愛情をもとにした便利(笑)
独特な幸福感
お昼寝から起きて
おしっこ〜
ガバッとお布団をめくる。
ぼんやりした頭で、この寝起きではきついなぁと思う。
那智さん、いまは、ちょっと厳しいかもしれません〜
いいから(笑)
あ、スルーされた^^;
こういうときはよほどのことがない限り、従う。
まあ、もともと絶対服従ではないわたしたちではあるけれど、性的な場面での拒否権はないわけで、この起きがけの飲尿が性的な場面かどうかも定かではなく、でも、基本は那智さんに従っていたほうが幸福なことはわかっているから、こんな会話がなされるのね^^
お昼寝状態の薄暗いベッドの上でくわえてこくこくと飲む。
一瞬また眠りに落ちたのだろう、那智さん、軽く寝息かきはじめた。
那智さん、寝ながらおしっこしている、きっといま幸せだろうなぁ、それにきっとラクだ(笑)
そんなに大量じゃなかった。
終わったようなのでキレイに舐めとってお布団を戻しながら、わたしも一緒に那智さんの横に滑りこむ。
ありがと、大丈夫だった?
眠りから浮上した那智さん。
はい、そんなに多くなかったです^^
ふと、那智さんの気持ちを聞いてみる。
那智さんね、いままでは飲ませてあげるって気持ちで飲ませていましたよね?
でも、今日のなんて、かなり『ラクできる』からじゃありません?(笑)
ずいぶん昔、ブログで『幸せな便器』という表現をしたら、それは却下されたことあった。
被虐嗜好としては、定番の『便器』という言葉に若干の憧れと自虐もあって使ったのだけど、『便器』という言葉からは愛情が感じられないからダメということだった。
愛情の授受としての飲尿、飲ませてあげるねという気持ちからは『便器』は相応しくないのだよね。
便器に愛情を注ぐ人もなかなかいないものね。
だから、多少面倒を回避するために飲ませることもあるとしても、基本は飲ませてあげるだったはずなんだ。
でも、今日のこの流れ、ウトウトしながら放尿してキレイにして(しかもこちらはよろこんでる!!)、どう見ても『飲ませてあげる』より、那智さんラクだし心地よさそ〜なわけで、りん子のためより那智さんのための比重が大きいはずなんだ。
根底にはどんなことも『ふたりのため』ではあるけれど、それにしてもって思って聞いてみたのだ。
腕枕に包まれながら
ん〜?
そうねぇ
最近はね、あえて遠慮しないでいようかなって思ってるんだ〜
俺が遠慮しないほうがりん子うれしいかと思ってさ
ああ、なるほど^^
出会った頃のわたしは【尊重されることを諦め】、それでいて被虐願望があるクセに尊重されないと傷つくという厄介な無価値感状態の女だった。
そんなわたしに対して那智さんは尊重し価値を理解させ、蔑まずSM行為をしてきた。
もともと女性を蔑むことに興味がない那智さんなので、さほど無理をしてそうしたわけではないけど、おそらくことさら蔑むような感覚は排除していたのではないかと思う。
いつの間にか、那智さんにとって価値のある人間だと思えるようになり、蔑まない『可愛がるSM』が自然になっている。
那智さんは蔑まない。
那智さんは傷つけない。
那智さんは可愛がりたい。
こういうことが、おそらくどんな場面でも疑うことなく信じられるようになれたいま、やっとりん子がよろこぶ『遠慮しない』をしてもいいかなって思ってきたのだろう。
それでも蔑むんじゃなくて『遠慮しない』なのが那智さんらしいのだけど^^
こういうことひとつとっても年月を重ねると変化していっておもしろいなって思うのです。
まあ、それにしても寝起きのすぐ大の字のまま放尿しながらウトウトするって、すんごいしあわせそうだよね!!(笑)
ちょっとうらやましい^^
<関連エントリー>
お昼からこんな内容^^;
訂正します!
ちょっとまとめて
排泄
絶対服従ではないけれど拒否権なし
意思表示可絶対服従
尊重されることを諦めていたんだ
暗闇の安息
「等式」感想です。遠慮しない、多少のわがまま、は今では親愛の情です。寝起きのベッドでの飲尿、日本で何人位経験しているかな。
お昼寝から起きて
おしっこ〜
ガバッとお布団をめくる。
ぼんやりした頭で、この寝起きではきついなぁと思う。
那智さん、いまは、ちょっと厳しいかもしれません〜
いいから(笑)
あ、スルーされた^^;
こういうときはよほどのことがない限り、従う。
まあ、もともと絶対服従ではないわたしたちではあるけれど、性的な場面での拒否権はないわけで、この起きがけの飲尿が性的な場面かどうかも定かではなく、でも、基本は那智さんに従っていたほうが幸福なことはわかっているから、こんな会話がなされるのね^^
お昼寝状態の薄暗いベッドの上でくわえてこくこくと飲む。
一瞬また眠りに落ちたのだろう、那智さん、軽く寝息かきはじめた。
那智さん、寝ながらおしっこしている、きっといま幸せだろうなぁ、それにきっとラクだ(笑)
そんなに大量じゃなかった。
終わったようなのでキレイに舐めとってお布団を戻しながら、わたしも一緒に那智さんの横に滑りこむ。
ありがと、大丈夫だった?
眠りから浮上した那智さん。
はい、そんなに多くなかったです^^
ふと、那智さんの気持ちを聞いてみる。
那智さんね、いままでは飲ませてあげるって気持ちで飲ませていましたよね?
でも、今日のなんて、かなり『ラクできる』からじゃありません?(笑)
ずいぶん昔、ブログで『幸せな便器』という表現をしたら、それは却下されたことあった。
被虐嗜好としては、定番の『便器』という言葉に若干の憧れと自虐もあって使ったのだけど、『便器』という言葉からは愛情が感じられないからダメということだった。
愛情の授受としての飲尿、飲ませてあげるねという気持ちからは『便器』は相応しくないのだよね。
便器に愛情を注ぐ人もなかなかいないものね。
だから、多少面倒を回避するために飲ませることもあるとしても、基本は飲ませてあげるだったはずなんだ。
でも、今日のこの流れ、ウトウトしながら放尿してキレイにして(しかもこちらはよろこんでる!!)、どう見ても『飲ませてあげる』より、那智さんラクだし心地よさそ〜なわけで、りん子のためより那智さんのための比重が大きいはずなんだ。
根底にはどんなことも『ふたりのため』ではあるけれど、それにしてもって思って聞いてみたのだ。
腕枕に包まれながら
ん〜?
