スーパー羞恥プレイのワケ(笑)
独り言
続き物ではありませんが、前エントリーからお読みいただいたほうがおもしろいと思います^^
モカちゃんの身の上話を聞きに居酒屋へ。
結局、ただの飲みになってしまったけど、なんの話の流れか忘れたけど、わたしはこの『美◯女落選事件』を彼女に話したのだ。
たぶん、伝えたい本題のためにこれを話しておいたほうが伝わると思ったからなんだけど、とにかく、わたしは彼女に厚顔無恥を晒した。
そのときのモカちゃんの『素』の驚きようといったら!!(笑)
もうちょっと「え〜、お姉ちゃん、やるね〜♪(でも無理だよね^^)」くらいなリアクションを漠然と想像していたのだけど、『目が点になる』を具現化するとああいうふうになるんだなって思うような素の驚き方だった^^;
なんの話しをしようと話題に出したのかを忘れるほどの『素』具合だった。
そのリアクションには那智さんも軽く衝撃を受けたそうだけど、いや、その通りなんですよ、わたしたちの狭い世界の幸せな勘違いなんです、モカちゃんが見ているのは『奇跡の1枚』のりん子じゃなくて、目の前の4◯才のわたしなんですよ、しかも、最近モカちゃんに会うときなんてほぼノーメイクな手の抜きようですから、いいんです、それがホントのわたしなんです、ああ、穴があったら入りたい…、このままこれ以上書かずにずっと言い訳していたい。
まあ(気を取り直し)、とにかく!!
『素』で驚かれたり、那智さん衝撃だったり、本題忘れたりしたけど、後日、那智さんが
よく、あれをモカちゃんに話したって思ったよ(笑)
と笑う。
身の程知らずで応募して落ちて、応募しただけだって自己満足で収めるほうが得策なのに、応募も落ちたことまでもよく話せるねということなのだろう。
あれ見てさ、りん子は俺よりモカちゃんを信頼してるんだなって思ったよ(笑)
ということだ。
そう、なりゆき上の話しではあったけど、それでも、わたしはモカちゃんを信頼しているから、あれを彼女に話した。
それは彼女が他者に公言しないという種類の信頼ではなくて(笑)
えっと、モカちゃんけして口が軽いわけではないけど、うっかりはあり得ると思ってる(笑)でも、このことはうっかりしちゃったとしてもいいやとも思えていた。
それよりもモカちゃんは、たぶん、かなりいろいろなことがあってもわたしを好きでいてくれるだろうという、そういう種類の信頼。
わたしのトホホなところや意地悪いところも知っていて、今後そんな一面をまた見たとしても、たぶん、好きでいてくれる。
わたしはさんにんを終えた後、モカちゃんとの関係を模索していた。
さんにんは壮大で真剣な役割分担だったから、わたしは1対1でモカちゃんという人とわたしという人間であらためて関係構築をしないといけないと思っていた。
結果的に那智さんを一旦外に出すことで、わたしの中では収まりよくなったのだけど、その間も愛想を尽かすこともなく、いい距離でずっと関係構築に付き合ってくれたのだ。
たぶん、その間、ダメなわたしもたくさん見ているはずなんだ、それでもそれを受け入れ、いまでも一緒にいられるのは信頼に値する。
(ついでに、ダメな彼女も見ている、はず 笑)
ところで、わたしは『肯定女』だとエントリーにもしているように、人を肯定していたい人間だ。
たとえ自分と違う意見だったとしても、それを否定するパワーより肯定するほうにパワーを使いたいと思っている。
性善説といっていいのかわからないけど、基本この人はわたしに対して悪意はないと思って人付き合いがしたい。
もちろん、誰かれかまわず悪意はないと思えるほど聖人君子ではないけれど、わたしのアンテナが悪意を拾わないでいられる人種の人たちに対してはかなりそう信じて、だから肯定している。
わたしは人を肯定していたいから、わたし独自のアンテナで人の好意と悪意を感知し付き合いを選んでいるのだ。
こういう付き合い方はある種の人からしたら『ウソっぽい』と感じられるようではあるけどね(笑)
とにかく、わたしはそういう人。
友達のmineさんともそういうお付き合いができていると思っているのだけど、たとえば、彼女からのメールでささくれみたいなものを感じることがごく稀にあるとして、それでもわたしはそれを自分の中にすっと治める。
きっと、なにかあったのだろう。
彼女はわたしに対してマイナスなことをしようとは思っていないはずだから、きっとなにかあったのだろうと思うのだ。
そうすると、彼女から「さっきのメールはこういう意図だった」と補足のメールが届く。
ああ、やっぱり。
彼女自身の精神状態がメールの文面に表れただけで、こちらに対する『なにか』ではなかったというわけだ。
わたしは、そうやって省みて説明してくれる彼女の理性が好きだし、わたしも彼女に対して疑いを持たずにいられてよかった、『なにかあったのだろう』と信じていられてよかったと思うのだ。
(そして、同じことをきっと彼女はしてくれている)
意見をぶつけ合う人からしたら温い付き合い方かもしれないけど、『肯定女』はこんなふうにして相手を肯定することで信じる心地よさを生んでいるのだ。
話は戻るけど、モカちゃんに対する信頼は関係構築の結果でもあるけど、もうひとつはモカちゃんの性格も重要だったりする。
モカちゃんがわたしと同じ『肯定女』かどうかはわからないけど、でも、彼女は人に対して『×』な部分を見つけても、それを否定しない人なのだ。
(万人にそうかは知らない^^けっこう男性には厳しかったりするからね 笑)
わたしに対しても『×』な部分を感じることはあってもダメなところを含めて許容してくれる。
マイナス部分と人として好きのプラスを分けることができる人だという信頼をしている。
『肯定女』のわたしは、そのマイナス部分を好きで包み込んでくれるような対応はとてもありがたい。
わたしがマイナスを好きで包み込んでいたいのと同じように、わたしもそうしてほしいものね^^;
この空気は『等式』にも通用するものだと思っている。
こんな『全部書け』なブログを続けているとどんなに気を使っていても万人に対して100%イヤな思いをさせないでいるなんていうのは不可能なのだ。
モカちゃん以外のお友達だって『等式』を読んで不快な思いをしたことがないとはいえない。
それでも、それをひっくるめてわたしを許容していてくれることがありがたいし、うれしい。
それは実際にお会いするような関係だけではなく、ブログを通して文字のやり取りの中でもそうあってくれたらうれしいなと思う。
これだけ『全部書け』なブログで、わたし、いっぱい晒しているからね^^;
そんなふうに改めて全部ひっくるめて(もしくは、一部は目をつぶって?)そうあってほしいなと思う気持ちを書きたくて『スーパー羞恥プレイ』を書こうと思ったわけです^^
今日も読んでくれてありがとう^^マイナスを好きで包み込んでくれてありがとう^^と思いつつ、自分をさらけ出し身を削り『等式』更新をする美魔◯落選りん子なのでした(笑)
<関連エントリー>
関係再構築
『モカ再び(笑)』
『肯定女』
『肯定女の抵抗(笑)』
『肯定女の開き直り(笑)』
「等式」感想です。私の読解力不足か美魔女落選と本日エントリーの関連が近く感じられない!(笑)私としては、美魔女のエントリーを読むことが出来れば満足で楽しかったのですが。負け惜しみを考えると、一時を合格したら、自己満足にはなるが公言が難しい、落ちた方が楽しかったかな?
