雪景色4
独特な幸福感
それは、楽しかった『雪景色お出かけ』の夜、別れてから2時間ほど過ぎ遠くに帰る那智さんがパソコンに向かえる状況になってすこしだけチャットでつながっていたときに起こった。
那智:やばい、ホテルに鞭と電マ忘れた!(笑)
万事休す。
以下、たまにはチャット全文掲載。
りん:ええ
りん:ど、どうしますか!?
那智: よろしく~~(笑)
りん:うわー
りん:たまりません
りん:それは、
りん:かなりの
りん:羞恥プレイ!
那智:ハイ!(笑)
りん:明日、で、いいですよね;;
那智:電話は俺がするからね~
りん:お願いします;;
りん:ひえー
りん:あー
りん:もー
りん:いまから、あうあう。
那智:むき出しで、返してくれるのかな~
りん:やーめーてー
那智:袋にはいっているのかな~(笑)
りん:うーー
りん:むき出しも恥ずかしいけど
那智:ごめんね~
りん:袋も、かえって恥ずかしい(笑)
りん:最後、テーブルは見たのですけど
りん:ベッドサイドは忘れていました。
りん:ごめんね、って言われたら、しょうがないです(笑)
那智:話している所を聞かせてあげたいのだけれど~
那智:どうする?
りん:聞きます聞きます
那智:今だよ~
りん:じゃあ、お電話鳴らします
りん:すこしお待ちを!
そうなのだ、ホテルに電マとゴムのバラ鞭を忘れてきてしまったのだ!!
しかも、翌日那智さんはお仕事、わたしは休み。
さらに、ここのホテルはわたしのほうが圧倒的に近く。
しかも、たまにしか行かないホテルで、次の機会を待つわけにはいかない。
必然的に、かつ強制的に(笑)
わたしが取りに行かなければならないのだ!!
はうう、信じられます!?
ホテルに忘れ物を取りに行く、以前ポーチを忘れたこともあったし、書いていないけどメガネを忘れてトンボ返りしたこともあったけど、今回は『電マと鞭』。
一人でホテルに忘れ物を取りに行くというだけでも、十分恥ずかしいのに(経験済み)、その品物が『電マと鞭』だよ。
嗜好を垣間見せてしまう恥ずかしさに、なんていうか、どちらも直接肌に触れるもので、特に電マなんかは(コンドームをつけていても)清掃員の人からしたら触れたくないものだろうと想像すると、申し訳なさもあって、もう恥ずかしさMAX。
でもって、那智さんったら、この事態をおもしろがって『むき出しか、袋入りか』なんて、さらに恥ずかしい状況を想像させてくれる(これね、意外と『心構え』させてくれている側面もあるのですよ)
想像してみて。
ホテルにお道具忘れて取りに行ったら、それをむき出しで渡される恥ずかしさとじかに持たせてしまってごめんという恐縮か、袋に入れてくれちゃう、お気遣いに申し訳ない気持ちと『はい、それは見せちゃいけない物です』と互いに認識せざるを得ない居たたまれなさ。
どちらが恥ずかしいのでしょう!!
どちらにしても、これ以上の羞恥プレイがあるだろうか!!!
わたしは開口一番なんていえばいいんだ?
忘れ物取りに来ましたって言えばいいのか?
何を忘れました?とか聞かれやしないか!?
他にカップルが入って来たら?
ああ、なにより、一人でラブホテルに入るってだけで、恥ずかしい。
文字同様『あー』とか『うー』とか悶絶しながらチャットをしていた。
それにしても、わたしは興奮すると細切れに文字を打つらしい^^;
そんな中、那智さんが電話しているところを聞かせてくれるというから、さらに悶絶^^
好きな人が他の電話に出ている声を聞くのを好きな人って、たまにいるよね?
わたしもそのタイプでして、特に那智さんの『交渉事』や『問題解決」している様子に萌えだったりする。
この日も、交渉とまではいかないけど、おそらくわたしが聞きたがる種類の電話になると思ったのだろう。
『電話するけど聞く?』という、あまり、皆さんには馴染みのないプレイのおまけ付きになった^^
きっと、明日、ものすごーーく恥ずかしい思いをするわたしへの前払いのご褒美だったのかもしれない(笑)
かくして、一人でホテルに電マと鞭を取りに行くという一大ミッションを遂行することになったのだ!!
と、思いもよらぬ、続きものになってしまった〜〜^^
引っ張りまーす(笑)
今朝の「等式」感想です。
続きなのでどこまで書いて良いのか解りませんが、会話としては一瞬あきらめると言う選択肢もあったのですが愛着と破壊力抜群なゴム重バラ鞭は代替え品が無いと理解し取りに行ってくれました。多分、電マだけならば諦めるという決断もあったかもしれません、2回連続ありがとね
それは、楽しかった『雪景色お出かけ』の夜、別れてから2時間ほど過ぎ遠くに帰る那智さんがパソコンに向かえる状況になってすこしだけチャットでつながっていたときに起こった。
那智:やばい、ホテルに鞭と電マ忘れた!(笑)
万事休す。
以下、たまにはチャット全文掲載。
りん:ええ
りん:ど、どうしますか!?
那智: よろしく~~(笑)
りん:うわー
りん:たまりません
りん:それは、
りん:かなりの
りん:羞恥プレイ!
那智:ハイ!(笑)
りん:明日、で、いいですよね;;
那智:電話は俺がするからね~
りん:お願いします;;
りん:ひえー
りん:あー
りん:もー
りん:いまから、あうあう。
那智:むき出しで、返してくれるのかな~
りん:やーめーてー
那智:袋にはいっているのかな~(笑)
りん:うーー
りん:むき出しも恥ずかしいけど
那智:ごめんね~
りん:袋も、かえって恥ずかしい(笑)
りん:最後、テーブルは見たのですけど
りん:ベッドサイドは忘れていました。
りん:ごめんね、って言われたら、しょうがないです(笑)
那智:話している所を聞かせてあげたいのだけれど~
那智:どうする?
