複数もしくは他者4
非日常的な日常
複数もしくは他者の日が近づく。
那智さんはマスターに詳細な条件を提示してくれた。
不潔でなければ年齢は問わず
キス以外ならコンドームを着用していれば(ハプバー内で許される)どんな行為もOK
2人以上になったらスタートして、ひと通り終わってから新しく人が来ても再スタートはなし(あまり無意味に長引かせたくなかったようだ)
たしか、こんな条件だったはず。(こういう条件をつけるなんて鬼畜さんたちは生温いかもしれないね^^)
これにわたしたちのいられる時間を提示して人を集めてもらったのだ。
ところが週の真ん中ド平日の仮に17:00〜19:00のような早い夜しか時間を設定できないと、なかなか人は集まらないようだ。
最終的に最低2人は確保したというお知らせを受けて、とにかく、わたし対他者の男性の日を迎えることになった。
この時点で、申し訳ないけどすこし残念な気持ちになってしまっている部分はあった。
なんていうか、これだとわたしがお願いして集まってもらう構図になってしまう。
いや、もちろん、その通りなんだけど、男たちの欲望の餌食とはずいぶん違う様相になっているのはたしかだ。
お仕事早めに切り上げていただいて、申し訳ないです!!みたいな気持ちで男性に抱かれるのは、まあ、ある意味かなりに被虐かもしれないけど、現段階のわたしにはなかなか高度な被虐(笑)
そもそも、これがその場を充分に楽しめる女性だったら成立する『お願い』だと思うけど、『那智さんじゃなきゃダメ』なわたしが『お願いしてやってもらう』構図はじゃっかん矛盾している。
それを浮き彫りにするような状況なので、ちょっと残念だったのだ。
よくないことは重なるもので、夏のこの日、この地域では中型とされる台風が接近してきてしまっていた。
交通機関がマヒするほどではない予報だったけど、激しい雨風が様々な影響を与えることは避けられなかった。
もともとハプバーなんて夜が深まれば深まるほど濃度が濃くなるのだから、開店時間に合わせて大盛り上がりなんてことはなく、マスターとわたしたちとひとまず談笑しながら予定の人を待っていた。
でも、どうやら台風の影響もあって当初確実に来られるとされていた人の一人は時間までには来られず、もう一人は時間ぎりぎりになるという連絡が入った。
(やはり、マスターが誘う人ほどだからちゃんと連絡くれる^^)
ぎりぎりの人の到着予定時間はわたし帰らないといけない時間の15分前とかだったりして、それもどうかな〜、それならむしろなしにしてもらってもいいくらいなんだけど、急いで来てくれるみたいだしお願いした手前断るわけにもいかず、リミットまで待つことにした。
そんな中スタッフのJくんが来た。
わたしたちははじめましてなんだけどときどき入る程度のスタッフのようで、今日は出勤ではなく遊びに立ち寄ったのだそうだ。
このJくん、20代半ば過ぎの細身のかわいらしいとキリッとした感じのなかなかのイケメンくん。
若い男の子好きなわたしにはそこそこストライクな男性だった。
きっとにまにましていたのだろう^^;
那智さんが「Jくんにお願いしたら?」と話を切り出したのだ。
きゃー、無理です無理です!!
だって、Jくんのお母さんに近い年齢なんですよ!!
恥ずかしすぎて無理!!
わたしの年齢を聞いてわりと素で驚いた様子見て、ちょっと警戒は解けたけど、やっぱり恥ずかしいので抵抗する。
でも、Jくんはあっさりと了解してくれた。
さほど主旨を説明しなくてもすんなり了解してくれたJくんを見ると、もしかしたら知っていて来たか、ひそかにマスターが急遽ヘルプしたのかなとか思う(こんなふうにいろいろ考えちゃうのだ、そのときも^^;)けど、とにかく、わたしはこちらに向かってきている人が来るまでの間Jくんのお相手をすることになったのだ。
さあ、困った。
たしかに、Jくんはかわいい。
エロオヤジのようににまにましちゃう(笑)
でも、完全那智さん仕様に育てられたわたしは、見た目の好みや年齢なんてまーーーったく意味のないものになってしまっている。
むしろ、キレイで若い男の子なんて恥ずかしすぎて拒否感のほうが強いほどだ。
むしろ、普通の中年男性のほうがいい意味で力を抜くことができるかもしれない。
とにかく、那智さん風でも、那智さんのような指使いでも、那智さんっぽいでもダメ、那智さんじゃなきゃダメなのだ。
どんな心持ちで彼と対峙すればいいか。
身を任せる?
