意思を持つ鞭1
非日常的な日常
鞭をギブアップしてから三回目のデート。(『快感は生もの1 2』)
前の二回とも鞭をしている。
一度目は少し様子を見ながら、二度目は笑ったり泣いたりすることができた。
ギブアップした後遺症のようなものはずいぶんなくなっていた。
そんな三回目のデート。
台風が近づいている朝。
まだ時折雨脚が強まる程度で、降ったり止んだりのお天気だったけど、待ち合わせをしたときはちょうど雨はあがっていて傘が必要ないくらいだった。
最近お気に入りの和食屋さんで遅い朝ご飯を食べにいく道すがら
雨止んじゃったね〜。
と残念そうに那智さんが笑う。
和食屋さんで首輪にリード、尻尾をつけてホテルまでリードを引いて歩こうと思っていたそうだ。
(さすがに何百mも四つん這いは無理でしょうから、ここは二足歩行で^^)
ごく普通の午前中の穏やかな繁華街をスカートから尻尾を出している女性のリードを引いて歩く。
引かれるほうはもちろんのこと、実は引いて歩くほうも根性がいる。
その根性に勢いをつけるのに雨は役に立ちそうだと思っていたらしい。
傘がほんの少し他者を跳ね退けるバリアの役割を果たしてくれるからだ。
那智さんは特にお外関係をするとき、そこに至るまでのテンションと条件と変化する気分を楽しんでいるところがある。
○○だったらやろうとか、○○だったらやめようと思っていたけど気分が上がっているからやっちゃえ!!とか、そういう自分とそれに翻弄されるわたしを楽しんでいる。
だから雨が上がってしまって条件クリアにならないことが残念な気持ちと、そこからテンションがどう変化するのか、そんなことを楽しんでいる『雨止んじゃったね〜』だったわけだ。
この日はわりとやる気だったようで、条件クリアならずで取り下げることがつまらなかったのだろう。
結局、和食屋さんのトイレで尻尾を入れることになった。
尻尾をつけてフロアの奥の那智さんの元へ。(最近は尻尾装着も慣れてきました『お店でわんこ3』『またわんこです^^』)
途中セルフサービスで並ぶ若いカップルを追い越して。
ひゃあひゃあな気持ちでテーブルに戻ると、『おいでおいで』と那智さんのほうに呼ばれた。
あうあう、椅子に腰掛けさせてはくれないのですね。
そそと近寄り腰を落とす。
すでにつけていた首輪にリードをカチャリ。
カウンター席にはこちらを背にして男性がひとり。
さっき追い越したカップルの気配を気にしながら。
そうそう、今日のポイントはこれ(笑)
そう言って骨の形をした本物の犬のおもちゃを手にした。
落とした腰を後ろにスライドしながら膝をつく。
以前同じ場所で『上の立場の視線』を感じたときと同じシチュエーションだったけど、なんだか意図して視線を合わせることが恥ずかしくて、うつむきながら床に手をつく。
背中とお尻が一直線になる、那智さんの好みの四つん這い。
片手にリードを持ちながらもう片方の手でおもちゃの骨を口元に差し出してきたので無抵抗でくわえる。
一気に口の中が唾液で満たされるのを感じた。
頭を那智さんの膝にくっつけて骨を持っていたほうの手のひらで首筋を撫でられる。
幸せなんだけど口にたまった唾液がすこし気になって、でも唾液をためている自分にすこし欲情しながら、周りの気配が気になるけど、気にすることができない状態だった。
ひとしずく、唇から零れたような気がした。
トントンと合図。
人が近くのテーブルに来たんだ。
急いで骨を預けて席に戻る。
思ったより早く人が来た。
唾液に欲情したけど、その代わり那智さんのわんこでいる幸福を味わい損ねたような気もして、ほんのすこし残念だった。
尻尾をたらしたまま和食屋さんを後にする。
今日はちょっとおとなしめのベージュのフレアスカート、膝丈だから尻尾は15㎝ほど覗いている。
明らかにヘン!!
スカートの内側で陽気に跳ねる尻尾。
わたしの恥ずかしさなんて物ともせず、うれしそうだ。
ああ、尻尾ったら、そんなにうれしそうに跳ねないで!!
