モンスター退治2
非日常的な日常
『一切れのパン』の翻弄を鎮火させた週明け、わたしの予定では会える前日あたりからまた欲情がぶり返し、会える日にはたくさんたくさん欲情を解放させる予定だった。
ところが、那智さんの何気ないひと言が『欲情してハァハァ』なんて可愛らしいものではないわたしを目覚ませる。
3ヶ月前。
了解を得ていなかったので現時点では詳細を書く予定ではないけれど、あるカップルさんと交流する時間を持った。
すこし遠方に住んでいる方なので滅多に時間を作ることはできない中、このときはたまたま良い具合だったのだ。
お相手の男性は那智さんと一緒に楽しもうという気持ちを持ってくれて、女性は自然にしてくれていたので、わたし自身もリラックスすることができた。
誰も洋服を脱ぐこともなく(めくったり開いたりはあったけど 笑)、でもSM的行為を大いに楽しんだ時間になった(あの鞭も披露したんだよん)
男性が鞭を打つとき思わぬ展開に抵抗を示す彼女を男性の要請で那智さんが押さえつける場面があった。
もちろん抵抗も男性に従うこともすべて2人にとって満たされることに繋がるので問題ないのだけど。
彼女は演技ではなく真剣に抵抗してくれたことが幸いして、那智さんも思いっきり押さえつけることができたそうだ。
抵抗しているのを無理矢理という、ある意味SMの真骨頂。
本人も「ベタすぎ」と苦笑しているけど、これが思いのほかワクワクしたらしい。
このときの話はわたしたちの中でとても楽しい思い出になっているので何度か話題になっていて、同じような他愛ない会話の中で出たのだ。
力いっぱい抵抗しているのを押さえるのワクワクしたんだよな〜
那智さん興奮できてよかったし、むしろ思い切り押さえる那智さんに萌えだったりしたくらいだし、わたしも楽しい時間だったから、このことについては良い思い出しか残っていない、同じような感想を数回聞いても何とも思わなかった。
それなのに、このとき『一切れのパン』の複雑な欲情をガス抜き程度でしか収めておらず、おそらく気づかないうちに膨れ上がった風船のようになっていたのだろう。
それが、ひと言の針が刺してしまった。
弾けた音でモンスターが目を覚ましてしまったのだった。
抵抗しているのを無理矢理押さえたことに興奮した。
ねえ、那智さん、その興奮、わたしではしてくれないです。
那智さんはわたしを可愛がりたいとおっしゃり、それによりSMの矛盾を解消してくれているし那智さん自身もスイッチのないSMを楽しんでいますよね。
だから、わたしは素直に従えるのです。
仮に、わたしが難色を示すことがあったとしても喜ぶように仕向けるか、納得させるか、尊重するか、やりたいときは拒否権なしを発動するかしてくれますよね。
だから、いずれにしてもわたしたちの間には『無理矢理』は基本的に存在しないのです。
『無理矢理』が存在しないのだから、その興奮を那智さんはわたしで味わってはくれないのです。
無理矢理押さえつけるような事態にならないのだもの。
そんなふうに思ったら、那智さんの方針でわたしでは味わってもらえない興奮があることが悲しくて悲しくて、焦りや怒りのような感情になってわたしを覆い尽くそうとしていた。
ああ、これはモンスターの仕業だ。
以前は大丈夫だったことで悲しくなる、しかも、無理矢理や抵抗などのSM的要素を含んでいるということはマゾのモンスターだ。
そう薄々気づいていたけれど、まだこのときは『その興奮をわたしで味わってくれない』という那智さんの興奮という方向でごまかそうとしていた。
クリックしていただけるとよろこびます^^
「等式」感想です。楽しかった、無理矢理のシチュエーション。どなたか希望する方はいらっしゃいませんか?(笑)
『一切れのパン』の翻弄を鎮火させた週明け、わたしの予定では会える前日あたりからまた欲情がぶり返し、会える日にはたくさんたくさん欲情を解放させる予定だった。
ところが、那智さんの何気ないひと言が『欲情してハァハァ』なんて可愛らしいものではないわたしを目覚ませる。
3ヶ月前。
了解を得ていなかったので現時点では詳細を書く予定ではないけれど、あるカップルさんと交流する時間を持った。
すこし遠方に住んでいる方なので滅多に時間を作ることはできない中、このときはたまたま良い具合だったのだ。
お相手の男性は那智さんと一緒に楽しもうという気持ちを持ってくれて、女性は自然にしてくれていたので、わたし自身もリラックスすることができた。
誰も洋服を脱ぐこともなく(めくったり開いたりはあったけど 笑)、でもSM的行為を大いに楽しんだ時間になった(あの鞭も披露したんだよん)
男性が鞭を打つとき思わぬ展開に抵抗を示す彼女を男性の要請で那智さんが押さえつける場面があった。
もちろん抵抗も男性に従うこともすべて2人にとって満たされることに繋がるので問題ないのだけど。
彼女は演技ではなく真剣に抵抗してくれたことが幸いして、那智さんも思いっきり押さえつけることができたそうだ。
抵抗しているのを無理矢理という、ある意味SMの真骨頂。
本人も「ベタすぎ」と苦笑しているけど、これが思いのほかワクワクしたらしい。
このときの話はわたしたちの中でとても楽しい思い出になっているので何度か話題になっていて、同じような他愛ない会話の中で出たのだ。
力いっぱい抵抗しているのを押さえるのワクワクしたんだよな〜
那智さん興奮できてよかったし、むしろ思い切り押さえる那智さんに萌えだったりしたくらいだし、わたしも楽しい時間だったから、このことについては良い思い出しか残っていない、同じような感想を数回聞いても何とも思わなかった。
それなのに、このとき『一切れのパン』の複雑な欲情をガス抜き程度でしか収めておらず、おそらく気づかないうちに膨れ上がった風船のようになっていたのだろう。
それが、ひと言の針が刺してしまった。
弾けた音でモンスターが目を覚ましてしまったのだった。
抵抗しているのを無理矢理押さえたことに興奮した。
ねえ、那智さん、その興奮、わたしではしてくれないです。
那智さんはわたしを可愛がりたいとおっしゃり、それによりSMの矛盾を解消してくれているし那智さん自身もスイッチのないSMを楽しんでいますよね。
だから、わたしは素直に従えるのです。
仮に、わたしが難色を示すことがあったとしても喜ぶように仕向けるか、納得させるか、尊重するか、やりたいときは拒否権なしを発動するかしてくれますよね。
だから、いずれにしてもわたしたちの間には『無理矢理』は基本的に存在しないのです。
『無理矢理』が存在しないのだから、その興奮を那智さんはわたしで味わってはくれないのです。
無理矢理押さえつけるような事態にならないのだもの。
そんなふうに思ったら、那智さんの方針でわたしでは味わってもらえない興奮があることが悲しくて悲しくて、焦りや怒りのような感情になってわたしを覆い尽くそうとしていた。
