プリティ・ウーマン(笑)3
独特な幸福感
どうやら通訳さんを巻く時間はなさそうだったから「とにかく51分に間に合わせることを優先した」のだそうだ。
途中の乗り換え駅で下車し通訳さんと別れて合流してから説明してくれた。
わたしが駆け寄ったことには気づいていなかったそうで、危なかった^^;
ビールとストーカーと遭遇と間一髪のジェットコースターな約1時間に気分はハイ。
これから人生初の予約制靴屋へとくり出した。
予約制なんていうとさぞかしセレブな感じがするけど、けして高級靴屋というわけではなくて、専門性の高い靴を選ぶために予約制なのだ。
商売とはいえ、空間を独り占めして人ひとり丸々拘束するなんて、なんだかお尻がむずがゆくなるけれど、サイトを事前にたくさんチェックして目星をつけておいたから、那智さんも店員さんもそこまで煩わせることはないだろう。
わたし、すごく気に入ったものはけっこう即決するのだけど、今回のようにただのおしゃれだけなじゃくて別の用途も絡んでいたりする物選びになると途端に優柔不断発揮しちゃうんだよね。
値段や見た目や履き心地や、あと、那智さんの好みなんかも考えちゃってなかなか決められない。
だからそうならないように、事前チェックして勉強しておいたのだ。
ところで、この靴屋に行く予定にはちょっとだけ『ひと悶着』あったのだ。
この専門性のある靴は以前別のショップでも那智さんに同行いただいて購入したことがあったのだけど(そこは予約制じゃなくて普通のショップだった)、こういう目的がハッキリしているお買い物のときの那智さんったら、もー、つまらないのよ!!(笑)
ただのおしゃれじゃなくて、目的を持った専門性のある靴だから「俺は口出しできない」のスタンスなの。
アドバイスが必要なら、どんな服に合わせるのか、どんな小物と合わせるのか、そういう具体的なことを教えてくれればできるけど、漠然と聞かれても無理なのだそうだ。
専門性が高いのだから余計に。
まあ、わかる、いわんとしていることはわかるし、特に自分の発言には責任を持ちたい那智さんなのだから無責任なことは言えないことは充分理解できる。
でもさ、好きな男に買い物に付き合ってほしいなんてさ、ほとんどが「似合うね〜♪」って言ってほしいだけ!!(強調)って理由なのだから具体的なことはそんなに必要ないのですよね〜。
ということで前回のときは、雑談には応じてくれたし、まったくマイナスの空気は出さずにいてくれたけど(つまらなそうな空気出す人いるでしょ^^;)靴に関してほとんど言葉を発せず、乙女心としてはなかなかつまらない買い物だった(笑)
その経験があるから、本当はわたしひとりで行くつもりでいたのだけど、直前になって、やっぱり『ピンヒールを履いているわたしの姿と、ピンヒールを履いてうっとりしているわたし』を見てみたいのではないかなぁと思い立ち、那智さんもいらっしゃいますか?と声をかけてみてしまったのだ(笑)
(ついでにいうと、『ピンヒールを履いているわたしの姿と、ピンヒールを履いてうっとりしているわたしを見て、ちょっといい気分になっている那智さんを見たい』欲もわたしにはありました)
そしたらね、「りん子が来てほしいなら行くよ」ということ。
あーん、まったくもう(笑)
「りん子ちゃんのピンヒール姿見たい見たい!!」なんてことは1㎜も期待していないけど、もうちょっと喰いついてくれてもいいじゃないですか〜。
いや、わたしはひとりで行くつもりだったんですけど、『ピンヒールを履いているわたしの姿と、ピンヒールを履いてうっとりしているわたし』をご覧になりたいかなと思って。
俺はアドバイスはできないよ
りん子が、俺に『いてほしい』なら行く
専門性があるからアドバイスは求めないことは理解していますけど、「キレイな色だね」とか「似合うな〜」くらいの感想を言い合うのは楽しそうじゃありませんか!?