そうねぇ
最近はね、あえて遠慮しないでいようかなって思ってるんだ〜
俺が遠慮しないほうがりん子うれしいかと思ってさ
ああ、なるほど^^
出会った頃のわたしは【尊重されることを諦め】、それでいて被虐願望があるクセに尊重されないと傷つくという厄介な無価値感状態の女だった。
そんなわたしに対して那智さんは尊重し価値を理解させ、蔑まずSM行為をしてきた。
もともと女性を蔑むことに興味がない那智さんなので、さほど無理をしてそうしたわけではないけど、おそらくことさら蔑むような感覚は排除していたのではないかと思う。
いつの間にか、那智さんにとって価値のある人間だと思えるようになり、蔑まない『可愛がるSM』が自然になっている。
那智さんは蔑まない。
那智さんは傷つけない。
那智さんは可愛がりたい。
こういうことが、おそらくどんな場面でも疑うことなく信じられるようになれたいま、やっとりん子がよろこぶ『遠慮しない』をしてもいいかなって思ってきたのだろう。
それでも蔑むんじゃなくて『遠慮しない』なのが那智さんらしいのだけど^^
こういうことひとつとっても年月を重ねると変化していっておもしろいなって思うのです。
まあ、それにしても寝起きのすぐ大の字のまま放尿しながらウトウトするって、すんごいしあわせそうだよね!!(笑)
ちょっとうらやましい^^
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お昼からこんな内容^^;
訂正します!
ちょっとまとめて
排泄
絶対服従ではないけれど拒否権なし
意思表示可絶対服従
尊重されることを諦めていたんだ
暗闇の安息
「等式」感想です。遠慮しない、多少のわがまま、は今では親愛の情です。寝起きのベッドでの飲尿、日本で何人位経験しているかな。
セックスの虜
非日常的な日常
最初から、ほとんどずっと潰されている乳首。
キスも眼差しも優しいのに、指先だけ痛い。
右、左、両方、とにかくずっと乳首を痛くされている。
爪を立てているのかと思うほどの鋭い痛み(後で確認したら爪は立てていなかった)、充血したそこはいっそう敏感で、簡単にすごく痛くなる。
それをときにはしごき、ひねり上げ、乳房に陥没させるように潰す。
「触っていいよ」と許可が出て、指でおまんこをまさぐるけど、痛みのほうが強烈すぎてぜんぜん気持ちよくならない。
猿のように指を動かす。
気持ちよくなりたいのか、痛みを紛らわしたいのか。
しばらくすると、痛いことがその他の感覚をぜんぶ飲み込むようにふくれあがり、それが、たぶん『快感』になっている(たぶんというのは、だって痛いものは痛いんだもん)
ふくれあがった何かしらの感覚がぐわんと落っこちる、たぶん、これがエクスタシー。
おちんぽさまを入れてからもずっと乳首は潰したまま。
那智さんの動きに合わせてひしゃげる乳房。
痛みと快感が次々押し寄せ、ゴール直前で痛みが勝ち、その瞬間にぜんぶが快感らしきものに変わる。
このくり返し。
指に力が入るたびにおまんこが絞まる。
痛いです、痛いです
もう、痛いのダメかもしれない
那智さん、痛いです
やめてほしい?
はい、やめてほしいかもしれません
じゃあ、やめてあげる
離れた指、痺れる乳首が指を恋しがる。
那智さん、やめないでください
再び、力がこもる。
乳首の痛さは、一度緩和した後のほうが痛かったりする。
痛い、那智さん、痛いです!!
違うだろ?
しあわせです、だろ?
ああ、そうです、わたしは幸せなのだ。
那智さんに抱かれて、幸せだ。
…しあわせです
痛みの中でこぼれる言葉は想像以上に甘く、わたしをダメな人間にしてしまう。
痺れた乳首とおまんこに触れることなく那智さんの精液を口に受け止めながら脳と体がイク。
その後も、もう一回抱いてくださいとせがみ、キスをして那智さんの体を舐めて、その気になってもらおうとする。
なんて情けない姿だとすこし前のわたしなら思っただろう。
だけど、いまのわたしはこの自分さえ気持ちよくて、それを許してしまっている。
プチ宴会で映画を鑑賞しながら、不意に指が伸び一瞬乳首に触れるだけで腰が動き、もっとと欲してしまう。
そのまま指を入れられ大声をあげる。
那智さんの映画鑑賞の合間のお遊びにあっという間に淫乱になる。
また映画に戻る那智さんにキスをして耳に歯を当て、もっともっとと誘うわたしはもう映画なんてそっちのけ。
気持ちよくしてくれる男に焦がれる淫乱女。
抱いてほしくてたまらないのだ。
それでも那智さんがその気になってくれるまで、待つしかない。
淫乱とおりこうさんが混ざり合う。
映画の後、また抱いてもらう。
那智さんに覆いかぶされ、上になり、狂ったように快感を貪った。
りん子、奴隷だな
もっともっとと腰を押し付けるわたしを見て那智さんはいう。
はい、わたしは那智さんの奴隷です
那智さんのセックスの虜です
いわゆる『ご主人様と奴隷』のそれと同じかどうかはわからない。
だけど、いまのわたしは那智さんの、那智さんのセックスの奴隷状態だ。
那智さんがそれをくれるなら、なり振りかまわずプライドさえも捨ててしまいそうだ(捨てるとは、まだ言えない 笑)
そして、それを口にできることが幸せだ。
それくらい那智さんがしてくれる『セックス』の虜だ。
この感情をどう表現したらいいのだろう。
情念というと愛と憎の両方を指しているので(そもそも愛と憎は表裏一体のはずだしね)、、違うのだろうけど。
激しい愛情と欲情が、キレイな色合いだけではないものを作り出している。
まあ、『虜』なんて状態はそもそも不健全な状態であるから美しいものだけではないのはわかっている。
ただ、とくに最近のわたしたちのセックス、わたしが那智さんに対して抱く感情の中に、このドロドロした情念のようなものがあるのを感じている。
昔の日本映画のような陰影を作っている。
ちょっと抽象的でまとまりない表現になってしまったけど、これはこのままUPするね^^
余韻と想像でお楽しみくださいませ。
「等式」感想です。楽しく、興味深いエントリーです。リアルにお会いした人にかんそをインタビューしたくなるような話です。「激しい愛情と欲情が、きれいな色合いだけではないものを作り出してる。」この、理由が複数考えられるのも深い。ムードのあるなまめかしいエントリーでした。
りん子(^-^)お会いしたことない方からの感想も大歓迎です!!(笑)
本日、「等式」感想の続きです。エントリー中の「奴隷」発言はその時の状況を表した、動詞みたいな物であり、名詞ではありません!~(笑)
最初から、ほとんどずっと潰されている乳首。
キスも眼差しも優しいのに、指先だけ痛い。
右、左、両方、とにかくずっと乳首を痛くされている。
爪を立てているのかと思うほどの鋭い痛み(後で確認したら爪は立てていなかった)、充血したそこはいっそう敏感で、簡単にすごく痛くなる。
それをときにはしごき、ひねり上げ、乳房に陥没させるように潰す。
「触っていいよ」と許可が出て、指でおまんこをまさぐるけど、痛みのほうが強烈すぎてぜんぜん気持ちよくならない。
猿のように指を動かす。
気持ちよくなりたいのか、痛みを紛らわしたいのか。
しばらくすると、痛いことがその他の感覚をぜんぶ飲み込むようにふくれあがり、それが、たぶん『快感』になっている(たぶんというのは、だって痛いものは痛いんだもん)
ふくれあがった何かしらの感覚がぐわんと落っこちる、たぶん、これがエクスタシー。
おちんぽさまを入れてからもずっと乳首は潰したまま。
那智さんの動きに合わせてひしゃげる乳房。
痛みと快感が次々押し寄せ、ゴール直前で痛みが勝ち、その瞬間にぜんぶが快感らしきものに変わる。
このくり返し。
指に力が入るたびにおまんこが絞まる。
痛いです、痛いです
もう、痛いのダメかもしれない
那智さん、痛いです
やめてほしい?
