これにも虜^^
独特な幸福感
那智さんとお出かけ。
ちょっと変わったイベント。
海産物や肉や野菜を購入して、備え付けの炭火で自分たちで焼いて食べるのだ。
牡蠣やはまぐり、ベーコンなどなど。
期間限定のイベントのようでちょうどいい季節、お天気にも恵まれたお休みの日に繰り出した。
このイベントはいろいろなところで開催されているようなのだけど、那智さんが見つけてくれたところはふたりともちょっと思い出のある街だった。
わたしの思い出は、『過去の恋愛』『怒らない私』に登場したk君が住んでいた街。
最初は車で迎えに来て送ってくれたのが、わたしの「いいよいいよ」という言葉通り、徐々に駅まで送り迎えになり、最終的には部屋まで行き、部屋で別れるというスーパー増長くんになってしまったk君の住んでいた街。
2年近く通った懐かしの街なのだ。
それ以来?
そう聞かれたけど、じつは、その後もう一度だけ来ている。
なーんだ、それはつまらない(笑)
たしかにそれ以来のほうが話としては面白いですね。
ただ、そのもう一度も、k君と別れてからそれほど経っていないときだったから、まあ、年月としてはほぼ差がないほどのひさしぶりだ。
そのもう一度っていうのも、なんだかトホホな思い出で^^;
k君と別れた後、ちょっと遊んでいる時期があって(といっても健全なディスコ通いや友人との飲み歩きよ)、たまたま同僚の子が外国人の男の子と付き合っていて、その子に誘われてこの街に飲みに行ったのだ。
白人男性の彼氏に連れて行ってもらった飲み屋は、その地域の外国人ばかりが集まるバーだった。
ビリヤードやダーツに興じる外国人男性たち。
キャッシュ オン デリバリーで飲む彼らは椅子に腰かけるってことを知らないのか、みんな立ち飲み状態。
(もしかしたら、カウンター以外テーブル席はなかったかも)
大音量でかかる激しい音楽に揺れるタバコの煙。
薄暗い店内に浮かぶネオンの赤。
もう、映画で見たような光景に20才そこそこのわたしはビビリまくる。
しかも、そこで黒人の男の子をわたしにあてがうのだ。
友人と彼氏は早々にふたりの世界に入っちゃって、わたしは放ったらかし。
なんだろ、こういうこと織り込み済みなの?!
いやいや、聞いてないよ〜。
わりと小柄なその男の子は案外シャイなのか、少ない知識の『外国人男性』の印象とは違っていた。
それでも、織り込み済みなのだろう(笑)
わたしを後ろから包むようにして耳元で「かわいい」を連発する。
いやいや、山田詠美さんの世界じゃないかーーーー!!
だかしかし、わたしはエイミーではなく、ただのビビリのりん子である。
ラブアフェアを楽しめる大人ではない。
英会話だって中学生レベルだ。
後ろから押し当ててくる『腕』か!?と思うような股間の代物にもビビリなから、ああ、わたしはまだk君しか知らないけど、ふたりめは『これ』なのかぁと思わず意識が遠のきそうになる気持ちを奮い立たせ、命からがらバーを後にしたときにはすでに終電も終わり。
k君に電話して、いままで散々送らせなかったのだから、こういうときくらい送ってもらおうかと、なんとも身勝手な想像もしたけど、さすがにそれはせず、万札がなくなる距離をタクシーで帰った。
そんな街の思い出。
あれ?長くなっちゃった(笑)
その懐かしい街を歩く。
異国の色が濃いこの街を2、30年前の那智青年とりん子はお互い、ちょっとおっかなびっくり、でも、わくわくしながら歩いたはずだ。
そのノスタルジーに浸るけど、思ったより当時の迫力が感じられないのは、街が変わったからかわたしたちが大人になったからか。
懐かしさとちょっとガッカリな気持ちでいよいよイベントが開催されている公園に到着〜。
まずは牡蠣とはまぐりとスペアリブ。
ビールと日本酒を買って席に案内される。
席といってもビールケースに板を乗せたようなもので、そういう感じもまた楽しい。
最初は牡蠣〜。
ポン酢、醤油、ちょっとバターと醤油、いろいろな味付けでいただく。
どれもふわふわで牡蠣の風味と香ばしい香りでおいしい!!
