女という性2
独特な幸福感
個人的な記録。
専門知識はないから根拠はないし、その時々に出会った感情で書いているので整合性もないかもしれない。
普通の大人ならこんなふうにピースを並べなくても解決できることかもしれない。
だけどわたしはいちいちつまずく、考える。
わたしの抱えきれないもののために那智さんに負担をかけたり悲しませたりさせたくないから。
わたしったらイヤな女だなぁと思いながら、でもいっしょに抱えてもらうために一生懸命考えた個人的な記録です。
なかなか上手に伝えられないと思うけど、こんな人もいるんだなと思っていただけたらありがとうです。
那智さんと出会う前、どうも恋愛に於いて不幸になるような相手を選び続け、自分は男性から愛される価値がないという無価値感に囚われていたのは父親の影響だということはわかっていた。
那智さんに出会い、父性の愛情とごく普通の男性としての愛情を注いでもらって無価値感はほとんどなくなり、いまは那智さんにとっては価値ある女だと思えるようになれている(う〜ん、それでも、まだ那智さんにとってという枕詞がつくなぁ)
それでもなお、『女の子』の部分を愛してほしいと強く強く願うので、どうやらわたしが埋めてほしいと思っていたものは父がすべての元凶だったわけではない、わたしは元々『女の子』がいて、ただそれをひっくるめて愛してほしい人間だっただけなんじゃないかと思うようになった。
自分の問題を誰かのせい(この場合父ね)だと思うことは決して幸せなことじゃない。
誰も責めることなく『ただわたしはそういう人間だ』と思えたほうがずっといいから、この結果は喜ばしいものだった。
岩月謙司さんの本では、父親から適正な愛情をもらえず愛される価値がないと思うゆえに不幸な恋愛を繰り返す女性がそこから抜け出すには『父親的存在からの愛情』が必要だと書かれていた。
重軽で表すことは適切ではないかもしれないけど、この無価値感が軽い場合は『父性の豊かな恋人』で事足りて、重い場合は本当の父親と同じようにその女性を『女』と見ないで愛することで克服できると。
わたしが重軽どちらでもいいし、いま父が原因ではないと言えるので克服するために父性からの愛情が必要というわけではないのだけど、おそらくわたしの『女の子』が求めている愛され方は、わたしを『女』として見ないことなんじゃないかと思う。
勃起しないで可愛がって世話を焼いて、愛して、ということだ。
那智さんはクラリスを見ても勃起しないだろう(当たり前だよね、文鳥だもん^^;)、だけど可愛がるし世話を焼く、クラリスを見て微笑むし死んでしまったらとても悲しむだろう。
勃起しないのに愛される。
これはわたしのひとつの憧れだ。
独身のころ。
相手が既婚未婚年上年下関係なくたくさん男友達がいる友人がいた。
ときどき会ってご飯を食べて、相手によっては奢ってもらって送ってもらって、ときには休みの日に遊びに行ったりしている。
その友人の話を聞くといつもうらやましいなと思っていた。
なんでかっていうと『食事だけ』だからだ。
その子はホテルにも行かず、キスもさせず、そんな気ぜんぜんないと宣言してても男性から誘われて表向き友人関係を築いている。(裏側はわからないけどね)
誘われれば必ず太ももに手を置かれほとんどホテルに誘われて、応じれば次回からは最初からホテルになり、断ればもう食事に誘われることはなくなるという経験を何度かしていたわたしには、ホテルもキスもしなくても抱けるかもよという匂いを発しなくても、誘われて食事だけを楽しんだりする関係があることがうらやましかった。
こんなこと書くと、わたしがとんでもなくいい女っぽく感じられるかもしれないけど、実は、その友人のほうがたくさんたくさん告白されるようなモテる人。
性を売り物にしなくても『好かれる』ことがうらやましかった。
いまならこうなる理由がわかる。
わたしも100%ホテルに誘われるわけではなくて稀に『食事だけ』の人もいた。
だけどそれきり、男友達と呼べるような仲良しにはならなかった。
きっとわたしは話題が豊富だったり頭の回転が早くてやり取りに長けていたりという人間的魅力に乏しい、『性』以外で魅力のある人間ではないのだろう。
さらに、たぶん無意識に常に『女』でいるのだと思う。(イヤなヤツだなぁ)
ほら、わたし女だよ、抱いてみる?抱きたくなるでしょ?
こんなふうにいつも瞳を潤ませ口を半開きにして物欲しそうな『女』でいたんだ。
だからちょっとでも下心があれば抱こうとするし、稀に友情を育もうとする男性からしたらはた迷惑は色気だったはずだ。
『性を売り物』にしないことに憧れていたわたし自身が『性を売り物』にしていたんだよね。
矛盾。
わたしはきっとどんなに性をひけらかしても勃起しないで、性的なわたし以外のわたしを可愛いと思い、魅力だと感じまた会いたいと思ってほしかったんだ。
那智さんがクラリスを可愛がるように。
勃起しないで愛してほしい、これが『女の子』。
性から切り離して愛されたい『女の子』と物凄い自己主張の強い『女という性』、両方いる。
で、実はこの『女という性』が厄介なヤツだった。
泣きながらクマを抱いてなんとかやり過ごしたあの日からこんがらがった『女という性』と『女の子』を那智さんが解きほぐしてくれた。
お知らせ^^
ここまで引っ張っておいて続きを書く時間とテンションにならず『3』にはまだ着手しておりません^^;
なので、次エントリーは全然違うものをアップする予定です。
いちおう続き物にしてあるから、お知らせでした〜^^
<関連エントリー>
もう、どれ関連したらいいかわからない!!(笑)
とりあえず『惹かれ合う理由』全部!!