はい、やめてほしいかもしれません
じゃあ、やめてあげる
離れた指、痺れる乳首が指を恋しがる。
那智さん、やめないでください
再び、力がこもる。
乳首の痛さは、一度緩和した後のほうが痛かったりする。
痛い、那智さん、痛いです!!
違うだろ?
しあわせです、だろ?
ああ、そうです、わたしは幸せなのだ。
那智さんに抱かれて、幸せだ。
…しあわせです
痛みの中でこぼれる言葉は想像以上に甘く、わたしをダメな人間にしてしまう。
痺れた乳首とおまんこに触れることなく那智さんの精液を口に受け止めながら脳と体がイク。
その後も、もう一回抱いてくださいとせがみ、キスをして那智さんの体を舐めて、その気になってもらおうとする。
なんて情けない姿だとすこし前のわたしなら思っただろう。
だけど、いまのわたしはこの自分さえ気持ちよくて、それを許してしまっている。
プチ宴会で映画を鑑賞しながら、不意に指が伸び一瞬乳首に触れるだけで腰が動き、もっとと欲してしまう。
そのまま指を入れられ大声をあげる。
那智さんの映画鑑賞の合間のお遊びにあっという間に淫乱になる。
また映画に戻る那智さんにキスをして耳に歯を当て、もっともっとと誘うわたしはもう映画なんてそっちのけ。
気持ちよくしてくれる男に焦がれる淫乱女。
抱いてほしくてたまらないのだ。
それでも那智さんがその気になってくれるまで、待つしかない。
淫乱とおりこうさんが混ざり合う。
映画の後、また抱いてもらう。
那智さんに覆いかぶされ、上になり、狂ったように快感を貪った。
りん子、奴隷だな
もっともっとと腰を押し付けるわたしを見て那智さんはいう。
はい、わたしは那智さんの奴隷です
那智さんのセックスの虜です
いわゆる『ご主人様と奴隷』のそれと同じかどうかはわからない。
だけど、いまのわたしは那智さんの、那智さんのセックスの奴隷状態だ。
那智さんがそれをくれるなら、なり振りかまわずプライドさえも捨ててしまいそうだ(捨てるとは、まだ言えない 笑)
そして、それを口にできることが幸せだ。
それくらい那智さんがしてくれる『セックス』の虜だ。
この感情をどう表現したらいいのだろう。
情念というと愛と憎の両方を指しているので(そもそも愛と憎は表裏一体のはずだしね)、、違うのだろうけど。
激しい愛情と欲情が、キレイな色合いだけではないものを作り出している。
まあ、『虜』なんて状態はそもそも不健全な状態であるから美しいものだけではないのはわかっている。
ただ、とくに最近のわたしたちのセックス、わたしが那智さんに対して抱く感情の中に、このドロドロした情念のようなものがあるのを感じている。
昔の日本映画のような陰影を作っている。
ちょっと抽象的でまとまりない表現になってしまったけど、これはこのままUPするね^^
余韻と想像でお楽しみくださいませ。
「等式」感想です。楽しく、興味深いエントリーです。リアルにお会いした人にかんそをインタビューしたくなるような話です。「激しい愛情と欲情が、きれいな色合いだけではないものを作り出してる。」この、理由が複数考えられるのも深い。ムードのあるなまめかしいエントリーでした。
りん子(^-^)お会いしたことない方からの感想も大歓迎です!!(笑)
本日、「等式」感想の続きです。エントリー中の「奴隷」発言はその時の状況を表した、動詞みたいな物であり、名詞ではありません!~(笑)
これにも虜^^
独特な幸福感
那智さんとお出かけ。
ちょっと変わったイベント。
海産物や肉や野菜を購入して、備え付けの炭火で自分たちで焼いて食べるのだ。
牡蠣やはまぐり、ベーコンなどなど。
期間限定のイベントのようでちょうどいい季節、お天気にも恵まれたお休みの日に繰り出した。
このイベントはいろいろなところで開催されているようなのだけど、那智さんが見つけてくれたところはふたりともちょっと思い出のある街だった。
わたしの思い出は、『過去の恋愛』『怒らない私』に登場したk君が住んでいた街。
最初は車で迎えに来て送ってくれたのが、わたしの「いいよいいよ」という言葉通り、徐々に駅まで送り迎えになり、最終的には部屋まで行き、部屋で別れるというスーパー増長くんになってしまったk君の住んでいた街。
2年近く通った懐かしの街なのだ。
それ以来?
そう聞かれたけど、じつは、その後もう一度だけ来ている。
なーんだ、それはつまらない(笑)
たしかにそれ以来のほうが話としては面白いですね。
ただ、そのもう一度も、k君と別れてからそれほど経っていないときだったから、まあ、年月としてはほぼ差がないほどのひさしぶりだ。
そのもう一度っていうのも、なんだかトホホな思い出で^^;
k君と別れた後、ちょっと遊んでいる時期があって(といっても健全なディスコ通いや友人との飲み歩きよ)、たまたま同僚の子が外国人の男の子と付き合っていて、その子に誘われてこの街に飲みに行ったのだ。
白人男性の彼氏に連れて行ってもらった飲み屋は、その地域の外国人ばかりが集まるバーだった。
ビリヤードやダーツに興じる外国人男性たち。
キャッシュ オン デリバリーで飲む彼らは椅子に腰かけるってことを知らないのか、みんな立ち飲み状態。
(もしかしたら、カウンター以外テーブル席はなかったかも)
大音量でかかる激しい音楽に揺れるタバコの煙。
薄暗い店内に浮かぶネオンの赤。
もう、映画で見たような光景に20才そこそこのわたしはビビリまくる。
しかも、そこで黒人の男の子をわたしにあてがうのだ。
友人と彼氏は早々にふたりの世界に入っちゃって、わたしは放ったらかし。
なんだろ、こういうこと織り込み済みなの?!
いやいや、聞いてないよ〜。
わりと小柄なその男の子は案外シャイなのか、少ない知識の『外国人男性』の印象とは違っていた。
それでも、織り込み済みなのだろう(笑)
わたしを後ろから包むようにして耳元で「かわいい」を連発する。
いやいや、山田詠美さんの世界じゃないかーーーー!!