無理無理、わたしが任せられるのは那智さんだけだもの。
じゃあ、逆に積極的になる?
それも無理、だってわたしが積極的に楽しもうとするには『その気』になることが必要で、それは那智さんが握っていて、いまの段階ではスイッチを押してくれていないからだ。
困ったな〜。
ぴちぴちした若い男の子とふたり狭いプレイルームに向かいながら、もうどうやったら速やかに終了するかを考えてしまっていた。
那智さんは一緒にきてくれなかった。
きっと、Jくんとわたしに変に気を使わせないためだろう。
おそらくJくんにとってはそれはありがたいことだったと思うけど、『その気』にもさせてもらえなかったわたしにとっては戸惑いのほうが大きかった。
那智さんがそばにいてくれたら、お任せできるのに。
いまのわたしにとって性的な場面には那智さんがいないと成立しないものになっているようだった。
プレイルームに入ってからも終止照れまくり。
あまり照れてばかりでは申し訳ないから普通でいるように努めるけど、すでに申し訳ないと思う時点でダメ^^;
なんだか10代のセックスのような初な空気の中、Jくんがわたしの体を愛撫しはじめた。
乳首に触る。
那智さんに感度を高めてもらったこの部位は、那智さん以外の人でも以前よりずっと快感に繋がりやすくなっていた。
わたし、もともと乳首はそんなに感じなかったから、このときちょっと驚きと那智さんやりましたよ!!みたいな誇らしいような気持ちになった。
でも、気持ちいいのはそこまで。
体としての反応を性的な興奮と快感に変えるのは心だ。
その心を那智さんに握られているわたしは体の反応を快感に進めることができない。
わたしの快感は那智さんによってその気にさせてもらい、はじめて上昇する。
挿入されても同じだった。
中に入る、入っていることに体は反応するけれど、それも興奮にも快感にはならない。
きっとこの体の反応に『感じる』にスイッチした心を加えたら一気に快感になだれ込むかもしれないけど、やはり那智さんがいないことにはそれができなかった。
それでも体としての反応はあるから、それにすこし上乗せして声や態度に表していた。
それでも、わたし、濡れていたんだよね。
だから、本当は興奮していたんだと思うけど、それを解放するには那智さんが必要だったのだと思う。
そろそろおしまいの感じになってきた。
わたしがイッたほうがJくんもイキやすいだろう、まったくイキそうにはなかったけど体の反応としての気持ちよさをイクに例えるような気持ちで小さくイキそうなことを告げた。
ふと、この『イク』も那智さんに許可を得なければと思った。
店内にはマスターと那智さんしかいないはずだから、ためらいながらも那智さんを呼ぶ。
来てくれない。
声が小さくて聞こえないのかもと2、3回呼ぶ。
所在ない気持ち。
(ホント、Jくん、ごめんなさい!!)