りん子(^-^)あははー、たしかにー、もともと書いていたものを加筆修正しちゃったので、当初の書きたいことからは遠くなってしまったかもです。皆さまと那智さんには『シリアル』を楽しんでいただければ、それで充分です!
続き物ではありませんが、前エントリーからお読みいただいたほうがおもしろいと思います^^
モカちゃんの身の上話を聞きに居酒屋へ。
結局、ただの飲みになってしまったけど、なんの話の流れか忘れたけど、わたしはこの『美◯女落選事件』を彼女に話したのだ。
たぶん、伝えたい本題のためにこれを話しておいたほうが伝わると思ったからなんだけど、とにかく、わたしは彼女に厚顔無恥を晒した。
そのときのモカちゃんの『素』の驚きようといったら!!(笑)
もうちょっと「え〜、お姉ちゃん、やるね〜♪(でも無理だよね^^)」くらいなリアクションを漠然と想像していたのだけど、『目が点になる』を具現化するとああいうふうになるんだなって思うような素の驚き方だった^^;
なんの話しをしようと話題に出したのかを忘れるほどの『素』具合だった。
そのリアクションには那智さんも軽く衝撃を受けたそうだけど、いや、その通りなんですよ、わたしたちの狭い世界の幸せな勘違いなんです、モカちゃんが見ているのは『奇跡の1枚』のりん子じゃなくて、目の前の4◯才のわたしなんですよ、しかも、最近モカちゃんに会うときなんてほぼノーメイクな手の抜きようですから、いいんです、それがホントのわたしなんです、ああ、穴があったら入りたい…、このままこれ以上書かずにずっと言い訳していたい。
まあ(気を取り直し)、とにかく!!
『素』で驚かれたり、那智さん衝撃だったり、本題忘れたりしたけど、後日、那智さんが
よく、あれをモカちゃんに話したって思ったよ(笑)
と笑う。
身の程知らずで応募して落ちて、応募しただけだって自己満足で収めるほうが得策なのに、応募も落ちたことまでもよく話せるねということなのだろう。
あれ見てさ、りん子は俺よりモカちゃんを信頼してるんだなって思ったよ(笑)
ということだ。
そう、なりゆき上の話しではあったけど、それでも、わたしはモカちゃんを信頼しているから、あれを彼女に話した。
それは彼女が他者に公言しないという種類の信頼ではなくて(笑)
えっと、モカちゃんけして口が軽いわけではないけど、うっかりはあり得ると思ってる(笑)でも、このことはうっかりしちゃったとしてもいいやとも思えていた。
それよりもモカちゃんは、たぶん、かなりいろいろなことがあってもわたしを好きでいてくれるだろうという、そういう種類の信頼。
わたしのトホホなところや意地悪いところも知っていて、今後そんな一面をまた見たとしても、たぶん、好きでいてくれる。
わたしはさんにんを終えた後、モカちゃんとの関係を模索していた。
さんにんは壮大で真剣な役割分担だったから、わたしは1対1でモカちゃんという人とわたしという人間であらためて関係構築をしないといけないと思っていた。
結果的に那智さんを一旦外に出すことで、わたしの中では収まりよくなったのだけど、その間も愛想を尽かすこともなく、いい距離でずっと関係構築に付き合ってくれたのだ。
たぶん、その間、ダメなわたしもたくさん見ているはずなんだ、それでもそれを受け入れ、いまでも一緒にいられるのは信頼に値する。
(ついでに、ダメな彼女も見ている、はず 笑)
ところで、わたしは『肯定女』だとエントリーにもしているように、人を肯定していたい人間だ。
たとえ自分と違う意見だったとしても、それを否定するパワーより肯定するほうにパワーを使いたいと思っている。
性善説といっていいのかわからないけど、基本この人はわたしに対して悪意はないと思って人付き合いがしたい。
もちろん、誰かれかまわず悪意はないと思えるほど聖人君子ではないけれど、わたしのアンテナが悪意を拾わないでいられる人種の人たちに対してはかなりそう信じて、だから肯定している。
わたしは人を肯定していたいから、わたし独自のアンテナで人の好意と悪意を感知し付き合いを選んでいるのだ。
こういう付き合い方はある種の人からしたら『ウソっぽい』と感じられるようではあるけどね(笑)
とにかく、わたしはそういう人。
友達のmineさんともそういうお付き合いができていると思っているのだけど、たとえば、彼女からのメールでささくれみたいなものを感じることがごく稀にあるとして、それでもわたしはそれを自分の中にすっと治める。
きっと、なにかあったのだろう。
彼女はわたしに対してマイナスなことをしようとは思っていないはずだから、きっとなにかあったのだろうと思うのだ。
そうすると、彼女から「さっきのメールはこういう意図だった」と補足のメールが届く。
ああ、やっぱり。
彼女自身の精神状態がメールの文面に表れただけで、こちらに対する『なにか』ではなかったというわけだ。
わたしは、そうやって省みて説明してくれる彼女の理性が好きだし、わたしも彼女に対して疑いを持たずにいられてよかった、『なにかあったのだろう』と信じていられてよかったと思うのだ。