りん:聞きます聞きます
那智:今だよ~
りん:じゃあ、お電話鳴らします
りん:すこしお待ちを!
そうなのだ、ホテルに電マとゴムのバラ鞭を忘れてきてしまったのだ!!
しかも、翌日那智さんはお仕事、わたしは休み。
さらに、ここのホテルはわたしのほうが圧倒的に近く。
しかも、たまにしか行かないホテルで、次の機会を待つわけにはいかない。
必然的に、かつ強制的に(笑)
わたしが取りに行かなければならないのだ!!
はうう、信じられます!?
ホテルに忘れ物を取りに行く、以前ポーチを忘れたこともあったし、書いていないけどメガネを忘れてトンボ返りしたこともあったけど、今回は『電マと鞭』。
一人でホテルに忘れ物を取りに行くというだけでも、十分恥ずかしいのに(経験済み)、その品物が『電マと鞭』だよ。
嗜好を垣間見せてしまう恥ずかしさに、なんていうか、どちらも直接肌に触れるもので、特に電マなんかは(コンドームをつけていても)清掃員の人からしたら触れたくないものだろうと想像すると、申し訳なさもあって、もう恥ずかしさMAX。
でもって、那智さんったら、この事態をおもしろがって『むき出しか、袋入りか』なんて、さらに恥ずかしい状況を想像させてくれる(これね、意外と『心構え』させてくれている側面もあるのですよ)
想像してみて。
ホテルにお道具忘れて取りに行ったら、それをむき出しで渡される恥ずかしさとじかに持たせてしまってごめんという恐縮か、袋に入れてくれちゃう、お気遣いに申し訳ない気持ちと『はい、それは見せちゃいけない物です』と互いに認識せざるを得ない居たたまれなさ。
どちらが恥ずかしいのでしょう!!
どちらにしても、これ以上の羞恥プレイがあるだろうか!!!
わたしは開口一番なんていえばいいんだ?
忘れ物取りに来ましたって言えばいいのか?
何を忘れました?とか聞かれやしないか!?
他にカップルが入って来たら?
ああ、なにより、一人でラブホテルに入るってだけで、恥ずかしい。
文字同様『あー』とか『うー』とか悶絶しながらチャットをしていた。
それにしても、わたしは興奮すると細切れに文字を打つらしい^^;
そんな中、那智さんが電話しているところを聞かせてくれるというから、さらに悶絶^^
好きな人が他の電話に出ている声を聞くのを好きな人って、たまにいるよね?
わたしもそのタイプでして、特に那智さんの『交渉事』や『問題解決」している様子に萌えだったりする。
この日も、交渉とまではいかないけど、おそらくわたしが聞きたがる種類の電話になると思ったのだろう。
『電話するけど聞く?』という、あまり、皆さんには馴染みのないプレイのおまけ付きになった^^
きっと、明日、ものすごーーく恥ずかしい思いをするわたしへの前払いのご褒美だったのかもしれない(笑)
かくして、一人でホテルに電マと鞭を取りに行くという一大ミッションを遂行することになったのだ!!
と、思いもよらぬ、続きものになってしまった〜〜^^
引っ張りまーす(笑)
今朝の「等式」感想です。
続きなのでどこまで書いて良いのか解りませんが、会話としては一瞬あきらめると言う選択肢もあったのですが愛着と破壊力抜群なゴム重バラ鞭は代替え品が無いと理解し取りに行ってくれました。多分、電マだけならば諦めるという決断もあったかもしれません、2回連続ありがとね
雪景色5
独特な幸福感
わたしは那智さんとお付き合いする中で、多種多様な『恥ずかしい』を経験してきたけど、今回のミッションはその中でも異彩を放つ羞恥プレイなのではないだろうか。
昨日ホテルに忘れた電マと鞭を取りに行く。
ひとりでホテルに入るのも恥ずかしいし、そこでフロントに『すいませーん』と声をかけるのだって恥ずかしい。
その上、相手も自分も内容がわかっているブツだ、生々しさもはなはだしい。
それを受け取り、すみやかにカバンにしまい、何食わぬ顔で一般道に出なければならないのだ。
入るときに誰かに見られたらどうしよう。
受け渡しのときに他のカップルが入ってきたらどうしよう。
何より、わたしたちこれを使いましたと公言しているのだから、もう、どうしたらいいかわからないほど、恥ずかしい。
那智さんからチャットで言われたときから、翌日まで頭の片隅からその事案が消えてくれず、時折わーっと思い出しては困り、また静かに困り続けるみたいな時間を過ごした。
ただ、わたしは那智さんと付き合いながら多種多様な『恥ずかしい』を経験したゆえに、恥ずかしいときの対処方法もある程度身につけていた。
それは、恥ずかしいときはあえて堂々とする!!(笑)
恥ずかしいとき、恥ずかしがると目立つしどんどん恥ずかしいスパイラルに陥ってしまう。
そこを堂々とすることで断ち切るのだ。
わんこや露出などの那智さんがわたしの施す恥ずかしいことは、比較的、もう那智さんに委ねて、わたしは自然に翻弄されちゃえばいいのだけど、たとえば歩きながらちょっと遊ぶ程度の場合、委ねるというほどまではいかない場合、こんなときは堂々とすることで恥ずかしさを跳ね退けるのね。
那智さんもお遊び程度だから、一瞬いたずらしたって事実でOKなはずなんだ。
この経験のおかげで、ランチカラオケのときに先にチェックインするときもなんとか恥ずかしくならないでいられている。
恥ずかしがる気持ちはなくならなくても、自分の恥ずかしいに勝てたほうがラクだろ?
那智さんらしい、生きやすさ指南だ。
それにのっとると
りん子、ちゃんと最初にりん子から『昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました』っていうんだよ(笑)
ということらしい。
えええ!!