ああ、これはモンスターの仕業だ。
以前は大丈夫だったことで悲しくなる、しかも、無理矢理や抵抗などのSM的要素を含んでいるということはマゾのモンスターだ。
そう薄々気づいていたけれど、まだこのときは『その興奮をわたしで味わってくれない』という那智さんの興奮という方向でごまかそうとしていた。
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「等式」感想です。楽しかった、無理矢理のシチュエーション。どなたか希望する方はいらっしゃいませんか?(笑)
モンスター退治3
非日常的な日常
翌日、悲しいような焦るような気持ちを那智さんにお話しする。
『焦る』という気持ちは、わたしのマゾか女か、とにかく性的な何かが那智さんを求め、そして、欲深さゆえにいつかしてもらえなくなるのではないかという恐怖。
前日のつまずきを皮切りにズルズルと黒い感情が這い出てくる。
わたしは那智さんのしたいことをしてほしい。
遊びに行く先も食べ物もセックスもSM的行為も。
どこに行くか何を食べるか那智さんに決めてほしい、もしくは「今日はりん子が好きなのを」とわたしが選ぶことを決めてほしい。
日常のことだってそうなのだから、性的なことなどは完全に那智さんのしたいことをしてほしい。
これは追いつめられたいというマゾ的嗜好と従っていたいという従属嗜好の両方から来るものなのできっととてもそうなのだろう。
リクエスト通りになんてしてもらってもぜんぜんうれしくない。
だから、那智さんは大変。
あなたのしたい方法でわたしを幸福にしてと言われているのだ。
まあ、自分のしたいことで好きな女を幸せにしたいと思い、その自信のある人なので臨むところだとは思うけど、それでも「あなたのよいように」と微笑むわたしの反応を見ながら、自分の欲求にわたしの欲望を引き寄せ、追いつめ、引き、絶妙な加減で翻弄したり快感を与えたりして、最終的には幸福にするのだもの、大変だよね。
奴隷に快楽はないという鬼畜さんとは違って、それで『幸福』にするのだから、すごーーくある分野の実力が必要だと思う。
とにかく、わたしは那智さんのしたいようにしていただきたい。
それはウソ偽りない気持ち。
でも、いつもはそれが幸福だったとしても、これがバイオリズムや欲情などの要因で『不足』に焦点が当たってしまうことがある。
女や女の子やマゾなどわたしのたくさんの欲を満たすことと、那智さんのしたい方法で満たすことでは後者のほうが幸福なことは当然のことなのだけど、ときどき、こんなふうになってしまう。
とはいえ、那智さんはかなりの力でわたしにあれこれしてくれるので、なんていうか『足りない』というより、『しばらくしていない』とか『いまは足りてない』とかそういう感じなのだ。
痛いことが流行のときには『女の子』が甘い時間を欲するし、甘々が続くと女が激しいセックスを求めたりする、そんな感じ。
わたしは、那智さんがしてくれることを素直に喜び表現し、してほしいなと思うことがあれば仕草や会話やエントリーでそこはかとなく漂わせてアピールする(【それもまた楽しい^^】)
それでもすべて合致することはなく、ときどき『足りていない』に焦点が当たってしまうのだ。
で、このときはマゾのモンスターが『足りない』と暴れはじめたのです。
このところセックスに直結するような刺激や快感が優先されるような傾向があった。
とはいっても、鞭もするし洗濯バサミもするし踏んだりビンタもしているのだけど、優先順位がセックスに直結するものになっていた。
痛いものは痛い。
どんなにわたしが痛みで感じられるようになったとしても、一発目の鞭から【痴人状態】になれるわけないので、ある程度は痛みを受け入れる時間は必要になる。
だから、セックスに直結する部分が成長していると、痛いことより、そっちの気持ちいいことをしてほしいと思ってしまうのだ。
那智さんが鞭をして感じはじめたとして、まだ痛いと快感を行き来しているくらいのときに、もう一歩痛みを我慢する気力よりセックスの快感に行ってしまいたくなる。
すでに、欲情と痛みで無思慮になっているのだ、痛いことより気持ちいいことをして!!となるわけです。
だから、那智さんに訴える。
触ってください、入れてくださいって。
そうすると那智さんは、そちらの快感をくれる。
那智さんはサディスティックな欲望よりわたしを喜ばせたい欲が強い人なので、欲情して欲するわたしに快感をあげたくなるのだろう。
何回かお願いすると、セックスに直結する刺激や快感に変えてくれるのだ。
このときわたしは欲するものがもらえる喜びと、痛いことが終わる安堵と痛いことが終わる落胆の気持ちになる。
喜びと安堵と落胆、プラス感情2対マイナス感情1で概ねプラス感情になるのだけど、これが続くとマゾが『足りない』と思ってしまうのだろう。
このところ、そういう流れが多かった。
そんな中、『無理矢理の興奮』を聞いてしまったから、だって那智さん、わたしの言うこと聞いてくれてしまうじゃないですか!!と暴れ出してしまったわけだ。
那智さんはやめてと言ってもやめる人じゃないけど、AよりBをくださいと言われたらBを選択することが多くなる人。
わたしのどの気持ちもウソじゃない、でも、Bをくださいという気持ちの中に無意識に『それでもAをやめないで』という気持ちが含まれていたとわたし自身も気づく。
わたしはきっと追いつめられたいのだ。
あなたのよいようにと言いつつ、那智さんとの付き合いが良好に継続できる範囲のギリギリの被虐を欲している。
やめちゃダメなの。
痛くて辛くてやめてほしいけど、やめないで。
ギリギリまで追いつめて。
那智さんの手でぐちゃぐちゃのボロボロにしてください。
そして、そこにいかないと見えない景色を、わたしに見せて。
ただの『気持ちいい』だけじゃ足りないと蠢くモンスター。
その自分に気づくことは困惑以外の何者でもない。
那智さんはわたしに施すことが好きな人だ、そして加虐嗜好もある、『気持ちいい以外のことをして』とお願いされて、普通の男性なら引くようなこと引かないでいてくれるだろう。
その那智さんに対してまでも足りないと思うことがあるとするなら、わたし自身のマゾモンスターの貪欲さに、途方に暮れる。
それでも、いままでも、これから先も那智さんしか叶えられないし、那智さんでしか叶えてもらいたくないわけで、わたしは大暴れするモンスターを抱きかかえながら必死に助けてと訴える。
とっかかりは『無理矢理の興奮をわたしでは味わってもらえない』だったので、那智さんも、そこを糸口に双方が満足いくように考えて話してくれる。
俺なんか単純だから、無理矢理ごっこでも喜んじゃうよ(笑)
だから、無理矢理ごっこする?