背後の人の気配が気になってしょがない。
どうか、誰もスカートの裾から覗く異変に気づきませんように。
恥ずかしいから那智さんの腕にしがみついてひたすら気持ちを内に向ける。
開店して間もない百貨店。
中を通り抜けるようだ。
まだほとんど客はいないブランドショップが並ぶフロアを腕を組んで歩く。
ほら、見てみ
促されてショップのほうを見るとショウケースに映るわたしの姿が見える。
上品なショウケースの雰囲気に便乗して、ベージュのスカートから覗く尻尾がなんだか『おすまし』しているように見えて、ほんのちょっと尻尾のうれしさに同化するような気持ちになっていた。
恥ずかしさに居たたまれなくなりながらも、ちょっぴり誇らしいような気持ちでホテルへ急ぐのでした^^
(これ以上、那智さんが何かやる気を起こしませんようにと密かに祈りながら 笑)
今朝の「等式」感想です。
私が「心の露出」をする時は覚悟・きっかけ・テンションの3つのバランスが必要です。最近、良いのか悪いのか解りませんが覚悟が座って来てしまいました。
①人が来たら中止だけれど心の露出をしたいテンション。
②人が来ても続けるテンション。
③人がいる所に行きたいテンション。
③の欲望が出てきてしまい、少し困っている最近です。話は別で、尻尾が似合う(コーディネート?・笑)服装と今1つの服装が存在します。それは、尻尾の長さの露出度合いとは関係ありません、まぁ、誰が判断するのかは??ですし、微妙なお話しでした。
鞭をギブアップしてから三回目のデート。(『快感は生もの1 2』)
前の二回とも鞭をしている。
一度目は少し様子を見ながら、二度目は笑ったり泣いたりすることができた。
ギブアップした後遺症のようなものはずいぶんなくなっていた。
そんな三回目のデート。
台風が近づいている朝。
まだ時折雨脚が強まる程度で、降ったり止んだりのお天気だったけど、待ち合わせをしたときはちょうど雨はあがっていて傘が必要ないくらいだった。
最近お気に入りの和食屋さんで遅い朝ご飯を食べにいく道すがら
雨止んじゃったね〜。
と残念そうに那智さんが笑う。
和食屋さんで首輪にリード、尻尾をつけてホテルまでリードを引いて歩こうと思っていたそうだ。
(さすがに何百mも四つん這いは無理でしょうから、ここは二足歩行で^^)
ごく普通の午前中の穏やかな繁華街をスカートから尻尾を出している女性のリードを引いて歩く。
引かれるほうはもちろんのこと、実は引いて歩くほうも根性がいる。
その根性に勢いをつけるのに雨は役に立ちそうだと思っていたらしい。
傘がほんの少し他者を跳ね退けるバリアの役割を果たしてくれるからだ。
那智さんは特にお外関係をするとき、そこに至るまでのテンションと条件と変化する気分を楽しんでいるところがある。
○○だったらやろうとか、○○だったらやめようと思っていたけど気分が上がっているからやっちゃえ!!とか、そういう自分とそれに翻弄されるわたしを楽しんでいる。
だから雨が上がってしまって条件クリアにならないことが残念な気持ちと、そこからテンションがどう変化するのか、そんなことを楽しんでいる『雨止んじゃったね〜』だったわけだ。
この日はわりとやる気だったようで、条件クリアならずで取り下げることがつまらなかったのだろう。
結局、和食屋さんのトイレで尻尾を入れることになった。
尻尾をつけてフロアの奥の那智さんの元へ。(最近は尻尾装着も慣れてきました『お店でわんこ3』『またわんこです^^』)
途中セルフサービスで並ぶ若いカップルを追い越して。
ひゃあひゃあな気持ちでテーブルに戻ると、『おいでおいで』と那智さんのほうに呼ばれた。
あうあう、椅子に腰掛けさせてはくれないのですね。
そそと近寄り腰を落とす。
すでにつけていた首輪にリードをカチャリ。
カウンター席にはこちらを背にして男性がひとり。
さっき追い越したカップルの気配を気にしながら。
そうそう、今日のポイントはこれ(笑)
そう言って骨の形をした本物の犬のおもちゃを手にした。
落とした腰を後ろにスライドしながら膝をつく。
以前同じ場所で『上の立場の視線』を感じたときと同じシチュエーションだったけど、なんだか意図して視線を合わせることが恥ずかしくて、うつむきながら床に手をつく。
背中とお尻が一直線になる、那智さんの好みの四つん這い。
片手にリードを持ちながらもう片方の手でおもちゃの骨を口元に差し出してきたので無抵抗でくわえる。
一気に口の中が唾液で満たされるのを感じた。
頭を那智さんの膝にくっつけて骨を持っていたほうの手のひらで首筋を撫でられる。
幸せなんだけど口にたまった唾液がすこし気になって、でも唾液をためている自分にすこし欲情しながら、周りの気配が気になるけど、気にすることができない状態だった。
ひとしずく、唇から零れたような気がした。
トントンと合図。
人が近くのテーブルに来たんだ。
急いで骨を預けて席に戻る。
思ったより早く人が来た。
唾液に欲情したけど、その代わり那智さんのわんこでいる幸福を味わい損ねたような気もして、ほんのすこし残念だった。
尻尾をたらしたまま和食屋さんを後にする。
今日はちょっとおとなしめのベージュのフレアスカート、膝丈だから尻尾は15㎝ほど覗いている。
明らかにヘン!!
