恋しいは使いよう(笑)
独り言
那智さんに会いたいなぁと思う気持ち。
会えないとさみしいに転がりそうになるけれど、よくよく心を触ってみると、恋しいだとわかる。
正確な日本語とは違う使い方かもしれないけど、さみしいと恋しいの違いを自分なりに見つけて使い分けられるといいなと思う。
恋しいという言葉は有効。
同じ会いたい気持ちを伝えるとしてもさみしいよりも恋しい。
わたしの場合恋しいほうが心に近いし、なおかつ那智さんに心配かけずにすむ。
ちょっとさみしい気分なら恋しいと言いまくる。
さみしいを連発するより恋しいと訴えられるほうが聞いているほうも悪い気は
しないだろう(笑)
そして、本当にさみしいとき、さみしいという。
たくさんの恋しいの中のさみしいはきっと目立つ(笑)
だからいろんな意味で恋しいは有効なのだ。
那智さんに会いたいなぁと思う気持ち。
会えないとさみしいに転がりそうになるけれど、よくよく心を触ってみると、恋しいだとわかる。
正確な日本語とは違う使い方かもしれないけど、さみしいと恋しいの違いを自分なりに見つけて使い分けられるといいなと思う。
恋しいという言葉は有効。
同じ会いたい気持ちを伝えるとしてもさみしいよりも恋しい。
わたしの場合恋しいほうが心に近いし、なおかつ那智さんに心配かけずにすむ。
ちょっとさみしい気分なら恋しいと言いまくる。
さみしいを連発するより恋しいと訴えられるほうが聞いているほうも悪い気は
しないだろう(笑)
そして、本当にさみしいとき、さみしいという。
たくさんの恋しいの中のさみしいはきっと目立つ(笑)
だからいろんな意味で恋しいは有効なのだ。
モカ再び(笑)
モカ
モカちゃんとランチをした。
大好きな台湾料理屋さん。
駅から向かう途中にあるドン○・ホーテ。
ちょうど一年前のいま頃、那智さんと3人でここに来てモカちゃんはピンクローターを買うという使命を果たしていた。
ひーひーの思い出のドン○だ。
それを視界に見ながらモカちゃんはいう。
帰りにドンキ寄ってもいい?
うん、いいよ。
簡単に了解してから、一年前のお買い物を思い出してちょっと冗談をいってみる。
もしかして、壊れた?(笑)
うん!!
おお、冗談に乗ってきたな^^
信号が変わり歩き出す。
…
んん!?
モカちゃんの顔二度見状態。
コイツ、本気でいってる!?
いちおうこれでもかなり深いお付き合いをした自負はある。
彼女が、本当のことをいっているのと心にもないことをいっている区別くらいはつくつもりだ。
そこから推察すると、背筋を伸ばしまっすぐ前を見ていう『うん!!』は本当だ。
ホントにーーーー!?
たじろいで聞く。
ホントだったの?
うん、そうだよ^^
壊れたからね〜、新しいのほしいと思ってさ〜
うっそ!!
普通通販とかで買うもんでしょ!!
でもさ〜、せっかく来たんだし、ひとりじゃ買えないし、ちょうどいいな〜と思って^^
送料もかかるし〜^^
うわ!!信じらんない。
で、でも、まあ、そうだよね、それくらい女だっていいよね、送料だってバカにならないもんね…。
あんまり否定ばかりも気が引けるので『け、健康な人なら、それもありだもんね』などとわけわからない理由で、ドン○にローターを買いにいくという信じられない事態を納得させようとする、わたし^^;
いいや!!
無理、そんなところ入れるわけない!!
拒否と許容を行ったり来たり。
じゃあ、わたし、外で待ってる
ううん、おねえちゃんも一緒に行くんだよーー♪
ああ、モカ。
わたしはあなたのことを多少は知っているつもりだ。
その『ーー』と『♪』は面白がっているでしょ!!
ローターがほしいのではなく、それを買うことでわたしがあわあわすることを遊んでるだろーーー!!
はあ、那智さんに連れられたときはあれだけ恥ずかしそうに慌ててたのに、モカちゃんはことわたしに及ぶと途端に責め側の気分になるのだ。
わたしが恥ずかしがっていればわんこも恥ずかしくないという那智さんの思考と一緒。
羞恥系の悲劇だ(笑)
かくして女ふたりローター購入ツアーはスタートした。
台湾料理は相変わらずおいしくて、楽しいランチも終わりいよいよドン○へ。
さて、何階だったっけ?
フロアガイドにも『ローター売り場』なんて表示もなく(笑)
とりあえず上がってみる。
さんざん『やめようよ〜』と訴えても完全拒否のモカちゃん。
『おねえちゃんが恥ずかしがるほど平気なんだよね〜』と楽しそう。
しかし、おそらくふたりとも方向音痴だ。
しかも探しているものはピンクローター。
冷静な判断ができにくい。
なんだかふたりしてぐるぐるぐるぐる、早歩きで焦って探していた。
やっと見つけた『アダルトコーナー』にはずら〜っとそれらしきモノが並んでいる。
女ふたりでそんなところに入っていったんだもの、目立つ。
左手にいる男性は興味津々というようにこちらを見ている。
うぎゃああ。
耐えられません!!!
わーー♪いろいろあるんだねーーー♪
また『ーー』と『♪』だ!!
ヤツは楽しんでる!!
ほら、見ておねえちゃん、値段もいろいろーー♪
こら、やめろ、ここではおねえちゃんと呼ぶな、姉妹でこんなとこに来ていると思われたらどうする!!
いくら変態行為をしているとはいえ、さすがに姉妹はないだろう!?(笑)
もーーーバカ!!、早く選んで!!
ばしばしとモカちゃんの肩を叩きまくるけど、いっこうにおかまいなし。
ったく、一刻も早くここから脱出したいのにゆっくり吟味してる。
あ〜、お願い早くして〜。
しかし人生には苦難は付いて回るものだ。
わ!!どうしよう!!
な、なに!?
ストッキングが引っかかった!!
な、なにを言い出す?
見るとモカちゃんが履いている色っぽい柄の網タイツにバッグの金具が引っかかっているではないか!!
