溺愛2
非日常的な日常
この日はお昼からの待ち合わせ。
人生初のつけ麺を食べさせてもらって満腹^^
部屋に入り、ほとんど間髪入れずに那智さん性的モード。
満腹感は性欲を減退させるのではないか!!
お腹いっぱいで鞭を受けるのは!!
なんて四の五の言うわたしなんておかまいなし。
ソファでさらっと胸を触る。
わたしのほうも、言葉とは裏腹にほんのすこし胸を触られただけで途端に欲情。
ああ、もう、すぐ、触ってください、いっぱいいっぱい。
直接的な愛撫はあっという間に終わってしまった。
今日はこれからしようと思っていたんだ^^
そういってベッドに腰かけわたしを膝に抱く。
ワンピースの裾をめくってパンツを下ろしてスパンキング。
すでに欲情しているわたしは最初の数発でもう喜んでしまっている。
手のひらの殴打に合わせてガクンと揺れるわたしの頭をもう片方の手のひらが優しく撫でる。
よしよし、いいこいいこ
また叩く。
撫でた手がワンピースの胸元に差し込まれ胸に触れる。
ああ、気持ち良くて腰がもっと揺れる。
片方のお尻ばかり執拗に叩かれる。
パチンとかバチンとは違う『ゴツン』という感じの叩き方、100発は簡単に超えているはず、300、もしかしたら500発くらいは叩いただろうか。(那智さん曰く)
那智さんの太ももに当たっているおまんこが気持ちいい。
もっと気持ちよくなりたくて体をすこしズラしおまんこが膝に当たるようにする。
自分で、なんてはしたないことをしているんだと思っているのだけど、止められない。
膝に移動してるし(笑)
わーーん、それ指摘しないでください!!
わたしだって恥ずかしいのだから!!
ときどきこうやってからかう。
那智さんに蔑む感覚はないということは信じられているし、こういうからかい方をするときは、むしろ、それが好きだからだったりする。
好きな女の子をかわかうのと大して変わらない小学生心理(笑)
それをちゃんと理解しているのだけど、やっぱりわたし自身が恥ずかしいと自覚していることを指摘されるのは、せっかく快感に夢中になれそうなときに水を差す行為とも言えなくないので、ちょっといじけそうになるのも事実。
こういうときいじけモードになってしまうこともあるんだけど、この日の那智さんはまったくおかまいなしだったし、那智さんに悪意がないことを最近はしっかり認識できているので、ちょっとだけ『しゅん』として問題なし^^
結局これが区切りになって、次は鞭になったのだ。
洋服を全部脱がせてもらって、キス。
すこし胸に触れるだけですぐ快感。
大きく抱擁しながら「いいこ、いいこ」と撫でてくれる。
鞭は怖い。
だけど、すでにふわふわしているわたしに包み込むような抱擁がさらに幸福な欲情を誘い、思いのほか身構えることはなかった。
那智さんが鞭を握る。
それが当然のように枕を抱えお尻を出す。
バシバシッ!!
ああ、最初から痛いやり方!!
痛さに一瞬我に返る。
でも、ふわんとすぐにさっきの欲情が戻る。
また数発。
ううう、那智さん、痛いです!!
身をよじり訴える。
ベッドに乗り、身悶えするわたしの横に添い寝するように寄り添い抱擁。
いいこ、いいこ
りん子はいいこだね
優しくキス。
また鞭。
かまえる仕草に連動するようにお尻を差し出す。
ほぼMAXの力。
痛い!!痛い!!痛い!!!
くう〜と体に力が入る。
ああ、でも、体が喜んでる。
痛いのに喜んでる。
りん子、その顔ひさしぶりに見たね
やっぱりりん子はこれがほしかったんだね
そうなの?
わたしほしかったの?
どんどんふわふわしてくる頭がぼんやり思う。
バンバンバンバン!!
連続。
仰向けになって地団駄。
足の揺れとは別に腰も揺れる。
りん子、かわいそうになっちゃったよ
そう言いながら、またわたしを包み込んでくれる。
何?
こんなに痛そうで、かわいそう?