だかしかし、わたしはエイミーではなく、ただのビビリのりん子である。
ラブアフェアを楽しめる大人ではない。
英会話だって中学生レベルだ。
後ろから押し当ててくる『腕』か!?と思うような股間の代物にもビビリなから、ああ、わたしはまだk君しか知らないけど、ふたりめは『これ』なのかぁと思わず意識が遠のきそうになる気持ちを奮い立たせ、命からがらバーを後にしたときにはすでに終電も終わり。
k君に電話して、いままで散々送らせなかったのだから、こういうときくらい送ってもらおうかと、なんとも身勝手な想像もしたけど、さすがにそれはせず、万札がなくなる距離をタクシーで帰った。
そんな街の思い出。
あれ?長くなっちゃった(笑)
その懐かしい街を歩く。
異国の色が濃いこの街を2、30年前の那智青年とりん子はお互い、ちょっとおっかなびっくり、でも、わくわくしながら歩いたはずだ。
そのノスタルジーに浸るけど、思ったより当時の迫力が感じられないのは、街が変わったからかわたしたちが大人になったからか。
懐かしさとちょっとガッカリな気持ちでいよいよイベントが開催されている公園に到着〜。
まずは牡蠣とはまぐりとスペアリブ。
ビールと日本酒を買って席に案内される。
席といってもビールケースに板を乗せたようなもので、そういう感じもまた楽しい。
最初は牡蠣〜。
ポン酢、醤油、ちょっとバターと醤油、いろいろな味付けでいただく。
どれもふわふわで牡蠣の風味と香ばしい香りでおいしい!!
日本酒が進みます^^
合間にスペアリブも。
那智さんの焼き加減がすごーく上手で、牡蠣もスペアリブも柔らかい。
これはビールが合います^^
こんな野外の炉端焼きっぽいところ。
このやっつけ仕事みたいな作りもまた味^^
隣りの年配女性ふたり組がものすごい量を購入してきて、それを横目で見ているだけでおかしかったり、アルコールも手伝ってテンションアップ。
はまぐりの蒸し焼きにはバターを入れて。
牡蠣とはまた違うほんのりした風味をバターが引き立てます。
さて、〆は牡蠣飯。
これにさっきのはまぐりバター汁の残りを回しかけていただくのだ!!
もうね、体に悪いものほどおいしい。
あまりのおいしさに食べかけの写真しか撮れなくて申し訳ないです(毎度のことだけど^^;)
と、おいしく楽しんでお出かけ終了。
じつは、この後が前エントリーということで、やっぱりわたしたちには『昔の日本映画の陰影』なんてカッコいいばかりではいられません^^
おいしいことも楽しいことも那智さんと一緒のことに虜なのだ^^
20代の頃のほろ苦い思い出の街に、新しい思い出が上書きされたのでした。
<関連エントリー>
Kくん^^
過去の恋愛
怒らない私
「等式」感想です。楽しいエントリーでした。あの町昔は怖かった~(笑)、加齢するうちに外国人がなんぼのもんじゃと開き直りが出たのかな。Japan as no1 の時の過大な自意識なのかな?この、イベントも楽しかった!もしかしたら東北応援イベントだったのかもしれないな。
那智さんとお出かけ。
ちょっと変わったイベント。
海産物や肉や野菜を購入して、備え付けの炭火で自分たちで焼いて食べるのだ。
牡蠣やはまぐり、ベーコンなどなど。
期間限定のイベントのようでちょうどいい季節、お天気にも恵まれたお休みの日に繰り出した。
このイベントはいろいろなところで開催されているようなのだけど、那智さんが見つけてくれたところはふたりともちょっと思い出のある街だった。
わたしの思い出は、『過去の恋愛』『怒らない私』に登場したk君が住んでいた街。
最初は車で迎えに来て送ってくれたのが、わたしの「いいよいいよ」という言葉通り、徐々に駅まで送り迎えになり、最終的には部屋まで行き、部屋で別れるというスーパー増長くんになってしまったk君の住んでいた街。
2年近く通った懐かしの街なのだ。
それ以来?
そう聞かれたけど、じつは、その後もう一度だけ来ている。
なーんだ、それはつまらない(笑)
たしかにそれ以来のほうが話としては面白いですね。
ただ、そのもう一度も、k君と別れてからそれほど経っていないときだったから、まあ、年月としてはほぼ差がないほどのひさしぶりだ。
そのもう一度っていうのも、なんだかトホホな思い出で^^;
k君と別れた後、ちょっと遊んでいる時期があって(といっても健全なディスコ通いや友人との飲み歩きよ)、たまたま同僚の子が外国人の男の子と付き合っていて、その子に誘われてこの街に飲みに行ったのだ。
白人男性の彼氏に連れて行ってもらった飲み屋は、その地域の外国人ばかりが集まるバーだった。
ビリヤードやダーツに興じる外国人男性たち。
キャッシュ オン デリバリーで飲む彼らは椅子に腰かけるってことを知らないのか、みんな立ち飲み状態。
(もしかしたら、カウンター以外テーブル席はなかったかも)
大音量でかかる激しい音楽に揺れるタバコの煙。
薄暗い店内に浮かぶネオンの赤。
もう、映画で見たような光景に20才そこそこのわたしはビビリまくる。
しかも、そこで黒人の男の子をわたしにあてがうのだ。
友人と彼氏は早々にふたりの世界に入っちゃって、わたしは放ったらかし。
なんだろ、こういうこと織り込み済みなの?!
いやいや、聞いてないよ〜。
わりと小柄なその男の子は案外シャイなのか、少ない知識の『外国人男性』の印象とは違っていた。
それでも、織り込み済みなのだろう(笑)
わたしを後ろから包むようにして耳元で「かわいい」を連発する。
いやいや、山田詠美さんの世界じゃないかーーーー!!
だかしかし、わたしはエイミーではなく、ただのビビリのりん子である。
ラブアフェアを楽しめる大人ではない。
英会話だって中学生レベルだ。
後ろから押し当ててくる『腕』か!?と思うような股間の代物にもビビリなから、ああ、わたしはまだk君しか知らないけど、ふたりめは『これ』なのかぁと思わず意識が遠のきそうになる気持ちを奮い立たせ、命からがらバーを後にしたときにはすでに終電も終わり。
k君に電話して、いままで散々送らせなかったのだから、こういうときくらい送ってもらおうかと、なんとも身勝手な想像もしたけど、さすがにそれはせず、万札がなくなる距離をタクシーで帰った。
そんな街の思い出。
あれ?長くなっちゃった(笑)
その懐かしい街を歩く。
異国の色が濃いこの街を2、30年前の那智青年とりん子はお互い、ちょっとおっかなびっくり、でも、わくわくしながら歩いたはずだ。
そのノスタルジーに浸るけど、思ったより当時の迫力が感じられないのは、街が変わったからかわたしたちが大人になったからか。
懐かしさとちょっとガッカリな気持ちでいよいよイベントが開催されている公園に到着〜。
まずは牡蠣とはまぐりとスペアリブ。
ビールと日本酒を買って席に案内される。
席といってもビールケースに板を乗せたようなもので、そういう感じもまた楽しい。
最初は牡蠣〜。
ポン酢、醤油、ちょっとバターと醤油、いろいろな味付けでいただく。
どれもふわふわで牡蠣の風味と香ばしい香りでおいしい!!