日本酒が進みます^^
合間にスペアリブも。
那智さんの焼き加減がすごーく上手で、牡蠣もスペアリブも柔らかい。
これはビールが合います^^
こんな野外の炉端焼きっぽいところ。
このやっつけ仕事みたいな作りもまた味^^
隣りの年配女性ふたり組がものすごい量を購入してきて、それを横目で見ているだけでおかしかったり、アルコールも手伝ってテンションアップ。
はまぐりの蒸し焼きにはバターを入れて。
牡蠣とはまた違うほんのりした風味をバターが引き立てます。
さて、〆は牡蠣飯。
これにさっきのはまぐりバター汁の残りを回しかけていただくのだ!!
もうね、体に悪いものほどおいしい。
あまりのおいしさに食べかけの写真しか撮れなくて申し訳ないです(毎度のことだけど^^;)
と、おいしく楽しんでお出かけ終了。
じつは、この後が前エントリーということで、やっぱりわたしたちには『昔の日本映画の陰影』なんてカッコいいばかりではいられません^^
おいしいことも楽しいことも那智さんと一緒のことに虜なのだ^^
20代の頃のほろ苦い思い出の街に、新しい思い出が上書きされたのでした。
<関連エントリー>
Kくん^^
過去の恋愛
怒らない私
「等式」感想です。楽しいエントリーでした。あの町昔は怖かった~(笑)、加齢するうちに外国人がなんぼのもんじゃと開き直りが出たのかな。Japan as no1 の時の過大な自意識なのかな?この、イベントも楽しかった!もしかしたら東北応援イベントだったのかもしれないな。
那智さんとお出かけ。
ちょっと変わったイベント。
海産物や肉や野菜を購入して、備え付けの炭火で自分たちで焼いて食べるのだ。
牡蠣やはまぐり、ベーコンなどなど。
期間限定のイベントのようでちょうどいい季節、お天気にも恵まれたお休みの日に繰り出した。
このイベントはいろいろなところで開催されているようなのだけど、那智さんが見つけてくれたところはふたりともちょっと思い出のある街だった。
わたしの思い出は、『過去の恋愛』『怒らない私』に登場したk君が住んでいた街。
最初は車で迎えに来て送ってくれたのが、わたしの「いいよいいよ」という言葉通り、徐々に駅まで送り迎えになり、最終的には部屋まで行き、部屋で別れるというスーパー増長くんになってしまったk君の住んでいた街。
2年近く通った懐かしの街なのだ。
それ以来?
そう聞かれたけど、じつは、その後もう一度だけ来ている。
なーんだ、それはつまらない(笑)
たしかにそれ以来のほうが話としては面白いですね。
ただ、そのもう一度も、k君と別れてからそれほど経っていないときだったから、まあ、年月としてはほぼ差がないほどのひさしぶりだ。
そのもう一度っていうのも、なんだかトホホな思い出で^^;
k君と別れた後、ちょっと遊んでいる時期があって(といっても健全なディスコ通いや友人との飲み歩きよ)、たまたま同僚の子が外国人の男の子と付き合っていて、その子に誘われてこの街に飲みに行ったのだ。
白人男性の彼氏に連れて行ってもらった飲み屋は、その地域の外国人ばかりが集まるバーだった。
ビリヤードやダーツに興じる外国人男性たち。
キャッシュ オン デリバリーで飲む彼らは椅子に腰かけるってことを知らないのか、みんな立ち飲み状態。
(もしかしたら、カウンター以外テーブル席はなかったかも)
大音量でかかる激しい音楽に揺れるタバコの煙。
薄暗い店内に浮かぶネオンの赤。
もう、映画で見たような光景に20才そこそこのわたしはビビリまくる。
しかも、そこで黒人の男の子をわたしにあてがうのだ。
友人と彼氏は早々にふたりの世界に入っちゃって、わたしは放ったらかし。
なんだろ、こういうこと織り込み済みなの?!
いやいや、聞いてないよ〜。
わりと小柄なその男の子は案外シャイなのか、少ない知識の『外国人男性』の印象とは違っていた。
それでも、織り込み済みなのだろう(笑)
わたしを後ろから包むようにして耳元で「かわいい」を連発する。
いやいや、山田詠美さんの世界じゃないかーーーー!!