意見ではなく感想なら言える
こんなやり取りですよ(笑)
これ、楽しいか!?で、お買い物楽しめるか!?(笑)
乙女心なんて打ち砕かれまくり。
まあ、でも、那智さんの特性は乙女心は打ち砕かれるけど、それ以外ではありがたいことで、正負両面で那智さんがいいので、ここは収める(笑)
なんだかんだ言っても、那智さんがいてくれることはとても幸せなので、そこに重点を置こう。
履き心地や用途などはわたししか判断できないのだから、那智さんにはその場にいて、プリティウーマンのリチャード・ギアよろしく『ピンヒールを履いているわたしの姿と、ピンヒールを履いてうっとりしているわたし』を見て楽しんでいただこう。
(ほーら、もう皆さんの脳内にはリチャード ギアとジュリア ロバーツ、こういうの情報操作といいます 笑)
という気持ちに切り替えて「じゃあ、靴屋さんに一緒に来てくださいね」と締めくくった。
意見も感想も聞いてあげませんからね〜とちょっとだけ思いながら(笑)
と、やけに前振りが長くなってしまったけど、蓋を開けてみても靴を買いましたってことしかないのですが…(笑)
住宅街のマンションの1室。
ほとんど女性物だから女性客ばかりなのだろう。
白を基調としたインテリアはシンプルでスタイリッシュ、玄関で出されたスリッパなどの小物はキュートな物で揃えられていた。
お花のポンポンがついたカラフルなスリッパ、那智さんも着用^^;
わたしはこういう買い物はいつも迷ってしまうから目星をつけてきたことを、あと、2足は買ってもいいと自分への縛りをあえて緩くしてきた。
シンプルな黒とカラフルな物と目星をつけた何足かを事前にメールしておいたので、それらを中心にスタッフの女性が用意してくれた。
前回のショップでも言われたのだけど、わたしはどうやら足の幅が狭いらしい。
ほとんどそういうふうに意識したことはなかったのだけど、おそらく幅が狭いというより甲から指にかけてが薄っぺらいみたいで物によっては前につんめってしまっていた。
(逆に甲から足首にかけては高さがあるみたいでストラップの穴が足りない靴もけっこうある^^;)
今回目星をつけた黒のシューズはもともと幅が狭く作られているらしいので、形もキレイだったし、まずはそれを履いてみた。
そしたらね!
那智さんったら、それに一目惚れしちゃったの!!!
この日は網タイツを履いていたから、それに黒の華奢な作りのピンヒールが余計にマッチしていたのだと思うけど
それはいい
それは足がキレイに見える
りん子、そんな足してたっけ!?
と意見ではなく、感想言いまくり!!!(笑)
ここから、ここにかけてが細く作られているからキレイに見えるんだよな
これ、かなり細い部類に入りますよね?
と説明やらスタッフに話しかけるやら、いきなり饒舌(笑)
わたしは上からの視線で姿見を見ているからイマイチピンと来ないのだけど、ソファから見るとラインがよりわかるらしい。
感想聞かないもん!!なんて思っていたのはどこへやら、喰いつき気味の那智さんがうれしくて、「どうですか♪どうですか♪」と絡みまくりのわたし。
『いるだけ』のスタンスだったはずが何やら路線変更になったみたいの那智さんだったけど、それ以降はほとんど褒めてくれなくなっていった。
キレイな色の紫に「パス」
ピンクのキラキラに「キティちゃんみたい、りん子の好きにしたら?」
鮮やかなグリーンに「それはないな」
いやん、つまらない(笑)
挙げ句
その黒と、それ以外はなんでもいい
と突き放す。
どうやら、そこまで口出しするつもりはなかったのによほど気に入ってくれたみたいで、超黒押しモードになってしまったらしい。
好きな男に褒められて気に入ってもらえたら、そりゃあ、それに決めるよね〜(もともと候補だったわけだし、履き心地もいいし)
当初2足まではと許していたけど、他の候補がサイズが合わず、結局、この黒1足で終了。
気づけば1時間もあれこれ履いていた。
スタッフの専門的なアドバイスと那智さんの『押し』とで、なんだかとても贅沢な時間、気分はまさにプリティウーマンだった(情報操作 笑)
