セックスの虜
非日常的な日常
最初から、ほとんどずっと潰されている乳首。
キスも眼差しも優しいのに、指先だけ痛い。
右、左、両方、とにかくずっと乳首を痛くされている。
爪を立てているのかと思うほどの鋭い痛み(後で確認したら爪は立てていなかった)、充血したそこはいっそう敏感で、簡単にすごく痛くなる。
それをときにはしごき、ひねり上げ、乳房に陥没させるように潰す。
「触っていいよ」と許可が出て、指でおまんこをまさぐるけど、痛みのほうが強烈すぎてぜんぜん気持ちよくならない。
猿のように指を動かす。
気持ちよくなりたいのか、痛みを紛らわしたいのか。
しばらくすると、痛いことがその他の感覚をぜんぶ飲み込むようにふくれあがり、それが、たぶん『快感』になっている(たぶんというのは、だって痛いものは痛いんだもん)
ふくれあがった何かしらの感覚がぐわんと落っこちる、たぶん、これがエクスタシー。
おちんぽさまを入れてからもずっと乳首は潰したまま。
那智さんの動きに合わせてひしゃげる乳房。
痛みと快感が次々押し寄せ、ゴール直前で痛みが勝ち、その瞬間にぜんぶが快感らしきものに変わる。
このくり返し。
指に力が入るたびにおまんこが絞まる。
痛いです、痛いです
もう、痛いのダメかもしれない
那智さん、痛いです
やめてほしい?
はい、やめてほしいかもしれません
じゃあ、やめてあげる
離れた指、痺れる乳首が指を恋しがる。
那智さん、やめないでください
再び、力がこもる。
乳首の痛さは、一度緩和した後のほうが痛かったりする。
痛い、那智さん、痛いです!!
違うだろ?
しあわせです、だろ?
ああ、そうです、わたしは幸せなのだ。
那智さんに抱かれて、幸せだ。
…しあわせです
痛みの中でこぼれる言葉は想像以上に甘く、わたしをダメな人間にしてしまう。
痺れた乳首とおまんこに触れることなく那智さんの精液を口に受け止めながら脳と体がイク。
その後も、もう一回抱いてくださいとせがみ、キスをして那智さんの体を舐めて、その気になってもらおうとする。
なんて情けない姿だとすこし前のわたしなら思っただろう。
だけど、いまのわたしはこの自分さえ気持ちよくて、それを許してしまっている。
プチ宴会で映画を鑑賞しながら、不意に指が伸び一瞬乳首に触れるだけで腰が動き、もっとと欲してしまう。
そのまま指を入れられ大声をあげる。
那智さんの映画鑑賞の合間のお遊びにあっという間に淫乱になる。
また映画に戻る那智さんにキスをして耳に歯を当て、もっともっとと誘うわたしはもう映画なんてそっちのけ。
気持ちよくしてくれる男に焦がれる淫乱女。
抱いてほしくてたまらないのだ。
それでも那智さんがその気になってくれるまで、待つしかない。
淫乱とおりこうさんが混ざり合う。
映画の後、また抱いてもらう。
那智さんに覆いかぶされ、上になり、狂ったように快感を貪った。
りん子、奴隷だな
もっともっとと腰を押し付けるわたしを見て那智さんはいう。
はい、わたしは那智さんの奴隷です
那智さんのセックスの虜です
いわゆる『ご主人様と奴隷』のそれと同じかどうかはわからない。
だけど、いまのわたしは那智さんの、那智さんのセックスの奴隷状態だ。
那智さんがそれをくれるなら、なり振りかまわずプライドさえも捨ててしまいそうだ(捨てるとは、まだ言えない 笑)
そして、それを口にできることが幸せだ。
それくらい那智さんがしてくれる『セックス』の虜だ。
この感情をどう表現したらいいのだろう。
情念というと愛と憎の両方を指しているので(そもそも愛と憎は表裏一体のはずだしね)、、違うのだろうけど。
激しい愛情と欲情が、キレイな色合いだけではないものを作り出している。
まあ、『虜』なんて状態はそもそも不健全な状態であるから美しいものだけではないのはわかっている。
ただ、とくに最近のわたしたちのセックス、わたしが那智さんに対して抱く感情の中に、このドロドロした情念のようなものがあるのを感じている。
