女という性
独特な幸福感
突然、大きな穴に落ちていくような感覚に襲われる。
赤ずきんのオオカミのようにお腹に石ころを入れられてどんどん沈んでいくようだ。
まっ暗で、底なしで。
そう思ったら今度はその奈落の底から泥水が溢れ出し押し返されてる。
飲み込まれ上下左右がわからなくなる。
重く暗い泥水はわたし自身。
どんどん引きずり込まれ、きりもみされ、なす術なくもがく。
このままじゃ、わたし自身の泥水にわたしが飲み込まれる。
体中の穴から泥水が溢れ出しそうになる。
助けて!!
助けて!!
焦りと困惑と恐怖と悲しさ。
ずぶずぶとわたしがわたしに飲み込まれていく。
自分の中の泥水が暴れ出して何も手に付かなくなってしまう。
膝を抱え耳を塞ぎ洗濯機の中に込まれたような時間を過ごす。
那智さんに自分の状況を伝え、いま那智さんにはどうすることもできないでしょうけどどうかこの大きな塊を受け止めて、『悲しい』『怖い』とわたしに言わさせてとお願いする。
返事はほとんどない。
当たり前だ、仕事中だもの。
ときどき『はーい』とか『大丈夫だよ〜』とか送ってくれるけど、このどうしたいいかわからない暴れるわたしをどうすることもできない。
このままでは、那智さんに酷い言葉を吐いてしまいそうだ。
自分も那智さんもズタズタに傷つけたくなってしまいそうだ。
何でもないのに涙が溢れる。
そうだ。
クマのぬいぐるみ。
それを抱いて布団にもぐり込む。
クマを抱きしめ『落ち着いて、落ち着いて』と親指の腹でやさしく撫でる。
涙は止まらない。
でも、すこし心が平らになる。
そのまま泥のように眠った。
那智さんも自分も傷つけないでいられた。
この正体はなんだ。
以前『わたしのこと』という続き物を書いたことがある。
わたしは何かが原因で(このエントリーのときには『生理』だと結論付けている)、自分自身も手に負えない大きな感情に振り回されてしまうことがあって、その苛立ちを自分に向けている。
それは『性的に自分を大切にしない』という自傷行為をすることでやり過ごしているじゃないかと自分を理解した。
この日も、それと多分同じだった。
涙を流し那智さんに伝えぬいぐるみを抱くことで那智さんも自分も傷つけることなく済んだけど、この手に負えない大きな感情の正体はなんのだろう。
わたしの落ち込みの原因は『生理』と連動していることも素直になれないのは『欲求不満』だということも、最近は理解できている。
『ハツカネズミさん』がいるとも書いた。
『モンスター』もいる。
どうやら『女の子』を可愛がってもらえないと幸福になれないこともわかった。
『ハリネズミ』とか『モンスター』とか『女の子』とか、いろいろな名前をつけて、どうにかして理解しようと那智さんに手伝ってもらいながら向き合ってきた。
たぶん、どれも全部で、どれでもないのかもしれない。
全部ひっくるめて、ずっとずっとわたしを困らせ怒らせ泣かせてきた泥水のようなものは『女という性』なのかもしれない。
『女という性』なんてカッコいいこと言ってるけど。
認めるのイヤなんだけど。
恥ずかしいのだけど。
情けないけど。
きっとわたしを振り回していたものは、性欲、セックスをしたいという欲。
わたしは、暴れる性欲を落ち着かせるために『性的に自分を大切にしない』自傷行為をしてきた。
性欲のために性的なことで自分を傷つける。
この矛盾から救い出してくれたのは那智さんだ。
わたしは自分を大切にしながら性欲を落ち着かせることを那智さんで知り、叶えてもらっている。
これはとても幸せなことだ。
だけど。
どうしよう、わたしは、那智さんにセックスをしてもらわないと情緒を安定させることができない女になってしまった。
快感に溺れるなんていやらしくもステキな話じゃない、那智さんがいるから頑張れるという立派な感情でもない。
那智さんがいないとわたしの情緒が安定しないんだ。
『女という性』に振り回されて自傷していたわたしがそこから抜け出せたのは那智さんのおかげだ。
その代わり、那智さんがいないと物凄く困る人生がスタートしていたんだ。
快感や愛情だけではなく情緒を安定させるために抱いてもらう、そんな関係ができているといますこし怖くなりながら、これを書いている。
これに至る話を書こうと思うのだけど、書ききれるかわからないから今はこれでおしまい^^
まとまってないけど、今日は吐露でした^^
『わたしのこと1(棘と毒』
『わたしのこと2(自傷行為)』
『わたしのこと3(パズル)』
ハツカネズミさん
『破滅願望』
欲求不満が原因で素直になれない!?
