風邪っぴきデート
独特な幸福感
めずらしく那智さん風邪気味!!
もともと健康なほうだし、病は気からでなんとでもしちゃう人なので、ほとんど風邪なんてことは聞いたことがない。
体調が悪くても『昼まで微熱があったけどいまは治まった』みたいに事後報告だったりするので、よけいにわたしの認識の中では、ほとんどないのに。
12年の付き合いの中で会う日にダウンしたのはピロリ菌にやられたときだけだった。
その那智さんが風邪気味。
会う予定の数日前から喉が痛かったみたいなのだけど、治らない、むしろ悪化している。
無理しないでほしいけど、まあ、よほどのことがない限り『おとなしく寝ている』ことができなさそうな人だし、わたしと会ってゆっくりしたほうが休まるような気もしていたので、ひとまずしつこくない程度に「無理なさらずに」とお伝えする。
体調によって常宿3(最近増えた!!)か常宿2
常宿3は那智さんの家から近くて、常宿2のほうが遠いのだけど、居心地は常宿2のほうがよいのだ。
なので、体調などでどちらか決めるということだ。
いろいろ気を回してしまうけど、那智さんが大丈夫といえば大丈夫、選んだほうに行けばいい。
「朝は起こさないで!!(笑)」と前夜メールがきたので、翌朝は連絡があるまでおとなしくしておいた。
いつも会う日に連絡が来る時間をすこし過ぎたころに『おはよう』が来て、いま起きたのかと思いきや「ちょっと動いてみて、大丈夫そうだから常宿2で。りん子、支度大丈夫?」と。
わたしはてっきり、起きたらすぐ連絡があるのかも思っていたのだけど、那智さんらしい(笑)『どうするか結果が出たら』の連絡だった。
なんですか!!
普通は「起こさないで」といわれていたら、「おはよう、いま起きた」「どうですか?」「うーん、大丈夫そうだから常宿2にしようかな」という会話のあと、支度時間があって落ち合う、じゃないの!!
わたしったら、のんびりしてましたよ!!
まあ、那智さんらしいといえばらしいしけど(笑)
わたしのほうが近いのでお待たせすることはないけど、急いで支度開始!!
前回『ひとりラブホ』ですったもんだしたから本当は一緒に入りたいけど、今日は那智さん癒しデーなので常宿2の中でもふたりが気に入っているタイプのお部屋を確保するため、再び『ひとりラブホ』を決行する。
20分そこそこしか時差はないけど、今日の一番の目的に沿って行動するのだ。
さくさくっと、誰もわたしなんて見てないと言い聞かせ、幸いだれにも会うことなくチェックインできた。
何やら電車が遅れて、しかもアナウンスが間違っていた?みたいで行き先違う電車に乗ってしまい、やや遅れて那智さん到着。
うがい薬やのど飴やいろいろ持参。
すこし鼻声で、すこししんどそう。
加湿器をつけてお部屋を温かくして、買ってきてくれたフィッシュサンド(近所のベーカリーでおいしいの!!)を半分こ。
お風呂を入れて、まずはゆっくり温まる。
このお風呂とてもゆったりしていて横幅があるから並んで入れるのだ。
並んで入るほうがいいのか、それとも向かい合うほうがいいのか。
バーカウンターじゃないんだから向かい合ったほうがゆったり入れるという那智さんと、それでも隣りがいいというわたしで意見が合わなかったり(笑)
まあ、どうでもいい話で盛り上がり。
お風呂上がって、耳掃除とリンパマッサージをしてそのままお昼寝。
最近、わたしも眠りの質があまりよくなかったので、じつはお昼寝デートは願ったり叶ったりではあった。
リンパマッサージの最中にすーすーと寝息を立てる那智さん。
ゆっくり休んでほしいな。
今日はキスはしてもらえないだろうな。
可愛がってはくれるかなぁ。
無理はしないでほしいけど、ちょっとくらいはくっつきたいな。
那智さんがいる空間で眠れるのは幸せだ。
薄暗い灯りの中、わたしも眠りに落ちた。
わたしより那智さんのほうが先に起きていた。
気配でそれを感じるけど、まだ覚醒していない頭と体はしばらくうとうとをくり返していた。
ふと、体が小さく欲情する。
いつもなら『抱いて抱いて』とせがむところだけど、今日は落ち着け、わたし(笑)
うとうとする中、二度ほどふーっとわき上がる欲情を傍観する。
目を開けると、薄暗い部屋、スマホを見ている那智さんがぼんやり浮かぶ。
やっぱり起きていた。
起きた?
わたしの様子で確認してきた那智さん。
はい
お返事する。
ああ、ちょっとくらいはいいかな。
くっついても。
那智さん、くっ(ついてもいいですか?に続く)
はい〜、じゃあ、メンテ、メンテ〜!!
