出来レース
非日常的な日常
新しいアイテム『孫の手』。
一回試した次のデートのとき、再度登場した。
前回はお試しだったのでわたしへのダメージなどを把握して、いよいよ今回から本格始動というこのなのだろう。
たしかにお試しだったとはいえ2回連続で使うところを見ると那智さんとしても使い勝手がよかったのかもしれない。
前回はちょっと『くすくす』笑いできるくらいまでなってので、お互いもう少しその上に行くのかな〜と思っていたと思う。
怖いような、怖いような、わくわくするような^^
一発目。
軽い素材のようで表面の皮膚への痛みはそれほどない。
だけど堅いからか、後からずん〜と内側に痛みが広がる。
ああ、そうです、こんな感じでした。
2、3発打ち、後からのしかかる痛みをやり過ごし。
でも、ときどき感じるのだけど、例えば今回みたいに、前のデートで使ったものしかもあまりお互い慣れていないものの場合、連続して使うとけっこう身構えてしまうんだ。
前回あんな感じであんなふうになったから、今回は同じだろうか、それとも違うのかな、そんなふうに頭で考えちゃう。
これがバラ鞭のように何回も使用したり間を明けて使う場合は大丈夫なんだけど、慣れずに連続すると身構えてしまって戸惑うこともあるんだ。
たぶん、このときもそうだったの。
ああ、痛い。
だけどまだ耐えられる。
前回どのくらいで『くすくす』したっけ。
で、わたしどんな反応したんだっけ。
うう、余計な考えが浮かんできちゃう^^;
そんなこと考えられないほどの苦痛を与えるなんてSさんもいるかもしれないけど、一発二発で思考が飛ぶほどの苦痛をいきなり与える人は,わたしは怖くてダメです。
だって、いつもの破壊力バツグンのバラ鞭だって一発で痴人状態になんてなれないもの。
そう考えたら、怖すぎる。
(怖いより前に大ケガするよね)
ということで、わたしたちの場合は、最初のうちはわたしが身構えずにいられる環境っていうのもけっこう大事だったりする^^
(まあ、那智さんはこの身構えちゃうことも楽しいのかもしれないですけどね)
那智さん、きっとりん子集中してないな〜と感じたはずだ。
でもって、那智さんもそれでいいと思ったのだろう。
しばらくそんなテンションが続いた。
数発、やり過ごし、を繰り返し。
ちょっと身構えているわたしはなかなか没頭できず、つい言葉を発してしまったりする。
身をよじりながら痛みの説明とか(笑)
「そうです、那智さん、これ後から中が痛くなるんですよぉ;;」
「ふ〜ん」
「なんででしょうね〜;;」
「堅くてしならないからじゃない」
…。
恐らく、ふたりとも今日はりん子が身構えていて飛んじゃう感じにならないぞと思っていた。
そして、恐らくふたりとも瞬時に同じことを考えたはずだ。
ううん、わたしは考えたのではなく、那智さんが考えたことを瞬時に把握したのほうが正しい^^
(靴べら)
(靴べらって思ってる!!)
(痛さ比べしてみよ〜〜〜♪)
那智さんは楽しみ方の路線変更をしたんだ。
ぜったい心の中で↑みたいに♪マーク付きできらーんと目が輝いたはずだ。
黙々とホテルのドアに向かう後ろ姿が嬉々としていたもの。
このホテルの靴べらは、けっこう分厚い。
だけど、たしかにしなる。
孫の手より少し重いのか、空を切る音もこちらのほうが大きい気がする。
バチン!!
バチン!!!
ぎゃーー、痛い;;
皮膚を破るような痛さ。
またもや身をよじりながら
「はい、はい、那智さん、これは表面が痛いです〜;;」
「じゃあ、こっち^^」
孫の手。
ビシッ、ビシッ、ビシッ!!!
「はああ、これは後から来ます〜〜」
「どっちが痛い?^^」
靴べら、バチン、バチン、バチン。
孫の手、ビシッ、ビシッ、ビシッ。
「はうう、違う痛さですけど〜〜、わたしは孫の手の痛さのほうが好きかもしれません;;」
「そう?」
靴べら、バチン!!!
意地悪ーーーー(笑)
「じゃあ、これはどうだろう?」
鞄からいつものバラ鞭。
いろんなタイプで赤く線がついたお尻に、今度はバラ鞭ですか;;
うぐうぐ。
バキン!!