『ファーストプライオリティ123』
『実験結果』
突然、大きな穴に落ちていくような感覚に襲われる。
赤ずきんのオオカミのようにお腹に石ころを入れられてどんどん沈んでいくようだ。
まっ暗で、底なしで。
そう思ったら今度はその奈落の底から泥水が溢れ出し押し返されてる。
飲み込まれ上下左右がわからなくなる。
重く暗い泥水はわたし自身。
どんどん引きずり込まれ、きりもみされ、なす術なくもがく。
このままじゃ、わたし自身の泥水にわたしが飲み込まれる。
体中の穴から泥水が溢れ出しそうになる。
助けて!!
助けて!!
焦りと困惑と恐怖と悲しさ。
ずぶずぶとわたしがわたしに飲み込まれていく。
自分の中の泥水が暴れ出して何も手に付かなくなってしまう。
膝を抱え耳を塞ぎ洗濯機の中に込まれたような時間を過ごす。
那智さんに自分の状況を伝え、いま那智さんにはどうすることもできないでしょうけどどうかこの大きな塊を受け止めて、『悲しい』『怖い』とわたしに言わさせてとお願いする。
返事はほとんどない。
当たり前だ、仕事中だもの。
ときどき『はーい』とか『大丈夫だよ〜』とか送ってくれるけど、このどうしたいいかわからない暴れるわたしをどうすることもできない。
このままでは、那智さんに酷い言葉を吐いてしまいそうだ。
自分も那智さんもズタズタに傷つけたくなってしまいそうだ。
何でもないのに涙が溢れる。
そうだ。
クマのぬいぐるみ。
それを抱いて布団にもぐり込む。
クマを抱きしめ『落ち着いて、落ち着いて』と親指の腹でやさしく撫でる。
涙は止まらない。
でも、すこし心が平らになる。
そのまま泥のように眠った。
那智さんも自分も傷つけないでいられた。
この正体はなんだ。
以前『わたしのこと』という続き物を書いたことがある。
わたしは何かが原因で(このエントリーのときには『生理』だと結論付けている)、自分自身も手に負えない大きな感情に振り回されてしまうことがあって、その苛立ちを自分に向けている。
それは『性的に自分を大切にしない』という自傷行為をすることでやり過ごしているじゃないかと自分を理解した。
この日も、それと多分同じだった。
涙を流し那智さんに伝えぬいぐるみを抱くことで那智さんも自分も傷つけることなく済んだけど、この手に負えない大きな感情の正体はなんのだろう。
わたしの落ち込みの原因は『生理』と連動していることも素直になれないのは『欲求不満』だということも、最近は理解できている。
『ハツカネズミさん』がいるとも書いた。
『モンスター』もいる。
どうやら『女の子』を可愛がってもらえないと幸福になれないこともわかった。
『ハリネズミ』とか『モンスター』とか『女の子』とか、いろいろな名前をつけて、どうにかして理解しようと那智さんに手伝ってもらいながら向き合ってきた。
たぶん、どれも全部で、どれでもないのかもしれない。
全部ひっくるめて、ずっとずっとわたしを困らせ怒らせ泣かせてきた泥水のようなものは『女という性』なのかもしれない。
『女という性』なんてカッコいいこと言ってるけど。
認めるのイヤなんだけど。
恥ずかしいのだけど。
情けないけど。
きっとわたしを振り回していたものは、性欲、セックスをしたいという欲。
わたしは、暴れる性欲を落ち着かせるために『性的に自分を大切にしない』自傷行為をしてきた。
性欲のために性的なことで自分を傷つける。
この矛盾から救い出してくれたのは那智さんだ。
わたしは自分を大切にしながら性欲を落ち着かせることを那智さんで知り、叶えてもらっている。
これはとても幸せなことだ。
だけど。
どうしよう、わたしは、那智さんにセックスをしてもらわないと情緒を安定させることができない女になってしまった。
快感に溺れるなんていやらしくもステキな話じゃない、那智さんがいるから頑張れるという立派な感情でもない。
那智さんがいないとわたしの情緒が安定しないんだ。
『女という性』に振り回されて自傷していたわたしがそこから抜け出せたのは那智さんのおかげだ。
その代わり、那智さんがいないと物凄く困る人生がスタートしていたんだ。
快感や愛情だけではなく情緒を安定させるために抱いてもらう、そんな関係ができているといますこし怖くなりながら、これを書いている。
これに至る話を書こうと思うのだけど、書ききれるかわからないから今はこれでおしまい^^
まとまってないけど、今日は吐露でした^^
『わたしのこと1(棘と毒』
『わたしのこと2(自傷行為)』
『わたしのこと3(パズル)』
ハツカネズミさん
『破滅願望』
欲求不満が原因で素直になれない!?
『ファーストプライオリティ123』
『実験結果』