ジェットコースターの空港からプリティ・ウーマン』の靴選び、映画のようなすったもんだはまだ続きます^^
「等式」感想です。とにかく、靴がきれいなのです、シルエットと言うか曲線が。
どうやら通訳さんを巻く時間はなさそうだったから「とにかく51分に間に合わせることを優先した」のだそうだ。
途中の乗り換え駅で下車し通訳さんと別れて合流してから説明してくれた。
わたしが駆け寄ったことには気づいていなかったそうで、危なかった^^;
ビールとストーカーと遭遇と間一髪のジェットコースターな約1時間に気分はハイ。
これから人生初の予約制靴屋へとくり出した。
予約制なんていうとさぞかしセレブな感じがするけど、けして高級靴屋というわけではなくて、専門性の高い靴を選ぶために予約制なのだ。
商売とはいえ、空間を独り占めして人ひとり丸々拘束するなんて、なんだかお尻がむずがゆくなるけれど、サイトを事前にたくさんチェックして目星をつけておいたから、那智さんも店員さんもそこまで煩わせることはないだろう。
わたし、すごく気に入ったものはけっこう即決するのだけど、今回のようにただのおしゃれだけなじゃくて別の用途も絡んでいたりする物選びになると途端に優柔不断発揮しちゃうんだよね。
値段や見た目や履き心地や、あと、那智さんの好みなんかも考えちゃってなかなか決められない。
だからそうならないように、事前チェックして勉強しておいたのだ。
ところで、この靴屋に行く予定にはちょっとだけ『ひと悶着』あったのだ。
この専門性のある靴は以前別のショップでも那智さんに同行いただいて購入したことがあったのだけど(そこは予約制じゃなくて普通のショップだった)、こういう目的がハッキリしているお買い物のときの那智さんったら、もー、つまらないのよ!!(笑)
ただのおしゃれじゃなくて、目的を持った専門性のある靴だから「俺は口出しできない」のスタンスなの。
アドバイスが必要なら、どんな服に合わせるのか、どんな小物と合わせるのか、そういう具体的なことを教えてくれればできるけど、漠然と聞かれても無理なのだそうだ。
専門性が高いのだから余計に。
まあ、わかる、いわんとしていることはわかるし、特に自分の発言には責任を持ちたい那智さんなのだから無責任なことは言えないことは充分理解できる。
でもさ、好きな男に買い物に付き合ってほしいなんてさ、ほとんどが「似合うね〜♪」って言ってほしいだけ!!(強調)って理由なのだから具体的なことはそんなに必要ないのですよね〜。
ということで前回のときは、雑談には応じてくれたし、まったくマイナスの空気は出さずにいてくれたけど(つまらなそうな空気出す人いるでしょ^^;)靴に関してほとんど言葉を発せず、乙女心としてはなかなかつまらない買い物だった(笑)
その経験があるから、本当はわたしひとりで行くつもりでいたのだけど、直前になって、やっぱり『ピンヒールを履いているわたしの姿と、ピンヒールを履いてうっとりしているわたし』を見てみたいのではないかなぁと思い立ち、那智さんもいらっしゃいますか?と声をかけてみてしまったのだ(笑)
(ついでにいうと、『ピンヒールを履いているわたしの姿と、ピンヒールを履いてうっとりしているわたしを見て、ちょっといい気分になっている那智さんを見たい』欲もわたしにはありました)
そしたらね、「りん子が来てほしいなら行くよ」ということ。
あーん、まったくもう(笑)
「りん子ちゃんのピンヒール姿見たい見たい!!」なんてことは1㎜も期待していないけど、もうちょっと喰いついてくれてもいいじゃないですか〜。
いや、わたしはひとりで行くつもりだったんですけど、『ピンヒールを履いているわたしの姿と、ピンヒールを履いてうっとりしているわたし』をご覧になりたいかなと思って。
俺はアドバイスはできないよ
りん子が、俺に『いてほしい』なら行く
専門性があるからアドバイスは求めないことは理解していますけど、「キレイな色だね」とか「似合うな〜」くらいの感想を言い合うのは楽しそうじゃありませんか!?