ああ、もう、なんてことしてくれるんだ、アンタって人は。
モカちゃん、あなた、ニーハイブーツ履いててミニスカートとはいえ網タイツ露出面積そんなに多くないでしょ!!
なにもそこ目がけて引っかけることないでしょ!!
前屈みになって片手にバッグを持ち残りの右手で必死に取ろうとしている。
さっきまで『どれにそようかなー♪』なんて余裕の表情が、一転、慌てるモカちゃん。
うふふ、形勢逆転。
…って、ならないところが羞恥系の悲しいところ。
わぁぁ、わたし、どうしたらいい!?
モカちゃんの横にしゃがみ込み、一緒になって慌てるだけ^^;
情けない…。
(後日、那智さんに話したら『そういうときは、じゃあね〜って手を振りながら遠ざかるんだよ^^』とレクチャーを受けました)
なんとか外れたけど、もう、ふたりしてあわあわから回復できず。
とにかく手近のふたつを持って会計へ!!
(なんでふたつかというと、那智さんから『明日、壊れたら悲しいだろ?』という指導のもと。でもって、なぜか慌てながらも違う種類を選んでいたモカちゃん^^;)
ところが、フロアをぐるっと回ってやっと見つけた会計には『お会計は1F総合会計へ』と札が立てられていた。
はああ、一難去ってまた一難。
今度はそれをもって一階まで移動しないといけないのだ!!
エレベーターを待つ。
うう、誰も乗って来ないで…、だって、彼女の手に持っている不自然に包装紙に包まれた箱は『ピンクローター』。
こんなものを持ってエレベーターで移動するなんてあり得ないことをモカちゃんったらしてる。
ああ、恥ずかしい。
とにかく会計のところまでは付き合った。
並んだ時点でもう耐えられず、わたしはモカちゃんを置いてそのまま外に出ていってしまった。
放置プレイじゃ〜!!
ここで、本日はじめて形勢逆転に成功^^
ふたりして恥ずかしいやらおかしいやらでドン○を後にしたのだった。
女ふたりローター購入ツアーは大笑いで終了したのでした^^
モカちゃんとは今年に入って続けて会っている。
このランチは彼女から日程調整して誘ってくれた。
さんにんの頃からどちらかというとわたし(たち)が引っ張っている関係だったから、彼女からのお誘いはとてもうれしかった。
ここ最近考えていたのだけど。
わたしたちは、かなりいろいろすっ飛ばした。
メールを3往復くらいして流れで会って、そのまま『3人』が始まったのだもんね。
わたしはモカちゃんの趣味を知る前にいきなり深い話を聞いて、好きな映画を知る前に裸で抱き合った。
出会いから中間をすっ飛ばしていきなり一生のうちに見せるか見せないかというレベルのものを見せ合ったしね*^^*
そうしなければあの濃密な気持ち良さは作れなかったはず。
だけどいろんなことがあって、じゃあ、いまどういう位置で彼女と付き合うのがいいのだろう。
これからも関係を続けるのだから、その心地よい記憶を残しながらすっ飛ばしたところを埋めて新しい定位置を作りたいなって。
友達?
ちょっと違う。
ひとりで突き進んで転んで『びえーん』ってひとしきり泣いて、またムクッと立ち上がってダダーーっと全然違う方向に走っていく、本人はひとりでこなしているつもりだろうけど、こちらにすごーく透けて見えちゃってる。
あんなヒヤヒヤさせられて手のかかる面倒なヤツ、友達にしないよ(笑)
いい年した大人のくせに『ナポリタンを挟んだパンはナポリパン』なんて面白いこというガキんちょ、友達にはいない(笑)
第一、わたしは友達のことを『アイツ』とも『ヤツ』とも『バカ!!』とも呼ばない(笑)
だけどわたしを恥ずかしがらせようと『ーー♪』になるときも、彼女から意地悪い気持ちはすこしも感じられない。(ほら、からかうとかいじるって相手を見下すような意地悪な気持ちが混ざることあるでしょ?)
逆に、自分を卑下して接しても来ない。
わたしが苦手な『優劣つける』を、モカちゃんはわたしにしないんだ。
だからわたしが唯一『バカなヤツ』と言える貴重な人材として心地いい距離と定位置を作っていこうと思ってる。
モカちゃんとランチをした。
大好きな台湾料理屋さん。
駅から向かう途中にあるドン○・ホーテ。
ちょうど一年前のいま頃、那智さんと3人でここに来てモカちゃんはピンクローターを買うという使命を果たしていた。
ひーひーの思い出のドン○だ。
それを視界に見ながらモカちゃんはいう。
帰りにドンキ寄ってもいい?
うん、いいよ。
簡単に了解してから、一年前のお買い物を思い出してちょっと冗談をいってみる。
もしかして、壊れた?(笑)
うん!!
おお、冗談に乗ってきたな^^
信号が変わり歩き出す。
…
んん!?
モカちゃんの顔二度見状態。
コイツ、本気でいってる!?
いちおうこれでもかなり深いお付き合いをした自負はある。
彼女が、本当のことをいっているのと心にもないことをいっている区別くらいはつくつもりだ。
そこから推察すると、背筋を伸ばしまっすぐ前を見ていう『うん!!』は本当だ。
ホントにーーーー!?
たじろいで聞く。
ホントだったの?
うん、そうだよ^^
壊れたからね〜、新しいのほしいと思ってさ〜
うっそ!!
普通通販とかで買うもんでしょ!!
でもさ〜、せっかく来たんだし、ひとりじゃ買えないし、ちょうどいいな〜と思って^^
送料もかかるし〜^^
うわ!!信じらんない。
で、でも、まあ、そうだよね、それくらい女だっていいよね、送料だってバカにならないもんね…。
あんまり否定ばかりも気が引けるので『け、健康な人なら、それもありだもんね』などとわけわからない理由で、ドン○にローターを買いにいくという信じられない事態を納得させようとする、わたし^^;
いいや!!
無理、そんなところ入れるわけない!!
拒否と許容を行ったり来たり。
じゃあ、わたし、外で待ってる
ううん、おねえちゃんも一緒に行くんだよーー♪
ああ、モカ。
わたしはあなたのことを多少は知っているつもりだ。
その『ーー』と『♪』は面白がっているでしょ!!