そういってお布団をガバッとめくり、サクサクとわたしの部屋着の紐をほどき裸にする。
きゃあきゃあ、メンテ、メンテ*^^*
いま「くっついていいですか?」って聞こうと思っていたのですよ〜
テレテレな感じでされるがままのわたし。
こういうのも、昔は抵抗あったな〜。
自分の性欲と、それが枯渇したときの不安定を自覚するのが情けなくて『したいと思ってほしい』とか『そんな女じゃない』とかいろいろ難癖つけただろうし、プライドが邪魔をして快感に忠実になれなくてよい時間をスタートさせるのに時間もかかったはずだ。
(いつも最終的には『よい時間』にしてくれたから、時間がかかる、ね)
(さらに、そこでぐずってからのぐるぐるもいま思えば『おつ(?)』ではありましたけど 笑)
いつからか、自分の性欲とそれによる不安定を受け入れ、那智さんに悪意はない、このわたしを好いてくれているとしみ込ませてもらえてからは、こういうことも素直でいられている。
また、わたしたちの関係において『那智さんが施す』ほうがお互いにとって心地よいことであるし、『性欲まで面倒見てもらっている立場』が案外萌えだったりもするのだ(笑)
セックスはいろいろで^^
どういうスタンスがいいかなんて、もう個人の好みでなんだってアリなんだけど。
女にだって性欲はあるし、それに支配されちゃってけっこう大変な種類の人もいるはずで、素直に認めてあげるととても快適だと思うのだ。
自尊心や『一般的なセックスにおける女の様子』なんて固定観念なんて、ないほうが快適な場合もある。
(嫌がるのを無理やりが興奮するカップルとかは、また別よ^^)
まだわたしにも自尊心や自己嫌悪が0になったかといえば、まだちょっとは残っているけれど、ずいぶんラクになったなと思う。
女の性欲は窮屈だ。
恥じらいとかなんとか、どうしても『男好み』がスタンダードになっている。
だから、それを楽しんで、ひやかしたりしないで、引き受けてくれる男性がひとりでも多いといいなと思う。
バイブを片手にりん子メンテナンスにいそしむ那智さんとのあの時間を思い出しながら、そんなふうに思うのだ。
でも、メンテなプレイのたまにはいいけれど、また貪り合うような濃厚なセックスも楽しみましょうね、那智さん^^
そのためにはお互い体調管理に気をつけましょう^^
(だんだん無理のきかないお年頃になってますしね〜)
「等式」感想です。さんざん私の放出に協力し、助けてくれたのだから私の体調が悪い時に私の気持ちともかく、りん子にメンテナンスするくらい何でもないよ。でも、ここまで長かったね〰
めずらしく那智さん風邪気味!!
もともと健康なほうだし、病は気からでなんとでもしちゃう人なので、ほとんど風邪なんてことは聞いたことがない。
体調が悪くても『昼まで微熱があったけどいまは治まった』みたいに事後報告だったりするので、よけいにわたしの認識の中では、ほとんどないのに。
12年の付き合いの中で会う日にダウンしたのはピロリ菌にやられたときだけだった。
その那智さんが風邪気味。
会う予定の数日前から喉が痛かったみたいなのだけど、治らない、むしろ悪化している。
無理しないでほしいけど、まあ、よほどのことがない限り『おとなしく寝ている』ことができなさそうな人だし、わたしと会ってゆっくりしたほうが休まるような気もしていたので、ひとまずしつこくない程度に「無理なさらずに」とお伝えする。
体調によって常宿3(最近増えた!!)か常宿2
常宿3は那智さんの家から近くて、常宿2のほうが遠いのだけど、居心地は常宿2のほうがよいのだ。
なので、体調などでどちらか決めるということだ。
いろいろ気を回してしまうけど、那智さんが大丈夫といえば大丈夫、選んだほうに行けばいい。
「朝は起こさないで!!(笑)」と前夜メールがきたので、翌朝は連絡があるまでおとなしくしておいた。
いつも会う日に連絡が来る時間をすこし過ぎたころに『おはよう』が来て、いま起きたのかと思いきや「ちょっと動いてみて、大丈夫そうだから常宿2で。りん子、支度大丈夫?」と。
わたしはてっきり、起きたらすぐ連絡があるのかも思っていたのだけど、那智さんらしい(笑)『どうするか結果が出たら』の連絡だった。
なんですか!!
普通は「起こさないで」といわれていたら、「おはよう、いま起きた」「どうですか?」「うーん、大丈夫そうだから常宿2にしようかな」という会話のあと、支度時間があって落ち合う、じゃないの!!
わたしったら、のんびりしてましたよ!!
まあ、那智さんらしいといえばらしいしけど(笑)
わたしのほうが近いのでお待たせすることはないけど、急いで支度開始!!
前回『ひとりラブホ』ですったもんだしたから本当は一緒に入りたいけど、今日は那智さん癒しデーなので常宿2の中でもふたりが気に入っているタイプのお部屋を確保するため、再び『ひとりラブホ』を決行する。
20分そこそこしか時差はないけど、今日の一番の目的に沿って行動するのだ。
さくさくっと、誰もわたしなんて見てないと言い聞かせ、幸いだれにも会うことなくチェックインできた。
何やら電車が遅れて、しかもアナウンスが間違っていた?みたいで行き先違う電車に乗ってしまい、やや遅れて那智さん到着。
うがい薬やのど飴やいろいろ持参。
すこし鼻声で、すこししんどそう。
加湿器をつけてお部屋を温かくして、買ってきてくれたフィッシュサンド(近所のベーカリーでおいしいの!!)を半分こ。
お風呂を入れて、まずはゆっくり温まる。
このお風呂とてもゆったりしていて横幅があるから並んで入れるのだ。
並んで入るほうがいいのか、それとも向かい合うほうがいいのか。
バーカウンターじゃないんだから向かい合ったほうがゆったり入れるという那智さんと、それでも隣りがいいというわたしで意見が合わなかったり(笑)
まあ、どうでもいい話で盛り上がり。
お風呂上がって、耳掃除とリンパマッサージをしてそのままお昼寝。
最近、わたしも眠りの質があまりよくなかったので、じつはお昼寝デートは願ったり叶ったりではあった。
リンパマッサージの最中にすーすーと寝息を立てる那智さん。
ゆっくり休んでほしいな。
今日はキスはしてもらえないだろうな。
可愛がってはくれるかなぁ。
無理はしないでほしいけど、ちょっとくらいはくっつきたいな。
那智さんがいる空間で眠れるのは幸せだ。
薄暗い灯りの中、わたしも眠りに落ちた。
わたしより那智さんのほうが先に起きていた。
気配でそれを感じるけど、まだ覚醒していない頭と体はしばらくうとうとをくり返していた。
ふと、体が小さく欲情する。
いつもなら『抱いて抱いて』とせがむところだけど、今日は落ち着け、わたし(笑)
うとうとする中、二度ほどふーっとわき上がる欲情を傍観する。
目を開けると、薄暗い部屋、スマホを見ている那智さんがぼんやり浮かぶ。
やっぱり起きていた。
起きた?