なんだかそれは違う。
それじゃあ、わたしのマゾは満足しない。
シナリオになっている抵抗なんて満たされない。
わたしは無理だと思うことを那智さんからもらう快感によって凌駕してほしいのだ。
『那智さんが味わってくれない』のではなくて、わたしに味わわせてほしいのだと、そして、そのわたしを見て興奮してほしいのだ(=興奮するということは、またやってくれる)
『那智さんが』なんて殊勝なことは建前で、欲深く、ゆえに不安を抱えるモンスターが大きく口を開けていただけのことだった。
あまりの情けなさにそれを上手に伝えることができず。
セックスに直結する快感を求めていたのもウソではなく、でも、「なんとかして」と訴えられるのだから、那智さんはかなり困惑したようだ。
じゃあ、打つ回数を増やすの?時間を多くする?
実行担当としては、こんなふうに現実的なヒントをもとに計画を立てようとしてくれる。
しまいには、以前にも話題は出ていたけど、『バラ鞭に画鋲を刺して打つ』という恐ろしい提案まで、ある意味やる気になってくれちゃったりした。
違うの違うの。
酷くすればいいってものではないの。
わたしの意思なんて無視して那智さんのしたいようにして
わたしを追いつめて
リクエストなんて聞かないで
セックスに直結する快感も喜ぶ、でも、足りないと訴える。
画鋲に肯定の声色を出したかと思えば、うれしい?と質問にうれしくないと答える。
どれもウソではなさそうだけど正解でもないような、那智さんは巨大なモグラ叩きでもしているような気分だったのではないだろうか。
ほとんどのことは声色や間合いで理解し合えていると自負していたけれど、今回は電話の声だけでは計れないそうで、めずらしく困惑していた。
ただ、『望むところだ』というテンションは楽しんでくれていたと思う。
結局、会って顔を見てからいろいろ判断しようということになり、画鋲も保留になって翌日を迎えた。
正直、画鋲はモンスターのごく一部だけがワクワクしていたけど、ほとんどのわたしは恐ろしくてしょうがなかったので保留には安堵だった。
ランキング、予想を上回る高順位によろこんでます^^
ありがとうございます♪
調子に乗って、引き続きクリックしていただけるとよろこびます^^
<関連エントリー>
そこはかとなくアピールもたのしい^^
『紅を差す』
痴人状態いろいろ
『鞭!鞭!鞭!』
『痛みから生まれるもの』
『鞭と雑誌』
『溺愛1 2 3』
「等式」感想です。「那智さん私の言う事聞いてくれるじゃないですか。」発言はあの時以来、再び闘志を燃やすのに十分な言葉です。りん子の意思を完全無視した場合、到達点を、限界を、決めるのは当然ながら私なのです。しかし、りん子は貪欲ですね。あれだけ満足(感じて)いるのにまだ欲しがる。(笑
翌日、悲しいような焦るような気持ちを那智さんにお話しする。
『焦る』という気持ちは、わたしのマゾか女か、とにかく性的な何かが那智さんを求め、そして、欲深さゆえにいつかしてもらえなくなるのではないかという恐怖。
前日のつまずきを皮切りにズルズルと黒い感情が這い出てくる。
わたしは那智さんのしたいことをしてほしい。
遊びに行く先も食べ物もセックスもSM的行為も。
どこに行くか何を食べるか那智さんに決めてほしい、もしくは「今日はりん子が好きなのを」とわたしが選ぶことを決めてほしい。
日常のことだってそうなのだから、性的なことなどは完全に那智さんのしたいことをしてほしい。
これは追いつめられたいというマゾ的嗜好と従っていたいという従属嗜好の両方から来るものなのできっととてもそうなのだろう。
リクエスト通りになんてしてもらってもぜんぜんうれしくない。
だから、那智さんは大変。
あなたのしたい方法でわたしを幸福にしてと言われているのだ。
まあ、自分のしたいことで好きな女を幸せにしたいと思い、その自信のある人なので臨むところだとは思うけど、それでも「あなたのよいように」と微笑むわたしの反応を見ながら、自分の欲求にわたしの欲望を引き寄せ、追いつめ、引き、絶妙な加減で翻弄したり快感を与えたりして、最終的には幸福にするのだもの、大変だよね。
奴隷に快楽はないという鬼畜さんとは違って、それで『幸福』にするのだから、すごーーくある分野の実力が必要だと思う。
とにかく、わたしは那智さんのしたいようにしていただきたい。
それはウソ偽りない気持ち。
でも、いつもはそれが幸福だったとしても、これがバイオリズムや欲情などの要因で『不足』に焦点が当たってしまうことがある。
女や女の子やマゾなどわたしのたくさんの欲を満たすことと、那智さんのしたい方法で満たすことでは後者のほうが幸福なことは当然のことなのだけど、ときどき、こんなふうになってしまう。
とはいえ、那智さんはかなりの力でわたしにあれこれしてくれるので、なんていうか『足りない』というより、『しばらくしていない』とか『いまは足りてない』とかそういう感じなのだ。
痛いことが流行のときには『女の子』が甘い時間を欲するし、甘々が続くと女が激しいセックスを求めたりする、そんな感じ。
わたしは、那智さんがしてくれることを素直に喜び表現し、してほしいなと思うことがあれば仕草や会話やエントリーでそこはかとなく漂わせてアピールする(【それもまた楽しい^^】)
それでもすべて合致することはなく、ときどき『足りていない』に焦点が当たってしまうのだ。
で、このときはマゾのモンスターが『足りない』と暴れはじめたのです。
このところセックスに直結するような刺激や快感が優先されるような傾向があった。
とはいっても、鞭もするし洗濯バサミもするし踏んだりビンタもしているのだけど、優先順位がセックスに直結するものになっていた。
痛いものは痛い。
どんなにわたしが痛みで感じられるようになったとしても、一発目の鞭から【痴人状態】になれるわけないので、ある程度は痛みを受け入れる時間は必要になる。
だから、セックスに直結する部分が成長していると、痛いことより、そっちの気持ちいいことをしてほしいと思ってしまうのだ。
那智さんが鞭をして感じはじめたとして、まだ痛いと快感を行き来しているくらいのときに、もう一歩痛みを我慢する気力よりセックスの快感に行ってしまいたくなる。
すでに、欲情と痛みで無思慮になっているのだ、痛いことより気持ちいいことをして!!となるわけです。
だから、那智さんに訴える。
触ってください、入れてくださいって。
そうすると那智さんは、そちらの快感をくれる。
那智さんはサディスティックな欲望よりわたしを喜ばせたい欲が強い人なので、欲情して欲するわたしに快感をあげたくなるのだろう。
何回かお願いすると、セックスに直結する刺激や快感に変えてくれるのだ。
このときわたしは欲するものがもらえる喜びと、痛いことが終わる安堵と痛いことが終わる落胆の気持ちになる。
喜びと安堵と落胆、プラス感情2対マイナス感情1で概ねプラス感情になるのだけど、これが続くとマゾが『足りない』と思ってしまうのだろう。
このところ、そういう流れが多かった。
そんな中、『無理矢理の興奮』を聞いてしまったから、だって那智さん、わたしの言うこと聞いてくれてしまうじゃないですか!!と暴れ出してしまったわけだ。
那智さんはやめてと言ってもやめる人じゃないけど、AよりBをくださいと言われたらBを選択することが多くなる人。
わたしのどの気持ちもウソじゃない、でも、Bをくださいという気持ちの中に無意識に『それでもAをやめないで』という気持ちが含まれていたとわたし自身も気づく。
わたしはきっと追いつめられたいのだ。
あなたのよいようにと言いつつ、那智さんとの付き合いが良好に継続できる範囲のギリギリの被虐を欲している。
やめちゃダメなの。
痛くて辛くてやめてほしいけど、やめないで。
ギリギリまで追いつめて。
那智さんの手でぐちゃぐちゃのボロボロにしてください。
そして、そこにいかないと見えない景色を、わたしに見せて。
ただの『気持ちいい』だけじゃ足りないと蠢くモンスター。
その自分に気づくことは困惑以外の何者でもない。
那智さんはわたしに施すことが好きな人だ、そして加虐嗜好もある、『気持ちいい以外のことをして』とお願いされて、普通の男性なら引くようなこと引かないでいてくれるだろう。
その那智さんに対してまでも足りないと思うことがあるとするなら、わたし自身のマゾモンスターの貪欲さに、途方に暮れる。
それでも、いままでも、これから先も那智さんしか叶えられないし、那智さんでしか叶えてもらいたくないわけで、わたしは大暴れするモンスターを抱きかかえながら必死に助けてと訴える。
とっかかりは『無理矢理の興奮をわたしでは味わってもらえない』だったので、那智さんも、そこを糸口に双方が満足いくように考えて話してくれる。
俺なんか単純だから、無理矢理ごっこでも喜んじゃうよ(笑)
だから、無理矢理ごっこする?