(そして、同じことをきっと彼女はしてくれている)
意見をぶつけ合う人からしたら温い付き合い方かもしれないけど、『肯定女』はこんなふうにして相手を肯定することで信じる心地よさを生んでいるのだ。
話は戻るけど、モカちゃんに対する信頼は関係構築の結果でもあるけど、もうひとつはモカちゃんの性格も重要だったりする。
モカちゃんがわたしと同じ『肯定女』かどうかはわからないけど、でも、彼女は人に対して『×』な部分を見つけても、それを否定しない人なのだ。
(万人にそうかは知らない^^けっこう男性には厳しかったりするからね 笑)
わたしに対しても『×』な部分を感じることはあってもダメなところを含めて許容してくれる。
マイナス部分と人として好きのプラスを分けることができる人だという信頼をしている。
『肯定女』のわたしは、そのマイナス部分を好きで包み込んでくれるような対応はとてもありがたい。
わたしがマイナスを好きで包み込んでいたいのと同じように、わたしもそうしてほしいものね^^;
この空気は『等式』にも通用するものだと思っている。
こんな『全部書け』なブログを続けているとどんなに気を使っていても万人に対して100%イヤな思いをさせないでいるなんていうのは不可能なのだ。
モカちゃん以外のお友達だって『等式』を読んで不快な思いをしたことがないとはいえない。
それでも、それをひっくるめてわたしを許容していてくれることがありがたいし、うれしい。
それは実際にお会いするような関係だけではなく、ブログを通して文字のやり取りの中でもそうあってくれたらうれしいなと思う。
これだけ『全部書け』なブログで、わたし、いっぱい晒しているからね^^;
そんなふうに改めて全部ひっくるめて(もしくは、一部は目をつぶって?)そうあってほしいなと思う気持ちを書きたくて『スーパー羞恥プレイ』を書こうと思ったわけです^^
今日も読んでくれてありがとう^^マイナスを好きで包み込んでくれてありがとう^^と思いつつ、自分をさらけ出し身を削り『等式』更新をする美魔◯落選りん子なのでした(笑)
<関連エントリー>
関係再構築
『モカ再び(笑)』
『肯定女』
『肯定女の抵抗(笑)』
『肯定女の開き直り(笑)』
「等式」感想です。私の読解力不足か美魔女落選と本日エントリーの関連が近く感じられない!(笑)私としては、美魔女のエントリーを読むことが出来れば満足で楽しかったのですが。負け惜しみを考えると、一時を合格したら、自己満足にはなるが公言が難しい、落ちた方が楽しかったかな?
りん子(^-^)あははー、たしかにー、もともと書いていたものを加筆修正しちゃったので、当初の書きたいことからは遠くなってしまったかもです。皆さまと那智さんには『シリアル』を楽しんでいただければ、それで充分です!
那智回路1
独特な幸福感
たまたまのやり取りを下書きしていたら、那智さんらしい思考や行動を書いたものが続いたのでシリーズにしてみました。
全部で4つ。
続き物ではありませんが、似たような感じのエントリーが続きますので、那智さんらしさをお楽しみいただけるとうれしいです^^
さて、そろそろホテルをあとにする時間。
着替えも終わって、お部屋を整えて、あとは上着を着ればいいだけ。
スマホなどの小物を最終的に鞄にしまう那智さんを座ってお待ちしようとソファを見たら『洗濯バサミ』。
ああ、お道具袋から零れ落ちてしまったのね。
使われなかったのに、そこにぽつんとあるだけでなんだか違和感と落ち着かない気分。
そっと手に取り、那智さんのほうにお持ちする。
那智さん、これ
「ああ」と受け取りニヤッと笑う。
そうですよね、そのまますんなりしまうなんてことないですよね。
気持ち服の胸元を防御しながら、そそそと後ずさりして、ソファに腰を下ろす。
いや、たとえ仕草だけとはいえ、防御はよくないだろうと観念して防御は緩める。
伸びた那智さんの手は胸元には下りず、顔の横。
耳たぶを挟んだ。
さすがにもうホテルを出る時間だから、いまさら服をはだけさせることはしないのだろうか。
乳首へは、とても痛いから安堵するけど、耳たぶもけっこう痛い!!
那智さんの洗濯バサミはバネは強いしギザギザしているから、痛いのだ。
痛いですよーー;;
そう訴えると
そう?
と外し、ご自分の耳たぶへ。
そうでもないよ(笑)
ビクともしないリアクションで納得いかない。
まるで、わたしがウソを言っているみたいじゃないですか?!
なんか、イヤ(笑)
見ると、挟む位置が深く耳たぶの一番痛くなさそうな場所になっている感じもする。
どの場所を挟むかによって痛さは変わるものだものね。
当然、浅く、ちょっと挟むほうが痛い;;
ちょっと反論。
那智さん、挟む位置が、それじゃ痛くないんじゃないですか〜
わかったよ(笑)
そう言ってすこし浅く挟み直してくれるけど、相変わらず平然とした様子。
ああ、なんで、納得いかなーーーい。
那智さん、もうちょっと…
「浅く」とさらに突っ込もうとして、ああ、ダメ、りん子、危険信号!!
