極端』であることも自覚しているので許して 笑)
じゃあ、仮にわたしが相対する人の言動にマイナス感情を抱いたらどうするか。
わたしが対人において『?!』と思うようなマイナス感情が湧いたときは、まず一旦持ち帰る。
そして、5日くらい熟慮する。(5日は比喩^^)
『感情のスタート』を見極めるの。
そうすると大抵のことは、自分のバイオリズムや、ただの誤解や、相手に対する感情(好意、嫌悪、嫉妬など)が理由だったりすることを理解できるのよ。
で、ほとんどの場合許せてしまうんだよね。
「あ〜、◯さんもちょっと忙しかったんだな」とか「そうか、その前にわたしイヤなことあったからか」とか、ただ単に「わたしは◯さんが羨ましいってだけだ^^;」とかね。
あんなふうに言ったのは何か理由があったんだろうなとか、その部分はわたしとは違うんだなとか、そんなふうに気持ちを治めることができるのだ。
残るのは、あなたと快適でいたいという気持ちだけ。
わたしにとっての『本音』とは、ここまで掘り下げてはじめて『本音』になるのよ。
これだと相手にマイナス感情を伝える必要がなくなるのだよね。
わたしはこうやって他者と関わりを持ち、このわたしを信頼してくれる人と関係を深めている。
だから、言わない。
さて、ここからはめずらしく『本音』を言わせていただければ。
「あなたの言動に対してわたしはこんなマイナス感情を抱きました」と伝える意味ってなんだろう。
それを伝えることで、相手が良いほうに変わるから?
自分の思いを知ってもらって理解を深めたい?
人って、そんなことくらいじゃ変わらないよね。
(そもそも『良い』の基準だって曖昧)
仮にその人がマイナスに思ったことを知ったとしても理解が深まるとは思わない、ああ、そういうことをマイナスに感じるんだったら、次からは違う接し方をしようと言った人に対しての対策にはなる程度。
でも、それって、言われたほうが言ったほうに気を使うことになるだけで、本質になんら変化はないんだよね。
じゃあ、なんだろう。
これはわたし個人の感覚とご承知いただきたいのだけど。
人にマイナス感情を伝えるのって、結局、本人がスッキリしたいだけのように感じちゃうんだ。
謝罪させたいのか、弁明を聞いて納得したいのか、言い返されて言い返したいのか、とにかく、言う方の釈然としない気持ちをスッキリさせるための行為に思えてしまうんだ。
わたしは自分がスッキリするために相手にイヤな思いはさせたくないし、無意識にも溜飲を下げた自分を恥じる。
マイナス感情を人に言うのは、どうしても『感情のスタート』が感じられないの。
わっと湧いた気持ちを、そのまま放っているように思えてしまう。
自分がスッキリしたいだけの行為に見えちゃうんだ。
ぶつけたほうはスッキリするかもしれないけど、ぶつけられたほうはたまらないよね。
だから、好きじゃない。
できるだけマイナス感情は伝えたくない、そのほうがお互い快適だし、じつは伝えることにあまり意味がないと思っている。
スッキリする以外の意味がほとんど見つけられないのよ、わたしには。
人によって関係や信頼の構築の方法はいろいろだよね。
世間一般では『本音』を言うほうが正しいとされているけどね、たとえ善意からの忠告のつもりだったとしても、誰でも言いたいことを言えるってわけじゃないよね。
(でも、『善意』っていうのも、けっこう厄介)
それぞれの特性で、ぶつけることができない人だっている。
わたしのように『感情のスタート』を見極め過ぎて、言わない人だっている^^;
マイナス感情は深くまで潜り、そこで判断する。
で、ほとんどの場合許せちゃう。
好意を抱いていれば、とくに。
わたしは許し合える関係のほうがすき。
これが、わたしの本音^^
そうはいったって。
打撃は鞭がいいか?!
いや、手のひらの質感がいい!!