なんだかそれは違う。
それじゃあ、わたしのマゾは満足しない。
シナリオになっている抵抗なんて満たされない。
わたしは無理だと思うことを那智さんからもらう快感によって凌駕してほしいのだ。
『那智さんが味わってくれない』のではなくて、わたしに味わわせてほしいのだと、そして、そのわたしを見て興奮してほしいのだ(=興奮するということは、またやってくれる)
『那智さんが』なんて殊勝なことは建前で、欲深く、ゆえに不安を抱えるモンスターが大きく口を開けていただけのことだった。
あまりの情けなさにそれを上手に伝えることができず。
セックスに直結する快感を求めていたのもウソではなく、でも、「なんとかして」と訴えられるのだから、那智さんはかなり困惑したようだ。
じゃあ、打つ回数を増やすの?時間を多くする?
実行担当としては、こんなふうに現実的なヒントをもとに計画を立てようとしてくれる。
しまいには、以前にも話題は出ていたけど、『バラ鞭に画鋲を刺して打つ』という恐ろしい提案まで、ある意味やる気になってくれちゃったりした。
違うの違うの。
酷くすればいいってものではないの。
わたしの意思なんて無視して那智さんのしたいようにして
わたしを追いつめて
リクエストなんて聞かないで
セックスに直結する快感も喜ぶ、でも、足りないと訴える。
画鋲に肯定の声色を出したかと思えば、うれしい?と質問にうれしくないと答える。
どれもウソではなさそうだけど正解でもないような、那智さんは巨大なモグラ叩きでもしているような気分だったのではないだろうか。
ほとんどのことは声色や間合いで理解し合えていると自負していたけれど、今回は電話の声だけでは計れないそうで、めずらしく困惑していた。
ただ、『望むところだ』というテンションは楽しんでくれていたと思う。
結局、会って顔を見てからいろいろ判断しようということになり、画鋲も保留になって翌日を迎えた。
正直、画鋲はモンスターのごく一部だけがワクワクしていたけど、ほとんどのわたしは恐ろしくてしょうがなかったので保留には安堵だった。
ランキング、予想を上回る高順位によろこんでます^^
ありがとうございます♪
調子に乗って、引き続きクリックしていただけるとよろこびます^^
<関連エントリー>
そこはかとなくアピールもたのしい^^
『紅を差す』
痴人状態いろいろ
『鞭!鞭!鞭!』
『痛みから生まれるもの』
『鞭と雑誌』
『溺愛1 2 3』
「等式」感想です。「那智さん私の言う事聞いてくれるじゃないですか。」発言はあの時以来、再び闘志を燃やすのに十分な言葉です。りん子の意思を完全無視した場合、到達点を、限界を、決めるのは当然ながら私なのです。しかし、りん子は貪欲ですね。あれだけ満足(感じて)いるのにまだ欲しがる。(笑
モンスター退治4
非日常的な日常
翌日。
本当はドロドロ欲情しているはずなんだけど、それがあまりに粘着質で子宮の底のほうに沈殿しているよう、気持ちよくハアハアというようにはなれていない代わりに不思議と落ち着いていた。
それと『足りない』を訴えられたことはとても大事なことのよう。
わたしは気持ちを伝え、その先、何をするかはもう那智さんに委ねてしまうえることが幸福になるのだろう。
今日、鞭をしてくれなくても追いつめてもらえなくても、それはそれでかまわない。
わたしは伝える、那智さんはよいようにしてくれる、この循環を信じていられることが、じつは一番大事なのかもしれない。
お昼に合流して、今日はどうなるんだろう、さすがに画鋲は避けないなぁ、鞭をとことんするのもひさしぶりだから、それさえ怖いと複雑な気持ちで電車に乗った。
この電車はいくつか繁華街を通る。
その繁華街駅の改札の位置が先頭だったり真ん中だったりするので、必然的に一番後ろの車両は乗客の数が徐々に減っていく。
それを見越したのだろう、いつも乗らない一番後ろの車両に乗る那智さん。
停車ごとに降りる人は増え乗ってくる人はほとんどいない。
空席も目立ちはじめたころ、一番後ろのドアを指して、
あそこに立ってる人が降りたら、あそこまで行って『わんこ』ね
と予告した。
いま、わたしたちが座っているのは一番後ろのシートの真ん中あたり。
右手が車掌室、左手が車両の前。
わたしたちの左、シートの左端にひとり、その向かいにひとり、後はそれより先頭方向のシートに数人、そして、わたしたちの右、車掌室までの間には座っている人はいない、シートと車掌室の間のドアにひとり男性が立っているだけだった。
たしかに、その男性がいなければ、那智さんがシートの端に腰掛け、その横のドアのところにわたしが『わんこ』になったとしても、一見死角になりそうだ。
もちろん、『見える』けど、車内にいる人の視界より低いところにいるから異変に気づきさえしなければ影を潜めることも可能ではある。
(ただ車掌さんからは丸見え?^^;)
でも、でも、そんなこと言ったって、完全に物陰にいるわけではないのだから普通に見えるし、次の駅で誰も乗ってこないという保証もない。
いや、そんないろいろ言わなくても普通に電車で四つん這いはあり得ない!!