忘れ物取りに来ましたじゃダメですか?
だって、もし『何を忘れました?』って聞かれたら、どっちにしても答えるんだよ
そのほうがずっと恥ずかしいだろ?
堂々と先に言っちゃったほうが、その後恥ずかしくない
ああ、那智さん的思考。
朝のお電話で指南されてからホテルに向かうまで、『言う?言わない?』の自問自答と平行して『昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました』の練習を繰り返し、はああ、わたしはきっと言うと自分の心を理解する。
だって、わたしは那智さんの言う通りのほうが幸せなんだもの。
恥ずかしい気持ちは変わらなくても、恥ずかしいことから受ける精神的ダメージを軽減することができるという言葉を信じて、ホテルに向かうのだった!!
そうはいっても恥ずかしいのは変わらない。
いいお天気だし、せっかく出かけるのだから、何かしらメリットがあるといいなと思って何駅分かウォーキングしようと歩き出す。
でも、頭の中は『昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました』が渦巻く。
思い出してはくううとなり、いや、言うんだと奮い立たせ。
二駅くらいは歩いただろうか。
ぜんぜん落ち着かない。
結局、ウォーキングを楽しむ気分になれず、さっさと電車に乗ってしまった。
電車を降りてホテルに向かう。
ああ、昨日那智さんと歩いた道、まさか翌日にまた通るなんて。
日中の明るい日差しまで、わたしに後ろ指を指しているようだ。
昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました
昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました
それでも呪文のように心の中で繰り返す。
目的のホテルは角を曲がった突き当たりにある。
角を曲がった先にはホテルとコインパーキングしかないから、開放されたパーキングをスルーしるということはイコールホテルに入ると公言していることになる。
角の手前にはバス停。
そこに人がいて、振り返ってわたしの行く道を見れば、わたしがどこに行こうとしてるかは明らかになっちゃう。
バス停に誰もいないことを願いながら、ゆるやかなカーブに沿って歩いて行くと、神様はいつもちょっといじわる、年配の男性がひとりバス停に待っていた。
ふう、一度息を吐く。
普通に、普通に。
普通にを意識しすぎて不自然なんじゃないかと思うほど、普通にバス停と男性を通り過ぎる。
ああ、もうすぐ『昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました』だ。
きっと那智さんのいうように堂々と言えば、何か恥ずかしい思いをしても、胸を張って報告できる、きっとうまくいったら褒めてもらえる、『那智さんに報告』がこのときのわたしのお守り。
そして、なによりわたしはあのゴムのバラ鞭を手放したくなかった。
ホテルの自動ドアの前に立つ。
ああ、わたしは人に向かって『電マ』というのか、大げさだけど、なんだか自分が汚れてしまうような気持ちにすこしなる。
せめて、誰もいませんように、誰も来ませんように。
リンロンロンロン、リンロンロン♪
はあ、昨日も聞いた入店を知らせるメロディ、くじけそう。
しかも、フロントは奥からすぐには出てきてくれない。
だって、客だったらまず部屋を選ぶパネルに行くから、あえてゆっくりめに行動するのだよね、きっと。
勇気を振り絞る。
恥ずかしいときほど、堂々と!!
すみません
はい
昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました
言った、言ってしまった。
緊張のせいで若干早口になってしまったけど、言った。
あんまり堂々としたものだから一瞬フロントの女性の様子が怯んだように感じられた。
よし、いいぞ、りん子優勢。
いや、勝負じゃないのだけど、他者の様子をお借りして自分との戦いをさせてもらっているわけだ。
ウォーキングのためにリュックを背負ってきていた。
その中には、万が一むき出しだったときのためにショップの可愛い袋を持参していた。
こちらですね
はたしてフロントが持ってきたそれは半透明のビニール袋の入っていた。
半透明!!
ああ、わざわざすみませんという気持ちと、半透明ゆえの透け感に己の羞恥心に負けてしまいそうになる。
まるで、フロントの反撃のようだ。(だから、勝負してないって!!)
クラッとなりそうなところで追い打ち。
こちらに記入してください
と、拾得物預かり書みたいな紙を差し出された。
もう恥ずかしさのあまりノックアウトされそう。
お許しください、わたしが悪うございましたと、その場でひれ伏してしまいそうになる。
しかし!!
以前、このホテルにメガネを忘れたことがあるのだけど(どんだけ忘れ物してるんだ)、そのときにはこんな紙は書かされなかった。
理由はわからないけど今回だけ書かされるということに、わたしの闘争心に再びなんとか火がついた。
そちらが、そのつもりなら、堂々としてやろうじゃん!!
と、誰も、どのつもりもないのだけど、奮い立って必要事項を記入した(もちろん偽名だけど)。
最後、わたしが己の羞恥心にトドメを刺すには『お手数かけました』と優雅に微笑みお礼をいってホテルを後にするのが理想。
しかし思いのほかダメージは大きく、さすがにそれは無理で、小さく『ありがとうございました』とだけささやいて、ホテルを後にした。
早足で角を曲がったあたりで、あらためて我に返り自分が『わなわな』していたことに気づく。
はあ、疲れた〜。
恥ずかしかった、恥ずかしかったよ〜。
でも那智さん、やりましたよ!!