バキン!!!
バキーーーン!!!!!
ぎゃーーーーー。
痛い、ぜんぜん、痛い!!!!
くぅぅぅと体を縮める。
なんとかして痛みを逃す。
那智さん、いきなり痛い叩き方( ; ; )
「そうですよー!!これはぜったい痛い;;;;」
この破壊力のある衝撃に目が覚めるよう。
孫の手や靴べらなんて比じゃない。
このバラ鞭に比べたらかわいいもんだ。
いとも簡単に一位の座をかっさらっていったバラ鞭。
さっきまでの余裕がしゅーんと消えていくわたしを楽しそうに弄ぶ那智さん。
バキン!!
バキン!!!
バキーーーン!!!!!
(あのね、『バシッ』とか『ビシッ』とかじゃないの『バキン』とか『ごつん』なんて感じ^^;)
「那智さーーん、明らかにこれが一番痛い!!!どう考えたって痛いに決まってます!!!」
痛みに地団駄を踏みながらクレーム(笑)
「人体実験(笑)」
あまりの出来レースぶりにふたりして大笑い。
そうだよねぇ、どう考えたっってバラ鞭が痛いよね。
痛みの種類なんて悠長なこと言ってられないよね。
普段バラ鞭を使って痴人状態になるような時間はとても濃密で濃厚な空気になる。
ビジュアル的なことは置いといて^^おそらくかなり甘美で官能な空気だ。
あの空気と、そこから生まれる快感は他では味わえないものがある。
わたしの好きな時間でちょっと自慢したい時間でもある。
でもこんなふうに官能とはかけ離れた空気の中笑い合うSMの時間も、わたしは大好きだ。
日常の中の非日常?
非日常の中の日常?
まさに非日常的な日常(笑)
笑い合ってするSM行為も、なかなかに幸せだ。
結局、この日は『痛いだけ』で泣きもせず痴人状態にもならず快感にも繋がらなかった。
やっぱりいくらマゾでも痛いだけはいやだよ〜;;
でも、たくさん濡れてたけど…(^^;;
<関連エントリー>
痴人状態とか濃厚な時間とか笑うこととか、そのあたりを^^
『笑うSM』
『濃い2 3 4 5』
『痛みから生まれるもの』
新しいアイテム『孫の手』。
一回試した次のデートのとき、再度登場した。
前回はお試しだったのでわたしへのダメージなどを把握して、いよいよ今回から本格始動というこのなのだろう。
たしかにお試しだったとはいえ2回連続で使うところを見ると那智さんとしても使い勝手がよかったのかもしれない。
前回はちょっと『くすくす』笑いできるくらいまでなってので、お互いもう少しその上に行くのかな〜と思っていたと思う。
怖いような、怖いような、わくわくするような^^
一発目。
軽い素材のようで表面の皮膚への痛みはそれほどない。
だけど堅いからか、後からずん〜と内側に痛みが広がる。
ああ、そうです、こんな感じでした。
2、3発打ち、後からのしかかる痛みをやり過ごし。
でも、ときどき感じるのだけど、例えば今回みたいに、前のデートで使ったものしかもあまりお互い慣れていないものの場合、連続して使うとけっこう身構えてしまうんだ。
前回あんな感じであんなふうになったから、今回は同じだろうか、それとも違うのかな、そんなふうに頭で考えちゃう。
これがバラ鞭のように何回も使用したり間を明けて使う場合は大丈夫なんだけど、慣れずに連続すると身構えてしまって戸惑うこともあるんだ。
たぶん、このときもそうだったの。
ああ、痛い。
だけどまだ耐えられる。
前回どのくらいで『くすくす』したっけ。
で、わたしどんな反応したんだっけ。
うう、余計な考えが浮かんできちゃう^^;
そんなこと考えられないほどの苦痛を与えるなんてSさんもいるかもしれないけど、一発二発で思考が飛ぶほどの苦痛をいきなり与える人は,わたしは怖くてダメです。
だって、いつもの破壊力バツグンのバラ鞭だって一発で痴人状態になんてなれないもの。
そう考えたら、怖すぎる。
(怖いより前に大ケガするよね)
ということで、わたしたちの場合は、最初のうちはわたしが身構えずにいられる環境っていうのもけっこう大事だったりする^^
(まあ、那智さんはこの身構えちゃうことも楽しいのかもしれないですけどね)
那智さん、きっとりん子集中してないな〜と感じたはずだ。
でもって、那智さんもそれでいいと思ったのだろう。
しばらくそんなテンションが続いた。
数発、やり過ごし、を繰り返し。
ちょっと身構えているわたしはなかなか没頭できず、つい言葉を発してしまったりする。
身をよじりながら痛みの説明とか(笑)
「そうです、那智さん、これ後から中が痛くなるんですよぉ;;」
「ふ〜ん」
「なんででしょうね〜;;」
「堅くてしならないからじゃない」
…。
恐らく、ふたりとも今日はりん子が身構えていて飛んじゃう感じにならないぞと思っていた。
そして、恐らくふたりとも瞬時に同じことを考えたはずだ。
ううん、わたしは考えたのではなく、那智さんが考えたことを瞬時に把握したのほうが正しい^^
(靴べら)
(靴べらって思ってる!!)