昔の日本映画のような陰影を作っている。
ちょっと抽象的でまとまりない表現になってしまったけど、これはこのままUPするね^^
余韻と想像でお楽しみくださいませ。
「等式」感想です。楽しく、興味深いエントリーです。リアルにお会いした人にかんそをインタビューしたくなるような話です。「激しい愛情と欲情が、きれいな色合いだけではないものを作り出してる。」この、理由が複数考えられるのも深い。ムードのあるなまめかしいエントリーでした。
りん子(^-^)お会いしたことない方からの感想も大歓迎です!!(笑)
本日、「等式」感想の続きです。エントリー中の「奴隷」発言はその時の状況を表した、動詞みたいな物であり、名詞ではありません!~(笑)
最初から、ほとんどずっと潰されている乳首。
キスも眼差しも優しいのに、指先だけ痛い。
右、左、両方、とにかくずっと乳首を痛くされている。
爪を立てているのかと思うほどの鋭い痛み(後で確認したら爪は立てていなかった)、充血したそこはいっそう敏感で、簡単にすごく痛くなる。
それをときにはしごき、ひねり上げ、乳房に陥没させるように潰す。
「触っていいよ」と許可が出て、指でおまんこをまさぐるけど、痛みのほうが強烈すぎてぜんぜん気持ちよくならない。
猿のように指を動かす。
気持ちよくなりたいのか、痛みを紛らわしたいのか。
しばらくすると、痛いことがその他の感覚をぜんぶ飲み込むようにふくれあがり、それが、たぶん『快感』になっている(たぶんというのは、だって痛いものは痛いんだもん)
ふくれあがった何かしらの感覚がぐわんと落っこちる、たぶん、これがエクスタシー。
おちんぽさまを入れてからもずっと乳首は潰したまま。
那智さんの動きに合わせてひしゃげる乳房。
痛みと快感が次々押し寄せ、ゴール直前で痛みが勝ち、その瞬間にぜんぶが快感らしきものに変わる。
このくり返し。
指に力が入るたびにおまんこが絞まる。
痛いです、痛いです
もう、痛いのダメかもしれない
那智さん、痛いです
やめてほしい?
はい、やめてほしいかもしれません
じゃあ、やめてあげる
離れた指、痺れる乳首が指を恋しがる。
那智さん、やめないでください
再び、力がこもる。
乳首の痛さは、一度緩和した後のほうが痛かったりする。
痛い、那智さん、痛いです!!
違うだろ?
しあわせです、だろ?
ああ、そうです、わたしは幸せなのだ。
那智さんに抱かれて、幸せだ。
…しあわせです
痛みの中でこぼれる言葉は想像以上に甘く、わたしをダメな人間にしてしまう。
痺れた乳首とおまんこに触れることなく那智さんの精液を口に受け止めながら脳と体がイク。
その後も、もう一回抱いてくださいとせがみ、キスをして那智さんの体を舐めて、その気になってもらおうとする。
なんて情けない姿だとすこし前のわたしなら思っただろう。
だけど、いまのわたしはこの自分さえ気持ちよくて、それを許してしまっている。
プチ宴会で映画を鑑賞しながら、不意に指が伸び一瞬乳首に触れるだけで腰が動き、もっとと欲してしまう。
そのまま指を入れられ大声をあげる。
那智さんの映画鑑賞の合間のお遊びにあっという間に淫乱になる。
また映画に戻る那智さんにキスをして耳に歯を当て、もっともっとと誘うわたしはもう映画なんてそっちのけ。
気持ちよくしてくれる男に焦がれる淫乱女。
抱いてほしくてたまらないのだ。
それでも那智さんがその気になってくれるまで、待つしかない。
淫乱とおりこうさんが混ざり合う。
映画の後、また抱いてもらう。
那智さんに覆いかぶされ、上になり、狂ったように快感を貪った。
りん子、奴隷だな
もっともっとと腰を押し付けるわたしを見て那智さんはいう。
はい、わたしは那智さんの奴隷です
那智さんのセックスの虜です
いわゆる『ご主人様と奴隷』のそれと同じかどうかはわからない。
だけど、いまのわたしは那智さんの、那智さんのセックスの奴隷状態だ。