わたしの様子で確認してきた那智さん。
はい
お返事する。
ああ、ちょっとくらいはいいかな。
くっついても。
那智さん、くっ(ついてもいいですか?に続く)
はい〜、じゃあ、メンテ、メンテ〜!!
そういってお布団をガバッとめくり、サクサクとわたしの部屋着の紐をほどき裸にする。
きゃあきゃあ、メンテ、メンテ*^^*
いま「くっついていいですか?」って聞こうと思っていたのですよ〜
テレテレな感じでされるがままのわたし。
こういうのも、昔は抵抗あったな〜。
自分の性欲と、それが枯渇したときの不安定を自覚するのが情けなくて『したいと思ってほしい』とか『そんな女じゃない』とかいろいろ難癖つけただろうし、プライドが邪魔をして快感に忠実になれなくてよい時間をスタートさせるのに時間もかかったはずだ。
(いつも最終的には『よい時間』にしてくれたから、時間がかかる、ね)
(さらに、そこでぐずってからのぐるぐるもいま思えば『おつ(?)』ではありましたけど 笑)
いつからか、自分の性欲とそれによる不安定を受け入れ、那智さんに悪意はない、このわたしを好いてくれているとしみ込ませてもらえてからは、こういうことも素直でいられている。
また、わたしたちの関係において『那智さんが施す』ほうがお互いにとって心地よいことであるし、『性欲まで面倒見てもらっている立場』が案外萌えだったりもするのだ(笑)
セックスはいろいろで^^
どういうスタンスがいいかなんて、もう個人の好みでなんだってアリなんだけど。
女にだって性欲はあるし、それに支配されちゃってけっこう大変な種類の人もいるはずで、素直に認めてあげるととても快適だと思うのだ。
自尊心や『一般的なセックスにおける女の様子』なんて固定観念なんて、ないほうが快適な場合もある。
(嫌がるのを無理やりが興奮するカップルとかは、また別よ^^)
まだわたしにも自尊心や自己嫌悪が0になったかといえば、まだちょっとは残っているけれど、ずいぶんラクになったなと思う。
女の性欲は窮屈だ。
恥じらいとかなんとか、どうしても『男好み』がスタンダードになっている。
だから、それを楽しんで、ひやかしたりしないで、引き受けてくれる男性がひとりでも多いといいなと思う。
バイブを片手にりん子メンテナンスにいそしむ那智さんとのあの時間を思い出しながら、そんなふうに思うのだ。
でも、メンテなプレイのたまにはいいけれど、また貪り合うような濃厚なセックスも楽しみましょうね、那智さん^^
そのためにはお互い体調管理に気をつけましょう^^
(だんだん無理のきかないお年頃になってますしね〜)
「等式」感想です。さんざん私の放出に協力し、助けてくれたのだから私の体調が悪い時に私の気持ちともかく、りん子にメンテナンスするくらい何でもないよ。でも、ここまで長かったね〰
真性怖がり
独り言
虫歯治療をした。
サボりがちだけど、ひさしぶりに歯のお掃除にいったら数カ所虫歯があったのだ。
全部で4箇所。
以前治療した詰め物の下にできているものもあって、どれくらいの規模の虫歯かあけてみないとわからないようだった。
歯の治療はなかなか怖い。
大仰な器具が並ぶ中、見えないということもあるし、あのなんともいえない『来るか、来るか!?来た!!!』感もイヤだし、そもそも『キーン』という音からして恐ろしい。
昔より技術は発達しているとはいえ、やっぱり怖いものは怖い、よね。
初日「じゃあ、さっそく治療していきましょうね~」と心の準備もままならぬまま、サクサクと準備が進む。
最初は深そうなのからいきましょうか?
と。
この日はあとに予定を入れていたからできれば麻酔をしないで済む浅い歯にしてほしかったから、そのように伝えて軽い治療をしてもらった。
翌週、予定を入れずにおいたので今日は深いところでも大丈夫。
ちょっぴり覚悟を決めてされるがままに椅子を倒される。
今日は深そうなところやりましょうね
えっと、麻酔は…
先生カルテを見ている。
どうやら『先週は麻酔を拒否した』という記憶と記載だけが残っているから、その事実をもとに多少不確かな気持ちでいるようだ。
えっと、麻酔は…しない、んでしたっけ?
ぶんぶん!!
即、首を振る。
大きく、振る。
麻酔、します、します。
痛いのイヤです。
いつ痛いのくるか待ってるのもイヤです。
先週は用事があったから麻酔をしないで済む治療をしてもらっただけで、麻酔自体を拒否したわけではありません!!