ローターがほしいのではなく、それを買うことでわたしがあわあわすることを遊んでるだろーーー!!
はあ、那智さんに連れられたときはあれだけ恥ずかしそうに慌ててたのに、モカちゃんはことわたしに及ぶと途端に責め側の気分になるのだ。
わたしが恥ずかしがっていればわんこも恥ずかしくないという那智さんの思考と一緒。
羞恥系の悲劇だ(笑)
かくして女ふたりローター購入ツアーはスタートした。
台湾料理は相変わらずおいしくて、楽しいランチも終わりいよいよドン○へ。
さて、何階だったっけ?
フロアガイドにも『ローター売り場』なんて表示もなく(笑)
とりあえず上がってみる。
さんざん『やめようよ〜』と訴えても完全拒否のモカちゃん。
『おねえちゃんが恥ずかしがるほど平気なんだよね〜』と楽しそう。
しかし、おそらくふたりとも方向音痴だ。
しかも探しているものはピンクローター。
冷静な判断ができにくい。
なんだかふたりしてぐるぐるぐるぐる、早歩きで焦って探していた。
やっと見つけた『アダルトコーナー』にはずら〜っとそれらしきモノが並んでいる。
女ふたりでそんなところに入っていったんだもの、目立つ。
左手にいる男性は興味津々というようにこちらを見ている。
うぎゃああ。
耐えられません!!!
わーー♪いろいろあるんだねーーー♪
また『ーー』と『♪』だ!!
ヤツは楽しんでる!!
ほら、見ておねえちゃん、値段もいろいろーー♪
こら、やめろ、ここではおねえちゃんと呼ぶな、姉妹でこんなとこに来ていると思われたらどうする!!
いくら変態行為をしているとはいえ、さすがに姉妹はないだろう!?(笑)
もーーーバカ!!、早く選んで!!
ばしばしとモカちゃんの肩を叩きまくるけど、いっこうにおかまいなし。
ったく、一刻も早くここから脱出したいのにゆっくり吟味してる。
あ〜、お願い早くして〜。
しかし人生には苦難は付いて回るものだ。
わ!!どうしよう!!
な、なに!?
ストッキングが引っかかった!!
な、なにを言い出す?
見るとモカちゃんが履いている色っぽい柄の網タイツにバッグの金具が引っかかっているではないか!!
ああ、もう、なんてことしてくれるんだ、アンタって人は。
モカちゃん、あなた、ニーハイブーツ履いててミニスカートとはいえ網タイツ露出面積そんなに多くないでしょ!!
なにもそこ目がけて引っかけることないでしょ!!
前屈みになって片手にバッグを持ち残りの右手で必死に取ろうとしている。
さっきまで『どれにそようかなー♪』なんて余裕の表情が、一転、慌てるモカちゃん。
うふふ、形勢逆転。
…って、ならないところが羞恥系の悲しいところ。
わぁぁ、わたし、どうしたらいい!?
モカちゃんの横にしゃがみ込み、一緒になって慌てるだけ^^;
情けない…。
(後日、那智さんに話したら『そういうときは、じゃあね〜って手を振りながら遠ざかるんだよ^^』とレクチャーを受けました)
なんとか外れたけど、もう、ふたりしてあわあわから回復できず。
とにかく手近のふたつを持って会計へ!!
(なんでふたつかというと、那智さんから『明日、壊れたら悲しいだろ?』という指導のもと。でもって、なぜか慌てながらも違う種類を選んでいたモカちゃん^^;)
ところが、フロアをぐるっと回ってやっと見つけた会計には『お会計は1F総合会計へ』と札が立てられていた。
はああ、一難去ってまた一難。
今度はそれをもって一階まで移動しないといけないのだ!!
エレベーターを待つ。
うう、誰も乗って来ないで…、だって、彼女の手に持っている不自然に包装紙に包まれた箱は『ピンクローター』。
こんなものを持ってエレベーターで移動するなんてあり得ないことをモカちゃんったらしてる。
ああ、恥ずかしい。
とにかく会計のところまでは付き合った。
並んだ時点でもう耐えられず、わたしはモカちゃんを置いてそのまま外に出ていってしまった。
放置プレイじゃ〜!!
ここで、本日はじめて形勢逆転に成功^^
ふたりして恥ずかしいやらおかしいやらでドン○を後にしたのだった。
女ふたりローター購入ツアーは大笑いで終了したのでした^^
モカちゃんとは今年に入って続けて会っている。
このランチは彼女から日程調整して誘ってくれた。
さんにんの頃からどちらかというとわたし(たち)が引っ張っている関係だったから、彼女からのお誘いはとてもうれしかった。
ここ最近考えていたのだけど。
わたしたちは、かなりいろいろすっ飛ばした。
メールを3往復くらいして流れで会って、そのまま『3人』が始まったのだもんね。
わたしはモカちゃんの趣味を知る前にいきなり深い話を聞いて、好きな映画を知る前に裸で抱き合った。
出会いから中間をすっ飛ばしていきなり一生のうちに見せるか見せないかというレベルのものを見せ合ったしね*^^*
そうしなければあの濃密な気持ち良さは作れなかったはず。
だけどいろんなことがあって、じゃあ、いまどういう位置で彼女と付き合うのがいいのだろう。
これからも関係を続けるのだから、その心地よい記憶を残しながらすっ飛ばしたところを埋めて新しい定位置を作りたいなって。
友達?
ちょっと違う。
ひとりで突き進んで転んで『びえーん』ってひとしきり泣いて、またムクッと立ち上がってダダーーっと全然違う方向に走っていく、本人はひとりでこなしているつもりだろうけど、こちらにすごーく透けて見えちゃってる。
あんなヒヤヒヤさせられて手のかかる面倒なヤツ、友達にしないよ(笑)
いい年した大人のくせに『ナポリタンを挟んだパンはナポリパン』なんて面白いこというガキんちょ、友達にはいない(笑)
第一、わたしは友達のことを『アイツ』とも『ヤツ』とも『バカ!!』とも呼ばない(笑)
だけどわたしを恥ずかしがらせようと『ーー♪』になるときも、彼女から意地悪い気持ちはすこしも感じられない。(ほら、からかうとかいじるって相手を見下すような意地悪な気持ちが混ざることあるでしょ?)