恥ずかしかったけど、一生懸命堂々としました。
スマホでつながれるチャットに矢継ぎ早に報告する。
もう恥ずかしさと報告欲を一気に吐き出すように。
那智さんは労いの言葉と堂々とできたことをほめてくれて、さらにどのような形状で渡されたか楽しげに聞いてきた。
で、半透明にはウケてた。
あんまり緊張したのか、どうしても甘いものがほしくなって電車に乗る前にひと息いれようと駅前のカフェで抹茶ミルクを飲んだ。
『那智さん、できました』という達成感と安堵と、かたわらのリュックに『電マと鞭』を忍ばせながら。
那智さんと出会って多種多様な羞恥を味わい、それによるこちらの対処や心がまえを身につけることができた。
性的な場面はもちろん、普段の生活でも役に立っていることもあるばずだ。
でも、もう二度とお道具を取りに行くなんて羞恥は味わいたくなーい(笑)
雪景色のお出かけは、こんなおまけ付きの思い出になりました^^
半透明の袋入りの鞭と電マさんを記念撮影^^
<関連エントリー>
昔忘れ物したとき
『男が廃る?』
じつは、このときは取りに行ったから手元にあったんだ
『ゴムのバラ鞭』
昨日の「等式」感想です。
このホテル、設備・価格・アメニティー・サービスが良いので全く満足なのです。しかし、忘れ物の件で電話をすると、「この手」の忘れ物は翌日破棄とのこと、文句も言えずに明日取りに行くのでお願いしますと言うのが精一杯でした。(笑)平日の昼間から満室になる人気店です。
わたしは那智さんとお付き合いする中で、多種多様な『恥ずかしい』を経験してきたけど、今回のミッションはその中でも異彩を放つ羞恥プレイなのではないだろうか。
昨日ホテルに忘れた電マと鞭を取りに行く。
ひとりでホテルに入るのも恥ずかしいし、そこでフロントに『すいませーん』と声をかけるのだって恥ずかしい。
その上、相手も自分も内容がわかっているブツだ、生々しさもはなはだしい。
それを受け取り、すみやかにカバンにしまい、何食わぬ顔で一般道に出なければならないのだ。
入るときに誰かに見られたらどうしよう。
受け渡しのときに他のカップルが入ってきたらどうしよう。
何より、わたしたちこれを使いましたと公言しているのだから、もう、どうしたらいいかわからないほど、恥ずかしい。
那智さんからチャットで言われたときから、翌日まで頭の片隅からその事案が消えてくれず、時折わーっと思い出しては困り、また静かに困り続けるみたいな時間を過ごした。
ただ、わたしは那智さんと付き合いながら多種多様な『恥ずかしい』を経験したゆえに、恥ずかしいときの対処方法もある程度身につけていた。
それは、恥ずかしいときはあえて堂々とする!!(笑)
恥ずかしいとき、恥ずかしがると目立つしどんどん恥ずかしいスパイラルに陥ってしまう。
そこを堂々とすることで断ち切るのだ。
わんこや露出などの那智さんがわたしの施す恥ずかしいことは、比較的、もう那智さんに委ねて、わたしは自然に翻弄されちゃえばいいのだけど、たとえば歩きながらちょっと遊ぶ程度の場合、委ねるというほどまではいかない場合、こんなときは堂々とすることで恥ずかしさを跳ね退けるのね。
那智さんもお遊び程度だから、一瞬いたずらしたって事実でOKなはずなんだ。
この経験のおかげで、ランチカラオケのときに先にチェックインするときもなんとか恥ずかしくならないでいられている。
恥ずかしがる気持ちはなくならなくても、自分の恥ずかしいに勝てたほうがラクだろ?
那智さんらしい、生きやすさ指南だ。
それにのっとると
りん子、ちゃんと最初にりん子から『昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました』っていうんだよ(笑)
ということらしい。
えええ!!
忘れ物取りに来ましたじゃダメですか?
だって、もし『何を忘れました?』って聞かれたら、どっちにしても答えるんだよ
そのほうがずっと恥ずかしいだろ?
堂々と先に言っちゃったほうが、その後恥ずかしくない
ああ、那智さん的思考。
朝のお電話で指南されてからホテルに向かうまで、『言う?言わない?』の自問自答と平行して『昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました』の練習を繰り返し、はああ、わたしはきっと言うと自分の心を理解する。
だって、わたしは那智さんの言う通りのほうが幸せなんだもの。
恥ずかしい気持ちは変わらなくても、恥ずかしいことから受ける精神的ダメージを軽減することができるという言葉を信じて、ホテルに向かうのだった!!
そうはいっても恥ずかしいのは変わらない。
いいお天気だし、せっかく出かけるのだから、何かしらメリットがあるといいなと思って何駅分かウォーキングしようと歩き出す。
でも、頭の中は『昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました』が渦巻く。
思い出してはくううとなり、いや、言うんだと奮い立たせ。
二駅くらいは歩いただろうか。
ぜんぜん落ち着かない。
結局、ウォーキングを楽しむ気分になれず、さっさと電車に乗ってしまった。
電車を降りてホテルに向かう。
ああ、昨日那智さんと歩いた道、まさか翌日にまた通るなんて。
日中の明るい日差しまで、わたしに後ろ指を指しているようだ。
昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました
昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました
それでも呪文のように心の中で繰り返す。
目的のホテルは角を曲がった突き当たりにある。
角を曲がった先にはホテルとコインパーキングしかないから、開放されたパーキングをスルーしるということはイコールホテルに入ると公言していることになる。
角の手前にはバス停。
そこに人がいて、振り返ってわたしの行く道を見れば、わたしがどこに行こうとしてるかは明らかになっちゃう。
バス停に誰もいないことを願いながら、ゆるやかなカーブに沿って歩いて行くと、神様はいつもちょっといじわる、年配の男性がひとりバス停に待っていた。
ふう、一度息を吐く。
普通に、普通に。
普通にを意識しすぎて不自然なんじゃないかと思うほど、普通にバス停と男性を通り過ぎる。
ああ、もうすぐ『昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました』だ。
きっと那智さんのいうように堂々と言えば、何か恥ずかしい思いをしても、胸を張って報告できる、きっとうまくいったら褒めてもらえる、『那智さんに報告』がこのときのわたしのお守り。
そして、なによりわたしはあのゴムのバラ鞭を手放したくなかった。
ホテルの自動ドアの前に立つ。
ああ、わたしは人に向かって『電マ』というのか、大げさだけど、なんだか自分が汚れてしまうような気持ちにすこしなる。
せめて、誰もいませんように、誰も来ませんように。
リンロンロンロン、リンロンロン♪
はあ、昨日も聞いた入店を知らせるメロディ、くじけそう。
しかも、フロントは奥からすぐには出てきてくれない。
だって、客だったらまず部屋を選ぶパネルに行くから、あえてゆっくりめに行動するのだよね、きっと。
勇気を振り絞る。
恥ずかしいときほど、堂々と!!