ほら、麻酔が体に合わない人やポリシーとして拒否する人もいるでしょうけど、先生、わたしはそういうのではありません。
遠慮なく麻酔してください。
先生も自体を把握してくれて通常通り麻酔をすることに。
でも、麻酔をするとなったらなったで『チクッとするよな』とまた別の恐怖が襲ってくる。
そうなるとつい言葉に出してしまう。
(もう先生ったら、先週は用事あったからですよ~)な会話の流れで
でも、麻酔もチクッとしますよね~
そうですね、すこししますね~
だよね、だよねと理解して怖々ではあるが覚悟をする。
どうやら、わたしは『怖い』ことが苦手なのだ。
以前から怖がりだと書いているけど。
じつはけっこう我慢強くて『痛い』ことは感情を抑えることができる。
出産のときも、ものすごく痛かったけどほとんど痛がらなかった。
そうそうSM行為だって、相当痛いことをしても『痛すぎます』は発動させないけど、未知のものや逃げられない恐怖みたいに怖さが伴うと途端にくじけてしまうものね。
わたしの弱味は『怖さ』なんだ。
『チクッとする』と確認して、とりあえず痛さだけ残すぶんには問題ない。
たぶん、そこからはけっこう痛くなっても我慢できるはず。
(いつ終わるか、これ以上痛くなるか、わからない恐怖が付きまとうので簡単には言い切れないけど)
と、怯えた子鹿のようなうるんだ瞳で激しく首を振り麻酔プリーズをした自分を振り返る。
案の定、深い虫歯だったようで、麻酔をしてもけっこうキーーンと痛い時間が長かった。
神経ギリギリだったから、「麻酔が切れてずきずき痛むようなら神経取りますから、すぐ電話してください」と言われて、さらにビビリながら帰宅した。
このときも『痛くなるかも』の恐怖がイヤだった(笑)
結局、ずきずきはしないで済んで、また翌週残りの治療。
今日は右の犬歯をやりましょうね~
と、もう麻酔ありは認識してもらったよう。
麻酔はチクッとする、うん、大丈夫。
ひと安心。
そうすると、今度は『どれくらいの深さだろう』ということが気になってしまう^^;
この前みたいに深くて麻酔しても痛いのか、この前みたいに神経ギリギリで大手術になってしまうのか。
先生に「今日は深いですか?」と聞きたい、聞きたい。
でも、今日はサクサクと準備をしていて、麻酔の『チク』の確認のときのような会話のついでっぽく聞く雰囲気ではないので、唐突に聞くのは、さすがに恥ずかしい、あああ、でも、怖さを払拭したい。
そんなふうにぐるぐるしている自分に苦笑しながら、ああ、わたし、昔から、そうだったと思い出す。
子どもの頃、注射が苦手だった。
本当に本当に苦手だった。
小学校の予防注射のとき学年で3人だけ泣いたらしいのだけど、そのひとりだったほど。
だから、小児科にいっていたような幼稚園とか小学校の低学年とかのころは、とにかく『注射する?』だった。
椅子に座った途端
注射する?
注射する?
「はーい、お洋服あげてね~」と看護師さんに言われ服を首のところで押さえながら
注射する?
聴診器を当てられながら
注射する?
くるりと後ろに回されて背中を見せながら振り返り
注射する?
「お顔前に向けてね~」とたしなめられて先生に後頭部を見せながらも
注射する?
さすがに喉を見るときは我慢。
慣れた先生は無視、看護師さんや母には苦笑されながらも止まらない。
とにかく、ずーっと
注射する?
注射する?
と聞かずにはいられないのだ。
(連続して聞き続けてた^^;)
いま思うと、ホント恥ずかしい子なんだけど、あれは、とにかく『怖さ』に弱い性質の成せる技だったのだろうなと、この年になっても『麻酔チクッとするか確認』や『深さ確認』をしたがる自分を見て思う。
と、なんだか情けなさを正当化させようと必死な感じもして、さらに情けないけれど。
とにかく、とても怖がりであることは、たぶん、そうなのだろう^^;
でも、『注射する?』と言わせ続けてくれた母には感謝です(笑)
で、最終的に「じゃあ、注射します」と言われたら、もう絶望。
なす術なくお尻を出して、わーーーーんと大泣きしながらベッドにうつ伏せ。
情けなくて恥ずかしいけど、いま思うと、このなす術なく手放しで泣けるっていう状態は悪くない、かも(笑)
とごまかして、真性怖がり女のお話でした^^
ところで、虫歯治療で上唇びろーーっとめくられたり、上唇に綿を詰められたりしていると
歯科医との恋愛はないな
と思うのだけど、どうでしょう(笑)
<関連エントリー>
絶叫 その2
徒然に『怖がる』
徒然に『怖がる』の補足
「等式」感想です。医者からしたら「注射する?」は言葉が可愛いいと思うなあ!「注射いや!」はかわいくないけれど。りん子の「恐がり」は私がトラウマになりそうな程、熟知しております。(笑)
虫歯治療をした。
サボりがちだけど、ひさしぶりに歯のお掃除にいったら数カ所虫歯があったのだ。
全部で4箇所。
以前治療した詰め物の下にできているものもあって、どれくらいの規模の虫歯かあけてみないとわからないようだった。
歯の治療はなかなか怖い。
大仰な器具が並ぶ中、見えないということもあるし、あのなんともいえない『来るか、来るか!?来た!!!』感もイヤだし、そもそも『キーン』という音からして恐ろしい。
昔より技術は発達しているとはいえ、やっぱり怖いものは怖い、よね。
初日「じゃあ、さっそく治療していきましょうね~」と心の準備もままならぬまま、サクサクと準備が進む。
最初は深そうなのからいきましょうか?
と。
この日はあとに予定を入れていたからできれば麻酔をしないで済む浅い歯にしてほしかったから、そのように伝えて軽い治療をしてもらった。
翌週、予定を入れずにおいたので今日は深いところでも大丈夫。
ちょっぴり覚悟を決めてされるがままに椅子を倒される。
今日は深そうなところやりましょうね
えっと、麻酔は…
先生カルテを見ている。
どうやら『先週は麻酔を拒否した』という記憶と記載だけが残っているから、その事実をもとに多少不確かな気持ちでいるようだ。
えっと、麻酔は…しない、んでしたっけ?
ぶんぶん!!
即、首を振る。
大きく、振る。
麻酔、します、します。
痛いのイヤです。
いつ痛いのくるか待ってるのもイヤです。
先週は用事があったから麻酔をしないで済む治療をしてもらっただけで、麻酔自体を拒否したわけではありません!!