逆に、自分を卑下して接しても来ない。
わたしが苦手な『優劣つける』を、モカちゃんはわたしにしないんだ。
だからわたしが唯一『バカなヤツ』と言える貴重な人材として心地いい距離と定位置を作っていこうと思ってる。
軽蔑と『大事、大事』
非日常的な日常
『縛られたい』とか『支配されたい』という自分の性的な疼きに『SM』という名前がついていると知った当初。
(20過ぎてからなんだよね。20年前はまだSMが一般的でなかったのか、それともわたしが無知だったから?)
『トパーズ』を読んだ。
いまみたいにネットもないしエッチ雑誌なんて買えないし、その頃SM嗜好を満たすには小説が一番安全確実だった(笑)
猿ぐつわをされて足首を切断される少女。
客にいわれるままに体をくねらせながらスクール水着を着るM嬢(あ、ちょっと記憶曖昧^^;)。
どれも思わず眉をひそめたくなるようなものに、わたしのモンスターはうずうずわくわく目をキラキラさせていた。
そして読後。
無性に悲しく腹立たしくなったなんだか描かれている女性たちが『何も考えていない』ように見えたからだ。
その女性たちに嫌悪感を抱いている自分に『ホントにMなのかな?』なんて思ったりもしていた。
また最近読んだフィクションでも似たような感情を持った。
内容は差し控えたいのだけど、その本には性に対して罪悪感を持たない奔放な女性たちが登場していた。
もともと性的なものに倫理も道徳もないのだけど、そこに登場している女性たちは『日常生活にも倫理も道徳もない』のだ。
その女性たちを搾取する側のことも描かれていて、やはりわたしはその事実に憤り、搾取されていることに無頓着な女性たちに対して憐れみと嫌悪感という複雑な気持ちが湧いていた。
20年前に『トパーズ』を読んだときに感じた嫌悪感とおそらく同じだ。
わたしは『何も考えていない』ように見える女性たちを嫌悪していたのだ。
この本を読んだとき。
ああ、これは嫌悪感以外にも何かあるなって感じた。
それは触っちゃダメだよってわたしがわたしに警告するようなものだ。
こういうときは苛立つような焦るような気持ちになる。
そこになにがあるかハッキリわからないまま焦燥感のようなものだけを那智さんにポツポツと話してみる。
ずっと昔からある嫌悪感の正体。
ぼんやりと輪郭は見えているけど、口にすることをためらう気持ちとそれを急かす気持ちにどうしたらよいか戸惑う。
じゃあ、それをメールにして送って
長年付き合っていると、きっとここというポイントがわかるのだろう。
わたしの核心に触れるような気配を感じ取ると那智さんは文字にさせる。
わたし自身に整理させるためとたぶん取りこぼさないようにしてくれるためだ。
その嗅覚に感謝しながら、ゆっくりキーボードを叩いた。
わたしは。
『トパーズ』に登場した女性や搾取されていることに頓着せず性に対して奔放な女性、彼女たちのように『何も考えていない』ような女性を嫌悪して、そして憧れている。
(性の対して奔放なことと『何も考えていない』故に奔放なことは違うよ)
何も考えていないバカみたいな女に憧れて、そういう女になりたい。
わたしが軽蔑するように、誰かに軽蔑の目で見られたい。
積もった埃を払っていく作業は苦しさを伴う。
だって、そこにはわたしが軽蔑するような女(わたし)がいるのだもの。
だけど一方ですこしずつ身軽になっていくようで、わずかに爽快感さえ感じる。
そんなふうに怖々ではあるけどすこしずつ埃を払って伝えた。
具体的になにがしたいというのではく、わたしは『軽蔑されるような女』に憧れているって。
電車で可愛がってもらった日。
ホテルに入ってからも、わたしはもうどこを触っても快感に声を上げるような精神状態になっていた。
ベッドに腰掛けた那智さんの足元に座り薄いニットのワンピから透ける乳首を愛撫される。
もう気持ちよくてしょうがない。
もっともっととくねらす腰はいつの間にか那智さんの足首にまとわり付いていた。
那智さんの足を太ももで挟み、おまんこを足首にぐりぐりと押し当て擦り付けていた。
乳首を潰されながら足首でオナニーする女。
はしたない。
こんなバカみたいな女大キライ!!
りん子、さっき電車で前に座っていた子、気づいていたよ
ああ、そんなのダメ…、ううん、うれしい。
…ホントに…気づいていました?
ああ
…じゃあ、バカな女って軽蔑してた?
そうだね、軽蔑してたかもね
本当は気づいたらいけないの。
ごめんなさいなの。
だけど快感に浸かるわたしは大キライな女になっていく。
その女性に気づいてほしくて眉をひそめてほしいと思ってしまう。
おまんこから足首を離して、濡れたそれで今度はわたしを踏む。
床に寝転んだわたしは那智さんの足で踏まれ蹴られ、顔は
歪み潰される。
うれしくて気持ちよくてたまらなのに足首がなくなってさみしいおまんこは、探すように揺れ続けた。
ぐいっとベッドに引き上げられた。
那智さんは、息は上がり汗や体液で湿り気を帯びた体を抱えくしゃくしゃの髪を指で撫で
大事、大事
トントンと抱きかかえて子守唄のように小さくささやいてくれた。
これが那智さんのやり方なんだろう。
わたしは被虐嗜好がある。
今回の埃取り作業でわかったように誰かから軽蔑の目で見られるような女になりたいと思ってしまっているようだ。
そんな自分にすこし傷つく。
わたしは『傷つく性癖』のようだ。
被虐嗜好があるくせに蔑まれると傷つく。
たくさんの男に抱かれている女性に興奮するくせに、男たちから女性を軽んじる空気を感じ取ると悲しくなってしまう。
被虐嗜好があるくせに、それではしたなくなる自分に嫌悪する。
誰かから軽蔑の目で見られたらきっととても傷つくだろう。
まったく面倒な性質だ。
那智さんの『大事、大事』が他者の蔑みや自己嫌悪からわたしを守ってくれているようだ。
『大切にしながら酷いこと』なんて生粋(?)のサディストさんからしたら生温いのかもしれない。
『大事、大事』なんて甘いと、忠誠心を求めるご主人様は思うかもしれない。
蔑みも我慢もない可愛がるSM行為。
那智さんのやり方。
被虐嗜好やそれの叶え方はいろいろでしょうけど、たぶん、いまのわたしにはこのスタンスが一番幸福なんだろうなと思う。
想像の中のはしたないわたしは道行く人から軽蔑の眼差しで眺められながら『大事、大事』と那智さんに髪を撫でられているのだ。
<関連エントリー>
20年前のこと
『私について(性癖1 2)』
『真剣なお遊び』
『傷つく性癖』
モンスターちゃん、いろいろ^^
『モンスターを抱きしめて』
『否応なくマゾ』
『いろんな涙4』
『縛られたい』とか『支配されたい』という自分の性的な疼きに『SM』という名前がついていると知った当初。
(20過ぎてからなんだよね。20年前はまだSMが一般的でなかったのか、それともわたしが無知だったから?)
