等式

独り言



人は慣れるもの。

もうそれはどんなに努力をしても食い止めることはできないことだ。
那智さんのように慣れないためにあれこれ楽しみを繰り出して次々新しい気持ちにさせてもらうことは可能でも、そのひとつひとつを見れば回を追うごとに新鮮味が失われることは如何ともし難い事実。

もちろん、慣れることによって得られる安心感や快感もあるし、人間関係以外の事柄でも慣れることはけして悪いだけではないことは理解しているけれど、とにかく、人は『慣れる』もの。


２ヶ月ほど前かな。
５０万が見えてきた頃。

一日２００回来てくれたとして、あと２ヶ月くらいで５０万だなぁという頃。

お仕事中の那智さんに「そろそろ５０万ですよ〜」と話題提供をした。

基本的にお仕事のときは集中度合いによって反応はまちまちなので、どうしてもお話ししたいことがある場合は集中度合いを聞いたり、「どうしても聞いてほしい」ことを伝えたりするのだけど、ほとんどは話題提供をしてからの那智さんの反応次第でその先に進むか決まる。
（だから、面白い話題が提供できたら仕事の手を止めてもらえるのだ！！「仕事しなきゃいけないのに〜（笑）」と言われながら＾＾）

で、このときは軽くスルーされた（笑）

まあ、２ヶ月先だし、何か企画を考えようと話していたわけではないのでこのときのスルーは了解、そのまま違う話になったか、ちょっぴり沈黙したか、だった。

それから２週間くらいかな。
もう一度、話題を出してみた。

企画の案が出るかもしれないし、何より『５０万』自体がふたりの楽しい話題になってくれるといいなと思ったから。

ところが、このときもあえなく撃沈（笑）
話しが広がることはなかった。

３０万のときに、それまでの１ツール１カウントから訪問回数（ページビュー）に設定を変えてからカウンターの回りが早くなり１年ちょっとで１０万行くようになった、ネタも出尽くした感もあって４０万で感謝企画はなし「５０万で何かあったら〜」なんて言いながらも、きっと那智さんもわたしも切実には感じていなかったのだろう。

話題が広がることのないまま、那智さんがスルーするとわたしまでスイッチオフ状態になってしまっていた。

そうこうするうち、訳あってランキングに再登録したおかげでさらに一日のカウンターが増えて、気づかぬうちに５０万まであと少しというところになっていた。
お話しできにくい週末の朝、那智さんから「５０万どうするんだっけ？」とチャットの文字で、ああ、そうだったとわたし自身も思い出すというていたらく。
（「わたしは２度話題に出しました」と欲求不満１０％含まった可愛くない状態に突入したことは、とりあえず別のお話で＾＾；）


文字だけのやり取りの中、結局、企画はないままでお礼エントリーは書こうということで落ち着いた。

『２度話題にしたのに』の欲求不満ゆえの落ち込みは置いといて（笑）
わたしは、自分にずいぶんショックを受けた。

那智さんの意思はわたしの意志であったとしても、日々訪れてくれる人がいて迎えることができた５０万を失念していたことがショックだった。

充電期間を境に継続を第一目的にして、できるだけ他者を意識しないように回路を作った。
コメントやカウンターに一喜一憂してしまうことは継続には向かないからだ。
上手に一喜だけ選び取れるほど器用ではないみたいだから、一喜一憂しない回路を作った。
他のブログのコメント欄を見てうらやましいなと思う気持ちは幸福なことではないものね。

もちろん読んでくれることもコメントや拍手をいただけることもとーーってもうれしいけれど、ちょっとだけボリュームを絞ることは必要だった。
でも、それと５０万を失念することを共通の感性にしてしまっているようで、わたしは自分にショックを受けた。


そんな中、ランキングは確実に上がっている。
クリックをしてくれる人たちがいるのだ。

今回はある程度継続して登録するつもりなので、ちょっと控えめなバナーにしているにも関わらず。

SMカテゴリらしからぬ『等式』が着実に２０位前後にいるのを見て、クリックをしてくれる人たちがいてくれることに有り難い気持ちになるとともに、『等式』の底力みたいなものを感じてとても誇らしい気持ちになっていた。

わたしが感じた底力はわたしのではなく、読んでくれている人たちのもの。
当然書いている人はわたしだけど、そこから何を感じ取り表現してくれるか（この場合はクリックだけど、他にもね）は読んでくれている人たちの実力だ。
その力のようなものが感じられて、わたしは恵まれているなと誇らしく思った。

だから、余計にショックだった。



人はどうしても慣れるもの。
企画やエントリーがマンネリ化してフェイドアウトしていくかもしれないことは必要悪だとご理解いただくとしても。

だけど、だけど、日々来てくれる人がいること、その人たちの底力、そして、積み重なっていくことへの感慨深い思い、これらは慣れてはいけないものだ。


他者を意識しないほうが継続できる。
だけど、それとこれとは別ものだと肝に命じて。


５０万、ありがとうございます。



このペースだと１年ちょっとで◯十万と一年に一度の周年記念とかなりの頻度で節目が訪れるので、今後の企画は『１０年オフ』以外はない可能性が高いです。
お礼のエントリーも、どう？ちょっとしつこい？ような気もするのでなにかエントリーにできそうなネタが絡められたらにするかもしれません。

それでも読んでくれている人がいることに感謝の気持ちはずっと持ち続ける。


どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。


ということで、もう一回宣伝しちゃおう（笑）

ランキングに登録しています。
前回は１ヶ月ほどでやめたけど、今回はそれなりに継続する予定です。

上位であることだけが目的ではないけど、ある程度人目に触れていたいと思いますし、やっぱりうれしい（笑）

ランキングのポイントは２４時間で１クリック１ポイントだそうですので、２４時間以内に何回押してもポイントは限られています。

だとしたら、ほら、うちは１日置き更新でしょ？
更新されて見に来てくれたときにクリックしてくれると手間かからないし確実です（笑）

習慣にしちゃうくらいで、クリックしていただけるとうれしいです＾＾
（こんなふうにお願いできるのも底力への信頼だよね）


さぁ、気持ちも新たに。


馴れ合いの心地よさと新鮮味のバランスが上手に取れるブログを目指そう＾＾
那智さんとの関係みたいに＾＾


人は慣れるものなんていうありきたりな定説に意地でも抵抗しつづけよう（笑）



これからもよろしくお願いします、そして、ホントにありがとう♪





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またまた、ありがとう
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「等式」感想です。50万ヒットに相応しい感性のエントリーでした。皆さんありがとうございます。

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