ほら、麻酔が体に合わない人やポリシーとして拒否する人もいるでしょうけど、先生、わたしはそういうのではありません。
遠慮なく麻酔してください。
先生も自体を把握してくれて通常通り麻酔をすることに。
でも、麻酔をするとなったらなったで『チクッとするよな』とまた別の恐怖が襲ってくる。
そうなるとつい言葉に出してしまう。
(もう先生ったら、先週は用事あったからですよ~)な会話の流れで
でも、麻酔もチクッとしますよね~
そうですね、すこししますね~
だよね、だよねと理解して怖々ではあるが覚悟をする。
どうやら、わたしは『怖い』ことが苦手なのだ。
以前から怖がりだと書いているけど。
じつはけっこう我慢強くて『痛い』ことは感情を抑えることができる。
出産のときも、ものすごく痛かったけどほとんど痛がらなかった。
そうそうSM行為だって、相当痛いことをしても『痛すぎます』は発動させないけど、未知のものや逃げられない恐怖みたいに怖さが伴うと途端にくじけてしまうものね。
わたしの弱味は『怖さ』なんだ。
『チクッとする』と確認して、とりあえず痛さだけ残すぶんには問題ない。
たぶん、そこからはけっこう痛くなっても我慢できるはず。
(いつ終わるか、これ以上痛くなるか、わからない恐怖が付きまとうので簡単には言い切れないけど)
と、怯えた子鹿のようなうるんだ瞳で激しく首を振り麻酔プリーズをした自分を振り返る。
案の定、深い虫歯だったようで、麻酔をしてもけっこうキーーンと痛い時間が長かった。
神経ギリギリだったから、「麻酔が切れてずきずき痛むようなら神経取りますから、すぐ電話してください」と言われて、さらにビビリながら帰宅した。
このときも『痛くなるかも』の恐怖がイヤだった(笑)
結局、ずきずきはしないで済んで、また翌週残りの治療。
今日は右の犬歯をやりましょうね~
と、もう麻酔ありは認識してもらったよう。
麻酔はチクッとする、うん、大丈夫。
ひと安心。
そうすると、今度は『どれくらいの深さだろう』ということが気になってしまう^^;
この前みたいに深くて麻酔しても痛いのか、この前みたいに神経ギリギリで大手術になってしまうのか。
先生に「今日は深いですか?」と聞きたい、聞きたい。
でも、今日はサクサクと準備をしていて、麻酔の『チク』の確認のときのような会話のついでっぽく聞く雰囲気ではないので、唐突に聞くのは、さすがに恥ずかしい、あああ、でも、怖さを払拭したい。
そんなふうにぐるぐるしている自分に苦笑しながら、ああ、わたし、昔から、そうだったと思い出す。
子どもの頃、注射が苦手だった。
本当に本当に苦手だった。
小学校の予防注射のとき学年で3人だけ泣いたらしいのだけど、そのひとりだったほど。
だから、小児科にいっていたような幼稚園とか小学校の低学年とかのころは、とにかく『注射する?』だった。
椅子に座った途端
注射する?
注射する?
「はーい、お洋服あげてね~」と看護師さんに言われ服を首のところで押さえながら
注射する?
聴診器を当てられながら
注射する?
くるりと後ろに回されて背中を見せながら振り返り
注射する?
「お顔前に向けてね~」とたしなめられて先生に後頭部を見せながらも
注射する?
さすがに喉を見るときは我慢。
慣れた先生は無視、看護師さんや母には苦笑されながらも止まらない。
とにかく、ずーっと
注射する?
注射する?
と聞かずにはいられないのだ。
(連続して聞き続けてた^^;)
いま思うと、ホント恥ずかしい子なんだけど、あれは、とにかく『怖さ』に弱い性質の成せる技だったのだろうなと、この年になっても『麻酔チクッとするか確認』や『深さ確認』をしたがる自分を見て思う。
と、なんだか情けなさを正当化させようと必死な感じもして、さらに情けないけれど。
とにかく、とても怖がりであることは、たぶん、そうなのだろう^^;
でも、『注射する?』と言わせ続けてくれた母には感謝です(笑)
で、最終的に「じゃあ、注射します」と言われたら、もう絶望。
なす術なくお尻を出して、わーーーーんと大泣きしながらベッドにうつ伏せ。
情けなくて恥ずかしいけど、いま思うと、このなす術なく手放しで泣けるっていう状態は悪くない、かも(笑)
とごまかして、真性怖がり女のお話でした^^
ところで、虫歯治療で上唇びろーーっとめくられたり、上唇に綿を詰められたりしていると
歯科医との恋愛はないな
と思うのだけど、どうでしょう(笑)
<関連エントリー>
絶叫 その2
徒然に『怖がる』
徒然に『怖がる』の補足
「等式」感想です。医者からしたら「注射する?」は言葉が可愛いいと思うなあ!「注射いや!」はかわいくないけれど。りん子の「恐がり」は私がトラウマになりそうな程、熟知しております。(笑)
孤独に思考する
140字もどき
「不幸なふりをして幸せの夢を見るのはやめよう」
中学生のころだと思う。
読んだマンガのセリフだ。
誰のなんという作品だったかは忘れちゃった。
たしか学園恋愛ものだったと思う。
失恋した女の子のセリフだった。
そのページのコマ割りもぼんやり覚えているくらいなので、思春期のわたしにはインパクトのあるセリフだったのだろう。
そのときのわたしは主人公と同じように失恋したんだ。
本当に傷心な部分と、どこかに悲劇のヒロイン的な陶酔もあって、そんな自分から抜け出したいと足掻いていたときに読んだんだ。
冷や水を浴びせられたような感覚を覚えている。
あのころのわたしは、余裕がなくて、自分がどうしたいか、何を求めているのか、ぜんぜんわからず。