(痛さ比べしてみよ〜〜〜♪)
那智さんは楽しみ方の路線変更をしたんだ。
ぜったい心の中で↑みたいに♪マーク付きできらーんと目が輝いたはずだ。
黙々とホテルのドアに向かう後ろ姿が嬉々としていたもの。
このホテルの靴べらは、けっこう分厚い。
だけど、たしかにしなる。
孫の手より少し重いのか、空を切る音もこちらのほうが大きい気がする。
バチン!!
バチン!!!
ぎゃーー、痛い;;
皮膚を破るような痛さ。
またもや身をよじりながら
「はい、はい、那智さん、これは表面が痛いです〜;;」
「じゃあ、こっち^^」
孫の手。
ビシッ、ビシッ、ビシッ!!!
「はああ、これは後から来ます〜〜」
「どっちが痛い?^^」
靴べら、バチン、バチン、バチン。
孫の手、ビシッ、ビシッ、ビシッ。
「はうう、違う痛さですけど〜〜、わたしは孫の手の痛さのほうが好きかもしれません;;」
「そう?」
靴べら、バチン!!!
意地悪ーーーー(笑)
「じゃあ、これはどうだろう?」
鞄からいつものバラ鞭。
いろんなタイプで赤く線がついたお尻に、今度はバラ鞭ですか;;
うぐうぐ。
バキン!!
バキン!!!
バキーーーン!!!!!
ぎゃーーーーー。
痛い、ぜんぜん、痛い!!!!
くぅぅぅと体を縮める。
なんとかして痛みを逃す。
那智さん、いきなり痛い叩き方( ; ; )
「そうですよー!!これはぜったい痛い;;;;」
この破壊力のある衝撃に目が覚めるよう。
孫の手や靴べらなんて比じゃない。
このバラ鞭に比べたらかわいいもんだ。
いとも簡単に一位の座をかっさらっていったバラ鞭。
さっきまでの余裕がしゅーんと消えていくわたしを楽しそうに弄ぶ那智さん。
バキン!!
バキン!!!
バキーーーン!!!!!
(あのね、『バシッ』とか『ビシッ』とかじゃないの『バキン』とか『ごつん』なんて感じ^^;)
「那智さーーん、明らかにこれが一番痛い!!!どう考えたって痛いに決まってます!!!」
痛みに地団駄を踏みながらクレーム(笑)
「人体実験(笑)」
あまりの出来レースぶりにふたりして大笑い。
そうだよねぇ、どう考えたっってバラ鞭が痛いよね。
痛みの種類なんて悠長なこと言ってられないよね。
普段バラ鞭を使って痴人状態になるような時間はとても濃密で濃厚な空気になる。
ビジュアル的なことは置いといて^^おそらくかなり甘美で官能な空気だ。
あの空気と、そこから生まれる快感は他では味わえないものがある。
わたしの好きな時間でちょっと自慢したい時間でもある。
でもこんなふうに官能とはかけ離れた空気の中笑い合うSMの時間も、わたしは大好きだ。
日常の中の非日常?
非日常の中の日常?
まさに非日常的な日常(笑)
笑い合ってするSM行為も、なかなかに幸せだ。
結局、この日は『痛いだけ』で泣きもせず痴人状態にもならず快感にも繋がらなかった。
やっぱりいくらマゾでも痛いだけはいやだよ〜;;
でも、たくさん濡れてたけど…(^^;;
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