モンスター退治4
非日常的な日常
翌日。
本当はドロドロ欲情しているはずなんだけど、それがあまりに粘着質で子宮の底のほうに沈殿しているよう、気持ちよくハアハアというようにはなれていない代わりに不思議と落ち着いていた。
それと『足りない』を訴えられたことはとても大事なことのよう。
わたしは気持ちを伝え、その先、何をするかはもう那智さんに委ねてしまうえることが幸福になるのだろう。
今日、鞭をしてくれなくても追いつめてもらえなくても、それはそれでかまわない。
わたしは伝える、那智さんはよいようにしてくれる、この循環を信じていられることが、じつは一番大事なのかもしれない。
お昼に合流して、今日はどうなるんだろう、さすがに画鋲は避けないなぁ、鞭をとことんするのもひさしぶりだから、それさえ怖いと複雑な気持ちで電車に乗った。
この電車はいくつか繁華街を通る。
その繁華街駅の改札の位置が先頭だったり真ん中だったりするので、必然的に一番後ろの車両は乗客の数が徐々に減っていく。
それを見越したのだろう、いつも乗らない一番後ろの車両に乗る那智さん。
停車ごとに降りる人は増え乗ってくる人はほとんどいない。
空席も目立ちはじめたころ、一番後ろのドアを指して、
あそこに立ってる人が降りたら、あそこまで行って『わんこ』ね
と予告した。
いま、わたしたちが座っているのは一番後ろのシートの真ん中あたり。
右手が車掌室、左手が車両の前。
わたしたちの左、シートの左端にひとり、その向かいにひとり、後はそれより先頭方向のシートに数人、そして、わたしたちの右、車掌室までの間には座っている人はいない、シートと車掌室の間のドアにひとり男性が立っているだけだった。
たしかに、その男性がいなければ、那智さんがシートの端に腰掛け、その横のドアのところにわたしが『わんこ』になったとしても、一見死角になりそうだ。
もちろん、『見える』けど、車内にいる人の視界より低いところにいるから異変に気づきさえしなければ影を潜めることも可能ではある。
(ただ車掌さんからは丸見え?^^;)
でも、でも、そんなこと言ったって、完全に物陰にいるわけではないのだから普通に見えるし、次の駅で誰も乗ってこないという保証もない。
いや、そんないろいろ言わなくても普通に電車で四つん這いはあり得ない!!
あわあわと抵抗を示す。
那智さん、うれしそうにどのタイミングで席を移動するかを話している。
駅についても男性は降りてくれず、さらにわたしたちと車掌室の間にもうひとり乗ってきてしまった。
あ〜、これじゃあ、ダメだね〜
安堵。
じゃあ、◯◯駅に着いたら、わんこで降りよう(笑)
◯◯駅は終着駅なので新しく人は乗って来ないから男性たちが降りた後を向かいの降車ドアまで車両を横切る形でわんこをして降り、許させるだけホームも歩くというのだ。
うわああ。
それなら、那智さんルールの『先客がいたらしない』には当てはまるし、隠れていないけど、視界には入りにくいという那智さんお好み(プラス、わたし多少安心)のわんこスタイルになるということだ。
でも!!
ふと、誰か振り返ったら!?
万が一電車がすぐ車庫に入ってしまったら、向かいのホームからは丸見え!?
何より車掌さんだって!!!
はうはうと首を振り、大変さをアピールするけど、楽しそうに笑う那智さんの目はいたずらを企てる少年のような『やらせる目』だ。
口角を上げ、有無を言わせぬ迫力とわたしを楽しむ情熱の表情。
ああ、わたしはこの那智さんに触れたかったんだ。
楽しそうにわたしを追いつめる、この目、この表情、空気。
きっと、行為はなんでもいいのだろう。
もちろん本気で『追いつめる』行為は限定されてしまうけど、そのどれでもいいのだ。
那智さんの迫力と情熱に追いつめられ、いっぱいいっぱいになる。
それを作る那智さんに触れたかったのだ。
ああ、那智さん、わたし、その那智さんの目、好きです
それに触れられたから、もう充分かもしれない
モンスターがよろこんで、安堵する。
あわあわしながら安堵を伝える。
結局、終着駅に到着して人が降りるのと同時に、まるで計画を見越したように『バンッ!!』と車内の車掌室のドアが開き車掌さんが現れた!!