あわあわと抵抗を示す。
那智さん、うれしそうにどのタイミングで席を移動するかを話している。
駅についても男性は降りてくれず、さらにわたしたちと車掌室の間にもうひとり乗ってきてしまった。
あ〜、これじゃあ、ダメだね〜
安堵。
じゃあ、◯◯駅に着いたら、わんこで降りよう(笑)
◯◯駅は終着駅なので新しく人は乗って来ないから男性たちが降りた後を向かいの降車ドアまで車両を横切る形でわんこをして降り、許させるだけホームも歩くというのだ。
うわああ。
それなら、那智さんルールの『先客がいたらしない』には当てはまるし、隠れていないけど、視界には入りにくいという那智さんお好み(プラス、わたし多少安心)のわんこスタイルになるということだ。
でも!!
ふと、誰か振り返ったら!?
万が一電車がすぐ車庫に入ってしまったら、向かいのホームからは丸見え!?
何より車掌さんだって!!!
はうはうと首を振り、大変さをアピールするけど、楽しそうに笑う那智さんの目はいたずらを企てる少年のような『やらせる目』だ。
口角を上げ、有無を言わせぬ迫力とわたしを楽しむ情熱の表情。
ああ、わたしはこの那智さんに触れたかったんだ。
楽しそうにわたしを追いつめる、この目、この表情、空気。
きっと、行為はなんでもいいのだろう。
もちろん本気で『追いつめる』行為は限定されてしまうけど、そのどれでもいいのだ。
那智さんの迫力と情熱に追いつめられ、いっぱいいっぱいになる。
それを作る那智さんに触れたかったのだ。
ああ、那智さん、わたし、その那智さんの目、好きです
それに触れられたから、もう充分かもしれない
モンスターがよろこんで、安堵する。
あわあわしながら安堵を伝える。
結局、終着駅に到着して人が降りるのと同時に、まるで計画を見越したように『バンッ!!』と車内の車掌室のドアが開き車掌さんが現れた!!
普通は横のドアからホームを確認すると思うのだけど、予想していなかったところから登場されて、さすがのその目の前をペタペタ四つん這いで歩くことはできないので、ここでは中止になった^^
さて、ここからモンスター退治という名の可愛がりがスタートするのでした^^
クリックしていただけるとよろこびます^^
「等式」感想です。最近、あざやかに満足できる露出(精神含む)が出来ていない。私がどうなると満足するのかは露出の種類や目的によって異なるので一概には言えない。最近の念願であることが、かなうかもしれない、多頭での首輪とリードの散歩だ、これに期待をしたい。(笑)
翌日。
本当はドロドロ欲情しているはずなんだけど、それがあまりに粘着質で子宮の底のほうに沈殿しているよう、気持ちよくハアハアというようにはなれていない代わりに不思議と落ち着いていた。
それと『足りない』を訴えられたことはとても大事なことのよう。
わたしは気持ちを伝え、その先、何をするかはもう那智さんに委ねてしまうえることが幸福になるのだろう。
今日、鞭をしてくれなくても追いつめてもらえなくても、それはそれでかまわない。
わたしは伝える、那智さんはよいようにしてくれる、この循環を信じていられることが、じつは一番大事なのかもしれない。
お昼に合流して、今日はどうなるんだろう、さすがに画鋲は避けないなぁ、鞭をとことんするのもひさしぶりだから、それさえ怖いと複雑な気持ちで電車に乗った。
この電車はいくつか繁華街を通る。
その繁華街駅の改札の位置が先頭だったり真ん中だったりするので、必然的に一番後ろの車両は乗客の数が徐々に減っていく。
それを見越したのだろう、いつも乗らない一番後ろの車両に乗る那智さん。
停車ごとに降りる人は増え乗ってくる人はほとんどいない。
空席も目立ちはじめたころ、一番後ろのドアを指して、
あそこに立ってる人が降りたら、あそこまで行って『わんこ』ね
と予告した。
いま、わたしたちが座っているのは一番後ろのシートの真ん中あたり。
右手が車掌室、左手が車両の前。
わたしたちの左、シートの左端にひとり、その向かいにひとり、後はそれより先頭方向のシートに数人、そして、わたしたちの右、車掌室までの間には座っている人はいない、シートと車掌室の間のドアにひとり男性が立っているだけだった。
たしかに、その男性がいなければ、那智さんがシートの端に腰掛け、その横のドアのところにわたしが『わんこ』になったとしても、一見死角になりそうだ。
もちろん、『見える』けど、車内にいる人の視界より低いところにいるから異変に気づきさえしなければ影を潜めることも可能ではある。
(ただ車掌さんからは丸見え?^^;)
でも、でも、そんなこと言ったって、完全に物陰にいるわけではないのだから普通に見えるし、次の駅で誰も乗ってこないという保証もない。
いや、そんないろいろ言わなくても普通に電車で四つん這いはあり得ない!!
あわあわと抵抗を示す。
那智さん、うれしそうにどのタイミングで席を移動するかを話している。
駅についても男性は降りてくれず、さらにわたしたちと車掌室の間にもうひとり乗ってきてしまった。
あ〜、これじゃあ、ダメだね〜
安堵。
じゃあ、◯◯駅に着いたら、わんこで降りよう(笑)
◯◯駅は終着駅なので新しく人は乗って来ないから男性たちが降りた後を向かいの降車ドアまで車両を横切る形でわんこをして降り、許させるだけホームも歩くというのだ。
うわああ。
それなら、那智さんルールの『先客がいたらしない』には当てはまるし、隠れていないけど、視界には入りにくいという那智さんお好み(プラス、わたし多少安心)のわんこスタイルになるということだ。
でも!!
ふと、誰か振り返ったら!?
万が一電車がすぐ車庫に入ってしまったら、向かいのホームからは丸見え!?
何より車掌さんだって!!!
はうはうと首を振り、大変さをアピールするけど、楽しそうに笑う那智さんの目はいたずらを企てる少年のような『やらせる目』だ。
口角を上げ、有無を言わせぬ迫力とわたしを楽しむ情熱の表情。
ああ、わたしはこの那智さんに触れたかったんだ。
楽しそうにわたしを追いつめる、この目、この表情、空気。
きっと、行為はなんでもいいのだろう。
もちろん本気で『追いつめる』行為は限定されてしまうけど、そのどれでもいいのだ。
那智さんの迫力と情熱に追いつめられ、いっぱいいっぱいになる。
それを作る那智さんに触れたかったのだ。
ああ、那智さん、わたし、その那智さんの目、好きです
それに触れられたから、もう充分かもしれない
モンスターがよろこんで、安堵する。
あわあわしながら安堵を伝える。
結局、終着駅に到着して人が降りるのと同時に、まるで計画を見越したように『バンッ!!』と車内の車掌室のドアが開き車掌さんが現れた!!