それでも来る気配がないので諦めてイク振りをして終わった。
Jくんはイッた様子だったけど確認したわけじゃないので、それはわからない。
もしかしたらわたしの演技に気づいて演技を返してくれたのかもしれない(スタッフだからね)、だから、申し訳ない気持ちと感謝の気持ち。
一段落して、ぎりぎりに駆けつけてくれたKさん。
本当に帰るすこし前だったけどせっかく来てくれたのだからと再びプレイルームに。
Kさんはこのハプバーの常連さんで、女性を喜ばせることを楽しむ男性でいろいろなことに対応したり、なかなか萎えなかったりでとても評判のよい人なのだそうだ(笑)
たしかに時間がない中で、わたしの希望を聞いてくれたり角度をいろいろ試してくれたり、しかも、それを楽しんでくれていて、なかなか女性にはありがたい技巧派のようだった。
ただ、如何せんわたしが完全終了モードになってしまっていたので、タイムリミットもあり、ほとんどご挨拶程度のセックスでお開きになった。
以上が、昨年の夏、一番最近の『複数(もしくは他者)』の出来事。
じつは、このお話は書いても書かなくてもどちらでもよいと思っていたんだ。
わたしの中では、どちらかといえばスーパーハッピーな出来事ではなかったから、もしかしたら主導する那智さんの見誤りもあったかもしれないとしたら、それを披露するような形になってしまうのもためらったから。
(読んでる人にも肩すかしなお話だと思うし^^;)
それにしても、わたしはセックスにおいて、相変わらずこれほどまでに冷静でいられるんだなぁとため息が出る。
ただ収穫がなかったわけではない。
どれほど自分が那智さんによって快感を得られているか実感したこと。
ずいぶん体を開発してもらったから、もしかしたら誰かのおちんちんでも入ったら那智さんのみたいに感じられるかもしれないと淡く期待したけど、無理だった。
わたしは那智さんに体と心を作られた、それも『那智さんじゃないとダメ』というふうに。
そう思えたことは、良し悪しは別にして誇らしいこと。
それと、もうひとつの収穫は、想像を遥かに超えて那智さんが嫉妬したことだった。
【嫉妬による束縛】はカッコ悪いと豪語して、嫉妬という感情が存在しないんじゃないかと思えるような那智さんのあんなに嫉妬を露わにした姿を見ることができた。
お酒も入っていたからなんだけど、もう次会う日には刺青を入れることも辞さないという勢いのうれしくも恐ろしい嫉妬だった(笑)
翌日にはアルコールが醒めるのと比例して嫉妬も醒めちゃったけど^^;
でも、帰り道の嫉妬はすごーーーーく貴重な経験でした^^
さて、このお話、積極的に書くつもりはなかったのだけど今回書くことになったのは次のエントリーを書いていたからでした。
次のエントリーはそれひとつで簡潔するもので、もう予約投稿も終えて約2ヶ月待つだけでした。
でもより説得力とか信憑性を持たせるためにはそこに至った経緯を書くほうがいいと思い、後からこれを追加して先にアップするようにしました。
たとえ、それがハッピーだけじゃなくても、もしかしたら那智さんの見誤りを披露する形になったとしても、それが那智さんがわたしに課した『全部書け』だからです。
続きもののつもりで書いたわけではないので、今回の出来事と次エントリーと一連の流れのようなものはないと思いますが、そこはご了承くださいませ^^
と引っぱるような形になってしまったけど、明後日にまた〜♪
<関連エントリー>
嫉妬による束縛はカッコ悪い
『嫉妬について』
全部書け
『等式のスタンス』
『お疲れさまでした!!』
『「全部書け」の弊害』
「等式」感想です。まあ、嫉妬をたのしんだ部分もあります。(笑)それは、確かにジャニーズ系と言っていいくらいの「かわいく、かっこよい」男の子に近い雰囲気でした。彼の下で「アンアン」言っているりん子ですよ、悟られないようにカーテンの隙間から見る様子は・・・・・。私も複雑な心境でした。
因みにjくんは「いってました」ゴムを縛っているのを見ましたから。(笑)
複数もしくは他者の日が近づく。
那智さんはマスターに詳細な条件を提示してくれた。
不潔でなければ年齢は問わず
キス以外ならコンドームを着用していれば(ハプバー内で許される)どんな行為もOK