回らない頭で、また思う。
こんな顔になるんだもんな
鞭、してあげなくてかわいそうだったね
いい顔
そう言いながら、またよしよしと髪を撫で慈しみのキスをしてくれる。
それでも那智さんの言葉や抱擁とは裏腹に、鞭の力は容赦ない。
激しく、何度も何度も打ち下ろされるゴムの鞭。
痛くて暴れ回り、そのたびにどんどん快感が増す。
打たれ、起き上がり、すり寄り、抱きしめられ、キスをして、快感に腰を振る。
腫れ上がったお尻を掴み、爪を立てる「いいこいいこ」と撫でられながら。
砂糖菓子のような甘い抱擁と凶器の鞭。
数発打ち、痛さに耐えられず体を起こす。
これがひと息入れる暗黙の合図。
くううと膝立ちで大きく息を吐いていると、その無防備なお尻に、また鞭。
驚きと予期せぬ痛みに戸惑う。
逃げていいのか、逃げたらもっと痛い場所に当たるのか。
わあわあと体を上下させ「那智さん、怖い!!」と振り返る。
大丈夫
左右から鞭を振り下ろす那智さんの穏やかな表情。
ああ、その遠慮ない様子に心を掴まれる。
もう気持ちいい。
我慢できない。
那智さん、お膝を貸してください
なんていうことを懇願しているのだ、わたしは。
裸の女がすり寄り、膝におまんこを押当てて自慰をする。
そんなことまで放出できてしまう快感。
うーうーと呻き半開きの目をしたわたし「入れてください、入れてください」とうわごとのように言うわたしは、那智さんの目にどんなふうに映っているだろうか。
バラけた鞭を捻りゴツゴツした太い一本に束ねて思い切り体重をかけて振り下ろされ、『どすん』という衝撃にたまらず起き上がる。
りん子、とってもかわいい
こんなにいやらしくてはしたなくて、マゾで、うれしいよ
そのまま体丸ごと抱きかかえられながら、那智さんの言葉が耳に届く。
手も足も小さく折り畳まれ覆い尽くすように極上のキス、髪を撫で体を愛撫される。
もうどれくらい続いているかわからない。
鞭と抱擁とキスと愛撫を延々繰り返す。
息もできないほど。
甘い甘い砂糖水に沈められていく。
頭が朦朧とする。
那智さんの目が、うれしそうな欲情と慈しみの目がたまらない。
深い愛情と欲情と支配欲の迫力に窒息しそうだ。
那智さんの胸に抱かれ、甘い奈落にずぶずぶと沈んでいく。
息苦しささえ感じるほどの濃密な交わりに、食べ尽してくれたら幸せだなと朦朧とした頭で思った。
次回、今回の鞭の〆です^^
「等式」感想です。あの時はかなり、甘い鞭でした。意識して甘い鞭にしたいとう欲求と、そうしたらりん子が楽しんでくれるかなと言う予想の基、鞭を振りました。あの雰囲気は今迄で一番大きく甘い雰囲気の中での「痛い」ことだったのだと思います。
この日はお昼からの待ち合わせ。
人生初のつけ麺を食べさせてもらって満腹^^
部屋に入り、ほとんど間髪入れずに那智さん性的モード。
満腹感は性欲を減退させるのではないか!!
お腹いっぱいで鞭を受けるのは!!
なんて四の五の言うわたしなんておかまいなし。
ソファでさらっと胸を触る。
わたしのほうも、言葉とは裏腹にほんのすこし胸を触られただけで途端に欲情。
ああ、もう、すぐ、触ってください、いっぱいいっぱい。
直接的な愛撫はあっという間に終わってしまった。
今日はこれからしようと思っていたんだ^^
そういってベッドに腰かけわたしを膝に抱く。
ワンピースの裾をめくってパンツを下ろしてスパンキング。
すでに欲情しているわたしは最初の数発でもう喜んでしまっている。
手のひらの殴打に合わせてガクンと揺れるわたしの頭をもう片方の手のひらが優しく撫でる。
よしよし、いいこいいこ
また叩く。
撫でた手がワンピースの胸元に差し込まれ胸に触れる。
ああ、気持ち良くて腰がもっと揺れる。
片方のお尻ばかり執拗に叩かれる。
パチンとかバチンとは違う『ゴツン』という感じの叩き方、100発は簡単に超えているはず、300、もしかしたら500発くらいは叩いただろうか。(那智さん曰く)
那智さんの太ももに当たっているおまんこが気持ちいい。
もっと気持ちよくなりたくて体をすこしズラしおまんこが膝に当たるようにする。
自分で、なんてはしたないことをしているんだと思っているのだけど、止められない。
膝に移動してるし(笑)
わーーん、それ指摘しないでください!!
わたしだって恥ずかしいのだから!!