すみません
はい
昨日忘れた、電マと鞭を取りに来ました
言った、言ってしまった。
緊張のせいで若干早口になってしまったけど、言った。
あんまり堂々としたものだから一瞬フロントの女性の様子が怯んだように感じられた。
よし、いいぞ、りん子優勢。
いや、勝負じゃないのだけど、他者の様子をお借りして自分との戦いをさせてもらっているわけだ。
ウォーキングのためにリュックを背負ってきていた。
その中には、万が一むき出しだったときのためにショップの可愛い袋を持参していた。
こちらですね
はたしてフロントが持ってきたそれは半透明のビニール袋の入っていた。
半透明!!
ああ、わざわざすみませんという気持ちと、半透明ゆえの透け感に己の羞恥心に負けてしまいそうになる。
まるで、フロントの反撃のようだ。(だから、勝負してないって!!)
クラッとなりそうなところで追い打ち。
こちらに記入してください
と、拾得物預かり書みたいな紙を差し出された。
もう恥ずかしさのあまりノックアウトされそう。
お許しください、わたしが悪うございましたと、その場でひれ伏してしまいそうになる。
しかし!!
以前、このホテルにメガネを忘れたことがあるのだけど(どんだけ忘れ物してるんだ)、そのときにはこんな紙は書かされなかった。
理由はわからないけど今回だけ書かされるということに、わたしの闘争心に再びなんとか火がついた。
そちらが、そのつもりなら、堂々としてやろうじゃん!!
と、誰も、どのつもりもないのだけど、奮い立って必要事項を記入した(もちろん偽名だけど)。
最後、わたしが己の羞恥心にトドメを刺すには『お手数かけました』と優雅に微笑みお礼をいってホテルを後にするのが理想。
しかし思いのほかダメージは大きく、さすがにそれは無理で、小さく『ありがとうございました』とだけささやいて、ホテルを後にした。
早足で角を曲がったあたりで、あらためて我に返り自分が『わなわな』していたことに気づく。
はあ、疲れた〜。
恥ずかしかった、恥ずかしかったよ〜。
でも那智さん、やりましたよ!!
恥ずかしかったけど、一生懸命堂々としました。
スマホでつながれるチャットに矢継ぎ早に報告する。
もう恥ずかしさと報告欲を一気に吐き出すように。
那智さんは労いの言葉と堂々とできたことをほめてくれて、さらにどのような形状で渡されたか楽しげに聞いてきた。
で、半透明にはウケてた。
あんまり緊張したのか、どうしても甘いものがほしくなって電車に乗る前にひと息いれようと駅前のカフェで抹茶ミルクを飲んだ。
『那智さん、できました』という達成感と安堵と、かたわらのリュックに『電マと鞭』を忍ばせながら。
那智さんと出会って多種多様な羞恥を味わい、それによるこちらの対処や心がまえを身につけることができた。
性的な場面はもちろん、普段の生活でも役に立っていることもあるばずだ。
でも、もう二度とお道具を取りに行くなんて羞恥は味わいたくなーい(笑)
雪景色のお出かけは、こんなおまけ付きの思い出になりました^^
半透明の袋入りの鞭と電マさんを記念撮影^^
<関連エントリー>
昔忘れ物したとき
『男が廃る?』
じつは、このときは取りに行ったから手元にあったんだ
『ゴムのバラ鞭』
昨日の「等式」感想です。
このホテル、設備・価格・アメニティー・サービスが良いので全く満足なのです。しかし、忘れ物の件で電話をすると、「この手」の忘れ物は翌日破棄とのこと、文句も言えずに明日取りに行くのでお願いしますと言うのが精一杯でした。(笑)平日の昼間から満室になる人気店です。
お知らせ〜
那智さんがTwitterで書いてくれている感想。
書き続けるモチベーションがほしいとお願いしてはじめてもらったもので、わたしは毎回とても楽しみにしています。
最近では、毎朝感想を読んで、それではじめて『完結』みたいな気持ちさえしているくらい^^
どれだけの人が存在を知っていて、どれだけの人が読んでくださっているかわかりませんが、中には先に感想を読んでからエントリー、で、物によってはまた感想に戻って、なんて往復を楽しんでくださっているなんてお話も聞かせていただいて、那智さんに感想がわたし以外の誰かの楽しみになっていると知ることができると、やはりうれしいなと感じます。
その『感想』。
140字の制限とつぶやくお手軽さの利点はあるけど、日々流れていってしまうのはもったいない。
もしかしたら、エントリーの補足や理解度を深める役に立っているとしたら、なおさら。
ということで、これから那智さんが書いてくれた感想をわたしが毎回エントリーの下にコピーして載せることになりました。
朝イチで感想を書く那智さんに、まあこれ以上の手間をおかけするのは忍びないので(笑)
わたしが手の空いたときにコピーして貼ります。
ですから、多少の時差、場合によっては日差(こんな言葉ない!!)もあるかもしれまんが、ご了承ください。
いままで通りTwitterの感想は存在しますので、那智さんへの感想へのご意見などはTwitterにくださいませ。
ただ、エントリーと感想を両方読んでこちらにコメントをくださってもかまいません。
この場合、基本的にはわたしがレスをしますが、内容によっては那智さんも登場するかもしれませんし、もし那智さんからレスがほしい場合は『那智さん宛て』とわかるように書いていただけると登場いたします^^
理解度は深まるかもしれませんが、時差や日差があると思いますのでエントリーとは切り離して楽しんでいただくほうが気軽にお楽しみいただけると思います。
せっかくだから、いままで分も遡って載せようと思います。
さて、作業開始しよ〜^^
ああ、感想以外のわたしの無駄なツイートが邪魔(笑)
エントリーのこの部分の青色文字が感想です^^
昨日の「等式」感想です。