日本酒が進みます^^
合間にスペアリブも。
那智さんの焼き加減がすごーく上手で、牡蠣もスペアリブも柔らかい。
これはビールが合います^^
こんな野外の炉端焼きっぽいところ。
このやっつけ仕事みたいな作りもまた味^^
隣りの年配女性ふたり組がものすごい量を購入してきて、それを横目で見ているだけでおかしかったり、アルコールも手伝ってテンションアップ。
はまぐりの蒸し焼きにはバターを入れて。
牡蠣とはまた違うほんのりした風味をバターが引き立てます。
さて、〆は牡蠣飯。
これにさっきのはまぐりバター汁の残りを回しかけていただくのだ!!
もうね、体に悪いものほどおいしい。
あまりのおいしさに食べかけの写真しか撮れなくて申し訳ないです(毎度のことだけど^^;)
と、おいしく楽しんでお出かけ終了。
じつは、この後が前エントリーということで、やっぱりわたしたちには『昔の日本映画の陰影』なんてカッコいいばかりではいられません^^
おいしいことも楽しいことも那智さんと一緒のことに虜なのだ^^
20代の頃のほろ苦い思い出の街に、新しい思い出が上書きされたのでした。
<関連エントリー>
Kくん^^
過去の恋愛
怒らない私
「等式」感想です。楽しいエントリーでした。あの町昔は怖かった~(笑)、加齢するうちに外国人がなんぼのもんじゃと開き直りが出たのかな。Japan as no1 の時の過大な自意識なのかな?この、イベントも楽しかった!もしかしたら東北応援イベントだったのかもしれないな。
やんちゃ
非日常的な日常
彼女とは友人を通じて何度か会っている。
とても自然体の気持ちのいい人だ。
いわゆるマゾという性癖を持っていて、一緒にSM行為をする主さんがいる。
彼女は自分を『便宜上の奴隷』だと言っていている。
SM行為の最中はたぶんわたしたちと同じような拒否権なしなのだろうけど、矛盾なく成立させる言葉が『便宜上の奴隷』ということなのだと思う。
主さんとも一度すこしだけご一緒したことがあって、那智さんよりすこし年上の彼は、やはり那智さん同様若い頃はSM行為をするのを苦労したかもしれない、SMはMがよろこばないと成立しない、SM行為で快感を憶える姿を見るのがいいと那智さんと同じ感覚を持っている人だったので、きっと『便宜上の奴隷』という関係を楽しんでいるようだった。
1年と少し前、たまたま時間があってお二人と夕飯をご一緒する機会に恵まれた。
大好きな台湾料理をいただき、お仕事先から駆けつけてくれて空腹の主さんは食事もお酒も豪快に召し上がり、そのノリの良さにあれよあれよという間に那智さんと意気投合していった。
わたしたちは、その後行きつけのハプバーに行くことが事前から伝えてあった。
遠距離の彼らにとって貴重な時間を大事に使ってほしいこともあったので、お食事の後の予定はお互い遠慮なく自由にしようという取り決めにしていたので、わたしたちは予定通りバーに向かうつもりでいたところ、これもまたあれよあれよという間に主さんが『行く』と決めてしまっていた。
(ここもきっと『拒否権なし』かな)
那智さんが持参したゴムのバラ鞭を手に主さんが彼女をフロアの中央に引きずり出した。
暴れて抵抗する彼女。
彼女は人前であることは好まないはずだったし、いきなりゴムのバラ鞭はさすがに受け入れ難いのだろう、かなり本気で暴れている。
わたしは、わたしたちとご一緒する方たちが自然にしてくれるかどうかが一番気になるので、あんなふうに抵抗してくれることはかえって安心する。
抵抗しているということは無理して付き合っているわけじゃないからだ。
それでも、わたしは終止「無理しないで!!」「ぜったい痛いから〜;;」とそんなことばっかり口走っていた(ある意味こちらもうるさい抵抗^^;)
腕を引き、髪を鷲掴みにして床にねじ伏せる。
那智さん、ちょっと押さえてくれませんか
自分が鞭を打つために那智さんに押さえつけておくようにリクエストされた。
いいですよ!!
嬉々として彼女に近づき、腕と背中を押さえて床にねじ伏せた体勢をキープさせる。
四つん這いでお尻を高く上げる体勢、すこし足を開き、きっとあれはふたりの間の『姿勢』なのかもしれない。
めくられたスカートからいつの間には下着を取られていた彼女のお尻が見える。
薄暗いフロアに白く浮かぶ、柔らかそうな皮膚、キレイだなって思う。
そこにバラ鞭。
ビシッという音が響く。
ああ、痛そう!!
片手で柄を握り、もう片方の手で鞭の1/3くらいのところを持ち、そこから振りかぶっていた。
長さを調整しているんだ。
きっとフロアの大きさと慣れない痛みに対しての様子見だろう。
慣れた手つきに彼のSM歴の長さを感じる。
気がつけば、那智さんは彼らから離れていて、ソファのわたしの隣りにきてくれていた。
彼は彼女に跨がるように、自らの体で押さえつけまだ鞭を振るっている。
お尻だけではなく開いた足の間にも鞭が入り込むのを見て、わたしは「あれは痛い!!」そういって那智さんの胸に顔を埋めた。
那智さんも打ちますか?
彼に促され
じゃあ、すこしだけ
なんだか楽しそうなやんちゃな目をしたふたりの大人。
那智さんが腰を上げ、一発だけかなりMAXの力で鞭を振り下ろした。
(あれも、ぜったい痛いーー!!)