個人的な記録。
専門知識はないから根拠はないし、その時々に出会った感情で書いているので整合性もないかもしれない。
普通の大人ならこんなふうにピースを並べなくても解決できることかもしれない。
だけどわたしはいちいちつまずく、考える。
わたしの抱えきれないもののために那智さんに負担をかけたり悲しませたりさせたくないから。
わたしったらイヤな女だなぁと思いながら、でもいっしょに抱えてもらうために一生懸命考えた個人的な記録です。
なかなか上手に伝えられないと思うけど、こんな人もいるんだなと思っていただけたらありがとうです。
那智さんと出会う前、どうも恋愛に於いて不幸になるような相手を選び続け、自分は男性から愛される価値がないという無価値感に囚われていたのは父親の影響だということはわかっていた。
那智さんに出会い、父性の愛情とごく普通の男性としての愛情を注いでもらって無価値感はほとんどなくなり、いまは那智さんにとっては価値ある女だと思えるようになれている(う〜ん、それでも、まだ那智さんにとってという枕詞がつくなぁ)
それでもなお、『女の子』の部分を愛してほしいと強く強く願うので、どうやらわたしが埋めてほしいと思っていたものは父がすべての元凶だったわけではない、わたしは元々『女の子』がいて、ただそれをひっくるめて愛してほしい人間だっただけなんじゃないかと思うようになった。
自分の問題を誰かのせい(この場合父ね)だと思うことは決して幸せなことじゃない。
誰も責めることなく『ただわたしはそういう人間だ』と思えたほうがずっといいから、この結果は喜ばしいものだった。
岩月謙司さんの本では、父親から適正な愛情をもらえず愛される価値がないと思うゆえに不幸な恋愛を繰り返す女性がそこから抜け出すには『父親的存在からの愛情』が必要だと書かれていた。
重軽で表すことは適切ではないかもしれないけど、この無価値感が軽い場合は『父性の豊かな恋人』で事足りて、重い場合は本当の父親と同じようにその女性を『女』と見ないで愛することで克服できると。
わたしが重軽どちらでもいいし、いま父が原因ではないと言えるので克服するために父性からの愛情が必要というわけではないのだけど、おそらくわたしの『女の子』が求めている愛され方は、わたしを『女』として見ないことなんじゃないかと思う。
勃起しないで可愛がって世話を焼いて、愛して、ということだ。
那智さんはクラリスを見ても勃起しないだろう(当たり前だよね、文鳥だもん^^;)、だけど可愛がるし世話を焼く、クラリスを見て微笑むし死んでしまったらとても悲しむだろう。
勃起しないのに愛される。
これはわたしのひとつの憧れだ。
独身のころ。
相手が既婚未婚年上年下関係なくたくさん男友達がいる友人がいた。
ときどき会ってご飯を食べて、相手によっては奢ってもらって送ってもらって、ときには休みの日に遊びに行ったりしている。
その友人の話を聞くといつもうらやましいなと思っていた。
なんでかっていうと『食事だけ』だからだ。
その子はホテルにも行かず、キスもさせず、そんな気ぜんぜんないと宣言してても男性から誘われて表向き友人関係を築いている。(裏側はわからないけどね)
誘われれば必ず太ももに手を置かれほとんどホテルに誘われて、応じれば次回からは最初からホテルになり、断ればもう食事に誘われることはなくなるという経験を何度かしていたわたしには、ホテルもキスもしなくても抱けるかもよという匂いを発しなくても、誘われて食事だけを楽しんだりする関係があることがうらやましかった。
こんなこと書くと、わたしがとんでもなくいい女っぽく感じられるかもしれないけど、実は、その友人のほうがたくさんたくさん告白されるようなモテる人。
性を売り物にしなくても『好かれる』ことがうらやましかった。
いまならこうなる理由がわかる。
わたしも100%ホテルに誘われるわけではなくて稀に『食事だけ』の人もいた。
だけどそれきり、男友達と呼べるような仲良しにはならなかった。
きっとわたしは話題が豊富だったり頭の回転が早くてやり取りに長けていたりという人間的魅力に乏しい、『性』以外で魅力のある人間ではないのだろう。
さらに、たぶん無意識に常に『女』でいるのだと思う。(イヤなヤツだなぁ)
ほら、わたし女だよ、抱いてみる?抱きたくなるでしょ?
こんなふうにいつも瞳を潤ませ口を半開きにして物欲しそうな『女』でいたんだ。
だからちょっとでも下心があれば抱こうとするし、稀に友情を育もうとする男性からしたらはた迷惑は色気だったはずだ。
『性を売り物』にしないことに憧れていたわたし自身が『性を売り物』にしていたんだよね。
矛盾。
わたしはきっとどんなに性をひけらかしても勃起しないで、性的なわたし以外のわたしを可愛いと思い、魅力だと感じまた会いたいと思ってほしかったんだ。
那智さんがクラリスを可愛がるように。
勃起しないで愛してほしい、これが『女の子』。
性から切り離して愛されたい『女の子』と物凄い自己主張の強い『女という性』、両方いる。
で、実はこの『女という性』が厄介なヤツだった。
泣きながらクマを抱いてなんとかやり過ごしたあの日からこんがらがった『女という性』と『女の子』を那智さんが解きほぐしてくれた。
お知らせ^^
ここまで引っ張っておいて続きを書く時間とテンションにならず『3』にはまだ着手しておりません^^;
なので、次エントリーは全然違うものをアップする予定です。
いちおう続き物にしてあるから、お知らせでした〜^^
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もう、どれ関連したらいいかわからない!!(笑)
とりあえず『惹かれ合う理由』全部!!
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