2人以上になったらスタートして、ひと通り終わってから新しく人が来ても再スタートはなし(あまり無意味に長引かせたくなかったようだ)
たしか、こんな条件だったはず。(こういう条件をつけるなんて鬼畜さんたちは生温いかもしれないね^^)
これにわたしたちのいられる時間を提示して人を集めてもらったのだ。
ところが週の真ん中ド平日の仮に17:00〜19:00のような早い夜しか時間を設定できないと、なかなか人は集まらないようだ。
最終的に最低2人は確保したというお知らせを受けて、とにかく、わたし対他者の男性の日を迎えることになった。
この時点で、申し訳ないけどすこし残念な気持ちになってしまっている部分はあった。
なんていうか、これだとわたしがお願いして集まってもらう構図になってしまう。
いや、もちろん、その通りなんだけど、男たちの欲望の餌食とはずいぶん違う様相になっているのはたしかだ。
お仕事早めに切り上げていただいて、申し訳ないです!!みたいな気持ちで男性に抱かれるのは、まあ、ある意味かなりに被虐かもしれないけど、現段階のわたしにはなかなか高度な被虐(笑)
そもそも、これがその場を充分に楽しめる女性だったら成立する『お願い』だと思うけど、『那智さんじゃなきゃダメ』なわたしが『お願いしてやってもらう』構図はじゃっかん矛盾している。
それを浮き彫りにするような状況なので、ちょっと残念だったのだ。
よくないことは重なるもので、夏のこの日、この地域では中型とされる台風が接近してきてしまっていた。
交通機関がマヒするほどではない予報だったけど、激しい雨風が様々な影響を与えることは避けられなかった。
もともとハプバーなんて夜が深まれば深まるほど濃度が濃くなるのだから、開店時間に合わせて大盛り上がりなんてことはなく、マスターとわたしたちとひとまず談笑しながら予定の人を待っていた。
でも、どうやら台風の影響もあって当初確実に来られるとされていた人の一人は時間までには来られず、もう一人は時間ぎりぎりになるという連絡が入った。
(やはり、マスターが誘う人ほどだからちゃんと連絡くれる^^)
ぎりぎりの人の到着予定時間はわたし帰らないといけない時間の15分前とかだったりして、それもどうかな〜、それならむしろなしにしてもらってもいいくらいなんだけど、急いで来てくれるみたいだしお願いした手前断るわけにもいかず、リミットまで待つことにした。
そんな中スタッフのJくんが来た。
わたしたちははじめましてなんだけどときどき入る程度のスタッフのようで、今日は出勤ではなく遊びに立ち寄ったのだそうだ。
このJくん、20代半ば過ぎの細身のかわいらしいとキリッとした感じのなかなかのイケメンくん。
若い男の子好きなわたしにはそこそこストライクな男性だった。
きっとにまにましていたのだろう^^;
那智さんが「Jくんにお願いしたら?」と話を切り出したのだ。
きゃー、無理です無理です!!
だって、Jくんのお母さんに近い年齢なんですよ!!
恥ずかしすぎて無理!!
わたしの年齢を聞いてわりと素で驚いた様子見て、ちょっと警戒は解けたけど、やっぱり恥ずかしいので抵抗する。
でも、Jくんはあっさりと了解してくれた。
さほど主旨を説明しなくてもすんなり了解してくれたJくんを見ると、もしかしたら知っていて来たか、ひそかにマスターが急遽ヘルプしたのかなとか思う(こんなふうにいろいろ考えちゃうのだ、そのときも^^;)けど、とにかく、わたしはこちらに向かってきている人が来るまでの間Jくんのお相手をすることになったのだ。
さあ、困った。
たしかに、Jくんはかわいい。
エロオヤジのようににまにましちゃう(笑)
でも、完全那智さん仕様に育てられたわたしは、見た目の好みや年齢なんてまーーーったく意味のないものになってしまっている。
むしろ、キレイで若い男の子なんて恥ずかしすぎて拒否感のほうが強いほどだ。
むしろ、普通の中年男性のほうがいい意味で力を抜くことができるかもしれない。
とにかく、那智さん風でも、那智さんのような指使いでも、那智さんっぽいでもダメ、那智さんじゃなきゃダメなのだ。
どんな心持ちで彼と対峙すればいいか。
身を任せる?
無理無理、わたしが任せられるのは那智さんだけだもの。
じゃあ、逆に積極的になる?