普通は横のドアからホームを確認すると思うのだけど、予想していなかったところから登場されて、さすがのその目の前をペタペタ四つん這いで歩くことはできないので、ここでは中止になった^^
さて、ここからモンスター退治という名の可愛がりがスタートするのでした^^
クリックしていただけるとよろこびます^^
「等式」感想です。最近、あざやかに満足できる露出(精神含む)が出来ていない。私がどうなると満足するのかは露出の種類や目的によって異なるので一概には言えない。最近の念願であることが、かなうかもしれない、多頭での首輪とリードの散歩だ、これに期待をしたい。(笑)
翌日。
本当はドロドロ欲情しているはずなんだけど、それがあまりに粘着質で子宮の底のほうに沈殿しているよう、気持ちよくハアハアというようにはなれていない代わりに不思議と落ち着いていた。
それと『足りない』を訴えられたことはとても大事なことのよう。
わたしは気持ちを伝え、その先、何をするかはもう那智さんに委ねてしまうえることが幸福になるのだろう。
今日、鞭をしてくれなくても追いつめてもらえなくても、それはそれでかまわない。
わたしは伝える、那智さんはよいようにしてくれる、この循環を信じていられることが、じつは一番大事なのかもしれない。
お昼に合流して、今日はどうなるんだろう、さすがに画鋲は避けないなぁ、鞭をとことんするのもひさしぶりだから、それさえ怖いと複雑な気持ちで電車に乗った。
この電車はいくつか繁華街を通る。
その繁華街駅の改札の位置が先頭だったり真ん中だったりするので、必然的に一番後ろの車両は乗客の数が徐々に減っていく。
それを見越したのだろう、いつも乗らない一番後ろの車両に乗る那智さん。
停車ごとに降りる人は増え乗ってくる人はほとんどいない。
空席も目立ちはじめたころ、一番後ろのドアを指して、
あそこに立ってる人が降りたら、あそこまで行って『わんこ』ね
と予告した。
いま、わたしたちが座っているのは一番後ろのシートの真ん中あたり。
右手が車掌室、左手が車両の前。
わたしたちの左、シートの左端にひとり、その向かいにひとり、後はそれより先頭方向のシートに数人、そして、わたしたちの右、車掌室までの間には座っている人はいない、シートと車掌室の間のドアにひとり男性が立っているだけだった。
たしかに、その男性がいなければ、那智さんがシートの端に腰掛け、その横のドアのところにわたしが『わんこ』になったとしても、一見死角になりそうだ。
もちろん、『見える』けど、車内にいる人の視界より低いところにいるから異変に気づきさえしなければ影を潜めることも可能ではある。
(ただ車掌さんからは丸見え?^^;)
でも、でも、そんなこと言ったって、完全に物陰にいるわけではないのだから普通に見えるし、次の駅で誰も乗ってこないという保証もない。
いや、そんないろいろ言わなくても普通に電車で四つん這いはあり得ない!!
あわあわと抵抗を示す。
那智さん、うれしそうにどのタイミングで席を移動するかを話している。
駅についても男性は降りてくれず、さらにわたしたちと車掌室の間にもうひとり乗ってきてしまった。
あ〜、これじゃあ、ダメだね〜
安堵。
じゃあ、◯◯駅に着いたら、わんこで降りよう(笑)
◯◯駅は終着駅なので新しく人は乗って来ないから男性たちが降りた後を向かいの降車ドアまで車両を横切る形でわんこをして降り、許させるだけホームも歩くというのだ。
うわああ。
それなら、那智さんルールの『先客がいたらしない』には当てはまるし、隠れていないけど、視界には入りにくいという那智さんお好み(プラス、わたし多少安心)のわんこスタイルになるということだ。
でも!!
ふと、誰か振り返ったら!?
万が一電車がすぐ車庫に入ってしまったら、向かいのホームからは丸見え!?
何より車掌さんだって!!!
はうはうと首を振り、大変さをアピールするけど、楽しそうに笑う那智さんの目はいたずらを企てる少年のような『やらせる目』だ。
口角を上げ、有無を言わせぬ迫力とわたしを楽しむ情熱の表情。
ああ、わたしはこの那智さんに触れたかったんだ。
楽しそうにわたしを追いつめる、この目、この表情、空気。
きっと、行為はなんでもいいのだろう。
もちろん本気で『追いつめる』行為は限定されてしまうけど、そのどれでもいいのだ。
那智さんの迫力と情熱に追いつめられ、いっぱいいっぱいになる。
それを作る那智さんに触れたかったのだ。
ああ、那智さん、わたし、その那智さんの目、好きです
それに触れられたから、もう充分かもしれない
モンスターがよろこんで、安堵する。
あわあわしながら安堵を伝える。
結局、終着駅に到着して人が降りるのと同時に、まるで計画を見越したように『バンッ!!』と車内の車掌室のドアが開き車掌さんが現れた!!
普通は横のドアからホームを確認すると思うのだけど、予想していなかったところから登場されて、さすがのその目の前をペタペタ四つん這いで歩くことはできないので、ここでは中止になった^^
さて、ここからモンスター退治という名の可愛がりがスタートするのでした^^
クリックしていただけるとよろこびます^^
「等式」感想です。最近、あざやかに満足できる露出(精神含む)が出来ていない。私がどうなると満足するのかは露出の種類や目的によって異なるので一概には言えない。最近の念願であることが、かなうかもしれない、多頭での首輪とリードの散歩だ、これに期待をしたい。(笑)