不幸のふりをしていることに気づける客観性もなく。
まあ、思春期なんてそんなものだけど、そのあと長く続くバカな恋愛や根無し草のような不安定を抱えていくそのままを生きていた。
それから30代半ばで那智さんに出会い根無し草の不安定はなくなっていったけど。
いま思うと(ときどき書いているけど)、那智さんに出会う前、20代半ばからの10年間は、那智さんに出会って変わっていかれるようになる準備期間だったのではないかと思っている。
根無し草で自分が何を求めているか、何が不足しているか、わかるのは那智さんに出会ってからだったけど『客観視する』訓練はその10年間でできたはずなんだ。
おそらく、それができたから、那智さんが教えてくれることが素直に実ったのだと思う。
それがなかったら、那智さんでもダメだったかもね(笑)
中学生のわたしは、まあ、それでもいい^^
でも、そこから10年後の20代のわたしに教えてあげよう。
このあとの10年は自分を客観視できるようになるから余計にいろいろ見えてきて逆に問題に直面してしまうかもしれないけど、ひとり思考したそれは無駄ではないからねって^^
自分を知るための孤独な思考期間は大事なのだ。
「等式」感想です。 色々考えて「ぐるぐるちゃん」になり、多種多様な答を考えて正解と思われる結論も多々あったと思うが、過程での「思考」の式が間違っていることが多かったのではないかな?懐かしいね。(笑)
「不幸なふりをして幸せの夢を見るのはやめよう」
中学生のころだと思う。
読んだマンガのセリフだ。
誰のなんという作品だったかは忘れちゃった。
たしか学園恋愛ものだったと思う。
失恋した女の子のセリフだった。
そのページのコマ割りもぼんやり覚えているくらいなので、思春期のわたしにはインパクトのあるセリフだったのだろう。
そのときのわたしは主人公と同じように失恋したんだ。
本当に傷心な部分と、どこかに悲劇のヒロイン的な陶酔もあって、そんな自分から抜け出したいと足掻いていたときに読んだんだ。
冷や水を浴びせられたような感覚を覚えている。
あのころのわたしは、余裕がなくて、自分がどうしたいか、何を求めているのか、ぜんぜんわからず。
不幸のふりをしていることに気づける客観性もなく。
まあ、思春期なんてそんなものだけど、そのあと長く続くバカな恋愛や根無し草のような不安定を抱えていくそのままを生きていた。
それから30代半ばで那智さんに出会い根無し草の不安定はなくなっていったけど。
いま思うと(ときどき書いているけど)、那智さんに出会う前、20代半ばからの10年間は、那智さんに出会って変わっていかれるようになる準備期間だったのではないかと思っている。
根無し草で自分が何を求めているか、何が不足しているか、わかるのは那智さんに出会ってからだったけど『客観視する』訓練はその10年間でできたはずなんだ。
おそらく、それができたから、那智さんが教えてくれることが素直に実ったのだと思う。
それがなかったら、那智さんでもダメだったかもね(笑)
中学生のわたしは、まあ、それでもいい^^
でも、そこから10年後の20代のわたしに教えてあげよう。
このあとの10年は自分を客観視できるようになるから余計にいろいろ見えてきて逆に問題に直面してしまうかもしれないけど、ひとり思考したそれは無駄ではないからねって^^
自分を知るための孤独な思考期間は大事なのだ。
「等式」感想です。 色々考えて「ぐるぐるちゃん」になり、多種多様な答を考えて正解と思われる結論も多々あったと思うが、過程での「思考」の式が間違っていることが多かったのではないかな?懐かしいね。(笑)
不安しかない(笑)
独り言
思い立ったが吉日で申し込んでしまったフィットネス。
あまりの運動不足に。
自分の意思だけでは自宅で腹筋することさえできない意志薄弱さゆえに。
(でも、ちょっとだけ目標もある!)
シューズも買った。
安物エコバッグだけどかわいい鞄も買った。
かつてロデオマシンと格闘した。
いちおう週2(ときどき週1)通ったにもかかわらず、一年後の再測定では筋力の数値が現状維持もままならない、まさかの減少という悪夢に見舞われた。
あのフィットネスに。
明日は初日のオリエンテーション。
…オリエンテーションなんだけど、現時点でも続けられるイメージがまったくわかない。
…知り合いには「やめるためにはじめたの?(笑)」と言われてしまった。
どうしよう(笑)
<関連エントリー>
羞恥プレイだわ!
健全な精神
苦あれば楽あり?
ある日の会話
ついにデビュー!?1 2
「等式」「不安しかない」感想です。あのさー、以前通っていたフィットネスでしょ?色々な意味で体は正直だから楽しみにしましょう🎵
思い立ったが吉日で申し込んでしまったフィットネス。
あまりの運動不足に。
自分の意思だけでは自宅で腹筋することさえできない意志薄弱さゆえに。
(でも、ちょっとだけ目標もある!)
シューズも買った。
安物エコバッグだけどかわいい鞄も買った。
かつてロデオマシンと格闘した。
いちおう週2(ときどき週1)通ったにもかかわらず、一年後の再測定では筋力の数値が現状維持もままならない、まさかの減少という悪夢に見舞われた。
あのフィットネスに。
明日は初日のオリエンテーション。
…オリエンテーションなんだけど、現時点でも続けられるイメージがまったくわかない。
…知り合いには「やめるためにはじめたの?(笑)」と言われてしまった。
どうしよう(笑)
<関連エントリー>
羞恥プレイだわ!
健全な精神
苦あれば楽あり?