ここが潮時。
那智さん、もうちょっと…ううん、いえ、そうです、たいして痛くありませんでした(笑)
わたしの言葉に反応して洗濯バサミを外し、さらに浅く付けようとした那智さんの腕を掴み。慌ててやんわりと制止する。
そうだよね〜(笑)
はい、危険でした
これで俺が付けちゃったら、同じことされちゃうもんね〜
「痛くないんだろ」ってね〜
おっしゃる通りです。
もともと『自分ができることだけする』というポリシーでSM行為をしていた那智さん、当然、痛いことも自分が耐えられる痛さだったらするだったのだ。
もう何年も前に、そのポリシーは撤回されて『バカじゃないの?!』と言ってしまうような痛さをわたしにはするようになったけど、いまでも当然『俺が大丈夫なら大丈夫』の基準はあるはずだ。
そんな中、否定し続けようものなら、俺が痛くないっていってるんだから、それ以上ぎゃーぎゃーいうともっとやっちゃうよ?になってしまうのだ。
その否定の限界が、このときは『1回』だった。
2回否定したら、アウトだった。
長年培って出来上がった危険信号が寸でのところでわたしを押しとどめて事なきを得たのでした。
最近、こういう判断が上手になってきて、ほとんど地雷を踏まずにいられている。
地雷は踏まないに越したことはないのだけど、うまく行きすぎて、那智さんにはつまらない思いをさせてしまっているかもしれない。
那智さんの思考回路を理解して上手に鎮火できる、酷いことを受け入れるよりも高度な?『肯定感』ということで満足していただけるとうれしいなとは思うのです^^
「等式」感想です。私の扱いが上手くなりすぎて、寂しい思いをしているのはりん子の方ではないかな?(笑) 私の気持ちをりん子がくんでくれるので、私には不満はない。何時もありがとう!
たまたまのやり取りを下書きしていたら、那智さんらしい思考や行動を書いたものが続いたのでシリーズにしてみました。
全部で4つ。
続き物ではありませんが、似たような感じのエントリーが続きますので、那智さんらしさをお楽しみいただけるとうれしいです^^
さて、そろそろホテルをあとにする時間。
着替えも終わって、お部屋を整えて、あとは上着を着ればいいだけ。
スマホなどの小物を最終的に鞄にしまう那智さんを座ってお待ちしようとソファを見たら『洗濯バサミ』。
ああ、お道具袋から零れ落ちてしまったのね。
使われなかったのに、そこにぽつんとあるだけでなんだか違和感と落ち着かない気分。
そっと手に取り、那智さんのほうにお持ちする。
那智さん、これ
「ああ」と受け取りニヤッと笑う。
そうですよね、そのまますんなりしまうなんてことないですよね。
気持ち服の胸元を防御しながら、そそそと後ずさりして、ソファに腰を下ろす。
いや、たとえ仕草だけとはいえ、防御はよくないだろうと観念して防御は緩める。
伸びた那智さんの手は胸元には下りず、顔の横。
耳たぶを挟んだ。
さすがにもうホテルを出る時間だから、いまさら服をはだけさせることはしないのだろうか。
乳首へは、とても痛いから安堵するけど、耳たぶもけっこう痛い!!
那智さんの洗濯バサミはバネは強いしギザギザしているから、痛いのだ。
痛いですよーー;;
そう訴えると
そう?
と外し、ご自分の耳たぶへ。
そうでもないよ(笑)
ビクともしないリアクションで納得いかない。
まるで、わたしがウソを言っているみたいじゃないですか?!
なんか、イヤ(笑)
見ると、挟む位置が深く耳たぶの一番痛くなさそうな場所になっている感じもする。
どの場所を挟むかによって痛さは変わるものだものね。
当然、浅く、ちょっと挟むほうが痛い;;
ちょっと反論。
那智さん、挟む位置が、それじゃ痛くないんじゃないですか〜
わかったよ(笑)
そう言ってすこし浅く挟み直してくれるけど、相変わらず平然とした様子。
ああ、なんで、納得いかなーーーい。
那智さん、もうちょっと…
「浅く」とさらに突っ込もうとして、ああ、ダメ、りん子、危険信号!!
ここが潮時。
那智さん、もうちょっと…ううん、いえ、そうです、たいして痛くありませんでした(笑)
わたしの言葉に反応して洗濯バサミを外し、さらに浅く付けようとした那智さんの腕を掴み。慌ててやんわりと制止する。
そうだよね〜(笑)
はい、危険でした
これで俺が付けちゃったら、同じことされちゃうもんね〜
「痛くないんだろ」ってね〜
おっしゃる通りです。
もともと『自分ができることだけする』というポリシーでSM行為をしていた那智さん、当然、痛いことも自分が耐えられる痛さだったらするだったのだ。
もう何年も前に、そのポリシーは撤回されて『バカじゃないの?!』と言ってしまうような痛さをわたしにはするようになったけど、いまでも当然『俺が大丈夫なら大丈夫』の基準はあるはずだ。
そんな中、否定し続けようものなら、俺が痛くないっていってるんだから、それ以上ぎゃーぎゃーいうともっとやっちゃうよ?になってしまうのだ。
その否定の限界が、このときは『1回』だった。
2回否定したら、アウトだった。
長年培って出来上がった危険信号が寸でのところでわたしを押しとどめて事なきを得たのでした。
最近、こういう判断が上手になってきて、ほとんど地雷を踏まずにいられている。
地雷は踏まないに越したことはないのだけど、うまく行きすぎて、那智さんにはつまらない思いをさせてしまっているかもしれない。
那智さんの思考回路を理解して上手に鎮火できる、酷いことを受け入れるよりも高度な?『肯定感』ということで満足していただけるとうれしいなとは思うのです^^
「等式」感想です。私の扱いが上手くなりすぎて、寂しい思いをしているのはりん子の方ではないかな?(笑) 私の気持ちをりん子がくんでくれるので、私には不満はない。何時もありがとう!
那智回路2
独特な幸福感
那智さんらしい思考行動を4話連続でアップしています。
続き物ではありませんので、どこから読んでいただいてもかまいませんが、できれば1からにしていただけるとうれしいです^^
小春日和の12月はじめ。
那智さんと一緒に古都へお出かけをした。
もうほとんど紅葉は終わっているとは思っていたけど、予想以上にまだ色が残っていて嬉しい誤算だった。
まあ、でも、みずみずしいほどの鮮やかな紅葉に比べたら、よく見ると全体的に茶色がかり、近づけば茶色がかった紅葉とほど枯れ葉の茶色と半々くらいの落ち度合い。
それでも、遠目には紅葉している風ではあるし、初冬の折り、諦めていた紅葉の雰囲気をずいぶん楽しませてくれているなぁと、なんだか健気にさえ思う^^;
そんなふうに思っていたところで
いや〜、がんばっているよな〜(笑)
と那智さん。
もう!