わたしは打たれてもいないのに、ひとりでひーひーだった。
再び、那智さんがわたしの隣りに戻ってから、彼らに視線を移すと、彼が彼女を抱きしめて「よしよし」と乱れた髪をもっと乱すように強く優しく撫でていた。
真剣に抵抗してねじ伏せられ、最後には従う。
真剣に抵抗することがないわたしにも、ちょっと新鮮でいいなと思うSMだった^^
印象に残っているのはこのシーンだけど、あともうひとつある。
彼が彼女の中に指を入れているのだ。
複数や他者の目に、もともとは嗜好がない彼女だったこともあり、ずっと顔を伏せた状態だったけど、そういう姿勢も自然でいいなと思う。
彼が指を入れながら角度や深さを確認しているようだった。
こうやると中が溢れてくるんですよ
愛液が外に流れることは知っているけど、たしかにその前には中が潤うのは想像できる。
女の体って不思議だし、そういうことを普通に語る感じもいいなと思っていた。
夜の街の大きな交差点で別れる。
それぞれの宿泊先に向かう。
じゃあ、と男性陣は握手。
やんちゃな子どもみたいな大人の握手だった(おそろし 笑)
<関連エントリー>
このとき(笑)
モンスター退治2
「等式」 感想です。等式を通じ人とお会いする機会がありますが、「等式」読者である場合とそうでない場合では距離の取り方が変化する、今回の男性は後者でしたが人柄が良く距離が近くなるのにさほどの時間はかからなかった、少し先輩だと思ったが、楽しい時間をリードして頂き嬉しく思いました。
彼女とは友人を通じて何度か会っている。
とても自然体の気持ちのいい人だ。
いわゆるマゾという性癖を持っていて、一緒にSM行為をする主さんがいる。
彼女は自分を『便宜上の奴隷』だと言っていている。
SM行為の最中はたぶんわたしたちと同じような拒否権なしなのだろうけど、矛盾なく成立させる言葉が『便宜上の奴隷』ということなのだと思う。
主さんとも一度すこしだけご一緒したことがあって、那智さんよりすこし年上の彼は、やはり那智さん同様若い頃はSM行為をするのを苦労したかもしれない、SMはMがよろこばないと成立しない、SM行為で快感を憶える姿を見るのがいいと那智さんと同じ感覚を持っている人だったので、きっと『便宜上の奴隷』という関係を楽しんでいるようだった。
1年と少し前、たまたま時間があってお二人と夕飯をご一緒する機会に恵まれた。
大好きな台湾料理をいただき、お仕事先から駆けつけてくれて空腹の主さんは食事もお酒も豪快に召し上がり、そのノリの良さにあれよあれよという間に那智さんと意気投合していった。
わたしたちは、その後行きつけのハプバーに行くことが事前から伝えてあった。
遠距離の彼らにとって貴重な時間を大事に使ってほしいこともあったので、お食事の後の予定はお互い遠慮なく自由にしようという取り決めにしていたので、わたしたちは予定通りバーに向かうつもりでいたところ、これもまたあれよあれよという間に主さんが『行く』と決めてしまっていた。
(ここもきっと『拒否権なし』かな)
那智さんが持参したゴムのバラ鞭を手に主さんが彼女をフロアの中央に引きずり出した。
暴れて抵抗する彼女。
彼女は人前であることは好まないはずだったし、いきなりゴムのバラ鞭はさすがに受け入れ難いのだろう、かなり本気で暴れている。
わたしは、わたしたちとご一緒する方たちが自然にしてくれるかどうかが一番気になるので、あんなふうに抵抗してくれることはかえって安心する。
抵抗しているということは無理して付き合っているわけじゃないからだ。
それでも、わたしは終止「無理しないで!!」「ぜったい痛いから〜;;」とそんなことばっかり口走っていた(ある意味こちらもうるさい抵抗^^;)
腕を引き、髪を鷲掴みにして床にねじ伏せる。
那智さん、ちょっと押さえてくれませんか
自分が鞭を打つために那智さんに押さえつけておくようにリクエストされた。
いいですよ!!
嬉々として彼女に近づき、腕と背中を押さえて床にねじ伏せた体勢をキープさせる。
四つん這いでお尻を高く上げる体勢、すこし足を開き、きっとあれはふたりの間の『姿勢』なのかもしれない。
めくられたスカートからいつの間には下着を取られていた彼女のお尻が見える。
薄暗いフロアに白く浮かぶ、柔らかそうな皮膚、キレイだなって思う。
そこにバラ鞭。
ビシッという音が響く。
ああ、痛そう!!
片手で柄を握り、もう片方の手で鞭の1/3くらいのところを持ち、そこから振りかぶっていた。
長さを調整しているんだ。
きっとフロアの大きさと慣れない痛みに対しての様子見だろう。
慣れた手つきに彼のSM歴の長さを感じる。
気がつけば、那智さんは彼らから離れていて、ソファのわたしの隣りにきてくれていた。
彼は彼女に跨がるように、自らの体で押さえつけまだ鞭を振るっている。
お尻だけではなく開いた足の間にも鞭が入り込むのを見て、わたしは「あれは痛い!!」そういって那智さんの胸に顔を埋めた。
那智さんも打ちますか?
彼に促され
じゃあ、すこしだけ
なんだか楽しそうなやんちゃな目をしたふたりの大人。
那智さんが腰を上げ、一発だけかなりMAXの力で鞭を振り下ろした。
(あれも、ぜったい痛いーー!!)
わたしは打たれてもいないのに、ひとりでひーひーだった。
再び、那智さんがわたしの隣りに戻ってから、彼らに視線を移すと、彼が彼女を抱きしめて「よしよし」と乱れた髪をもっと乱すように強く優しく撫でていた。
真剣に抵抗してねじ伏せられ、最後には従う。
真剣に抵抗することがないわたしにも、ちょっと新鮮でいいなと思うSMだった^^
印象に残っているのはこのシーンだけど、あともうひとつある。
彼が彼女の中に指を入れているのだ。
複数や他者の目に、もともとは嗜好がない彼女だったこともあり、ずっと顔を伏せた状態だったけど、そういう姿勢も自然でいいなと思う。
彼が指を入れながら角度や深さを確認しているようだった。
こうやると中が溢れてくるんですよ
愛液が外に流れることは知っているけど、たしかにその前には中が潤うのは想像できる。
女の体って不思議だし、そういうことを普通に語る感じもいいなと思っていた。
夜の街の大きな交差点で別れる。
それぞれの宿泊先に向かう。
じゃあ、と男性陣は握手。
やんちゃな子どもみたいな大人の握手だった(おそろし 笑)
<関連エントリー>
このとき(笑)
モンスター退治2
「等式」 感想です。等式を通じ人とお会いする機会がありますが、「等式」読者である場合とそうでない場合では距離の取り方が変化する、今回の男性は後者でしたが人柄が良く距離が近くなるのにさほどの時間はかからなかった、少し先輩だと思ったが、楽しい時間をリードして頂き嬉しく思いました。
人は変われる
りん子的独り言(エラそう)
那智さんと出会う前、10代の頃からずっとわたしが好きになる男性にはある共通項があった。
まあ、いわゆる『好みのタイプ』というヤツだね。
それはね、かわいい顔した男の子。
若かりし頃の藤井フミヤさんなんて、その代表格だ。
だから、けっこう年下の男の子と恋をしていたこともあったりする。