『トパーズ』を読んだ。
いまみたいにネットもないしエッチ雑誌なんて買えないし、その頃SM嗜好を満たすには小説が一番安全確実だった(笑)
猿ぐつわをされて足首を切断される少女。
客にいわれるままに体をくねらせながらスクール水着を着るM嬢(あ、ちょっと記憶曖昧^^;)。
どれも思わず眉をひそめたくなるようなものに、わたしのモンスターはうずうずわくわく目をキラキラさせていた。
そして読後。
無性に悲しく腹立たしくなったなんだか描かれている女性たちが『何も考えていない』ように見えたからだ。
その女性たちに嫌悪感を抱いている自分に『ホントにMなのかな?』なんて思ったりもしていた。
また最近読んだフィクションでも似たような感情を持った。
内容は差し控えたいのだけど、その本には性に対して罪悪感を持たない奔放な女性たちが登場していた。
もともと性的なものに倫理も道徳もないのだけど、そこに登場している女性たちは『日常生活にも倫理も道徳もない』のだ。
その女性たちを搾取する側のことも描かれていて、やはりわたしはその事実に憤り、搾取されていることに無頓着な女性たちに対して憐れみと嫌悪感という複雑な気持ちが湧いていた。
20年前に『トパーズ』を読んだときに感じた嫌悪感とおそらく同じだ。
わたしは『何も考えていない』ように見える女性たちを嫌悪していたのだ。
この本を読んだとき。
ああ、これは嫌悪感以外にも何かあるなって感じた。
それは触っちゃダメだよってわたしがわたしに警告するようなものだ。
こういうときは苛立つような焦るような気持ちになる。
そこになにがあるかハッキリわからないまま焦燥感のようなものだけを那智さんにポツポツと話してみる。
ずっと昔からある嫌悪感の正体。
ぼんやりと輪郭は見えているけど、口にすることをためらう気持ちとそれを急かす気持ちにどうしたらよいか戸惑う。
じゃあ、それをメールにして送って
長年付き合っていると、きっとここというポイントがわかるのだろう。
わたしの核心に触れるような気配を感じ取ると那智さんは文字にさせる。
わたし自身に整理させるためとたぶん取りこぼさないようにしてくれるためだ。
その嗅覚に感謝しながら、ゆっくりキーボードを叩いた。
わたしは。
『トパーズ』に登場した女性や搾取されていることに頓着せず性に対して奔放な女性、彼女たちのように『何も考えていない』ような女性を嫌悪して、そして憧れている。
(性の対して奔放なことと『何も考えていない』故に奔放なことは違うよ)
何も考えていないバカみたいな女に憧れて、そういう女になりたい。
わたしが軽蔑するように、誰かに軽蔑の目で見られたい。
積もった埃を払っていく作業は苦しさを伴う。
だって、そこにはわたしが軽蔑するような女(わたし)がいるのだもの。
だけど一方ですこしずつ身軽になっていくようで、わずかに爽快感さえ感じる。
そんなふうに怖々ではあるけどすこしずつ埃を払って伝えた。
具体的になにがしたいというのではく、わたしは『軽蔑されるような女』に憧れているって。
電車で可愛がってもらった日。
ホテルに入ってからも、わたしはもうどこを触っても快感に声を上げるような精神状態になっていた。
ベッドに腰掛けた那智さんの足元に座り薄いニットのワンピから透ける乳首を愛撫される。
もう気持ちよくてしょうがない。
もっともっととくねらす腰はいつの間にか那智さんの足首にまとわり付いていた。
那智さんの足を太ももで挟み、おまんこを足首にぐりぐりと押し当て擦り付けていた。
乳首を潰されながら足首でオナニーする女。
はしたない。
こんなバカみたいな女大キライ!!
りん子、さっき電車で前に座っていた子、気づいていたよ
ああ、そんなのダメ…、ううん、うれしい。
…ホントに…気づいていました?
ああ
…じゃあ、バカな女って軽蔑してた?