と、言うことで私の感想も等式の末席に入れることになりました。りん子ファンの方からの反発がないと良いのですが、宜しくお願いします。離れていて自由に気楽に書いていたのを身をもって認識している今です。ことさらよそ行きの服を着るも格好悪いのでいつもと同じにします。
書き続けるモチベーションがほしいとお願いしてはじめてもらったもので、わたしは毎回とても楽しみにしています。
最近では、毎朝感想を読んで、それではじめて『完結』みたいな気持ちさえしているくらい^^
どれだけの人が存在を知っていて、どれだけの人が読んでくださっているかわかりませんが、中には先に感想を読んでからエントリー、で、物によってはまた感想に戻って、なんて往復を楽しんでくださっているなんてお話も聞かせていただいて、那智さんに感想がわたし以外の誰かの楽しみになっていると知ることができると、やはりうれしいなと感じます。
その『感想』。
140字の制限とつぶやくお手軽さの利点はあるけど、日々流れていってしまうのはもったいない。
もしかしたら、エントリーの補足や理解度を深める役に立っているとしたら、なおさら。
ということで、これから那智さんが書いてくれた感想をわたしが毎回エントリーの下にコピーして載せることになりました。
朝イチで感想を書く那智さんに、まあこれ以上の手間をおかけするのは忍びないので(笑)
わたしが手の空いたときにコピーして貼ります。
ですから、多少の時差、場合によっては日差(こんな言葉ない!!)もあるかもしれまんが、ご了承ください。
いままで通りTwitterの感想は存在しますので、那智さんへの感想へのご意見などはTwitterにくださいませ。
ただ、エントリーと感想を両方読んでこちらにコメントをくださってもかまいません。
この場合、基本的にはわたしがレスをしますが、内容によっては那智さんも登場するかもしれませんし、もし那智さんからレスがほしい場合は『那智さん宛て』とわかるように書いていただけると登場いたします^^
理解度は深まるかもしれませんが、時差や日差があると思いますのでエントリーとは切り離して楽しんでいただくほうが気軽にお楽しみいただけると思います。
せっかくだから、いままで分も遡って載せようと思います。
さて、作業開始しよ〜^^
ああ、感想以外のわたしの無駄なツイートが邪魔(笑)
エントリーのこの部分の青色文字が感想です^^
昨日の「等式」感想です。
と、言うことで私の感想も等式の末席に入れることになりました。りん子ファンの方からの反発がないと良いのですが、宜しくお願いします。離れていて自由に気楽に書いていたのを身をもって認識している今です。ことさらよそ行きの服を着るも格好悪いのでいつもと同じにします。
生意気half-moon
りん子的独り言(生意気)
驚くことがあった。
あまりの違和感が拒否反応になってしまって、驚いた内容を再読せずに閉じてしまったので、もしかしたら、わたしの読み間違いか理解不足かもしれないのだけど、その言葉だけではなく、日頃感じているものに結びきそうなので、わたしの記憶で書かせてください。
男性の言葉だった。
M女は男性からダントツに愛される存在。
愛されると美しくなる。
だから、ボクは女性にM女になることをススメている。
というのだ。
M女ってなんだ!?
男に愛されるためにM女になるの?
M女って習い事?
料理や茶道のような。
Mって、被虐嗜好、マゾのことだよね?
百歩譲って被虐以外の要素もあったとしても(わたしなんて自己愛感じてるしね^^;)、いずれにしても、性的嗜好や、その行為で性的興奮を感じるということを表しているのだよね。
性癖ってススメられてなれるものなの?
高校時代、体育の教師が言ってた。
女子はいまから料理がうまくなるようにしたほうがいい。
料理が上手な女から男は離れられなくなるから。
その男性がいう『M女』は、この教師のいう料理と同じに聞こえるのはわたしだけ?
M女は習い事じゃない。
愛されるための趣味でもないし、作法でもない。
性的嗜好、性癖だ。
どうしても、わたしは世間のM女に求めるものに違和感を覚える。
その違和感の正体はなんだ!?
ということで、次回から下書き状態のものだったその違和感に近いエントリーを順次アップしていって、わたしなりの正体を見つけたいと思います^^
(このために書いておいたものではないので、テーマからズレているかもしれないけど、許してね^^)
ほぼ半月、りん子的独り言(生意気)^^
那智さん、つまらないかもしれませんけど、お許しくださーい。
今朝の「等式」感想です。
「世間のM女に求めるもの」これは男の都合がよい、楽であると想像出来るけれど、果たしてそんな画一的なものなのだろうか。どうも、りん子はカテゴリーにはめるのが好きなので「・・・・」になる部分がある。私のこの発言が霞むようなエントリーを期待します。(笑)
驚くことがあった。
あまりの違和感が拒否反応になってしまって、驚いた内容を再読せずに閉じてしまったので、もしかしたら、わたしの読み間違いか理解不足かもしれないのだけど、その言葉だけではなく、日頃感じているものに結びきそうなので、わたしの記憶で書かせてください。
男性の言葉だった。
M女は男性からダントツに愛される存在。
愛されると美しくなる。
だから、ボクは女性にM女になることをススメている。
というのだ。
M女ってなんだ!?
男に愛されるためにM女になるの?
M女って習い事?
料理や茶道のような。
Mって、被虐嗜好、マゾのことだよね?
百歩譲って被虐以外の要素もあったとしても(わたしなんて自己愛感じてるしね^^;)、いずれにしても、性的嗜好や、その行為で性的興奮を感じるということを表しているのだよね。
性癖ってススメられてなれるものなの?
