モカ再び(笑)
モカ
モカちゃんとランチをした。
大好きな台湾料理屋さん。
駅から向かう途中にあるドン○・ホーテ。
ちょうど一年前のいま頃、那智さんと3人でここに来てモカちゃんはピンクローターを買うという使命を果たしていた。
ひーひーの思い出のドン○だ。
それを視界に見ながらモカちゃんはいう。
帰りにドンキ寄ってもいい?
うん、いいよ。
簡単に了解してから、一年前のお買い物を思い出してちょっと冗談をいってみる。
もしかして、壊れた?(笑)
うん!!
おお、冗談に乗ってきたな^^
信号が変わり歩き出す。
…
んん!?
モカちゃんの顔二度見状態。
コイツ、本気でいってる!?
いちおうこれでもかなり深いお付き合いをした自負はある。
彼女が、本当のことをいっているのと心にもないことをいっている区別くらいはつくつもりだ。
そこから推察すると、背筋を伸ばしまっすぐ前を見ていう『うん!!』は本当だ。
ホントにーーーー!?
たじろいで聞く。
ホントだったの?
うん、そうだよ^^
壊れたからね〜、新しいのほしいと思ってさ〜
うっそ!!
普通通販とかで買うもんでしょ!!
でもさ〜、せっかく来たんだし、ひとりじゃ買えないし、ちょうどいいな〜と思って^^
送料もかかるし〜^^
うわ!!信じらんない。
で、でも、まあ、そうだよね、それくらい女だっていいよね、送料だってバカにならないもんね…。
あんまり否定ばかりも気が引けるので『け、健康な人なら、それもありだもんね』などとわけわからない理由で、ドン○にローターを買いにいくという信じられない事態を納得させようとする、わたし^^;
いいや!!
無理、そんなところ入れるわけない!!
拒否と許容を行ったり来たり。
じゃあ、わたし、外で待ってる
ううん、おねえちゃんも一緒に行くんだよーー♪
ああ、モカ。
わたしはあなたのことを多少は知っているつもりだ。
その『ーー』と『♪』は面白がっているでしょ!!
ローターがほしいのではなく、それを買うことでわたしがあわあわすることを遊んでるだろーーー!!
はあ、那智さんに連れられたときはあれだけ恥ずかしそうに慌ててたのに、モカちゃんはことわたしに及ぶと途端に責め側の気分になるのだ。
わたしが恥ずかしがっていればわんこも恥ずかしくないという那智さんの思考と一緒。
羞恥系の悲劇だ(笑)
かくして女ふたりローター購入ツアーはスタートした。
台湾料理は相変わらずおいしくて、楽しいランチも終わりいよいよドン○へ。
さて、何階だったっけ?
フロアガイドにも『ローター売り場』なんて表示もなく(笑)
とりあえず上がってみる。
さんざん『やめようよ〜』と訴えても完全拒否のモカちゃん。
『おねえちゃんが恥ずかしがるほど平気なんだよね〜』と楽しそう。
しかし、おそらくふたりとも方向音痴だ。
しかも探しているものはピンクローター。
冷静な判断ができにくい。
なんだかふたりしてぐるぐるぐるぐる、早歩きで焦って探していた。
やっと見つけた『アダルトコーナー』にはずら〜っとそれらしきモノが並んでいる。
女ふたりでそんなところに入っていったんだもの、目立つ。
左手にいる男性は興味津々というようにこちらを見ている。
うぎゃああ。
耐えられません!!!
わーー♪いろいろあるんだねーーー♪
また『ーー』と『♪』だ!!
ヤツは楽しんでる!!
ほら、見ておねえちゃん、値段もいろいろーー♪
こら、やめろ、ここではおねえちゃんと呼ぶな、姉妹でこんなとこに来ていると思われたらどうする!!
いくら変態行為をしているとはいえ、さすがに姉妹はないだろう!?(笑)
もーーーバカ!!、早く選んで!!
ばしばしとモカちゃんの肩を叩きまくるけど、いっこうにおかまいなし。
ったく、一刻も早くここから脱出したいのにゆっくり吟味してる。
あ〜、お願い早くして〜。
しかし人生には苦難は付いて回るものだ。
わ!!どうしよう!!
な、なに!?
ストッキングが引っかかった!!
な、なにを言い出す?