那智さん、桜のときも同じようなこというんだ。
【桜】こそ散り際が美しいと思うのでいつも反論するのだけど、こんなふうに旬を過ぎ、それでもなおまだ落ち切らない様子を『わたし』に当てはめるのだ。
かつては色鮮やかに紅葉しいていたんだろうなという郷愁と、それでもまだ現役でいる風を装う必死な感じ。
りん子も昔は肌に張りもあってね〜、いや、いまだって年齢相応の味わいはあるんだよ
むしろ、その哀愁だって愛おしいよ
でもな〜、どうがんばったって『枯れ葉』感高くなったよな
ということなのだ。
いや〜、がんばっているよな〜(笑)
いいえ、あれが味です
まあね、でも、ほら、よく見るとさ〜、もう茶色だよ
いいんです、遠くから見たら、まだまだいけますから!!
でも、なんか、必死な感じしない?
いいえ、あれこそが成熟の良さです
そ〜?ちゃんと見てみ〜(笑)
ね〜、キレイですよね〜遠くから見たら(笑)
いえ、わかっていますよ。
そりゃあ、若い子のぴちぴちした肌にはどんなにがんばったってかないませんよ。
でもね、この侘び寂びがわかってこそ、大人の男っていうものです。
わたしたちが出会ったとき、那智さんは4◯才、わたしは3◯才だった。
その頃、数年後の40才になったりん子に欲情するか自信がないと言われていた。
『いつまでも抱きたい』と思っていたい那智さんからするとかなり深刻な予想で、そのときになってはじめて欲情しなくなったと宣言する(もしくは抱かなくなる)よりも、負の可能性は先に伝えておくことのほうが優しさだと思うことと、『いまそう予想している』のに言わないことのほうが不誠実(本音を隠している)と感じられるから、早い段階で話題にしていたのだ。
これは那智さんに切実な問題で、わたしへのショックを和らげる意味もあるし、できる限り、りん子も俺が抱きたいと思い続ける女でいてという【羞恥心をなくさないで】に匹敵する宣言だったのだと思う。
いまでこそ、那智さんの優しさの思考回路を知ることができたし、ウソをつかないと信じられるからよかったと思うけど、当時はかなり傷ついて、かなり話し合った。
蓋を開けてみたら、付き合いも10年になり40才をとうに越しても、変わらず、もしかしたら、多少の上下はあれど若干右肩上がり(言い過ぎですか、那智さん 笑)に抱きたい気持ちが増しているご自分が不思議で、きっと嬉しいのです。
那智さんがこういうことを口にするのはいままでの那智さんの常識ではなしなことだったのに『いいと思っている』逆転現象が楽しいから。
そして、『いいと思った』ときに言葉にするのです。
那智さんはわたしに『悪意はない』意地悪をいうつもりはないと思えるようになってから、この手の発言を肯定的に受け取れるようになってきている。
枯れ葉でわたしを例えるとき、テーブルを挟んで「もう、おばさんなのにな〜」と頬に触れるとき、それなのに『いい』と思っているから口にしていると思え、悲しくならない回路がごく自然に出来上がっている。
【けっこう時間かかった】けど(笑)
で、最近、わかったことは、どうやら『それなにのいい』ではなくて、『それがいい』と思っているときにいうようなのです^^
この場合も枯れかけの紅葉を見る→りん子を連想→でも、そのりん子がいい→テレくさいから意地悪(笑)になるのですね。
だから、むしろ、プラスの意味で言っているという回路も最近繋がったので、わたしとしては鬼に金棒です^^
で、那智さんだって、いままでの那智さん内の常識を覆し、この枯れかけの女がいいと思っているご自分がキライじゃないんですよね^^
だから、ああいう話題を出して、それを再確認して喜んでいるのだと思う。
わたしもその思考回路を理解しておりますので、楽しい話題としてお付き合いいたします^^
あ、わたし、基本、意地悪な愛情表現しかしない男はイヤです(笑)
『言わなくてもわかるだろ』もイヤだし『俺の本音わからないのか』もイヤです。
女はエスパーじゃないので、きちんと伝えてくれないとわかりませんから^^
ただ、那智さんのように両方であれば問題ないし、日頃意地悪を言わないという実績がある場合のみ通用しますから、男性陣は勘違いなさらないようにお願いします^^
で、フォロー^^
そして、いま自分の周囲やブログを通して知り合うわたしたち世代の女性の『いい女ぶり』に触れる機会も増え、さすがには那智さん自身老いてきているので誰かれでも抱きたいと思うものではないにしても、認識を改めているはずです。
けっこう、いまどきの熟女はいい女揃っていますもんね〜^^
というか、10年前の那智さんのイメージが偏り過ぎていたってだけかもしれないですけども^^;
<関連エントリー>
羞恥心をなくさないで
『羞恥心って?』
『羞恥心とさらけ出す』
『20%嫌悪する』
ダメになる前に伝える
『化粧』
時間かかった
『先制パンチと極上の父性』
『照れ隠し』
せっかくなので【桜】
『桜の記憶』
『新・桜の記憶』
「等式」感想です。うーん、私としては抜群に楽しいエントリーです!(笑)こんな、会話でりん子がマイナス感情にならなくなったのは素晴らしい成長です。そして、加齢について楽しく会話できるようになったことを誇りに思います。
那智さんらしい思考行動を4話連続でアップしています。
続き物ではありませんので、どこから読んでいただいてもかまいませんが、できれば1からにしていただけるとうれしいです^^
小春日和の12月はじめ。
那智さんと一緒に古都へお出かけをした。
もうほとんど紅葉は終わっているとは思っていたけど、予想以上にまだ色が残っていて嬉しい誤算だった。
まあ、でも、みずみずしいほどの鮮やかな紅葉に比べたら、よく見ると全体的に茶色がかり、近づけば茶色がかった紅葉とほど枯れ葉の茶色と半々くらいの落ち度合い。
それでも、遠目には紅葉している風ではあるし、初冬の折り、諦めていた紅葉の雰囲気をずいぶん楽しませてくれているなぁと、なんだか健気にさえ思う^^;
そんなふうに思っていたところで
いや〜、がんばっているよな〜(笑)
と那智さん。
もう!