だかしかし、わたしはエイミーではなく、ただのビビリのりん子である。
ラブアフェアを楽しめる大人ではない。
英会話だって中学生レベルだ。
後ろから押し当ててくる『腕』か!?と思うような股間の代物にもビビリなから、ああ、わたしはまだk君しか知らないけど、ふたりめは『これ』なのかぁと思わず意識が遠のきそうになる気持ちを奮い立たせ、命からがらバーを後にしたときにはすでに終電も終わり。
k君に電話して、いままで散々送らせなかったのだから、こういうときくらい送ってもらおうかと、なんとも身勝手な想像もしたけど、さすがにそれはせず、万札がなくなる距離をタクシーで帰った。
そんな街の思い出。
あれ?長くなっちゃった(笑)
その懐かしい街を歩く。
異国の色が濃いこの街を2、30年前の那智青年とりん子はお互い、ちょっとおっかなびっくり、でも、わくわくしながら歩いたはずだ。
そのノスタルジーに浸るけど、思ったより当時の迫力が感じられないのは、街が変わったからかわたしたちが大人になったからか。
懐かしさとちょっとガッカリな気持ちでいよいよイベントが開催されている公園に到着〜。
まずは牡蠣とはまぐりとスペアリブ。
ビールと日本酒を買って席に案内される。
席といってもビールケースに板を乗せたようなもので、そういう感じもまた楽しい。
最初は牡蠣〜。
ポン酢、醤油、ちょっとバターと醤油、いろいろな味付けでいただく。
どれもふわふわで牡蠣の風味と香ばしい香りでおいしい!!
日本酒が進みます^^
合間にスペアリブも。
那智さんの焼き加減がすごーく上手で、牡蠣もスペアリブも柔らかい。
これはビールが合います^^
こんな野外の炉端焼きっぽいところ。
このやっつけ仕事みたいな作りもまた味^^
隣りの年配女性ふたり組がものすごい量を購入してきて、それを横目で見ているだけでおかしかったり、アルコールも手伝ってテンションアップ。
はまぐりの蒸し焼きにはバターを入れて。
牡蠣とはまた違うほんのりした風味をバターが引き立てます。
さて、〆は牡蠣飯。
これにさっきのはまぐりバター汁の残りを回しかけていただくのだ!!
もうね、体に悪いものほどおいしい。
あまりのおいしさに食べかけの写真しか撮れなくて申し訳ないです(毎度のことだけど^^;)
と、おいしく楽しんでお出かけ終了。
じつは、この後が前エントリーということで、やっぱりわたしたちには『昔の日本映画の陰影』なんてカッコいいばかりではいられません^^
おいしいことも楽しいことも那智さんと一緒のことに虜なのだ^^
20代の頃のほろ苦い思い出の街に、新しい思い出が上書きされたのでした。
<関連エントリー>
Kくん^^
過去の恋愛
怒らない私
「等式」感想です。楽しいエントリーでした。あの町昔は怖かった~(笑)、加齢するうちに外国人がなんぼのもんじゃと開き直りが出たのかな。Japan as no1 の時の過大な自意識なのかな?この、イベントも楽しかった!もしかしたら東北応援イベントだったのかもしれないな。
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COMMENT
りんこさんの言っている
>もうね、体に悪いものほどおいしい。
メッチャ判ります、(@_@;)
私が好きなもの“お肉=焼肉、ステーキ―・・。揚げ物=豚カツ、エビフライ、から揚げ・・。 ご飯類=焼き飯、炊き込みご飯・・。
しかし コレステロール、中性脂肪値が高めの私。
体には悪いけれど、、好きなモノを我慢すればストレスになるし、悩ましいところなんですよね(^_^;)
>もうね、体に悪いものほどおいしい。
メッチャ判ります、(@_@;)
私が好きなもの“お肉=焼肉、ステーキ―・・。揚げ物=豚カツ、エビフライ、から揚げ・・。 ご飯類=焼き飯、炊き込みご飯・・。
しかし コレステロール、中性脂肪値が高めの私。
体には悪いけれど、、好きなモノを我慢すればストレスになるし、悩ましいところなんですよね(^_^;)
パイパン大好きさん
あはは、そーなんですよ〜。
バターに脂身、マヨネーズ、さらに白米ときてますからね!
ホント、ダメです^^;
そうそう、食べるの大好きだからこそ、我慢も厳しい^^;
うーん、困りました(笑)
ちなみに、今日の我が家はチキンカツです(笑)
あはは、そーなんですよ〜。
バターに脂身、マヨネーズ、さらに白米ときてますからね!
ホント、ダメです^^;
そうそう、食べるの大好きだからこそ、我慢も厳しい^^;
うーん、困りました(笑)
ちなみに、今日の我が家はチキンカツです(笑)