みたいな意見交換は、大好きよ(笑)
それでもどうしてもマイナス感情を伝えないといけない場合はある。
とくに那智さんのように絶対関係を良好でいたい人には。
それでも、まず最初は伝える前になぜ、その言動になったのか、理由を聞く。
(これも滅多にないけどね、モカちゃんやmineさんにしたように)
そうするとだいたい収まるんだ。
でね、その確認するときや、那智さんにどうしてもマイナス感情を伝えたいときに、ひとつのボーダーラインがあるの。
そのラインはまた次のエントリーにします。
ということで、『本音をぶつける』の2種類についてはこの後のエントリーにお友達のmineさんとの間で明確になったお話^^
<関連エントリー>
関連エントリー、いっぱい^^;
でも、『等式』及びわたしへの理解として読んでいただけるとうれしいです(でも、いっぱい過ぎるな〜^^;;)
HSP
『女の子』の正体(仮)
チューニング
感情のスタートっぽいお話
感情のスタート
続・感情のスタート
思考のお散歩
人生相談
優しいほうを選ぶ
肯定女
肯定女の抵抗(笑)
肯定女の開き直り(笑)
『女の子』の正体
本音をぶつけるだけが正解じゃないよね
球体
善意って厄介
善意
集団の善意
親しいモカちゃんやmineさんには確認します、たまに
等式の意味
「等式」感想です。「本音」=意思の疎通かな。自分が相手に対してどのくらい意思を伝えたいか?好きでも、嫌いでもない価値観で自分の意思を相手に対して伝えたい「度数」その声の「音」が小さいか大きいか?(^-^)伝わるかな〰
本音って、なんだろう。
辞書引いていないから感覚だけど、まあ、ウソのない気持ちとか、本当に感じたこととかだよね。
でね、わたし、この本音というものが、じつは好きではない。
厳密にいうと『本音』という言葉から連想されるものが好きではないのだ。
皆さんは『本音』からどんなことを想像するかなぁ。
わたしはね、マイナス感情を相手に伝えることを想像しちゃうんだ。
あなたが大好き。
あなたは可愛いい!!
あなたは頼れる!!!!
これを伝えるときに『本音』をいうとかぶつけるというイメージには、あまりならない。
(譲歩して『本音をいう』はまだアリかなとは思うけど、それでも違和感あるな)
言いにくいことや、本当は言わないほうがいいけどみたいな、マイナスをいうことで使うほうが多いと思う。
まあ、本音の解釈が正しいかどうかは置いておいて。
わたしはマイナス感情が湧いても、ほとんど言わないんだ。
「今日は寒くて、やーねー」とか「日本の政治はなっとらん!!」みたいなことまでマイナス感情と言ってしまえば、それは言うけど(笑)
こと対人においてのそれは言わない。
その人の言動にマイナスの感情が湧いたとして、それを言われるほうも言うほうも、あまりうれしいことではないよね。
そういう『いい人』的な理由から言いたくないことはもちろんだけど、もっと限度を超えたレベルでかなり極端なほど言いたないのだということも自覚している。
『いい人』的な部分以外に、おそらくHSPに近いような感覚がそうさせているのではないかと思っている。
わたしは自分や人のマイナス感情に過敏なのだと思う。
そのダメージを極力避けたいという防衛本能も働いているのだろう。
(だから『極端』であることも自覚しているので許して 笑)
じゃあ、仮にわたしが相対する人の言動にマイナス感情を抱いたらどうするか。
わたしが対人において『?!』と思うようなマイナス感情が湧いたときは、まず一旦持ち帰る。
そして、5日くらい熟慮する。(5日は比喩^^)
『感情のスタート』を見極めるの。
そうすると大抵のことは、自分のバイオリズムや、ただの誤解や、相手に対する感情(好意、嫌悪、嫉妬など)が理由だったりすることを理解できるのよ。
で、ほとんどの場合許せてしまうんだよね。
「あ〜、◯さんもちょっと忙しかったんだな」とか「そうか、その前にわたしイヤなことあったからか」とか、ただ単に「わたしは◯さんが羨ましいってだけだ^^;」とかね。
あんなふうに言ったのは何か理由があったんだろうなとか、その部分はわたしとは違うんだなとか、そんなふうに気持ちを治めることができるのだ。
残るのは、あなたと快適でいたいという気持ちだけ。
わたしにとっての『本音』とは、ここまで掘り下げてはじめて『本音』になるのよ。
これだと相手にマイナス感情を伝える必要がなくなるのだよね。
わたしはこうやって他者と関わりを持ち、このわたしを信頼してくれる人と関係を深めている。
だから、言わない。
さて、ここからはめずらしく『本音』を言わせていただければ。
「あなたの言動に対してわたしはこんなマイナス感情を抱きました」と伝える意味ってなんだろう。
それを伝えることで、相手が良いほうに変わるから?