ときどきこうやってからかう。
那智さんに蔑む感覚はないということは信じられているし、こういうからかい方をするときは、むしろ、それが好きだからだったりする。
好きな女の子をかわかうのと大して変わらない小学生心理(笑)
それをちゃんと理解しているのだけど、やっぱりわたし自身が恥ずかしいと自覚していることを指摘されるのは、せっかく快感に夢中になれそうなときに水を差す行為とも言えなくないので、ちょっといじけそうになるのも事実。
こういうときいじけモードになってしまうこともあるんだけど、この日の那智さんはまったくおかまいなしだったし、那智さんに悪意がないことを最近はしっかり認識できているので、ちょっとだけ『しゅん』として問題なし^^
結局これが区切りになって、次は鞭になったのだ。
洋服を全部脱がせてもらって、キス。
すこし胸に触れるだけですぐ快感。
大きく抱擁しながら「いいこ、いいこ」と撫でてくれる。
鞭は怖い。
だけど、すでにふわふわしているわたしに包み込むような抱擁がさらに幸福な欲情を誘い、思いのほか身構えることはなかった。
那智さんが鞭を握る。
それが当然のように枕を抱えお尻を出す。
バシバシッ!!
ああ、最初から痛いやり方!!
痛さに一瞬我に返る。
でも、ふわんとすぐにさっきの欲情が戻る。
また数発。
ううう、那智さん、痛いです!!
身をよじり訴える。
ベッドに乗り、身悶えするわたしの横に添い寝するように寄り添い抱擁。
いいこ、いいこ
りん子はいいこだね
優しくキス。
また鞭。
かまえる仕草に連動するようにお尻を差し出す。
ほぼMAXの力。
痛い!!痛い!!痛い!!!
くう〜と体に力が入る。
ああ、でも、体が喜んでる。
痛いのに喜んでる。
りん子、その顔ひさしぶりに見たね
やっぱりりん子はこれがほしかったんだね
そうなの?
わたしほしかったの?
どんどんふわふわしてくる頭がぼんやり思う。
バンバンバンバン!!
連続。
仰向けになって地団駄。
足の揺れとは別に腰も揺れる。
りん子、かわいそうになっちゃったよ
そう言いながら、またわたしを包み込んでくれる。
何?
こんなに痛そうで、かわいそう?
回らない頭で、また思う。
こんな顔になるんだもんな
鞭、してあげなくてかわいそうだったね
いい顔
そう言いながら、またよしよしと髪を撫で慈しみのキスをしてくれる。
それでも那智さんの言葉や抱擁とは裏腹に、鞭の力は容赦ない。
激しく、何度も何度も打ち下ろされるゴムの鞭。
痛くて暴れ回り、そのたびにどんどん快感が増す。
打たれ、起き上がり、すり寄り、抱きしめられ、キスをして、快感に腰を振る。
腫れ上がったお尻を掴み、爪を立てる「いいこいいこ」と撫でられながら。
砂糖菓子のような甘い抱擁と凶器の鞭。
数発打ち、痛さに耐えられず体を起こす。
これがひと息入れる暗黙の合図。
くううと膝立ちで大きく息を吐いていると、その無防備なお尻に、また鞭。
驚きと予期せぬ痛みに戸惑う。
逃げていいのか、逃げたらもっと痛い場所に当たるのか。
わあわあと体を上下させ「那智さん、怖い!!」と振り返る。
大丈夫
左右から鞭を振り下ろす那智さんの穏やかな表情。
ああ、その遠慮ない様子に心を掴まれる。
もう気持ちいい。
我慢できない。
那智さん、お膝を貸してください
なんていうことを懇願しているのだ、わたしは。
裸の女がすり寄り、膝におまんこを押当てて自慰をする。
そんなことまで放出できてしまう快感。
うーうーと呻き半開きの目をしたわたし「入れてください、入れてください」とうわごとのように言うわたしは、那智さんの目にどんなふうに映っているだろうか。
バラけた鞭を捻りゴツゴツした太い一本に束ねて思い切り体重をかけて振り下ろされ、『どすん』という衝撃にたまらず起き上がる。
りん子、とってもかわいい
こんなにいやらしくてはしたなくて、マゾで、うれしいよ
そのまま体丸ごと抱きかかえられながら、那智さんの言葉が耳に届く。
手も足も小さく折り畳まれ覆い尽くすように極上のキス、髪を撫で体を愛撫される。
もうどれくらい続いているかわからない。
鞭と抱擁とキスと愛撫を延々繰り返す。
息もできないほど。
甘い甘い砂糖水に沈められていく。
頭が朦朧とする。
那智さんの目が、うれしそうな欲情と慈しみの目がたまらない。
深い愛情と欲情と支配欲の迫力に窒息しそうだ。
那智さんの胸に抱かれ、甘い奈落にずぶずぶと沈んでいく。
息苦しささえ感じるほどの濃密な交わりに、食べ尽してくれたら幸せだなと朦朧とした頭で思った。
次回、今回の鞭の〆です^^
「等式」感想です。あの時はかなり、甘い鞭でした。意識して甘い鞭にしたいとう欲求と、そうしたらりん子が楽しんでくれるかなと言う予想の基、鞭を振りました。あの雰囲気は今迄で一番大きく甘い雰囲気の中での「痛い」ことだったのだと思います。
COMMENT
やってる行為はえらく淫らなうえに「お膝」という言葉がなんともアンバランスでデンジャラス(笑)
これも言葉選びだね?