那智さんがそれをくれるなら、なり振りかまわずプライドさえも捨ててしまいそうだ(捨てるとは、まだ言えない 笑)
そして、それを口にできることが幸せだ。
それくらい那智さんがしてくれる『セックス』の虜だ。
この感情をどう表現したらいいのだろう。
情念というと愛と憎の両方を指しているので(そもそも愛と憎は表裏一体のはずだしね)、、違うのだろうけど。
激しい愛情と欲情が、キレイな色合いだけではないものを作り出している。
まあ、『虜』なんて状態はそもそも不健全な状態であるから美しいものだけではないのはわかっている。
ただ、とくに最近のわたしたちのセックス、わたしが那智さんに対して抱く感情の中に、このドロドロした情念のようなものがあるのを感じている。
昔の日本映画のような陰影を作っている。
ちょっと抽象的でまとまりない表現になってしまったけど、これはこのままUPするね^^
余韻と想像でお楽しみくださいませ。
「等式」感想です。楽しく、興味深いエントリーです。リアルにお会いした人にかんそをインタビューしたくなるような話です。「激しい愛情と欲情が、きれいな色合いだけではないものを作り出してる。」この、理由が複数考えられるのも深い。ムードのあるなまめかしいエントリーでした。
りん子(^-^)お会いしたことない方からの感想も大歓迎です!!(笑)
本日、「等式」感想の続きです。エントリー中の「奴隷」発言はその時の状況を表した、動詞みたいな物であり、名詞ではありません!~(笑)
COMMENT
ご無沙汰しております。
今回のブログすごく好きです。
虜になってる状態が好きです。それをそのまま隠さずに出せるのが幸せ。
素敵です♪
今回のブログすごく好きです。
虜になってる状態が好きです。それをそのまま隠さずに出せるのが幸せ。
素敵です♪
ももさん
わあ、ももさん、コメントありがとう!
こういうお話もUPするのちょっと勇気がいるから、コメントいただけてホッとしちゃった^^
そう、まさに虜。
で、そういう状態ってけして健全ではないのだよね、その陰の部分みたいなものを最近感じているのです。
とはいえ、それもひっくるめて表に出せるのは、たしかにうれしいことですね^^
わあ、ももさん、コメントありがとう!
こういうお話もUPするのちょっと勇気がいるから、コメントいただけてホッとしちゃった^^
そう、まさに虜。
で、そういう状態ってけして健全ではないのだよね、その陰の部分みたいなものを最近感じているのです。
とはいえ、それもひっくるめて表に出せるのは、たしかにうれしいことですね^^
「虜」
あれは高校一年の時のことだったと思う。
書道の時間に、好きな言葉を書く、ということで
わたしはこの文字を選んだんだよね。
甲斐バンドの「虜」ってタイトルの歌からきてるんだけどね。
妙~~なくらいに、この言葉に惹かれて
書くのはこれしかないっていう気持ちで書いた。
ということを思い出した。
へたくそだったけどね、一生懸命書いた。
エントリーと関係ないけど<(_ _)>
あれは高校一年の時のことだったと思う。
書道の時間に、好きな言葉を書く、ということで
わたしはこの文字を選んだんだよね。
甲斐バンドの「虜」ってタイトルの歌からきてるんだけどね。
妙~~なくらいに、この言葉に惹かれて
書くのはこれしかないっていう気持ちで書いた。
ということを思い出した。
へたくそだったけどね、一生懸命書いた。
エントリーと関係ないけど<(_ _)>
この感覚
私が味わった感覚に似てるなと
思いながら読みました
乳首を噛まれたり捻り潰されたり
痛いものは痛い
感覚としてはそうなのだけど
何か違う感情が溢れる
泣きながらそれでも
受け入れてる自分がいて
うまく言えないのだけど
彼がつねっているのは乳首じゃなくて
脳みそだと思うのです
私が味わった感覚に似てるなと
思いながら読みました
乳首を噛まれたり捻り潰されたり
痛いものは痛い