普通は横のドアからホームを確認すると思うのだけど、予想していなかったところから登場されて、さすがのその目の前をペタペタ四つん這いで歩くことはできないので、ここでは中止になった^^
さて、ここからモンスター退治という名の可愛がりがスタートするのでした^^
クリックしていただけるとよろこびます^^
「等式」感想です。最近、あざやかに満足できる露出(精神含む)が出来ていない。私がどうなると満足するのかは露出の種類や目的によって異なるので一概には言えない。最近の念願であることが、かなうかもしれない、多頭での首輪とリードの散歩だ、これに期待をしたい。(笑)
モンスター退治5
非日常的な日常
モンスターの安堵とやらずにすんだ安堵でもう充分な感じのわたしなど尻目に、途中、要所要所でわんこの雰囲気を醸し出す那智さん。
百貨店のショウウィンドウ、その先の広場、広場では那智さんがベンチに腰かけてすぐそばを通行人がいるところで「はい」となったけど、そばを子供が通ったからパスにしてもらった。(『やらせる目』のときは、子供がいなくなるのを待ってでもするのだけどね)
コンビニの前には喫煙している先客がいてなし(先に人がいるところでもしないのが那智さんルール)、なんだかんだ、ホテル街に入っていった。
常宿の手前のビルには道路沿いに駐輪スペースがあり、両側の建物からビルはその分奥まっている。
ここかな〜
そういって駐輪スペース(といっても自転車なかったけど)に一歩踏み込む。
電車、百貨店、コンビニ前、に比べたら、人通りの少ないホテル街の一角は、じつはハードルは下がる。
その前に目一杯あわあわしたから、むしろ最初からプラス感情のほうが大きいくらいだ。
はい
の合図にタイミングを計るだけ。
前から来ていたカップルが通り過ぎたのをきっかけに正面を向く那智さんの足に頭を向ける姿勢、道路に平行になる形でしゃがもうとしたら
違うよ
あっち向かなきゃ
と指示
正面を向く那智さんと並ぶような位置、道路に頭を向けるようにするのだ。
頭を那智さんに押当ててしまえることは逃避してしまえるのに、それはダメみたい。
ハードルは下がるとはいえ当然抵抗感はあるので、その指示で一層ためらいが増す。
恐る恐る体を低くし、那智さんの足にぴったりと体を寄せる。
怖かったのだ、お尻が低くなっていた。
お尻ちゃんと上げて
那智さんの好みの膝が90度になるちゃんとした四つん這いの指示。
また、いっぱいいっぱい。
いっぱいいっぱいになりながら『あ、ちょっと西郷さんの銅像みたい?』と思うわたし^^;
那智さんの指先が首の抱えるように撫で、わたしの頭は那智さんの足と手に挟まれた。
密着した西郷さん^^;
うつむき、首を包む那智さんの指先に意識を集中させる。
いっぱいいっぱいの中、那智さんに寄り添い首を抱えられてわんこになる幸福。
あ、若い子
指はずっと変わらず撫でてくれている。
人が通ったんだ。
振り返った
ああ、ごめんなさい!!
ぎゅっと体に力が入る。
ここは道路からほんのすこしくぼんでいるので、通り過ぎてすこししたら視界から消えてくれる。
どうか、その子の疑問は視界から消えたと同時に消えてなくなってくれますように、その子の心を動かしませんように。
祈るように力を入れながら、でも、那智さんの足下の幸福に早く終わったほうがいいと思う気持ちとずっとこのままでいたいという気持ちの引っぱり合い。
次は、車
速度落としたよ(笑)
あああ、どうか安全運転で!!
うつむき、ひたすら足下に寄り添い那智さんの世界の中から現実を遠巻きに見ているような時間だった。
いいよ
合図で立ち上がる。
一昨日からのモンスター退治。
退治という言葉がイヤだというわたしに、「今回は手こずらせたし、俺もやる気になっているから『退治』にしたほうが面白いの」ということで、モンスター退治。
那智さんの『やらせる目』に触れ、わんこもしてもらってわたしとしてはもう充分な感じだったけど、やると決めた那智さんは、そりゃあ、それを楽しむに、そう簡単に終わってはくれない(だって、退治だからね)
『やる』テンションのままホテルに入るのだった。
そんなテンションだから、ホテルの入り口を掃除していたいつもの従業員に「こんにちは^^」と声をかけて、楽しんでた^^;
クリックしていただけるとよろこびます^^
まだ続くの〜。
長くて、ごめんね〜^^;
<関連エントリー>
ホテルの従業員さんと仲良し^^;
『常宿』
「等式」感想です。りん子の満足指数は以下から測れるのかもしれない。1性的なことをする頻度。2その時間の長さ。3その刺激の強さ。4そして今回のエントリーにある、「追い詰めらられ度」。まとめられないのでキーワードとしては「凌駕する」「圧倒的」「余裕がない」等々の状況にある程度の頻度で感じさせることが必要です。(笑)
モンスターの安堵とやらずにすんだ安堵でもう充分な感じのわたしなど尻目に、途中、要所要所でわんこの雰囲気を醸し出す那智さん。
百貨店のショウウィンドウ、その先の広場、広場では那智さんがベンチに腰かけてすぐそばを通行人がいるところで「はい」となったけど、そばを子供が通ったからパスにしてもらった。(『やらせる目』のときは、子供がいなくなるのを待ってでもするのだけどね)
コンビニの前には喫煙している先客がいてなし(先に人がいるところでもしないのが那智さんルール)、なんだかんだ、ホテル街に入っていった。
常宿の手前のビルには道路沿いに駐輪スペースがあり、両側の建物からビルはその分奥まっている。
ここかな〜
そういって駐輪スペース(といっても自転車なかったけど)に一歩踏み込む。
電車、百貨店、コンビニ前、に比べたら、人通りの少ないホテル街の一角は、じつはハードルは下がる。
その前に目一杯あわあわしたから、むしろ最初からプラス感情のほうが大きいくらいだ。
はい
の合図にタイミングを計るだけ。
前から来ていたカップルが通り過ぎたのをきっかけに正面を向く那智さんの足に頭を向ける姿勢、道路に平行になる形でしゃがもうとしたら
違うよ
あっち向かなきゃ
と指示
正面を向く那智さんと並ぶような位置、道路に頭を向けるようにするのだ。
頭を那智さんに押当ててしまえることは逃避してしまえるのに、それはダメみたい。
ハードルは下がるとはいえ当然抵抗感はあるので、その指示で一層ためらいが増す。
恐る恐る体を低くし、那智さんの足にぴったりと体を寄せる。
怖かったのだ、お尻が低くなっていた。
お尻ちゃんと上げて
那智さんの好みの膝が90度になるちゃんとした四つん這いの指示。
また、いっぱいいっぱい。
いっぱいいっぱいになりながら『あ、ちょっと西郷さんの銅像みたい?』と思うわたし^^;
那智さんの指先が首の抱えるように撫で、わたしの頭は那智さんの足と手に挟まれた。
密着した西郷さん^^;
うつむき、首を包む那智さんの指先に意識を集中させる。
いっぱいいっぱいの中、那智さんに寄り添い首を抱えられてわんこになる幸福。
あ、若い子
指はずっと変わらず撫でてくれている。
人が通ったんだ。
振り返った
ああ、ごめんなさい!!