そうだね、軽蔑してたかもね
本当は気づいたらいけないの。
ごめんなさいなの。
だけど快感に浸かるわたしは大キライな女になっていく。
その女性に気づいてほしくて眉をひそめてほしいと思ってしまう。
おまんこから足首を離して、濡れたそれで今度はわたしを踏む。
床に寝転んだわたしは那智さんの足で踏まれ蹴られ、顔は
歪み潰される。
うれしくて気持ちよくてたまらなのに足首がなくなってさみしいおまんこは、探すように揺れ続けた。
ぐいっとベッドに引き上げられた。
那智さんは、息は上がり汗や体液で湿り気を帯びた体を抱えくしゃくしゃの髪を指で撫で
大事、大事
トントンと抱きかかえて子守唄のように小さくささやいてくれた。
これが那智さんのやり方なんだろう。
わたしは被虐嗜好がある。
今回の埃取り作業でわかったように誰かから軽蔑の目で見られるような女になりたいと思ってしまっているようだ。
そんな自分にすこし傷つく。
わたしは『傷つく性癖』のようだ。
被虐嗜好があるくせに蔑まれると傷つく。
たくさんの男に抱かれている女性に興奮するくせに、男たちから女性を軽んじる空気を感じ取ると悲しくなってしまう。
被虐嗜好があるくせに、それではしたなくなる自分に嫌悪する。
誰かから軽蔑の目で見られたらきっととても傷つくだろう。
まったく面倒な性質だ。
那智さんの『大事、大事』が他者の蔑みや自己嫌悪からわたしを守ってくれているようだ。
『大切にしながら酷いこと』なんて生粋(?)のサディストさんからしたら生温いのかもしれない。
『大事、大事』なんて甘いと、忠誠心を求めるご主人様は思うかもしれない。
蔑みも我慢もない可愛がるSM行為。
那智さんのやり方。
被虐嗜好やそれの叶え方はいろいろでしょうけど、たぶん、いまのわたしにはこのスタンスが一番幸福なんだろうなと思う。
想像の中のはしたないわたしは道行く人から軽蔑の眼差しで眺められながら『大事、大事』と那智さんに髪を撫でられているのだ。
<関連エントリー>
20年前のこと
『私について(性癖1 2)』
『真剣なお遊び』
『傷つく性癖』
モンスターちゃん、いろいろ^^
『モンスターを抱きしめて』
『否応なくマゾ』
『いろんな涙4』
徒然に『軽蔑と大事』
独特な幸福感
テレビの報道を見ながら、未曾有の緊急事態のいま一個人のたかだか性癖の話をアップすることにすこし疑問も感じていました。
何か応援エントリーでも書こうか。
ううん、そもそも被害に遭われている方々はブログなんて読んでいる場合じゃないよね。
わたしにできることはなんだろう。
きっと変わらないことだって思った。
報道を見ていると胸が苦しくなるような感覚になるけど、直接関わることができないわたしはあまり気持ちを引きずられることなく、変わらず更新することしかできないって思った。
大変な状態からいつか『薬指』を見ることができたら、りん子ったらこんな大変なときに性癖のことなんか書いてるよと苦笑してもらえたら、それでいい。
被害に遭われた方々、簡単に言葉にしてよいのかわからないけど、心からお見舞い申し上げます。
救助や医療に携わる方々、どうかご無事に。
途方に暮れるような画面を見ながら、人の生きる力を信じ、祈る気持ちで更新します、性癖のお話^^
前エントリーからの徒然です^^
自分がバカにしていたような女になりたいなんて願望を伝えることは決して快適な行為じゃない。
その自分を直視するだけでもしんどいのに、誰よりも可愛いと思ってもらいたい人に話すのだ。
嫌われちゃうんじゃないか。
引かれちゃうんじゃないか。
那智さんの『羞恥心をなくさないで』という命題と、この願望を伝えることは別物だとわかっていても感情としてためらう。
那智さんは変態のわたしも好きだけど、変態じゃなくてもわたしが好きという人だ。
これは両方からの見方ができて、わたし自身を全面肯定してくれている反面、性癖を全面肯定してくれているわけではない(たぶん^^;)
本当はもっと『変態りん子大歓迎』というスタンスをとってくれたほうが変態性を表に出すときためらいは減るだろう。
特に最初の頃はもっとわたしの性癖を肯定して大歓迎してほしいとずいぶん望んだものだ。
でもこれはないものねだり、性癖ではなくわたしを肯定でいてくれる良さを味わうには性癖を表に出すためらいや苦しい作業の負担はある程度わたしが負うものなんだ。
文字にして伝えてと言ってくれただけで、充分。
那智さんにとってわたしの『モンスター』はペットだ。
たぶん、微々たる存在。
『77のすき』の最後に書いたけど、わたしが事細かく『すき』を並べられるのはそれを聞いても那智さんにはなんら影響ないことがわかっているから。
わたしだったら、そのひとつひとつに反応しちゃいそうだもんね。
『真剣なお遊び』というエントリーで書いたように、那智さんはわたしを幸せにできるけど、わたしは那智さんを喜ばすことしかできない。
ふたりの『幸福』を担っている那智さんだからね。
那智さんが主導しているわたしたちの上下関係では、モンスターの扱いも那智さん次第、いつか叶えてあげようって思ってくれるかもしれない、叶えてくれないかもしれない。
これからの付き合いの参考やおもしろい話題提供で終わってしまう可能性だってある。
それを決めるのは那智さん。
苦しさが伴う作業に爽快感を感じていたのは、ひとりで抱えないでいいという安堵と那智さんはモンスターの存在に善くも悪くも左右されないだろうと感じていたからなんだ。
この性癖肯定ではない、りん子肯定は『大事、大事』にも表れている。
サディスティックな感情の中に『蔑む』というものが入っているなら、那智さんがわたしを踏んだときサディスティックな感情はほとんどない。
喜ぶ姿が見たいこととこんなことで喜ぶわたしを見て那智さん自身も肯定されている感覚を味わっているのだろう。
これは、おそらくわたしたちの間で行われるSM行為の基本。
互いの存在を肯定し合う。
『蔑む』感情を抜きに可愛がる行為としてSMをすると、踏むことと『大事、大事』はさほど変わらない行為になるようだ。
だから流れの中で踏み抱擁し、次は鞭を打つようなことになるのだろう。
那智さんにスイッチやモード切り替えというのはないみたい。
実は踏むのをやめて『大事、大事』とされたとき、わたしのモンスターはほんのすこしがっかりした。
モンスターとマゾがイコールかは置いといて、被虐の行為が終わってしまったことにモンスターが残念に思ったんだね。
那智さんと付き合う限り、蔑まれたいという性癖は叶うことはないだろう。
