徒然に『縛る』
非日常的な日常
大きな声では言えないけれど。
那智さん、そんなに縛りが上手ではない(笑)
好きこそものの上手なれという言葉があるように、上手か下手かという以前にそれほど好きではないのだろう。
『緊縛』という言葉があるくらいだからSMの世界ではそれ自体を好む人もいるだろうし、そこまでいかなくてもせっかくだからキレイに縛りたいしいろいろできるようになりたいと思うSの人も多いだろう。
那智さん、自由を奪う楽しさや自分が縛ることで恍惚する女を見るなんていうことは好きでしょうけれど、基本『めんどくさーい』(笑)
そうなるとバリエーションも豊富にならないし、お世辞にも上手とは言い難い(笑)
って、いきなり那智さんのことこんなふうに書いてしまった!!
ごめんなさい。
その那智さんが、最近、わたしを縛りたいと思い出しているそうなのだ。
わたしがSMというものをはっきり認識したとき『拘束されたい、人に見られたい』のふたつがまず具体的に浮かんだ願望だった。
縛られる姿のいびつさや身動きとれない不自由さに性的興奮を感じていた。
だけど不思議なもので、こういう行為は、『する側・される側』という関係に分かれている場合は特に『する側』の好みで、育っていくものは変わるのだよね。
いつの間にか、わたしの願望から『拘束』は息を潜めていた。
その代わり『見られたい』は見事に成長しましたけど^^;
電マも鞭も、縛られて受けている画像などを目にするけれど。
昔のわたしだったら、その逃げられない状況に興奮したはずなんだけど、いまは、むしろ縛らないでほしいとさえ思っている。
だってね。
ときどき書いているけど、痛みや快感に『恐怖』は邪魔なのよ。
電マの苦痛の先の物凄い快感を手に入れるには『苦痛=怖い』と思ってしまっては快感はやって来ない。
鞭を受ける恐怖は痛さを受け入れる気持ちを萎えさせるもので、やはり快感に繋げるには過度な恐怖はないほうがいい。
拘束されて身動きが取れないことは、その『恐怖』を増幅させるのだ。
それに。
電マを良い位置や体勢で受けたいよね?そのほうが断然快感に繋がるし。
鞭だって、より良く痛い場所で受けた方が(より痛い場所とは違うよ^^)快感になるよね。
拘束されてしまって良い位置にできないと、わたしは快感にはならないのだ。
快感にならなくてもかまわない、怖がらせたいとか怖くても我慢させたいといSMならば、それもアリでしょうけれど。
最後には快感(=幸福)にさせたい那智さんからしたら、わたしに本当の快感を味わわせるには拘束は邪魔なわけです。
縛られることの被所有感、いびつな姿に歪んだ自己愛、それらの快感は想像できるのだけど、いつの間にかわたしにとって快感のアイテムではなくなってしまっていた。
それを、那智さんはしたいという欲求が湧いてくれているらしい。
快感のアイテムから除外されてしまった『縛る』。
する側(那智さん)の好みで違うものに育って行くのかな。
歪な姿に感じる?動けないことに性癖を刺激される?
それとも、恐怖を快感に変えることで間接的に拘束を求めるようにする?
それ単体を楽しむか、何かとセットにするか、それでも快感の育ち方は変わってくるはず。
何にしても『したい』と思ってくれることはうれしい。
でも結局『めんどくさーい』が勝って、また鞄の奥に仕舞われてしまうのかしら^^
ときどき縛られた女性の姿は美しいという言葉を目にする。
男性側は、具体的にどこがどんなふうに美しいと思うのだろう。
『縛る』にはいくつか要素があると思うんだけど。
動けないようにするとか所有感・被虐感を表すなどのように目的のための『手段』にする場合と、縛る行為や様相が好きという純粋に『目的』とする場合。
それによって美しいと思う根拠は違ってくるかもね。。
まあ、そこまで厳密に意識しているかどうかは、置いといて^^
縛られた姿が美しい(これは『結果』かな)
縛られることで生まれる精神世界が美しい(これは『手段』^^)
同じく縛られる女性も、自分はどうだろうって想像するのも楽しい。
わたしのように密かに自己愛感じてるなんて、もしくは快感には邪魔!!(笑)と思ってるなんて、男性の想像するM女像とはかけ離れているんだろうな〜^^;
あらら。
ひさしぶりに縛られたときのことを書こうと思ったら、なんだか脱線^^;
それはまたいつか^^
そうそう、那智さん縛るの上手じゃない!!なんて書きましたけど。
たいしてなめしていない麻縄でさくさくと無造作に縛られていくのはまるで新聞紙をまとめているようで、その扱いが実は嬉しかったりするのでした^^
紙ゴミ萌えなもので^^;
<関連エントリー>
紙ゴミ萌え^^
『紙ゴミ』
徒然にシリーズを少し集めました^^
たぶんこれで全部、いっぱいあるね。
徒然シリーズは思いつくままに書くというのがコンセプトなんだけど、けっこう明確に言いたいことがあったり、このコンセプトをオブラートにしてちょっぴり毒もあったりするな〜^^;
『徒然に「痛みのこと」』
『徒然に「露出のこと」』
『徒然に「自己嫌悪」のこと』
『徒然に「独占欲」のこと』
『徒然に「M女の快感」』
『徒然に「女の快感」』
『徒然に「求めるもの」』
『徒然に「淘汰」』
『徒然に「軽蔑と大事」』
『徒然に「女という性」』
大きな声では言えないけれど。
那智さん、そんなに縛りが上手ではない(笑)
好きこそものの上手なれという言葉があるように、上手か下手かという以前にそれほど好きではないのだろう。
『緊縛』という言葉があるくらいだからSMの世界ではそれ自体を好む人もいるだろうし、そこまでいかなくてもせっかくだからキレイに縛りたいしいろいろできるようになりたいと思うSの人も多いだろう。
那智さん、自由を奪う楽しさや自分が縛ることで恍惚する女を見るなんていうことは好きでしょうけれど、基本『めんどくさーい』(笑)
そうなるとバリエーションも豊富にならないし、お世辞にも上手とは言い難い(笑)
って、いきなり那智さんのことこんなふうに書いてしまった!!