スカートの内側で陽気に跳ねる尻尾。
わたしの恥ずかしさなんて物ともせず、うれしそうだ。
ああ、尻尾ったら、そんなにうれしそうに跳ねないで!!
背後の人の気配が気になってしょがない。
どうか、誰もスカートの裾から覗く異変に気づきませんように。
恥ずかしいから那智さんの腕にしがみついてひたすら気持ちを内に向ける。
開店して間もない百貨店。
中を通り抜けるようだ。
まだほとんど客はいないブランドショップが並ぶフロアを腕を組んで歩く。
ほら、見てみ
促されてショップのほうを見るとショウケースに映るわたしの姿が見える。
上品なショウケースの雰囲気に便乗して、ベージュのスカートから覗く尻尾がなんだか『おすまし』しているように見えて、ほんのちょっと尻尾のうれしさに同化するような気持ちになっていた。
恥ずかしさに居たたまれなくなりながらも、ちょっぴり誇らしいような気持ちでホテルへ急ぐのでした^^
(これ以上、那智さんが何かやる気を起こしませんようにと密かに祈りながら 笑)
今朝の「等式」感想です。
私が「心の露出」をする時は覚悟・きっかけ・テンションの3つのバランスが必要です。最近、良いのか悪いのか解りませんが覚悟が座って来てしまいました。
①人が来たら中止だけれど心の露出をしたいテンション。
②人が来ても続けるテンション。
③人がいる所に行きたいテンション。
③の欲望が出てきてしまい、少し困っている最近です。話は別で、尻尾が似合う(コーディネート?・笑)服装と今1つの服装が存在します。それは、尻尾の長さの露出度合いとは関係ありません、まぁ、誰が判断するのかは??ですし、微妙なお話しでした。
COMMENT
お久しぶりでございます~^^
お久しぶりに覗いたエントリが尻尾だった(ΦωΦ)フフフ…
裾からわんこです!が覗いていますねぇ。
腕にしがみついて周りに意識が行かないように・・・いじらしいじゃないですか♪
暫く内側にこもって色々考えたりしていました。
文を書くのは好きだけど、自分以外の文章が読めない気持ちになっていて(;・∀・)
すっかり回復したので過去メールを漁ってURLみつけました(´∀`*)ウフフ
ちょこちょこ覗くかと思いますが、よろしくです。
過去エントリ読みにε=ε=ヽ( ゚Д゚)ノ 逝ッテキマース
お久しぶりに覗いたエントリが尻尾だった(ΦωΦ)フフフ…
裾からわんこです!が覗いていますねぇ。
腕にしがみついて周りに意識が行かないように・・・いじらしいじゃないですか♪
暫く内側にこもって色々考えたりしていました。
文を書くのは好きだけど、自分以外の文章が読めない気持ちになっていて(;・∀・)
すっかり回復したので過去メールを漁ってURLみつけました(´∀`*)ウフフ
ちょこちょこ覗くかと思いますが、よろしくです。
過去エントリ読みにε=ε=ヽ( ゚Д゚)ノ 逝ッテキマース
薫さん
ようこそ〜^^
そうでしょ!?わたしより尻尾のほうがはしゃいでるように見えるでしょ!!
まったく、陽気なヤツです^^;
書くのも読むのも、文書というのは文字以外のものもたくさん表れますよね。
本人の精神状態によっては触れることが辛いことになりかねない。
だから、そういうときは遠ざかることは大切な行動だと思うので、薫さんは正解です^^
無理のないペースでいきましょうね〜。
相変わらずたくさんなので、こっちも無理しないでね^^
ようこそ〜^^
そうでしょ!?わたしより尻尾のほうがはしゃいでるように見えるでしょ!!
まったく、陽気なヤツです^^;
書くのも読むのも、文書というのは文字以外のものもたくさん表れますよね。
本人の精神状態によっては触れることが辛いことになりかねない。
だから、そういうときは遠ざかることは大切な行動だと思うので、薫さんは正解です^^
無理のないペースでいきましょうね〜。
相変わらずたくさんなので、こっちも無理しないでね^^