意見ではなく感想なら言える
こんなやり取りですよ(笑)
これ、楽しいか!?で、お買い物楽しめるか!?(笑)
乙女心なんて打ち砕かれまくり。
まあ、でも、那智さんの特性は乙女心は打ち砕かれるけど、それ以外ではありがたいことで、正負両面で那智さんがいいので、ここは収める(笑)
なんだかんだ言っても、那智さんがいてくれることはとても幸せなので、そこに重点を置こう。
履き心地や用途などはわたししか判断できないのだから、那智さんにはその場にいて、プリティウーマンのリチャード・ギアよろしく『ピンヒールを履いているわたしの姿と、ピンヒールを履いてうっとりしているわたし』を見て楽しんでいただこう。
(ほーら、もう皆さんの脳内にはリチャード ギアとジュリア ロバーツ、こういうの情報操作といいます 笑)
という気持ちに切り替えて「じゃあ、靴屋さんに一緒に来てくださいね」と締めくくった。
意見も感想も聞いてあげませんからね〜とちょっとだけ思いながら(笑)
と、やけに前振りが長くなってしまったけど、蓋を開けてみても靴を買いましたってことしかないのですが…(笑)
住宅街のマンションの1室。
ほとんど女性物だから女性客ばかりなのだろう。
白を基調としたインテリアはシンプルでスタイリッシュ、玄関で出されたスリッパなどの小物はキュートな物で揃えられていた。
お花のポンポンがついたカラフルなスリッパ、那智さんも着用^^;
わたしはこういう買い物はいつも迷ってしまうから目星をつけてきたことを、あと、2足は買ってもいいと自分への縛りをあえて緩くしてきた。
シンプルな黒とカラフルな物と目星をつけた何足かを事前にメールしておいたので、それらを中心にスタッフの女性が用意してくれた。
前回のショップでも言われたのだけど、わたしはどうやら足の幅が狭いらしい。
ほとんどそういうふうに意識したことはなかったのだけど、おそらく幅が狭いというより甲から指にかけてが薄っぺらいみたいで物によっては前につんめってしまっていた。
(逆に甲から足首にかけては高さがあるみたいでストラップの穴が足りない靴もけっこうある^^;)
今回目星をつけた黒のシューズはもともと幅が狭く作られているらしいので、形もキレイだったし、まずはそれを履いてみた。
そしたらね!
那智さんったら、それに一目惚れしちゃったの!!!
この日は網タイツを履いていたから、それに黒の華奢な作りのピンヒールが余計にマッチしていたのだと思うけど
それはいい
それは足がキレイに見える
りん子、そんな足してたっけ!?
と意見ではなく、感想言いまくり!!!(笑)
ここから、ここにかけてが細く作られているからキレイに見えるんだよな
これ、かなり細い部類に入りますよね?
と説明やらスタッフに話しかけるやら、いきなり饒舌(笑)
わたしは上からの視線で姿見を見ているからイマイチピンと来ないのだけど、ソファから見るとラインがよりわかるらしい。
感想聞かないもん!!なんて思っていたのはどこへやら、喰いつき気味の那智さんがうれしくて、「どうですか♪どうですか♪」と絡みまくりのわたし。
『いるだけ』のスタンスだったはずが何やら路線変更になったみたいの那智さんだったけど、それ以降はほとんど褒めてくれなくなっていった。
キレイな色の紫に「パス」
ピンクのキラキラに「キティちゃんみたい、りん子の好きにしたら?」
鮮やかなグリーンに「それはないな」
いやん、つまらない(笑)
挙げ句
その黒と、それ以外はなんでもいい
と突き放す。
どうやら、そこまで口出しするつもりはなかったのによほど気に入ってくれたみたいで、超黒押しモードになってしまったらしい。
好きな男に褒められて気に入ってもらえたら、そりゃあ、それに決めるよね〜(もともと候補だったわけだし、履き心地もいいし)
当初2足まではと許していたけど、他の候補がサイズが合わず、結局、この黒1足で終了。
気づけば1時間もあれこれ履いていた。
スタッフの専門的なアドバイスと那智さんの『押し』とで、なんだかとても贅沢な時間、気分はまさにプリティウーマンだった(情報操作 笑)
ジェットコースターの空港からプリティ・ウーマン』の靴選び、映画のようなすったもんだはまだ続きます^^
「等式」感想です。とにかく、靴がきれいなのです、シルエットと言うか曲線が。
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