見るとモカちゃんが履いている色っぽい柄の網タイツにバッグの金具が引っかかっているではないか!!
ああ、もう、なんてことしてくれるんだ、アンタって人は。
モカちゃん、あなた、ニーハイブーツ履いててミニスカートとはいえ網タイツ露出面積そんなに多くないでしょ!!
なにもそこ目がけて引っかけることないでしょ!!
前屈みになって片手にバッグを持ち残りの右手で必死に取ろうとしている。
さっきまで『どれにそようかなー♪』なんて余裕の表情が、一転、慌てるモカちゃん。
うふふ、形勢逆転。
…って、ならないところが羞恥系の悲しいところ。
わぁぁ、わたし、どうしたらいい!?
モカちゃんの横にしゃがみ込み、一緒になって慌てるだけ^^;
情けない…。
(後日、那智さんに話したら『そういうときは、じゃあね〜って手を振りながら遠ざかるんだよ^^』とレクチャーを受けました)
なんとか外れたけど、もう、ふたりしてあわあわから回復できず。
とにかく手近のふたつを持って会計へ!!
(なんでふたつかというと、那智さんから『明日、壊れたら悲しいだろ?』という指導のもと。でもって、なぜか慌てながらも違う種類を選んでいたモカちゃん^^;)
ところが、フロアをぐるっと回ってやっと見つけた会計には『お会計は1F総合会計へ』と札が立てられていた。
はああ、一難去ってまた一難。
今度はそれをもって一階まで移動しないといけないのだ!!
エレベーターを待つ。
うう、誰も乗って来ないで…、だって、彼女の手に持っている不自然に包装紙に包まれた箱は『ピンクローター』。
こんなものを持ってエレベーターで移動するなんてあり得ないことをモカちゃんったらしてる。
ああ、恥ずかしい。
とにかく会計のところまでは付き合った。
並んだ時点でもう耐えられず、わたしはモカちゃんを置いてそのまま外に出ていってしまった。
放置プレイじゃ〜!!
ここで、本日はじめて形勢逆転に成功^^
ふたりして恥ずかしいやらおかしいやらでドン○を後にしたのだった。
女ふたりローター購入ツアーは大笑いで終了したのでした^^
モカちゃんとは今年に入って続けて会っている。
このランチは彼女から日程調整して誘ってくれた。
さんにんの頃からどちらかというとわたし(たち)が引っ張っている関係だったから、彼女からのお誘いはとてもうれしかった。
ここ最近考えていたのだけど。
わたしたちは、かなりいろいろすっ飛ばした。
メールを3往復くらいして流れで会って、そのまま『3人』が始まったのだもんね。
わたしはモカちゃんの趣味を知る前にいきなり深い話を聞いて、好きな映画を知る前に裸で抱き合った。
出会いから中間をすっ飛ばしていきなり一生のうちに見せるか見せないかというレベルのものを見せ合ったしね*^^*
そうしなければあの濃密な気持ち良さは作れなかったはず。
だけどいろんなことがあって、じゃあ、いまどういう位置で彼女と付き合うのがいいのだろう。
これからも関係を続けるのだから、その心地よい記憶を残しながらすっ飛ばしたところを埋めて新しい定位置を作りたいなって。
友達?
ちょっと違う。
ひとりで突き進んで転んで『びえーん』ってひとしきり泣いて、またムクッと立ち上がってダダーーっと全然違う方向に走っていく、本人はひとりでこなしているつもりだろうけど、こちらにすごーく透けて見えちゃってる。
あんなヒヤヒヤさせられて手のかかる面倒なヤツ、友達にしないよ(笑)
いい年した大人のくせに『ナポリタンを挟んだパンはナポリパン』なんて面白いこというガキんちょ、友達にはいない(笑)
第一、わたしは友達のことを『アイツ』とも『ヤツ』とも『バカ!!』とも呼ばない(笑)
だけどわたしを恥ずかしがらせようと『ーー♪』になるときも、彼女から意地悪い気持ちはすこしも感じられない。(ほら、からかうとかいじるって相手を見下すような意地悪な気持ちが混ざることあるでしょ?)