『母性本能をくすぐるような』というのがキーワードだったのだけど、それは那智さんと出会ってから、『子どものような父親を受け入れたいがための無意識の操作』だったと理解するまでにはなれた。
それにもあまり変わらず、テレビでいいな〜と思うのは、若かりし頃の生田斗真さんだったり(わたしの中で彼はもう旬を過ぎているのだ 笑)
自分に合うのは那智さんのような人、もっというと『那智さん』だと自覚してきていても、テレビや何かでつい目で追ってしまうのは、そんなようなタイプの男性が多かった。
それでも、自分には『那智さん』が合うと自覚してからは、目で追うくらいで、それ以上は魅力を感じなくなっているなとこれも自覚していて、じゃあ、わたしの好みのタイプというのはどういう人ということになるんだろうなってここ数年思っていた。
(好みのタイプは『那智さん』、それ以外だったらかわいい男の子ってことになるのかな〜と)
仕事柄、いろいろなタイプの男性と接している。
まあ、『新郎』はお客様なので基本そういう目でしか見ないから除外だけど、担当やキャプテンや音響スタッフ。
(どちらかというとブルーカラーね、わたし割りとこっちタイプのほうが好きだったりする。山田詠美さんの『風味絶佳』の世界ね)
音楽やってたんだろうな〜、それで食えないからこういう仕事に就いているんだろうな〜みたいな、ちょっとアウトサイドな空気を醸し出しながら愛想良くこちらに接してくる音響担当の若いにーちゃんなんか、ああ、昔のわたしだったら、こういうにーちゃんに恋をしていたんだなって思ったりするんだけど、最近全然違うタイプで気になる男性がいるのだ。
この男性はカメラマン。
もうずいぶん前から何度も一緒にお仕事をしてきた人。
背が低く頭もちょっと薄くて、むしろたくさんいるカメラマンの中では印象に残らないほうの部類だった。
だけど、ここ数ヶ月かなぁ。
一緒になると、「あ、この人は安心できる人だ」って感じるようになってきたのだ。
先日、ちょっと難儀な披露宴があった。
いつものホテルでのお仕事だったのだけど、新郎新婦のたっての希望で披露宴会場ではなく、通常はレストランとして営業しているところで披露宴をすることになっていた。
(ちょっとVIPのご子息だったのだ)
問題はすべてが披露宴仕様じゃないってこと。
会場の作りもサービススタッフもレストラン仕様なので、どちらかというとゆったり。
どうやらキャプテンもそのレストランのマネジャーがするそうで、おそらく新郎新婦の動線やわたしへのキューだしなど、ほとんど未経験。
馴染みの担当女性から「りん子さんと音響と介添えさんが頼り」と言われてしまうような状況だった。
その披露宴で例のカメラマンも一緒だったのだ。
案の定、祝辞のマイクの準備や中座の段取り、とにかくやってくれないことが多い、といってもしかたないだよね、知らないのだから。
介添えとわたしがあれこれ動き、ひとまず問題なく進行する中、そのカメラマンが要所要所で的確にお客様を動かし、わたしのフォローをしてくれていた。
そういえば、このカメラマンさん、いつもいい笑顔だよな〜、お客様はもちろんわたしたちスタッフにも。
柔らかい笑顔に動じない空気もあって、ああ、なんだか安心感があるって思ったのだ。
いままで見逃していた魅力に気づくことができた。
それ以来、そのカメラマンと一緒になるとちょっとうれしいのだ。
わたしは那智さん以外はダメだと思っているから、それ以外の人と恋をすることはないのだけど、もし那智さんがこの世に存在していなかったらこのカメラマンさんのような人とだったら穏やかな安心した恋愛ができるんだろうなって想像することができる。
好みは変わるらしい。
すこし前のわたしだったらまったく眼中にないタイプの人、音響の若いにーちゃんのほうが断然好みだったし、実際、ああいう男の子に恋をしていた。
でも、変わるらしい。
ときどき『等式』で経験の記憶の話しをしている。
『優しくされた記憶』もそうだし、モカちゃんに対しても、わたしたちと過ごした時間に感じ取ってくれた心地よさの記憶を、その先のモカちゃんの人付き合いに役立ててほしいと願ったり(これは男女関わらずね)
そんなふうに自分が気持ちいいと感じた経験の記憶は、その先の人生の選択に役立つと思うし、思いたいと願って書いている。
でも、反面、ちょっと自信もなかった。
わたしは那智さんと出会って、究極の快適な人付き合いを知っていっている。
これは実は友人関係ではかなり功を奏していて、いまほとんど無理なく、でも誠実に友人関係を紡いでいられているのだけど、じゃあ、男性に対してはちゃんと機能しているのか、イマイチ自信がなかったんだ。
『那智さん』が合うと自覚してからも好みは相変わらずだったので、那智さんとの間で知ることができた経験の記憶は男性選びまでには効果はないのだろうか。
いや、わたしは那智さんが死んだら、もう他に恋はしないので必要ないんだけど(笑)
ここが効果ないのであれば、わたしが『等式』で書いている心地よい経験の記憶を役立てるというお話に説得力がないからだ。
『等式』でみんなに『心地よい経験の記憶を意識して役立てて』と言い切っていいものか、実は自信がなかったのだ。
だけど、いまなら胸を張って、いえる^^
人は変われる。
好みは変わる。
すこし時間はかかるかもしれないけど、心地よい経験の記憶は人生の選択を変える力がある。
それは、たとえばわたしにとっての那智さんのようなパートナーだったら最良だとは思うけど、きっと、それ以外の友達だったり、もしかしたら、景色や食べ物や、そういうものもアリなんじゃないかと思う。
心地よい経験の記憶をすこしずつ意識して積み重ねてみよう。
美味しいものを食べたときのるんるんした気持ち、キレイな景色を見たときのスカッとするような気持ち、そういう記憶を意識していくと、きっと、誰といたら心地よいか、そうじゃないか、時間がかかってもわかっていくように思うのだ。
もし、いまなんだかうまくいかない恋愛をくり返しているなとか友人関係息苦しいなとか感じていたら、心地よい経験の記憶を意識して増やすといいんじゃないかな〜と改めて思うのでした。
好みが変わることを実体験したいまならハッキリ言える。
心地よさを意識して経験を積んだら『自分に心地よいもの』を選ぶ力を養える。
人は変われるんだよ^^
で、そのカメラマンさん、穏やかな笑顔の裏で案外セックスは激しかったりして?なんて、不謹慎なことは想像していないつもりです(笑)
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優しくされた記憶1 2 3 4
徒然に『優しくされた記憶』
「等式」感想です。変われた、要因は「りん子が不成功体験を積み続けた」これに限るのではないか。経験の中でこのタイプの人(自分の好みの人)とは幸せになれない、不幸になる、と言う経験を積むと、そうで無い人との経験が自分に合っている、安心出来るなどの経験をすることが出来るのではないか。
即ち、数経験しないと、幸せにはたどり着けない?(笑)
那智さんと出会う前、10代の頃からずっとわたしが好きになる男性にはある共通項があった。
まあ、いわゆる『好みのタイプ』というヤツだね。