性癖を肯定しないでりん子を肯定するという愛し方はそういうことだ。
もっと変態大歓迎してということは、那智さんとの関係で数少ない叶わないことのひとつだと思っている。
だけどわたしは自分が傷つくことを知っている。
そしてわたしのとって、モンスターよりちょっぴり大事な『女の子』を叶えてもらうほうが、実は根幹に触れているのだろうと理解している。
『女の子』とモンスターを同じ分量で両立させることは、わたしは難しいような気がしているので、いまのスタンスが一番いいのだと思う。
こんなイメージだろうか。
わたしの核は『女の子』だ。
そしてその『女の子』が暴れん坊のペットモンスターを抱いている。
わたし(女の子)がモンスターを抱いているということ。
『お父さん、モンスターひっかくの、とっても重いの、お腹すいてるって鳴いてるよ』
大変なときは困ったときはお父さんにいう。
お父さんはわたし(女の子)を膝に抱き、わたし(女の子)がモンスターを抱いている。
那智さんに直接抱いてもらっているのはわたし(女の子)、モンスターはわたしと一緒に飼くれている。
だから軽蔑の目で見られないモンスターはちょっと残念と思うかもしれないけど、女の子は大満足。
もしかしたら、その人の核?根幹?を司るものがマゾや被虐の人もいるかもしれない。
そういう人にとっては性癖を肯定されることは全肯定になるのかな。
『女の子』が核でモンスターをペットに持つわたしの幸福な在りようは、この姿なんだろうなといまは思っている。
だからね、最近の想像は、人から軽蔑の目で見られながら那智さんに『大事、大事』って撫でてもらうことなのですね^^
<関連エントリー>
羞恥心をなくさないでの命題
『矛盾は嫌い』
『羞恥心って?』
『真剣なお遊び』
テレビの報道を見ながら、未曾有の緊急事態のいま一個人のたかだか性癖の話をアップすることにすこし疑問も感じていました。
何か応援エントリーでも書こうか。
ううん、そもそも被害に遭われている方々はブログなんて読んでいる場合じゃないよね。
わたしにできることはなんだろう。
きっと変わらないことだって思った。
報道を見ていると胸が苦しくなるような感覚になるけど、直接関わることができないわたしはあまり気持ちを引きずられることなく、変わらず更新することしかできないって思った。
大変な状態からいつか『薬指』を見ることができたら、りん子ったらこんな大変なときに性癖のことなんか書いてるよと苦笑してもらえたら、それでいい。
被害に遭われた方々、簡単に言葉にしてよいのかわからないけど、心からお見舞い申し上げます。
救助や医療に携わる方々、どうかご無事に。
途方に暮れるような画面を見ながら、人の生きる力を信じ、祈る気持ちで更新します、性癖のお話^^
前エントリーからの徒然です^^
自分がバカにしていたような女になりたいなんて願望を伝えることは決して快適な行為じゃない。
その自分を直視するだけでもしんどいのに、誰よりも可愛いと思ってもらいたい人に話すのだ。
嫌われちゃうんじゃないか。
引かれちゃうんじゃないか。
那智さんの『羞恥心をなくさないで』という命題と、この願望を伝えることは別物だとわかっていても感情としてためらう。
那智さんは変態のわたしも好きだけど、変態じゃなくてもわたしが好きという人だ。
これは両方からの見方ができて、わたし自身を全面肯定してくれている反面、性癖を全面肯定してくれているわけではない(たぶん^^;)
本当はもっと『変態りん子大歓迎』というスタンスをとってくれたほうが変態性を表に出すときためらいは減るだろう。
特に最初の頃はもっとわたしの性癖を肯定して大歓迎してほしいとずいぶん望んだものだ。
でもこれはないものねだり、性癖ではなくわたしを肯定でいてくれる良さを味わうには性癖を表に出すためらいや苦しい作業の負担はある程度わたしが負うものなんだ。
文字にして伝えてと言ってくれただけで、充分。
那智さんにとってわたしの『モンスター』はペットだ。
たぶん、微々たる存在。
『77のすき』の最後に書いたけど、わたしが事細かく『すき』を並べられるのはそれを聞いても那智さんにはなんら影響ないことがわかっているから。
わたしだったら、そのひとつひとつに反応しちゃいそうだもんね。
『真剣なお遊び』というエントリーで書いたように、那智さんはわたしを幸せにできるけど、わたしは那智さんを喜ばすことしかできない。
ふたりの『幸福』を担っている那智さんだからね。
那智さんが主導しているわたしたちの上下関係では、モンスターの扱いも那智さん次第、いつか叶えてあげようって思ってくれるかもしれない、叶えてくれないかもしれない。
これからの付き合いの参考やおもしろい話題提供で終わってしまう可能性だってある。
それを決めるのは那智さん。
苦しさが伴う作業に爽快感を感じていたのは、ひとりで抱えないでいいという安堵と那智さんはモンスターの存在に善くも悪くも左右されないだろうと感じていたからなんだ。
この性癖肯定ではない、りん子肯定は『大事、大事』にも表れている。
サディスティックな感情の中に『蔑む』というものが入っているなら、那智さんがわたしを踏んだときサディスティックな感情はほとんどない。
喜ぶ姿が見たいこととこんなことで喜ぶわたしを見て那智さん自身も肯定されている感覚を味わっているのだろう。
これは、おそらくわたしたちの間で行われるSM行為の基本。
互いの存在を肯定し合う。
『蔑む』感情を抜きに可愛がる行為としてSMをすると、踏むことと『大事、大事』はさほど変わらない行為になるようだ。
だから流れの中で踏み抱擁し、次は鞭を打つようなことになるのだろう。
那智さんにスイッチやモード切り替えというのはないみたい。
実は踏むのをやめて『大事、大事』とされたとき、わたしのモンスターはほんのすこしがっかりした。
モンスターとマゾがイコールかは置いといて、被虐の行為が終わってしまったことにモンスターが残念に思ったんだね。
那智さんと付き合う限り、蔑まれたいという性癖は叶うことはないだろう。
性癖を肯定しないでりん子を肯定するという愛し方はそういうことだ。
もっと変態大歓迎してということは、那智さんとの関係で数少ない叶わないことのひとつだと思っている。
だけどわたしは自分が傷つくことを知っている。
そしてわたしのとって、モンスターよりちょっぴり大事な『女の子』を叶えてもらうほうが、実は根幹に触れているのだろうと理解している。