感覚としてはそうなのだけど
何か違う感情が溢れる
泣きながらそれでも
受け入れてる自分がいて
うまく言えないのだけど
彼がつねっているのは乳首じゃなくて
脳みそだと思うのです
あこさん
あー、こういうエピソードを聞かせてくれるの、うれしい。
エントリーと直接関係なくても、エントリーから連想してくれたんだもん。
何か思い出させるものだったということだもんね^^
妙に惹かれる漢字ってあるね。
ただ、わたしは自分の性癖を漠然と自覚してからだった気がする。
歌のタイトルだったとはいえ高校生の頃から「虜」に惹かれたあこさんの感性は大人だったのかもしれないね。
ああ、わたしは漢字知らなかったってこともあったかも(笑)
あー、こういうエピソードを聞かせてくれるの、うれしい。
エントリーと直接関係なくても、エントリーから連想してくれたんだもん。
何か思い出させるものだったということだもんね^^
妙に惹かれる漢字ってあるね。
ただ、わたしは自分の性癖を漠然と自覚してからだった気がする。
歌のタイトルだったとはいえ高校生の頃から「虜」に惹かれたあこさんの感性は大人だったのかもしれないね。
ああ、わたしは漢字知らなかったってこともあったかも(笑)
愛舞音さん
脳みそをつねっている、ステキな感覚だな〜。
被虐嗜好に限らず性的欲求の多くは、行為そのもの以上に『相手がそれをしたいと思う情熱』が快感と満足につながるとも思うので、結局のところ、ほとんどは脳に訴えかけているのでしょうね。
痛いことは痛いのに、それ以外の感情や感覚が芽生えて、そのうち、それ以外のもののほうが大きくなっていく。
人の脳と体は不思議^^
体を通して脳に作用する快感は、なかなか手放せないものになりそうですよ^^;
脳みそをつねっている、ステキな感覚だな〜。
被虐嗜好に限らず性的欲求の多くは、行為そのもの以上に『相手がそれをしたいと思う情熱』が快感と満足につながるとも思うので、結局のところ、ほとんどは脳に訴えかけているのでしょうね。
痛いことは痛いのに、それ以外の感情や感覚が芽生えて、そのうち、それ以外のもののほうが大きくなっていく。
人の脳と体は不思議^^
体を通して脳に作用する快感は、なかなか手放せないものになりそうですよ^^;
りん子さん
「抱いて欲しくてたまらない」
「狂ったように快感を貪った」
んっ~~~まさにこれこれ
って思わせてくれましたぁ
そうなんです。虜になってしまって
理性なんてふっ飛んでしまって
欲望だけで腰をふり続ける自分を
後から想い出すと恥ずかしいけど
そんな風に出来るようになった私を
主によろこんでもらえるとうれしい。
「抱いて欲しくてたまらない」
「狂ったように快感を貪った」
んっ~~~まさにこれこれ
って思わせてくれましたぁ
そうなんです。虜になってしまって
理性なんてふっ飛んでしまって
欲望だけで腰をふり続ける自分を
後から想い出すと恥ずかしいけど
そんな風に出来るようになった私を
主によろこんでもらえるとうれしい。
ここさん
ここさんもわかりますか!!
それはよかった〜^^
わたしは崩れていく自分と、それを嫌悪する自分との葛藤に長く苦しんだから、ここさんに共感してもらえると安心します。
その自分を相手が喜んでくれることは羞恥心や自己嫌悪を取り払ってくれる大切なことですよね。
褒めてもらうこともうれしいけど、案外喜んでもらうことのほうが効果あるような気がする^^
主さまに感想お聞きしたいですね〜^^
ここさんもわかりますか!!
それはよかった〜^^
わたしは崩れていく自分と、それを嫌悪する自分との葛藤に長く苦しんだから、ここさんに共感してもらえると安心します。
その自分を相手が喜んでくれることは羞恥心や自己嫌悪を取り払ってくれる大切なことですよね。
褒めてもらうこともうれしいけど、案外喜んでもらうことのほうが効果あるような気がする^^
主さまに感想お聞きしたいですね〜^^