それはね、かわいい顔した男の子。
若かりし頃の藤井フミヤさんなんて、その代表格だ。
だから、けっこう年下の男の子と恋をしていたこともあったりする。
『母性本能をくすぐるような』というのがキーワードだったのだけど、それは那智さんと出会ってから、『子どものような父親を受け入れたいがための無意識の操作』だったと理解するまでにはなれた。
それにもあまり変わらず、テレビでいいな〜と思うのは、若かりし頃の生田斗真さんだったり(わたしの中で彼はもう旬を過ぎているのだ 笑)
自分に合うのは那智さんのような人、もっというと『那智さん』だと自覚してきていても、テレビや何かでつい目で追ってしまうのは、そんなようなタイプの男性が多かった。
それでも、自分には『那智さん』が合うと自覚してからは、目で追うくらいで、それ以上は魅力を感じなくなっているなとこれも自覚していて、じゃあ、わたしの好みのタイプというのはどういう人ということになるんだろうなってここ数年思っていた。
(好みのタイプは『那智さん』、それ以外だったらかわいい男の子ってことになるのかな〜と)
仕事柄、いろいろなタイプの男性と接している。
まあ、『新郎』はお客様なので基本そういう目でしか見ないから除外だけど、担当やキャプテンや音響スタッフ。
(どちらかというとブルーカラーね、わたし割りとこっちタイプのほうが好きだったりする。山田詠美さんの『風味絶佳』の世界ね)
音楽やってたんだろうな〜、それで食えないからこういう仕事に就いているんだろうな〜みたいな、ちょっとアウトサイドな空気を醸し出しながら愛想良くこちらに接してくる音響担当の若いにーちゃんなんか、ああ、昔のわたしだったら、こういうにーちゃんに恋をしていたんだなって思ったりするんだけど、最近全然違うタイプで気になる男性がいるのだ。
この男性はカメラマン。
もうずいぶん前から何度も一緒にお仕事をしてきた人。
背が低く頭もちょっと薄くて、むしろたくさんいるカメラマンの中では印象に残らないほうの部類だった。
だけど、ここ数ヶ月かなぁ。
一緒になると、「あ、この人は安心できる人だ」って感じるようになってきたのだ。
先日、ちょっと難儀な披露宴があった。
いつものホテルでのお仕事だったのだけど、新郎新婦のたっての希望で披露宴会場ではなく、通常はレストランとして営業しているところで披露宴をすることになっていた。
(ちょっとVIPのご子息だったのだ)
問題はすべてが披露宴仕様じゃないってこと。
会場の作りもサービススタッフもレストラン仕様なので、どちらかというとゆったり。
どうやらキャプテンもそのレストランのマネジャーがするそうで、おそらく新郎新婦の動線やわたしへのキューだしなど、ほとんど未経験。
馴染みの担当女性から「りん子さんと音響と介添えさんが頼り」と言われてしまうような状況だった。
その披露宴で例のカメラマンも一緒だったのだ。
案の定、祝辞のマイクの準備や中座の段取り、とにかくやってくれないことが多い、といってもしかたないだよね、知らないのだから。
介添えとわたしがあれこれ動き、ひとまず問題なく進行する中、そのカメラマンが要所要所で的確にお客様を動かし、わたしのフォローをしてくれていた。
そういえば、このカメラマンさん、いつもいい笑顔だよな〜、お客様はもちろんわたしたちスタッフにも。
柔らかい笑顔に動じない空気もあって、ああ、なんだか安心感があるって思ったのだ。
いままで見逃していた魅力に気づくことができた。
それ以来、そのカメラマンと一緒になるとちょっとうれしいのだ。
わたしは那智さん以外はダメだと思っているから、それ以外の人と恋をすることはないのだけど、もし那智さんがこの世に存在していなかったらこのカメラマンさんのような人とだったら穏やかな安心した恋愛ができるんだろうなって想像することができる。
好みは変わるらしい。
すこし前のわたしだったらまったく眼中にないタイプの人、音響の若いにーちゃんのほうが断然好みだったし、実際、ああいう男の子に恋をしていた。
でも、変わるらしい。
ときどき『等式』で経験の記憶の話しをしている。
『優しくされた記憶』もそうだし、モカちゃんに対しても、わたしたちと過ごした時間に感じ取ってくれた心地よさの記憶を、その先のモカちゃんの人付き合いに役立ててほしいと願ったり(これは男女関わらずね)
そんなふうに自分が気持ちいいと感じた経験の記憶は、その先の人生の選択に役立つと思うし、思いたいと願って書いている。
でも、反面、ちょっと自信もなかった。
わたしは那智さんと出会って、究極の快適な人付き合いを知っていっている。
これは実は友人関係ではかなり功を奏していて、いまほとんど無理なく、でも誠実に友人関係を紡いでいられているのだけど、じゃあ、男性に対してはちゃんと機能しているのか、イマイチ自信がなかったんだ。
『那智さん』が合うと自覚してからも好みは相変わらずだったので、那智さんとの間で知ることができた経験の記憶は男性選びまでには効果はないのだろうか。
いや、わたしは那智さんが死んだら、もう他に恋はしないので必要ないんだけど(笑)
ここが効果ないのであれば、わたしが『等式』で書いている心地よい経験の記憶を役立てるというお話に説得力がないからだ。
『等式』でみんなに『心地よい経験の記憶を意識して役立てて』と言い切っていいものか、実は自信がなかったのだ。
だけど、いまなら胸を張って、いえる^^
人は変われる。
好みは変わる。
すこし時間はかかるかもしれないけど、心地よい経験の記憶は人生の選択を変える力がある。
それは、たとえばわたしにとっての那智さんのようなパートナーだったら最良だとは思うけど、きっと、それ以外の友達だったり、もしかしたら、景色や食べ物や、そういうものもアリなんじゃないかと思う。
心地よい経験の記憶をすこしずつ意識して積み重ねてみよう。
美味しいものを食べたときのるんるんした気持ち、キレイな景色を見たときのスカッとするような気持ち、そういう記憶を意識していくと、きっと、誰といたら心地よいか、そうじゃないか、時間がかかってもわかっていくように思うのだ。
もし、いまなんだかうまくいかない恋愛をくり返しているなとか友人関係息苦しいなとか感じていたら、心地よい経験の記憶を意識して増やすといいんじゃないかな〜と改めて思うのでした。
好みが変わることを実体験したいまならハッキリ言える。
心地よさを意識して経験を積んだら『自分に心地よいもの』を選ぶ力を養える。
人は変われるんだよ^^
で、そのカメラマンさん、穏やかな笑顔の裏で案外セックスは激しかったりして?なんて、不謹慎なことは想像していないつもりです(笑)
<関連エントリー>
優しくされた記憶1 2 3 4
徒然に『優しくされた記憶』
「等式」感想です。変われた、要因は「りん子が不成功体験を積み続けた」これに限るのではないか。経験の中でこのタイプの人(自分の好みの人)とは幸せになれない、不幸になる、と言う経験を積むと、そうで無い人との経験が自分に合っている、安心出来るなどの経験をすることが出来るのではないか。
即ち、数経験しないと、幸せにはたどり着けない?(笑)