逆に、自分を卑下して接しても来ない。
わたしが苦手な『優劣つける』を、モカちゃんはわたしにしないんだ。
だからわたしが唯一『バカなヤツ』と言える貴重な人材として心地いい距離と定位置を作っていこうと思ってる。
モカちゃんとランチをした。
大好きな台湾料理屋さん。
駅から向かう途中にあるドン○・ホーテ。
ちょうど一年前のいま頃、那智さんと3人でここに来てモカちゃんはピンクローターを買うという使命を果たしていた。
ひーひーの思い出のドン○だ。
それを視界に見ながらモカちゃんはいう。
帰りにドンキ寄ってもいい?
うん、いいよ。
簡単に了解してから、一年前のお買い物を思い出してちょっと冗談をいってみる。
もしかして、壊れた?(笑)
うん!!
おお、冗談に乗ってきたな^^
信号が変わり歩き出す。
…
んん!?
モカちゃんの顔二度見状態。
コイツ、本気でいってる!?
いちおうこれでもかなり深いお付き合いをした自負はある。
彼女が、本当のことをいっているのと心にもないことをいっている区別くらいはつくつもりだ。
そこから推察すると、背筋を伸ばしまっすぐ前を見ていう『うん!!』は本当だ。
ホントにーーーー!?
たじろいで聞く。
ホントだったの?
うん、そうだよ^^
壊れたからね〜、新しいのほしいと思ってさ〜
うっそ!!
普通通販とかで買うもんでしょ!!
でもさ〜、せっかく来たんだし、ひとりじゃ買えないし、ちょうどいいな〜と思って^^
送料もかかるし〜^^
うわ!!信じらんない。
で、でも、まあ、そうだよね、それくらい女だっていいよね、送料だってバカにならないもんね…。
あんまり否定ばかりも気が引けるので『け、健康な人なら、それもありだもんね』などとわけわからない理由で、ドン○にローターを買いにいくという信じられない事態を納得させようとする、わたし^^;
いいや!!
無理、そんなところ入れるわけない!!
拒否と許容を行ったり来たり。
じゃあ、わたし、外で待ってる
ううん、おねえちゃんも一緒に行くんだよーー♪
ああ、モカ。
わたしはあなたのことを多少は知っているつもりだ。
その『ーー』と『♪』は面白がっているでしょ!!
ローターがほしいのではなく、それを買うことでわたしがあわあわすることを遊んでるだろーーー!!
はあ、那智さんに連れられたときはあれだけ恥ずかしそうに慌ててたのに、モカちゃんはことわたしに及ぶと途端に責め側の気分になるのだ。
わたしが恥ずかしがっていればわんこも恥ずかしくないという那智さんの思考と一緒。
羞恥系の悲劇だ(笑)
かくして女ふたりローター購入ツアーはスタートした。
台湾料理は相変わらずおいしくて、楽しいランチも終わりいよいよドン○へ。
さて、何階だったっけ?
フロアガイドにも『ローター売り場』なんて表示もなく(笑)
とりあえず上がってみる。
さんざん『やめようよ〜』と訴えても完全拒否のモカちゃん。
『おねえちゃんが恥ずかしがるほど平気なんだよね〜』と楽しそう。
しかし、おそらくふたりとも方向音痴だ。
しかも探しているものはピンクローター。
冷静な判断ができにくい。
なんだかふたりしてぐるぐるぐるぐる、早歩きで焦って探していた。
やっと見つけた『アダルトコーナー』にはずら〜っとそれらしきモノが並んでいる。
女ふたりでそんなところに入っていったんだもの、目立つ。
左手にいる男性は興味津々というようにこちらを見ている。
うぎゃああ。
耐えられません!!!
わーー♪いろいろあるんだねーーー♪
また『ーー』と『♪』だ!!
ヤツは楽しんでる!!
ほら、見ておねえちゃん、値段もいろいろーー♪
こら、やめろ、ここではおねえちゃんと呼ぶな、姉妹でこんなとこに来ていると思われたらどうする!!
いくら変態行為をしているとはいえ、さすがに姉妹はないだろう!?(笑)
もーーーバカ!!、早く選んで!!
ばしばしとモカちゃんの肩を叩きまくるけど、いっこうにおかまいなし。
ったく、一刻も早くここから脱出したいのにゆっくり吟味してる。
あ〜、お願い早くして〜。
しかし人生には苦難は付いて回るものだ。
わ!!どうしよう!!
な、なに!?
ストッキングが引っかかった!!
な、なにを言い出す?