それも無理、だってわたしが積極的に楽しもうとするには『その気』になることが必要で、それは那智さんが握っていて、いまの段階ではスイッチを押してくれていないからだ。
困ったな〜。
ぴちぴちした若い男の子とふたり狭いプレイルームに向かいながら、もうどうやったら速やかに終了するかを考えてしまっていた。
那智さんは一緒にきてくれなかった。
きっと、Jくんとわたしに変に気を使わせないためだろう。
おそらくJくんにとってはそれはありがたいことだったと思うけど、『その気』にもさせてもらえなかったわたしにとっては戸惑いのほうが大きかった。
那智さんがそばにいてくれたら、お任せできるのに。
いまのわたしにとって性的な場面には那智さんがいないと成立しないものになっているようだった。
プレイルームに入ってからも終止照れまくり。
あまり照れてばかりでは申し訳ないから普通でいるように努めるけど、すでに申し訳ないと思う時点でダメ^^;
なんだか10代のセックスのような初な空気の中、Jくんがわたしの体を愛撫しはじめた。
乳首に触る。
那智さんに感度を高めてもらったこの部位は、那智さん以外の人でも以前よりずっと快感に繋がりやすくなっていた。
わたし、もともと乳首はそんなに感じなかったから、このときちょっと驚きと那智さんやりましたよ!!みたいな誇らしいような気持ちになった。
でも、気持ちいいのはそこまで。
体としての反応を性的な興奮と快感に変えるのは心だ。
その心を那智さんに握られているわたしは体の反応を快感に進めることができない。
わたしの快感は那智さんによってその気にさせてもらい、はじめて上昇する。
挿入されても同じだった。
中に入る、入っていることに体は反応するけれど、それも興奮にも快感にはならない。
きっとこの体の反応に『感じる』にスイッチした心を加えたら一気に快感になだれ込むかもしれないけど、やはり那智さんがいないことにはそれができなかった。
それでも体としての反応はあるから、それにすこし上乗せして声や態度に表していた。
それでも、わたし、濡れていたんだよね。
だから、本当は興奮していたんだと思うけど、それを解放するには那智さんが必要だったのだと思う。
そろそろおしまいの感じになってきた。
わたしがイッたほうがJくんもイキやすいだろう、まったくイキそうにはなかったけど体の反応としての気持ちよさをイクに例えるような気持ちで小さくイキそうなことを告げた。
ふと、この『イク』も那智さんに許可を得なければと思った。
店内にはマスターと那智さんしかいないはずだから、ためらいながらも那智さんを呼ぶ。
来てくれない。
声が小さくて聞こえないのかもと2、3回呼ぶ。
所在ない気持ち。
(ホント、Jくん、ごめんなさい!!)
それでも来る気配がないので諦めてイク振りをして終わった。
Jくんはイッた様子だったけど確認したわけじゃないので、それはわからない。
もしかしたらわたしの演技に気づいて演技を返してくれたのかもしれない(スタッフだからね)、だから、申し訳ない気持ちと感謝の気持ち。
一段落して、ぎりぎりに駆けつけてくれたKさん。
本当に帰るすこし前だったけどせっかく来てくれたのだからと再びプレイルームに。
Kさんはこのハプバーの常連さんで、女性を喜ばせることを楽しむ男性でいろいろなことに対応したり、なかなか萎えなかったりでとても評判のよい人なのだそうだ(笑)
たしかに時間がない中で、わたしの希望を聞いてくれたり角度をいろいろ試してくれたり、しかも、それを楽しんでくれていて、なかなか女性にはありがたい技巧派のようだった。
ただ、如何せんわたしが完全終了モードになってしまっていたので、タイムリミットもあり、ほとんどご挨拶程度のセックスでお開きになった。
以上が、昨年の夏、一番最近の『複数(もしくは他者)』の出来事。
じつは、このお話は書いても書かなくてもどちらでもよいと思っていたんだ。
わたしの中では、どちらかといえばスーパーハッピーな出来事ではなかったから、もしかしたら主導する那智さんの見誤りもあったかもしれないとしたら、それを披露するような形になってしまうのもためらったから。
(読んでる人にも肩すかしなお話だと思うし^^;)
それにしても、わたしはセックスにおいて、相変わらずこれほどまでに冷静でいられるんだなぁとため息が出る。
ただ収穫がなかったわけではない。
どれほど自分が那智さんによって快感を得られているか実感したこと。