自分の思いを知ってもらって理解を深めたい?
人って、そんなことくらいじゃ変わらないよね。
(そもそも『良い』の基準だって曖昧)
仮にその人がマイナスに思ったことを知ったとしても理解が深まるとは思わない、ああ、そういうことをマイナスに感じるんだったら、次からは違う接し方をしようと言った人に対しての対策にはなる程度。
でも、それって、言われたほうが言ったほうに気を使うことになるだけで、本質になんら変化はないんだよね。
じゃあ、なんだろう。
これはわたし個人の感覚とご承知いただきたいのだけど。
人にマイナス感情を伝えるのって、結局、本人がスッキリしたいだけのように感じちゃうんだ。
謝罪させたいのか、弁明を聞いて納得したいのか、言い返されて言い返したいのか、とにかく、言う方の釈然としない気持ちをスッキリさせるための行為に思えてしまうんだ。
わたしは自分がスッキリするために相手にイヤな思いはさせたくないし、無意識にも溜飲を下げた自分を恥じる。
マイナス感情を人に言うのは、どうしても『感情のスタート』が感じられないの。
わっと湧いた気持ちを、そのまま放っているように思えてしまう。
自分がスッキリしたいだけの行為に見えちゃうんだ。
ぶつけたほうはスッキリするかもしれないけど、ぶつけられたほうはたまらないよね。
だから、好きじゃない。
できるだけマイナス感情は伝えたくない、そのほうがお互い快適だし、じつは伝えることにあまり意味がないと思っている。
スッキリする以外の意味がほとんど見つけられないのよ、わたしには。
人によって関係や信頼の構築の方法はいろいろだよね。
世間一般では『本音』を言うほうが正しいとされているけどね、たとえ善意からの忠告のつもりだったとしても、誰でも言いたいことを言えるってわけじゃないよね。
(でも、『善意』っていうのも、けっこう厄介)
それぞれの特性で、ぶつけることができない人だっている。
わたしのように『感情のスタート』を見極め過ぎて、言わない人だっている^^;
マイナス感情は深くまで潜り、そこで判断する。
で、ほとんどの場合許せちゃう。
好意を抱いていれば、とくに。
わたしは許し合える関係のほうがすき。
これが、わたしの本音^^
そうはいったって。
打撃は鞭がいいか?!
いや、手のひらの質感がいい!!
みたいな意見交換は、大好きよ(笑)
それでもどうしてもマイナス感情を伝えないといけない場合はある。
とくに那智さんのように絶対関係を良好でいたい人には。
それでも、まず最初は伝える前になぜ、その言動になったのか、理由を聞く。
(これも滅多にないけどね、モカちゃんやmineさんにしたように)
そうするとだいたい収まるんだ。
でね、その確認するときや、那智さんにどうしてもマイナス感情を伝えたいときに、ひとつのボーダーラインがあるの。
そのラインはまた次のエントリーにします。
ということで、『本音をぶつける』の2種類についてはこの後のエントリーにお友達のmineさんとの間で明確になったお話^^
<関連エントリー>
関連エントリー、いっぱい^^;
でも、『等式』及びわたしへの理解として読んでいただけるとうれしいです(でも、いっぱい過ぎるな〜^^;;)
HSP
『女の子』の正体(仮)
チューニング
感情のスタートっぽいお話
感情のスタート
続・感情のスタート
思考のお散歩
人生相談
優しいほうを選ぶ
肯定女
肯定女の抵抗(笑)
肯定女の開き直り(笑)
『女の子』の正体
本音をぶつけるだけが正解じゃないよね
球体
善意って厄介
善意
集団の善意
親しいモカちゃんやmineさんには確認します、たまに
等式の意味
「等式」感想です。「本音」=意思の疎通かな。自分が相手に対してどのくらい意思を伝えたいか?好きでも、嫌いでもない価値観で自分の意思を相手に対して伝えたい「度数」その声の「音」が小さいか大きいか?(^-^)伝わるかな〰