でも、密々に興奮しているときに出るのだから選んでいるわけじゃないんだよね~(≧▽≦)キャ~!
わたしにとってりん子さんの「お膝」は「腿」だね。
まさか?!那智さんの膝小僧で乱れた…とか?
それもなんだかきゃ~♪きゃ~♪♪照れる~だわ。
これも言葉選びだね?
でも、密々に興奮しているときに出るのだから選んでいるわけじゃないんだよね~(≧▽≦)キャ~!
わたしにとってりん子さんの「お膝」は「腿」だね。
まさか?!那智さんの膝小僧で乱れた…とか?
それもなんだかきゃ~♪きゃ~♪♪照れる~だわ。
怖いのに、ゾクゾクしてしまいました(#^.^#)
『鞭、してあげなくてかわいそうだったね』は、もうたまりませんでした^^
『鞭、してあげなくてかわいそうだったね』は、もうたまりませんでした^^
こちらでは初めまして^^
甘い甘い鞭のお話でしたねー。
最近は甘え一辺倒で、痛いことや怖いことはすっかりご無沙汰の私なのですが、
一緒に読んでいた彼が一言。
「こういう鞭なら、今の雪でもいけるかもしれないね。」
その一言で、一気に切ない気持ちがよみがえってきてしまいました(笑)
痛いこと、怖いけどないと寂しい、ほんとうに不思議です。
甘い甘い鞭のお話でしたねー。
最近は甘え一辺倒で、痛いことや怖いことはすっかりご無沙汰の私なのですが、
一緒に読んでいた彼が一言。
「こういう鞭なら、今の雪でもいけるかもしれないね。」
その一言で、一気に切ない気持ちがよみがえってきてしまいました(笑)
痛いこと、怖いけどないと寂しい、ほんとうに不思議です。
いつもはタイトルを宛名にしてしまうんですけど、これは絶対必要だと思って残します(笑)
mineさんへ
一番指摘してほしくて指摘してほしくないところに気づいてくれましたね(笑)
ええ、そうです、『お膝』です!!
あのいやらしい空間での大肯定甘々な状態が『お膝』と口にする快楽をくれました♪
ただ、そうなる自分が気持ちよかったので無意識では選んでいたのかもしれません^^;
『お膝』も行為も自ら望む羞恥と自己愛。
ああ、わたしも照れます^^;
mineさんへ
一番指摘してほしくて指摘してほしくないところに気づいてくれましたね(笑)
ええ、そうです、『お膝』です!!
あのいやらしい空間での大肯定甘々な状態が『お膝』と口にする快楽をくれました♪
ただ、そうなる自分が気持ちよかったので無意識では選んでいたのかもしれません^^;
『お膝』も行為も自ら望む羞恥と自己愛。
ああ、わたしも照れます^^;
その言葉はこの時間を集約したものですよね。
空気感、読み取ってくれましたね^^
あの言葉を発し、それを喜んで受け取れる、SMの時間としてはちょっとめずらしい時間かもしれないけど、ゾクゾクしてくれてうれしい♪
空気感、読み取ってくれましたね^^
あの言葉を発し、それを喜んで受け取れる、SMの時間としてはちょっとめずらしい時間かもしれないけど、ゾクゾクしてくれてうれしい♪
ようこそおいでくださいました♪
すごいすごい!!とても喜んでいます。
だって、これを『する側』の男性が理解して受け入れてくれるのですから^^
SMに絶望的な恐怖を求める嗜好の人は合わないでしょうけど、好き合っている同士において絶望する恐怖は存在しづらいわけで、だからする側が甘い鞭の時間を理解して行ってくれたら互いにとって良い時間になれそうですよね。
怖いけどないと寂しい、この切なさ、もっと言葉にしたいな〜と思っちゃいました^^
すごいすごい!!とても喜んでいます。
だって、これを『する側』の男性が理解して受け入れてくれるのですから^^
SMに絶望的な恐怖を求める嗜好の人は合わないでしょうけど、好き合っている同士において絶望する恐怖は存在しづらいわけで、だからする側が甘い鞭の時間を理解して行ってくれたら互いにとって良い時間になれそうですよね。
怖いけどないと寂しい、この切なさ、もっと言葉にしたいな〜と思っちゃいました^^