ごめんなさい。
その那智さんが、最近、わたしを縛りたいと思い出しているそうなのだ。
わたしがSMというものをはっきり認識したとき『拘束されたい、人に見られたい』のふたつがまず具体的に浮かんだ願望だった。
縛られる姿のいびつさや身動きとれない不自由さに性的興奮を感じていた。
だけど不思議なもので、こういう行為は、『する側・される側』という関係に分かれている場合は特に『する側』の好みで、育っていくものは変わるのだよね。
いつの間にか、わたしの願望から『拘束』は息を潜めていた。
その代わり『見られたい』は見事に成長しましたけど^^;
電マも鞭も、縛られて受けている画像などを目にするけれど。
昔のわたしだったら、その逃げられない状況に興奮したはずなんだけど、いまは、むしろ縛らないでほしいとさえ思っている。
だってね。
ときどき書いているけど、痛みや快感に『恐怖』は邪魔なのよ。
電マの苦痛の先の物凄い快感を手に入れるには『苦痛=怖い』と思ってしまっては快感はやって来ない。
鞭を受ける恐怖は痛さを受け入れる気持ちを萎えさせるもので、やはり快感に繋げるには過度な恐怖はないほうがいい。
拘束されて身動きが取れないことは、その『恐怖』を増幅させるのだ。
それに。
電マを良い位置や体勢で受けたいよね?そのほうが断然快感に繋がるし。
鞭だって、より良く痛い場所で受けた方が(より痛い場所とは違うよ^^)快感になるよね。
拘束されてしまって良い位置にできないと、わたしは快感にはならないのだ。
快感にならなくてもかまわない、怖がらせたいとか怖くても我慢させたいといSMならば、それもアリでしょうけれど。
最後には快感(=幸福)にさせたい那智さんからしたら、わたしに本当の快感を味わわせるには拘束は邪魔なわけです。
縛られることの被所有感、いびつな姿に歪んだ自己愛、それらの快感は想像できるのだけど、いつの間にかわたしにとって快感のアイテムではなくなってしまっていた。
それを、那智さんはしたいという欲求が湧いてくれているらしい。
快感のアイテムから除外されてしまった『縛る』。
する側(那智さん)の好みで違うものに育って行くのかな。
歪な姿に感じる?動けないことに性癖を刺激される?
それとも、恐怖を快感に変えることで間接的に拘束を求めるようにする?
それ単体を楽しむか、何かとセットにするか、それでも快感の育ち方は変わってくるはず。
何にしても『したい』と思ってくれることはうれしい。
でも結局『めんどくさーい』が勝って、また鞄の奥に仕舞われてしまうのかしら^^
ときどき縛られた女性の姿は美しいという言葉を目にする。
男性側は、具体的にどこがどんなふうに美しいと思うのだろう。
『縛る』にはいくつか要素があると思うんだけど。
動けないようにするとか所有感・被虐感を表すなどのように目的のための『手段』にする場合と、縛る行為や様相が好きという純粋に『目的』とする場合。
それによって美しいと思う根拠は違ってくるかもね。。
まあ、そこまで厳密に意識しているかどうかは、置いといて^^
縛られた姿が美しい(これは『結果』かな)
縛られることで生まれる精神世界が美しい(これは『手段』^^)
同じく縛られる女性も、自分はどうだろうって想像するのも楽しい。
わたしのように密かに自己愛感じてるなんて、もしくは快感には邪魔!!(笑)と思ってるなんて、男性の想像するM女像とはかけ離れているんだろうな〜^^;
あらら。
ひさしぶりに縛られたときのことを書こうと思ったら、なんだか脱線^^;
それはまたいつか^^
そうそう、那智さん縛るの上手じゃない!!なんて書きましたけど。
たいしてなめしていない麻縄でさくさくと無造作に縛られていくのはまるで新聞紙をまとめているようで、その扱いが実は嬉しかったりするのでした^^
紙ゴミ萌えなもので^^;
<関連エントリー>
紙ゴミ萌え^^
『紙ゴミ』
徒然にシリーズを少し集めました^^
たぶんこれで全部、いっぱいあるね。
徒然シリーズは思いつくままに書くというのがコンセプトなんだけど、けっこう明確に言いたいことがあったり、このコンセプトをオブラートにしてちょっぴり毒もあったりするな〜^^;
『徒然に「痛みのこと」』
『徒然に「露出のこと」』
『徒然に「自己嫌悪」のこと』
『徒然に「独占欲」のこと』
『徒然に「M女の快感」』
『徒然に「女の快感」』
『徒然に「求めるもの」』
『徒然に「淘汰」』
『徒然に「軽蔑と大事」』
『徒然に「女という性」』