『等式』のスタンス
独り言
『等式』にはいくつか基本スタンスがあります。
まず、ひとつは『SMを意識しない』。
もともとはSMがしたいということで出会ったわたしたちですが、あるとき那智さんから「今後極力SMという言葉は使わないように」と忠告されたことがあります。
それは、スイッチをオンオフするような非日常のSMではなく、
手を繋ぐようにビンタをして、キスをするようにおしっこを飲ませる、愛し合うもの同士のごく自然な愛情表現にしたかったからです。
ブログをはじめるに当たって、この考え方は継続されました。
那智さんは自分をSだと思っていないし、わたしにもMだと思うなと言います。
SM行為はしているけど、SMをしている、SMの関係だとは思っていません。
ですから、一般的(?)なSMや主従観からはあり得ないことも書いているかもしれません。
SMとは、主従とは、という誰かが作った価値観ではなく、自分たちだけの言葉と価値観で綴る覚悟でもあります。
『意識するな』
『否応なくマゾ』
もうひとつは『全部書く』です。
那智さんはブログにより信憑性や真実味を持たせたいと思っていました。
わたしたちがここに存在しているという『社会性』を感じるためには、「これ、ホント?」と疑われたくなかったのです。
それには、キレイごとばかりを書くのではなく、那智さんの良くないところやわたしのぐずぐずも全部書くことが必要でした。
那智さんを普通の人として、わたしをよくつまずく女として書くことで、この人たちはたしかに存在していると思ってほしかったのです。
もちろん、好きな男のことを書くのですから『りん子フィルター』を通して、カッコよく書かれてしまっている部分があることはご了承くださいませ(笑)
『社会性』
『全部書けの弊害』
そして、最後に『全部自覚しています』。
これは『全部書け』に通じるところですが。
わたしたちはSM行為をしています、SM行為の中には反社会的行為や一般常識ではマナー違反とされるかもしれない行いもしています。
先日、那智さんと一緒にいるときに通り雨にあいました。
ちょうど目の前の工務店かなにかの軒先をお借りして雨宿りをしました。
全面ガラスの引き戸の前で雨宿りをしながら、那智さんは振り返り中にいる人に両手を合わせて「お借りしますね」と謝礼の合図を送っていました。
あまり自慢することではないと思いますが、那智さんはとても周囲に対する気遣いができる人です。
その那智さんがいろいろなことを秤にかけてマナー違反と感じられる行為をするときには、それにより不快な思いをする人がいるとわかった上でしています。
とても心苦しいのですが、那智さんは自分たちの人生を豊かにするために、どうしても叶えたいことのために、自覚してそれを選んでいます。
そして、わたしは那智さんの決定には従う関係なので、従っています。
(露出行為は子供が視界にいたらしないでほしいということだけは伝えてあります。ついでに那智さんは食品業界で仕事していたことがあるので、食品衛生に対する知識もわたしよりずっとあります)
これを書いたら不快に思う人がいると想像できても、可能な限り『全部書く』ので、反社会的行為だとわかって、不快な思いうする人もいるとわかって、書いています。
ですから、ご指摘いただいてもご意見は真摯に受け止めますし不快にさせてしまったことは申し訳なく思いますが、『わかっています、でも、変わりません』としか言えません。
もしかしたら、わたしたちと常識や判断基準とは違う新しい価値観からのご指摘があれば、違う展開になるかもしれませんが。
『薄い氷を歩くように』
以上が、『等式』のスタンスです。
万人が満足するようなものを書くことは不可能です、でも、自分に誠実でいたいと思って書いています。
読んでくださってありがとうございます。
今後、また思いついたら追加するかもしれません^^
2012年8月10日、オリンピックを楽しんでいる夏の日に。
『等式』にはいくつか基本スタンスがあります。
まず、ひとつは『SMを意識しない』。
もともとはSMがしたいということで出会ったわたしたちですが、あるとき那智さんから「今後極力SMという言葉は使わないように」と忠告されたことがあります。
それは、スイッチをオンオフするような非日常のSMではなく、
手を繋ぐようにビンタをして、キスをするようにおしっこを飲ませる、愛し合うもの同士のごく自然な愛情表現にしたかったからです。
ブログをはじめるに当たって、この考え方は継続されました。
那智さんは自分をSだと思っていないし、わたしにもMだと思うなと言います。
SM行為はしているけど、SMをしている、SMの関係だとは思っていません。
ですから、一般的(?)なSMや主従観からはあり得ないことも書いているかもしれません。
SMとは、主従とは、という誰かが作った価値観ではなく、自分たちだけの言葉と価値観で綴る覚悟でもあります。
『意識するな』
『否応なくマゾ』
もうひとつは『全部書く』です。
那智さんはブログにより信憑性や真実味を持たせたいと思っていました。
わたしたちがここに存在しているという『社会性』を感じるためには、「これ、ホント?」と疑われたくなかったのです。
それには、キレイごとばかりを書くのではなく、那智さんの良くないところやわたしのぐずぐずも全部書くことが必要でした。
那智さんを普通の人として、わたしをよくつまずく女として書くことで、この人たちはたしかに存在していると思ってほしかったのです。
もちろん、好きな男のことを書くのですから『りん子フィルター』を通して、カッコよく書かれてしまっている部分があることはご了承くださいませ(笑)
『社会性』
『全部書けの弊害』
そして、最後に『全部自覚しています』。
これは『全部書け』に通じるところですが。
わたしたちはSM行為をしています、SM行為の中には反社会的行為や一般常識ではマナー違反とされるかもしれない行いもしています。
先日、那智さんと一緒にいるときに通り雨にあいました。
ちょうど目の前の工務店かなにかの軒先をお借りして雨宿りをしました。
全面ガラスの引き戸の前で雨宿りをしながら、那智さんは振り返り中にいる人に両手を合わせて「お借りしますね」と謝礼の合図を送っていました。
あまり自慢することではないと思いますが、那智さんはとても周囲に対する気遣いができる人です。
その那智さんがいろいろなことを秤にかけてマナー違反と感じられる行為をするときには、それにより不快な思いをする人がいるとわかった上でしています。
とても心苦しいのですが、那智さんは自分たちの人生を豊かにするために、どうしても叶えたいことのために、自覚してそれを選んでいます。
そして、わたしは那智さんの決定には従う関係なので、従っています。
(露出行為は子供が視界にいたらしないでほしいということだけは伝えてあります。ついでに那智さんは食品業界で仕事していたことがあるので、食品衛生に対する知識もわたしよりずっとあります)
これを書いたら不快に思う人がいると想像できても、可能な限り『全部書く』ので、反社会的行為だとわかって、不快な思いうする人もいるとわかって、書いています。
ですから、ご指摘いただいてもご意見は真摯に受け止めますし不快にさせてしまったことは申し訳なく思いますが、『わかっています、でも、変わりません』としか言えません。
もしかしたら、わたしたちと常識や判断基準とは違う新しい価値観からのご指摘があれば、違う展開になるかもしれませんが。
『薄い氷を歩くように』
以上が、『等式』のスタンスです。
万人が満足するようなものを書くことは不可能です、でも、自分に誠実でいたいと思って書いています。
読んでくださってありがとうございます。
今後、また思いついたら追加するかもしれません^^
2012年8月10日、オリンピックを楽しんでいる夏の日に。
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