高校時代、体育の教師が言ってた。
女子はいまから料理がうまくなるようにしたほうがいい。
料理が上手な女から男は離れられなくなるから。
その男性がいう『M女』は、この教師のいう料理と同じに聞こえるのはわたしだけ?
M女は習い事じゃない。
愛されるための趣味でもないし、作法でもない。
性的嗜好、性癖だ。
どうしても、わたしは世間のM女に求めるものに違和感を覚える。
その違和感の正体はなんだ!?
ということで、次回から下書き状態のものだったその違和感に近いエントリーを順次アップしていって、わたしなりの正体を見つけたいと思います^^
(このために書いておいたものではないので、テーマからズレているかもしれないけど、許してね^^)
ほぼ半月、りん子的独り言(生意気)^^
那智さん、つまらないかもしれませんけど、お許しくださーい。
今朝の「等式」感想です。
「世間のM女に求めるもの」これは男の都合がよい、楽であると想像出来るけれど、果たしてそんな画一的なものなのだろうか。どうも、りん子はカテゴリーにはめるのが好きなので「・・・・」になる部分がある。私のこの発言が霞むようなエントリーを期待します。(笑)
屈辱
りん子的独り言(生意気)
『2回目の旅1 2』のときのご主人様は「あなたのM性を引き出す」と言ったわりには、撮影とセックスするだけで、持参させた洗濯バサミも使わなかったしホテルの靴べらで『ぺしぺし』と撫でるくらいしかしなかったし、遅刻の謝罪もせず『奴隷は知る必要ない』と個人情報をほとんど教えてくれず、なんていうか、残念ながらまったくいい思い出のない人だった。
その人が唯一、わたしの心を揺さぶった瞬間があった。
いつものように撮影をしてフェラチオをして男は裸になることなくバックから挿入されているときに
「お前は穴だ」
と言われた。
テレビがついていて、男はそれを視界に入れながらその言葉を吐いたのだ。
屈辱。
自分を穴だと言われ、テレビを観ることと同列、それ以下に扱われる屈辱感にマゾ性というものがあるとしたら、それが粟立つような苦い快感となってわたしを襲った。
すぐ男は果てて、また残念な思いに引き戻されるのだけど、あの瞬間だけは、この男と付き合った意味はあったかもしれないと、いまちょっと意地悪に思う。
わたしはマゾといわれる部分を持っているのだろう。
那智さんはわたしを大切にしながら酷いことをするので、行為は屈辱的でも精神的には屈辱とはいえないことをしているけど、ときおり、乳首を愛撫しながら片方の手でネクタイを外したり、セックスをしながらタバコに手を伸ばしくわえる様子などの片手間な感じに、2回目の旅の一瞬のような粟立つ快感を覚える。
(苦くはないのだけどね)
『屈辱感』というのは、マゾ嗜好の人には秘薬になる。
でも、わたしは知っているよ。
大多数の女は屈辱的なセックスでは傷つく、おそらくマゾでも。
どんなに性癖を刺激されても、仮に濡れても、重く深い傷になってずっと後まで残る。
わたしはこの見えない傷にずっと怒りを蓄えてしまって苦しんでいたのだもの。
『2回目の旅』の男と那智さんとの違いは歴然としているけど、あえて、このテーマに沿って違いをあげてみるとしたら。
2回目の旅の男はわたしの存在自体を尊重せず『屈辱』を与えていたけど、那智さんはほとんどすべて尊重していて、ときおり行為として『屈辱的』なことをすることだよね。
大きな違いは
存在を侮辱していることと、存在を尊重していること
そして、それゆえ『終止屈辱』する関係か、尊重の上の屈辱行為か。
これはわたしの勝手な推測なんだけど、ほとんどの女性は『終止屈辱』はたえられないんじゃないかと思うのです。
かつて『お前は穴だ』言われてマゾをうずかせながら、それでも深い傷を負ったように。
マゾや奴隷嗜好は『屈辱』は秘薬だよね。
もしかしたらマゾでも奴隷願望の性癖がなかったとしても、屈辱的なセックスに一時恍惚する感覚を覚えることもあるかもしれない。
でも、それは『終止屈辱』の関係か、尊重の中の屈辱行為かで受けるものも違ってくると思う。
性的な場面では屈辱を感じさせられていても、日々のやり取りの中でこちらを尊重しているものが感じられるとか、屈辱的なセックスの後、温かいものが感じられるとか。
ごく普通の女が『屈辱』を感じながら傷を負わずにいられる時間は、そんな長くない。
ごく普通の女が『屈辱』だけで傷つかない関係は、言い切っちゃうけど基本的にない。
『終止屈辱』がたえられるのは、わたしの分類でいうと奴隷嗜好さんと一部のマゾさんだけだろうと思う。
(次回エントリーしようと思うけど、これも『たえられる』のではなくて、それを『望む』ことが大事だけどね)
だから、屈辱的なセックスや扱いを受けている奴隷さんを目にすると人ごとだけど、ちょっとヒヤヒヤしてしまう。
あなたは『終止屈辱』なの?
それとも、尊重の中の屈辱行為?
どちらがほしくて、いまの状態でそれは得られている?