那智さん、桜のときも同じようなこというんだ。
【桜】こそ散り際が美しいと思うのでいつも反論するのだけど、こんなふうに旬を過ぎ、それでもなおまだ落ち切らない様子を『わたし』に当てはめるのだ。
かつては色鮮やかに紅葉しいていたんだろうなという郷愁と、それでもまだ現役でいる風を装う必死な感じ。
りん子も昔は肌に張りもあってね〜、いや、いまだって年齢相応の味わいはあるんだよ
むしろ、その哀愁だって愛おしいよ
でもな〜、どうがんばったって『枯れ葉』感高くなったよな
ということなのだ。
いや〜、がんばっているよな〜(笑)
いいえ、あれが味です
まあね、でも、ほら、よく見るとさ〜、もう茶色だよ
いいんです、遠くから見たら、まだまだいけますから!!
でも、なんか、必死な感じしない?
いいえ、あれこそが成熟の良さです
そ〜?ちゃんと見てみ〜(笑)
ね〜、キレイですよね〜遠くから見たら(笑)
いえ、わかっていますよ。
そりゃあ、若い子のぴちぴちした肌にはどんなにがんばったってかないませんよ。
でもね、この侘び寂びがわかってこそ、大人の男っていうものです。
わたしたちが出会ったとき、那智さんは4◯才、わたしは3◯才だった。
その頃、数年後の40才になったりん子に欲情するか自信がないと言われていた。
『いつまでも抱きたい』と思っていたい那智さんからするとかなり深刻な予想で、そのときになってはじめて欲情しなくなったと宣言する(もしくは抱かなくなる)よりも、負の可能性は先に伝えておくことのほうが優しさだと思うことと、『いまそう予想している』のに言わないことのほうが不誠実(本音を隠している)と感じられるから、早い段階で話題にしていたのだ。
これは那智さんに切実な問題で、わたしへのショックを和らげる意味もあるし、できる限り、りん子も俺が抱きたいと思い続ける女でいてという【羞恥心をなくさないで】に匹敵する宣言だったのだと思う。
いまでこそ、那智さんの優しさの思考回路を知ることができたし、ウソをつかないと信じられるからよかったと思うけど、当時はかなり傷ついて、かなり話し合った。
蓋を開けてみたら、付き合いも10年になり40才をとうに越しても、変わらず、もしかしたら、多少の上下はあれど若干右肩上がり(言い過ぎですか、那智さん 笑)に抱きたい気持ちが増しているご自分が不思議で、きっと嬉しいのです。
那智さんがこういうことを口にするのはいままでの那智さんの常識ではなしなことだったのに『いいと思っている』逆転現象が楽しいから。
そして、『いいと思った』ときに言葉にするのです。
那智さんはわたしに『悪意はない』意地悪をいうつもりはないと思えるようになってから、この手の発言を肯定的に受け取れるようになってきている。
枯れ葉でわたしを例えるとき、テーブルを挟んで「もう、おばさんなのにな〜」と頬に触れるとき、それなのに『いい』と思っているから口にしていると思え、悲しくならない回路がごく自然に出来上がっている。
【けっこう時間かかった】けど(笑)
で、最近、わかったことは、どうやら『それなにのいい』ではなくて、『それがいい』と思っているときにいうようなのです^^
この場合も枯れかけの紅葉を見る→りん子を連想→でも、そのりん子がいい→テレくさいから意地悪(笑)になるのですね。
だから、むしろ、プラスの意味で言っているという回路も最近繋がったので、わたしとしては鬼に金棒です^^
で、那智さんだって、いままでの那智さん内の常識を覆し、この枯れかけの女がいいと思っているご自分がキライじゃないんですよね^^
だから、ああいう話題を出して、それを再確認して喜んでいるのだと思う。
わたしもその思考回路を理解しておりますので、楽しい話題としてお付き合いいたします^^
あ、わたし、基本、意地悪な愛情表現しかしない男はイヤです(笑)
『言わなくてもわかるだろ』もイヤだし『俺の本音わからないのか』もイヤです。
女はエスパーじゃないので、きちんと伝えてくれないとわかりませんから^^
ただ、那智さんのように両方であれば問題ないし、日頃意地悪を言わないという実績がある場合のみ通用しますから、男性陣は勘違いなさらないようにお願いします^^
で、フォロー^^
そして、いま自分の周囲やブログを通して知り合うわたしたち世代の女性の『いい女ぶり』に触れる機会も増え、さすがには那智さん自身老いてきているので誰かれでも抱きたいと思うものではないにしても、認識を改めているはずです。
けっこう、いまどきの熟女はいい女揃っていますもんね〜^^
というか、10年前の那智さんのイメージが偏り過ぎていたってだけかもしれないですけども^^;
<関連エントリー>
羞恥心をなくさないで
『羞恥心って?』
『羞恥心とさらけ出す』
『20%嫌悪する』
ダメになる前に伝える
『化粧』
時間かかった
『先制パンチと極上の父性』
『照れ隠し』
せっかくなので【桜】
『桜の記憶』
『新・桜の記憶』
「等式」感想です。うーん、私としては抜群に楽しいエントリーです!(笑)こんな、会話でりん子がマイナス感情にならなくなったのは素晴らしい成長です。そして、加齢について楽しく会話できるようになったことを誇りに思います。
那智回路3
独特な幸福感
那智さんらしい思考行動を4話連続でアップしています。