『女の子』とモンスターを同じ分量で両立させることは、わたしは難しいような気がしているので、いまのスタンスが一番いいのだと思う。
こんなイメージだろうか。
わたしの核は『女の子』だ。
そしてその『女の子』が暴れん坊のペットモンスターを抱いている。
わたし(女の子)がモンスターを抱いているということ。
『お父さん、モンスターひっかくの、とっても重いの、お腹すいてるって鳴いてるよ』
大変なときは困ったときはお父さんにいう。
お父さんはわたし(女の子)を膝に抱き、わたし(女の子)がモンスターを抱いている。
那智さんに直接抱いてもらっているのはわたし(女の子)、モンスターはわたしと一緒に飼くれている。
だから軽蔑の目で見られないモンスターはちょっと残念と思うかもしれないけど、女の子は大満足。
もしかしたら、その人の核?根幹?を司るものがマゾや被虐の人もいるかもしれない。
そういう人にとっては性癖を肯定されることは全肯定になるのかな。
『女の子』が核でモンスターをペットに持つわたしの幸福な在りようは、この姿なんだろうなといまは思っている。
だからね、最近の想像は、人から軽蔑の目で見られながら那智さんに『大事、大事』って撫でてもらうことなのですね^^
<関連エントリー>
羞恥心をなくさないでの命題
『矛盾は嫌い』
『羞恥心って?』
『真剣なお遊び』
わたしのできること
独り言
具体的には書かないけど、とても不快な夢を見た。
明らかに今回の災害の残像。
まったくもう…。
寝る前に見た芸能人は登場するし、父の墓参りをしたら父の夢を見るし、相変わらず現実と脳が直結しやすいなぁ。
目に見えない負のエネルギーに引きずられてしまいそうになるけど、ここはちょっと踏ん張る。
必要以外テレビは消して、外に出て青空を眺めよう。
きっとわたしより感受性が強い人は、もっと大変なんだろうなと想像する。
どうか、同化しすぎないように^^(あ、ダジャレ^^;)
直接関われないことに罪の意識を持たないで。
日々笑うことをためらわないで。
そして、日々楽しんでいる人を責める気持ちにならないで。
お腹は減るし、那智さんを思うときゅんとすることに変わりはない。
不謹慎を承知で!!テレビ画面の中の枝野官房長官にちょっぴり萌えな自分を許したい(笑)
普段と変わらないことが最善だと思っている。
善意は、それぞれの形がある。
自分と違う姿勢でいる人、違う善意の示し方をしている人。
その人に合ったものがあるのだよね。
ひとつになる気持ちが卵を排除するものにならないことを願います。
わたしの住んでいるところも計画停電の区域だ。
幸い、いまのところ実施されていないけど、いつでもそのつもりでいる。
テレビや周囲には関係各署の対応のまずさに怒りの声を聞く。
それもよくわかる。
だけど怒りはいまは置いておいてほしい。
もし怒りや不満があるならば、きちんととっておいて後で実になる形で示せばいい。
いま、わたしが目指すことは粛々とこなす冷静さと同化しない優しさ。
それとろうそくの夜を楽しみにする楽観さ^^
ちょっとくらい不便でも情報に翻弄されても、こんなこと一生のうちに何度も経験できるものじゃない。
わたしみたいな健康な大人はごく普通に協力しようじゃないか。
地震から数日経ち、ちょっとつぶやき。
スーパーに並ぶことも持ちきれないほど備蓄することも趣味じゃない。
今夜はあるものでなにを家族に提供するか、パズルだ(笑)
だけど備蓄とかじゃなくて普通にお米が心もとない!!
スーパー行ってもみんな備蓄で買ってるから、なんにもないんだよーーー。
あーん、どうしよう、もうすぐ底をつきる(笑)
わたしのできること、次からは通常営業で、あえて、あえて、ノロケますっ!!
そうそう。
遅くなりましたけど、那智さんもわたしも元気です^^
<関連エントリー>
父の墓参りのこと
『もってる女』
善意や卵
『hotに3周年御礼』
『善意』
具体的には書かないけど、とても不快な夢を見た。
明らかに今回の災害の残像。
まったくもう…。
寝る前に見た芸能人は登場するし、父の墓参りをしたら父の夢を見るし、相変わらず現実と脳が直結しやすいなぁ。
目に見えない負のエネルギーに引きずられてしまいそうになるけど、ここはちょっと踏ん張る。
必要以外テレビは消して、外に出て青空を眺めよう。
きっとわたしより感受性が強い人は、もっと大変なんだろうなと想像する。
どうか、同化しすぎないように^^(あ、ダジャレ^^;)
直接関われないことに罪の意識を持たないで。
日々笑うことをためらわないで。
そして、日々楽しんでいる人を責める気持ちにならないで。
お腹は減るし、那智さんを思うときゅんとすることに変わりはない。
不謹慎を承知で!!テレビ画面の中の枝野官房長官にちょっぴり萌えな自分を許したい(笑)
普段と変わらないことが最善だと思っている。
善意は、それぞれの形がある。
自分と違う姿勢でいる人、違う善意の示し方をしている人。
その人に合ったものがあるのだよね。
ひとつになる気持ちが卵を排除するものにならないことを願います。
わたしの住んでいるところも計画停電の区域だ。
幸い、いまのところ実施されていないけど、いつでもそのつもりでいる。
テレビや周囲には関係各署の対応のまずさに怒りの声を聞く。
それもよくわかる。
だけど怒りはいまは置いておいてほしい。
もし怒りや不満があるならば、きちんととっておいて後で実になる形で示せばいい。
いま、わたしが目指すことは粛々とこなす冷静さと同化しない優しさ。
それとろうそくの夜を楽しみにする楽観さ^^
ちょっとくらい不便でも情報に翻弄されても、こんなこと一生のうちに何度も経験できるものじゃない。
わたしみたいな健康な大人はごく普通に協力しようじゃないか。
地震から数日経ち、ちょっとつぶやき。
スーパーに並ぶことも持ちきれないほど備蓄することも趣味じゃない。
今夜はあるものでなにを家族に提供するか、パズルだ(笑)
だけど備蓄とかじゃなくて普通にお米が心もとない!!
スーパー行ってもみんな備蓄で買ってるから、なんにもないんだよーーー。
あーん、どうしよう、もうすぐ底をつきる(笑)
わたしのできること、次からは通常営業で、あえて、あえて、ノロケますっ!!
そうそう。
遅くなりましたけど、那智さんもわたしも元気です^^
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父の墓参りのこと
『もってる女』
善意や卵
『hotに3周年御礼』
『善意』