SM行為に『屈辱』はひとつのポイントになると思うけど、存在そのものを尊重していない終止屈辱と、尊重の上に成り立つ屈辱とは大きく違うの思うので、それはちゃんと見極めたほうがいいと思うのです。
奴隷という立場は、いともたやすく女に『屈辱』を与えることができるツールだと思うのだ。
だから、勝手にヒヤヒヤしてしまうのだ。
あまりにタイムリーなので笑ってしまいました。私事なのですがここ数ヶ月少しばかり自信があった男性機能が弱くなり困っていました。現在はダイエットにより元に戻ったので安心したのですが。たっぷり、りん子を可愛がり私自身が満足した時少しの足りなさを感じたのです。その正体がりん子に屈辱感を
与えることだったのです。自分に自信がないと相手に屈辱感を与える行為なんで出来ない事を知りました。
りん子(^-^)今日の那智さんの感想(厳密には派生したお話らしい。確かに「感想です」とは書かれていない)の感想(笑)人格を尊重できない人って自信のない弱虫かと思っていたんだけど、那智さんの視点は違っていてびっくり。でも、よくよく考えたら那智さんはわたしの人格を尊重しながらの屈辱行為なわけで、わたしのそれとは違うのですね。尊重している相手に屈辱行為をするには自分に自信がないとできないということですね。
『2回目の旅1 2』のときのご主人様は「あなたのM性を引き出す」と言ったわりには、撮影とセックスするだけで、持参させた洗濯バサミも使わなかったしホテルの靴べらで『ぺしぺし』と撫でるくらいしかしなかったし、遅刻の謝罪もせず『奴隷は知る必要ない』と個人情報をほとんど教えてくれず、なんていうか、残念ながらまったくいい思い出のない人だった。
その人が唯一、わたしの心を揺さぶった瞬間があった。
いつものように撮影をしてフェラチオをして男は裸になることなくバックから挿入されているときに
「お前は穴だ」
と言われた。
テレビがついていて、男はそれを視界に入れながらその言葉を吐いたのだ。
屈辱。
自分を穴だと言われ、テレビを観ることと同列、それ以下に扱われる屈辱感にマゾ性というものがあるとしたら、それが粟立つような苦い快感となってわたしを襲った。
すぐ男は果てて、また残念な思いに引き戻されるのだけど、あの瞬間だけは、この男と付き合った意味はあったかもしれないと、いまちょっと意地悪に思う。
わたしはマゾといわれる部分を持っているのだろう。
那智さんはわたしを大切にしながら酷いことをするので、行為は屈辱的でも精神的には屈辱とはいえないことをしているけど、ときおり、乳首を愛撫しながら片方の手でネクタイを外したり、セックスをしながらタバコに手を伸ばしくわえる様子などの片手間な感じに、2回目の旅の一瞬のような粟立つ快感を覚える。
(苦くはないのだけどね)
『屈辱感』というのは、マゾ嗜好の人には秘薬になる。
でも、わたしは知っているよ。
大多数の女は屈辱的なセックスでは傷つく、おそらくマゾでも。
どんなに性癖を刺激されても、仮に濡れても、重く深い傷になってずっと後まで残る。
わたしはこの見えない傷にずっと怒りを蓄えてしまって苦しんでいたのだもの。
『2回目の旅』の男と那智さんとの違いは歴然としているけど、あえて、このテーマに沿って違いをあげてみるとしたら。
2回目の旅の男はわたしの存在自体を尊重せず『屈辱』を与えていたけど、那智さんはほとんどすべて尊重していて、ときおり行為として『屈辱的』なことをすることだよね。
大きな違いは
存在を侮辱していることと、存在を尊重していること
そして、それゆえ『終止屈辱』する関係か、尊重の上の屈辱行為か。
これはわたしの勝手な推測なんだけど、ほとんどの女性は『終止屈辱』はたえられないんじゃないかと思うのです。
かつて『お前は穴だ』言われてマゾをうずかせながら、それでも深い傷を負ったように。
マゾや奴隷嗜好は『屈辱』は秘薬だよね。
もしかしたらマゾでも奴隷願望の性癖がなかったとしても、屈辱的なセックスに一時恍惚する感覚を覚えることもあるかもしれない。
でも、それは『終止屈辱』の関係か、尊重の中の屈辱行為かで受けるものも違ってくると思う。
性的な場面では屈辱を感じさせられていても、日々のやり取りの中でこちらを尊重しているものが感じられるとか、屈辱的なセックスの後、温かいものが感じられるとか。
ごく普通の女が『屈辱』を感じながら傷を負わずにいられる時間は、そんな長くない。
ごく普通の女が『屈辱』だけで傷つかない関係は、言い切っちゃうけど基本的にない。
『終止屈辱』がたえられるのは、わたしの分類でいうと奴隷嗜好さんと一部のマゾさんだけだろうと思う。
(次回エントリーしようと思うけど、これも『たえられる』のではなくて、それを『望む』ことが大事だけどね)
だから、屈辱的なセックスや扱いを受けている奴隷さんを目にすると人ごとだけど、ちょっとヒヤヒヤしてしまう。
あなたは『終止屈辱』なの?
それとも、尊重の中の屈辱行為?
どちらがほしくて、いまの状態でそれは得られている?
SM行為に『屈辱』はひとつのポイントになると思うけど、存在そのものを尊重していない終止屈辱と、尊重の上に成り立つ屈辱とは大きく違うの思うので、それはちゃんと見極めたほうがいいと思うのです。
奴隷という立場は、いともたやすく女に『屈辱』を与えることができるツールだと思うのだ。
だから、勝手にヒヤヒヤしてしまうのだ。
あまりにタイムリーなので笑ってしまいました。私事なのですがここ数ヶ月少しばかり自信があった男性機能が弱くなり困っていました。現在はダイエットにより元に戻ったので安心したのですが。たっぷり、りん子を可愛がり私自身が満足した時少しの足りなさを感じたのです。その正体がりん子に屈辱感を
与えることだったのです。自分に自信がないと相手に屈辱感を与える行為なんで出来ない事を知りました。
りん子(^-^)今日の那智さんの感想(厳密には派生したお話らしい。確かに「感想です」とは書かれていない)の感想(笑)人格を尊重できない人って自信のない弱虫かと思っていたんだけど、那智さんの視点は違っていてびっくり。でも、よくよく考えたら那智さんはわたしの人格を尊重しながらの屈辱行為なわけで、わたしのそれとは違うのですね。尊重している相手に屈辱行為をするには自分に自信がないとできないということですね。