続き物ではありませんので、どこから読んでいただいてもかまいませんが、できれば1からにしていただけるとうれしいです^^
古都の景色を満喫してお土産物や飲食店が並ぶ目抜き通りまで到着した。
人力車観光のお兄さんが「いかがですか〜」と声をかける。
いいえ〜とかわしながら
俺たち、かっこうの客だよな(笑)
と、笑う。
三つ揃えのスーツの男と若干若作りの女が平日の昼間から観光地を歩いているんだ。
申し訳ないけど、いかにも訳ありな雰囲気を醸し出してしまっている。
しかも、男女の身長逆転している感じも、なんか『パパ』っぽくて、トウが立ったおねえさんと『パパ』に見えなくもない^^;
だからね、こういう場合は男性の虚栄心をつくイメージ(笑)
パパ、乗せて♪
なんてことになれば、見栄もあって断らないだろうと商売する側も考えるのではないかと思っての、かっこうの客なのだ。
そうですね「いや〜ん、乗りたーい♪」なんて言い出したら、「しょうがないな」ってしそうですものね
そうそう
だがしかし、このトウが立ったおねえさんは想像以上にケチなのだ(笑)
物欲より愛の言葉、その点に関しては那智さん以上に見栄なし。
見た目にだまされては、人力車兄さんもまだまだですね^^
(って、そこまで考えて声かけてない、ね^^;)
しかし、物欲はないけれど食欲は人並み外れてあるねえさん。
スイーツ屋でちょっと変わったソフトクリームをいただくことにする。
このお店、以前も那智さんと来たことがあって、なかなか美味しかっただけじゃなくて、外のベンチで一緒に食べた思い出も加味されて、また食べたいと思ったのだ。
狭い間口のおしゃれなスイーツ屋。
間口の半分を二人がけの小さなベンチが占めている。
その前の看板にはソフトクリームの宣伝が書かれているけど、なかなかこういうお店入りづらいよね。
小さな間口を入ると入口付近にスイーツのガラスケース。
ここで注文して、テイクアウトか、奥のカフェでいただくのだ。
ソフトクリームを注文して外のベンチへ。
以前も同じようにここに腰かけていただいたのだけど、人の心理っておもしろいもので、こうやってお店の前で食べている人がいると、狭い間口の入るハードルがずっと下がるものだ。
前回も図らずもサクラ効果で、わたしたちが食べはじめたらポツポツとお客が入りはじめていた。
その感じがおもしろかった印象がお互い残っていたのだろう、同じようにベンチに腰かけていただいた。
大きなコーンに山盛りのソフトクリーム、スプーンがついているのですくっていただく。
ひとつのソフトクリームを一本のスプーンでいただくので、当然、交互に渡しあったり、那智さんが食べさせてくれたり。
平日とはいえ観光地の目抜き通り、それなりに人の流れがある中で食べさせていただくことは恥ずかしいし居たたまれない気持ちもするけど、でも、幸せ。
案の定、わたしたちを見て外国人のお客が入っていく。
売り上げに貢献してるから割引してほしいよな(笑)
と冗談も言いたくなるほど、その後も何組か店内に吸い込まれていった。
那智さん、その間も食べさせてくれるけど、わたしを恥ずかしがらせて、ちょっと周りを引かせたい悪趣味根性がどこかで働いていると推測できる。
(う〜ん、でも、仲良くするのってケンカしたりするよりホントはずっといいはずだよね、悪趣味と思うのは、わたしの固定観念かもしれないね)
だから、わたしも食べさせて差し上げたり、若干の応酬(でも、ぜんぜん堪えていなかったです 笑)
しばらくすると遠足か修学旅行か、女子高生、7〜8人が通りかかり、歩みを緩めた。
「どうする?」なんて会話が聞こえてきて、ソフトクリームに興味を持ったのはすぐわかる。
おいしいよ^^
那智さん、声かけた!!
もー、この方の垣根のなさというか、ある意味無遠慮なところは、ホントにいろんなことを置いといて尊敬する。
まあ、ここは乗っかったほうが楽しいし、自然だ。
でも、大きいからふたりでひとつくらいでもいいかもよ^^
とわたしも垣根を下げてみる。
旅の解放感か、人の良さそうな大人たちだったから警戒心を持たずにいてくれたのか、「え〜、おいしいですか?」とか「大きいんだ〜」なんて反応してくれる。
どうする?と、再び迷う彼女らに、さらに後押し
ここで食べたら(宣伝になるから)50円引きしてくれるんだよ
とベンチを指しパクとひと口食べながら、那智さん
ええ?
ホントに!!
驚く女子高生
ウソ(笑)
なーんだ〜
と笑っていたけれど、いきなり見ず知らずのおじさんに冗談言われても、さすがに旅の解放感はあっても、やっぱりお年頃の女の子、若干の引く空気。
あはは、大人がウソついちゃダメだよね〜
と、すかさず、フォローのわたし。
引く空気は多少緩和されたけど、でも、なんだか微妙な空気が漂い、7〜8人にうち2、3人は隣りのお店の別のスイーツに興味を示したりしだした。
那智さん、ご自分でまたひと口。
ああ、イヤな予感…。
次のひと口、わたしに。
パクッ。
さーーーっ
蜘蛛の子を散らすように、女子高生がさーーーっと目の前からいなくなってしまった。
ああああ、ごめんね!!
引かせてしまったね!!
きっとあなたたちのお父さんとお母さんと同じか、ちょっと上くらいだよね。
そんなおじさんとおばさんがいちゃっとしちゃってごめんね!!