ぎゅっと体に力が入る。
ここは道路からほんのすこしくぼんでいるので、通り過ぎてすこししたら視界から消えてくれる。
どうか、その子の疑問は視界から消えたと同時に消えてなくなってくれますように、その子の心を動かしませんように。
祈るように力を入れながら、でも、那智さんの足下の幸福に早く終わったほうがいいと思う気持ちとずっとこのままでいたいという気持ちの引っぱり合い。
次は、車
速度落としたよ(笑)
あああ、どうか安全運転で!!
うつむき、ひたすら足下に寄り添い那智さんの世界の中から現実を遠巻きに見ているような時間だった。
いいよ
合図で立ち上がる。
一昨日からのモンスター退治。
退治という言葉がイヤだというわたしに、「今回は手こずらせたし、俺もやる気になっているから『退治』にしたほうが面白いの」ということで、モンスター退治。
那智さんの『やらせる目』に触れ、わんこもしてもらってわたしとしてはもう充分な感じだったけど、やると決めた那智さんは、そりゃあ、それを楽しむに、そう簡単に終わってはくれない(だって、退治だからね)
『やる』テンションのままホテルに入るのだった。
そんなテンションだから、ホテルの入り口を掃除していたいつもの従業員に「こんにちは^^」と声をかけて、楽しんでた^^;
クリックしていただけるとよろこびます^^
まだ続くの〜。
長くて、ごめんね〜^^;
<関連エントリー>
ホテルの従業員さんと仲良し^^;
『常宿』
「等式」感想です。りん子の満足指数は以下から測れるのかもしれない。1性的なことをする頻度。2その時間の長さ。3その刺激の強さ。4そして今回のエントリーにある、「追い詰めらられ度」。まとめられないのでキーワードとしては「凌駕する」「圧倒的」「余裕がない」等々の状況にある程度の頻度で感じさせることが必要です。(笑)
モンスター退治6
非日常的な日常
ホテルに入って、10分もたっていない。
今日はもう鞭は決まっている。
持参した画鋲の山の中からひとつ取りゴムのバラ鞭の先のほうに刺してみている。
ゴム一本分では突き刺した画鋲の針が半分よりすこし反対側に飛び出る。
試しにゴム2本、針の先端がちょんと顔を出す程度。
でも、これだって、いつもの力で振り下ろし直撃すれば、皮膚を刺し、えぐる威力は充分ある。
那智さんが自分の足に試し打ちをしている。
まあ、かなりピンポイントの角度でない限り、皮膚をえぐるようなことにはならないだろう。
もしかしたら、一本くらいは当たるかもしれないし、反対側の丸い部分がヒットすうる可能性もある。
とにかく、酷い状態になる可能性はそれほど高くないと思う。
ただ、打っているうちに外れるだろうし、それが散らばることも懸念しているよう。
それでもかまわずという人が鬼畜さんなのかもしれないけど、那智さん自身も被害に遭うかもしれないし、何よりそれで最終的に快感にしたいのだから長時間打つことも考えたら、あまりいい方法とはいえない?というような空気で画鋲と鞭を眺めている。
ひたすら怖い。
妄想過多の頭が針を皮膚をえぐり針の幅の数本の陥没ができる様子を生々しく描き、ひたすら怖い。
わたしのいう追いつめられるというのは、こんなふうに酷いことに特化していないような気がします;;ととてもとても弱気になってしまう。
モンスターは血まみれの姿にわずかに反応しているけど、今日のわたしの理性はそれを必死に押しとどめた。
それともうひとつ。
このバラ鞭にたくさんの画鋲の穴があいてしまうことが、寂しかった。
とてもとても愛着のあることバラ鞭に点々と小さな穴があいてしまうことが。
恐怖に怯えている中で、この感情をはっきり認識して伝えるのはなかなかむずかしく叶わなかったけど、そういう気持ちもあったのは事実。
結局、まだ詰めが甘いと判断したようで『今日はなし』になった。
そこからはもう鞭の嵐。
怖い気持ちもあるけれど、はじめの大きな数発でもう一段階上がってしまったようだ。
お尻に数発。
起き上がり体をよけようとするのも追い、また数発。
もう無理と甘えて抱きつくとキスと愛撫。
また一段、上がる。
腰に巻き込み、ぎゃっとなって起き上がると、今度は正面から胸。
胸はさすがにはたく程度だけど、それでも痛いし、何より未知の場所だから恐怖に怯える。
恐怖に顔を歪めて、よろこぶ。
ああ、うれしい、那智さんに追いつめられている。
ずぶずぶに濡れたおまんこ。
入れてくださいとお願いする。
いいよ、足開いて
言われるままに足を開くと、その間に鞭。
加減しながらだけど、ときおり柔らかいところにヒットすると飛び上がるほど痛い。
お尻、太もも、容赦なく鞭を振りおろす。
痛くて体をよじり、シーツに触れる痺れた皮膚に快感が増す。
うつぶせになって、連続して叩かれながら、ああ、もう100発はとうに超えているなぁとぼんやり思う。
そう思いながら、気持ちよくて、痛くて、どれが自分の感覚なのかわからなくなってくる。
それがうれしくて、うれしくて、ニヤニヤして、しまいには『きゃはは』と高笑いしていた。
こうなれたうれしさと安堵感と、なんでこんなことまでしないとダメなんだろうなという戸惑いで笑いながら涙が流れる。
きっと200発も超えているだろう。
見えているはずだけど詳細な情報が脳に伝わらない。
強烈な痛さと那智さんの愛撫だけがはっきりした感覚で、それ以外はふわふわと雲の上を歩いているようだった。
背中に1発。
鋭く刺さるような、打撃というよりナタのようだ。
はじめての衝撃に狼狽する。
体を硬くして、もう2発。
今度は巻き込む。
背中の側面から胸に回り込む鞭。
肉の薄い部分を打ち、肋骨に響く。
あまりの痛さに、呼吸のしかたを忘れてしまったみたいに息ができない。
痛くて体と呼吸が硬直するという状態ははじめてだった。
これはほとんど力を入れていないはずだ。
それなのに恐ろしいほど痛い。
呼吸が再開して、わたしは笑っていた、「うふふ、那智さん、痛くて呼吸できないことあるんですね」って。
モンスター退治という名のモンスターとわたしをかわいがる時間。
モンスター、とってもよろこんでいた。
那智さんのしたいようにして、わたしのリクエストなんて聞かないで、それで、わたしを幸福にして。
それをやり続ける那智さんはすごいのだ。
そして、自分の気持ちを見極めてできるだけ(できるだけ!!)客観視して伝え続けるわたしも、ちょっとだけがんばっているのだ(笑)