見るとモカちゃんが履いている色っぽい柄の網タイツにバッグの金具が引っかかっているではないか!!
ああ、もう、なんてことしてくれるんだ、アンタって人は。
モカちゃん、あなた、ニーハイブーツ履いててミニスカートとはいえ網タイツ露出面積そんなに多くないでしょ!!
なにもそこ目がけて引っかけることないでしょ!!
前屈みになって片手にバッグを持ち残りの右手で必死に取ろうとしている。
さっきまで『どれにそようかなー♪』なんて余裕の表情が、一転、慌てるモカちゃん。
うふふ、形勢逆転。
…って、ならないところが羞恥系の悲しいところ。
わぁぁ、わたし、どうしたらいい!?
モカちゃんの横にしゃがみ込み、一緒になって慌てるだけ^^;
情けない…。
(後日、那智さんに話したら『そういうときは、じゃあね〜って手を振りながら遠ざかるんだよ^^』とレクチャーを受けました)
なんとか外れたけど、もう、ふたりしてあわあわから回復できず。
とにかく手近のふたつを持って会計へ!!
(なんでふたつかというと、那智さんから『明日、壊れたら悲しいだろ?』という指導のもと。でもって、なぜか慌てながらも違う種類を選んでいたモカちゃん^^;)
ところが、フロアをぐるっと回ってやっと見つけた会計には『お会計は1F総合会計へ』と札が立てられていた。
はああ、一難去ってまた一難。
今度はそれをもって一階まで移動しないといけないのだ!!
エレベーターを待つ。
うう、誰も乗って来ないで…、だって、彼女の手に持っている不自然に包装紙に包まれた箱は『ピンクローター』。
こんなものを持ってエレベーターで移動するなんてあり得ないことをモカちゃんったらしてる。
ああ、恥ずかしい。
とにかく会計のところまでは付き合った。
並んだ時点でもう耐えられず、わたしはモカちゃんを置いてそのまま外に出ていってしまった。
放置プレイじゃ〜!!
ここで、本日はじめて形勢逆転に成功^^
ふたりして恥ずかしいやらおかしいやらでドン○を後にしたのだった。
女ふたりローター購入ツアーは大笑いで終了したのでした^^
モカちゃんとは今年に入って続けて会っている。
このランチは彼女から日程調整して誘ってくれた。
さんにんの頃からどちらかというとわたし(たち)が引っ張っている関係だったから、彼女からのお誘いはとてもうれしかった。
ここ最近考えていたのだけど。
わたしたちは、かなりいろいろすっ飛ばした。
メールを3往復くらいして流れで会って、そのまま『3人』が始まったのだもんね。
わたしはモカちゃんの趣味を知る前にいきなり深い話を聞いて、好きな映画を知る前に裸で抱き合った。
出会いから中間をすっ飛ばしていきなり一生のうちに見せるか見せないかというレベルのものを見せ合ったしね*^^*
そうしなければあの濃密な気持ち良さは作れなかったはず。
だけどいろんなことがあって、じゃあ、いまどういう位置で彼女と付き合うのがいいのだろう。
これからも関係を続けるのだから、その心地よい記憶を残しながらすっ飛ばしたところを埋めて新しい定位置を作りたいなって。
友達?
ちょっと違う。
ひとりで突き進んで転んで『びえーん』ってひとしきり泣いて、またムクッと立ち上がってダダーーっと全然違う方向に走っていく、本人はひとりでこなしているつもりだろうけど、こちらにすごーく透けて見えちゃってる。
あんなヒヤヒヤさせられて手のかかる面倒なヤツ、友達にしないよ(笑)
いい年した大人のくせに『ナポリタンを挟んだパンはナポリパン』なんて面白いこというガキんちょ、友達にはいない(笑)
第一、わたしは友達のことを『アイツ』とも『ヤツ』とも『バカ!!』とも呼ばない(笑)
だけどわたしを恥ずかしがらせようと『ーー♪』になるときも、彼女から意地悪い気持ちはすこしも感じられない。(ほら、からかうとかいじるって相手を見下すような意地悪な気持ちが混ざることあるでしょ?)
逆に、自分を卑下して接しても来ない。
わたしが苦手な『優劣つける』を、モカちゃんはわたしにしないんだ。
だからわたしが唯一『バカなヤツ』と言える貴重な人材として心地いい距離と定位置を作っていこうと思ってる。
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