申し訳なくて、いたたまれなく、恥ずかしくて穴があったら入りたい。
救いがあるとするなら、散り散りになった女子高生がまた戻ってきてそこのソフトクリームを買ってくれて、売り上げに貢献できたことと、戻ってきた子たちからそこはかとなく『またかまわれるかも』という期待感みたいなものが感じられたこと、いや、都合よく解釈しているとは思うけど、少なくとも二度と近寄りたくないという感じではなかったこと。
と、これは単にかまわれたがりの妄想か…^^;
とにかく、ホントに那智さんは悪趣味だ(笑)
で、次回は男子高校生でお願いします♪って思うわたしも悪趣味?^^;
<関連エントリー>
古都
『雪景色1 2 3』
「等式」感想です。このシリーズ確かに楽しいです、でも、何時もこんなことばかり俺はしているのだろうか?(笑)
私が、色々な場面で回りを引かせたくなる心理はなぜなのだろう。今、おもったが「引かない」でノリのよいリアクションを求めているのかもしれない。そうしたら、楽しさを共有できると。
那智さんらしい思考行動を4話連続でアップしています。
続き物ではありませんので、どこから読んでいただいてもかまいませんが、できれば1からにしていただけるとうれしいです^^
古都の景色を満喫してお土産物や飲食店が並ぶ目抜き通りまで到着した。
人力車観光のお兄さんが「いかがですか〜」と声をかける。
いいえ〜とかわしながら
俺たち、かっこうの客だよな(笑)
と、笑う。
三つ揃えのスーツの男と若干若作りの女が平日の昼間から観光地を歩いているんだ。
申し訳ないけど、いかにも訳ありな雰囲気を醸し出してしまっている。
しかも、男女の身長逆転している感じも、なんか『パパ』っぽくて、トウが立ったおねえさんと『パパ』に見えなくもない^^;
だからね、こういう場合は男性の虚栄心をつくイメージ(笑)
パパ、乗せて♪
なんてことになれば、見栄もあって断らないだろうと商売する側も考えるのではないかと思っての、かっこうの客なのだ。
そうですね「いや〜ん、乗りたーい♪」なんて言い出したら、「しょうがないな」ってしそうですものね
そうそう
だがしかし、このトウが立ったおねえさんは想像以上にケチなのだ(笑)
物欲より愛の言葉、その点に関しては那智さん以上に見栄なし。
見た目にだまされては、人力車兄さんもまだまだですね^^
(って、そこまで考えて声かけてない、ね^^;)
しかし、物欲はないけれど食欲は人並み外れてあるねえさん。
スイーツ屋でちょっと変わったソフトクリームをいただくことにする。
このお店、以前も那智さんと来たことがあって、なかなか美味しかっただけじゃなくて、外のベンチで一緒に食べた思い出も加味されて、また食べたいと思ったのだ。
狭い間口のおしゃれなスイーツ屋。
間口の半分を二人がけの小さなベンチが占めている。
その前の看板にはソフトクリームの宣伝が書かれているけど、なかなかこういうお店入りづらいよね。
小さな間口を入ると入口付近にスイーツのガラスケース。
ここで注文して、テイクアウトか、奥のカフェでいただくのだ。
ソフトクリームを注文して外のベンチへ。
以前も同じようにここに腰かけていただいたのだけど、人の心理っておもしろいもので、こうやってお店の前で食べている人がいると、狭い間口の入るハードルがずっと下がるものだ。
前回も図らずもサクラ効果で、わたしたちが食べはじめたらポツポツとお客が入りはじめていた。
その感じがおもしろかった印象がお互い残っていたのだろう、同じようにベンチに腰かけていただいた。
大きなコーンに山盛りのソフトクリーム、スプーンがついているのですくっていただく。
ひとつのソフトクリームを一本のスプーンでいただくので、当然、交互に渡しあったり、那智さんが食べさせてくれたり。
平日とはいえ観光地の目抜き通り、それなりに人の流れがある中で食べさせていただくことは恥ずかしいし居たたまれない気持ちもするけど、でも、幸せ。
案の定、わたしたちを見て外国人のお客が入っていく。
売り上げに貢献してるから割引してほしいよな(笑)
と冗談も言いたくなるほど、その後も何組か店内に吸い込まれていった。
那智さん、その間も食べさせてくれるけど、わたしを恥ずかしがらせて、ちょっと周りを引かせたい悪趣味根性がどこかで働いていると推測できる。
(う〜ん、でも、仲良くするのってケンカしたりするよりホントはずっといいはずだよね、悪趣味と思うのは、わたしの固定観念かもしれないね)
だから、わたしも食べさせて差し上げたり、若干の応酬(でも、ぜんぜん堪えていなかったです 笑)
しばらくすると遠足か修学旅行か、女子高生、7〜8人が通りかかり、歩みを緩めた。
「どうする?」なんて会話が聞こえてきて、ソフトクリームに興味を持ったのはすぐわかる。
おいしいよ^^
那智さん、声かけた!!
もー、この方の垣根のなさというか、ある意味無遠慮なところは、ホントにいろんなことを置いといて尊敬する。
まあ、ここは乗っかったほうが楽しいし、自然だ。
でも、大きいからふたりでひとつくらいでもいいかもよ^^
とわたしも垣根を下げてみる。
旅の解放感か、人の良さそうな大人たちだったから警戒心を持たずにいてくれたのか、「え〜、おいしいですか?」とか「大きいんだ〜」なんて反応してくれる。
どうする?と、再び迷う彼女らに、さらに後押し
ここで食べたら(宣伝になるから)50円引きしてくれるんだよ
とベンチを指しパクとひと口食べながら、那智さん
ええ?
ホントに!!
驚く女子高生
ウソ(笑)
なーんだ〜
と笑っていたけれど、いきなり見ず知らずのおじさんに冗談言われても、さすがに旅の解放感はあっても、やっぱりお年頃の女の子、若干の引く空気。
あはは、大人がウソついちゃダメだよね〜
と、すかさず、フォローのわたし。
引く空気は多少緩和されたけど、でも、なんだか微妙な空気が漂い、7〜8人にうち2、3人は隣りのお店の別のスイーツに興味を示したりしだした。
那智さん、ご自分でまたひと口。
ああ、イヤな予感…。
次のひと口、わたしに。
パクッ。
さーーーっ
蜘蛛の子を散らすように、女子高生がさーーーっと目の前からいなくなってしまった。
ああああ、ごめんね!!
引かせてしまったね!!
きっとあなたたちのお父さんとお母さんと同じか、ちょっと上くらいだよね。
そんなおじさんとおばさんがいちゃっとしちゃってごめんね!!
申し訳なくて、いたたまれなく、恥ずかしくて穴があったら入りたい。
救いがあるとするなら、散り散りになった女子高生がまた戻ってきてそこのソフトクリームを買ってくれて、売り上げに貢献できたことと、戻ってきた子たちからそこはかとなく『またかまわれるかも』という期待感みたいなものが感じられたこと、いや、都合よく解釈しているとは思うけど、少なくとも二度と近寄りたくないという感じではなかったこと。
と、これは単にかまわれたがりの妄想か…^^;
とにかく、ホントに那智さんは悪趣味だ(笑)
で、次回は男子高校生でお願いします♪って思うわたしも悪趣味?^^;
<関連エントリー>
古都
『雪景色1 2 3』
「等式」感想です。このシリーズ確かに楽しいです、でも、何時もこんなことばかり俺はしているのだろうか?(笑)
私が、色々な場面で回りを引かせたくなる心理はなぜなのだろう。今、おもったが「引かない」でノリのよいリアクションを求めているのかもしれない。そうしたら、楽しさを共有できると。