やっぱりね、言葉で気持ちを伝え合うことは大切です^^
シーンごとに区切っちゃったから長くなって後半わたし自身が飽きてきてしまったけど、モンスター退治の続き物終了です〜^^
お付き合いいただきありがとうございました〜^^
クリックしていただけるとよろこびます^^
「等式」感想です。モンスター退治はするのも、読むのも大変でした。(笑)りん子自身の思いが私に対してそれ以上を望んでいると言う事。つまり、りん子のモンスター退治をするくらいのテンションの時は私もそれなりの覚悟が必要です。でも、きっと私がりん子に対して日頃から過激な行為をしていれば、モンスターが出る余裕が無いのかもしれません、あれ?つまり、モンスターとは過激な行為を要求する欲求不満の現われか?(笑)りん個からすれば私の「情熱の無さ」「手抜き」ということになるのであろうか。(笑)
ホテルに入って、10分もたっていない。
今日はもう鞭は決まっている。
持参した画鋲の山の中からひとつ取りゴムのバラ鞭の先のほうに刺してみている。
ゴム一本分では突き刺した画鋲の針が半分よりすこし反対側に飛び出る。
試しにゴム2本、針の先端がちょんと顔を出す程度。
でも、これだって、いつもの力で振り下ろし直撃すれば、皮膚を刺し、えぐる威力は充分ある。
那智さんが自分の足に試し打ちをしている。
まあ、かなりピンポイントの角度でない限り、皮膚をえぐるようなことにはならないだろう。
もしかしたら、一本くらいは当たるかもしれないし、反対側の丸い部分がヒットすうる可能性もある。
とにかく、酷い状態になる可能性はそれほど高くないと思う。
ただ、打っているうちに外れるだろうし、それが散らばることも懸念しているよう。
それでもかまわずという人が鬼畜さんなのかもしれないけど、那智さん自身も被害に遭うかもしれないし、何よりそれで最終的に快感にしたいのだから長時間打つことも考えたら、あまりいい方法とはいえない?というような空気で画鋲と鞭を眺めている。
ひたすら怖い。
妄想過多の頭が針を皮膚をえぐり針の幅の数本の陥没ができる様子を生々しく描き、ひたすら怖い。
わたしのいう追いつめられるというのは、こんなふうに酷いことに特化していないような気がします;;ととてもとても弱気になってしまう。
モンスターは血まみれの姿にわずかに反応しているけど、今日のわたしの理性はそれを必死に押しとどめた。
それともうひとつ。
このバラ鞭にたくさんの画鋲の穴があいてしまうことが、寂しかった。
とてもとても愛着のあることバラ鞭に点々と小さな穴があいてしまうことが。
恐怖に怯えている中で、この感情をはっきり認識して伝えるのはなかなかむずかしく叶わなかったけど、そういう気持ちもあったのは事実。
結局、まだ詰めが甘いと判断したようで『今日はなし』になった。
そこからはもう鞭の嵐。
怖い気持ちもあるけれど、はじめの大きな数発でもう一段階上がってしまったようだ。
お尻に数発。
起き上がり体をよけようとするのも追い、また数発。
もう無理と甘えて抱きつくとキスと愛撫。
また一段、上がる。
腰に巻き込み、ぎゃっとなって起き上がると、今度は正面から胸。
胸はさすがにはたく程度だけど、それでも痛いし、何より未知の場所だから恐怖に怯える。
恐怖に顔を歪めて、よろこぶ。
ああ、うれしい、那智さんに追いつめられている。
ずぶずぶに濡れたおまんこ。
入れてくださいとお願いする。
いいよ、足開いて
言われるままに足を開くと、その間に鞭。
加減しながらだけど、ときおり柔らかいところにヒットすると飛び上がるほど痛い。
お尻、太もも、容赦なく鞭を振りおろす。
痛くて体をよじり、シーツに触れる痺れた皮膚に快感が増す。
うつぶせになって、連続して叩かれながら、ああ、もう100発はとうに超えているなぁとぼんやり思う。
そう思いながら、気持ちよくて、痛くて、どれが自分の感覚なのかわからなくなってくる。
それがうれしくて、うれしくて、ニヤニヤして、しまいには『きゃはは』と高笑いしていた。
こうなれたうれしさと安堵感と、なんでこんなことまでしないとダメなんだろうなという戸惑いで笑いながら涙が流れる。
きっと200発も超えているだろう。
見えているはずだけど詳細な情報が脳に伝わらない。
強烈な痛さと那智さんの愛撫だけがはっきりした感覚で、それ以外はふわふわと雲の上を歩いているようだった。
背中に1発。
鋭く刺さるような、打撃というよりナタのようだ。
はじめての衝撃に狼狽する。
体を硬くして、もう2発。
今度は巻き込む。
背中の側面から胸に回り込む鞭。
肉の薄い部分を打ち、肋骨に響く。
あまりの痛さに、呼吸のしかたを忘れてしまったみたいに息ができない。
痛くて体と呼吸が硬直するという状態ははじめてだった。
これはほとんど力を入れていないはずだ。
それなのに恐ろしいほど痛い。
呼吸が再開して、わたしは笑っていた、「うふふ、那智さん、痛くて呼吸できないことあるんですね」って。
モンスター退治という名のモンスターとわたしをかわいがる時間。
モンスター、とってもよろこんでいた。
那智さんのしたいようにして、わたしのリクエストなんて聞かないで、それで、わたしを幸福にして。
それをやり続ける那智さんはすごいのだ。
そして、自分の気持ちを見極めてできるだけ(できるだけ!!)客観視して伝え続けるわたしも、ちょっとだけがんばっているのだ(笑)
やっぱりね、言葉で気持ちを伝え合うことは大切です^^
シーンごとに区切っちゃったから長くなって後半わたし自身が飽きてきてしまったけど、モンスター退治の続き物終了です〜^^
お付き合いいただきありがとうございました〜^^
クリックしていただけるとよろこびます^^
「等式」感想です。モンスター退治はするのも、読むのも大変でした。(笑)りん子自身の思いが私に対してそれ以上を望んでいると言う事。つまり、りん子のモンスター退治をするくらいのテンションの時は私もそれなりの覚悟が必要です。でも、きっと私がりん子に対して日頃から過激な行為をしていれば、モンスターが出る余裕が無いのかもしれません、あれ?つまり、モンスターとは過激な行為を要求する欲求不満の現われか?(笑)りん個からすれば私の「情熱の無さ」「手抜き」ということになるのであろうか。(笑)