ずいぶん体を開発してもらったから、もしかしたら誰かのおちんちんでも入ったら那智さんのみたいに感じられるかもしれないと淡く期待したけど、無理だった。
わたしは那智さんに体と心を作られた、それも『那智さんじゃないとダメ』というふうに。
そう思えたことは、良し悪しは別にして誇らしいこと。
それと、もうひとつの収穫は、想像を遥かに超えて那智さんが嫉妬したことだった。
【嫉妬による束縛】はカッコ悪いと豪語して、嫉妬という感情が存在しないんじゃないかと思えるような那智さんのあんなに嫉妬を露わにした姿を見ることができた。
お酒も入っていたからなんだけど、もう次会う日には刺青を入れることも辞さないという勢いのうれしくも恐ろしい嫉妬だった(笑)
翌日にはアルコールが醒めるのと比例して嫉妬も醒めちゃったけど^^;
でも、帰り道の嫉妬はすごーーーーく貴重な経験でした^^
さて、このお話、積極的に書くつもりはなかったのだけど今回書くことになったのは次のエントリーを書いていたからでした。
次のエントリーはそれひとつで簡潔するもので、もう予約投稿も終えて約2ヶ月待つだけでした。
でもより説得力とか信憑性を持たせるためにはそこに至った経緯を書くほうがいいと思い、後からこれを追加して先にアップするようにしました。
たとえ、それがハッピーだけじゃなくても、もしかしたら那智さんの見誤りを披露する形になったとしても、それが那智さんがわたしに課した『全部書け』だからです。
続きもののつもりで書いたわけではないので、今回の出来事と次エントリーと一連の流れのようなものはないと思いますが、そこはご了承くださいませ^^
と引っぱるような形になってしまったけど、明後日にまた〜♪
<関連エントリー>
嫉妬による束縛はカッコ悪い
『嫉妬について』
全部書け
『等式のスタンス』
『お疲れさまでした!!』
『「全部書け」の弊害』
「等式」感想です。まあ、嫉妬をたのしんだ部分もあります。(笑)それは、確かにジャニーズ系と言っていいくらいの「かわいく、かっこよい」男の子に近い雰囲気でした。彼の下で「アンアン」言っているりん子ですよ、悟られないようにカーテンの隙間から見る様子は・・・・・。私も複雑な心境でした。
因みにjくんは「いってました」ゴムを縛っているのを見ましたから。(笑)
COMMENT
新たな複数もしくは他者に続くステップなのかなって気がします(*´艸`)
ずっと思ってたんですが…限りなく最後に近いチャンスではないと思いますよ。
(体力面は厳しくなってきますが^^;)
>「嫉妬は格好悪いから、自分にはない」
皮むき成功ですね^^
爆発的嫉妬は、ある意味甘美ですよね♪
まぁ…その後が恐いですけど(〃>_<)o
ずっと思ってたんですが…限りなく最後に近いチャンスではないと思いますよ。
(体力面は厳しくなってきますが^^;)
>「嫉妬は格好悪いから、自分にはない」
皮むき成功ですね^^
爆発的嫉妬は、ある意味甘美ですよね♪
まぁ…その後が恐いですけど(〃>_<)o
M&M。さんにだけこっそりお教えいたしますが(笑)
続き物は終了なんだけど、しばらくこの系統のお話が続きます。
それがM&M。さんのおっしゃるステップアップなのかどうかは読んでからで^^
最後に近いチャンス、じゃないんですね(ふむふむ^^)
そうそう、驚くほどの嫉妬感情でした。
たしかに恐ろしいくらい、でも、そのままホテルに連れて行ってほしいとチラッと思ってしまったこともホントの気持ちです^^
続き物は終了なんだけど、しばらくこの系統のお話が続きます。
それがM&M。さんのおっしゃるステップアップなのかどうかは読んでからで^^
最後に近いチャンス、じゃないんですね(ふむふむ^^)
そうそう、驚くほどの嫉妬感情でした。
たしかに恐ろしいくらい、でも、そのままホテルに連れて行ってほしいとチラッと思ってしまったこともホントの気持ちです^^
むしろその「帰り道の嫉妬」が気になったりします(#^.^#)
どんなんだったんでしょ~(´-`).。oO(ワクワク)
どんなんだったんでしょ~(´-`).。oO(ワクワク)
その嫉妬に関しては、他にも興味を示された方もいるのでいつか書いてみますね^^
といっても、帰り道の10分ほどの出来事だから盛りだくさんにはならないけど。
お楽しみに♪
といっても、帰り道の10分ほどの出来事だから盛りだくさんにはならないけど。
お楽しみに♪