怒らない私
独特な幸福感
そんな小さなツッコミ満載だったk君。(前の記事に登場してるk君です、そちらからお読みいただいたら面白いかも)
でも、基本的に純粋な人だったので、それなりに仲良く続いていた。
ただ私はその当時から「負の感情」を伝えるのが苦手だったから、それらのツッコミも突っ込むことなくニコニコと過ごしていた。
良く言えば純粋、悪く言えば子供っぽいk君。
ニコニコだけしてる私に増長するのにそれほど時間はかからなかった。
最初は車で送り迎えしていたk君だけど(2回くらいかな?)「大変だから、いいよ」という私に、k君の最寄り駅までとなり、仕舞にはk君の家集合でk君の家でバイバイなんて状態に、すぐになった。
私が「いいよ」と言っているのだから、不平をいう筋合いではないけど、なんだか「大切にされていないな」と感じていた。(これも、今思えばかな、当時はそれでもいいと言い聞かせてたかも)
k君は、りん子は怒らないと無意識に思っていたのではないかしら。
小さなツッコミや私から申し出た「譲歩」を額面通り受け取ることは仕方ないとしても、そうじゃない場合でも私に傷つく感情があるということを考えなくなる「麻痺状態」になっていたと思う。
ある日、k君を含む数人で飲んだ。
その席で「明日、遊びにおいで」と言われた。
k君たち男性陣は梯子してたけど、私たち女性陣は先に帰った。
家の遠い友達を家に泊め、でも、翌日k君と待ち合わせをしてるからその子には朝早く帰ってもらった。
k君の家に行っても、鍵が掛かっていていない。
携帯のない時代。
そこで待つしかない。
家の前でただ待つのは不審者みたいでいたたまれないから、「公園にいます」とドアにメモを挟んで公園で待った。
昼間の公園は、赤ちゃんを連れたお母さんやお年寄りのかたで賑わっていて、若い女性がポツンとするのは似合わなくてそれも居心地悪い。
もしかして、もう帰っていてメモを見落としてるかもしれないと、公園とk君ちを何往復もした。
そんなことを6時間。
諦めて帰る。
きっと飲み過ぎて友達の家に泊まって二日酔いで死んでるのだろう。
ポカリと「体調は大丈夫?」とメモを残して帰った。
結局、やはり友達の家に泊まって、「りん子と約束してるからと言って帰るのは、情けない」からと約束を覚えていて帰らなかったそうだ。
k君から「ごめん」という言葉は最後まで聞けなかった。
男の沽券?
男の前に人でしょ?
私なら約束を破ってもかまわないの?
(それなら6時間も待つなと、ツッコミたくなりますよね!?すみません^^;)
でも、怒ることなく、なぜか私は笑って許した。
私は最近、私のある感情に気付いた。
それは「怒れない」じゃなくて「怒る感情が湧きにくい」のではないか。
なぜそう気付いたか、なぜそうなのか、それはもう少し先に書きます。
もうしばらく「怒らない私」の話にお付き合いくださいませ。
k君とは、一年半ほど付き合って別れた。
ある日突然私はk君が好きじゃなくなってしまったのだ。
なぜ好きだったのかもわからないくらいに。
それの後を追うように、私は一人の男性に恋をする。
そこでも私は「怒らない」のだった。
面白恋愛話を楽しみにしていらしたかた、ごめんなさい。
またまた「こってり話」に突入です^^
そんな小さなツッコミ満載だったk君。(前の記事に登場してるk君です、そちらからお読みいただいたら面白いかも)
でも、基本的に純粋な人だったので、それなりに仲良く続いていた。
ただ私はその当時から「負の感情」を伝えるのが苦手だったから、それらのツッコミも突っ込むことなくニコニコと過ごしていた。
良く言えば純粋、悪く言えば子供っぽいk君。
ニコニコだけしてる私に増長するのにそれほど時間はかからなかった。
最初は車で送り迎えしていたk君だけど(2回くらいかな?)「大変だから、いいよ」という私に、k君の最寄り駅までとなり、仕舞にはk君の家集合でk君の家でバイバイなんて状態に、すぐになった。
私が「いいよ」と言っているのだから、不平をいう筋合いではないけど、なんだか「大切にされていないな」と感じていた。(これも、今思えばかな、当時はそれでもいいと言い聞かせてたかも)
k君は、りん子は怒らないと無意識に思っていたのではないかしら。
小さなツッコミや私から申し出た「譲歩」を額面通り受け取ることは仕方ないとしても、そうじゃない場合でも私に傷つく感情があるということを考えなくなる「麻痺状態」になっていたと思う。
ある日、k君を含む数人で飲んだ。
その席で「明日、遊びにおいで」と言われた。
k君たち男性陣は梯子してたけど、私たち女性陣は先に帰った。
家の遠い友達を家に泊め、でも、翌日k君と待ち合わせをしてるからその子には朝早く帰ってもらった。
k君の家に行っても、鍵が掛かっていていない。
携帯のない時代。
そこで待つしかない。
家の前でただ待つのは不審者みたいでいたたまれないから、「公園にいます」とドアにメモを挟んで公園で待った。
昼間の公園は、赤ちゃんを連れたお母さんやお年寄りのかたで賑わっていて、若い女性がポツンとするのは似合わなくてそれも居心地悪い。
もしかして、もう帰っていてメモを見落としてるかもしれないと、公園とk君ちを何往復もした。
そんなことを6時間。
諦めて帰る。
きっと飲み過ぎて友達の家に泊まって二日酔いで死んでるのだろう。
ポカリと「体調は大丈夫?」とメモを残して帰った。
結局、やはり友達の家に泊まって、「りん子と約束してるからと言って帰るのは、情けない」からと約束を覚えていて帰らなかったそうだ。
k君から「ごめん」という言葉は最後まで聞けなかった。
男の沽券?
男の前に人でしょ?
私なら約束を破ってもかまわないの?
(それなら6時間も待つなと、ツッコミたくなりますよね!?すみません^^;)
でも、怒ることなく、なぜか私は笑って許した。
私は最近、私のある感情に気付いた。
それは「怒れない」じゃなくて「怒る感情が湧きにくい」のではないか。
なぜそう気付いたか、なぜそうなのか、それはもう少し先に書きます。
もうしばらく「怒らない私」の話にお付き合いくださいませ。
k君とは、一年半ほど付き合って別れた。
ある日突然私はk君が好きじゃなくなってしまったのだ。
なぜ好きだったのかもわからないくらいに。
それの後を追うように、私は一人の男性に恋をする。
そこでも私は「怒らない」のだった。
面白恋愛話を楽しみにしていらしたかた、ごめんなさい。
またまた「こってり話」に突入です^^
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