ある日の会話
ついにデビュー!?1 2
「等式」「不安しかない」感想です。あのさー、以前通っていたフィットネスでしょ?色々な意味で体は正直だから楽しみにしましょう🎵
質の良い眠り
独り言
最近眠りの質があまりよくない。
昔からわりと眠りが浅くて熟睡の時間が細切れなほうだし、枕が変わると熟睡しにくかったりで睡眠に関しては優秀なほうじゃないのだけど、このところちょっとそれが顕著になっている感じだった。
まあ、それでも用事のない日にはお昼寝もできるし、さほど深刻にはならないでいたけれど、仕事で目一杯の日やお昼寝なしで運動した日でさえも、2、3時間で目が覚めて、そこから2時間くらい眠れず朝方やっとうとうとするなんて続くとさすがになんとか対処しようと思うようになった。
わかりやすい理由なんだけど、寝入ってから2、3時間で目が覚めたときあれこれ考えちゃうからどんどん頭が冴えてきちゃうんだよね。
もともとあれこれ『考える』ことが好きなので、ついそれをしてしまうんだ。
横道に逸れますが。
定番の『考える』ネタがいくつかあってね^^;
ハワイのコンドミニアムに一か月とか長期滞在するという設定で、どんなふうに過ごそうかを考えるの。
基本的な過ごし方とイレギュラーな出来事があるときと数パターン(笑)
あとは、生まれ変わって別の自分だったらも考える。
若い頃『次も女に生まれ変わったら、男に生まれ変わったら』の理想型があったのだけど、最近は国籍や性別を先に設定してから、とぼしい知識を駆使して、そこで生きる自分を考えてる(笑)
ちなみに、若い頃の生まれ変わったらの理想型は女だったら『アニマルロジックのヤスミンみたいなカッコいい黒人女性になってNFLのチアリーダーになる』と男だったら『バーテンダー』。
うう、なんか恥ずかしい。
しかも、男性に対する興味のなさが如実に表れるディテールの貧困さ(笑)
チアリーダーの年齢でなくなってきた頃には小料理屋の女将っていうのも増えた。
たぶん、バーテンダーもそうだけど、わたし、アルコールを提供する空気好きなんだろうな〜。
で、裏理想(というか妄想)の身売りされるとか、もっと酷い感じのも当然あるのだけど、不思議とこれらは積極的に『考える』ものではなかったなぁ。
なにかをきっかけに気になってしかたがなくなるという感じ。
あ、いま書いていてこの違いに気づいておもしろい^^
と、話しを戻しますが^^;
そんなクセのせいもあって、最初の眠りから浅いところに上がってくると、いろいろ考えてしまってどんどん眠れなくなっちゃうんだよね。
いまはスマホなんてものもあるから、余計に。
じゃあ、考えないようにすればいいのだけど、瞑想のように頭を無にする訓練はなかなかできないわけで。
以前、『考え事をしてしまうから眠れないのだから、考え事をしないでいるために頭の中でずっと「あーーーーー」って言っておく』というなかなかシュールな対処方法を目にしたことがあったから試してみたけど、やっぱり頭の中で「あーーー」と言い続けるのも相当難しくて^^;
『考える』ことをやめるっていうのは、意外と大変だった。
そこでヒーリング音楽みたいなアプリを探して使ってみることにした。
それを聞くことに集中すれば考えないでいやすいんじゃなかなって思ったからだ。
いまは便利な世の中で、そういうものも手に入るんだよね。
波の音や鐘の音や雑踏や、旋律を奏でているものもある。
さらにアプリ内のそれらを組み合わせることもできるのだ!!
波と風と鳥のさえずりを組み合わせて海辺の癒しとか、川の流れる音と笛の音色でたゆたうようなイメージとか。
これを目が覚めたときに聞き音に没頭して『考える』ことはしないようにするのだ。
そしたら、頭が冴えることなく、再び眠りに落ちることができるのではないだろうか!!
無限に広がる癒しワールドにワクワクするような焦るような(笑)
実際その場になってみないとどれが適しているかわからないとは思うけど、何種類もある音の中から、よさそうなものや組み合わせを見繕っておく。
さっそく耳に収まる小さいイヤフォンを購入して、その夜を迎えた。
はたして。
寝る前から、どれほど効果があるか、どの音にしようかと、むしろ目を覚ますことにプラス感情まで芽生え『目覚めたい』くらいになってしまっていて、なんていうか、本末転倒(笑)
寝入ってから2時間、眠りが浅くなったら『キターーーー』とばかりにアプリ立ち上げ、目星をつけておいた音を設定する。
目を閉じる。
波とフルート演奏。
ああ、音、大きすぎた。
音量下げ。
うーん、このフルートの高音が耳障り。
音変え。
波と鳥と風鈴。
…、盛り込み過ぎ!!
波とお経。
波打ち際の僧侶?
どんなシチュエーションよ!
それならいっそのこと『滝とお経』で修行にしちゃう!?
あ〜、もう、完全に『考えてる』!!
ぜんぜん無になれないじゃん!!
と、すったもんだ。
途中から、もう今日は『そういう日』と開き直って最適な音探しにいそしんだ。
そんな夜を2回ほど過ごし、いまのところのベスト オブ 考えないサウンドを見つけてからは、夜中に目が覚めるのは相変わらずだけど、その後比較的すぐ再び眠りに落ちることができるようになっているので、とりあえず成功です^^
そんなこともあって、このところ那智さんと会った日はゆっくりする時間を多く取ってもらっている。
那智さんの腕枕なら何時間も熟睡なんて小説みたいな展開にはならないけれど(笑)
那智さんの脇にすっぽり埋まって背中を『とんとん』としてもらえることも。
スマホをいじる両腕に抱きかかえられながらうとうとすることも。
ソファにいる気配を感じていることも。
そんな中、ふーっと深いところに落ち、浅いところに戻ってくるときの幸福感は長時間熟睡とは違った幸福感がある。
たぶん、これも質の良い眠りなのだろう。
気がつけば、セックスと同じように『那智さんにしてほしい』ものになっている。
2大欲求は那智さんで満たしてもらっているわけだ。
もうひとつの欲求は誰の力も借りずに、充分満たしているけどね(笑)
抱いて抱いてだけじゃなくて、寝かせて寝かせてな女になっているわたしでした^^
質の良い眠り、大切ですね〜〜^^
「等式」感想です。「そういう日」素晴らしい発想だよね、「たまたま」とかもね。短い時間で目覚めることが「苦」にならなくなると良いね。
最近眠りの質があまりよくない。
昔からわりと眠りが浅くて熟睡の時間が細切れなほうだし、枕が変わると熟睡しにくかったりで睡眠に関しては優秀なほうじゃないのだけど、このところちょっとそれが顕著になっている感じだった。
まあ、それでも用事のない日にはお昼寝もできるし、さほど深刻にはならないでいたけれど、仕事で目一杯の日やお昼寝なしで運動した日でさえも、2、3時間で目が覚めて、そこから2時間くらい眠れず朝方やっとうとうとするなんて続くとさすがになんとか対処しようと思うようになった。
わかりやすい理由なんだけど、寝入ってから2、3時間で目が覚めたときあれこれ考えちゃうからどんどん頭が冴えてきちゃうんだよね。
もともとあれこれ『考える』ことが好きなので、ついそれをしてしまうんだ。
横道に逸れますが。
定番の『考える』ネタがいくつかあってね^^;
ハワイのコンドミニアムに一か月とか長期滞在するという設定で、どんなふうに過ごそうかを考えるの。
基本的な過ごし方とイレギュラーな出来事があるときと数パターン(笑)
あとは、生まれ変わって別の自分だったらも考える。
若い頃『次も女に生まれ変わったら、男に生まれ変わったら』の理想型があったのだけど、最近は国籍や性別を先に設定してから、とぼしい知識を駆使して、そこで生きる自分を考えてる(笑)
ちなみに、若い頃の生まれ変わったらの理想型は女だったら『アニマルロジックのヤスミンみたいなカッコいい黒人女性になってNFLのチアリーダーになる』と男だったら『バーテンダー』。
うう、なんか恥ずかしい。
しかも、男性に対する興味のなさが如実に表れるディテールの貧困さ(笑)
チアリーダーの年齢でなくなってきた頃には小料理屋の女将っていうのも増えた。
たぶん、バーテンダーもそうだけど、わたし、アルコールを提供する空気好きなんだろうな〜。
で、裏理想(というか妄想)の身売りされるとか、もっと酷い感じのも当然あるのだけど、不思議とこれらは積極的に『考える』ものではなかったなぁ。
なにかをきっかけに気になってしかたがなくなるという感じ。
あ、いま書いていてこの違いに気づいておもしろい^^
と、話しを戻しますが^^;
そんなクセのせいもあって、最初の眠りから浅いところに上がってくると、いろいろ考えてしまってどんどん眠れなくなっちゃうんだよね。
いまはスマホなんてものもあるから、余計に。
じゃあ、考えないようにすればいいのだけど、瞑想のように頭を無にする訓練はなかなかできないわけで。
以前、『考え事をしてしまうから眠れないのだから、考え事をしないでいるために頭の中でずっと「あーーーーー」って言っておく』というなかなかシュールな対処方法を目にしたことがあったから試してみたけど、やっぱり頭の中で「あーーー」と言い続けるのも相当難しくて^^;
『考える』ことをやめるっていうのは、意外と大変だった。
そこでヒーリング音楽みたいなアプリを探して使ってみることにした。
それを聞くことに集中すれば考えないでいやすいんじゃなかなって思ったからだ。
いまは便利な世の中で、そういうものも手に入るんだよね。
波の音や鐘の音や雑踏や、旋律を奏でているものもある。
さらにアプリ内のそれらを組み合わせることもできるのだ!!
波と風と鳥のさえずりを組み合わせて海辺の癒しとか、川の流れる音と笛の音色でたゆたうようなイメージとか。
これを目が覚めたときに聞き音に没頭して『考える』ことはしないようにするのだ。
そしたら、頭が冴えることなく、再び眠りに落ちることができるのではないだろうか!!
無限に広がる癒しワールドにワクワクするような焦るような(笑)
実際その場になってみないとどれが適しているかわからないとは思うけど、何種類もある音の中から、よさそうなものや組み合わせを見繕っておく。
さっそく耳に収まる小さいイヤフォンを購入して、その夜を迎えた。
はたして。
寝る前から、どれほど効果があるか、どの音にしようかと、むしろ目を覚ますことにプラス感情まで芽生え『目覚めたい』くらいになってしまっていて、なんていうか、本末転倒(笑)
寝入ってから2時間、眠りが浅くなったら『キターーーー』とばかりにアプリ立ち上げ、目星をつけておいた音を設定する。
目を閉じる。
波とフルート演奏。
ああ、音、大きすぎた。
音量下げ。
うーん、このフルートの高音が耳障り。
音変え。
波と鳥と風鈴。
…、盛り込み過ぎ!!
波とお経。
波打ち際の僧侶?
どんなシチュエーションよ!
それならいっそのこと『滝とお経』で修行にしちゃう!?
あ〜、もう、完全に『考えてる』!!
ぜんぜん無になれないじゃん!!
と、すったもんだ。
途中から、もう今日は『そういう日』と開き直って最適な音探しにいそしんだ。
そんな夜を2回ほど過ごし、いまのところのベスト オブ 考えないサウンドを見つけてからは、夜中に目が覚めるのは相変わらずだけど、その後比較的すぐ再び眠りに落ちることができるようになっているので、とりあえず成功です^^
そんなこともあって、このところ那智さんと会った日はゆっくりする時間を多く取ってもらっている。
那智さんの腕枕なら何時間も熟睡なんて小説みたいな展開にはならないけれど(笑)
那智さんの脇にすっぽり埋まって背中を『とんとん』としてもらえることも。
スマホをいじる両腕に抱きかかえられながらうとうとすることも。
ソファにいる気配を感じていることも。
そんな中、ふーっと深いところに落ち、浅いところに戻ってくるときの幸福感は長時間熟睡とは違った幸福感がある。
たぶん、これも質の良い眠りなのだろう。
気がつけば、セックスと同じように『那智さんにしてほしい』ものになっている。
2大欲求は那智さんで満たしてもらっているわけだ。
もうひとつの欲求は誰の力も借りずに、充分満たしているけどね(笑)
抱いて抱いてだけじゃなくて、寝かせて寝かせてな女になっているわたしでした^^
質の良い眠り、大切ですね〜〜^^
「等式」感想です。「そういう日」素晴らしい発想だよね、「たまたま」とかもね。短い時間で目覚めることが「苦」にならなくなると良いね。